JP5176677B2 - ゴム部材のターンアップ装置および方法 - Google Patents

ゴム部材のターンアップ装置および方法 Download PDF

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本発明は、ゴム部材のターンアップ装置および方法に関し、さらに詳しくは、ビード部材を包むようにゴム部材の端部を折り返す際に、ビード部材のビード部とゴム部材とをすき間が生じないように密着させることができるゴム部材のターンアップ装置および方法に関するものである。
空気入りタイヤを成形する際には、成形ドラムに巻付けたカーカス層などのゴム部材の端部の所定位置にビード部材を外嵌するようにセットし、このビード部材を包むようにビード部材のセット位置よりもドラム軸方向外側の範囲のゴム部材の端部を、インフレートさせたドラム軸方向内側の範囲のゴム部材に圧着させる、いわゆるターンアップ工程を行っている。
このターンアップの方法として、ビード部材のセット位置よりもドラム軸方向外側の範囲のゴム部材の端部を、膨張するブラダによって折り返して押圧する方式(ブラダ方式)と、剛体の押上げレバーによって折り返して押圧する方式(メカニカル方式)が知られている。ブラダ方式は、押圧の際に変形し易いブラダを用いるので、剛性の高いゴム部材の場合は、ビード部材を包むようにゴム部材の端部を折り返してビード部材とゴム部材とを十分に密着させることができない。このように、両者が十分に密着せずにすき間があると、製造したタイヤの品質に悪影響が生じる。
一方、メカニカル方式では、押圧の際に変形しない剛体の押上げレバーを用いるので、高剛性のゴム部材をターンアップさせるには、ブラダ方式に比べて有利である(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、メカニカル方式であっても、相対的に剛性が高いビード部材のビード部周辺のゴム部材を折り返して、ビード部とゴム部材とをすき間が生じないように密着させることは困難であった。特に、ビード部のドラム軸方向内側の範囲は、押上げレバーが直接押圧することができないため、すき間が生じ易いという問題があった。
特開平7−60865号公報
本発明の目的は、ビード部材を包むようにゴム部材の端部を折り返す際に、ビード部材のビード部とゴム部材とをすき間が生じないように密着させることができるゴム部材のターンアップ装置および方法提供することにある。
上記目的を達成するため本発明のゴム部材のターンアップ装置は、成形ドラムのドラム軸方向所定位置にドラム周方向に沿って設けられたビードセット部と、ドラム周方向に所定ピッチで設けた複数の押上げレバーとを備え、ビードセット部よりもドラム軸方向外側に配置された押上げレバーの後端部をドラム軸方向に移動可能に設けるとともに、この後端部を回動中心として押上げレバーの先端部をドラム半径方向に移動可能にして、成形ドラムに巻付けたゴム部材の端部の所定位置にビード部材を外嵌するようにセットし、前記押上げレバーによって、ビード部材のセット位置よりもドラム軸方向外側の範囲のゴム部材の端部を、ビード部材を包むように折り返し、ビード部材のセット位置よりもドラム軸方向内側の範囲のゴム部材に圧着させるゴム部材のターンアップ装置において、前記ビードセット部を、前記ビード部材のビード部を載置する載置部と、この載置部のドラム軸方向内側位置でドラム半径方向に移動して載置部よりドラム半径方向外側に突出可能な押さえ部と、載置部と押さえ部とに跨ってこれらの表面を覆う伸縮性を有する被覆材とで構成し、この被覆材を載置部の表面に取付けられた載置部カバーゴムと一体物にして、成形ドラムに巻付けたゴム部材の上から、前記載置部カバーゴムで覆われた載置部にビード部を載置して、前記押さえ部を載置部よりもドラム半径方向外側に突出させた際に、前記被覆材にテンションを付与して前記ビード部に沿わせるようにして前記ゴム部材とビード部のドラム軸方向内側の範囲を密着させる構成にしたことを特徴とするものである。
ここで、前記載置部カバーゴムの表面のドラム軸方向断面を二段傾斜面形状とし、この二段傾斜面形状のドラム軸方向外側の傾斜面を、載置部に載置したビード部の対向する底面と平行になるように設定することもできる。
