JP5182068B2 - 転がり軸受 - Google Patents

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Description

本発明は、転がり軸受に関し、特に、連続鋳造機の駆動ロールや従動ロールに使用されれば好適な転がり軸受に関する。
従来、転がり軸受としては、実開昭63−142419号公報(特許文献1)に記載されている円筒ころ軸受がある。この円筒ころ軸受は、軸部材、ハウジング部材、鍔輪および止め輪を備える転がり軸受装置の上記軸部材上に配置されている。上記円筒ころ軸受は、調心輪、外輪、内輪および複数の円筒ころを有する。上記調心輪は、球面の一部からなる内面を有し、上記外輪は、球面の一部からなる外面を有する。
上記調心輪は、ハウジングの内周面に固定され、上記外輪の上記外面は、上記調心輪の上記内面に嵌合している。上記外輪は、軌道面の一方および他方側に鍔部を有している。一方、上記内輪は、上記軸部材の外周面に外嵌されて固定されている。上記内輪の軸方向の一方側の端面は、軸部材の段部に当接している。
上記内輪は、軌道面の軸方向の一方側に鍔部を有する。上記止め輪は、軸部材の環状溝に嵌入されている。また、上記鍔輪は、軸部材に外嵌されて固定されている。上記鍔輪は、上記内輪の軸方向の他方側の端面と、止め輪とで軸方向に挟持されている。また、上記複数の円筒ころは、上記外輪の軌道面と上記内輪の軌道面との間に軸方向に重ならないように配置されている。
上記転がり軸受装置は、アキシアル荷重が作用した際、軸部材の上記段部、上記内輪の上記一方側の鍔部、上記円筒ころおよび上記外輪の上記軸方向の他方側の鍔部、調心輪、ハウジング部材の順に力を伝えてアキシアル荷重を受けるか、また、上記止め輪、上記鍔輪、上記円筒ころ、上記外輪の上記軸方向の一方側の鍔部、調心輪、上記ハウジング部材の順に力を加えてアキシアル荷重を受けるようになっている。
上記転がり軸受装置においては、アキシアル荷重を、転がり運動している円筒ころの端面と、鍔部または鍔輪とのすべり接触で負荷するようになっているから、特に、連続鋳造機で使用される場合のように、極低速回転の仕様においては、油膜形成が困難になる。そしてこの結果、円筒ころ軸受において、円筒ころの端面と、鍔部との接触が金属接触になって、円筒ころの端面や、鍔部にかじりが生じることがある。
また、特に、円筒ころ軸受が、保持器を有さない総ころの転がり軸受の場合においては、アキシアル荷重を受けて、ころが倒れようとしたときに、鍔部と、ころの端面とが、エッジ当たりして、この結果局所的に面圧が高くなって、円筒ころの端面や、鍔部にかじりが生じることがある。
実開昭63−142419号公報(第3図)
そこで、本発明の課題は、鍔部およびころの端面にかじりが発生しにくい転がり軸受を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の転がり軸受は、
第1軌道面と、その第1軌道面の軸方向の一方側に位置する第1鍔部とを有する第1軌道部材と、
第2軌道面と、その第2軌道面の上記軸方向の他方側に位置する第2鍔部とを有する第2軌道部材と、
上記第1軌道面と、上記第2軌道面との間に配置された第1転動体と
を備え、
上記第1鍔部において上記第1転動体が摺動する第1案内面と、上記第2鍔部において上記第1転動体が摺動する第2案内面との両方は、上記第1軌道部材の上記軸方向の断面において、径方向の外方に行くにしたがって、上記第1軌道面の垂直二等分面に近づくように傾斜するか、または、上記垂直二等分面から遠ざかるように傾斜し、
上記第1転動体において上記第1案内面に摺接する第1摺接部と、上記第1転動体において上記第2案内面に摺接する第2摺接部とは、上記第1転動体の公転環状面に対して上記径方向の同じ側に位置していることを特徴としている。
尚、この明細書では、軌道面を、軌道部材において、転動体の転動面が接触する可能性がある部分として、定義する。また、この明細書では、案内面を、鍔部において、転動体が接触(摺接)する可能性がある部分として、定義する。
また、上記公転環状面とは、転動体(円筒ころ、円錐ころ、凸面ころ)の中心軸が、転動体の公転した際に描く軌跡として定義する。
本発明によれば、第1転動体の両側に位置する鍔の第1、第2案内面の両方が、上記断面において、径方向の外方に行くにしたがって、上記第1軌道面の垂直二等分面に近づくように傾斜するか、または、上記垂直二等分面から遠ざかるように傾斜し、かつ、上記第1摺接部と上記第2摺接部の両方が、上記第1転動体の公転環状面に対して上記径方向の同じ側に位置しているから、第1および第2案内面から受ける垂直抗力の和によって、上記第1転動体が、上記公転環状面に対して上記同じ側からそれとは反対側の向きに径方向に力を受けることになる。
すなわち、上記第1転動体を、径方向に常時、第1軌道部材または第2軌道部材に押圧することができるから、上記第1転動体が傾くことを抑制することができる。したがって、第1転動体が、第1案内面および第2案内面へエッジ当たりすることを抑制できて、鍔部およびころの端面にかじりが発生することを抑制できる。
また、一実施形態では、
上記第1摺接部の径方向の位置は、上記第2摺接部の径方向の位置と略一致している。
上記実施形態によれば、上記第1摺接部の径方向の位置は、上記第2摺接部の径方向の位置と略一致しているから、第1転動体に軸方向の一方の側からかかる力と、第1転動体に軸方向の他方の側からかかる力との合力を、径方向の成分のみの力に近づけることができる。したがって、第1転動体が傾くことを更に抑制することができる。
また、一実施形態では、
上記第1案内面と、上記第2案内面とは、上記垂直二等分面に対して略面対称に位置している。
