JP2006261027A - 基板処理装置及び電子機器 - Google Patents

基板処理装置及び電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2006261027A
JP2006261027A JP2005079321A JP2005079321A JP2006261027A JP 2006261027 A JP2006261027 A JP 2006261027A JP 2005079321 A JP2005079321 A JP 2005079321A JP 2005079321 A JP2005079321 A JP 2005079321A JP 2006261027 A JP2006261027 A JP 2006261027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
processing apparatus
substrate processing
liquid
organic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005079321A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Sawato
義規 沢渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2005079321A priority Critical patent/JP2006261027A/ja
Publication of JP2006261027A publication Critical patent/JP2006261027A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Abstract

【課題】 膜の膜厚ムラを無くすことのできる基板処理装置及びその基板処理装置によって製造された電子機器を提供する。
【解決手段】 箱体31の上部であって蓋体32との間に、複数の貫通孔36を穿設した板体Mと、該板体の中央領域に蓋体32に向かって立設した隔壁部37とを備えた制御部材35を設けた。そして、蓋体32に形成された排気孔34a〜34eから箱体31内の気体を排気するようにした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、基板処理装置及び電子機器に関するものである。
近年、液晶ディスプレイに替わるフラットパネルディスプレイとして有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ(以下、「有機ELディスプレイ」という)が注目されている。有機ELディスプレイは、有機エレクトロルミネッセンス素子(以下、「有機EL素子」という)を発光素子として使用した自発発光型ディスプレイであるので、液晶ディスプレイのようにバックライトを使用しないため低消費電力化が図れる等の利点が挙げられる。
この種の有機ELディスプレイにおける発光層や正孔輸送層といった機能層としては、一般に高分子系有機材料と低分子系有機材料とに分類されており、その中でも高分子系材料については、所定の溶媒に溶解または分散させて液滴化し、それを液滴吐出ヘッドのノズルから吐出して基板上に塗布する液滴吐出法が提案されている。この方法では、基板上に液状体を塗布した後、真空乾燥処理を施すことで液状体中の溶媒を蒸発させて前記有機材料から成る機能層(発光層や正孔輸送層等)を成膜化する。この液滴吐出法によると、液滴の直径をμmオーダーにまでにすることができるので、機能層の高精細パターニングが可能である。
しかし、前記液滴吐出法では、基板上に塗布された液状体の蒸発が極めて速く、また、基板上の塗布領域の周囲では、基板中央の領域に塗布された液状体から蒸発した溶媒分子分圧が低いため、一般的に速く乾きはじめる。また、薄膜トランジスタ(TFT)素子によるアクティブ駆動を行う場合、TFT素子領域や、配線等の形状、配置の関係上、画素配置がX,Y方向ともに等間隔ではない場合があり、各画素上に塗布された液状体の周囲で局所的な蒸発溶媒分子分圧に差が生じる。このような画素上に塗布された有機材料液体の乾燥時間の差は、画素内、画素間での機能層の膜厚ムラを引き起こす。このような膜厚ムラは、輝度ムラ、発光色ムラ等の表示ムラの原因となってしまう。
そこで、表示画素領域の周囲に表示画素と同じ形状、同ピッチの表示には寄与しないダミー画素を設けることで塗布領域を広げ、表示画素領域の周辺にも有機材料液体を塗布することで、表示画素領域内の溶媒分子分圧を均一にすることが提案されている(特許文献1)。
特開2002−222695号公報
しかしながら、上記したような方法を採用しても、画素内、画素間での機能層の膜厚ムラを十分に抑制することができないという問題があった。この原因としては、真空乾燥処理時において、基板の横方向に沿った気流が発生するが、この気流によって、基板上の任意の位置での液状体の乾燥状態が、他の位置での液状体の乾燥状態によって影響されてしまうということが挙げられる。これにより、画素間において形成される膜の形状や膜厚のばらつきが発生してしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、膜の膜厚ムラを無くすことのできる基板処理装置及びその基板処理装置によって製造された電子機器を提供することにある。
