JP2003065370A - 二重巻バンドブレーキ装置 - Google Patents

二重巻バンドブレーキ装置

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JP2003065370A JP2001252479A JP2001252479A JP2003065370A JP 2003065370 A JP2003065370 A JP 2003065370A JP 2001252479 A JP2001252479 A JP 2001252479A JP 2001252479 A JP2001252479 A JP 2001252479A JP 2003065370 A JP2003065370 A JP 2003065370A
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敏秋 脇坂
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正樹 酒井
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    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D49/00Brakes with a braking member co-operating with the periphery of a drum, wheel-rim, or the like
    • F16D49/20Self-tightening brakes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二重巻ブレーキバンドと回転体との不要な接
触を簡便かつ効果的に防止した二重巻バンドブレーキ装
置を提供する。 【解決手段】 アプライブラケット25には、芯ずれ矯
正手段として、後端部から外側バンド15に向けて一対
の矯正部31が突設されている。これら矯正部31は、
その内面が外側バンド15の外周面に摺接し、これによ
り、中間バンド11は、セット時はもとより、アクチュ
エータ7からの荷重を受けて縮径する際にも、矯正部3
1と外側バンド15との圧接力が大きくなるだけで、外
側バンド15に対して内側に突出することがなくなる。
その結果、二重巻ブレーキバンド3は、非制動時には全
周に亘ってドラム27と適正な間隙を有する一方、制動
時には真円に近い状態で縮径してドラム27を制動する
ことになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用の自動変
速機等に用いられる二重巻バンドブレーキ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車用の自動変速機や一般産業機械で
は、変速要素や回転要素を制動するため、バンドブレー
キ装置が多く用いられている。バンドブレーキ装置は、
通常、環状に形成された一枚の鋼板の内周面に摩擦材を
貼着させてブレーキバンドとし、このブレーキバンドを
アクチュエータによって縮径させることにより、内側に
配置された変速要素や回転要素を締め付けて制動を行
う。そして、近年、アクチュエータの作動力の低減や制
動制御性の向上を図るべく、二重巻ブレーキバンドを用
いた二重巻バンドブレーキ装置が提案されている。
【0003】二重巻ブレーキバンド3は、図16,図1
7(図16中のG矢視図)に自動車用自動変速機用の例
を示したように、環状の中間バンド11と、この中間バ
ンド11の自由端にそれぞれの自由端が対向した状態で
連結プレート13を介して溶接接合された環状の一対の
外側バンド15とを主要構成部材としている。中間バン
ド11および外側バンド15の内周面には、それぞれ摩
擦材17,19が貼着されている。また、外側バンド1
5の作用端側には、本体ケーシング1側のアンカピン5
に係止されるアンカブラケット21が溶接される一方、
中間バンド11の作用端側には、中間バンド11および
外側バンド15が縮径する方向の力をアクチュエータ7
のプッシュロッド23により受けるアプライブラケット
25が溶接されている。この二重巻ブレーキバンド3で
