JP5183405B2 - サスペンションピンの給脂構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ホイールショベル等の作業車両に備えられ、リンクとアクスルとを相対的に回動可能に連結する第1サスペンションピン、シャーシとリンクとを相対的に回動可能に連結する第2サスペンションピンに給脂するサスペンションピンの給脂構造に関する。
給脂対象となるサスペンションピンを備えた作業車両として特許文献1に示されるものがある。この特許文献1に示される作業車両は、例えばホイールショベルであり、シャーシと、タイヤと、このタイヤを回転駆動するアクスルとを含む走行体を有するとともに、シャーシとアクスル間に介設されるリンクと、このリンクとアクスルとを相対的に回動可能に連結する第1サスペンションピンと、シャーシとリンクとを相対的に回動可能に連結する第2サスペンションピンとを備えている。
従来、上述した第1サスペンションピン、及び第2サスペンションピンにグリースを供給する給脂口は、それぞれ第1サスペンションピン部分、及び第2サスペンションピン部分に設けられており、給脂作業者は走行体のシャーシの裏面側の狭い場所に入り込んで、これらの第1サスペンションピン、及び第2サスペンションピンに給脂する給脂作業を行っている。
なお、特許文献2には、第1サスペンションピン、第2サスペンションピンとは異なる一般的なピン、例えば油圧ショベルのフロント作業機のブーム、アーム等を連結するピンに対するグリースの供給、すなわち給脂を遠隔的に行なう技術が開示されている。
特開2000−238520号公報 実開昭63−198647号公報
上述のように、第1サスペンションピン、第2サスペンションピンを有する特許文献1に示されるホイールショベル等の作業車両にあっては、従来ではシャーシの裏面側の狭い空間内に給脂作業者が入り込み、これらの第1サスペンションピン部分、第2サスペンションピン部分に近づかなければ給脂を行なうことができず、この給脂作業が煩雑となり、作業能率の向上を見込めなかった。このようなことから、ホイールショベル等の作業車両に備えられる第1サスペンションピン、第2サスペンションピンの給脂にあっても、特許文献2に示されるように、遠隔的に給脂を行なわせるようにすることが考えられる。この場合特に、作業車両の外観に悪影響を及ぼすことがないようにして、遠隔的な給脂を可能にさせる技術の開発が要望されている。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、第1サスペンションピン及び第2サスペンションピンが備えられる作業車両の外観に悪影響を及ぼすことがないようにして、第1サスペンションピン、第2サスペンションピンに対する遠隔的な給脂を行なうことができるサスペンションピンの給脂構造を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明に係るサスペンションピンの給脂構造は、シャーシと、タイヤと、このタイヤを回転駆動するアクスルとを含む走行体を有するとともに、上記シャーシと上記アクスル間に介設されるリンクと、このリンクと上記アクスルとを相対的に回動可能に連結する第1サスペンションピンと、上記シャーシと上記リンクとを相対的に回動可能に連結する第2サスペンションピンとを有する作業車両に備えられ、上記第1サスペンションピン、上記第2サスペンションピンに給脂するサスペンションピンの給脂構造において、上記第1サスペンションピン及び上記第2サスペンションピンのうちの少なくとも上記第1サスペンションピンに遠隔的に給脂する第1給脂経路を備え、この第1給脂経路が、上記シャーシの外縁付近に固定され、上記第1給脂経路の給脂口が取り付けられる第1中継用ブロックと、上記リンクに固定される第2中継用ブロックと、一端が上記第1中継用ブロックに接続され、他端が上記第2中継用ブロックに接続され、可撓性を有する第1ホースと、一端が上記第2中継用ブロックに接続され、他端が上記第1サスペンションピンの端面に接続され、可撓性を有する第2ホースとを含み、上記第1中継用ブロックは、上記第1給脂経路の給脂口と上記第1ホースを連通させるものから成り、上記第2中継用ブロックは、上記第1ホースと上記第2ホースを連通させるものから成ることを特徴としている。
