JP5179323B2 - 光ファイバ用母材の製造方法、及び、光ファイバの製造方法 - Google Patents
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- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Description
Axial Deposition)法やOVD(Outside Vapor Deposition)法等のスート法で作成された石英多孔質母材を焼結ガラス化する方法が用いられている。しかし、近年、光ファイバ用母材の大型化に伴い、生産性の高い光ファイバ用母材の製造方法が用いられる場合がある。このように生産性の高い光ファイバ用母材の製造方法の一つとして、ロッドインチューブ法を用いる製造方法が知られている。
A>(Pl3/EI)/8、
I=πd1 4/64
ただし、
l:前記石英部材を前記他端面まで挿入したときの前記石英管内の前記石英部材の長さ(cm)
P:前記石英部材を前記他端面まで挿入したときの前記石英管内の前記石英部材の重さ(gf)
E:前記石英部材のヤング率(714000kgf/cm2)
I:断面2次モーメント
d1:前記石英部材の直径(cm)
という関係式を満たすこととすれば好適である。
B>(Pl3/EI)/8、
I=π(d2 4−d3 4)/64
ただし、
l:前記石英部材を前記他端面まで挿入したときの前記石英管内の前記石英部材の長さ(cm)
P:前記石英部材を前記他端面まで挿入したときの前記石英管内の前記石英部材の重さ(gf)
E:前記石英部材のヤング率(714000kgf/cm2)
I:断面2次モーメント
d2:前記石英部材の内径(cm)
d3:前記石英部材の外径(cm)
という関係式を満たすこととすれば好適である。
本実施形態は、例えば、コアの周りを1層のクラッドが被覆している光ファイバを製造するのに好適な光ファイバ用母材の製造方法及び光ファイバの製造方法である。
先ず、光ファイバ用母材の製造方法について説明する。
始めに、図1に示す様に、円筒状の石英管12を準備し、石英管12の一端面12Eに円筒状の補助石英管17を例えば火炎溶接により接続する。このとき、石英管12をその一端面12E側から長手方向に沿って見たときに、石英管12の開口と補助石英管17の開口とが重なる様にする。本実施形態においては、補助石英管17の中心軸は、石英管12の中心軸と一致させて、石英管12の一端面12Eに補助石英管を接続している。2つの中心軸が一致する様に接続すると、補助石英管17の重心が、石英管12の中心軸上に位置するため、後に光ファイバ用母材を立てた状態で線引して、光ファイバを製造する際、石英管12に補助石英管17が接続されていても、光ファイバ用母材の径方向での重量バランスが取りやすい。
次に、石英管12を図示しない台上に水平に配置する。
次に、図2に示す様に、補助石英管17内に円筒状の台座14を挿入する。台座14は、台座14の外周面と補助石英管17の内周面との間に殆ど隙間を空けずに挿入される。また、台座14の長さは、補助石英管17の長さより長くされている。台座14には、台座14の中心軸と平行にずれた円柱状の貫通孔14Hが設けられている。この貫通孔14Hの径は、後に石英部材が台座14の貫通孔14H内に挿入されるとき、石英部材の外周面と台座14の内周面との間に殆ど隙間を空けないような径とされている。
次に、図3に示す様に、石英部材として円柱状の石英ロッド10を台座14の貫通孔14H内に挿入することで台座14に配置して、石英管12に挿入する準備をする。本実施形態において、石英ロッド10は石英管12と同じ長さである。
次に、図4に示す様に、石英ロッド10を台座14から押し出す様にして、石英管12内に挿入する。石英ロッド10は、補助石英管17内において水平に配置されているため、石英管12の一端面12Eにおいて水平に挿入される。また、石英ロッド10の中心軸10Cは、補助石英管17内において、石英管12の中心軸12Cの上側に平行にずれている。このため、石英ロッド10が石英管12に挿入される際、石英ロッド10の中心軸10Cは、石英管12の一端面12Eにおいて、石英管12の中心軸12Cの上側にずれた状態となる。また、石英ロッド10は、台座14の貫通孔14Hに挿入されている。このため、台座14の肉厚により、石英ロッド10の外周面は、石英管12の開口縁と接しない。