は、アクチュエータ7のプッシュロッド23が図16中
矢印で示した方向に作動すると、中間バンド11および
外側バンド15が縮径し、二重巻ブレーキバンド3に内
嵌した変速要素(以下、ドラムと記す)27が制動され
る。
【0004】ところで、上述した従来の二重巻ブレーキ
バンド3では、単一の中間バンド11と一対の外側バン
ド15とで弾性係数が当然に異なる。そのため、アクチ
ュエータ7からの荷重を受けた際には、中間バンド11
の変形量が外側バンド15の変形量より大きくなるた
め、中間バンド11が外側バンド15に対して接合部分
を支点に相対移動(回動)する。この相対移動は、制動
時の荷重を受けたときだけでなく、セット時における初
期荷重によっても生じる。図18,図19にはセット時
における二重巻ブレーキバンド3の状態を誇張して示し
てあるが、この図から判るように、中間バンド11は、
その作用端側部分が外側バンド15に対して寸法mだけ
内側に突出する一方、自由端側部分が外側バンド15に
対して寸法nだけ外側に突出する。また、中間バンド1
1は、外側バンド15との接合部分の剛性が高いことか
ら、作用端側部分の変形が自由端側部分の変形より大き
く、寸法mは寸法nより大きいものとなる。
【0005】また、二重巻ブレーキバンド3は、その用
途や仕様によって種々の径のものが製作されており、大
径のものではその重量が当然に大きくなるが、小型・軽
量化等を図るためには、アンカブラケット21の板厚や
アンカピン5の径を二重巻ブレーキバンド3の重量に比
例させて大きくすることができない。そのため、大径・
大重量の二重巻ブレーキバンド3においては、アンカブ
ラケット21の板厚やアンカピン5の径が相対的に小さ
くなり、本体ケーシング1にセットした際の固定が不十
分となり、ドラム27に対して傾いてしまうことがあっ
た。
【0006】上述したような、中間バンド11と外側バ
ンド15との間の相対移動や二重巻ブレーキバンド3の
傾きが発生すると、中間バンド11や外側バンド15の
内周面に貼着された摩擦材17,19がドラム27の外
周面に接触する虞が生じる。この場合、自動車用自動変
速機に内装されるものでは、二重巻バンドブレーキ装置
の制動時を除き、自動車の走行中に摩擦材17,19が
ドラム27の外周面に常時摺接することになり、自動車
の走行燃費の悪化がもたらされる他、摩擦材17,19
の表面が摩擦熱により劣化する等の不具合が生じる。本
発明は、上記状況に鑑みなされたもので、二重巻ブレー
キバンドと回転体との不要な接触を簡便かつ効果的に防
止した二重巻バンドブレーキ装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明では、内周側に摩擦面が形成された
環状の中間バンドと、この中間バンドの自由端にそれぞ
れの自由端が対向した状態で固着されると共に、それぞ
れの内周側に摩擦面が形成された環状の一対の外側バン
ドと、前記外側バンドの作用端側に固着され、本体ケー
シング側に係止されるアンカブラケットと、前記中間バ
ンドの作用端側に固着され、当該中間バンドおよび当該
外側バンドが縮径する方向の力をアクチュエータにより
受けるアプライブラケットとを構成要素とする二重巻ブ
レーキバンドを有し、当該二重巻ブレーキバンドに内嵌
した回転体の制動に供される二重巻バンドブレーキ装置
であって、前記アンカブラケットと前記アプライブラケ
ットとの少なくとも一方に、前記中間バンドと前記外側
バンドとの間の芯ずれを矯正する芯ずれ矯正手段を形成
したものを提案する。
【0008】また、請求項2の発明では、請求項1の二
重巻バンドブレーキ装置において、前記芯ずれ矯正手段
が、前記アプライブラケットに形成されて前記外側バン
ドの外周面に摺接する矯正部であるものを提案する。
【0009】また、請求項3の発明では、請求項1また
は2の二重巻バンドブレーキ装置において、前記芯ずれ
矯正手段が、前記アンカブラケットに形成されて前記中
間バンドの外周面に摺接する矯正部であるものを提案す
る。
【0010】また、請求項4の発明では、内周側に摩擦
面が形成された環状の中間バンドと、この中間バンドの
自由端にそれぞれの自由端が対向した状態で固着される
と共に、それぞれの内周側に摩擦面が形成された環状の