本発明の基板処理装置は、基板上に塗布された膜形成成分を含有する液状体を乾燥させることによって膜を形成する基板処理装置において、前記基板を載置する成膜室と、前記液状体が塗布された側から前記成膜室内の気体を排気する排気手段と、前記基板上の領域を複数に区分けし、前記各領域での前記気体の排気量をそれぞれ制御する制御部材とを備えている。
これによれば、成膜室内の気体を液状体が塗布された側から排気するようにしたので、基板上の横方向の気流が抑制される。従って、基板上の任意の位置での乾燥状態が、他の位置での液状体の乾燥状態によって影響されることはない。また、基板上の各領域における気体の排気量を独立して制御可能するようにしたので、たとえば、基板の中央領域に塗布された液状体と、周囲に塗布された液状体との間の液状体の分子分圧の差がある場合には、中央領域における気体の排気量と、周囲における気体の排気量とをその分子分圧の差に応じて制御することによって、基板上の各領域での乾燥状態を均一にすることができる。この結果、乾燥状態によって生ずる各領域内の膜の形状や膜厚のばらつきを無くすことができる。
この基板処理装置において、前記制御部材は、複数の貫通孔が穿設された板体を有していてもよい。
これによれば、制御部材の構成が容易であるので、基板処理装置全体の構成を簡素にすることができる。
この基板処理装置において、前記排気手段と前記制御部材との間に前記気体の排気量を制御する制御バルブを備え、前記制御バルブの開度位置を操作することによって、前記制御部材が前記気体の排気量を前記各領域毎に制御するようにしてもよい。
これによれば、各領域に対応した制御バルブの開度を、各領域間の分子分圧の差に応じて設定することによって、基板上の各領域毎の乾燥状態を所望の状態にすることができる。たとえば、基板の中央領域に塗布された液状体と、周囲に塗布された液状体との間の液状体の分子分圧の差がある場合には、中央領域における気体の排気量と、周囲における気体の排気量とをその分子分圧の差に応じて制御することによって、基板上の各領域での乾燥状態を均一にすることができる。
この基板処理装置において、前記複数の貫通孔は、それぞれ同じ径であってもよい。
これによれば、孔の大きさは全て同じなので、各領域の排気量を調整することで、各領域の乾燥状態を行うための条件出しが簡単になる。例えば、排気手段と制御部材との間に排気量を制御する制御バルブを備えた場合では、制御バルブの開度を調整するだけで、各領域の乾燥状態を行うための条件出しを行うことできる。
この基板処理装置において、前記領域は、前記基板の中央領域と、前記中央領域の周囲に形成された周囲領域とであってもよい。
これによれば、基板の中央領域における気体の排気量と、周囲における気体の排気量とをその分子分圧の差に応じて各領域制御することによって、基板上の各領域での乾燥状態を均一にすることができる。この結果、前記乾燥状態によって生ずる各領域内の膜の形状や膜厚のばらつきを無くすことができる。
この基板処理装置において、前記液体材料は、少なくとも1種類の溶媒と該溶媒中に分散または溶解した前記膜形成成分とを含む液状体であり、前記液状体は、液滴吐出法によって前記基板上に塗布されていてもよい。
これによれば、基板上に液滴吐出装置によって塗布された液状体の各領域での乾燥状態を均一にして、乾燥状態によって生ずる各領域内の膜の形状や膜厚のばらつきを無くすことができる。
この基板処理装置において、前記基板は、複数の電気光学素子を備えた画素電極をマトリクス状に形成した電気光学装置を構成する電気光学用基板であってもよい。
これによれば、塗布した液状体を乾燥させることによって、電気光学素子を構成する各層を形成する際に使用することで、電気光学素子を構成する各層の形状や膜厚のばらつきを無くすことができる。この結果、輝度ムラのない表示品位の優れた画像を表示する電気光学装置を製造することができる。
本発明の電子機器は、上記記載の基板処理装置を用いて製造されている。
これによれば、基板上に液滴吐出装置によって塗布された液状体の各領域での乾燥状態が均一になり、乾燥状態によって生ずる各領域内の膜の形状や膜厚のばらつきが無くなるので、各画素内に輝度ムラのない表示品位の優れた画像を表示する電気光学装置を製造することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した一実施形態について図面に従って説明する。
まず、電気光学装置の一例である有機ELディスプレイについて説明する。
図1は、本発明の基板処理装置を使用して製造された有機ELディスプレイの正面図である。
図1に示すように、有機ELディスプレイ1は、ディスプレイ部2と、該ディスプレイ部2の下側部(図1中Y矢印方向)に接続されたフレキシブル回路基板3とから構成されている。
ディスプレイ部2は、基板4を備えている。基板4は、本実施形態では、ガラス板で構成されている。基板4は、その中央に略四角形状の表示領域5を備えている。基板4上であって、表示領域5以外の領域(以下、「非表示領域」という)6には、一対の走査線駆動回路7等が形成されている。