上記実施形態によれば、上記第1案内面と、上記第2案内面とが、上記垂直二等分面に対して略面対称に位置しているから、第1転動体に軸方向の一方の側からかかる力と、第1転動体に軸方向の他方の側からかかる力との合力を、軸方向の成分を殆ど有さない略径方向の成分のみの力に近づけることができる。したがって、第1転動体が傾くことを大きく抑制することができる。
また、一実施形態では、
上記第1軌道部材は、上記第1鍔部の軸方向の上記第1軌道面とは反対側に、第2の第1軌道面を有し、
上記第2軌道部材は、上記第2の第1軌道面に上記径方向に対向する第2の第2軌道面と、その第2の第2軌道面の上記軸方向の上記一方側に位置する第2の第2鍔部とを有し、
上記第2の第1軌道面と、上記第2の第2軌道面との間に配置された第2転動体を備え、
上記第1鍔部において上記第2転動体が摺動する第2の第1案内面と、上記第2の第2鍔部において上記第2転動体が摺動する第2の第2案内面との両方は、上記断面において、径方向の外方に行くにしたがって、上記第2の第1軌道面の垂直二等分面に近づくように傾斜するか、または、上記第2の第1軌道面の上記垂直二等分面から遠ざかるように傾斜し、
上記第2転動体において上記第2の第1案内面に摺接する第2の第1摺接部と、上記第2転動体において上記第2の第2案内面に摺接する第2の第2摺接部とは、上記第2転動体の公転環状面に対して上記径方向の同じ側に位置している。
上記実施形態によれば、転動体が、軸方向に複列に配置されているから、上記第1転動体から第2転動体の方へのアキシアル荷重と、上記第2転動体から第1転動体の方へのアキシアル荷重の両方を、負荷することができる。
本発明の転がり軸受によれば、第1転動体の両側に位置する第1案内面および第2案内面の両方が、軸方向の断面において、径方向の外方に行くにしたがって、第1軌道部材の第1軌道面の垂直二等分面に近づくように傾斜するか、または、上記垂直二等分面から遠ざかるように傾斜し、かつ、第1転動体の軸方向の端面において、第1案内面に摺接する第1摺接部および第2案内面に摺接する第2摺接部の両方が、第1転動体の公転環状面に対して径方向の同じ側に位置しているから、第1案内面および第2案内面から受ける垂直抗力の和によって、第1転動体が、径方向の力を受けることになる。すなわち、上記第1転動体を、径方向に、第1軌道部材または第2軌道部材に常時押圧することができるから、上記第1転動体が傾くことを抑制することができて、第1転動体の第1案内面へのエッジ当たりを抑制でき、鍔部およびころの端面にかじりが発生することを抑制できる。
以下、本発明を図示の形態により詳細に説明する。
尚、以下に開示する第1実施形態および第2実施形態において、以下に詳細に説明する、鍔部の末広がり形状、鍔部の先細り形状、鍔部の案内面の傾斜、および、各円筒ころの摺接部を含む端面の球面の一部は、理解を容易にするために、誇張して描かれている。
図1は、本発明の第1実施形態である連続鋳造機の従動ロール装置におけるロールネック部分の模式拡大図である。
この従動ロール装置は、ロール1と、軸箱2と、蓋3と、転がり軸受としての複列円筒ころ軸受4と、止め輪の一例としてのC形止め輪15とを備える。上記軸箱2および蓋3は、ハウジング部材を構成している。
上記ロール1は、第1円筒外周面60と、第2円筒外周面62とを有し、第1円筒外周面60の外径は、第2円筒外周面62の外径よりも大きくなっている。上記第1円筒外周面60は、径方向に広がる段部67を介して第2円筒外周面62に連なっている。上記ロールネックは、環状の止め輪取付溝64を有し、その止め輪取付溝64は、ロール1の周方向に延在している。上記止め輪取付溝64の軸方向の一端部および他端部の両方は、第2円筒外周面62につながっている。
上記軸箱2は、連続鋳造機のセグメント(図示せず)に固定されている。上記軸箱2には、蓋3が固定されている。上記ハウジング部材は、その内周に、環状かつ略円筒状の調心輪取付溝50を有している。上記軸箱2は、その内周面から径方向の内方に突出する段部90を有し、その段部90は、調心輪取付溝50の軸方向の蓋3側とは反対側の側面を構成している。一方、上記蓋3の軸箱2側の端面は、外径側端面81と、軸方向突出部82とを有する。上記外径側端面81は、軸箱2の端面に軸方向に対向し、軸箱2の端面に当接している。また、上記軸方向突出部82は、外径側端面81の径方向の内方側に位置している。上記軸方向突出部82は、外径側端面81から軸方向に突出している。上記軸方向突出部82は、円筒外周面と、端面97とを有する。上記円筒外周面は、外径側端面81に、屈曲部を介して連なっている。また、上記端面97は、軸方向突出部82の先端に位置している。
上記複列円筒ころ軸受4は、調心輪5と、外輪6と、内輪7と、複数の第1の円筒ころ8と、複数の第2の円筒ころ9とを有する。上記外輪6は、第1軌道部材を構成し、内輪7は、第2軌道部材を構成する。また、上記第1の円筒ころ8は、第1転動体を構成し、第2の円筒ころ9は、第2転動体を構成する。
上記調心輪5は、円筒状の外周面および球面状の内周面を有する。上記調心輪5の円筒状の外周面は、軸箱内径面である調心輪取付溝50に内嵌されて固定されている。上記軸方向突出部82の上記円筒外周面は、軸箱2の円筒内周面に内嵌されている。また、上記軸方向突出部82の端面97は、調心輪5の蓋3側の端面と当接している。上記段部90と軸方向突出部82の端面97とで軸方向に挟持されることで、調心輪5を、ハウジング部材に対して位置決めしている。上記調心輪5は、ハウジング部材に対して移動できない状態になっている。
上記外輪6は、球面状の外周面70、第1鍔部71、第1軌道面としての第1円筒軌道面72および第2の第1軌道面としての第2の第1円筒軌道面73を有する。上記外輪6の球面状の外周面は、調心輪5の球面状の内周面に嵌合している。上記ロール1の取り付け誤差や使用時のロール1への荷重によって、上記ロール1が軸箱2に対して傾いた際、調心輪5の球面状の内周面と、外輪6の球面状の外周面との間で、調心を行うようになっている。
