JP5174140B2 - 内視鏡挿入補助具 - Google Patents

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Description

本発明は、大腸等の消化管の管内に挿入される内視鏡挿入部に取り付けられ、自己推進して前記管内への内視鏡挿入部の挿入を補助する内視鏡挿入補助具に関する。
患者の体内管路に挿入される内視鏡の挿入部は、先端に設けられた短い先端硬性部と、これを所望の方向に向けるための湾曲部と、それに続く軟性部とからなる。先端硬性部の前面には、被観察部位の像を取り込む観察窓等が配置されている。
内視鏡検査において、例えば、内視鏡の大腸への挿入は、大腸が体内で曲がりくねった構造であること、体腔内で固定されていない部分があることなどから非常に難しい。そのため、大腸への挿入手技の習得には多くの経験を必要とし、挿入手技が未熟である場合には、患者に大きな苦痛を与えてしまう。
大腸の中で特に内視鏡の挿入が難しいと言われている部位は、いわゆるS状結腸と横行結腸である。その理由は、S状結腸や横行結腸は、その他の部位とは異なり体腔内に固定されていないため、自身の長さの範囲内で任意な形状変化を行うことや、内視鏡挿入時の接触力により体腔内で変形することにある。このため、内視鏡の挿入時に大腸内壁への接触を少しでも減らすように、S状結腸や横行結腸を直線化することを可能とする多くの手技が提案されている。また、近年では、挿入手技が未熟なものでも容易に挿入を行うことができるように、腸管内で内視鏡を挿入方向に自己推進させる内視鏡挿入補助具が提案されている。
下記特許文献1に記載された内視鏡挿入補助具は、内視鏡挿入部が収納されるハウジングと、内視鏡の挿入方向を軸として、ハウジングの周囲を取り囲むように取り付けられたトロイド状(ドーナツ状)の袋体と、この袋体をキャタピラのように循環回転させて内視鏡を前記挿入方向に推進又は後退させる駆動部とから構成されている。この袋体は、柔軟な材料で形成されるとともにその内部に流体(液体または気体)が封入されてゴム製バルーンのように膨らんで適度な圧力で腸管の内壁と接触するように保たれており、内視鏡が挿入された腸管の内壁に接触しながら腸管内を移動することができる。
特表2009−513250号公報
一度使用した内視鏡は専用の洗浄装置で洗浄されるが、前記内視鏡挿入補助具も内視鏡から取り外して洗浄しなければならない。しかしながら、前記特許文献1に記載の内視鏡挿入補助具では、内視鏡先端部に取り付けられる内筒部分と腸管壁面に接触しなが循環移動するトロイド状の袋体を有する外筒部分は前記袋体を内外から挟持する一対のローラによって圧接された状態となっているので、洗浄するには分解しなければならない。また、腸管壁面に直接接触する前記袋体は交換することが望ましいが、駆動装置が内蔵された内筒ユニットは洗浄して再使用できることが望まれる。
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、トロイド状の袋体が装着されたトロイドユニットを内視鏡に固定されるドライブユニットから簡単に取り外ずせるようにすることを目的とする。
本発明による内視鏡挿入補助具は、内視鏡の挿入部に装着され、体腔内壁に接触するトロイド状の袋体を前記内視鏡の挿入方向に循環移動させて、前記内視鏡の挿入部を推進させる内視鏡挿入補助具であって、ドライブユニットとトロイドユニットとから構成される。ドライブユニットは、前記内視鏡が貫通する装着孔を有し内視鏡の外周に固定される第1内筒と、その外周を覆うように前記第1内筒で支持された第1外筒とからなり、前記第1外筒にはその外周面から露呈するように、前記袋体を前記内視鏡の挿入方向に循環移動させる駆動ホイールが設けられる。