表示領域5には、行方向(図1中X矢印方向)にm個の画素8が、また、列方向(図1中Y矢印方向)にn個の画素8が、それぞれ等ピッチで形成されている。つまり、表示領域5には、m×n個の画素8がマトリクス状に形成されている。各画素8には、赤色用有機EL素子9R、緑色用有機EL素子9G及び青色用有機EL素子9Bが含まれている。そして、行方向に沿っては、赤色用有機EL素子9R→緑色用有機EL素子9G→青色用有機EL素子9B→赤色用有機EL素子9R→緑色用有機EL素子9G→…→青色用有機EL素子9Bの順に繰り返して配置されている。また、Y矢印方向(列方向)に沿っては、同色の有機EL素子9R,9G,9Bが配置されている。
図2は、有機ELディスプレイ1の図1中a−a線断面図である。
図2に示すように、各色用有機EL素子9R,9G,9Bは、基板4上に形成された回路形成層4a上に形成されている。この回路形成層4aは、各色用有機EL素子9R,9G,9Bに駆動電力を供給する薄膜トランジスタ(TFT)10といった各種回路素子や前記走査線駆動回路7等(図1参照)を構成する回路素子の一部または全部が形成された層である。回路形成層4a上の表示領域5に対応した領域には、各画素8をマトリクス状に区画するバンク11が形成されている。
バンク11は、回路形成層4a上に形成された親液性バンク11aと、該親液性バンク11a上に形成された撥液性バンク11bとから構成されている。親液性バンク11aは、元来、親液性を備えた材料であって、例えば、酸化珪素(SiO)で構成されたものである。また、親液性を備えていないものであっても、通常用いられる公知の親液化処理を施すことで表面を親液化したものであってもよい。一方、撥液性バンク11bは、元来、撥液性を備えた材料、例えば、フッ素系樹脂で構成されたものであってもよい。また、撥液性を備えていないものであっても、通常用いられるアクリル樹脂やポリイミド樹脂等の有機樹脂をパターン形成し、CF4プラズマ処理等により表面を撥液化したものであっ
てもよい。
そして、図2に示すように、バンク11によって区画形成された各凹状領域12の底部には、画素電極13が形成されている。各画素電極13上には、本実施形態においては、正孔輸送層14、発光層15R,15G,15Bの順に積層されてなる機能層16が形成されている。各画素電極13は、対応する薄膜トランジスタ10とコンタクトホールHを介して電気的に接続されている。各発光層15R,15G,15Bは、それぞれ有機発光材料で構成されている。発光層15R,15G,15Bのうち、発光層15Rは、赤色の光を出射する発光層であり、発光層15Gは、緑色の光を出射する発光層であり、発光層15Bは、青色の光を出射する発光層である。
各バンク11及び発光層15R,15G,15B上全面に渡って陰極17が形成されている。この陰極17は、非表示領域6の一部を覆うように形成されている。また、回路形成層4aの外周縁部には陰極17全面を覆うように封止部材18が形成されている。そして、前記した画素電極13、正孔輸送層14、赤用発光層15R及び陰極17が積層されて図1に示した赤色用有機EL素子9Rが構成される。また、画素電極13、正孔輸送層14、緑用発光層15G及び陰極17が積層されて緑色用有機EL素子9Gが構成される。同様に、画素電極13、正孔輸送層14、青用発光層15R及び陰極17が積層されて青色用有機EL素子9Bが構成される。
このような構成を有する有機ELディスプレイ1は、図2に示すように、その各正孔輸送層14が対応する画素電極13上全面に密着して形成されている。これは、図示しない他の正孔輸送層14においても同様であり、対応する各画素電極13上全面に渡って密着して形成されている。また、各正孔輸送層14上に形成される発光層15R,15G,15Bは、対応する正孔輸送層14上全面に渡って密着して形成されている。これは、図示しない他の発光層15R,15G,15Bにおいても同様であり、対応する各正孔輸送層14上全面に渡って密着して形成されている。さらに、各正孔輸送層14及び発光層15R,15G,15Bの膜厚は、各凹状領域12内において均一である。さらにまた、各正孔輸送層14及び発光層15R,15G,15Bの膜厚は、全ての凹状領域12間においても均一である。
尚、説明の便宜上、基板4上に、回路形成層4a、バンク11(凹状領域12)及び画素電極13が形成されたものを電気光学用基板としての素子基板19という。
また、図1に示すように、一対の走査線駆動回路7は、非表示領域6には表示領域5を挟むようにして配置されている。各走査線駆動回路7は、前記したマトリクス状に配置された画素8のうちの所望の1行の画素8群を選択する走査信号を出力する。
一方、フレキシブル回路基板3上にはデータ線駆動回路20と制御回路21とが形成されている。データ線駆動回路20は、前記走査線駆動回路7が出力した走査信号によって選択された行の画素5群に対して、その各色用有機EL素子9R,9G,9Bの発光輝度を決定するデータ信号を出力する。制御回路21は、各走査線駆動回路7及びデータ線駆
動回路20の駆動を制御するための各種制御信号を生成し、その生成した制御信号を各駆動回路7,20にそれぞれ出力する。