X=(Pl3/EI)/8
I=πd1 4/64
となる。ただし、Iは、断面2次モーメントであり、Eは、石英ロッドのヤング率(714000kgf/cm2)である。
次に、図6に示す様に台座14を補助石英管17から抜き取り、押さえ石英管18を補助石英管17内に挿入して、石英ロッド10の一端面10Eに押さえ石英管18を押し当てて、石英ロッド10が閉塞部材16と押さえ石英管18とで挟まれるようにする。このとき、石英管18の中心軸と石英ロッド10の中心軸とを揃えることが好ましい。さらに、補助石英管17及び押さえ石英管18にキャップ19を接続して、石英管12及び補助石英管17を封止する。
次に、光ファイバの製造方法について説明する。
次に本発明の第2の実施形態に係る光ファイバ用母材の製造方法について説明する。本実施形態は、コアの周りを2層のクラッドが被覆している光ファイバを製造するのに好適な光ファイバ用母材の製造方法及び光ファイバの製造方法である。なお、本実施形態の説明に当たり、第1の実施形態と同一または同等の構成要素には、同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態では、石英部材として、石英管12と同じ長さの第2石英管が用いられる。図8は、図2おいて説明した台座配置工程の後に、第2石英管20が台座14に配置された状態を示す図である。第2石英管20は、台座14に設けられた貫通孔14H内に挿入されることで、台座14に配置される。第2石英管20は、第2石英管20の外周面と台座14の内周面との間に隙間を殆ど空けない状態で挿入される。したがって、台座14の貫通孔14Hは、石英管12の中心軸12Cの上側にずれているため、第2石英管20の中心軸20Cは、補助石英管17内において、石英管12の中心軸12Cの上側に平行にずれた状態となる。また、貫通孔14Hは、水平な状態であるため、第2石英管20は、水平に配置される。
次に、第2石英管20を石英管12内に押し込む様に挿入する。第2石英管20は、補助石英管17内において、中心軸20Cが石英管12の中心軸12Cの上側に平行にずれて、水平に配置されている。このため、第2石英管20は、石英管12の一端面12Eにおいて、第2石英管20の中心軸20Cが石英管12の中心軸12Cの上側にずれた状態で水平に石英管12に挿入される。また、第2石英管20は、台座14の貫通孔14Hに挿入されている。このため、台座14の肉厚により、第2石英管20の外周面は、石英管12の開口縁と接しない。
Y=(Pl3/EI)/8
I=π(d2 4−d3 4)/64
となる。ただし、Iは、断面2次モーメントであり、Eは、石英ロッドのヤング率(714000kgf/cm2)である。
図10に示す様に、第2石英管20が石英管12の他端面12Fまで挿入された後、第2石英管20は、石英管12の内周面下部に配置される。石英管12が水平に配置されているため、第2石英管20は、水平に配置される。この際、第2石英管20は、石英管12への挿入を終えているので、石英管12の内周面と第2石英管20とが、接触しても擦れることはなく、石英管12に擦り傷はつかない。
次に、図11に示す様に、補助石英管17に円筒状の第2台座24を挿入して配置する。第2台座24は、第2台座24の外周面と補助石英管17の内周面との間に殆ど隙間を空けずに挿入される。また、第2台座24の長さは、補助石英管17の長さより長くされている。また、台座24には、長手方向に貫通孔24Hが設けられている。貫通孔24Hの径は、後に第2石英部材が貫通孔24H内に挿入されるとき、第2石英部材の外周面と台座24をの間に殆ど隙間を空けないような径とされている。
次に、図12に示す様に、第2石英部材として、第2石英管20と同じ長さの円柱状の石英ロッド30を第2台座24の貫通孔24H内に配置する。具体的には、第2台座24の貫通孔24H内に石英ロッド30を挿入する。石英ロッド30は、石英ロッド30の外周面と第2台座24の内周面との間に隙間を殆ど空けない状態で挿入される。したがって、貫通孔24Hは、中心軸24Cが第2石英管20の中心軸20Cの上側にずれて、水平になされているため、石英ロッド30は、補助石英管17内において、石英ロッド30の中心軸30Cが第2石英管20の中心軸20Cの上側にずれた状態で水平に配置される。