トロイドユニットは、前記袋体と、その内部に組み込まれた従動ローラ付きの第2内筒と、その外側の第2外筒とからなり、前記第2外筒はロック位置とロック解除位置との間で可動であり、前記ロック位置では前記従動ローラを前記駆動ホイールに向かって押し付けてその両者間に前記袋体を挟持し、前記駆動ホイールの回転により前記袋体を循環移動させ、前記ロック解除位置では前記駆動ホイールに対する前記従動ローラの押し付けを解除し、ドライブユニットから軸方向に引き抜いて取り外し可能にされる。
前記駆動ホイール及び従動ローラは、前記第1外筒及び第2内筒の前記軸方向の複数個所に、それぞれ周方向に等間隔で複数個づつ設けられるようにすると良く、1つの駆動ホイールを、2つの従動ローラが、前記軸方向の前後から挟むように設けられるようにすると良い。
前記第2外筒は、前記従動ローラを前記駆動ホイールに向かって押し付ける押圧部と、前記駆動ホイールに対する前記従動ローラの押し付けを解除する押圧解除部とを有するようにすると良い。
前記押圧解除部は、貫通孔又は切り欠きによって形成すると良い。
前記従動ローラは、バネによって前記押圧解除部に進入する方向に付勢されるようにすると良い。
前記第1内筒と第1外筒とに嵌合して、それぞれを同軸に支持する前蓋と後蓋とを有し、両者の間に空間が形成されるようにすると良い。
前記前蓋が前記第1外筒に一体に形成され、前記後蓋が前記第1外筒に一体に形成されるようにすると良い。
前記第1内筒と第1外筒との間の空間には、前記駆動ホイールを駆動するウォームギヤと、このウォームギヤを駆動する駆動ギヤとが設けられるようにすると良い。
前記ウォームギヤが前記第1内筒に回転自在に支持されるとともに、前記駆動ギヤが前記後蓋に回転自在に支持されるようにすると良い。
前記駆動ギヤは、前記内視鏡の外部に設けられた駆動源からトルクワイヤによって回転力が与えられるようにすると良い。
本発明によれば、トロイド袋体の上からシールド筒を少し回すだけで従動ローラが駆動ホイールから離れるので、従動ローラと駆動ホイールの係合が解除されて、外筒ユニットをトロイド袋体ごと内筒ユニットから簡単に引き抜くことができる。
本発明による自己推進装置を装着した内視鏡の模式図である。 自己推進装置を中心断面で表した図である。 自己推進装置の構造を示す分解斜視図である。 前蓋と後蓋を第1外筒と第1内筒にそれぞれ一体に形成したときのドライブユニットの構造を示す分解斜視図である。 従動ローラの支持構造を説明用平面図である。 従動ローラの支持構造を説明用断面図である。 図2の部分拡大図である。 第2内筒と第2外筒の嵌合を説明する部分拡大図である。 駆動ホイールと従動ローラの係合を説明する部分断面図である。 第2外筒を図9に示された位置から反時計回りに40°回して押圧解除孔を従動ローラの位置にした部分断面図である。 第2外筒の押圧解除孔が従動ローラの位置に合わされたときの自己推進装置の断面図である。
図1に示されるように、内視鏡10は、スコープの先端部に超小型固体撮像素子(CCDセンサ、CMOSセンサ等)を搭載した電子内視鏡である。内視鏡10は、該固体撮像素子が内蔵され、大腸等の消化管内に挿入される挿入部11と、内視鏡10の把持及び挿入部11の操作に用いられる操作部12と、内視鏡10をプロセッサ装置及び光源装置(いずれも図示せず)に接続するユニバーサルコード13とから構成される。ユニバーサルコード13は操作部12に接続され、送気・送水チャンネルと、撮像信号出力用ケーブル及びライトガイドが組み込まれている。また、操作部12は、アングルノブ14と操作ボタン15を備える。
アングルノブ14は、挿入部11の湾曲方向及び湾曲量を調整する際に回転操作される。操作ボタン15は、送気・送水や吸引等の各種操作の際に用いられる。挿入部11は、可撓性を有する棒状体で、先端部16には、観察窓17、照明窓18、送気・送水ノズル19等が設けられている(図2参照)。挿入部11の先端部16には、自己推進装置(内視鏡挿入補助具)20が取り付けられている。自己推進装置20は、消化管内で挿入部11を前進または後進させるものである。