上記第1鍔部71は、外輪6の内周面の中央部から径方向の内方に突出している。上記第2の第1円筒軌道面73は、外輪6の内周面の一方側の端部(図1の紙面における右側の端部)に位置する一方、第1円筒軌道面72は、外輪6の内周面の他方側の端部に位置している。上記第1鍔部71は、第1円筒軌道面72の軸方向の一方側に位置している。上記第1鍔部71は、第2の第1円筒軌道面73の軸方向の他方側に位置している。上記外輪6は、その球面状の外周面70の垂直二等分面に対して略面対称な形状を有している。
上記第1鍔部71は、軸方向の断面において、径方向の内方に行くにしたがって、末広がりな形状をしている。第1実施形態では、軸方向の断面において、上記第1鍔部71の軸方向の第1円筒軌道面72側の端面から、第1円筒軌道面72の垂直二等分面までの軸方向の距離は、径方向の内方にいくにしたがって線形的(一次関数的)に減少している。また、軸方向の断面において、上記第1鍔部71の軸方向の第2円筒軌道面73側の端面から、第2円筒軌道面73の垂直二等分面までの軸方向の距離は、径方向の内方に行くにしたがって線形的(一次関数的)に減少している。
上記内輪7は、ロール1の第2円筒外周面62に外嵌されて固定されている。上記内輪7は、環状の第1部材40と、環状の第2部材41とを有する。上記第1部材40は、筒状部43と、第2鍔部44とを有し、第2鍔部44は、筒状部43の軸方向の他方側に位置している。上記筒状部43は、円筒外周面を有する。この円筒外周面において、外輪6の第1鍔部71の先端面に対して軸方向に軸方向の他方側に間隔をおいて位置する部分には、第2軌道面としての第2円筒軌道面76が存在する一方、この円筒外周面において、上記第1鍔部71の先端面に対して軸方向に軸方向の一方側に間隔をおいて位置する部分には、第2の第2軌道面としての第2の第2円筒軌道面77が存在している。
上記第2鍔部44における第1鍔部71側の端面104と、外輪6の第1鍔部71における第2鍔部44側の端面105とは、内輪7の第2円筒軌道面76の垂直二等分面に対して、略面対称に位置している。軸方向の断面において、上記第2鍔部44の上記端面104と、内輪7の第2円筒軌道面76の垂直二等分面との距離は、径方向の内方に行くにしたがって短くなっている。
上記第2部材41は、第1端面107、第2端面108および第3端面109を有し、第1端面107は、軸方向の一方側に位置する一方、第2および第3端面108,109は、軸方向の他方側(軸方向の内方側)に位置している。上記第1および第2端面107,108は、略径方向に広がっている。一方、第3端面109は、径方向に対して傾斜している。
上記第2端面108は、第1部材40の軸方向の第2部材41側の端面に当接している。また、上記第3端面109は、第2端面108の径方向の外方の端から延びている。上記第3端面109は、軸方向の断面において、径方向の外方に行くにしたがって軸方向の一方側(軸方向の外方側)に、略線形的(略一次関数的)に傾斜している。
図1に示すように、上記第1部材40の第2鍔部44の上記端面104と、第3端面109とは、外輪6の垂直二等分面に対して、略面対称に位置している。上記第2部材41において、筒状部43よりも径方向の外方に位置している部分45は、第2軌道部材の第2の第2鍔部を構成している。
上記複数の第1の円筒ころ8は、外輪6の第1円筒軌道面72と、内輪7の第2円筒軌道面76との間に、周方向に配置されている。上記各第1の円筒ころ8の軸方向の一方側の端面は、外輪6の第1鍔部71の軸方向の他方側の端面105に摺接する一方、各第1の円筒ころ8の軸方向の他方側の端面は、第2鍔部44の上記端面104に摺接している。上記第2鍔部44の軸方向の一方側の端面104は、内輪7の第2案内面を構成し、第1鍔部71の軸方向の他方側の端面105は、外輪6の第1案内面を構成している。
また、上記第1の円筒ころ8において外輪6の上記端面105に摺接する第1摺接部110と、第1の円筒ころ8において内輪7の上記端面104に摺接する第2摺接部111とは、ともに、第1の円筒ころ8の公転円筒面(第1の円筒ころ8が公転した際、第1の円筒ころ8の中心軸が描く円筒面)に対して、径方向の内方側に位置しており、径方向の同じ側に位置している。上記第1摺接部110の径方向の位置は、第2摺接部111の径方向の位置と略一致している。上記公転円筒面は、公転環状面の一例となっている。
詳述しないが、軸方向の断面において、各第1の円筒ころ8の軸方向の一方側および他方側の端面は、円筒ころ8の径方向の中心線上に中心を有する同じ半径を有する円弧状の形状を有し、それぞれ異なる球面の一部となっている。上記各第1の円筒ころ8の軸方向の一方側の端面の曲率の中心は、その第1の円筒ころ8の軸方向の中心よりも第1の円筒ころ8の軸方向の他方側に位置する一方、各第1の円筒ころ8の軸方向の他方側の端面の曲率の中心は、第1の円筒ころ8の軸方向の中心よりも第1の円筒ころ8の軸方向の一方側に位置している。
このようにして、上記第1の円筒ころ8の中心軸が軸方向に対して傾いた場合における第1の円筒ころ8の軸方向の寸法が、第1の円筒ころ8の中心軸が軸方向に対して平行である場合における第1の円筒ころ8の軸方向の寸法よりも長くなるようにしている。このようにして、第1の円筒ころ8にアキシアル荷重が作用した場合において、第1の円筒ころ8の中心軸が、軸方向に対して傾きにくくしている。
上記複数の第2の円筒ころ9は、外輪6の第2の第1円筒軌道面73と、内輪7の第2の第2円筒軌道面77との間に、周方向に配置されている。上記各第2の円筒ころ9の軸方向の一方側の端面は、内輪7の第2部材41の第3端面109に摺接する一方、各第2の円筒ころ9の軸方向の他方側の端面は、外輪6の第1鍔部71の軸方向の一方側の端面115に摺接している。上記内輪7の第2部材41の第3端面109は、内輪7の第2の第2案内面を構成し、外輪6の第1鍔部71の軸方向の一方側の端面115は、外輪6の第2の第1案内面を構成している。