次に、有機ELディスプレイ1の機能層16を成膜するために用いられる基板処理装置の一例について図3及び図4に従って説明する。
図3(a)は、基板処理装置の一部斜視図であり、図3(b)は、基板処理装置の全体構成図である。この基板処理装置30は、素子基板19の各画素電極13上に、公知の液滴吐出法を用いて、機能層16を成膜するときに使用するものである。即ち、正孔輸送層14を構成する膜形成成分としての正孔輸送層材料を溶媒に溶解または分散した液状体を各画素電極13上に塗布した後、その素子基板19を減圧下に晒して同液状体中の溶媒を蒸発させて正孔輸送層14を成膜化する。
図3(a),(b)に示すように、基板処理装置30は、上部が開口した中空構造を成した箱体31と、該箱体31の上部に取り付けられることで箱体31内を密閉する蓋体32とを備えている。そして、箱体31と蓋体32とで構成される空間が成膜室Qとなる。図3(b)に示すように、成膜室Qには、ステージ33が載置されており、そのステージ33上には前記液状体が塗布された素子基板19が載置されるようになっている。ステージ33上には、基板4が下側を、また、画素電極13が上側を向くようにして素子基板19が固定されるようになっている。つまり、塗布された液状体が蓋体32側に位置するように固定される。
図3(a),(b)に示すように、蓋体32には、5個の排気孔34a〜34eが貫通形成されている。各排気孔34a〜34eは、第1の排気孔34aを中心としてその周囲に4個の第2〜第5の排気孔34b〜34eが形成されている。
また、箱体31と蓋体32との間には、制御部材35が設けられている。この制御部材35は、素子基板19と所定の間隔を隔てて対向するようにして蓋体32に固定されるようになっている。
図4は、制御部材35の上面図である。図4に示すように、制御部材35は、複数の貫通孔36が穿設された板体Mを有している。この貫通孔36が形成される領域Aは、画素8が形成される領域(表示領域5)全面を覆うことができる程度の大きさである。貫通孔36は、縦及び横方向に間隔aで等ピッチに形成されている。また、貫通孔36の直径pは、全ての貫通孔36に渡って同じである。
また、制御部材35は、図3(a)に示すように、蓋体32側に向かって立設した4つの側壁37a,37b,37c,37dで構成される隔壁部37を備えている。図3(a)〜(c)に示すように、隔壁部37は、略中央領域に形成された複数の貫通孔36(本実施形態では、6個の貫通孔36)を囲むようにして形成されている。そして、この隔壁部37は、蓋体32との間に形成される、略中央領域に形成された6個の貫通孔36(36a)と連結した第1の空間S1と、その周囲領域に形成された複数の貫通孔36(36b)(本実施形態では、40個の貫通孔36)に連結された第2の空間S2とを区画形成する機能を有する。
そして、図3(a),(b)に示すように、蓋体32に形成された5個の排気孔34a〜34eのうちの第1の排気孔34aは、第1の空間S1に連結されている。この第1の排気孔34aには、第1の配管38aが連結されている。第1の配管38aは、第1の開閉バルブ40Aを介して共通配管41に連結されている。一方、第2〜第5の排気孔34b〜34eは、第2の空間S2に連結されている。第2〜第5の排気孔34b〜34eには、それぞれ第2〜第5の配管38b〜38eが連結されている。第2〜第5の配管38
b〜38eは、互いに連結した後に、第2の開閉バルブ40Bを介して共通配管41に連結されている。共通配管41は、排気手段としてのポンプ42に接続されている。このポンプ42は、例えば、油拡散ポンプやターボ分子ポンプといった公知のポンプである。
そして、第1の開閉バルブ40Aは、ポンプ42を駆動させた状態で、その開閉位置が操作されることによって、第1の配管38aを通して第1の排気孔34aから吸引される気体の排気量を制御する。たとえば、第1の開閉バルブ40Aの開閉位置を最大開度にすると、第1の排気孔34aから排気される気体の吸引量が大きくなり、第1の開閉バルブ40Aの開閉位置を閉じると、第1の排気孔34aからは気体が排気されなくなる。このように、第1の開閉バルブ40Aの開閉位置を操作することで、第1の空間S1内の圧力値(気圧値)が制御される。
また、第2の開閉バルブ40Bは、ポンプ42を駆動させた状態で、その開閉位置が操作されることによって、第2〜第5の配管38b〜38eを通して第2〜第5の排気孔34b〜34eから排気される気体の排気量を制御する。たとえば、第2の開閉バルブ40Bの開閉位置を最大にすると、第2〜第5の排気孔34b〜34eから排気される気体の排気量が大きくなり、第2の開閉バルブ40Bの開閉位置を完全に閉じると、第2〜第5の排気孔34b〜34eからは気体が排気されなくなる。このように、第2の開閉バルブ40Bの開閉位置を操作することで、第2の空間S2内の圧力値(気圧値)が制御される。