このように構成した本発明は、少なくとも第1サスペンションピンに遠隔的に給脂する第1給脂経路の給脂口をシャーシの外縁付近に設けたことから、外観からは給脂口がシャーシの一部であるかのように見え、また、給脂口を除く給脂経路の部分をシャーシの裏面側に配置させることができ、これらによって、第1サスペンションピン及び第2サスペンションピンが備えられる作業車両の外観に悪影響を及ぼすことなく、少なくとも第1サスペンションピンに対する遠隔的な給脂を行なうことができる。また本発明は、リンクとアクスルとを相対的に回動可能に連結する第1サスペンションピンを給脂する第1給脂経路の給脂口を、シャーシの外縁付近に固定した第1中継用ブロックによって、安定した状態で非作動体であるシャーシに保持させることができる。また本発明は、非作動体であるシャーシに第1中継用ブロックを固定し、回動するリンクに第2中継用ブロックを固定するとともに、第1中継用ブロックと第2中継用ブロックとを可撓性を有する第1ホースで連結し、第2中継用ブロックと第1サスペンションピンの端面とを可撓性を有する第2ホースで連結したことから、第1サスペンションピンを給脂する第1給脂経路の設置にスペース上の制約を受けるような場合でも、回動するリンクを第1給脂経路の設置に有効活用することができる。
また、本発明に係るサスペンションピンの給脂構造は、上記発明において、上記第2サスペンションピンに給脂する第2給脂経路を含み、この第2給脂経路が、上記シャーシの外縁付近に固定され、上記第2給脂経路の給脂口が取り付けられる中継用ブロックを含むことを特徴としている。
このように構成した本発明は、シャーシとリンクとを回動可能に連結する第2サスペンションピンに給脂する第2給脂経路の給脂口を、シャーシの外縁付近に固定された第2給脂経路の中継用ブロックによって、安定した状態で非作動体であるシャーシに保持させることができる。
また、本発明に係るサスペンションピンの給脂構造は、シャーシと、タイヤと、このタイヤを回転駆動するアクスルとを含む走行体を有するとともに、上記シャーシと上記アクスル間に介設されるリンクと、このリンクと上記アクスルとを相対的に回動可能に連結する第1サスペンションピンと、上記シャーシと上記リンクとを相対的に回動可能に連結する第2サスペンションピンとを有する作業車両に備えられ、上記第1サスペンションピン、上記第2サスペンションピンに給脂するサスペンションピンの給脂構造において、上記第1サスペンションピンに遠隔的に給脂する第1給脂経路と、上記第2サスペンションピンに遠隔的に給脂する第2給脂経路とを備え、上記第1給脂経路は、上記シャーシの外縁付近に固定され、上記第1給脂経路の給脂口が取り付けられる第1中継用ブロックを含み、上記第2給脂経路は、上記シャーシの外縁付近に固定され、上記第1給脂経路の給脂口が取り付けられる上記第1中継用ブロックと、上記シャーシに固定され、上記第2サスペンションピンの近傍に配置される第3中継用ブロックと、一端が上記第1中継用ブロックに接続され、他端が上記第3中継用ブロックに接続され、可撓性を有する第3ホースと、一端が上記第3中継用ブロックに接続され、他端が上記第2サスペンションピンの周面に接続され、剛性を有する配管とを含み、上記第1中継用ブロックは、上記第2給脂経路の給脂口と上記第3ホースを連通させるものから成り、上記第3中継用ブロックは、上記第3ホースと上記配管を連通させるものから成ることを特徴としている。
このように構成した本発明は、非作動体であるシャーシに第1中継用ブロックと第3中継用ブロックとを固定し、第1中継用ブロックと第3中継用ブロックとを可撓性を有する第3ホースで連結し、第3中継用ブロックと第2サスペンションピンの周面とを剛性を有する配管で連結したことから、第2サスペンションピンを給脂する第2給脂経路の安定した設置構造を実現させることができる。
本発明は、リンクとアクスルとを相対的に回動可能に連結する第1サスペンションピン、及びシャーシとリンクとを相対的に回動可能に連結する第2サスペンションピンのうちの少なくとも第1サスペンションピンに遠隔的に給脂する第1給脂経路を備え、この第1給脂経路の給脂口をシャーシの外縁付近に配置したことから、第1サスペンションピン及び第2サスペンションピンが備えられる作業車両の外観に悪影響を及ぼすことがないようにして、少なくとも第1サスペンションピンに対する遠隔的な給脂を行なうことができる。これにより、作業車両の美観を損ねることなく、少なくとも第1サスペンションピンに対する給脂作業を簡単に行なうことができ、この給脂作業の作業能率を従来に比べて向上させることができる。
また本発明は、第1サスペンションピンに遠隔的に給脂する第1給脂経路と、第2サスペンションピンに遠隔的に給脂する第2給脂経路とを備え、これらの第1,第2給脂経路の給脂口のそれぞれをシャーシの外縁付近に配置したことから、第1サスペンションピン及び第2サスペンションピンが備えられる作業車両の外観に悪影響を及ぼすことがないようにして、第1サスペンションピン及び第2サスペンションピンに対する遠隔的な給脂を行なうことができる。これにより、作業車両の美観を損ねることなく、第1サスペンションピン及び第2サスペンションピンに対する給脂作業を簡単に行なうことができ、この給脂作業の作業能率を従来に比べて向上させることができる。
