JP5173662B2 - 操舵支援装置 - Google Patents

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本発明は、自動車等の車両に設けられ、自車両前方の環境情報に応じて操舵機構に操舵力を付与する操舵支援装置に関し、特にドライバの保舵状態低下時に適切な制御を実行するものに関する。
操舵支援装置は、自車両前方の環境を認識し、自車両の走行車線形状等に基づいて、操舵機構に操舵力を付与するものである。
例えば、特許文献1には、電動パワーステアリング装置を用いて操舵機構に操舵トルクを付与する運転支援装置において、車線が検出可能である場合は車線に基づいて操舵制御を行い、車線が検出不可能である場合は先行車に基づいて操舵制御を行うものが記載されている。また、特許文献1には、先行車追従操舵制御を行う際に、車速領域に応じて目標ヨーレート又は目標ステアリング角に基づいた操舵制御を行うことが記載されている。
上述したような操舵支援装置は、あくまでもドライバをアシストするものとして位置づけられるものであり、ドライバが操舵支援装置に過度に依存することは好ましくない。このため、操舵支援装置においては、ドライバがステアリングホイールを保持していない手放し状態である場合には、制御をオフにすることが一般的である。
従来知られているドライバによる保舵状態を検出する技術として、例えば、特許文献2には、ステアバイワイヤシステムにおいて、ステアリングホイールに接続された反力モータの電流値がステアリングホイールのイナーシャ及びフリクションと釣り合う所定電流値が所定時間だけ継続した場合に、手放しを判定することが記載されている。
また、特許文献3には、操舵角の微分値と操舵入力トルクとの積である仕事量に基づいて、ドライバによるハンドルの操舵状態を検出することが記載されている。
特開2006−298008号公報 特開2007−15529号公報 特開2004−175122号公報
目標ステア角に基づいて操舵力を制御する制御手法として、(1)実ステア角と目標操舵角との偏差がゼロとなるように実ステア角をフィードバックする、いわゆる舵角制御、(2)実ステア角はフィードバックせず、目標ステア角と車両状態量に基づいて操舵トルクを設定する、いわゆるトルク制御が挙げられる。
舵角制御は、比較的フィードバックループが小さいことから制御の安定性に優れ、車両も目標走行位置に沿って走らせる支援強度が高い。しかし、舵角制御ではドライバが目標走行位置からずれるような操舵入力を行った場合に、ドライバの操舵操作を外乱とみなしてしまい、ドライバの操舵操作と制御に基づく操舵トルクとの干渉が発生しやすく、ドライバに違和感を与えやすい。
これに対し、トルク制御においては、ドライバの操舵操作と制御との干渉が比較的生じにくく、ドライバに違和感を与えにくい。このため、操舵支援装置においては、トルク制御を採用する場合が多い。
しかし、トルク制御は制御の安定性が舵角制御に対して低い。特に、一般的なトルク制御では、ドライバの保舵状態が正常であることを仮定して制御安定性を確保していることから、手放し状態では安定性を確保することが困難となる。
このため、トルク制御を用いた操舵支援制御では、ドライバがステアリングホイールを手放してから所定の手放し判定が成立し、制御をオフにするまでの間に、車両が不安定な状態になることが懸念される。
本発明の課題は、ドライバの保舵状態低下時における車両の安定性を確保した操舵支援装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、上述した課題を解決する。
請求項1の発明は、走行車線内の目標走行位置を自車両が走行するよう操舵機構へ操舵力を付与する操舵支援装置において、自車両前方の環境を認識する環境認識手段と、前記環境認識手段を用いて自車両の走行車線内に前記目標走行位置を設定する目標走行位置設定手段と、前記走行車線に対する自車両の横位置を認識する自車横位置認識手段と、前記操舵機構の実ステア角を検出する実ステア角検出手段と、自車両の横位置が前記目標走行位置に近づくように前記操舵機構の目標ステア角を算出する目標ステア角算出手段と、前記目標ステア角を実現する第1の操舵力を、前記目標ステア角と前記実ステア角との偏差に基づいたステア角のフィードバック制御により設定する第1の操舵力設定手段と、前記目標ステア角を実現する第2の操舵力を、前記目標ステア角と車両状態量に基づいた操舵力のフィードフォワード制御により設定する第2の操舵力設定手段と、ドライバによる操舵入力部の保舵状態低下を判定する保舵状態検出手段と、前記第1の操舵力及び前記第2の操舵力の少なくとも一方を含む目標操舵力を設定するとともに、前記保舵状態低下を判定した際に、前記第1の操舵力の比率を前記第2の操舵力に対して増加させる目標操舵力設定手段と、前記目標操舵力に基づいて前記操舵機構に操舵力を付与する操舵力制御手段とを備えることを特徴とする操舵支援装置である。
