JP5176898B2 - 成膜装置 - Google Patents

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Description

本発明は、成膜装置に関するものである。
近年、自発光型の画像表示装置として有機物を発光素子に用いた有機EL(Elect
ro-Luminescent)素子の開発が盛んに行われている。有機EL素子の形成
としては、マイクロオーダーの液滴を基板上に高解像度で塗布することが可能なインクジ
ェット法が注目されている。しかしながら、インクジェット法で基板上に液体を塗布した
場合、基板上の塗布領域の外周部では、通常は塗布された液体から蒸発する溶媒分子の分
圧が該塗布領域の中央部よりも低くなり、したがって速く乾燥してしまう。このような、
基板上に塗布された液体の乾燥時間の差は機能層の膜厚ムラを引き起こし、これを表示装
置等として用いた場合には、表示ムラを生じる原因となってしまう。
図10は、従来の有機EL素子に係るインクジェット法を用いた薄膜形成方法により形
成された有機層(薄膜)1010の概略断面図である。ここで、符号1000Sは薄膜形
成領域である。また、符号1000Lは薄膜形成領域の外周部であり、符号1000Hは
、薄膜形成領域の中央部である。薄膜形成領域の中央部1000Hよりも薄膜形成領域の
外周部1000Lのほうが蒸発する溶媒分子の分圧が低いことから、吐出された液体の乾
燥の進行が速い。これにより、従来の薄膜形成方法では、基板1009上の隔壁1020
の間に形成された有機層1010の特に中央部の膜厚は、薄膜形成領域の中央部1000
Hに形成された有機層1010Hの膜厚THよりも、薄膜形成領域の外周部1000Lに
形成された有機層1010Lの膜厚TLのほうが小さくなる場合がある。
このような問題点を解決するための技術が各種検討されており、例えば特許文献1では
、表示領域の周囲に表示に寄与しないダミー領域を形成し、該ダミー領域にも有機層と同
一のインクを塗布することで、表示領域の中央部と外周部とにおいて有機層の膜厚ムラが
生じることを防止する技術を開示している。
また、特許文献2では、基板上に形成された液状体の加熱・乾燥工程において、液状体
の各部位に対する加熱温度を制御することで、乾燥後の膜厚分布の均一化を図る技術を開
示している。
特開2005−259720号公報 特開2004−330136号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、十分な効果を得るためにはダミー領域が多く必
要となり、パネル全体の面積のうちの非発光面積の割合が多くなり表示領域の大きさが限
られてしまう。したがって、十分な表示領域を得るために十分な大きさのダミー領域の確
保が困難な場合がある。また、特許文献2の技術では、基板に熱的なストレスを与える可
能性が高く、液状体の各部位に対する加熱温度の制御が困難な場合がある。これらの場合
により、表示領域の中央部と外周部とにおいて有機層の膜厚ムラが生じることを確実に防
止することができない惧れがある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、基板上にインクジェット法な
どの塗布を用いて薄膜を形成する場合に、薄膜形成領域の全域で薄膜の形状を均一化する
ことが可能な成膜装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の成膜装置は、基板上に塗布された薄膜形成材料を
含む液状体を乾燥して薄膜を形成する成膜装置であって、前記基板を収容するチャンバー
と、前記チャンバーの上壁面に設けられた第1排気口と、前記チャンバーの下壁面の前記
第1排気口と対向する位置に設けられた第2排気口と、前記第1排気口に接続されて前記
チャンバー内を減圧排気する第1減圧手段と、前記第1排気口と前記第1減圧手段との間
に設けられて、前記第1排気口からの排気速度を調整する第1調整弁と、前記第2排気口
に接続されて前記チャンバー内を減圧排気する第2減圧手段と、前記第2排気口と前記第
2減圧手段との間に設けられて、前記第2排気口からの排気速度を調整する第2調整弁と
