JP5497272B2 - 車線逸脱防止装置 - Google Patents

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本発明は、自動車等の車両に設けられる車線逸脱防止装置に関し、特に走行車線(レーン)からの自車両の逸脱傾向を判定した際にパルス状の操舵トルクを発生するものに関する。
車線逸脱防止装置は、自車両前方の車線形状を認識し、自車両の車線からの逸脱傾向が判定された場合に、警報を出力したり、自車両を車線中央側へ戻す方向の操舵トルクを操舵機構に付与するものである。
例えば、特許文献1には、ステレオカメラによって認識された車線から自車両の推定進行路が逸脱する場合に、車線中央側に走行目標位置を設定して操舵制御を行うことが記載されている。
また、車線逸脱防止装置には、運転者による操作自由度を高めるため、逸脱傾向の判定時に例えばパルス状の操舵トルクを発生させて、ステアリングホイールの振動によって運転者に逸脱傾向を知らしめ、車線中央側へ戻す操舵操作は運転者自身によって行わせるようにしたものがある。
しかし、このようなパルス状の操舵トルクの大きさは、運転者がステアリングホイールを把持する状態(保舵状態)が正常であることを前提として設定される。このため、例えば運転者が手放しする等、保舵状態が低下している際に操舵トルクを発生すると、操舵機構に大きな操舵角が発生し、車両の挙動及び進路が大きく乱れることが懸念される。
これに対し、運転者の保舵状態低下を判定できれば上述した問題は解決できると考えられる。
例えば、特許文献2には、ステアバイワイヤシステムにおいて、ステアリングホイールに接続された反力モータの電流値がステアリングホイールのイナーシャ及びフリクションと釣り合う所定電流値が所定時間だけ継続した場合に、手放しを判定することが記載されている。
また、特許文献3には、操舵角の微分値と操舵入力トルクとの積である仕事量に基づいて、運転者によるハンドルの操舵状態を検出することが記載されている。
特開2007−261449号公報 特開2007−15529号公報 特開2004−175122号公報
しかし、上述した保舵状態の判定方法は、いずれも判定にある程度の時間を要するため、検出判定中に車線逸脱防止制御による操舵トルクの発生が行われ、検出判定が完了するまでに車両の挙動等が乱れてしまうおそれがある。
本発明の課題は、運転者による保舵状態を短時間で適切に判定できる車線逸脱防止装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、上述した課題を解決する。
請求項1の発明は、自車両の走行車線からの逸脱を防止するよう操舵機構に操舵トルクを付与する車線逸脱防止装置において、自車両前方の環境情報を取得して自車両の走行車線を設定する車線設定手段と、運転者の操舵操作による操舵角を検出する操舵角検出手段と、前記走行車線からの自車両の逸脱傾向を判定する逸脱判定手段と、前記逸脱判定手段が前記逸脱傾向を判定した場合に、逸脱を防止する方向へ前記操舵機構にパルス状の操舵トルクを付与する操舵制御手段と、前記パルス状の操舵トルクを付与した際の前記操舵角の変位量が所定の閾値以上の場合に運転者による手放し状態及び弱保舵状態の少なくとも一方を含む保舵状態低下を判定する保舵状態判定手段とを備え、前記保舵状態検出手段は、少なくとも所定の閾値の設定により第1の保舵状態低下と第1の保舵状態低下よりさらに保舵状態の低い第2の保舵状態低下を判定し、前記操舵制御手段は、前記第1の保舵状態低下が判定された場合に前記パルス状の操舵トルクを付与しつつ警報を出力する第1の保舵状態低下制御を実行し、さらに前記第2の保舵状態低下を判定した場合は前記パルス状の操舵トルクを低減し又は停止する第2の保舵状態低下制御を実行することを特徴とする車線逸脱防止装置である。