以下、本発明に係るサスペンションピンの給脂構造を実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明に係るサスペンションピンの給脂構造の一実施形態が備えられる作業車両の一例として挙げたホイールショベルを示す側面図である。
本実施形態に係るサクションピンの給脂構造は、作業車両、例えば図1に示すホイールショベルに備えられている。この図1に示すホイールショベルは、シャーシ1と、タイヤ2と、このタイヤ2を回転駆動する後述のアクスル13とを含む走行体3を有している。また、走行体3上に、運転室5と、カウンタウエイト6と、エンジン、油圧ポンプ等の機器が収容されるエンジン室7とを有する旋回体8を有している。さらに、旋回体8に上下方向の回動可能に取り付けられ、ブーム9、アーム10、バケット11等を含み、掘削作業などを実施するフロント作業機12を有している。
図2は本発明に係るサスペンションピンの給脂構造の一実施形態が設けられる箇所をシャーシの裏面側から見た図、図3は本発明に係るサスペンションピンの給脂構造の一実施形態が設けられる箇所をアクスルの正面側から見た図、図4は本発明に係るサスペンションピンの給脂構造の一実施形態が設けられる箇所の要部をシャーシの裏面側から見た斜視図である。
また、図1に示したホイールショベルは、図2,3に示す上述のタイヤ2を回転駆動するアクスル13とともに、シャーシ1とアクスル13間に介設されるリンク14と、このリンク14とアクスル13とを相対的に回動可能に連結する第1サスペンションピン15と、シャーシ1とリンク14とを相対的に回動可能に連結する第2サスペンションピン16とを備えている。
本実施形態に係るサスペンションピンの給脂構造は、第1サスペンションピン15及び第2サスペンションピン16の少なくとも一方、例えばこれらの双方に遠隔的に給脂する給脂経路を備えており、この給脂経路の給脂口をシャーシ1の図4に示す外縁1aの付近に配置してある。なお、上述した外縁1aは、シャーシ1とアクスル13とがリンク14によって連結される側であって、シャーシ1の側面または前面に面して外部から容易にアクセス可能な箇所である。
上述した給脂経路は、例えば第1サスペンションピン15に給脂する第1給脂経路17を含み、この第1給脂経路17が、図4に示すようにシャーシ1の外縁1a付近に固定され、第1給脂経路17の給脂口となる給脂ニップル23が取り付けられる第1中継用ブロック19を含んでいる。また、上述した給脂経路は、例えば第2サスペンションピン16に給脂する第2給脂経路18を含み、この第2給脂経路18が、図4に示すようにシャーシ1の外縁1a付近に固定され、第2給脂経路18の給脂口となる給脂ニップル27が取り付けられる第1中継用ブロック19を含んでいる。すなわち、シャーシ1の外縁1a付近に固定された1つの第1中継用ブロック19に、第1給脂経路17の給脂ニップル23と、第2給脂経路18の給脂ニップル27とが取り付けられている。
図4に示すように、第1給脂経路17は、上述した給脂ニップル23及び第1中継用ブロック19の他に、例えばリンク14に固定される第2中継用ブロック20と、一端が第1中継用ブロック19に接続され、他端が第2中継用ブロック20に接続され、可撓性を有する第1ホース21と、一端が第2中継用ブロック20に接続され、他端が第1サスペンションピン15の端面に接続され、可撓性を有する第2ホース22とを含んでいる。第1中継用ブロック19は、第1給脂経路17の給脂ニップル23と第1ホース21を連通させるものから成り、第2中継用ブロック20は、第1ホース21と第2ホース22を連通させるものから成っている。
また、図4に示すように、第2給脂経路18は、上述した給脂ニップル27及び第1中継用ブロック19の他に、例えばシャーシ1に固定され、第2サスペンションピン16の近傍に配置される第3中継用ブロック24と、一端が第1中継用ブロック19に接続され、他端が第3中継用ブロック24に接続され、可撓性を有する第3ホース25と、一端が第3中継用ブロック24に接続され、他端が第2サスペンションピン16の周面に接続され、剛性を有する配管26とを含んでいる。第1中継用ブロック19は、第2給脂経路18の給脂ニップル27と第3ホース25を連通させるものから成り、第3中継用ブロック24は、第3ホース25と配管26を連通させるものから成っている。