、前記第1調整弁と前記第2調整弁とをそれぞれ独立して制御して、前記第1排気口から
の排気速度と前記第2排気口からの排気速度とを調整する制御部と、を備えることを特徴
とする。
この構成によれば、薄膜形成材料を含む液状体の塗布された基板の中央部がチャンバー
内の対向する第1排気口と第2排気口との間の中央部に位置するように基板を配置するこ
とで、薄膜形成領域の中央部に位置する液状体の溶媒の蒸発速度と、薄膜形成領域の外周
部に位置する液状体の溶媒の蒸発速度とを制御できるので、薄膜形成領域の中央部と薄膜
形成領域の外周部とに塗布された液状体の乾燥時間を同じように操作することができる。
したがって、従来の技術では基板上に形成された有機層の特に中央部の膜厚は、薄膜形成
領域の中央部に形成された有機層の膜厚よりも、薄膜形成領域の外周部に形成された有機
層の膜厚のほうが小さくなる場合があるが、本願ではその膜厚を同じ厚さにすることがで
きる。すなわち、薄膜形成領域の中央部と薄膜形成領域の外周部との間の乾燥ムラを防ぐ
ことができる。また、薄膜形成領域の周囲にダミー領域を形成する必要がないので、基板
全体を無駄なく使うことができる。また、基板に熱的なストレスを与えることなく乾燥処
理を行うことができる。
本発明においては、前記制御部は、前記第1排気口からの減圧排気と前記第2排気口か
らの減圧排気とを交互に複数回繰り返し、前記チャンバー内を減圧排気するよう前記第1
調整弁と前記第2調整弁とを制御することが望ましい。
この構成によれば、第1排気口から発生する薄膜形成領域の中央部から基板上面に対し
て垂直方向の蒸気流れと、第2排気口から発生する薄膜形成領域の中央部から薄膜形成領
域の外周部へ流れる基板上面に対して水平方向の蒸気流れと、を交互に複数回繰り返すの
で、チャンバー内の蒸気流れをバランス良く制御することができる。したがって、薄膜形
成領域の全域で薄膜の形状を均一化することができる。
本発明においては、前記制御部は、前記第1排気口からの減圧排気と前記第2排気口か
らの減圧排気とを同時に行うとともに、前記第1排気口からの排気速度が前記第2排気口
からの排気速度より速くなるように前記第1調整弁と前記第2調整弁とを制御することが
望ましい。
この構成によれば、第1排気口から発生する薄膜形成領域の中央部から基板上面に対し
て垂直方向の蒸気流れと、第2排気口から発生する薄膜形成領域の中央部から薄膜形成領
域の外周部へ流れる基板上面に対して水平方向の蒸気流れと、を同時に制御するので、基
板上に塗布された液状体の乾燥時間を早くすることができる。また、第1排気口からの排
気速度が第2排気口からの排気速度よりも速くなるように制御するので、薄膜形成領域の
全域で薄膜の形状を均一化することができる。
本発明においては、前記制御部は、前記第1排気口からの減圧排気と前記第2排気口か
らの減圧排気とを交互に1回のみ行い、前記チャンバー内を減圧排気するよう前記第1調
整弁と前記第2調整弁とを制御することが望ましい。
この構成によれば、第1排気口からの減圧排気と第2排気口からの減圧排気とを交互に
1回のみ行うので、第1排気口からの減圧排気と第2排気口からの減圧排気とを交互に複
数回繰り返して行うよりもチャンバー内の蒸気流れの制御が容易であり、簡単に効率良く
薄膜を形成することができる。
本発明においては、前記第1排気口からの減圧排気と前記第2排気口からの減圧排気と
のうち、後に行う減圧排気の排気速度が、先に行う減圧排気の排気速度よりも速いことが
望ましい。
この構成によれば、乾燥ムラをより小さくすることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。かかる実施の形態は、
本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思
想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやす
くするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等が異なっている。
図1は、本発明の成膜装置により形成された薄膜を有する有機EL装置1が備えるサブ
