JPH02238934A - タイヤ成形ドラムに於けるビード保持方法及びその装置 - Google Patents

タイヤ成形ドラムに於けるビード保持方法及びその装置

Info

Publication number
JPH02238934A
JPH02238934A JP1057800A JP5780089A JPH02238934A JP H02238934 A JPH02238934 A JP H02238934A JP 1057800 A JP1057800 A JP 1057800A JP 5780089 A JP5780089 A JP 5780089A JP H02238934 A JPH02238934 A JP H02238934A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bead
green tire
tire
sliding ring
ring member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1057800A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Takeuchi
勤 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP1057800A priority Critical patent/JPH02238934A/ja
Publication of JPH02238934A publication Critical patent/JPH02238934A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分軒〕 この発明は、タイヤ成形ドラムに於けるビード保持方法
及びその装置に係わり、更に詳しくはグリーンタイヤ(
生タイヤ)をトロイダル状に成形する際、ビードの外側
に異常な歪みや、嵌合の不具合が発生するのを有効に防
止させたタイヤ成形ドラムに於けるビード保持方法及び
その装置に関するものである. 〔従来の技術〕 従来、円筒状のグリーンタイヤからドロイダル状(輪状
)のグリーンタイヤを成形する成形ドラム及びグリーン
タイヤのビード部を保持す′る装置としては、例えば第
4図〜第9図に示すようなものが知られている。
即ち、第4図に示す第2段階のタイヤ成形ドラム1にお
けるゴムブラダー2は、プラダークランプリング3と、
プラダー抑え4とにより気密的に保持されて構成され、
この外側には、円筒状のグリーンタイヤWのビードWa
を保持するリング状の保持部材5が配設されている。
また、上記の保持部材5には、グリーンタイヤWのビー
ドWaを支持するビード座5aと、フランジ部5bとが
形成され、このビード座5aとフランジ部5bとでビー
ド部Waを保持するものである. また、前記プラダークランプリング3は、成形ドラムl
に組込まれた軸6,7に固定支持され、また保持部材5
は、軸6,7及びブラダークランプリング3に組付けら
れている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
然しながら、上記のような保持部材5によりグリーンタ
イヤWのとードWaを第5図に示すように保持し、トロ
イダル状にシェーピングすると、第6図に示すようにビ
ードWaの返りがビード座5aやフランジ部5bとの摩
擦によって円滑にいかず、矢印方向の応力によりビード
部外側Wxに歪みを発生させたり、ビード座5aやフラ
ンジ部5bとの嵌合不具合を起こし、この問題を軽減さ
せるため、ビード座5aやフランジ部5bとの接触部分
に潤滑油を塗る作業が必要であった. また、第7図〜第9図に示す従来の他の第2段階タイヤ
成形ドラムlの場合には、ビード部Waを保持する保持
部材8のビード座8aが円弧状のビードWaと嵌合する
ように断面円弧状の凹部に形成されたもので、分割され
たリング状の保持部材8は、タイヤ径方向に拡縮可能に
構成されている. この保持部材8のビード座8aも、上記の従来例と同様
に、第8図に示すようにグリーンタイヤWをトロイダル
状にシェーピングすると、第9図に示すようにビードW
aの返りがビード座8aの内壁面との摩擦によって円滑
にいかず、ビ一ド部外側wyに矢印方向の応力により歪
みを発生させたり、ビード座8aとの嵌合不具合を起こ
し、この問題を軽減させるため、ビード座8aの内壁面
の接触部分に潤滑油を塗る作業が必要であった. 〔発明の目的〕 この発明は、かかる従来の課題に着目して案出されたも
ので、グリーンタイヤをトロイダル状にシェーピングし
た時に、ビードの返りを円滑にしてビード部外側の異常
歪みや、嵌合不具合を改善し、タイヤの均一性を向上さ
せると共に、潤滑油を塗る作業を省略して作業能率を著
しく向上させたビード保持方法及びその装置を提供する
ことを目的とするものである.〔課題を解決するための
手段〕 この発明は上記目的を達成するため、グリーンタイヤの
ビードと嵌合する各保持部材上に、ビードが嵌合する断
面半円弧状の凹部を備え、かつガイド部材を介してドラ
ム幅の中心方向に揺動自在な摺動リング部材を各々設け
たことを要旨とするものである。
C発明の作用〕 この発明は、上記のように構成され、グリーンタイヤを
トロイダル状にシェーピングした時に、ビードの返りを