一対の外側バンドと、前記外側バンドの作用端側に固着
され、本体ケーシング側に係止されるアンカブラケット
と、前記中間バンドの作用端側に固着され、当該中間バ
ンドおよび当該外側バンドが縮径する方向の力をアクチ
ュエータにより受けるアプライブラケットとを構成要素
とする二重巻ブレーキバンドを有し、当該二重巻ブレー
キバンドに内嵌した回転体の制動に供される二重巻バン
ドブレーキ装置であって、前記中間バンドと前記外側バ
ンドとの間の芯ずれを矯正するべく、前記外側バンドの
外周面と前記中間バンドの外周面とに摺接する複数の矯
正片を環状部材で連結してなる芯ずれ矯正リングを備え
てなるものを提案する。
【0011】また、請求項5の発明では、内周側に摩擦
面が形成された環状の中間バンドと、この中間バンドの
自由端にそれぞれの自由端が対向した状態で固着される
と共に、それぞれの内周側に摩擦面が形成された環状の
一対の外側バンドと、前記外側バンドの作用端側に固着
され、本体ケーシング側に係止されるアンカブラケット
と、前記中間バンドの作用端側に固着され、当該中間バ
ンドおよび当該外側バンドが縮径する方向の力をアクチ
ュエータにより受けるアプライブラケットとを構成要素
とする二重巻ブレーキバンドを有し、当該二重巻ブレー
キバンドに内嵌した回転体の制動に供される二重巻バン
ドブレーキ装置であって、前記中間バンドと前記外側バ
ンドとの間の芯ずれを矯正するべく、前記外側バンドの
外周面と前記中間バンドの外周面とに摺接する複数の矯
正片をC形弾性部材で連結してなる芯ずれ矯正リングを
備えてなるものを提案する。
【0012】また、請求項6の発明では、請求項4また
は5の二重巻バンドブレーキ装置において、前記芯ずれ
矯正リングに前記回転体の外周面に摺接する軸受部が形
成されたものを提案する。
【0013】また、請求項7の発明では、請求項4〜6
のいずれかの二重巻バンドブレーキ装置において、前記
矯正片に、当該芯ずれ矯正リングの軸方向移動を規制す
るべく、前記外側バンドの側面に当接する係止突起が形
成されたものを提案する。
【0014】また、請求項8の発明では、内周側に摩擦
面が形成された環状の中間バンドと、この中間バンドの
自由端にそれぞれの自由端が対向した状態で固着される
と共に、それぞれの内周側に摩擦面が形成された環状の
一対の外側バンドと、前記外側バンドの作用端側に固着
され、本体ケーシング側に係止されるアンカブラケット
と、前記中間バンドの作用端側に固着され、当該中間バ
ンドおよび当該外側バンドが縮径する方向の力をアクチ
ュエータにより受けるアプライブラケットとを構成要素
とする二重巻ブレーキバンドを有し、当該二重巻ブレー
キバンドに内嵌した回転体の制動に供される二重巻バン
ドブレーキ装置であって、前記中間バンドと前記外側バ
ンドとの間の芯ずれを矯正するべく、前記外側バンドの
外周面と前記中間バンドの外周面とに摺接する複数の矯
正凸部が内周面に形成されたC形弾性リングを芯ずれ矯
正リングとして備えてなるものを提案する。
【0015】また、請求項9の発明では、内周側に摩擦
面が形成された環状の中間バンドと、この中間バンドの
自由端にそれぞれの自由端が対向した状態で固着される
と共に、それぞれの内周側に摩擦面が形成された環状の
一対の外側バンドと、前記外側バンドの作用端側に固着
され、本体ケーシング側に係止されるアンカブラケット
と、前記中間バンドの作用端側に固着され、当該中間バ
ンドおよび当該外側バンドが縮径する方向の力をアクチ
ュエータにより受けるアプライブラケットとを構成要素
とする二重巻ブレーキバンドを有し、当該二重巻ブレー
キバンドに内嵌した回転体の制動に供される二重巻バン
ドブレーキ装置であって、前記中間バンドと前記外側バ
ンドとの間の芯ずれを矯正するべく、前記外側バンドの
外周面と前記中間バンドの外周面とに摺接する矯正凸部
が内周面に形成された芯ずれ矯正クリップを少なくとも
一つ以上備えてなるものを提案する。
【0016】また、請求項10の発明では、請求項9の
二重巻バンドブレーキ装置において、前記芯ずれ矯正ク
リップに前記外側バンドの外側面に形成された係止突起
に係合する係合部が形成されたものを提案する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