画素G周辺の拡大平面図である。有機EL装置1は、矩形状の基板9と、格子状の隔壁2
0と、矩形状の複数のサブ画素Gとを備えている。各々のサブ画素Gは、隔壁20によっ
て区画された複数の区画領域に形成されている。
本発明の成膜装置は、有機EL素子5(図2参照)の形成材料を溶媒に溶解または分散
させた液状体101(図3参照)をインクジェット法などの液滴吐出法を用いて基板9上
の隔壁20の複数の区画領域に吐出し、これを乾燥することによって膜化するものである
。液状体101が吐出された薄膜形成領域Sのうち外周部(破線部外)では、液状体10
1の溶媒を乾燥させるときに蒸発する溶媒分子の分圧が薄膜形成領域Sの中央部(破線部
内)よりも一般的に低くなる。ここで、液状体101より蒸発する溶媒分子の分圧が相対
的に低くなる領域を薄膜形成領域の外周部L(薄膜形成領域Sの破線部外)とし、液状体
101より蒸発する溶媒分子の分圧が相対的に高くなる領域を薄膜形成領域の中央部H(
薄膜形成領域Sの破線部内)とする。
図2は、図1に示したA‐A線に沿った断面構成を示している。有機EL装置1は、基
板9と、基板9上に形成される画素電極としての第1電極11と、第1電極11と平面的
に重なる区画領域を備えた隔壁20と、隔壁20に囲まれた領域に形成された有機層(薄
膜)10と、基板9上の隔壁20及び有機層10の露出する部位全面を覆って形成された
共通電極としての第2電極12と、第2電極12上に形成された封止層30とを備えてい
る。第1電極11と有機層10と第2電極12とで有機EL素子5を形成している。
なお、図2に示した有機EL装置1の断面構成の左側部は薄膜形成領域の外周部Lのう
ちの一部を示しており、右側部は薄膜形成領域の中央部Hのうちの一部を示している。後
述する製造方法により、薄膜形成領域の外周部L及び薄膜形成領域の中央部Hにおける有
機層10の特に中央部の厚さは、その膜厚が同じになるように形成されている。また、有
機層10は、正孔注入層13、正孔輸送層14、発光層15がこの順に積層されて形成さ
れており、それぞれの特に中央部の膜厚が同じになるように形成され、薄膜形成領域Sの
全域でその膜厚の形状が均一化されている。
基板9は、透明なガラスやプラスチック等の絶縁材料から形成され、その上面には複数
の有機EL素子5が形成されている。有機EL素子5は、第1電極11と第2電極12の
間に有機層10を有し、注入された電子と正孔の再結合により励起して有機層10の中の
発光層15を発光させる。発光層15は、発光色により3種類に分類され、例えば、赤色
の光を発生する発光層(図示略)と、緑色の光を発生する発光層(図示略)と、青色の光
を発生する発光層(図示略)とを有している。基板9上では、これら3種類の発光層を有
する複数の有機EL素子5がマトリクス状に規則的に配列されており、各有機EL素子5
が図示略のTFTにより独立に駆動されるようになっている。
基板9上には、絶縁性の隔壁20が形成されている。この隔壁20は、複数の有機EL
素子5を独立させて区分するものである。基板9及び隔壁20は凹部を形成しており、こ
の凹部の底部を有機EL素子5が占めている。
有機EL素子5は、有機層10を挟む第1電極11及び第2電極12を有する。第1電
極11及び第2電極12は、有機層10に正孔及び電子を注入するための電極である。第
1電極11は、正孔注入性の高いITO(Indium Tin Oxide:インジウ
ム錫酸化物)からなる電極であり、基板9上に形成され上記のTFTに接続されている。
また、基板9上には、第1電極11を区画するように隔壁20が形成されている。隔壁
20は、例えば含フッ素樹脂や、光硬化性のアクリル樹脂等の絶縁性の有機材料で形成さ
れている。
隔壁20に囲まれた領域の底面に露出した第1電極11の上には、第1電極11からの
正孔の注入を容易にするための正孔注入層13が形成されている。正孔注入層13の形成
材料は、例えばPEDOT/PSS(3,4‐ポリエチレンジオキシチオフェン/ポリス
チレンスルフォン酸)を用いることができる。
正孔注入層13の上には、注入された正孔を後述する発光層15へ輸送し易くするため