従って、第1及び第2の開閉バルブ40A,40Bとの各開閉位置を操作することで、各排気孔34a〜34eを総計したコンダクタンスと、各貫通孔36を総計したコンダクタンスとの比を制御することができる。ここで、各排気孔34a〜34eを総計したコンダクタンスとは、各排気孔34a〜34eからどれだけ気体を排気することができるかを示す排気能力のことであり、各貫通孔36を総計したコンダクタンスとは、各貫通孔36からどれだけ気体を排気することができるかを示す排気能力のことである。従って、たとえば、第1及び第2の開閉バルブ40A,40Bの各開閉位置を大きくすることで、各貫通孔36を総計したコンダクタンスが各排気孔34a〜34eを総計したコンダクタンスに比べて十分に小さくすることができる。すると、各貫通孔36から排気される気体の排気量は全て同じになり、また、各排気孔34a〜34eから排気される気体の排気量は全て同じになる。そして、各貫通孔36を総計したコンダクタンスが各排気孔34a〜34eを総計したコンダクタンスに比べて十分に小さい状態を保持しながら、たとえば、第1の開閉バルブ40Aの開度を第2の開閉バルブ40Bの開度よりも大きく。このようにすることで、各貫通孔36のうち、板体Mの中央に形成された各貫通孔36aの排気量を全て同じにしながら、板体Mの周囲に形成された各貫通孔36bの排気量よりも大きくすることができる。
次に、図5〜図7に従って有機ELディスプレイ1の製造方法を説明する。有機ELディスプレイ1は、機能層16が基板処理装置30によって成膜されるものであり、同機能層16以外の各層は、公知の方法によって成膜されるものである。従って、機能層16以外の各種層の成膜方法は、その説明を省略する。
図5(a)に示すように、正孔輸送層材料が溶媒中に溶解または分散した液状体Lpを吐出する液滴吐出ヘッド50を選択する。この液滴吐出ヘッド50は、図5中X矢印方向に沿って延設されたガイドレールGに支持されてX矢印方向または反X矢印方向(走査方向)に移動可能である。
先ず、液滴吐出ヘッド50の位置をガイドレールGに沿って調整して、該ヘッド50のノズル50aが、素子基板19の所定の画素電極13(例えば1行目、1列目の画素電極
13)と対向する位置に合わせる。この状態で、図5(a)に示すように、ノズル50aから液滴化した液状体Lpを吐出して対向する画素電極13上に塗布する。すると、バンク11の親液性バンク11aに接触することによって画素電極13上全面に液状体Lpが濡れ広がる。また、撥液性バンク11bによって隣接した他の画素電極13上には液状体Lpが濡れ広がることはない。
続いて、図5(b)に示すように、液滴吐出ヘッド50をX矢印方向に沿って各画素ピッチずつ移動させながら、ノズル50aから液滴化した液状体Lpを吐出して、1行分のm個の画素電極13上に液状体Lpを塗布する。
その後、他の行の画素電極13上にも前記と同様にして、液状体Lpを順次塗布することで素子基板19上にある全ての画素電極13上に液状体Lpを塗布する(図5(c)参照)。
次に、図3(b)に示すように、液状体Lpが塗布された素子基板19を基板処理装置30内に搬入しステージ33上に載置した後、箱体31に蓋体32を取り付けて密閉する。そして、第1及び第2の開閉バルブ40A,40Bを操作して各開閉位置を閉じた状態にした後、ポンプ42を駆動させる。続いて、第1及び第2の開閉バルブ40A,40Bを開く。
すると、箱体31内の気体が素子基板19の上側から、即ち、液状体Lpが塗布された側から制御部材35の各貫通孔36を通して排気される。この結果、素子基板19上の横方向の気流が抑制され、液状体Lp中の溶媒が上方向に蒸発していく。
また、このとき、各貫通孔36aを総計したコンダクタンスが蓋体32の各排気孔34a〜34eを総計したコンダクタンスに比べて十分に小さくなるように第1及び第2の開閉バルブ40A,40Bの開閉位置を操作し、かつ、第1の開閉バルブ40Aの開度を第2の開閉バルブ40Bの開度よりも予め設定した量だけ大きくする。
すると、第1の空間S1内にある各貫通孔36aの排気速度が全て等しくなるので、第1の空間S1に対応した素子基板19上の各液状体Lpの乾燥状態が等しくなる。また、第2の空間S2内にある各貫通孔36bの排気速度が全て等しくなるので、第2の空間S2に対応した素子基板19上の各液状体Lpの乾燥状態が等しくなる。さらに、第1の開閉バルブ40Aの開度は、第2の開閉バルブ40Bの開度よりも大きいので、板体Mの中央に形成された各貫通孔36aの排気量は、周囲に形成された各貫通孔36bの排気量よりも大きくなる。従って、素子基板19の中央領域に塗布された液状体Lpの分子分圧と、周囲に塗布された液状体Lpの分子分圧とが等しくなる。この結果、素子基板19上の各領域での乾燥状態が均一になる。
すると、図6に示すように、各画素電極13上に正孔輸送層14が成膜される。そして、この成膜された各正孔輸送層14の膜厚は、各凹状領域12内において均一になるとともに、中央領域内の各正孔輸送層14の膜厚は、周囲領域内の各正孔輸送層14の膜厚と等しくなる。
その後、基板処理装置30から素子基板19を搬出し、膜形成成分である赤用発光層材料が溶媒中に溶解または分散した液状体Lrを吐出する液滴吐出ヘッド、緑用発光層材料が溶媒中に溶解または分散した液状体Lgを吐出する液滴吐出ヘッド、青用発光層材料が溶媒中に溶解または分散した液状体Lbを吐出する液滴吐出ヘッドを順次選択する。そして、図7(a)に示すように、各液滴吐出ヘッドのノズルから液滴化した液状体Lr,Lg,Lbを吐出して先に成膜した各正孔輸送層14上に塗布する。