を自動車用自動変速機の二重巻バンドブレーキ装置に適
用したいくつかの実施形態を詳細に説明する。図1には
本発明の第1実施形態に係る二重巻バンドブレーキ装置
を側面視により示し、図2には図1中のA矢視(正面
視)を示し、図3には要部拡大斜視を示してある。これ
らの図に示したように、本実施形態の二重巻バンドブレ
ーキ装置は、本体ケーシング(変速機ケーシング)1
と、本体ケーシング1内にセットされた二重巻ブレーキ
バンド3と、二重巻ブレーキバンド3を本体ケーシング
1に固定するアンカピン5と、二重巻ブレーキバンド3
を駆動するアクチュエータ7とからなっている。
【0018】二重巻ブレーキバンド3は、環状の中間バ
ンド11と、この中間バンド11の自由端にそれぞれの
自由端が対向した状態で連結プレート13を介して溶接
接合された環状の一対の外側バンド15とを主要構成部
材としている。中間バンド11および外側バンド15の
内周面には、それぞれ摩擦材17,19が貼着されてい
る。また、外側バンド15の作用端側には、本体ケーシ
ング1側のアンカピン5に係止されるアンカブラケット
21が溶接される一方、中間バンド11の作用端側に
は、中間バンド11および外側バンド15が縮径する方
向の力をアクチュエータ7のプッシュロッド23により
受けるアプライブラケット25が溶接されている。この
二重巻ブレーキバンド3では、アクチュエータ7のプッ
シュロッド23が図1中矢印で示した方向に作動する
と、中間バンド11および外側バンド15が縮径し、二
重巻ブレーキバンド3に内嵌したドラム27が制動され
る。
【0019】第1実施形態の場合、アプライブラケット
25には、芯ずれ矯正手段として、後端部から外側バン
ド15に向けて一対の矯正部31が突設されている。こ
れら矯正部31は、その内面が外側バンド15の外周面
に摺接し、これにより、中間バンド11は、セット時は
もとより、アクチュエータ7からの荷重を受けて縮径す
る際にも、矯正部31と外側バンド15との圧接力が大
きくなるだけで、外側バンド15に対して内側に突出す
ることがなくなる。その結果、二重巻ブレーキバンド3
は、非制動時には全周に亘ってドラム27と適正な間隙
を有する一方、制動時には真円に近い状態で縮径してド
ラム27を制動することになる。
【0020】図4には本発明の第2実施形態に係る二重
巻バンドブレーキ装置を側面視により示し、図5には図
4中のB矢視(正面視)を示してある。これらの図に示
したように、本実施形態については、その基本的な構成
が第1実施形態と略同様であるため、同一の部材に同一
の符号を付すと共に、説明も相違する点についてのみ行
う。本実施形態のアンカブラケット21には、芯ずれ矯
正手段として、自由端側に向けて矯正部33が延設され
ている。矯正部33は、その内面が中間バンド11の外
周面に摺接し、これにより、中間バンド11は、セット
時はもとより、アクチュエータ7からの荷重を受けて縮
径する際にも、矯正部33との圧接力が大きくなるだけ
で、外側バンド15に対して外側に突出することがなく
なる。その結果、第1実施形態と同様に、二重巻ブレー
キバンド3は、非制動時には全周に亘ってドラム27と
適正な間隙を有する一方、制動時には真円に近い状態で
縮径してドラム27を制動することになる。
【0021】図6には本発明の第3実施形態に係る矯正
リングを側面視により示し、図7には図6中のC−C断
面視を示し、図8には矯正リングの装着状態を要部断面
視により示してある。図6,図7に示したように、矯正
リング41は、鋼板を素材とするプレス成型品であり、
内周面に3条のバンド支持突起43を有すると共に端部
内周側に係止突起44が突設された3枚の矯正片45
と、これら矯正片45を連結する環状部材47と、環状
部材47から矯正片45と同位置の内周面に突設された
軸受片49とからなっている。
【0022】本実施形態の矯正リング41は、そのセッ
ト状態において、図8に示したように、3枚の矯正片4
5のバンド支持突起43が中間バンド11および外側バ
ンド15の外周面にそれぞれ摺接する。また、軸受片4
9が回転体たるドラム27の外周面に摺接する一方、係
止突起44が外側バンド15の外側面に当接する。これ