請求項2の発明は、自車両の走行車線からの逸脱を防止するよう操舵機構に操舵トルクを付与する車線逸脱防止装置において、自車両前方の環境情報を取得して自車両の走行車線を設定する車線設定手段と、運転者の操舵操作による入力トルクを検出するトルク検出手段と、前記走行車線からの自車両の逸脱傾向を判定する逸脱判定手段と、前記逸脱判定手段が前記逸脱傾向を判定した場合に、逸脱を防止する方向へ前記操舵機構にパルス状の操舵トルクを付与する操舵制御手段と、前記パルス状の操舵トルクを付与した際の前記入力トルクが所定の閾値以下の場合に前記運転者による手放し状態及び弱保舵状態の少なくとも一方を含む保舵状態低下を判定する保舵状態判定手段とを備え、前記保舵状態検出手段は、少なくとも所定の閾値の設定により第1の保舵状態低下と第1の保舵状態低下よりさらに保舵状態の低い第2の保舵状態低下を判定し、前記操舵制御手段は、前記第1の保舵状態低下が判定された場合に前記パルス状の操舵トルクを付与しつつ警報を出力する第1の保舵状態低下制御を実行し、さらに前記第2の保舵状態低下を判定した場合は前記パルス状の操舵トルクを低減し又は停止する第2の保舵状態低下制御を実行することを特徴とする車線逸脱防止装置である。
請求項3の発明は、自車両の走行車線からの逸脱を防止するよう操舵機構に操舵トルクを付与する車線逸脱防止装置において、自車両前方の環境情報を取得して自車両の走行車線を設定する車線設定手段と、運転者の操舵操作による操舵角を検出する操舵角検出手段と、運転者の操舵操作による入力トルクを検出するトルク検出手段と、前記走行車線からの自車両の逸脱傾向を判定する逸脱判定手段と、前記逸脱判定手段が前記逸脱傾向を判定した場合に、逸脱を防止する方向へ前記操舵機構にパルス状の操舵トルクを付与する操舵制御手段と、前記パルス状の操舵トルクを付与した際の前記操舵角の変位量が所定の閾値以上でありかつ前記入力トルクが所定の閾値以下の場合に前記運転者による手放し状態及び弱保舵状態の少なくとも一方を含む保舵状態低下を判定する保舵状態検出手段とを備え、前記保舵状態検出手段は、少なくとも所定の閾値の設定により第1の保舵状態低下と第1の保舵状態低下よりさらに保舵状態の低い第2の保舵状態低下を判定し、前記操舵制御手段は、前記第1の保舵状態低下が判定された場合に前記パルス状の操舵トルクを付与しつつ警報を出力する第1の保舵状態低下制御を実行し、さらに前記第2の保舵状態低下を判定した場合は前記パルス状の操舵トルクを低減し又は停止する第2の保舵状態低下制御を実行することを特徴とする車線逸脱防止装置である。
本発明によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)パルス状の操舵トルクを付与した際に、運転者による保舵状態が良好であれば操舵角の変位は比較的小さいのに対し、手放し時等のように保舵状態が低下している場合は操舵角の変位が大きくなる。このため、本発明によれば、パルス状の操舵トルクを付与した際の操舵角の変位量が所定の閾値以上の場合に運転者による保舵状態低下を判定することによって、操舵トルクを付与した直後に保舵状態の低下を適切に判定することができる。
(2)パルス状の操舵トルクを付与した際に、運転者による保舵状態が良好であれば操舵トルクの反力が入力トルクに比較的大きく反映されるのに対し、保舵状態が低下している場合は操舵トルクによる反力が入力トルクに反映されにくくなり、手放し状態の場合には入力トルクが実質的にゼロとなる。このため、本発明によれば、パルス状の操舵トルクを付与した際の入力トルクが所定の閾値以下の場合に運転者による保舵状態低下を判定することによって、操舵トルクを付与した直後に保舵状態の低下を適切に判定することができる。
(3)パルス状の操舵トルクを付与した際の操舵角の変位量が所定の閾値以上でありかつ入力トルクが所定の閾値以下の場合に運転者による保舵状態低下を判定することによって、保舵状態判定の精度をより向上できる。