その後、再び、素子基板19を基板処理装置30に搬入してステージ33上に載置し、箱体31に蓋体32を取り付けて密閉する。そして、第1及び第2の開閉バルブ40A,40Bを操作して各開閉位置を閉じた状態にして、ポンプ42を駆動させる。続いて、前記と同様にすることで、図7(b)に示すように、対応する正孔輸送層14上に赤、緑及び青用発光層15R,15G,15Bを成膜する。
その後、バンク11と各発光層15R,15G,15Bとの上に、LiF層、Ca層、Al層等を蒸着方法等により積層し、陰極17を形成する。その後、封止部材18によりディスプレイ部2を封止する。さらに、ディスプレイ部2と、別途製造されたフレキシブル回路基板3とを接続して、有機ELディスプレイ1が製造される。
上記したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)本実施形態によれば、箱体31の上部であって蓋体32との間に、複数の貫通孔36を穿設した板体Mと、該板体Mの中央領域に蓋体32に向かって立設した隔壁部37とを備えた制御部材35を設けた。そして、蓋体32に形成された排気孔34a〜34eから箱体31内の気体を排気するようにした。従って、箱体31内の気体は、素子基板19の上側から、即ち、液状体Lp,Lr,Lg,Lbが塗布された側から制御部材35を通して排気される。この結果、素子基板19上の横方向の気流が抑制されるので、素子基板19上の任意の位置にある画素電極13上に塗布された液状体Lp,Lr,Lg,Lbの乾燥状態が、他の位置にある画素電極13上に塗布された液状体Lp,Lr,Lg,Lbの乾燥状態によって影響されることはない。
(2)本実施形態によれば、第1及び第2の開閉バルブ40A,40Bの各開閉位置を操作して、制御部材35の各貫通孔36を総計したコンダクタンスが蓋体32の各排気孔34a〜34eを総計したコンダクタンスに比べて十分に小さくなるようにした。従って、各貫通孔36aの排気量は全て等しくなるので、第1の空間S1に対応した素子基板19上の各液状体Lp,Lr,Lg,Lbの乾燥状態は等しくなる。また、各貫通孔36bの排気量は全て等しくなるので、第2の空間S2に対応した素子基板19上の各液状体Lp,Lr,Lg,Lbの乾燥状態は等しくなる。この結果、第1の空間S1に対応した素子基板19上に形成される正孔輸送層14及び赤、緑及び青用発光層15R,15G,15Bの膜厚は全て均一になる。また、第2の空間S2に対応した素子基板19上に形成される正孔輸送層14及び赤、緑及び青用発光層15R,15G,15Bの膜厚は全て均一になる。
(3)本実施形態によれば、第1の開閉バルブ40Aの開度を第2の開閉バルブ40Bの開度よりも大きした。従って、素子基板19の中央領域に塗布された液状体Lpの分子分圧と、周囲に塗布された液状体Lpの分子分圧とを等しくすることができる。この結果、第1の空間S1に対向した素子基板19の中央領域に形成された正孔輸送層14の膜厚と、第2の空間S2に対向した素子基板19の周囲領域に形成された正孔輸送層14の膜厚とが一致させることができる。従って、乾燥状態によって生ずる素子基板19上の各領域内の機能層16の形状や膜厚のばらつきを無くすことができる。
(4)本実施形態によれば、板体Mに箱体31内に充填した気体を排気する複数の貫通孔36を穿設した。従って、制御部材35の構成を容易にすることができる。これにより、基板処理装置30全体の構成を簡素にすることができる。
(5)本実施形態によれば、各貫通孔36の直径pは、全て同じとなるようにした。従って、第1及び第2の開閉バルブ40A,40Bの開度を調整するだけで、板体Mの中央に形成された各貫通孔36aの排気量、及び、板体Mの周囲に形成された各貫通孔36bの排気量を制御できる。この結果、各液状体Lp,Lr,Lg,Lbから溶媒を蒸発させる際の第1及び第2の開閉バルブ40A,40Bの開度位置の条件出しを容易に行うことできる。
(6)本実施形態によれば、基板処理装置30によって、赤、緑及び青用有機EL素子9
R,9G,9Bの機能層16を成膜した。従って、機能層16は、形状や膜厚のばらつきを無くなるので、輝度ムラのない表示品位の優れた画像を表示する有機ELディスプレイ1を製造することができる。
(第2実施形態)
次に、第1実施形態で説明した電気光学装置としての有機ELディスプレイ1の電子機器の適用について図8に従って説明する。有機ELディスプレイ1は、モバイル型のパーソナルコンピュータ、携帯電話、デジタルカメラ等種々の電子機器に適用できる。
図8は、大型テレビ60の斜視図である。この大型テレビ60は、有機ELディスプレイ1を搭載した大型テレビ用の表示ユニット61と、スピーカー62と、複数の操作ボタン63とを備えている。この場合でも、有機ELディスプレイ1を用いた表示ユニット61は、その各有機EL素子9R,9G,9Bの機能層16は、その形状や膜厚のばらつきが無いので、輝度ムラのない表示品位の優れた画像を表示する大型テレビを提供することができる。
尚、発明の実施形態は、上記実施形態に限定されるものではなく、以下のように実施してもよい。