請求項2の発明は、前記第2の操舵力設定手段は、前記目標ステア角と前記車両状態量に応じて求められる推定セルフアライニングトルクを前記第2の操舵力として設定することを特徴とする請求項1に記載の操舵支援装置である。
請求項3の発明は、前記保舵状態検出手段は、ドライバから操舵入力部への入力トルクを検出するトルクセンサを備え、所定期間における前記入力トルクの最大値が所定の閾値より小さい場合に保舵状態の低下を判定するとともに、前記目標操舵力設定手段による前記第1の操舵力の比率の増加に応じて、前記閾値を小さい値に変更することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の操舵支援装置である。
請求項4の発明は、前記目標操舵力設定手段が前記第1の操舵力の比率を増加させた状態において前記保舵状態低下が判定された場合に、自車両の横位置が前記目標走行位置とほぼ一致した後に前記操舵力の付与を中止することを特徴とする請求項3に記載の操舵支援装置である。
請求項5の発明は、前記目標操舵力設定手段が前記第1の操舵力の比率を増加させた状態において前記保舵状態低下が判定された場合に、自車両の対車線ヨー角がほぼゼロとなった後に操舵力の付与を中止することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の操舵支援装置である。
本発明によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)ドライバの手放し等の保舵状態低下を検出した際に、車両を目標走行位置に沿って走らせる支援レベルが比較的高い第1の操舵力の比率を、支援レベルが比較的低い第2の操舵力に対して増加させることによって、保舵状態低下時における支援レベルを高め、車両の安定性を確保できる。
また、保舵状態低下時以外は、ドライバの操舵操作と比較的干渉しにくい第2の操舵力の比率を高めることによって、ドライバの操舵操作との干渉を防止し、ドライバに違和感を与えることを防止できる。
(2)目標ステア角と車両状態量に応じて求められる推定セルフアライニングトルクを第2の操舵力として設定することによって、実ステア角をフィードバックしない場合であっても目標操舵力を適切に設定することができ、また、操舵力の付与時にドライバに違和感を与えることを防止できる。
(3)所定期間における入力トルクの最大値が所定の閾値より小さい場合に保舵状態の低下を判定するとともに、目標操舵力設定手段による第1の操舵力の比率の増加に応じて、閾値を小さい値に変更することによって、第1の操舵力の比率を増加した後、運転者の操舵操作との干渉が生じやすく比較的小さい入力トルクであっても検出しやすい第1の操舵力を用いた制御の特性を活かして、短時間で正確に保舵状態の低下を判定することができる。
(4)目標操舵力設定手段が第1の操舵力の比率を増加させた状態において保舵状態低下が判定された場合に、自車両の横位置が目標走行位置とほぼ一致した後に操舵力の付与を中止することによって、車両を目標走行位置に沿って走らせる支援レベルが第2の操舵力に対して高い第1の操舵力を用いて車両横位置を目標走行位置に正確に合わせることができ、車両を安定した状態としてから操舵力の付与を中止して安全性を確保することができる。
(5)目標操舵力設定手段が第1の操舵力の比率を増加させた状態において保舵状態低下が判定された場合に、自車両の対車線ヨー角がほぼゼロとなった後に操舵力の付与を中止することによって、車両の対車線ヨー角を制御する支援レベルが第2の操舵力に対して高い第1の操舵力を用いて対車線ヨー角をほぼゼロとすることができ、車両を安定した状態としてから操舵力の付与を中止して安全性を確保することができる。
本発明は、ドライバの保舵状態低下時における車両の安定性を確保した操舵支援装置を提供する課題を、通常はトルク制御を用いて操舵力を付与するとともに、手放し判定の成立時には舵角制御を用いて操舵力を付与するよう切り換えることによって解決した。
以下、本発明を適用した操舵支援装置の実施例について説明する。
実施例の操舵支援装置は、例えば、前2輪を操舵する乗用車等の4輪自動車に備えられる。
図1は、実施例の操舵支援装置を含む車両のシステム構成を示す図である。この操舵支援装置は、操舵機構10に操舵トルク(操舵力)を付与するものである。