(4)保舵状態低下が判定された場合に、パルス状の操舵トルクを低減し又は停止することによって、操舵角が大きく変化して車両の挙動や進路が乱れることを防止し、安全性を向上できる。
(5)所定の閾値の設定により、第1の保舵状態低下と、これよりさらに保舵状態の低い第2の保舵状態低下を判定し、第1の保舵状態低下が判定された場合にパルス状の操舵トルクを付与しつつ警報を出力する第1の保舵状態低下制御を実行し、さらに第2の保舵状態低下を判定した場合はパルス状の操舵トルクを低減し又は停止する第2の保舵状態低下制御を実行することによって、パルス状の操舵トルクを低減し又は停止する必要はない程度の保舵状態低下時に、運転者の注意を喚起して意識を向上させ、逸脱防止のための操舵操作を促すことができる。
本発明は、運転者による保舵状態を短時間で適切に判定できる車線逸脱防止装置を提供する課題を、逸脱防止制御によりパルス状の操舵トルクを操舵機構に付与した際の入力トルクセンサ値とハンドル角との少なくとも一方の変化に基づいて保舵状態低下を判定することによって解決した。
以下、本発明を適用した車線逸脱防止装置の実施例について説明する。
実施例において、車線逸脱防止装置が設けられる車両は、例えば前二輪を操舵する四輪の乗用車等の自動車である。
図1は、実施例の車線逸脱防止装置を有する車両のシステム構成を示す図である。
車線逸脱防止装置は、自車両の走行車線からの逸脱傾向が判定された場合に、運転者に逸脱を警報しかつ車両を車線中央方向へ戻すため、操舵機構10にパルス状の操舵トルク(操舵力)を付与するものである。
操舵機構10は、前輪FWを支持するハウジングHを所定の操向軸線(キングピン)回りに回転させて操舵を行うものである。
操舵機構10は、ステアリングホイール11、ステアリングシャフト12、ステアリングギアボックス13、タイロッド14等を備えて構成されている。
ステアリングホイール11は、運転者が操舵操作を入力する環状の操作部材である。
ステアリングシャフト12は、ステアリングホイール11の回転をステアリングギアボックス13に伝達する回転軸である。
ステアリングギアボックス13は、ステアリングシャフト12の回転運動を車幅方向の直進運動に変換するラックアンドピニオン機構を備えている。
タイロッド14は、一方の端部をステアリングギアボックス13のラックに連結され、他方の端部をハウジングHのナックルアームに連結された軸状の部材である。タイロッド14は、ハウジングHのナックルアームを押し引きすることによってハウジングHを回転させ、操舵を行う。
また、車両は、電動パワーステアリング(EPS)制御ユニット20、操安制御ユニット30、エンジン制御ユニット40、トランスミッション制御ユニット50、車両統合ユニット60等を備えている。
EPS制御ユニット20は、運転者の操舵操作に応じて操舵アシスト力を発生する電動パワーステアリング装置を統括的に制御するものである。EPS制御ユニット20には、電動アクチュエータ21、舵角センサ22、トルクセンサ23等が接続されている。
電動アクチュエータ21は、例えば、ステアリングシャフト12の途中に設けられ、減速機構を介して操舵機構10に対して操舵トルク(操舵力)を付与する電動モータである。
舵角センサ22は、ステアリングシャフト12の角度位置(ステイリングホイール11の角度位置と実質的に等しい)を検出するエンコーダを備えている。
トルクセンサ23は、電動アクチュエータ21とステアリングホイール11との間でステアリングシャフト12に挿入され、ステアリングシャフト12に作用するトルクを検出するものである。トルクセンサ12は、ステアリングシャフト12に作用するトルクによって捩れるトーションバーを有し、このトーションバーのねじれ角を検出することによってトルクを検出する。通常、トルクセンサ23が検出するトルクは、運転者がステアリングホイール11に入力する操舵トルクと実質的に等しくなる。