○上記各実施形態では、m×n個の画素8のうち、基板4中央に形成される画素8が配置された領域と、その周囲に配置された画素8が配置された領域とに2つに区分し、さらに、前記各領域に対応して気体の排気量を2種類にするために隔壁部37を設けた。これに限定されるものではなく、例えば、基板4中央に形成される画素8が配置された領域と、その周囲に配置された画素8が配置された領域と、さらに、その周囲に配置された画素8が配置された領域といったように基板4を3つに区分する。そして、制御部材35には、前記各領域に対応して気体の排気量を3種類にするために隔壁部を設けるようにしてもよい。このような場合においても、上記と同様な効果を得ることができる。
○上記各実施形態では、基板4(素子基板19)上には、ダミー画素が形成されていないものであったが、そうではなく、表示領域5の上下左右端にある画素8に隣接するように表示に寄与しないダミー画素が形成されたものであってもよい。このような場合においても、上記と同様な効果を得ることができる。
○上記実施形態では、電気光学素子として有機EL素子9R,9G,9Bに適応したが、これに限定されるものではない。要は、電気光学素子の製造工程の一部において、電気光学素子の各層を成膜化する際に、液状体を塗布して乾燥させるような工程を含んでいるものであれば、どんなものであってもよい。
○上記実施形態では、有機EL素子9R,9G,9Bを備えた有機ELディスプレイ1に具体化して好適な効果を得たが、有機ELディスプレイ以外の例えばデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)を用いたディスプレイ、電子放出素子を用いたディスプレイ(FED)やSED(Surface−Conduction Electron−Emitter Display)に具体化してもよい。また。電子写真装置の光ヘッド(光プリンタのヘッドやデジタルラボのヘッド)に使用してもよい。
有機ELディスプレイの正面図。 有機ELディスプレイの断面図。 (a)は基板処理装置の一部斜視図、(b)は基板処理装置の全体構成図。 制御部材の上面図。 (a),(b),(c)は、それぞれ、有機ELディスプレイ1の製造方法を説明するための図。 同じく、有機ELディスプレイの製造方法を説明するための図。 同じく、(a),(b)は、それぞれ、有機ELディスプレイの製造方法を説明するための図。 第2実施形態に係る電子機器としての大型テレビの斜視図。
符号の説明
Lp,Lr,Lg,Lb…膜形成成分を含有する液状体、M…板体、Q…成膜室、1・・・電気光学装置としての有機ELディスプレイ、9R,9G,9B…電気光学素子としての有機EL素子、4…基板、14…膜としての正孔輸送層、15R,15G,15B…膜としての赤、緑及び青用発光層、19…電気光学用基板としての素子基板、30…基板処理装置、35…制御部材、36…貫通孔、40A,40B…制御バルブとしての第1及び第2の開閉バルブ、42…排気手段としてのポンプ、60…電子機器としての大型テレビ。

Claims (8)

  1. 基板上に塗布された膜形成成分を含有する液状体を乾燥させることによって膜を形成する基板処理装置において、
    前記基板を載置する成膜室と、
    前記液状体が塗布された側から前記成膜室内の気体を排気する排気手段と、
    前記基板上の領域を複数に区分けし、前記各領域での前記気体の排気量をそれぞれ制御する制御部材と
    を備えたことを特徴とする基板処理装置。
  2. 請求項1に記載の基板処理装置において、
    前記制御部材は、複数の貫通孔が穿設された板体を有していることを特徴とする基板処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の基板処理装置において、
    前記排気手段と前記制御部材との間に、前記気体の排気量を制御する制御バルブを備え、
    前記制御バルブの開閉位置を操作することによって、前記制御部材が前記気体の排気量を前記領域毎に制御するようにしたことを特徴とする基板処理装置。
  4. 請求項2または3に記載の基板処理装置において、
    前記複数の貫通孔は、それぞれ同じ径であることを特徴とする基板処理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一つに記載の基板処理装置において、
    前記領域は、前記基板の中央領域と、前記中央領域の周囲に形成された周囲領域とであることを特徴とする基板処理装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一つに記載の基板処理装置において、
    前記液状体は、少なくとも1種類の溶媒と該溶媒中に分散または溶解した前記膜形成成分とを含む液状体であり、
    前記液状体は、液滴吐出法によって前記基板上に塗布されていることを特徴とする基板処理装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一つに記載の基板処理装置において、
    前記基板は、複数の電気光学素子を備えた画素電極をマトリクス状に形成した電気光学装置を構成する電気光学用基板であることを特徴とする基板処理装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一つに記載の基板処理装置を用いて製造されたことを特徴する電子機器。