操舵機構10は、前輪FWを支持するハウジングHを所定の操向軸線(キングピン)回りに回転させて操舵を行うものである。
操舵機構10は、ステアリングホイール11、ステアリングシャフト12、ステアリングギアボックス13、タイロッド14等を備えて構成されている。
ステアリングホイール11は、ドライバが操舵操作を入力する環状の操作部材である。
ステアリングシャフト12は、ステアリングホイール11の回転をステアリングギアボックス13に伝達する回転軸である。
ステアリングギアボックス13は、ステアリングシャフト12の回転運動を車幅方向の直進運動に変換するラックアンドピニオン機構を備えている。
タイロッド14は、一方の端部をステアリングギアボックス13のラックに連結され、他方の端部をハウジングHのナックルアームに連結された軸状の部材である。タイロッド14は、ハウジングHのナックルアームを押し引きすることによってハウジングHを回転させ、操舵を行う。
また、車両は、電動パワーステアリング(EPS)制御ユニット20、操安制御ユニット30、エンジン制御ユニット40、トランスミッション制御ユニット50、車両統合ユニット60等を備えている。
EPS制御ユニット20は、ドライバの操舵操作に応じて操舵アシスト力を発生する電動パワーステアリング装置を統括的に制御するものである。EPS制御ユニット20には、電動アクチュエータ21、舵角センサ22、トルクセンサ23等が接続されている。
電動アクチュエータ21は、例えば、ステアリングシャフト12の途中に設けられ、減速機構を介して操舵機構10に対して操舵トルク(操舵力)を付与する電動モータである。
舵角センサ22は、ステアリングシャフト12の角度位置(ステイリングホイール11の角度位置と実質的に等しい)を検出するエンコーダを備えている。
トルクセンサ23は、電動アクチュエータ21とステアリングホイール11との間でステアリングシャフト12に挿入され、ステアリングシャフト12に作用するトルクを検出するものである。通常、トルクセンサ23が検出するトルクは、ドライバがステアリングホイール11に入力する操舵トルクと実質的に等しくなる。
操安制御ユニット30は、各車輪のブレーキの制動力を個別に制御する車両操安性制御及びABS制御を行うものである。車両操安性制御は、アンダーステア又はオーバーステアの発生時に、旋回内輪側と外輪側の制動力を異ならせて復元方向のヨーモーメントを発生させるものである。ABS制御(アンチロックブレーキ制御)は、車輪のロック傾向を検出した際に、当該車輪の制動力を低減して回復させるものである。
操安制御ユニット30には、ハイドロリックコントロールユニット(HCU)31、車速センサ32、ヨーレートセンサ33、横加速度(横G)センサ34等が接続されている。
HCU31は、各車輪の液圧式サービスブレーキに付与されるブレーキフルード液圧を個別に制御する装置である。HCU31は、ブレーキフルードを加圧するモータポンプ、及び、各車輪のキャリパシリンダへ付与される圧力を調整するソレノイドバルブ等を備えている。
車速センサ32は、各車輪のハブベアリングを保持するハウジングに設けられ、車輪速に応じた車速パルス信号を出力する。この車速パルス信号は、所定の処理を施すことによって、車両の走行速度を求めることができる。
ヨーレートセンサ33及び横Gセンサ34は、車体の鉛直軸回りの回転速度及び横方向の加速度をそれぞれ検出するMEMSセンサを備えている。
エンジン制御ユニット40は、車両の走行用動力源であるエンジン及びその補器類を統括的に制御するものである。
トランスミッション制御ユニット50は、エンジンの出力を変速して前後のディファレンシャルへ伝達するオートマティックトランスミッションを統括的に制御するものである。
車両統合ユニット60は、上記各ユニットに関連する以外の車両の電装品を統括的に制御するものである。
また、実施例の操舵支援装置は、以下説明する操舵支援制御ユニット100を備えている。
操舵支援制御ユニット100は、上述したEPS制御ユニット20、操安制御ユニット30、エンジン制御ユニット40、トランスミッション制御ユニット50、車両統合ユニット60と、例えばCAN通信システム等の車載LANを介して接続され、各種情報や信号を取得可能となっている。
また、操舵支援制御ユニット100は、環境認識手段110、目標走行位置設定手段120、自車進行路推定手段130、保舵状態検出手段140、目標操舵力設定手段150、操舵力制御手段160等を備えている。なお、これらの各手段は、それぞれ独立したハードウェアとして構成されてもよく、また、一部又は全部を共通したハードウェアとした構成としてもよい。