このように構成した本実施形態は、リンク14とアクスル13とを相対的に回動可能に連結する第1サスペンションピン15への給脂に際しては、給脂ニップル23が第1給脂経路17の第1中継用ブロック19に装着される。給脂ニップル23から供給されたグリースは、第1中継用ブロック19、第1ホース21、第2中継用ブロック20、第2ホース22を介して、第1サスペンションピン15の端面部分からこの第1サスペンションピン15に供給される。また、シャーシ1とリンク14とを相対的回動可能に連結する第2サスペンションピン16への給脂に際しては、給脂ニップル27が第2給脂経路18の第1中継用ブロック19に装着される。給脂ニップル27から供給されたグリースは、第1中継用ブロック19、第3ホース25、第3中継用ブロック24、配管26を介して、第2サスペンションピン16の周面部分からこの第2サスペンションピン16に供給される。このようにして、第1サスペンションピン15及び第2サスペンションピン16に、シャーシ1の外縁1aの位置から遠隔的に給脂を行なうことができる。
このように構成した本実施形態によれば、第1サスペンションピン15に遠隔的に給脂する第1給脂経路17の給脂ニップル23、及び第2サスペンションピン16に遠隔的に給脂する第2給脂経路18の給脂ニップル27を、シャーシ1の外縁1a付近に固定した第1中継用ブロック19に設けたことから、外観からは第1給脂経路17の給脂ニップル23、及び第2給脂経路18の給脂ニップル27がシャーシ1の一部であるかのように見え、また、給脂ニップル23,27を除く第1給脂経路17の部分、第2給脂経路18の部分を、シャーシ1の裏面側に配置させることができる。これらによって、第1サスペンションピン15及び第2サスペンションピン16が備えられるホイールショベルの外観に悪影響を及ぼすことがないようにして、第1サスペンションピン15、及び第2サスペンションピン16に対する遠隔的な給脂を行なうことができる。これにより、ホイールショベルの美観を損ねることなく、第1サスペンションピン15、及び第2サスペンションピン16に対する給脂作業を簡単に行なうことができ、この給脂作業の作業能率を向上させることができる。
また、リンク14とアクスル13とを相対的に回動可能に連結する第1サスペンションピン15を給脂する第1給脂経路17の給脂ニップル23を、シャーシ1の外縁1a付近に固定した第1中継用ブロック19によって安定した状態で非作動体であるシャーシ1に保持させることができる。同様に、シャーシ1とリンク14とを相対的に回動可能に連結する第2サスペンションピン16を給脂する第2給脂経路18の給脂ニップル27を、シャーシ1の外縁1a付近に固定した第1中継用ブロック19によって安定した状態で非作動体であるシャーシ1に保持させることができる。これらにより、信頼性の高いサスペンションの遠隔的な給脂構造を実現させることができる。
また、第1サスペンションピン15を給脂する第1給脂経路17にあっては、非作動体であるシャーシ1に第1中継用ブロック19を固定し、回動するリンク14に第2中継用ブロック20を固定するとともに、第1中継用ブロック19と第2中継用ブロック20とを可撓性を有する第1ホース21で連結し、第2中継用ブロック20と第1サスペンションピン15の端面とを可撓性を有する第2ホース22で連結したことから、第1サスペンションピン15を給脂する第1給脂経路17の設置に際して、設置スペースの制約を受けるような場所でも、回動するリンク14を第1給脂経路17の設置に有効活用することができる。この点でも信頼性の高いサスペンションピンの遠隔的な給脂構造を実現させることができる。
また、第2サスペンションピン16を給脂する第2給脂経路18にあっては、非作動体であるシャーシ1に第1中継用ブロック19と第3中継用ブロック20とを固定し、第1中継用ブロック19と第3中継用ブロック24とを可撓性を有する第3ホース25で連結し、第3中継用ブロック24と第2サスペンションピン16の周面とを剛性を有する配管26で連結したことから、第2サスペンションピン16を給脂する第2給脂経路18の安定した設置構造を形成することができる。この点でも信頼性の高いサスペンションピンの遠隔的な給脂構造を実現させることができる。
なお、上記実施形態は、第1サスペンションピン15を給脂する第1給脂経路17と、第2サスペンションピン16を給脂する第2給脂経路18の双方を備えた構成にしてあるが、第1給脂経路17のみを備えた構成にしてもよい。