の正孔輸送層14が形成されている。正孔輸送層14の形成材料は、例えば芳香族アミン
系ポリマーを用いることができる。また、この時に用いられる溶媒は、例えばシクロヘキ
シルベンゼンが挙げられる。
正孔輸送層14の上には、発光層15が形成されている。発光層15は、第1電極11
から注入された正孔と第2電極12から注入された電子との再結合により励起して発光す
る。発光層15の形成材料は、例えばポリオレフィン系ポリマー蛍光材料を用いることが
できる。また、この時に用いられる溶媒は、例えばシクロヘキシルベンゼンが挙げられる
有機層10と隔壁20の基板9上で露出する部位全体を覆って、第2電極12が形成さ
れている。第2電極12は、各有機EL素子5共通の共通電極として機能するものである
。第2電極12の形成材料は、例えばCa(カルシウム)及びAl(アルミニウム)の積
層体を用いることができる。
第2電極12の上には、第2電極12を覆うように封止層30が形成されている。封止
層30は、隔壁20とその区画領域による凹凸形状を埋めるように形成され、基板9上を
平坦化している。封止層30の形成材料は、例えばエポキシ樹脂を用いることができる。
(有機EL装置の製造方法)
次に、本発明の成膜装置により形成された薄膜を有する有機EL装置1を製造する工程
について図面を参照して説明する。図3は有機EL装置1の製造方法の一例を示す断面工
程図である。
先ず、図3(a)に示すように、第1電極11が形成された基板9上にアクリル樹脂等
の有機絶縁膜を形成し、これを公知のフォトリソグラフィ技術を用いてパターニングする
ことにより、隔壁20を形成する。
次に、図3(b)に示すように、基板9上の第1電極11の上に、例えばインクジェッ
ト法を用いて正孔注入層13の形成材料を配置する。より具体的には、正孔注入層13の
形成材料を含む液状体101が液滴吐出ヘッド100から隔壁層20の区画領域に対して
吐出される。正孔注入層13の形成材料を含む液状体101としては、例えばPEDOT
/PSSを含むインクを用いることができる。
ここで、有機EL装置1の製造方法で用いる本発明の成膜装置について図を用いて説明
する。図4は、成膜装置200の全体構成を示した概略図である。図5は、成膜装置20
0のチャンバー210周辺の概略構成平面図である。図6は、図5に示したB‐B線に沿
った断面構成を示している。なお、以下の説明では便宜上、有機EL装置1が備えるサブ
画素G、基板9上の隔壁10および液状体101の図示を省略する。
図4に示すように、成膜装置200は、チャンバー210と、第1排気口211と、第
2排気口212と、排気口211,212に配管240を介して接続されたドライポンプ
(減圧手段)230と、第1排気口とドライポンプ230との間の配管240の一部に設
けられた第1調整弁221と、第2排気口とドライポンプ230との間の配管240の一
部に設けられた第2調整弁222と、ドライポンプ230と調整弁221,222に配線
241を介して接続された制御部250と、を備えている。
第1調整弁221は、制御部250の制御により開閉し、第1排気口211からチャン
バー210内を減圧排気するときの排気速度を調整するものである。第2調整弁222は
、制御部250の制御により開閉し、第2排気口212からチャンバー210内を減圧排
気するときの排気速度を調整するものである。ドライポンプ230は、制御部250の制
御により、第1排気口211と第2排気口212とから、配管240を介して、チャンバ
ー210内を減圧排気するものである。このドライポンプ230により、チャンバー21
0内の気体が外部(図示矢印)に排気される。
図5に示すように、チャンバー210内には、基板9を支持する矩形状の支持部材20
1が設けられている。支持部材201は、チャンバー210内の中央部に配置されている
。また、支持部材201は、基板9を十分に支持できるように、基板9よりも大きく形成
されている。基板9は、支持部材201の中央部に配置されている。
チャンバー210には、基板9の中央部と重なる位置に、円形状の第1排気口211が
設けられている。第1排気口211からチャンバー210内の減圧排気は、制御部250