自己推進装置20は、動力源21によって駆動される。動力源21には自己推進装置20を移動させるための回転トルクを伝達させるトルクワイヤ22が連結されており、トルクワイヤ22はほぼ全長に亘って保護シース23の内部に挿通されている。動力源21の駆動によりトルクワイヤ22は保護シース23内で回動する。図示は省略するが、動力源21は制御装置により制御され制御装置は操作ユニットに接続されている。操作ユニットは、自己推進装置20の前進・後進・停止の指示を入力するためのボタンと、自己推進装置20の移動速度を変更するための速度変更ボタンとを備える。
また、挿入部11には、オーバーチューブ24が外嵌されており、保護シース23はオーバーチューブ24と挿入部11との間に挿通されている。オーバーチューブ24は挿入部11の挿入軸25の方向に伸縮自在な蛇腹構造となっている。
図2に示されるように、自己推進装置20は、内視鏡10の挿入部11の先端部16が装着されたドライブユニット30が、伸縮性と柔軟性を有する薄膜シートをトロイド状(ドーナツ状)の袋体40の中央空間に挿入されている。袋体40は、ドライブユニット30に接触するトロイドの内径側部分が内視鏡10の挿入方向(挿入軸25と同じ方向)に押し出され、これによって、消化管の内壁に接触する外径部分が挿入方向とは反対の矢印70の方向に移動して、袋体40全体が循環移動する。
図2,3に示されるように、ドライブユニット30は、内視鏡10の挿入部11の先端部16が貫通し先端部16に装着される装着孔31を有する円筒状の第1内筒32と、その外周を被う第1内筒32で支持された円筒状の第1外筒35と、第1内筒32と第1外筒35とにそれぞれ嵌合して、その間に空間が形成されるようにそれぞれを同軸に支持する前蓋37と後蓋38とから構成される。なお、図4に示されるように、前蓋37を第1外筒35と一体に形成しても良く、後蓋38を第1内筒32と一体に形成しても良い。
第1外筒35にはその外周面36から露呈するように駆動ホイール45が設けられる。駆動ホイール45は、外側が袋体40の内径側の外面41に接触するとともに、トロイドユニット50の第2内筒51に設けられた従動ローラ46,47との間で袋体40を内外から挟持してトロイドの内径側を挿入軸25の方向に移動させ、袋体40を循環移動させる。また、駆動ホイール45は、第1外筒35の前方と後方、且つ周方向を3等分する3ヶ所に計6個が設けられ、その先端にはウォームギヤ62と噛合するはす歯ギヤが形成される。はす歯ギヤは第1外筒35の内側に突出してウォームギヤ62と噛合する。
トロイドユニット50は、袋体40と、袋体40の内部空間に配置され、袋体40の内径側の内面43に接触して駆動ホイール45との間で袋体40を挟持する従動ローラ46,47が設けられた円筒状の第2内筒51と、第2内筒51に外嵌されて回転可能に支持された円筒状の第2外筒52とから構成される。図5,6に示されるように、従動ローラ46,47は、軸受部材54に並列に軸支され、軸受部材54は従動ローラ46と47の間が解除バネ55の一端に係合されている。従動ローラ47は中央部分48が細径に形成されて解除バネ55の逃げ代49が設けられている。
図3,図7に示されるように、従動ローラ46,47は解除バネ55によって第2内筒51の外周面57にネジ56によって取り付けられ、袋体40の移動方向に回転自在に支持されるとともに、駆動ホイール45から離れる矢印71で示す方向に解除バネ55によって付勢される。従動ローラ46,47は、袋体40の移動方向に前後に並んで配置される。従動ローラ46,47は、第2外筒52がロック位置(図9参照)にあるときには、第2外筒52に形成された押圧部58によって押圧され、それぞれ駆動ホイール45の前後の斜め方向から駆動ホイール45との間で袋体40を挟持する。