また、上記実施形態は、第2給脂経路18が、第1中継用ブロック19と第3中継用ブロック24とを備えた構成にしてあるが、給脂するホースの途中部分を直接に固定する固定具の取り付けスペースを確保できるときなどにあっては、第3中継用ブロック24を除いて、一端が第1中継用ブロック19に連結され、他端が第2サスペンションピン16の周面等に連結される可撓性を有するホースを備えた構成にすることもできる。
本発明に係るサスペンションピンの給脂構造の一実施形態が備えられる作業車両の一例として挙げたホイールショベルを示す側面図である。 本発明に係るサスペンションピンの給脂構造の一実施形態が設けられる箇所をシャーシの裏面側から見た図である。 本発明に係るサスペンションピンの給脂構造の一実施形態が設けられる箇所をアクスルの正面側から見た図である。 本発明に係るサスペンションピンの給脂構造の一実施形態が設けられる箇所の要部をシャーシの裏面側から見た斜視図である。
符号の説明
1 シャーシ
1a 外縁
2 タイヤ
3 走行体
13 アクスル
14 リンク
15 第1サスペンションピン
16 第2サスペンションピン
17 第1給脂経路
18 第2給脂経路
19 第1中継用ブロック
20 第2中継用ブロック
21 第1ホース
22 第2ホース
23 給脂ニップル
24 第3中継用ブロック
25 第3ホース
26 配管
27 給脂ニップル

Claims (3)

  1. シャーシと、タイヤと、このタイヤを回転駆動するアクスルとを含む走行体を有するとともに、上記シャーシと上記アクスル間に介設されるリンクと、このリンクと上記アクスルとを相対的に回動可能に連結する第1サスペンションピンと、上記シャーシと上記リンクとを相対的に回動可能に連結する第2サスペンションピンとを有する作業車両に備えられ、上記第1サスペンションピン、上記第2サスペンションピンに給脂するサスペンションピンの給脂構造において、
    上記第1サスペンションピン及び上記第2サスペンションピンのうちの少なくとも上記第1サスペンションピンに遠隔的に給脂する第1給脂経路を備え、
    この第1給脂経路が、上記シャーシの外縁付近に固定され、上記第1給脂経路の給脂口が取り付けられる第1中継用ブロックと、上記リンクに固定される第2中継用ブロックと、一端が上記第1中継用ブロックに接続され、他端が上記第2中継用ブロックに接続され、可撓性を有する第1ホースと、一端が上記第2中継用ブロックに接続され、他端が上記第1サスペンションピンの端面に接続され、可撓性を有する第2ホースとを含み、
    上記第1中継用ブロックは、上記第1給脂経路の給脂口と上記第1ホースを連通させるものから成り、上記第2中継用ブロックは、上記第1ホースと上記第2ホースを連通させるものから成ることを特徴とするサスペンションピンの給脂構造。
  2. 請求項1に記載のサスペンションピンの給脂構造において、
    上記第2サスペンションピンに給脂する第2給脂経路を含み、この第2給脂経路が、上記シャーシの外縁付近に固定され、上記第2給脂経路の給脂口が取り付けられる中継用ブロックを含むことを特徴とするサスペンションピンの給脂構造。
  3. シャーシと、タイヤと、このタイヤを回転駆動するアクスルとを含む走行体を有するとともに、上記シャーシと上記アクスル間に介設されるリンクと、このリンクと上記アクスルとを相対的に回動可能に連結する第1サスペンションピンと、上記シャーシと上記リンクとを相対的に回動可能に連結する第2サスペンションピンとを有する作業車両に備えられ、上記第1サスペンションピン、上記第2サスペンションピンに給脂するサスペンションピンの給脂構造において、
    上記第1サスペンションピンに遠隔的に給脂する第1給脂経路と、上記第2サスペンションピンに遠隔的に給脂する第2給脂経路とを備え、
    上記第1給脂経路は、上記シャーシの外縁付近に固定され、上記第1給脂経路の給脂口が取り付けられる第1中継用ブロックを含み、
    上記第2給脂経路は、上記シャーシの外縁付近に固定され、上記第1給脂経路の給脂口が取り付けられる上記第1中継用ブロックと、上記シャーシに固定され、上記第2サスペンションピンの近傍に配置される第3中継用ブロックと、一端が上記第1中継用ブロックに接続され、他端が上記第3中継用ブロックに接続され、可撓性を有する第3ホースと、一端が上記第3中継用ブロックに接続され、他端が上記第2サスペンションピンの周面に接続され、剛性を有する配管とを含み、
    上記第1中継用ブロックは、上記第2給脂経路の給脂口と上記第3ホースを連通させるものから成り、上記第3中継用ブロックは、上記第3ホースと上記配管を連通させるものから成ることを特徴とするサスペンションピンの給脂構造。
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