また、上記第2の円筒ころ9において外輪6の上記端面115に摺接する第2の第1摺接部120と、第2の円筒ころ9において内輪7の上記第3端面109に摺接する第2の第2摺接部121とは、ともに、第2の円筒ころ9の公転円筒面に(第2の円筒ころ9が公転した際、第2の円筒ころ9の中心軸が描く円筒面)対して、径方向の内方側に位置しており、径方向の同じ側に位置している。上記第2の第1摺接部120の径方向の位置は、第2の第2摺接部121の径方向の位置と略一致している。上記公転円筒面は、公転環状面の一例となっている。
詳述しないが、軸方向の断面において、各第2の円筒ころ9の軸方向の一方側および他方側の端面は、円筒ころ39の径方向の中心線上に中心を有する同じ半径を有する円弧状の形状を有し、それぞれ異なる球面の一部となっている。上記各第2の円筒ころ9の軸方向の一方側の端面の曲率の中心は、その第2の円筒ころ9の軸方向の中心よりも第2の円筒ころ9の軸方向の他方側に位置する一方、各第2の円筒ころ9の軸方向の他方側の端面の曲率の中心は、第2の円筒ころ9の軸方向の中心よりも第2の円筒ころ9の軸方向の一方側に位置している。
このようにして、上記第2の円筒ころ9の中心軸が軸方向に対して傾いた場合における第2の円筒ころ9の軸方向の寸法が、第2の円筒ころ9の中心軸が軸方向に対して平行である場合における第2の円筒ころ9の軸方向の寸法よりも長くなるようにしている。このようにして、第2の円筒ころ9にアキシアル荷重が作用した場合において、第2の円筒ころ9の中心軸が、軸方向に対して傾きにくくしている。
上記C形止め輪15は、止め輪取付溝64に嵌入されている。上記C形止め輪15の第1鍔部71側の端面は、第2部材41の第1端面107に当接している。また、上記内輪7の第1部材40において軸方向の第2部材41側とは反対側の端面は、ロール1の段部67に当接している。
尚、詳述しないが、27および28は、シール部材である。上記シール部材27,28の夫々は、蓋3または軸箱2に固定される一方、ロール1に対して軸方向に摺動できる構成になっている。上記シール部材27は、円筒ころ8の軸方向の一方の側で、蓋3とロール1との間をシールし、シール部材28は、円筒ころ8の軸方向の他方の側で、軸箱2とロール1との間をシールしている。
また、詳述しないが、68は、外輪6を径方向に貫通する潤滑剤給脂穴であり、69は、調心輪5を径方向に貫通する潤滑剤給脂穴である。上記外輪6の潤滑剤給脂穴68は、外輪6の外周面に周方向に沿って形成された外輪6の周溝に開口し、この外輪6の周溝を介して調心輪5の潤滑剤給脂穴69に連通している。
上記調心輪5の潤滑剤給脂穴69の外輪6側とは反対側の端は、軸箱内径の内周面に形成された軸箱内径面の調心輪取付溝50の周溝に開口している。上記調心輪5の潤滑剤給脂穴69は、調心輪取付溝50の周溝を介して図示しないハウジング部材の潤滑剤供給通路に連通している。この潤滑剤供給通路は、ハウジングを貫通している。上記潤滑剤供給通路の潤滑剤給脂穴69側とは反対側の開口から潤滑剤を注入して、注入した潤滑剤を、上記潤滑剤供給通路、潤滑剤給脂穴69および潤滑剤給脂穴68を、この順に経由させて、潤滑剤を、複列円筒ころ軸受4の内部に注入するようになっている。
上記構成において、この従動ロール装置は、図1の紙面において、ロール1の左側から右側へのアキシアル荷重を受ける場合、アキシアル荷重を、ロール1の段部67、第1部材40の第2鍔部44、第1の円筒ころ8、外輪6の第1鍔部71、調心輪5、蓋3の軸方向突出部82の端面97と伝えて、アキシアル荷重を、ロール1とハウジング部材とで負荷するようになっている。
また、この従動ロール装置は、図1の紙面において、ロール1の右側から左側へのアキシアル荷重を受ける場合、アキシアル荷重を、ロール1、C形止め輪15、第2部材41、第2の円筒ころ9、外輪6の第1鍔部71、調心輪5、軸箱2の段部90と伝えて、アキシアル荷重を、ロール1とハウジング部材とで負荷するようになっている。
上記第1実施形態の複列円筒ころ軸受4によれば、第1の円筒ころ8の軸方向の両側に位置する鍔(第1鍔部71、第2鍔部44)の第1案内面(端面105)、第2案内面(端面104)の両方が、軸方向の断面において、径方向の内方に行くにしたがって、外輪6の第1円筒軌道面72の垂直二等分面に近づくように傾斜し、かつ、第1の円筒ころ8の第1摺接部110と第2摺接部111の両方が、第1の円筒ころ8の公転円筒面に対して径方向の内方側に位置し、上記公転円筒面に対して径方向の同じ側に位置しているから、アキシアル荷重を負荷すると第1案内面(端面105の一部)と第2案内面(端面104の一部)から受ける垂直抗力の和によって、第1の円筒ころ8が、図1に矢印Aで示す径方向の外方側に力を受けることになる。すなわち、上記第1の円筒ころ8を、外輪6側に常時押圧することができるから、第1の円筒ころ8が傾くことを抑制することができる。したがって、上記第1の円筒ころ8の第1案内面(端面105の一部)および第2案内面(端面104の一部)へのエッジ当たりを抑制できて、第1、第2案内面および第1円筒ころ8の端面にかじりが発生することを抑制できる。
また、上記第1実施形態の複列円筒ころ軸受4によれば、第1摺接部110の径方向の位置が、第2摺接部111の径方向の位置と略一致しているから、第1の円筒ころ8に軸方向の一方の側からかかる力と、第1の円筒ころ8に軸方向の他方の側からかかる力との合力を、径方向の力に近づけることができる。したがって、第1の円筒ころ8が傾くことを更に抑制することができる。