本発明のゴム部材のターンアップ方法は、成形ドラムに巻付けたゴム部材の端部の所定位置にビード部材を外嵌するようにセットし、このビード部材のセット位置よりもドラム軸方向外側にドラム周方向に所定ピッチで設けた複数の押上げレバーによって、ビード部材のセット位置よりもドラム軸方向外側の範囲のゴム部材の端部を、ビード部材を包むように折り返し、ビード部材のセット位置よりもドラム軸方向内側の範囲のゴム部材に圧着させるゴム部材のターンアップ方法において、前記ビード部材に対するビードセット部を、ビード部材のビード部を載置する載置部と、この載置部のドラム軸方向内側位置でドラム半径方向に移動する押さえ部と、載置部と押さえ部とに跨ってこれらの表面を覆う伸縮性を有する被覆材とで構成し、成形ドラムに巻付けたゴム部材の上から、前記被覆材と一体化した載置部カバーゴムで覆われた載置部にビード部を載置した際に、前記押さえ部を載置部よりもドラム半径方向外側に突出させて被覆材にテンションを付与し、このテンションが付与された被覆材をビード部に沿わせるようにして、前記ゴム部材とビード部のドラム軸方向内側の範囲を密着させることを特徴とするものである。
ここで、前記載置部カバーゴムの表面形状の異なる複数種類の被覆材を用意しておき、前記載置部に載置するビード部の形状に応じて被覆材を付替えて、前記複数種類の被覆材から選択した1種類の被覆材を用いることもできる。
本発明によれば、押上げレバーによって、ゴム部材の端部をビード部材を包むようにターンアップする際に、押さえ部を載置部よりもドラム半径方向外側に突出させることにより、載置部に載置したビード部のドラム軸方向のずれを防止することができる。そのため、相対的に剛性が高いビード部周辺のゴム部材であっても、折り返してすき間なくビード部に密着させることができる。
さらに、押さえ部を突出させたことにより載置部と押さえ部との表面に段差が生じ、これらの表面を覆う被覆材が伸ばされてテンションが付与される。そして、テンションが付与された被覆材は、載置部に載置されたビード部に沿うように付勢される。この付勢力によって被覆材の上にあるゴム部材とビード部とが圧着されるので、押上げレバーが直接押圧することができないビード部のドラム軸方向内側の範囲についても、ゴム部材との密着性を向上させることができる。
以下、本発明のゴム部材のターンアップ装置および方法を、空気入りタイヤを成形する場合を例にして図に示した実施形態に基づいて説明する。
図1〜図3に例示する本発明のゴム部材のターンアップ装置1(以下、ターンアップ装置1という)は、成形ドラム10に設けられ、成形ドラム10のドラム軸方向中心に対して一対の対象構造になっている。このように左右対称構造なので、図面には一対のうち、一方側(右側)のターンアップ装置1のみを示して説明する。
このターンアップ装置1は、ビードセット部2と複数の押上げレバー5とを備えた、いわゆるメカニカルターンアップ装置である。ビードセット部2は、成形ドラム10のドラム軸方向所定位置にドラム周方向に沿って設置され、載置部3と、この載置部3のドラム軸方向内側位置に設けられた押さえ部4と、載置部3と押さえ部4とに跨ってこれらの表面を覆う伸縮性を有する被覆材8とで構成されている。被覆材8は、載置部3の表面に取付けられた載置部カバーゴム3aと一体物になっている。
即ち、被覆材8の一方端部は、載置部3の表面に形成された嵌合溝に嵌合した載置部カバーゴム3aによって載置部3に固定され、他方端部は、押さえ部4のドラム軸方向内側に配置されたガイド部4aと、ガイド部4aにボルト固定されているクランプ部9により挟まれて固定されている。そのため、被覆材8の交換を容易に行なうことができ、損傷して新たな被覆材8への交換作業、異なる種類の被覆材8への付替え作業を迅速に行なえる。
被覆材8は、伸縮性のある材質で形成され、例えば、ゴム、樹脂、繊維、これらの複合材が用いられる。載置部カバーゴム3aの厚さは、例えば、20mm〜30mmであり、載置部カバーゴム3aを除く部分の被覆材8の厚さは、例えば、0.5mm〜2mm程度である。
載置部3とガイド部4aとに挟まれて配置されている押さえ部4は、ドラム軸方向に直交するようにドラム半径方向に移動する。尚、押さえ部4は、載置部3およびガイド部4aとは独立に単独でドラム半径方向に移動する。
それぞれの押上げレバー5は、金属製や樹脂製の剛体であり、先端部に押圧ローラ5aを有し、後端部は回転軸5bにより軸支されてドラム軸方向に移動するスライド機構6に連結されている。図2に例示するように2種類の長さの異なる押上げレバー5が、ドラム周方向に1つ置きに配置されている。押上げレバー5は、例えば、ドラム周方向に中心角度2°〜5°程度の等ピッチで設けられる。
それぞれの押上げレバー5の背面(外周面)には、それぞれ押上げレバー5を横切るように外嵌したドラム周方向に所定ピッチで設けた3本の環状の締付けゴムバンド7が配置されている。この締付けゴムバンド7によって、それぞれの押上げレバー7は、ドラム内周方向に付勢されている。したがって、押上げレバー5の先端部をドラム外周方向に移動させた際には、締付けゴムバンド7による付勢力が、押上げレバー5(押圧ローラ5a)の押圧力となる。