図3,8に示されるように、第2内筒51に対して前方先端側から第2外筒52を嵌合させる。第2外筒52の内面68の前側近傍と後側近傍には、嵌合リブ66,67がそれぞれ周方向を3等分する3ヶ所に形成され、後側近傍の嵌合リブ67が嵌合時に第2内筒51の外周面57の後端側に設けられたストッパ65に当接して、第2内筒51と第2外筒52の嵌合が位置決めされる。第2内筒51は、従動ローラ46,47の回転によって矢印72で示す方向に摩擦力を受けるので、第2外筒52が矢印71で示す方向と逆の方向に移動することはない。
図3に示されるように、第2外筒52には、隣合う2つの押圧部58の間に押圧解除孔(押圧解除部)53が形成される。第2外筒52がロック解除位置(図10参照)にあるときには、押圧解除孔53に従動ローラ46,47が進入して、駆動ホイール45と従動ローラ46,47の係合が解除される。従動ローラ46,47は、第2内筒51の前端部と後端部に、それぞれ周方向を3等分する3ヶ所に設けられる。なお、押圧解除孔53に代えて切り欠き(押圧解除部)を形成しても良い。
ドライブユニット30には、駆動ホイール45に回転力を付与する駆動部60が設けられる。駆動部60は、第1内筒32に外嵌されて回転自在に保持されるギヤ軸61と、後蓋38に回転自在に保持される駆動ギヤ64とから構成される。ギヤ軸61は、2ヶ所にウォームギヤ62が形成され後端側に平ギヤ63が形成される。駆動ギヤ64は、第1内筒32と第1外筒35との間に配置されて平ギヤ63と噛合する。駆動ギヤ64には後蓋38の挿通孔に挿通されたトルクワイヤ22が接続され、トルクワイヤ22の回転力がウォームギヤ62に伝達される。
このように、後方に設けられた駆動ホイール45と従動ローラ46,47によって第1外筒35に接触する袋体40の後端側が引っ張られ、前方に設けられた駆動ホイール45と従動ローラ46,47によって第1外筒35に接触する前端側が前方に押し出される。押し出された袋体40は前端側で外側に広がり、180°ターンして折り返され、外径側の外面42(図2参照)が体腔内壁(例えば大腸内壁、以下大腸内壁という)に接触する。
一方、挿入方向後端側が引っ張られることで、大腸内壁と接触と接触していた外径側の外面42の後端側が180°ターンしてトロイドの内側に折り返される。このように、袋体40は、内側が挿入方向、外側が反挿入方向に循環移動して自己推進装置20を前進させる。袋体40を前述とは逆方向に循環移動させて、自己推進装置20を後退させても良い。
次に、自己推進装置20の作用について説明する。大腸内から抜いた使用済みの内視鏡10から自己推進装置20が取り外され、ドライブユニット30とトロイドユニット50とに分離された後に、ドライブユニット30は内視鏡10とともに専用の洗浄装置によって洗浄される。洗浄されたドライブユニット30に新しいトロイドユニット50が取り付けられて、次の検査に使用される。
図7〜9に示されるように、内視鏡10から取り外された自己推進装置20は、第2外筒52がロック位置にあり、駆動ホイール45と従動ローラ46,47が袋体40を挟持し圧接した状態となっているので、そのままではドライブユニット30をトロイドユニット50から引き抜くことができない。そこで、袋体40の外側から第2外筒52を図9に示された矢印73の方向に回し、第2外筒52をロック解除位置(図10で示される位置)に移動すると、従動ローラ46,47が解除バネ55によって矢印74で示す方向に移動して、駆動ホイール45と従動ローラ46,47の係合が解除される。
図11に示されるように、従動ローラ46,47と駆動ホイール45との係合が解除されたトロイドユニット50は袋体40が装着されたままであっても、ドライブユニット30を簡単に引き抜くことができる。
10 内視鏡
11 挿入部
16 先端部
20 自己推進装置(内視鏡挿入補助具)
21 動力源
23 保護シース
24 オーバーチューブ
30 ドライブユニット
31 装着孔
32 第1内筒
35 第1外筒
36 (第1外筒の)外周面
37 前蓋
38 後蓋