により、本実施形態では、中間バンド11と外側バンド
15との間の芯ずれが防止されると共に、両バンド1
1,15とドラム27との間の芯ずれも起こり難くな
る。その結果、第1実施形態と同様に、二重巻ブレーキ
バンド3は、非制動時には全周に亘ってドラム27と適
正な間隙を有する一方、制動時には真円に近い状態で縮
径してドラム27を制動することになる。尚、矯正リン
グ41は、両外側バンド15の外側面に係止突起44と
軸受片49とが位置するため、意図しない力が作用して
も脱落することはない。
【0023】図9には本発明の第4実施形態に係る矯正
リングを側面視により示してある。本実施形態も、上述
した第4実施形態のものと略同様の構成を採っている
が、矯正リング41の素材および形状が異なっている。
すなわち、本実施形態では、矯正リング41の素材とし
てばね鋼等の弾性素材が用いられると共に、環状部材に
代えて一カ所に切欠き51を有するC形部材53が用い
られている。これにより、第4実施形態では、各矯正片
45が中間バンド11と外側バンド15とに圧接するこ
とになり、矯正リング41の脱落等が起こり難くなる
が、その他の作用や効果は第3実施形態と同様である。
【0024】図10には本発明の第5実施形態に係るC
形弾性リングを側面視により示し、図11には図10中
のD矢視を示し、図12にはC形弾性リングの装着状態
を側面視により示してある。本実施形態のC形弾性リン
グ61は、比較的薄いばね鋼板を素材としたプレス成形
品であり、断面C字形状に形成されると共に、4カ所の
矯正凸部63が内周面に形成されている。本実施形態の
場合、図12に示したように、C形弾性リング61は、
装着状態において各矯正凸部63が中間バンド11と外
側バンド15とに圧接することになり、第4実施形態と
同様の作用や効果を奏する。
【0025】図13には本発明の第6実施形態に係る二
重巻バンドブレーキ装置を側面視により示し、図14に
は図13中のE−E断面視を示し、図15には図13中
のF矢視を示してある。これらの図に示したように、本
実施形態では、中間バンド11と外側バンド15とは、
円周上の3カ所に配置された芯ずれ矯正クリップ71に
より、相互の芯ずれが防止されている。芯ずれ矯正クリ
ップ71は、鋼板のプレス成型品であり、内周面に3条
のバンド支持突起73を有すると共に、その両端が外側
バンド15の外側面に形成された係止突起75に係合す
る係合部77となっている。本実施形態の芯ずれ矯正ク
リップ71は、このような構成を採ったことにより、比
較的小型の部材でありながら他の実施形態と同様に両バ
ンド11,15の芯ずれを確実に防止しながら、その脱
落も起こり難くなっている。
【0026】以上で具体的実施形態の説明を終えるが、
本発明の態様はこれらの実施形態に限られるものではな
い。例えば、上記各実施形態は自動車用自動変速機に内
装される二重巻バンドブレーキ装置に本発明を適用した
ものであるが、産業機械等に用いられる二重巻バンドブ
レーキ装置に適用してもよい。また、芯ずれ矯正手段や
芯ずれ矯正リング、芯ずれ矯正クリップの具体的構造や
形状、個数等を含め、二重巻バンドブレーキ装置の具体
的構成についても、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適
宜変更可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明の二重巻バンドブレーキ装置によ
れば、中間バンドと外側バンドとの芯ずれを矯正する手
段を設けるようにしたため、二重巻ブレーキバンドは、
非制動時には全周に亘って回転体と適正な間隙を有する
一方、制動時においては真円に近い状態で縮径して回転
体を制動するようになり、摩擦材と回転体との不要な摺
接に起因する動力損失や摩擦材の劣化が生じなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る二重巻バンドブレーキ装置
を示す側面図である。
【図2】図1中のA矢視図である。
【図3】第1実施形態に係る二重巻バンドブレーキ装置
の要部拡大斜視図である。
【図4】第2実施形態に係る二重巻バンドブレーキ装置
を示す側面図である。
【図5】図4中のB矢視図である。