締付けゴムバンド7の数は、特に限定されず、また、複数本の締付けゴムバンド7を、すべて同じ付勢力を有する仕様にすることもでき、それぞれ異なる付勢力を有する仕様にすることもできる。締付けゴムバンド7は、環状のスプリング等に置き換えることもできる。
以下、このターンアップ装置1を用いたゴム部材のターンアップ方法の手順を説明する。
まず、ゴム部材11が成形ドラム10の外周面に巻き付けられる。タイヤ製造においては、このゴム部材11は、インナーライナ、カーカス材13、サイドゴム等となる。
次いで、成形ドラム10に巻付けたゴム部材11の端部の所定位置となるビードセット部2の外周位置に、リング状のビード部材12を外嵌するようにセットする。具体的には図4に例示するように、ビード部12aを被覆材8と一体化した載置部カバーゴム3aで覆われた載置部3に載置して、ビード部材12をセットする。タイヤ製造においては、このビード部材12は、ビード部12aと、ビード部12aの外周に取付けられたビードフィラー12b等となる。
本発明では、載置部3にビード部12aを載置した際に、押さえ部4を載置部3よりもドラム半径方向外側に突出させる。そして、一対のビードセット部2を、互いが近接するようにドラム軸方向に移動させ、ゴム部材11のドラム軸方向中央部をインフレートさせる。また、スライド機構6をドラム軸方向内側に移動させる。これに伴って、押上げレバー5の後端部は、ビードセット部2よりもドラム軸方向外側において、ドラム軸方向内側に移動し、押上げレバー5の先端部は、回転軸5bを回動中心としてドラム半径方向外側に移動して、押上げレバー5は図2に例示するように放射状に広がる。
ドラム半径方向外側に移動する押圧ローラ5aは、ビード部材12を包むように、ビード部材12のセット位置よりもドラム軸方向外側の範囲のゴム部材11の端部を折り返す。折り返しの基点部となるビード部12a周辺のゴム部材11の剛性が高くても、剛体の押上げレバー5を用いて、かつ、突出させた押さえ部4によってビード部12aのドラム軸方向のずれが防止されるので、確実にゴム部材11の端部を折り返すことができる。続いて、折り返したゴム部材11を、押圧ローラ5aによって押圧する。
このようにして、ビード部材12のセット位置よりもドラム軸方向外側の範囲のゴム部材11の端部を、ビード部材12およびビード部材12のセット位置よりもドラム軸方向内側の範囲のゴム部材11に圧着させる。相対的に剛性が高いビード部12aの周辺のゴム部材11に対しても、押上げレバー5(押圧ローラ5a)によって押圧し、さらに、突出する押さえ部4によってビード部12aのドラム軸方向のずれが防止されるので、ブラダ方式や従来のメカニカル方式に比べて強力に押圧することができる。これにより、すき間が生じやすいビード部12aの周辺に対しても、すき間を生じることなく、ゴム部材11を密着させることができる。
さらに本発明では、押さえ部4の突出に伴って、段差が生じた載置部3と押さえ部4とを覆う被覆材8が伸ばされてテンションが付与された状態になり、ビード部12aの内側面に沿うように付勢される。そのため、この付勢力によって被覆材8の上にあるゴム部材11とビード部12aとが圧着され、両者の密着性が向上させることができる。即ち、押上げレバー5(押圧ローラ5a)が直接押圧することができないビード部12aのドラム軸方向内側の範囲についても、ゴム部材11との密着性を向上させることができる。
被覆材8は付勢されてビード部12aまわりのゴム部材11に密着するので、ゴム部材11をインフレートするシール材としても優れたシール機能を発揮する。
また、押さえ部4はドラム軸方向に対して直交するようにドラム半径方向に移動するので、押さえ部4に要するスペースは最小限で済む。そのため、ビードセット部2よりもドラム軸方向内側スペースの設計自由度を大きくすることができる。
ビード部12aの形状は1種類ではなく、様々な形状があるので、予め載置部カバーゴム3aの表面形状(断面形状)の異なる複数種類の被覆材8を用意しておくとよい。そして、載置部3に載置するビード部12aの形状(断面形状)に応じて被覆材8を付替えて、用意した複数種類の被覆材8から選択した1種類の被覆材を用いるようにする。
例えば、図5に例示するように、載置部カバーゴム3aの表面のドラム軸方向断面を二段傾斜面形状にして、この二段傾斜面形状のドラム軸方向外側の傾斜面を、載置部3に載置したビード部12aの対向する底面と平行になるように設定する。これにより、ビード部12aをより安定して保持することができ、ゴム部材11とビード部材12との圧着性がさらに向上させることができる。