次に、石英ロッド10を石英管12内に押し込む様に挿入する。石英ロッド30の中心軸30Cは、補助石英管17内において、第2石英管20の中心軸20Cの上側に平行にずれて、水平に配置されている。このため、石英ロッド30は、第2石英管20の一端面20Eにおいて、石英ロッド30の中心軸30Cが第2石英管20の中心軸20Cの上側にずれた状態で、第2石英管20に水平に挿入される。また、第2台座24の貫通孔24Hが第2石英管20の孔と長手方向で完全に重なっているため、石英ロッド30の外周面は、第2石英管20の開口縁と接しない。
Z=(Pl3/EI)/8
I=πd4 4/64
となる。ただし、Iは、断面2次モーメントであり、Eは、石英ロッドのヤング率(714000kgf/cm2)である。
次に、図14に示す様に第2台座24を補助石英管17から抜き取り、押さえ石英管28を補助石英管17内に挿入して、第2石英管20の一端面20E及び石英ロッド30の一端面30Eに押さえ石英管18を接続する。このとき、石英管18の中心軸と石英ロッド10の中心軸とを揃えることが好ましい。また、補助石英管17及び押さえ石英管28にキャップ29を接続して、石英管12及び補助石英管17を封止する。
次に、光ファイバの製造方法について説明する。
表1に示す石英管の一端面に表1に示す補助石英管を火炎溶接により接続した。また、各石英管の他端面には、石英から成る閉塞部材を火炎溶接により接続した。その後、各石英管および補助石英管をフッ酸で洗浄し、純水でリンスして乾燥させた。その後、各石英管にハロゲンランプ光を当てて目視による確認を行ったところ、どれも傷や不純物付着はなかった。その後、各石英管を水平に配置した。
表1に示す石英管の一端面に表1に示す補助石英管を火炎溶接した。各石英管を水平に配置した。
表1に示す石英管、補助石英管、石英部材を用いた。石英部材を配置した際、石英管の補助石英管との接続面において、石英部材の中心軸と石英管の中心軸とが一致する台座を用いたこと以外は、実施例1と同様にした。
表1に示す石英管、補助石英管、石英部材を用いた。台座を用いず、石英管の内周面に接触する様に厚さ1mmのフッ素性樹脂を挿入した。その後、石英部材と石英管の中心軸を一致させ、石英管と石英部材との間にフッ素性樹脂を介在させながら石英部材を挿入し、その後、フッ素性樹脂を取りだした。それ以外は、実施例1と同様にした。
実施例1、2、比較例1、2において、石英部材が、挿入された後、及び、実施例3、4において、第2石英部材が挿入された後、各石英管にハロゲンランプを当てて、傷や異物の付着を観察した。観察により、傷や異物の付着がない石英管は「○」とし、傷や異物の付着がある石英管は「×」とした。その結果を表1に示す。表1に示す様に実施例1〜4の石英管は、傷が付いていない結果が得られた。これに対し、比較例1は、石英管の内周面に傷がついており、比較例2は、石英管の内周面に異物の付着があるという結果が得られた。
次に各石英管に接続された補助石英管内に押さえ石英管を挿入して、押さえ石英管と閉塞部材とで石英部材を挟み込んだ。そして補助石英管の石英管との接続部とは逆側にキャップを設置して押さえ石英管を固定することで、石英部材を石英管内に固定し、光ファイバ用母材を作成した。
10、20、30・・・石英部材
12・・・石英管
14・・・台座
16・・・閉塞部材
17・・・補助石英管
18、28・・・押さえ部材
19、29・・・キャップ
24・・・第2台座
Claims (7)
- 光ファイバを線引により得る為の光ファイバ用母材の製造方法であって、
石英管を水平に配置する石英管配置工程と、
円筒状または円柱状の石英部材を前記石英管の一端面に形成された開口から他端面まで、前記一端面において水平となる様に挿入する挿入工程と、
を備え、