環境認識手段110は、自車両前方を撮像した画像情報に基づいて、自車両の走行車線の形状等を認識するものである。
図2は、実施例における自車両と車線との平面的配置の一例を示す図である。
環境認識手段110は、ステレオカメラ111、画像処理部112等が接続されている。
ステレオカメラ111は、例えば車両のフロントウインドウ上端部のルームミラー基部付近に設けられた一対のメインカメラ及びサブカメラを備えている。メインカメラ及びサブカメラは、それぞれCCDカメラを有して構成されている。メインカメラ及びサブカメラは、車幅方向に離間して設置されている。メインカメラ及びサブカメラは、それぞれ基準画像及び比較画像を撮像し、これらに係る画像データを画像処理部112に出力する。
画像処理部112は、ステレオカメラ111が出力した基準画像及び比較画像の画像データをA/D変換した後、所定の画像処理を施して環境認識手段110に出力するものである。この画像処理には、例えば、各カメラの取付位置誤差の補正や、ノイズ除去、階調の適切化などが含まれる。デジタル化された画像は、例えば、垂直方向及び水平方向にマトリクス状に配列された複数の画素を有する。これらの各画素は、それぞれ被写体の明るさに応じた輝度値を有する。
環境認識手段110は、基準画像及び比較画像のデータに基づいて、基準画像上の任意の画素又は複数の画素からなるブロックである画素群の視差を検出する。この視差は、ある画素又は画素群の基準画像上の位置と比較画像上の位置とのずれ量である。この視差を用いると、三角測量の原理により、自車両から当該画素に対応する被写体までの距離を算出することができる。
また、環境認識手段110は、自車両前方の車線両端部に配置された白線の形状等を認識する。なお、本明細書、特許請求の範囲等において、白線とは、車線の幅方向における端部に引かれた連続線又は破線を示すものとし、実際の色彩が白色以外(例えば燈色など)の線も含むものとする。
環境認識手段110は、基準画像のデータから画素の輝度データに基づいて白線WL部分の画素群を検出する。自車両に対する白線WL部分の画素群の方位は、画像データ上の画素位置に基づいて検出される。具体的には、垂直方向における画素位置が路面上に相当する領域を水平方向に走査し、輝度値が急変する箇所を車線の輪郭として認識する。そして、当該白線部分の画素群の距離を算出することによって、白線の位置を検出する。
そして、環境認識手段110は、白線位置の検出を連続的に行なって車両の進行方向に複数の車線候補点を設定し、整合のとれない車線候補点を無視するとともに、車線候補点を設定できなかった領域は所定の補完処理を行うことによって、自車両前方の車線形状を認識する。
目標走行位置設定手段120は、環境認識手段110が設定した自車両の走行車線の幅方向における中央に目標走行位置Xcを設定する。
自車進行路推定手段130は、環境認識手段110からの情報、舵角センサ22、車速センサ32、ヨーレートセンサ33等によって検出される車両の走行状態、及び、既知の車両諸元等に基づいて、自車進行路を推定するものである。この自車進行路推定手段130は、本発明にいう自車横位置認識手段として機能する。
自車進行路の推定は、例えば、車両前方の注視距離Zにおける自車両OVの横位置Xeを算出することによって行う。
自車両OVの重心位置を原点とし、車幅方向へ延びるX軸、及び、車体前方側へ延びるZ軸を有する座標系を用いて以下説明する。
注視距離Zにおける自車両重心の推定横位置Xeは、ハンドル角度αを用いて、以下の式1によって求められる。
Figure 0005173662
また、自車進行路推定手段130は、上述したハンドル角度を用いた横位置の推定に代えて、以下の式2の通り、ヨーレートセンサ33が検出したヨーレートを用いて横位置を推定することができる。

Xe=Zγ/2V ・・・(式2)
Z:注視距離[m]
γ:車両のヨーレート[rad/sec]

さらに、自車進行路推定手段130は、環境認識手段110を用いて、自車両OVの走行車線に対するヨー角θyawを検出する機能を備えている。
保舵状態検出手段140は、トルクセンサ23の出力履歴に基づいて、ドライバによるステアリングホイール11の保持状態である保舵状態の低下を検出するものである。保舵状態検出手段140は、トルクセンサ23の出力値が所定の期間にわたって所定の閾値よりも小さい場合に、ドライバの運転意思や覚醒度の低下に起因する保舵状態の低下を判定する。
図3は、トルクセンサ出力値の時間履歴の一例及び保舵状態低下(手放し状態)の検出閾値を示すグラフである。図3において、縦軸はトルクセンサの出力値を示し、正負は操舵方向を示している。また、横軸は時間を示している。