の制御により、ドライポンプ230が起動し、第1調整弁221が開かれたときに行われ
る。このとき、薄膜形成領域の外周部Lから薄膜形成領域の中央部Hへの蒸気流れ(図5
矢印)が発生するとともに、薄膜形成領域の中央部Hから第1排気口211への蒸気流れ
(図6上側矢印)が発生する。これにより、薄膜形成領域の中央部Hに位置する液状体1
01(図3参照)の溶媒の蒸発速度を、薄膜形成領域の外周部Lにおける蒸発速度よりも
早くすることができる。
図6に示すように、基板9を支持する支持部材201は、基板9の配置された側(上面
)と反対の側(底面)に脚部202を有している。脚部202は、チャンバー210の第
2排気口212が設けられた側(下壁面)に固定されている。
チャンバー210の上壁面には、第1排気口211が設けられている。また、チャンバ
ー210の下壁面の第1排気口211と対向する位置には、第2排気口212が設けられ
ている。そして、基板9の中央部がチャンバー210内の対向する第1排気口211と第
2排気口212との間の中央部に位置するように基板9が配置されている。
第2排気口212からチャンバー210内の減圧排気は、制御部250の制御により、
ドライポンプ230が起動し、第2調整弁222が開かれたときに行われる。このとき、
薄膜形成領域の中央部Hから薄膜形成領域の外周部Lへの蒸気流れ(図6左右矢印)が発
生するとともに、薄膜形成領域の外周部Lから第2排気口212への蒸気流れ(図6下側
矢印)が発生する。これにより、薄膜形成領域の外周部Lに位置する液状体101(図3
参照)の溶媒の蒸発速度を、薄膜形成領域の中央部Hにおける蒸発速度よりも早くするこ
とができる。
本実施形態では、成膜装置200の制御部250が、第1排気口211からの減圧排気
と第2排気口212からの減圧排気とを交互に複数回繰り返して、チャンバー210内を
減圧排気するように、第1調整弁221と第2調整弁222とを制御している。具体的に
は、制御部250が、大気圧から溶媒の飽和蒸気圧付近までの圧力範囲で、先ず、第1調
整弁221を開き、第2調整弁222を閉じ(第1排気口211からの減圧排気)、次に
、第1調整弁221を閉じ、第2調整弁222を開き(第2排気口212からの減圧排気
)、そして、第1調整弁221を開き、第2調整弁222を閉じ(第1排気口211から
の減圧排気)、を交互に複数回繰り返すように制御している。このようにして、薄膜形成
領域の中央部Hに位置する液状体101(図3参照)の溶媒の乾燥時間と、薄膜形成領域
の外周部Lにおける乾燥時間とが、同じになるように調整することができる。
次に、図3(c)に示すように、成膜装置200を用いて、液状体101を減圧乾燥し
、薄膜形成領域の中央部Hに位置する液状体101の溶媒の乾燥時間と、薄膜形成領域の
外周部Lに位置する液状体101の溶媒の乾燥時間とが、同じになるように制御を行うこ
とにより、正孔注入層13を形成する。このとき、薄膜形成領域の中央部H及び薄膜形成
領域の外周部Lに形成された正孔注入層13の特に中央部の厚さは同じになっている。
次に、図2に示すように、正孔注入層13の上に正孔輸送層14、発光層15をこの順
に成膜し、有機層10を形成する。先ず、正孔注入層13の上に、正孔輸送層14の形成
材料を含む液状体101を、インクジェット法を用いて隔壁20の区画領域に対して吐出
し配置する。正孔輸送層14の形成材料を含む液状体101としては、例えば溶質を芳香
族アミン系ポリマー、その溶媒をシクロヘキシルベンゼンとしたものを用いることができ
る。
次に、正孔注入層13と同様に成膜装置200を用いて、液状体101を減圧乾燥し、
薄膜形成領域の中央部Hに位置する液状体101の溶媒の乾燥時間と、薄膜形成領域の外
周部Lに位置する液状体101の溶媒の乾燥時間とが、同じになるように制御を行うこと
により、正孔輸送層14を形成する。このとき、薄膜形成領域の中央部H及び薄膜形成領
域の外周部Lに形成された正孔輸送層14の特に中央部の厚さは同じになっている。
次に、正孔輸送層14の上に、発光層15の形成材料を含む液状体101を、インクジ
ェット法を用いて隔壁20の区画領域に対して吐出し配置する。発光層15の形成材料を