操安制御ユニット30は、各車輪のブレーキの制動力を個別に制御する車両操安性制御及びABS制御を行うものである。車両操安性制御は、アンダーステア又はオーバーステアの発生時に、旋回内輪側と外輪側の制動力を異ならせて復元方向のヨーモーメントを発生させるものである。ABS制御(アンチロックブレーキ制御)は、車輪のロック傾向を検出した際に、当該車輪の制動力を低減して回復させるものである。
操安制御ユニット30には、ハイドロリックコントロールユニット(HCU)31、車速センサ32、ヨーレートセンサ33、横加速度(横G)センサ34等が接続されている。
HCU31は、各車輪の液圧式サービスブレーキに付与されるブレーキフルード液圧を個別に制御する装置である。HCU31は、ブレーキフルードを加圧するモータポンプ、及び、各車輪のキャリパシリンダへ付与される圧力を調整するソレノイドバルブ等を備えている。
車速センサ32は、各車輪のハブベアリングを保持するハウジングに設けられ、車輪速に応じた車速パルス信号を出力する。この車速パルス信号は、所定の処理を施すことによって、車両の走行速度を求めることができる。
ヨーレートセンサ33及び横Gセンサ34は、車体の鉛直軸回りの回転速度及び横方向の加速度をそれぞれ検出するMEMSセンサを備えている。
エンジン制御ユニット40は、車両の走行用動力源であるエンジン及びその補器類を統括的に制御するものである。
トランスミッション制御ユニット50は、エンジンの出力を変速して前後のディファレンシャルへ伝達するオートマティックトランスミッションを統括的に制御するものである。
車両側ユニット60は、上記各ユニットに関連する以外の車両の電装品を統括的に制御するものである。
また、実施例の車線逸脱防止装置は、以下説明する逸脱防止制御ユニット100を備えている。
逸脱防止制御ユニット100は、上述したEPS制御ユニット20、操安制御ユニット30、エンジン制御ユニット40、トランスミッション制御ユニット50、車両統合ユニット60と、例えばCAN通信システム等の車載LANを介して接続され、各種情報や信号を取得可能となっている。
また、逸脱防止制御ユニット100は、車線設定手段110、自車横位置検出手段120、逸脱判定手段130、入力トルク検出手段140、操舵角検出手段150、保舵状態検出手段160、操舵制御手段170等を備えて構成されている。なお、これらの各手段は、それぞれ独立したハードウェアとして構成されてもよく、また、一部又は全部を共通したハードウェアとした構成としてもよい。
車線設定手段110は、自車両前方を撮像した画像情報に基づいて、自車両前方の環境を認識し、自車両の走行車線を設定するものである。
車線設定手段110は、ステレオカメラ111、画像処理部112等が接続されている。
ステレオカメラ111は、例えば車両のフロントウインドウ上端部のルームミラー基部付近に設けられた一対のメインカメラ及びサブカメラを備えている。メインカメラ及びサブカメラは、それぞれCCDカメラを有して構成されている。メインカメラ及びサブカメラは、車幅方向に離間して設置されている。メインカメラ及びサブカメラは、それぞれ基準画像及び比較画像を撮像し、これらに係る画像データを画像処理部112に出力する。
画像処理部112は、ステレオカメラ111が出力した基準画像及び比較画像の画像データをA/D変換した後、所定の画像処理を施して車線設定手段110に出力するものである。この画像処理には、例えば、各カメラの取付位置誤差の補正や、ノイズ除去、階調の適切化などが含まれる。デジタル化された画像は、例えば、垂直方向及び水平方向にマトリクス状に配列された複数の画素を有する。これらの各画素は、それぞれ被写体の明るさに応じた輝度値を有する。