前記挿入工程において、前記一端面における前記石英部材の外周面と、前記石英管の前記開口を形成する開口縁とが接しない様に、且つ、前記一端面における前記石英部材の前記外周面の最下部と、前記開口縁の最下部との距離が、前記石英部材を前記他端面まで挿入したときの前記石英部材の撓み量よりも大きくなる様に、前記一端面における前記石英部材の中心軸を前記石英管の中心軸よりも上側にずらして挿入する
ことを特徴とする光ファイバ用母材の製造方法。 - 補助石英管を、前記一端面に接続する補助石英管接続工程と、
前記石英部材が配置される台座を前記補助石英管内に配置する台座配置工程と、
を前記挿入工程の前に更に備え、
前記補助石英管は、前記台座に配置された前記石英部材を前記石英管内に挿入可能に接続され、
前記台座は、前記補助石英管内において、前記台座に配置される前記石英部材が水平な状態で、前記石英部材の中心軸を前記石英管の前記中心軸に対して上側にずらす様に構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ用母材の製造方法。 - 前記補助石英管の中心軸は、前記石英管の中心軸と一致していることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバ用母材の製造方法。
- 前記石英部材は円筒状であり、
前記挿入工程の後、
前記石英部材を前記石英管内において水平に配置する石英部材配置工程と、
円柱状の第2石英部材を前記石英部材の一端面に形成された開口から前記石英部材の他端面まで、前記石英部材の前記一端面において水平となる様に挿入する第2挿入工程と、
を更に備え、
前記第2挿入工程において、前記石英部材の前記一端面における前記第2石英部材の外周面と、前記石英部材の開口を形成する開口縁とが接しなく、且つ、前記石英部材の前記一端面における前記第2石英部材の前記外周面の最下部と、前記石英部材の前記開口縁の最下部との距離が、前記第2石英部材を前記石英部材の前記他端面まで挿入したときの前記第2石英部材の撓み量よりも大きくなる様に、前記石英部材の一端面における前記第2石英部材の中心軸を前記石英部材の中心軸よりも上側にずらす
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光ファイバ用母材の製造方法。 - 前記石英部材は、円柱状であり、
前記一端面における前記石英部材の前記外周面の最下部と、前記石英管の前記開口縁の前記最下部との距離をA(cm)とした場合に、
A>(Pl3/EI)/8、
I=πd1 4/64
ただし、
l:前記石英部材を前記他端面まで挿入したときの前記石英管内の前記石英部材の長さ(cm)
P:前記石英部材を前記他端面まで挿入したときの前記石英管内の前記石英部材の重さ(gf)
E:前記石英部材のヤング率(714000kgf/cm2)
I:断面2次モーメント
d1:前記石英部材の直径(cm)
という関係式を満たす
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光ファイバ用母材の製造方法。 - 前記石英部材は、円筒状であり、
前記一端面における前記石英部材の前記外周面の最下部と、前記石英管の前記開口縁の前記最下部との距離をB(cm)とした場合に、
B>(Pl3/EI)/8、
I=π(d2 4−d3 4)/64
ただし、
l:前記石英部材を前記他端面まで挿入したときの前記石英管内の前記石英部材の長さ(cm)
P:前記石英部材を前記他端面まで挿入したときの前記石英管内の前記石英部材の重さ(gf)
E:前記石英部材のヤング率(714000kgf/cm2)
I:断面2次モーメント
d2:前記石英部材の内径(cm)
d3:前記石英部材の外径(cm)
という関係式を満たす
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光ファイバ用母材の製造方法。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の光ファイバ用母材の製造方法により製造された光ファイバ用母材を線引して、光ファイバを製造することを特徴とする光ファイバの製造方法。
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