また、上記第1実施形態の複列円筒ころ軸受4によれば、外輪6の第1鍔部71の端面105と、内輪7の第2鍔部44の端面104とは、外輪6の第1円筒軌道面72の垂直二等分面に対して略面対称に位置しているから、第1の円筒ころ8に軸方向の一方の側からかかる力と、第1の円筒ころ8に軸方向の他方の側からかかる力との合力を、略正確に径方向の力にすることができる。したがって、上記第1の円筒ころ8が傾くことを大きく抑制することができる。
また、上記第1実施形態の複列円筒ころ軸受4によれば、第1の円筒ころ8および第2の円筒ころ9が、軸方向に複列に配置されているから、軸方向の一方側から他方側へのアキシアル荷重と、軸方向の他方側から一方側へのアキシアル荷重との両方を、負荷することができる。
また、上記第1実施形態の複列円筒ころ軸受4によれば、上記第1の円筒ころ8および第2の円筒ころ9の夫々が押圧されるのが、外輪6の内周軌道面である第1および第2の第1円筒軌道面72,73であって、第1の円筒ころ8および第2の円筒ころ9の夫々が押圧されるのが凹面であるから、第1の円筒ころ8および第2の円筒ころ9は、押圧によってその姿勢が矯正させることができる。したがって、このことからも、上記第1および第2円筒ころ8,9の挙動が安定し、第1案内面(端面105および115)、第2案内面(端面104および端面109)、第1の円筒ころ8の端面、および、第2の円筒ころ9の端面にかじりが発生することを抑制できる。
尚、上記第1実施形態の複列円筒ころ軸受4では、内輪7を、第1部材40と、鍔輪である第2部材41とで構成し、内輪の軸方向の一方側の第2の第2鍔部を、鍔輪の一部で構成したが、この発明では、内輪を、3つの部材、詳しくは、軌道面を有する本体部と、本体部の軸方向の一方側に位置する第1の鍔輪と、本体部の軸方向の他方側に位置する第2の鍔輪とで構成しても良い。また、この発明では、内輪として、軌道面と、この軌道面の一方および他方側に位置する二つの鍔部とを有する一体形の内輪を採用しても良い。
また、上記第1実施形態の転がり軸受装置では、軸箱2に調心輪5を内嵌し、更に、調心輪5の球面状の内周面に、外輪6の球面状の外周面を内嵌させる構成であったが、この発明の転がり軸受装置は、調心輪を有しない構成であり、ハウジング部材の内周面に外輪の外周面が直接内嵌される構成であっても良い。
また、上記第1実施形態の複列円筒ころ軸受4では、転動体(第1の円筒ころ8および第2円筒ころ9)が、複列に配置されていたが、この発明では、転動体は、単列(一列)に配置されていても良い。
また、上記第1実施形態の複列円筒ころ軸受4では、円筒ころ8,9の端面を案内する鍔部の案内面(端面104,105,115,109)が、軸方向の断面において、直線形状であったが、この発明では、円筒ころの端面を案内する鍔部の案内面は、軸方向において、曲面形状であっても良く、曲面形状と直線形状とを含む形状からなっていても良い。
また、上記第1実施形態の複列円筒ころ軸受4では、各円筒ころ8,9の両側に位置する案内面104,105,109,115の形状が、その各円筒ころ8,9が転動する内輪40の円筒軌道面76,77の垂直二等分面に対して略面対称であったが、この発明では、円筒ころの両側に位置する案内面の形状が、その円筒ころが転動する内輪の軌道面の垂直二等分面に対して面対称でなくても良い。例えば、軸方向の断面において、円筒ころの両側に位置する案内面の傾きが、左右対称でなくて、傾きが左右で異なっていても良い。
また、上記第1実施形態の複列円筒ころ軸受4では、各円筒ころ8,9において、第1摺接部110,120の径方向の位置は、第2摺接部111,121の径方向の位置と略一致していたが、この発明では、円筒ころの第1摺接部の径方向の位置は、第2摺接部の径方向の位置と異なっていても良い。
また、上記第1実施形態の複列円筒ころ軸受4では、外輪6が、外輪6の内周面の中央部から径方向の内方に、径方向の内方に行くにしたがって末広がりに突出する第1鍔部71を有する一方、内輪7が、軸方向の両端部に、径方向の外方に行くにしたがって、案内面が軸方向の外方に傾斜するように径方向の外方に突出する二つの第2鍔部44,45を有していた。しかしながら、この発明では、外輪が、軸方向の両端部に、径方向の内方に行くにしたがって、案内面が軸方向の内方に傾斜するように径方向の内方に突出する二つの第2鍔部を有する一方、内輪が、内輪の外周面の中央部から径方向の外方に、径方向の外方に行くにしたがって先細りに突出する第1鍔部を有していても良い。
また、上記第1実施形態の複列円筒ころ軸受4では、外輪6が、外輪6の内周面の中央部から径方向の内方に、径方向の内方に行くにしたがって末広がりに突出する第1鍔部71を有する一方、内輪7が、軸方向の両端部に、径方向の外方に行くにしたがって、案内面が軸方向の外方に傾斜するように径方向の外方に突出する二つの第2鍔部44を有していた。しかしながら、この発明では、外輪が、外輪の内周面の中央部から径方向の内方に、径方向の内方に行くにしたがって先細りに突出する第1鍔部を有する一方、内輪が、軸方向の両端部に、径方向の外方に行くにしたがって、案内面が軸方向の内方に傾斜するように径方向の外方に突出する二つの第2鍔部を有していても良い。次にこのような複列円筒ころ軸受を説明する。
図2は、第2実施形態の従動ロール装置の軸方向の断面図である。
第2実施形態では、第1実施形態の構成部と同一構成部には同一参照番号を付して説明を省略することにする。また、第2実施形態では、第1実施形態と共通の作用効果および変形例については説明を省略することにし、第1実施形態と異なる構成、作用効果および変形例についてのみ説明を行うことにする。
この従動ロール装置は、複列円筒ころ軸受204を備え、その複列円筒ころ軸受204は、調心輪205と、外輪206と、内輪207と、複数の第1の円筒ころ208と、複数の第2の円筒ころ209とを有する。
上記外輪206は、第1軌道部材を構成し、内輪207は、第2軌道部材を構成する。また、上記第1の円筒ころ208は、第1転動体を構成し、第2の円筒ころ209は、第2転動体を構成する。