本発明は、押圧ローラ5aを省略した構成にして、押上げレバー5で直接、ゴム部材11をターンアップさせることもできる。また、本発明はタイヤの成形のみでなく、タイヤ以外のゴム製品の製造工程において、ビード部材12を包むようにゴム部材11の端部をターンアップする場合に適用することができる。
本発明のターンアップ装置の要部を例示する断面図である。 図1のA矢視概略図である。 図1のビードセット部を拡大して示す断面図である。 ビード部をセットした際のビードセット部を例示する断面図である。 図3の載置部の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 ターンアップ装置
2 ビードセット部
3 載置部
3a カバーゴム部
4 押さえ部
4a ガイド部
5 押上げレバー
5a 押圧ローラ
5b 回転軸
6 スライド機構
7 締付けゴムバンド
8 被覆材
9 クランプ部
10 成形ドラム
11 ゴム部材
12 ビード部材
12a ビード部
12b ビードフィラー
13 カーカス材

Claims (4)

  1. 成形ドラムのドラム軸方向所定位置にドラム周方向に沿って設けられたビードセット部と、ドラム周方向に所定ピッチで設けた複数の押上げレバーとを備え、ビードセット部よりもドラム軸方向外側に配置された押上げレバーの後端部をドラム軸方向に移動可能に設けるとともに、この後端部を回動中心として押上げレバーの先端部をドラム半径方向に移動可能にして、成形ドラムに巻付けたゴム部材の端部の所定位置にビード部材を外嵌するようにセットし、前記押上げレバーによって、ビード部材のセット位置よりもドラム軸方向外側の範囲のゴム部材の端部を、ビード部材を包むように折り返し、ビード部材のセット位置よりもドラム軸方向内側の範囲のゴム部材に圧着させるゴム部材のターンアップ装置において、前記ビードセット部を、前記ビード部材のビード部を載置する載置部と、この載置部のドラム軸方向内側位置でドラム半径方向に移動して載置部よりドラム半径方向外側に突出可能な押さえ部と、載置部と押さえ部とに跨ってこれらの表面を覆う伸縮性を有する被覆材とで構成し、この被覆材を載置部の表面に取付けられた載置部カバーゴムと一体物にして、成形ドラムに巻付けたゴム部材の上から、前記載置部カバーゴムで覆われた載置部にビード部を載置して、前記押さえ部を載置部よりもドラム半径方向外側に突出させた際に、前記被覆材にテンションを付与して前記ビード部に沿わせるようにして前記ゴム部材とビード部のドラム軸方向内側の範囲を密着させる構成にしたことを特徴とするゴム部材のターンアップ装置。
  2. 前記載置部カバーゴムの表面のドラム軸方向断面を二段傾斜面形状とし、この二段傾斜面形状のドラム軸方向外側の傾斜面を、載置部に載置したビード部の対向する底面と平行になるように設定した請求項1に記載のゴム部材のターンアップ装置。
  3. 成形ドラムに巻付けたゴム部材の端部の所定位置にビード部材を外嵌するようにセットし、このビード部材のセット位置よりもドラム軸方向外側にドラム周方向に所定ピッチで設けた複数の押上げレバーによって、ビード部材のセット位置よりもドラム軸方向外側の範囲のゴム部材の端部を、ビード部材を包むように折り返し、ビード部材のセット位置よりもドラム軸方向内側の範囲のゴム部材に圧着させるゴム部材のターンアップ方法において、前記ビード部材に対するビードセット部を、ビード部材のビード部を載置する載置部と、この載置部のドラム軸方向内側位置でドラム半径方向に移動する押さえ部と、載置部と押さえ部とに跨ってこれらの表面を覆う伸縮性を有する被覆材とで構成し、成形ドラムに巻付けたゴム部材の上から、前記被覆材と一体化した載置部カバーゴムで覆われた載置部にビード部を載置した際に、前記押さえ部を載置部よりもドラム半径方向外側に突出させて被覆材にテンションを付与し、このテンションが付与された被覆材をビード部に沿わせるようにして、前記ゴム部材とビード部のドラム軸方向内側の範囲を密着させることを特徴とするゴム部材のターンアップ方法。
  4. 前記載置部カバーゴムの表面形状の異なる複数種類の被覆材を用意しておき、前記載置部に載置するビード部の形状に応じて被覆材を付替えて、前記複数種類の被覆材から選択した1種類の被覆材を用いるようにした請求項3に記載のゴム部材のターンアップ方法。
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