保舵状態検出手段140は、後述するトルク制御時及び舵角制御時にそれぞれ用いられる2種類の閾値を有する。各閾値は、それぞれ絶対値が等しい正負一対の値からなる。本明細書等において、トルクセンサ出力値が閾値以下であるとは、トルクセンサ出力値が一対の閾値の間の範囲内であることを指すものとする。そして、舵角制御時に用いられる閾値は、トルク制御時に用いられる閾値よりも絶対値が小さく設定されている。これは、舵角制御においてはドライバの操舵操作と制御との干渉が生じやすく、ドライバから微小な入力があった場合でもトルクセンサ22による検出が容易であるためである。
目標操舵力設定手段150は、目標走行位置設定手段120及び自車進行路推定手段130を用いて、電動アクチュエータ21が操舵機構10に付与すべき目標操舵力を設定するものである。
目標操舵力の設定は、目標走行位置Xcに対する自車横位置Xeの偏差、及び、自車両OVの走行車線OLに対する対車線ヨー角θyawを用いて行う。
目標操舵力設定手段150は、目標ステア角算出手段151、舵角制御操舵力設定手段152、トルク制御操舵力設定手段153等を備えている。目標操舵力設定手段150は、舵角制御操舵力設定手段152及びトルク制御操舵力設定手段153がそれぞれ設定する第1の操舵力及び第2の操舵力のいずれかを選択して目標操舵トルクとする。
目標ステア角算出手段151は、自車両OVの横位置が目標走行位置Xcに近づくように操舵機構10の目標ステア角(操舵角)を算出するものである。目標ステア角算出手段151は、以下の式3を用いて目標ステア角を算出する。
Figure 0005173662
舵角制御操舵力設定手段152は、目標ステア角を実現する第1の操舵力(操舵トルク)を、目標ステア角と実ステア角との偏差に基づいたステア角のフィードバック制御により設定する第1の操舵力設定手段である。以下、この制御を舵角制御と称して説明する。
図4は、舵角制御による制御ブロックを示す図である。舵角制御においては、自車両の対車線横位置(横偏差)及びヨー角に基づいて求めた目標ステア角(コース追従ステア角)を用いて、モデル推定及び実ステア角のフィードバックによるステア角制御によって目標操舵トルクを設定し、操舵機構10に操舵トルクを付与する。操舵トルク付与に伴う車両の対車線横偏差、ヨー角は、目標ステア角を算出するためにフィードバックされる。
舵角制御操舵力設定手段152は、式3によって求めた目標ステア角、及び、以下の式4を用いて、実ステア角をフィードバックしたPID制御により、目標操舵トルクを算出する。
Figure 0005173662
トルク制御操舵力設定手段153は、目標ステア角を実現する第2の操舵力(操舵トルク)を、目標操舵力と車両状態量に基づいた操舵力のフィードフォワード制御により設定する第2の操舵力設定手段である。以下、この制御をトルク制御と称して説明する。
図5は、トルク制御による制御ブロックを示す図である。トルク制御においては、自車両の対車線横位置(横偏差)及びヨー角に基づいて求めた目標ステア角(コース追従ステア角)を用いて、モデル推定によってセルフアライニングトルクを推定して目標操舵トルクを設定するが、このとき実ステア角のフィードバックは行わない。操舵トルク付与に伴う車両の対車線横偏差、ヨー角は、目標ステア角を算出するためにフィードバックされる。
トルク制御操舵力設定手段153は、式3によって求めた目標ステア角に基づいて、式5を用いて目標ヨーレートを算出する。
Figure 0005173662
また、トルク制御操舵力設定手段153は、目標ステア角から操舵機構10のセルフアライニングトルクの逆モデルを用いて、目標操舵トルクを算出する。
先ず、以下の式6を用いて、車両のすべり角を推定する。
Figure 0005173662
次に、トルク制御操舵力設定手段153は、以下の式7によって求められるセルフアライニングトルク推定値を、目標操舵トルクとする。
Figure 0005173662
操舵力制御手段160は、目標操舵力設定手段150が設定した目標操舵トルクに基づいて、以下の式8を用いて目標指示電流iindを算出する。操舵力制御手段160は、EPS制御ユニット20を介して電動アクチュエータ21を制御して操舵機構10への操舵トルクの付与を行わせる。
Figure 0005173662
次に、実施例の操舵支援装置における操舵支援制御時の動作について説明する。
図6は、実施例の操舵支援装置における操舵支援制御時の動作を示すフローチャートである。以下、ステップ毎に順を追って説明する。