上記調心輪205は、円筒状の外周面および球面状の内周面を有する。上記調心輪205の円筒状の外周面は、軸箱内径面の調心輪取付溝50に内嵌されて固定されている。上記軸方向突出部82の上記円筒外周面は、軸箱2の内周面に内嵌し、軸方向突出部82の端面97は、調心輪205の蓋3側の端面と当接している。段部90と軸方向突出部82の端面97とで軸方向に挟持されることで、調心輪205を、ハウジング部材に対して位置決めしている。上記調心輪205は、ハウジング部材に対して移動できない状態になっている。
上記外輪206は、球面状の外周面270、第1鍔部271、第1軌道面としての第1円筒軌道面272および第2の第1軌道面としての第2の第1円筒軌道面273を有する。上記外輪206の球面状の外周面は、調心輪205の球面状の内周面に嵌合している。上記ロール1の取り付け誤差や使用時のロール1への荷重によって、上記ロール1が軸箱2に対して傾いた際、調心輪205の球面状の内周面と、外輪206の球面状の外周面との間で、調心を行うようになっている。
上記第1鍔部271は、外輪206の内周面の中央部から径方向の内方に突出している。上記第2の第1円筒軌道面273は、外輪206の内周面の軸方向の一方側に位置している一方、第1円筒軌道面272は、外輪206の内周面の軸方向の他方側に位置している。上記第1鍔部271は、第1円筒軌道面272の軸方向の一方側に位置している。上記第1鍔部271は、第2の第1円筒軌道面273の軸方向の他方側に位置している。上記外輪206は、その球面状の外周面270の垂直二等分面に対して略面対称な形状を有している。
上記第1鍔部271は、軸方向の断面において、径方向の内方に行くにしたがって、先細りな形状をしている。第2実施形態では、上記断面において、上記第1鍔部271の第1円筒軌道面272側の端面から、第1円筒軌道面272の垂直二等分面までの軸方向の距離は、径方向の内方にいくにしたがって線形的(一次関数的)に増大している。また、軸方向の断面において、上記第1鍔部271の第2円筒軌道面273側の端面から、第2円筒軌道面273の垂直二等分面までの軸方向の距離は、径方向の内方にいくにしたがって線形的(一次関数的)に増大している。
上記内輪207は、ロール1の第2円筒外周面62に外嵌されて固定されている。上記内輪207は、環状の第1部材240と、環状の第2部材241とを有する。上記第1部材240は、筒状部243と、第2鍔部244とを有し、第2鍔部244は、筒状部243の軸方向の他方側に位置している。上記筒状部243は、円筒外周面を有する。この円筒外周面において、外輪206の第1鍔部271の先端面に対して軸方向に軸方向の他方側に間隔をおいて位置する部分には、第2軌道面としての第2円筒軌道面276が存在する一方、この円筒外周面において、上記第1鍔部271の先端面に対して軸方向に軸方向の一方側に間隔をおいて位置する部分には、第2の第2軌道面としての第2の第2円筒軌道面277が存在している。
上記第2鍔部244における第1鍔部271側の端面304と、外輪206の第1鍔部271における第2鍔部244側の端面305とは、内輪207の第2円筒軌道面276の垂直二等分面に対して、略面対称に位置している。軸方向の断面において、上記第2鍔部244の上記端面304と、内輪207の第2円筒軌道面276の垂直二等分面との距離は、径方向の内方に行くにしたがって長くなっている。
上記第2部材241は、第1端面307、第2端面308および第3端面309を有している。上記第1端面307は、軸方向の一方側に位置する一方、第2および第3端面308,309は、軸方向の他方側(軸方向の内方側)に位置している。上記第1および第2端面307,308は、略径方向に広がっている一方、第3端面309は、径方向に対して傾斜している。
上記第2端面308は、第1部材240の軸方向の第2部材241側の端面に当接している。また、上記第3端面309は、第2端面308の径方向の外方の端から延びている。上記第3端面309は、軸方向の断面において、径方向の外方に行くにしたがって軸方向の他方側(軸方向の内方側)に、略線形的(略一次関数的)に傾斜している。
図2に示すように、上記第1部材240の第2鍔部244の上記端面304と、第3端面309とは、外輪206の垂直二等分面に対して、略面対称に位置している。上記第2部材241において、筒状部243よりも径方向の外方に位置している部分245は、第2軌道部材の第2の第2鍔部を構成している。
上記複数の第1の円筒ころ208は、外輪206の第1円筒軌道面272と、内輪207の第2円筒軌道面276との間に、周方向に配置されている。
上記各第1の円筒ころ208の軸方向の一方側の端面は、外輪206の第1鍔部271の軸方向の他方側の端面305に摺接する一方、各第1の円筒ころ208の軸方向の他方側の端面は、第2鍔部244の上記端面304に摺接している。上記第2鍔部244の軸方向の一方側の端面304は、内輪207の第2案内面を構成し、第1鍔部271の軸方向の他方側の端面305は、外輪206の第1案内面を構成している。
また、上記第1の円筒ころ208において外輪206の上記端面305に摺接する第1摺接部310と、第1の円筒ころ208において内輪207の上記端面304に摺接する第2摺接部311とは、ともに、第1の円筒ころ208の公転円筒面に対して、径方向の外方側に位置しており、径方向の同じ側に位置している。上記第1摺接部310の径方向の位置は、第2摺接部311の径方向の位置と略一致している。
詳述しないが、軸方向の断面において、各第1の円筒ころ208の軸方向の一方側および他方側の端面は、第1の円筒ころ208の径方向の中心軸上に中心を有する同じ半径を有する円弧状の形状を有し、それぞれ異なる球面の一部となっている。上記各第1の円筒ころ208の軸方向の一方側の端面の曲率の中心は、その第1の円筒ころ208の軸方向の中心よりも第1の円筒ころ208の軸方向の他方側に位置する一方、各第1の円筒ころ208の軸方向の他方側の端面の曲率の中心は、第1の円筒ころ208の軸方向の中心よりも第1の円筒ころ208の軸方向の一方側に位置している。