摺動リング部材の揺動により追従させて円滑にし、ビー
ド部外側の異常歪みや、嵌合不具合を改善するようにし
たことを特徴としている. 〔発明の実施例〕 以下、添付図面に基づき、この発明の実施例を説明する
. なお、従来例と同一構成要素は、同一符号を付して説明
は省略する。
第1図は、分割されたリング状の保持部材10の上部に
設けられた摺動リング部材l1の一部断面図、第2図は
円筒状のグリーンタイヤWからトロイダル状のグリーン
タイヤを成形する際の摺動リング部材11の作動状態を
示す一部断面図、第3図は第1図の■一■矢視断面図を
示している. 前記、グリーンタイヤWのビードWaと嵌合する各保持
部材lO上に設けた摺動リング部材l1は、円形状の外
周面を有するビード部が嵌合する断面半円弧状の凹部1
1aを備えており、この摺動リング部材l1は、各保持
部材lOの上端に設けたカムフロアー等のガイド部材l
2を介してドラム幅Hの中心方向に揺動自在に支持され
ている. 前記、摺動リング部材11の内側と外側とのフランジ部
13a,13bには、所定の弾性力を有するスプリング
14a,14bが取付けられ、このスプリング14a,
14bの弾性力Fa及びFbは、Fa>Fbの関係とな
るものを使用し、またスプリング14a,14b及び摺
動リング部材l1の表面は、シールゴムl5により固定
されている. また、グリーンタイヤWをトロイダル状にシェーピング
する時の内圧Pxと、上記のスプリング14a.14b
の弾性力Pa及びpbとの関係は、FX> Pa >F
bとなるように設定されている.以上の構成からなるこ
の発明の作用を説明すると、第1図に示すようにグリー
ンタイヤWのビードWaを、摺動リング部材11の断面
半円弧状の凹部11aに嵌合させた状態から、第2図に
示すようにトロイダル状にシェーピングすると、矢印方
向に応力が作用するが、この時、ビードの返りを摺動リ
ング部材11の揺動により追従させることで円滑になり
、この結果、ビード部外側の異常歪みや、嵌合不具合が
改善されるのである. また、このシェーピングには、摺動リング部材1lを保
持しているスプリング14a.14bの弾性力Fa及び
Fbと、内圧Fxとの関係は、上述したように、Fχ>
 Pa >Fbとなるように設定されているので、摺動
リング部材11の揺動も円滑であり、従って、グリーン
タイヤWの均一性も向上させることが出来るのである.
〔発明の効果〕 この発明は、上記のようにグリーンタイヤのビードと嵌
合する各保持部材上に、ビードが嵌合する断面半円弧状
の凹部を備え、がっガイド部材を介してドラム幅の中心
方向に揺動自在な摺動リング部材を各々設け、グリーン
タイヤのビードを、摺動リング部材の断面半円弧状凹部
に嵌合させた状態から、トロイダル状にシェーピング時
、前記ビードの返りを摺動リング部材の揺動により追従
させるようにしたので、グリーンタイヤをトロイダル状
にシェーピングした時に、ビードの返りを円滑にしてビ
ード部外側の異常歪みや、嵌合不具合を改善し、タイヤ
の均一性を向上させると共に、潤滑油を塗る作業を省略
して作業能率を著しく向上させることが出来る効果があ
る.
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、円筒状のグリーンタイヤからトロイダル状のグリー
    ンタイヤを成形する際、円筒状のグリーンタイヤのビー
    ドを分割されたリング状の保持部材で保持するようにし
    たタイヤ成形ドラムに於けるビード保持方法において、
    前記グリーンタイヤのビードを、摺動リング部材の断面
    半円弧状凹部に嵌合させた状態から、トロイダル状にシ
    ェーピング時、前記ビードの返りを摺動リング部材の揺
    動により追従させることを特徴とするタイヤ成形ドラム
    に於けるビード保持方法。 2、円筒状のグリーンタイヤからトロイダル状のグリー
    ンタイヤを成形する際、円筒状のグリーンタイヤのビー
    ドを分割されたリング状の保持部材で保持するタイヤ成
    形ドラムに於けるビード保持装置において、前記グリー
    ンタイヤのビードと嵌合する各保持部材上に、ビードが
    嵌合する断面半円弧状の凹部を備え、かつガイド部材を
    介してドラム幅の中心方向に揺動自在な摺動リング部材
    を各々設けたことを特徴とするタイヤ成形ドラムに於け
    るビード保持装置。
JP1057800A 1989-03-13 1989-03-13 タイヤ成形ドラムに於けるビード保持方法及びその装置 Pending JPH02238934A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1057800A JPH02238934A (ja) 1989-03-13 1989-03-13 タイヤ成形ドラムに於けるビード保持方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1057800A JPH02238934A (ja) 1989-03-13 1989-03-13 タイヤ成形ドラムに於けるビード保持方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02238934A true JPH02238934A (ja) 1990-09-21