なお、この制御を開始する際(通常の操舵支援制御時)には、目標操舵力設定手段150は、トルク制御操舵力設定手段153が算出するトルク制御に基づいた第2の操舵力を目標操舵力として設定している。
<ステップS01:車線形状認識>
環境認識手段110は、自車両前方の走行車線の形状を認識する。
その後、ステップS02に進む。
<ステップS02:自車横位置・ヨー角検出>
環境認識手段110及び自車進行路推定手段130は、ステレオカメラ111の撮像画像に基づいて、協働して自車両の車線内横位置Xe及び対車線ヨー角θyawを検出する。
その後、ステップS02に進む。
<ステップS03:目標ヨーレート算出>
目標操舵力設定手段150のトルク制御操舵力設定手段153は、上述した式5を用いて、所定の注視距離で自車両の横位置Xeを目標走行位置Xcに戻すための目標ヨーレートを算出する。
その後、ステップS04に進む。
<ステップS04:目標ステア角算出>
目標操舵力設定手段150の目標ステア角算出手段151は、上述した式3を用いて、目標ステア角を算出する。
その後、ステップS05に進む。
<ステップS05:ドライバ手放し判定(閾値大)>
保舵状態検出手段140は、トルク制御時用の閾値を用いた保舵状態低下判定である第1の手放し判定を行う。第1の手放し判定は、トルクセンサ23の出力値が所定の判定時間にわたってトルク制御時用閾値以下であった場合に成立する。
手放し判定が成立した場合はステップS06に進み、不成立の場合はステップS14に進む。
<ステップS06:ステアリング舵角制御>
目標操舵力設定手段150は、舵角制御操舵力設定手段152が設定した舵角制御に基づいた第1の操舵力を目標操舵力として設定する。
その後、ステップS07に進む。
<ステップS07:ドライバ手放し判定(閾値小)
保舵状態検出手段140は、舵角制御時用の小さい閾値を用いた保舵状態低下判定である第2の手放し判定を行う。第2の手放し判定は、トルクセンサ23の出力値が所定時間にわたって閾値以下である場合に成立する。
手放し判定が成立した場合はステップS08に進み、不成立の場合はステップS15に進む。
<ステップS08:カーブ判定フラグ判断>
目標操舵力設定手段150は、現在のカーブ判定フラグ=1がセットされているか判断する。カーブ判定フラグは、後述するステップS11及びS15で設定され、自車両がカーブ路走行中の場合は1にセットされ、その他の場合は0にセットされる。
フラグが0である場合はステップS09に進み、1である場合はステップS09をスキップしてステップS10に進む。
<ステップS09:車線内横位置・ヨー角安定判断>
目標操舵力設定手段150は、自車両の車線内横位置Xeと目標走行位置Xcとの偏差が所定値以下であり、かつ、対車線ヨー角θyawが所定値以下であるか判断する。
これらを充足する場合は、車線内横位置・ヨー角が安定しているものとしてステップS10に進み、充足しない場合はステップS15に進む。
<ステップS10:カーブ路走行中判断>
環境認識手段110は、自車両が現在カーブ路を走行中であるか判断する。
カーブ路走行中である場合はステップS11に進み、カーブ路走行中でない場合はステップS15に進む。
<ステップS11:カーブ判定フラグ1に設定>
目標操舵力設定手段150は、カーブ判定フラグ=1をセットする。
その後、ステップS12に進む。
<ステップS12:制御オフ(時定数遅い)>
操舵支援制御ユニット100は、操舵機構10への操舵トルク付与制御を中止する。
このとき、操舵支援制御ユニット100は、操舵トルクが所定の時定数で暫減するよう指示電流値を制御する。この時定数は、ステップS13に対して、操舵トルクがより時間をかけて緩やかに低下するように設定されている。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
<ステップS13:制御オフ(時定数通常)>
操舵支援制御ユニット100は、操舵機構10への操舵トルク付与制御を中止する。
このとき、操舵支援制御ユニット100は、操舵トルクが所定の時定数で暫減するよう指示電流値を制御する。この時定数は、ステップS12に対して、操舵トルクがより短時間で速やかに低下するように設定されている。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
<ステップS14:ステアリングトルク制御>
目標操舵力設定手段150は、トルク制御操舵力設定手段153が設定したトルク制御による第2の操舵力を目標操舵力として設定する。
その後、ステップS15に進む。
<ステップS15:カーブ判定フラグ0に設定>
目標操舵力設定手段150は、カーブ判定フラグを0に設定する。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