このようにして、上記第1の円筒ころ208の中心軸が軸方向に対して傾いた場合における第1の円筒ころ208の軸方向の寸法が、第1の円筒ころ208の中心軸が軸方向に対して平行である場合における第1の円筒ころ208の軸方向の寸法よりも長くなるようにしている。このようにして、第1の円筒ころ208にアキシアル荷重が作用した場合において、第1の円筒ころ208の中心軸が、軸方向に対して傾きにくくしている。
上記複数の第2の円筒ころ209は、外輪206の第2の第1円筒軌道面273と、内輪207の第2の第2円筒軌道面277との間に、周方向に配置されている。上記各第2の円筒ころ309の軸方向の一方側の端面は、内輪207の第2部材241の第3端面209に摺接する一方、各第2の円筒ころ209の軸方向の他方側の端面は、外輪206の第1鍔部271の軸方向の一方側の端面315に摺接している。上記内輪207の第2部材241の第3端面309は、内輪207の第2の第2案内面を構成し、外輪206の第1鍔部271の軸方向の一方側の端面315は、外輪206の第2の第1案内面を構成している。
また、上記第2の円筒ころ209において外輪206の上記端面315に摺接する第2の第1摺接部320と、第2の円筒ころ209において内輪207の上記第3端面309に摺接する第2の第2摺接部321とは、ともに、第2の円筒ころ209の公転円筒面に対して、径方向の外方側に位置しており、径方向の同じ側に位置している。上記第2の第1摺接部320の径方向の位置は、第2の第2摺接部321の径方向の位置と略一致している。
詳述しないが、軸方向の断面において、各第2の円筒ころ209の軸方向の一方側および他方側の端面は、円筒ころ209の径方向の中心線上に中心を有する同じ半径を有する円弧状の形状を有し、それぞれ異なる球面の一部となっている。上記各第2の円筒ころ209の軸方向の一方側の端面の曲率の中心は、その第2の円筒ころ209の中心よりも第2の円筒ころ209の軸方向の他方側に位置する一方、各第2の円筒ころ209の軸方向の他方側の端面の曲率の中心は、第2の円筒ころ209の中心よりも第2の円筒ころ209の軸方向の一方側に位置している。
このようにして、上記第2の円筒ころ209の中心軸が軸方向に対して傾いた場合における第2の円筒ころ209の軸方向の寸法が、第2の円筒ころ209の中心軸が軸方向に対して平行である場合における第2の円筒ころ209の軸方向の寸法よりも長くなるようにしている。このようにして、第2の円筒ころ209にアキシアル荷重が作用した場合において、第2の円筒ころ209の中心軸が、軸方向に対して傾きにくくしている。
上記C形止め輪15は、止め輪取付溝64に嵌入されている。上記C形止め輪15の第1鍔部271側の端面は、第2部材241の第1端面307に当接している。また、上記内輪207の第1部材240において軸方向の第2部材241側とは反対側の端面は、ロール1の段部67に当接している。
また、詳述しないが、268は、外輪206を径方向に貫通する潤滑剤給脂穴であり、269は、調心輪205を径方向に貫通する潤滑剤給脂穴である。上記外輪206の潤滑剤給脂穴268は、外輪206の外周面に形成された外輪206の周溝に開口し、この外輪206の周溝を介して調心輪205の潤滑剤給脂穴269に連通している。上記調心輪205の潤滑剤給脂穴269の外輪206側とは反対側の端は、軸箱内径面の調心輪取付溝50に形成された周溝に開口している。上記調心輪205の潤滑剤給脂穴269は、軸箱内径面の調心輪取付溝50の周溝を介して図示しないハウジング部材の潤滑剤供給通路に連通している。この潤滑剤供給通路は、ハウジングを貫通している。上記潤滑剤供給通路の潤滑剤給脂穴269側とは反対側の開口から潤滑剤を注入して、注入された潤滑剤を、上記潤滑剤供給通路、潤滑剤給脂穴269および潤滑剤給脂穴268を経由して、複列円筒ころ軸受204の内部に注入するようになっている。
上記構成において、この従動ロール装置は、図1の紙面において、ロール1の左側から右側へのアキシアル荷重を受ける場合、アキシアル荷重を、ロール1の段部67、第1部材240の第2鍔部244、第1の円筒ころ208、外輪206の第1鍔部271、調心輪205、蓋3の軸方向突出部82の端面97と伝えて、アキシアル荷重を、ロール1とハウジング部材とで負荷するようになっている。
また、この従動ロール装置は、図1の紙面において、ロール1の右側から左側へのアキシアル荷重を受ける場合、アキシアル荷重を、ロール1、C形止め輪15、第2部材241、第2の円筒ころ209、外輪206の第1鍔部271、調心輪205、軸箱2の段部90と伝えて、アキシアル荷重を、ロール1とハウジング部材とで負荷するようになっている。
上記第2実施形態の複列円筒ころ軸受104によれば、第1案内面(端面305)および第2案内面(端面304)から受ける垂直抗力の和によって、第1の円筒ころ208が、図2に矢印Bで示す径方向の内方側に力を受けることになる。すなわち、上記第1の円筒ころ208を、内輪207側に常時押圧することができるから、第1の円筒ころ208が傾くことを抑制することができる。したがって、上記第1の円筒ころ208の第1案内面(端面305)および第2案内面(端面304)へのエッジ当たりを抑制できて、第1、第2案内面および第1円筒ころ208の端面にかじりが発生することを抑制できる。