JP2005079321A 2005-03-18 2005-03-18 基板処理装置及び電子機器 Withdrawn JP2006261027A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005079321A JP2006261027A (ja) 2005-03-18 2005-03-18 基板処理装置及び電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005079321A JP2006261027A (ja) 2005-03-18 2005-03-18 基板処理装置及び電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006261027A true JP2006261027A (ja) 2006-09-28

Family

ID=37100011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005079321A Withdrawn JP2006261027A (ja) 2005-03-18 2005-03-18 基板処理装置及び電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006261027A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010123409A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Seiko Epson Corp 成膜装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010123409A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Seiko Epson Corp 成膜装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4483757B2 (ja) 有機el装置及び光学装置
US7989025B2 (en) Film forming method, method for manufacturing organic electroluminescent device, organic electroluminescent device, and electronic apparatus
KR100424731B1 (ko) 유기 일렉트로루미네선스 장치의 제조 방법 및 유기일렉트로루미네선스 장치 및 전자기기
KR102056666B1 (ko) 유기발광표시장치 및 그의 제조방법
JP4924314B2 (ja) 有機el装置および電子機器
JP2009146885A (ja) 有機エレクトロルミネッセンス装置および有機エレクトロルミネッセンス装置の製造方法
JP2008091070A (ja) 発光装置及び電子機器
JP2007310156A (ja) 膜形成方法、電気光学基板の製造方法、及び電気光学装置の製造方法、並びに機能膜、電気光学基板、電気光学装置、及び電子機器
US7294960B2 (en) Organic electroluminescent device with HIL/HTL specific to each RGB pixel
JP2004361491A (ja) カラーフィルタ基板の製造方法、エレクトロルミネッセンス基板の製造方法、電気光学装置及びその製造方法、並びに電子機器及びその製造方法
JP4894150B2 (ja) 電気光学装置の製造方法、液滴吐出装置
WO2024149123A1 (zh) 一种显示面板、其制作方法及显示装置
JP2007044582A (ja) 表面処理方法、電気光学装置の製造方法及び電気光学装置
KR20160067544A (ko) 유기전계 발광소자 및 이의 제조방법
JP2006260778A (ja) 基板処理装置
JP2006194921A (ja) パターン形成方法、カラーフィルタの製造方法、カラーフィルタ、電気光学装置の製造方法及び電気光学装置
JP2010080268A (ja) 有機el装置及び電子機器
JP2008066054A (ja) 電気光学装置およびその製造方法
JP4957477B2 (ja) 有機el装置の製造方法
JP2006261027A (ja) 基板処理装置及び電子機器
JP5176898B2 (ja) 成膜装置
JP2006294446A (ja) 電気光学装置、電気光学装置の製造方法及び電子機器
JP2008123738A (ja) 光学装置、光学装置の製造方法および電子機器。
JP2006164864A (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP2007289826A (ja) 膜形成方法、電気光学基板の製造方法、及び電気光学装置の製造方法、並びに機能膜、電気光学基板、電気光学装置、及び電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070404

A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080603