【図6】第3実施形態に係る矯正リングを示す側面図で
ある。
【図7】図6中のC−C断面図である。
【図8】第3実施形態に係る矯正リングの装着状態を示
す要部断面図である。
【図9】第4実施形態に係る矯正リングを示す側面図で
ある。
【図10】第5実施形態に係るC形弾性リングを示す側
面図である。
【図11】図10中のD矢視図である。
【図12】第5実施形態に係るC形弾性リングの装着状
態を示す側面図である。
【図13】第6実施形態に係る二重巻バンドブレーキ装
置を示す側面図である。
【図14】図13中のE−E断面図である。
【図15】図13中のF矢視図である。
【図16】従来の二重巻バンドブレーキ装置を示す側面
図である。
【図17】図16中のG矢視図である。
【図18】従来の二重巻バンドブレーキ装置の作動を示
す側面図である。
【図19】従来の二重巻バンドブレーキ装置の作動を示
す正面図である。
【符号の説明】
1‥‥本体ケーシング 3‥‥二重巻ブレーキバンド 5‥‥アンカピン 7‥‥アクチュエータ 11‥‥中間バンド 13‥‥連結プレート 15‥‥外側バンド 17,19‥‥摩擦材 21‥‥アンカブラケット 23‥‥プッシュロッド 25‥‥アプライブラケット 27‥‥ドラム 31,33‥‥矯正部 41‥‥矯正リング 43‥‥バンド支持突起 44‥‥係止突起 45‥‥矯正片 47‥‥環状部材 49‥‥軸受片 51‥‥切欠き 53‥‥C形部材 61‥‥C形弾性リング 63‥‥矯正凸部63 71‥‥芯ずれ矯正クリップ 73‥‥バンド支持突起 75‥‥係止突起 77‥‥係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J058 AA06 AA13 AA18 AA28 AA37 BA16 BA55 CA32 CB02 CB03 EA03 FA29 GA92 GA94

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内周側に摩擦面が形成された環状の中間バ
    ンドと、 この中間バンドの自由端にそれぞれの自由端が対向した
    状態で固着されると共に、それぞれの内周側に摩擦面が
    形成された環状の一対の外側バンドと、 前記外側バンドの作用端側に固着され、本体ケーシング
    側に係止されるアンカブラケットと、 前記中間バンドの作用端側に固着され、当該中間バンド
    および当該外側バンドが縮径する方向の力をアクチュエ
    ータにより受けるアプライブラケットとを構成要素とす
    る二重巻ブレーキバンドを有し、 当該二重巻ブレーキバンドに内嵌した回転体の制動に供
    される二重巻バンドブレーキ装置であって、 前記アンカブラケットと前記アプライブラケットとの少
    なくとも一方に、前記中間バンドと前記外側バンドとの
    間の芯ずれを矯正する芯ずれ矯正手段を形成したことを
    特徴とする二重巻バンドブレーキ装置。
  2. 【請求項2】前記芯ずれ矯正手段が、前記アプライブラ
    ケットに形成されて前記外側バンドの外周面に摺接する
    矯正部であることを特徴とする、請求項1記載の二重巻
    バンドブレーキ装置。
  3. 【請求項3】前記芯ずれ矯正手段が、前記アンカブラケ
    ットに形成されて前記中間バンドの外周面に摺接する矯
    正部であることを特徴とする、請求項1または2記載の
    二重巻バンドブレーキ装置。
  4. 【請求項4】内周側に摩擦面が形成された環状の中間バ
    ンドと、 この中間バンドの自由端にそれぞれの自由端が対向した
    状態で固着されると共に、それぞれの内周側に摩擦面が
    形成された環状の一対の外側バンドと、 前記外側バンドの作用端側に固着され、本体ケーシング
    側に係止されるアンカブラケットと、 前記中間バンドの作用端側に固着され、当該中間バンド
    および当該外側バンドが縮径する方向の力をアクチュエ
    ータにより受けるアプライブラケットとを構成要素とす
    る二重巻ブレーキバンドを有し、 当該二重巻ブレーキバンドに内嵌した回転体の制動に供
    される二重巻バンドブレーキ装置であって、 前記中間バンドと前記外側バンドとの間の芯ずれを矯正