40 (トロイド状の)袋体
41 (袋体40の)内径側の外面
42 (袋体40の)外径側の外面
43 (袋体40の)内径側の内面
45 駆動ホイール
46,47 従動ローラ
48 (従動ローラ47の中央部分)
49 (解除バネ55の)逃げ代
50 トロイドユニット
51 第2内筒
52 第2外筒
53 押圧解除孔(押圧解除部)
54 軸受部材
55 解除バネ
57 (第2内筒51の)外周面
58 押圧部
60 駆動部
61 ギヤ軸
62 ウォームギヤ
63 平ギヤ
64 駆動ギヤ
65 ストッパ
66,67 嵌合リブ
68 (第2外筒52の)内面
70〜74 矢印

Claims (11)

  1. 内視鏡の挿入部に装着され、体腔内壁に接触するトロイド状の袋体を前記内視鏡の挿入方向に循環移動させて、前記内視鏡の挿入部を推進させる内視鏡挿入補助具であって、
    前記内視鏡が貫通する装着孔を有し内視鏡の外周に固定される第1内筒と、その外周を覆うように前記第1内筒で支持された第1外筒とからなり、前記第1外筒にはその外周面から露呈するように、前記袋体を前記内視鏡の挿入方向に循環移動させる駆動ホイールが設けられたドライブユニットと、
    前記袋体と、その内部に組み込まれた従動ローラ付きの第2内筒と、その外側の第2外筒とからなり、前記第2外筒はロック位置とロック解除位置との間で可動であり、前記ロック位置では前記従動ローラを前記駆動ホイールに向かって押し付けてその両者間に前記袋体を挟持し、前記駆動ホイールの回転により前記袋体を循環移動させ、前記ロック解除位置では前記駆動ホイールに対する前記従動ローラの押し付けを解除し、ドライブユニットから軸方向に引き抜いて取り外し可能にされたトロイドユニットと、
    を備えたことを特徴とする内視鏡挿入補助具。
  2. 前記駆動ホイール及び従動ローラは、前記第1外筒及び第2内筒の前記軸方向の複数個所に、それぞれ周方向に等間隔で複数個づつ設けられたことを特徴とする請求項1記載の内視鏡挿入補助具。
  3. 前記駆動ホイール及び従動ローラは、1つの駆動ホイールに対して2つの従動ローラが前記軸方向の前後から挟むように設けられることを特徴とする請求項1又は2記載の内視鏡挿入補助具。
  4. 前記第2外筒は、前記従動ローラを前記駆動ホイールに向かって押し付ける押圧部と、前記駆動ホイールに対する前記従動ローラの押し付けを解除する押圧解除部とを有することを特徴とする請求項1から3いずれか記載の内視鏡挿入補助具。
  5. 前記押圧解除部は、貫通孔又は切り欠きであることを特徴とする請求項4記載の内視鏡挿入補助具。
  6. 前記従動ローラは、バネによって前記押圧解除部に進入する方向に付勢されたことを特徴とする請求項4又は5記載の内視鏡挿入補助具。
  7. 前記第1内筒と第1外筒とに嵌合し、両者の間に空間が形成されるようにそれぞれを同軸に支持する前蓋と後蓋とを有することを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の内視鏡挿入補助具。
  8. 前記前蓋と前記第1外筒とが一体に形成され、前記後蓋と前記第1外筒とが一体に形成されたことを特徴とする請求項7記載の内視鏡挿入補助具。
  9. 前記第1内筒と第1外筒との間の空間には、前記駆動ホイールを駆動するウォームギヤと、このウォームギヤを駆動する駆動ギヤとが設けられたことを特徴とする請求項7又は8記載の内視鏡挿入補助具。
  10. 前記ウォームギヤが前記第1内筒に回転自在に支持されるとともに、前記駆動ギヤが前記後蓋に回転自在に支持されたことを特徴とする請求項9記載の内視鏡挿入補助具。
  11. 前記駆動ギヤは、前記内視鏡の外部に設けられた駆動源からトルクワイヤによって回転力が与えられることを特徴とする請求項9又は10記載の内視鏡挿入補助具。
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