含む液状体101としては、例えば溶質をポリオレフィン系ポリマー蛍光材料、その溶媒
をシクロヘキシルベンゼンとしたものを用いることができる。
次に、液状体101を減圧乾燥し、正孔輸送層14と同様に成膜装置200を用いて、
液状体101を減圧乾燥し、薄膜形成領域の中央部Hに位置する液状体101の溶媒の乾
燥時間と、薄膜形成領域の外周部Lに位置する液状体101の溶媒の乾燥時間とが、同じ
になるように制御を行うことにより、発光層15を形成する。このとき、薄膜形成領域の
中央部H及び薄膜形成領域の外周部Lに形成された発光層15の特に中央部の厚さは同じ
になっている。
次に、複数の有機EL素子5に共通の電極となる第2電極12を、有機層10と隔壁層
20の基板9上で露出する部位全体を覆って蒸着を用いて形成する。第2電極12の形成
材料としては、例えばCa及びAlの積層体を用いることができる。
次に、第2電極12の上に、第2電極12を覆うように封止層30を、減圧雰囲気下で
スクリーン印刷を行った後、加熱硬化させることにより形成する。封止層30の形成材料
としては、例えばエポキシ樹脂を用いることができる。以上により、上述した本発明の有
機EL装置1を形成することができる。
なお、本製造方法では、有機EL素子5の有機層10の薄膜形成方法を一例として挙げ
ているが、ブラックマトリクス層を隔壁として用いたカラーフィルタ層の薄膜形成にも適
用することができる。
本発明の成膜装置によれば、薄膜形成材料を含む液状体101の塗布された基板9の中
央部がチャンバー210内の対向する第1排気口211と第2排気口212との間の中央
部に位置するように基板9を配置することで、薄膜形成領域の中央部Hに位置する液状体
101の溶媒の蒸発速度と、薄膜形成領域の外周部Lに位置する液状体101の溶媒の蒸
発速度とを制御できるので、薄膜形成領域の中央部Hと薄膜形成領域の外周部Lとに塗布
された液状体101の乾燥時間を同じになるように操作することができる。したがって、
従来の技術では基板1009上に形成された有機層1010の特に中央部の膜厚は、薄膜
形成領域の中央部1000Hに形成された有機層1010の膜厚THよりも、薄膜形成領
域の外周部1000Lに形成された有機層1010の膜厚TLのほうが小さくなる場合が
あるが、本願ではその膜厚を同じ厚さにすることができる。すなわち、薄膜形成領域の中
央部Hと薄膜形成領域の外周部Lとの間の乾燥ムラを防ぐことができる。また、薄膜形成
領域Sの周囲にダミー領域を形成する必要がないので、基板9全体を無駄なく使うことが
できる。また、基板9に熱的なストレスを与えることなく乾燥処理を行うことができる。
また、この構成によれば、第1排気口211から発生する薄膜形成領域の中央部Hから
基板9上面に対して垂直方向の蒸気流れと、第2排気口212から発生する薄膜形成領域
の中央部Hから薄膜形成領域の外周部Lへ流れる基板9上面に対して水平方向の蒸気流れ
と、を交互に複数回繰り返すので、チャンバー210内の蒸気流れをバランス良く制御す
ることができる。したがって、薄膜形成領域Sの全域で薄膜10の形状を均一化すること
ができる。
なお、本製造方法では、成膜装置200の制御部250が、第1排気口211からの減
圧排気と第2排気口212からの減圧排気とを交互に複数回繰り返して、チャンバー21
0内を減圧排気するように、第1調整弁221と第2調整弁222とを制御しているが、
薄膜形成領域の中央部Hに位置する液状体101の溶媒の乾燥時間と、薄膜形成領域の外
周部Lにおける乾燥時間とが、同じになるように調整することができれば、これに限らな
い。
例えば、制御部250が、第1排気口211からの減圧排気と第2排気口212からの
減圧排気とを同時に行うとともに、第1排気口からの排気速度が第2排気口からの排気速
度より速くなるように、第1調整弁221と第2調整弁222とを制御してもよい。具体
的には、制御部250が、大気圧から溶媒の飽和蒸気圧付近までの圧力範囲で、第1調整
弁221を開き、第2調整弁222を開くとともに、第1調整弁221の開口度を第2調
整弁222の開口度よりも大きくするように制御してもよい。
この構成によれば、第1排気口211から発生する薄膜形成領域の中央部Hから基板9