以上説明した実施例によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)第1の手放し判定が成立した際に、目標操舵トルクを車両を目標走行位置に沿って走らせる支援レベルが比較的低いトルク制御に基づいた操舵力から、支援レベルが比較的高い舵角制御に基づいた操舵力に切り換えることによって、第1の手放し判定が成立し、手放し状態である可能性がある場合の支援レベルを高め、車両の安定性を確保できる。
また、第1の手放し判定が不成立である場合は、ドライバの操舵操作と干渉しにくいトルク制御に基づいた操舵力を目標操舵トルクとして用いることによって、ドライバの操舵操作との干渉を防止し、ドライバに違和感を与えることを防止できる。
(2)目標ステア角と車両状態量に応じて求められる推定セルフアライニングトルクに基づいてトルク制御による目標操舵トルクを算出することによって、実ステア角をフィードバックしない場合であっても目標操舵トルクを適切に設定することができ、また、操舵トルクの付与時にドライバに違和感を与えることを防止できる。
(3)所定期間におけるトルクセンサ値の最大値が所定の閾値より小さい場合に手放し判定を成立させるとともに、舵角制御時における閾値をトルク制御時の閾値よりも小さく設定することによって、トルク制御から舵角制御に切り換えた後、短時間で正確に保舵状態の低下を判定することができる。すなわち、ドライバの操舵操作との干渉が生じやすい舵角制御においては、ドライバからの入力トルクがトルクセンサの出力値に反映されやすく、わずかな干渉が生じた場合であっても直ちにトルクセンサの出力値が立ち上がる。このため、トルク制御時における手放し判定のようなあいまいさがなく、仮にトルク制御時の手放し判定で、実際には保舵状態が正常であるのに手放しであると誤判定された場合であっても、舵角制御時における手放し判定でより正確な保舵状態を短時間で判定することができる。これによって、例えば直線路走行時のようにドライバからの操舵入力が小さく、トルク制御時に手放し判定をすることが困難な場合であっても、保舵状態を適切に判定できる。
(4)目標操舵力設定手段150がトルク制御から舵角制御に切り換えた後にさらに手放し判定が成立した場合に、自車両の横位置が目標走行位置とほぼ一致した後に操舵トルクの付与を中止することによって、車両を目標走行位置に沿って走らせる支援レベルがトルク制御に対して高い舵角制御を用いて車両横位置を車線中央の目標走行位置に正確に合わせることができ、車両を安定した状態としてから操舵トルクの付与を中止して安全性を確保することができる。
(5)目標操舵力設定手段150がトルク制御から舵角制御に切り換えた後にさらに手放し判定が成立した場合に、自車両の対車線ヨー角がほぼゼロとなった後に操舵トルクの付与を中止することによって、車両の対車線ヨー角を制御する支援レベルがトルク制御に対して高い舵角制御を用いて対車線ヨー角をほぼゼロとすることができ、車両を安定した状態としてから操舵トルクの付与を中止して安全性を確保することができる。
(6)自車両がカーブ路を走行中である場合には、操舵トルク付与制御を緩やかに中止することによって、制御中止による車線逸脱を防止し、安全性を確保できる。
(変形例)
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
(1)実施例では、手放し判定成立時(保舵状態低下時)にトルク制御による第2の操舵力から舵角制御による第1の操舵力へ切り換える構成としているが、本発明はこれに限らず、目標操舵力設定手段は第1の操舵力と第2の操舵力とを所定の比率で合成して目標操舵力を設定するとともに、保舵状態の低下時に第1の操舵力の比率を増加させる構成としてもよい。
(2)実施例では、第2の操舵力は目標ステア角と車両状態量に応じて求められる推定セルフアライニングトルクに基づいて設定しているが、第2の操舵力を設定する手法はこれに限定されない。
(3)実施例では、環境認識手段はステレオカメラを用いて車線形状を検出しているが、本発明はこれに限らず、例えばナビゲーション装置等のために準備された地図データ及び自車位置の測位情報に基づいて車線形状を検出するようにしてもよい。また、自車の対車線横位置、ヨー角を検出する手法も特に限定されない。
(4)操舵機構に操舵トルクを付与するアクチュエータの構成は、実施例のようなコラムアシストタイプのものに限らず、例えば、ステアリングシャフトに接続されたピニオン軸を駆動するピニオンアシストタイプ、ステアリングシャフトに接続されたピニオンと独立したピニオンを駆動するダブルピニオンタイプ、ステアリングラック自体を直進方向に駆動するラック直動タイプ等であってもよい。