また、上記第2実施形態の複列円筒ころ軸受204では、外輪206が、外輪206の内周面の中央部から径方向の内方に、径方向の内方に行くにしたがって先細りに突出する第1鍔部271を有する一方、内輪207が、軸方向の両端部に、径方向の外方に行くにしたがって、案内面が軸方向の内方に傾斜するように径方向の外方に突出する第2鍔部244,245を有していた。しかしながら、この発明では、外輪が、軸方向の両端部に、径方向の内方に行くにしたがって、案内面が軸方向の外方に傾斜するように径方向の内方に突出する二つの第2鍔部を有する一方、内輪が、内輪の外周面の中央部から径方向の外方に、径方向の外方に行くにしたがって末広がりに突出する第1鍔部を有していても良い。
尚、上記第1、2実施形態の複列円筒ころ軸受4,204では、円筒ころ8,9,208,209が2列に配置され、かつ、複列円筒ころ軸受4,204が、外輪の垂直二等分面に対して略面対称な形状を有していたが、この発明では、円筒ころが2列に配置され、かつ、複列円筒ころ軸受が、外輪の垂直二等分面に対して非対称な形状を有していても良い。例えば、外輪の垂直二等分面に対して一方の側が、第1実施形態の複列円筒ころ軸受4の形状をしている一方、外輪の垂直二等分面に対して他方の側が、第2実施形態の複列円筒ころ軸受204の形状をしていても良い。
また、第1実施形態の変形例で、内輪がその中央部に第1鍔部を有する変形例(以下、この変形例を、第1変形例という)について述べ、第2実施形態の変形例で、内輪がその中央部に第1鍔部を有する変形例(以下、この変形例を、第2変形例という)について述べたが、この発明では、外輪の垂直二等分面に対して一方の側が、第1変形例の複列円筒ころ軸受の形状をしている一方、外輪の垂直二等分面に対して他方の側が、第2変形例の複列円筒ころ軸受の形状をしていても良い。
また、上記第1、2実施形態では、転動体が、第1および第2円筒ころ8,9,208,209であったが、この発明では、転動体は、円錐ころ、凸面ころ等の円筒ころ以外の転動体であっても良い。
また、上記第1、2実施形態では、本発明の転がり軸受を配置したのが、連続鋳造機の従動ロール装置であったが、本発明の転がり軸受は、連続鋳造機の駆動ロール装置に配置されても良い。また、本発明の転がり軸受は、アキシアル荷重および回転トルクが作用する状況で使用されると共に、転がり軸受を備える機械であれば、如何なる機械に配置されても良い。
本発明の第1実施形態の従動ロール装置におけるロールネック部分の模式拡大図である。 本発明の第2実施形態の従動ロール装置におけるロールネック部分の模式拡大図である。
符号の説明
1 ロール
2 軸箱
3 蓋
4,204 複列円筒ころ軸受
5,205 調心輪
6,206 外輪
7,207 内輪
8,208 第1の円筒ころ
9,209 第2の円筒ころ
44,144 第2鍔部
45,145 第2の第2鍔部
71,271 第1鍔部
72,272 第1円筒軌道面
73,273 第2の第1円筒軌道面
76,276 第2円筒軌道面
77,277 第2の第2円筒軌道面
104,304 第2鍔部の軸方向の一方側の端面
105,305 第1鍔部の軸方向の他方側の端面
109,309 第2の第2鍔部の軸方向の他方側の端面
110,310 第1摺接部
111,311 第2摺接部
115,315 第1鍔部の軸方向の一方側の端面
120,320 第2の第1摺接部
121,321 第2の第2摺接部

Claims (4)

  1. 第1軌道面と、その第1軌道面の軸方向の一方側に位置する第1鍔部とを有する第1軌道部材と、
    第2軌道面と、その第2軌道面の上記軸方向の他方側に位置する第2鍔部とを有する第2軌道部材と、
    上記第1軌道面と、上記第2軌道面との間に配置された第1転動体と
    を備え、
    上記第1鍔部において上記第1転動体が摺動する第1案内面と、上記第2鍔部において上記第1転動体が摺動する第2案内面との両方は、上記第1軌道部材の上記軸方向の断面において、径方向の外方に行くにしたがって、上記第1軌道面の垂直二等分面に近づくように傾斜するか、または、上記垂直二等分面から遠ざかるように傾斜し、
    上記第1転動体において上記第1案内面に摺接する第1摺接部と、上記第1転動体において上記第2案内面に摺接する第2摺接部とは、上記第1転動体の公転環状面に対して上記径方向の同じ側に位置していることを特徴とする転がり軸受。
  2. 請求項1に記載の転がり軸受において、
    上記第1摺接部の径方向の位置は、上記第2摺接部の径方向の位置と略一致していることを特徴とする転がり軸受。
  3. 請求項1または2に記載の転がり軸受において、
    上記第1案内面と、上記第2案内面とは、上記垂直二等分面に対して略面対称に位置していることを特徴とする転がり軸受。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の転がり軸受において、
    上記第1軌道部材は、上記第1鍔部の軸方向の上記第1軌道面とは反対側に、第2の第1軌道面を有し、
    上記第2軌道部材は、上記第2の第1軌道面に上記径方向に対向する第2の第2軌道面と、その第2の第2軌道面の上記軸方向の上記一方側に位置する第2の第2鍔部とを有し、
    上記第2の第1軌道面と、上記第2の第2軌道面との間に配置された第2転動体を備え、
    上記第1鍔部において上記第2転動体が摺動する第2の第1案内面と、上記第2の第2鍔部において上記第2転動体が摺動する第2の第2案内面との両方は、上記断面において、径方向の外方に行くにしたがって、上記第2の第1軌道面の垂直二等分面に近づくように傾斜するか、または、上記第2の第1軌道面の上記垂直二等分面から遠ざかるように傾斜し、
    上記第2転動体において上記第2の第1案内面に摺接する第2の第1摺接部と、上記第2転動体において上記第2の第2案内面に摺接する第2の第2摺接部とは、上記第2転動体の公転環状面に対して上記径方向の同じ側に位置していることを特徴とする転がり軸受。
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