上面に対して垂直方向の蒸気流れと、第2排気口212から発生する薄膜形成領域の中央
部Hから薄膜形成領域の外周部Lへ流れる基板9上面に対して水平方向の蒸気流れと、を
同時に制御するので、基板9上に塗布された液状体101の乾燥時間を早くすることがで
きる。また、第1排気口211からの排気速度が第2排気口212からの排気速度よりも
速くなるように制御するので、薄膜形成領域Sの全域で薄膜10の形状を均一化すること
ができる。
なお、制御部250が、第1排気口211からの減圧排気と第2排気口212からの減
圧排気とを交互に1回のみ行い、チャンバー210内を減圧排気するように、第1調整弁
221と第2調整弁222とを制御してもよい。具体的には、制御部250が、大気圧か
ら溶媒の飽和蒸気圧付近までの圧力範囲で、先ず、第1調整弁221を開き、第2調整弁
222を閉じ(第1排気口211からの減圧排気)、次に、第1調整弁221を閉じ、第
2調整弁222を開き(第2排気口212からの減圧排気)、を交互に1回のみ行うよう
に制御してもよい。ここでは第1排気口211からの減圧排気を先に行ったが、第2排気
口212からの減圧排気を先に行うようにしても良い。
この構成によれば、第1排気口211からの減圧排気と第2排気口212からの減圧排
気とを交互に1回のみ行うので、第1排気口211からの減圧排気と第2排気口212か
らの減圧排気とを交互に複数回繰り返して行うよりもチャンバー210内の蒸気流れの制
御が容易であり、簡単に効率良く薄膜10を形成することができる。
このとき、最初の減圧排気時(第1排気口211からの減圧排気)である第1排気の排
気速度よりも次の減圧排気時(第2排気口212からの減圧排気)である第2排気の排気
速度を速くするようにしても良い。大気圧から溶媒の飽和蒸気圧付近までの圧力範囲での
減圧排気よりも、溶媒の飽和蒸気圧付近よりも低圧における減圧排気の方が、乾燥ムラに
強い影響を与える。このため影響度の強い第2排気における排気速度を、第1排気の排気
速度よりも速くすることで、乾燥ムラをより小さくすることができる。第2排気における
排気速度を速くする方法としては、第2排気時に用いる排気手段を、第1排気時に用いる
排気手段よりも排気能力の高いものを使用するようにしても良いし、第2排気時に用いる
排気口の開口面積を、第1排気時に用いる排気口の開口面積よりも大きくするようにして
も良いし、排気手段の調整弁を制御することによって、第2排気における排気速度を、第
1排気の排気速度よりも速くするようにしてもよい。
なお、本発明の成膜装置200は、液状体101をインクジェット法などの塗布を用い
て基板9上の隔壁20の複数の区画領域に吐出し、これを乾燥することによって膜化して
いるが、これに限らず、基板9全面に亘って一様に塗布するいわゆるベタ膜であってもよ
い。
なお、本発明の成膜装置200は、第1排気口211と第2排気口212とで共通のド
ライポンプ230を用いているが、これに限らず、第1排気口211と第2排気口212
とで異なるドライポンプを用いてもよい。例えば、第1排気口211に接続されてチャン
バー210内を減圧排気する第1減圧手段(第1ドライポンプ)と、第2排気口212に
接続されてチャンバー210内を減圧排気する第2減圧手段(第2ドライポンプ)と、を
備える成膜装置であってもよい。
また、本発明の成膜装置200は第2排気口212をチャンバー210の下壁面に形成
しているが、変形例として、図7、図8に示すように矩形状のチャンバー210のそれぞ
れの側面に、第2排気口212を形成するようにしても良い。
(電子機器)
次に、本発明の成膜装置により形成された薄膜を有する有機EL装置に係る電子機器に
ついて、携帯電話を例に挙げて説明する。図9は、携帯電話600の全体構成を示す斜視
図である。携帯電話600は、筺体601、複数の操作ボタンが設けられた操作部602
、画像や動画、文字等を表示する表示部603を有する。表示部603には、本発明の成
膜装置によって得られた有機EL装置1が搭載される。
このように、本発明の成膜装置によって薄膜を形成された有機EL装置1を備えている
ので、表示ムラの少ない高信頼性かつ高性能な電子機器(携帯電話)600を得ることが