本発明を適用した操舵支援装置の実施例を備えた車両のシステム構成を示す図である。 実施例における自車両と車線との平面的配置の一例を示す図である。 実施例の操舵支援装置におけるトルクセンサ出力値の一例及び保舵状態低下の検出閾値を示すグラフである。 実施例の操舵支援装置における舵角制御による制御ブロックを示す図である。 実施例の操舵支援装置におけるトルク制御による制御ブロックを示す図である。 実施例の操舵支援装置における操舵支援制御時の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 操舵機構 11 ステアリングホイール
12 ステアリングシャフト 13 ステアリングギアボックス
14 タイロッド FW 前輪
H ハウジング
20 電動パワーステアリング(EPS)制御ユニット
21 電動アクチュエータ 22 舵角センサ
23 トルクセンサ 30 操安制御ユニット
31 ハイドロリックコントロールユニット(HCU)
32 車速センサ 33 ヨーレートセンサ
34 横加速度(横G)センサ 40 エンジン制御ユニット
50 トランスミッション制御ユニット
60 車両統合ユニット
100 操舵支援制御ユニット 111 ステレオカメラ
112 画像処理部 110 環境認識手段
120 目標走行位置設定手段 130 自車進行路推定手段
140 保舵状態検出手段 150 目標操舵力設定手段
151 目標ステア角算出手段 152 舵角制御操舵力設定手段
153 トルク制御操舵力設定手段 160 操舵力制御手段
OV 自車両 OL 自車両走行車線
WL 白線

Claims (5)

  1. 走行車線内の目標走行位置を自車両が走行するよう操舵機構へ操舵力を付与する操舵支援装置において、
    自車両前方の環境を認識する環境認識手段と、
    前記環境認識手段を用いて自車両の走行車線内に前記目標走行位置を設定する目標走行位置設定手段と、
    前記走行車線に対する自車両の横位置を認識する自車横位置認識手段と、
    前記操舵機構の実ステア角を検出する実ステア角検出手段と、
    自車両の横位置が前記目標走行位置に近づくように前記操舵機構の目標ステア角を算出する目標ステア角算出手段と、
    前記目標ステア角を実現する第1の操舵力を、前記目標ステア角と前記実ステア角との偏差に基づいたステア角のフィードバック制御により設定する第1の操舵力設定手段と、
    前記目標ステア角を実現する第2の操舵力を、前記目標ステア角と車両状態量に基づいた操舵力のフィードフォワード制御により設定する第2の操舵力設定手段と、
    ドライバによる操舵入力部の保舵状態低下を判定する保舵状態検出手段と、
    前記第1の操舵力及び前記第2の操舵力の少なくとも一方を含む目標操舵力を設定するとともに、前記保舵状態低下を判定した際に、前記第1の操舵力の比率を前記第2の操舵力に対して増加させる目標操舵力設定手段と、
    前記目標操舵力に基づいて前記操舵機構に操舵力を付与する操舵力制御手段と
    を備えることを特徴とする操舵支援装置。
  2. 前記第2の操舵力設定手段は、前記目標ステア角と前記車両状態量に応じて求められる推定セルフアライニングトルクを前記第2の操舵力として設定すること
    を特徴とする請求項1に記載の操舵支援装置。
  3. 前記保舵状態検出手段は、ドライバから操舵入力部への入力トルクを検出するトルクセンサを備え、所定期間における前記入力トルクの最大値が所定の閾値より小さい場合に保舵状態の低下を判定するとともに、前記目標操舵力設定手段による前記第1の操舵力の比率の増加に応じて、前記閾値を小さい値に変更すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の操舵支援装置。
  4. 前記目標操舵力設定手段が前記第1の操舵力の比率を増加させた状態において前記保舵状態低下が判定された場合に、自車両の横位置が前記目標走行位置とほぼ一致した後に前記操舵力の付与を中止すること
    を特徴とする請求項3に記載の操舵支援装置。
  5. 前記目標操舵力設定手段が前記第1の操舵力の比率を増加させた状態において前記保舵状態低下が判定された場合に、自車両の対車線ヨー角がほぼゼロとなった後に操舵力の付与を中止すること
    を特徴とする請求項3又は請求項4に記載の操舵支援装置。
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