車線設定手段110は、基準画像及び比較画像のデータに基づいて、基準画像上の任意の画素又は複数の画素からなるブロックである画素群の視差を検出する。この視差は、ある画素又は画素群の基準画像上の位置と比較画像上の位置とのずれ量である。この視差を用いると、三角測量の原理により、自車両から当該画素に対応する被写体までの距離を算出することができる。
車線設定手段110は、自車両前方の車線両端部に配置された白線の形状を認識することによって、自車両の走行車線を設定する。なお、本明細書、特許請求の範囲等において、白線とは、車線の幅方向における端部に引かれた連続線又は破線を示すものとし、実際の色彩が白色以外(例えば燈色など)の線も含むものとする。
車線設定手段110は、基準画像のデータから、路面上に相当する箇所の各画素の輝度データに基づいて白線L部分を検出する。自車両に対する白線L部分の画素群の方位は、画像データ上の画素位置に基づいて検出される。具体的には、垂直方向における画素位置が路面上に相当する領域を水平方向に走査し、輝度値が急変する箇所を車線の輪郭として認識する。そして、上述した視差を用いて当該白線部分の画素群の距離を算出することによって、白線の位置を検出する。
そして、車線設定手段110は、白線位置の検出を連続的に行なって車両の進行方向に複数の車線候補点を設定し、整合のとれない車線候補点を無視するとともに、車線候補点を設定できなかった領域は所定の補完処理を行うことによって、自車両前方の車線形状を認識する。
自車横位置検出手段120は、車線設定手段110が設定した車線内における自車両の横位置を検出するものである。自車両横位置の検出は、車線設定手段110からの情報、舵角センサ21、車速センサ32、ヨーレートセンサ33等によって検出される車両の走行状態、及び、既知の車両諸元等に基づいて、自車両の進行路を推定するものである。
自車進行路の推定は、例えば、車両前方の所定の距離である注視距離Zにおける自車両の横位置を算出する。注視距離Zは、自車両前方の所定の距離であって、例えば自車両が数秒後(例えば約2秒程度)に到達する位置に設定される。
自車両の重心位置を原点とし、車幅方向へ延びるX軸、及び、車体前方側へ延びるZ軸を有する座標系を用いて以下説明する。
注視距離Zにおける自車進行路の横位置Xeは、以下の式1によって求められる。
Figure 0005497272
Xe[m]:注視距離における自車両重心の推定横位置
α[rad]:ハンドル角度
A:スタビリティファクタ
V[km/h]:車速
[m]:ホイールベース
sgr:ステアリングギアレシオ
逸脱判定手段130は、自車横位置検出手段120を用いて、車線設定手段110が設定した走行車線からの自車両の逸脱傾向を判定するものである。
逸脱判定手段130は、自車横位置検出手段120が推定した注視距離Zにおける自車両の横位置Xeに基づいて自車両側端部位置を求め、この自車両側端部位置が車線設定手段110が設定した車線から逸脱する場合に逸脱判定を成立させる。
入力トルク検出手段140は、EPS制御ユニット20とCAN通信してトルクセンサ23の出力値を取得する。入力トルク検出手段140は、トルクセンサ23の出力値に基づいて、運転者がステアリングホイール11に対して入力した操舵操作の入力トルクを検出する。
操舵角検出手段150は、EPS制御ユニット20とCAN通信して舵角センサ22の出力値を取得する。操舵角検出手段150は、舵角センサ22の出力値に基づいて、操舵機構10における操舵角(ステアリングホイール11の回転角度(ハンドル角))を検出する。
保舵状態検出手段160は、電動アクチュエータ21が操舵機構10にパルス状の操舵トルクを付与した際の入力トルク及びハンドル角に基づいて、運転者によるステアリングホイール11の保舵状態の低下を検出するものである。保舵状態の低下とは、例えば、運転者がステアリングホイール11から完全に手を放している状態のほか、運転者の運転に対する意識低下により保舵力が低下している状態も含む。
この保舵状態の検出については、後に詳しく説明する。