    するべく、前記外側バンドの外周面と前記中間バンドの
    外周面とに摺接する複数の矯正片を環状部材で連結して
    なる芯ずれ矯正リングを備えてなることを特徴とする二
    重巻バンドブレーキ装置。
  5. 【請求項5】内周側に摩擦面が形成された環状の中間バ
    ンドと、 この中間バンドの自由端にそれぞれの自由端が対向した
    状態で固着されると共に、それぞれの内周側に摩擦面が
    形成された環状の一対の外側バンドと、 前記外側バンドの作用端側に固着され、本体ケーシング
    側に係止されるアンカブラケットと、 前記中間バンドの作用端側に固着され、当該中間バンド
    および当該外側バンドが縮径する方向の力をアクチュエ
    ータにより受けるアプライブラケットとを構成要素とす
    る二重巻ブレーキバンドを有し、 当該二重巻ブレーキバンドに内嵌した回転体の制動に供
    される二重巻バンドブレーキ装置であって、 前記中間バンドと前記外側バンドとの間の芯ずれを矯正
    するべく、前記外側バンドの外周面と前記中間バンドの
    外周面とに摺接する複数の矯正片をC形弾性部材で連結
    してなる芯ずれ矯正リングを備えてなることを特徴とす
    る二重巻バンドブレーキ装置。
  6. 【請求項6】前記芯ずれ矯正リングに前記回転体の外周
    面に摺接する軸受部が形成されたことを特徴とする、請
    求項4または5記載の二重巻バンドブレーキ装置。
  7. 【請求項7】前記矯正片に、当該芯ずれ矯正リングの軸
    方向移動を規制するべく、前記外側バンドの側面に当接
    する係止突起が形成されたことを特徴とする、請求項4
    〜6のいずれか一項に記載の二重巻バンドブレーキ装
    置。
  8. 【請求項8】内周側に摩擦面が形成された環状の中間バ
    ンドと、 この中間バンドの自由端にそれぞれの自由端が対向した
    状態で固着されると共に、それぞれの内周側に摩擦面が
    形成された環状の一対の外側バンドと、 前記外側バンドの作用端側に固着され、本体ケーシング
    側に係止されるアンカブラケットと、 前記中間バンドの作用端側に固着され、当該中間バンド
    および当該外側バンドが縮径する方向の力をアクチュエ
    ータにより受けるアプライブラケットとを構成要素とす
    る二重巻ブレーキバンドを有し、 当該二重巻ブレーキバンドに内嵌した回転体の制動に供
    される二重巻バンドブレーキ装置であって、 前記中間バンドと前記外側バンドとの間の芯ずれを矯正
    するべく、前記外側バンドの外周面と前記中間バンドの
    外周面とに摺接する複数の矯正凸部が内周面に形成され
    たC形弾性リングを芯ずれ矯正リングとして備えてなる
    ことを特徴とする二重巻バンドブレーキ装置。
  9. 【請求項9】内周側に摩擦面が形成された環状の中間バ
    ンドと、 この中間バンドの自由端にそれぞれの自由端が対向した
    状態で固着されると共に、それぞれの内周側に摩擦面が
    形成された環状の一対の外側バンドと、 前記外側バンドの作用端側に固着され、本体ケーシング
    側に係止されるアンカブラケットと、 前記中間バンドの作用端側に固着され、当該中間バンド
    および当該外側バンドが縮径する方向の力をアクチュエ
    ータにより受けるアプライブラケットとを構成要素とす
    る二重巻ブレーキバンドを有し、 当該二重巻ブレーキバンドに内嵌した回転体の制動に供
    される二重巻バンドブレーキ装置であって、 前記中間バンドと前記外側バンドとの間の芯ずれを矯正
    するべく、前記外側バンドの外周面と前記中間バンドの
    外周面とに摺接する矯正凸部が内周面に形成された芯ず
    れ矯正クリップを少なくとも一つ以上備えてなることを
    特徴とする二重巻バンドブレーキ装置。
  10. 【請求項10】前記芯ずれ矯正クリップに前記外側バン
    ドの外側面に形成された係止突起に係合する係合部が形
    成されたことを特徴とする、請求項9記載の二重巻バン
    ドブレーキ装置。
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