できる。
なお、電子機器としては、上記携帯電話600以外にも、マルチメディア対応のパーソ
ナルコンピュータ(PC)、およびエンジニアリング・ワークステーション(EWS)、
ページャ、ワードプロセッサ、テレビ、ビューファインダ型またはモニタ直視型のビデオ
テープレコーダ、電子手帳、電子卓上計算機、カーナビゲーション装置、POS端末、タ
ッチパネルなどを挙げることができる。
有機EL装置が備えるサブ画素G周辺の拡大平面図である。 有機EL装置の概略構成断面図である。 有機EL装置の製造工程を示す図である。 本発明の成膜装置の全体構成を示す概略図である。 本発明の成膜装置のチャンバー周辺の概略構成平面図である。 本発明の成膜装置のチャンバー周辺の概略構成断面図である。 本発明の変形例に係る成膜装置のチャンバー周辺の概略構成平面図である。 本発明の変形例に係る成膜装置のチャンバー周辺の概略構成断面図である。 電子機器の一例である携帯電話の概略構成図である。 従来の薄膜形成方法を用いて形成された有機層の概略断面図である。
符号の説明
9…基板、10…有機層(薄膜)、101…液状体、200…成膜装置、210…チャン
バー、211…第1排気口、212…第2排気口、221…第1調整弁、222…第2調
整弁、230…ドライポンプ(減圧手段)、250…制御部

Claims (3)

  1. 基板上に塗布された薄膜形成材料を含む液状体を乾燥して薄膜を形成する成膜装置であって、
    前記基板を収容するチャンバーと、
    前記チャンバーの上壁面に設けられた第1排気口と、
    前記チャンバーの下壁面の前記第1排気口と対向する位置に設けられた第2排気口と、
    前記第1排気口に接続されて前記チャンバー内を減圧排気する第1減圧手段と、
    前記第1排気口と前記第1減圧手段との間に設けられて、前記第1排気口からの排気速度を調整する第1調整弁と、
    前記第2排気口に接続されて前記チャンバー内を減圧排気する第2減圧手段と、
    前記第2排気口と前記第2減圧手段との間に設けられて、前記第2排気口からの排気速度を調整する第2調整弁と、
    前記第1調整弁と前記第2調整弁とをそれぞれ独立して制御して、前記第1排気口からの排気速度と前記第2排気口からの排気速度とを調整する制御部と、を備え
    前記制御部は、前記第1排気口からの減圧排気と前記第2排気口からの減圧排気とを交互に複数回繰り返し、前記チャンバー内を減圧排気するよう前記第1調整弁と前記第2調整弁とを制御することを特徴とする成膜装置。
  2. 基板上に塗布された薄膜形成材料を含む液状体を乾燥して薄膜を形成する成膜装置であって、
    前記基板を収容するチャンバーと、
    前記チャンバーの上壁面に設けられた第1排気口と、
    前記チャンバーの下壁面の前記第1排気口と対向する位置に設けられた第2排気口と、
    前記第1排気口に接続されて前記チャンバー内を減圧排気する第1減圧手段と、
    前記第1排気口と前記第1減圧手段との間に設けられて、前記第1排気口からの排気速度を調整する第1調整弁と、
    前記第2排気口に接続されて前記チャンバー内を減圧排気する第2減圧手段と、
    前記第2排気口と前記第2減圧手段との間に設けられて、前記第2排気口からの排気速度を調整する第2調整弁と、
    前記第1調整弁と前記第2調整弁とをそれぞれ独立して制御して、前記第1排気口からの排気速度と前記第2排気口からの排気速度とを調整する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1排気口からの減圧排気と前記第2排気口からの減圧排気とを交互に1回のみ行い、前記チャンバー内を減圧排気するよう前記第1調整弁と前記第2調整弁とを制御することを特徴とする請求項1に記載の成膜装置。
  3. 前記第1排気口からの減圧排気と前記第2排気口からの減圧排気とのうち、後に行う減圧排気の排気速度が、先に行う減圧排気の排気速度よりも速いことを特徴とする請求項に記載の成膜装置。
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