Family

ID=13065983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1057800A Pending JPH02238934A (ja) 1989-03-13 1989-03-13 タイヤ成形ドラムに於けるビード保持方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02238934A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008023946A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Yokohama Rubber Co Ltd:The 未加硫タイヤの成形方法及びその装置
JP2009269288A (ja) * 2008-05-07 2009-11-19 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴム部材のターンアップ装置および方法
JP2010509082A (ja) * 2006-11-08 2010-03-25 ブリヂストン・フアイヤーストーン・ノース・アメリカン・タイヤ・エルエルシー チャックおよびトロイダル構造の加工に使用する方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008023946A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Yokohama Rubber Co Ltd:The 未加硫タイヤの成形方法及びその装置
JP2010509082A (ja) * 2006-11-08 2010-03-25 ブリヂストン・フアイヤーストーン・ノース・アメリカン・タイヤ・エルエルシー チャックおよびトロイダル構造の加工に使用する方法
JP2012228773A (ja) * 2006-11-08 2012-11-22 Bridgestone Americas Tire Operations Llc チャックおよびトロイダル構造の加工に使用する方法
JP2009269288A (ja) * 2008-05-07 2009-11-19 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴム部材のターンアップ装置および方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07259962A (ja) ダンパプーリおよびその製造方法
JP2023179760A (ja) ディスクブレーキ
JPH02238934A (ja) タイヤ成形ドラムに於けるビード保持方法及びその装置
JPH04296254A (ja) 非円形特に長円形または楕円形のシリンダのピストンリング
JPS591493B2 (ja) シリンダタンブノセイケイホウホウ
EP0661151B1 (en) Building drum with a metallic forming module
JP2003065370A (ja) 二重巻バンドブレーキ装置
JPH10252795A (ja) 防振装置
US2696106A (en) Machine for testing open-top cans for leaks
JP2000009164A (ja) 皿ばねおよび皿ばね装置
JP2000329180A (ja) 防振ブッシュ
JP2020502436A (ja) 車両用のジョイント及びこのようなジョイントを製造するための方法
JP2000271677A (ja) 筒体端部のフレア加工方法及びその装置
JPH02270610A (ja) 装着容易な空気入りタイヤ
US8074336B2 (en) Method of forming a torsional vibration damping disk
JP4716616B2 (ja) 液封防振装置
JPH0781592B2 (ja) ダイアフラム・クラッチ・レリーズベアリングアセンブリ
JPS63243570A (ja) 内燃機関のピストンピン
JP2006105261A (ja) センターベアリングサポート
JPH02238935A (ja) タイヤ成形ドラムに於けるビード保持装置
JPS61112708A (ja) エンジンの動弁装置
JP3698111B2 (ja) 防振ブッシュの製造方法
JP6375766B2 (ja) 弾性体移動装置及び部品の製造方法
JP2000337517A (ja) 密封装置
JP2003343734A (ja) 密封装置