操舵制御手段170は、車線設定手段110、自車横位置検出手段120、逸脱判定手段130、入力トルク検出手段140、操舵角検出手段150、保舵状態検出手段160等を用いて、車線逸脱判定の成立時にEPS制御ユニット20を介して電動アクチュエータ21にパルス状の出力操舵トルクを発生させるものである。
以下、実施例の車線逸脱防止装置における逸脱防止制御について説明する。
図2は、逸脱防止制御を示すフローチャートである。以下、ステップ毎に順を追って説明する。
<ステップS01:車線内自車位置検出>
逸脱判定手段130は、自車横位置検出手段120が算出する注視距離Z前方での自車両の横位置Xeを取得し、その後、ステップS02に進む。
<ステップS02:車線逸脱判定成立判断>
逸脱判定手段130は、注視距離Z前方において、自車両の側端部が車線から逸脱する場合は、逸脱判定が成立したものとしてステップS03に進み、その他の場合はステップS12に進む。
<ステップS03:手放しフラグ判断>
操舵制御手段170は、現在の手放しフラグを確認する。手放しフラグは、保舵状態検出手段160が運転者による手放し状態(本発明にいう第2の保舵状態低下状態)を検出した場合に1にセットされ、その他の場合は0にセットされるフラグである。
手放しフラグが1である場合はステップS04に進み、0である場合はステップS06に進む。
<ステップS04:操舵トルク発生停止>
操舵制御手段170は、逸脱判定成立時におけるパルス状の操舵トルクの発生を停止する。その後、ステップS05に進む。
<ステップS05:警報出力>
操舵制御手段170は、例えば光や音によって運転者に逸脱傾向を警報する図示しない警報装置を作動させる。その後、処理を終了(リターン)し、ステップS01に戻る。
<ステップS06:パルス状操舵トルク発生>
操舵制御手段170は、EPS制御ユニット20とCAN通信してパルス指示値を出力し、電動アクチュエータ21を駆動させて操舵機構10に単発の矩形パルス状の操舵トルクを付与させる。パルス指示値は、パルス状の操舵トルクを発生するタイミング及び操舵トルクの大きさに関する情報を含む。パルス状の操舵トルクは、その大きさがステアリングシャフト12の軸上で例えば1.0N・m程度であって、付与開始から終了までの時間は例えば100msec程度である。
その後、ステップS07に進む。
<ステップS07:手放し状態判定成立判断>
保舵状態検出手段160は、運転者による手放し状態(第2の保舵状態低下)を判定する。
手放し状態の判定は、ステップS06において操舵機構10にパルス状の操舵トルクを付与した際の入力トルク及びハンドル角に基づいて行う。
以下、入力トルク及びハンドル角に基づいた保舵状態検出の原理について説明する。
図3は、保舵状態が正常である場合の運転者と操舵機構との関係を示す模式図である。
図3(a)は運転者がステアリングホイールを保持した状態を上方から見た模式図であり、図3(b)はその力学的模式図である。
図3(a)に示すように、運転者Drは、その腕Aによりステアリングホイール11を保持している。電動アクチュエータ21によってステアリングシャフト12にパルス状の操舵トルクを付与した場合、運転者Drは通常ステアリングホイール11の角度維持を保持するため、変位に応じた復元力をステアリングホイール11に与えることから、運転者Drは力学モデル中ではバネとして表現することができる。
図4は、保舵状態が正常である場合のパルス指示値、トルクセンサ値、ハンドル角値の履歴の一例を示すグラフである。
運転者Drがステアリングホイールを正常に保持している場合には、パルス状の操舵トルクを付与すると、運転者Drがステアリングホイール11の角度位置を維持しようとする結果、ハンドル角の変化は所定の判定閾値よりも小さい。また、このときトルクセンサ23には、運転者がステアリングホイール11の角度位置を維持するために加えたトルク(出力操舵トルクに対する反力)が検出されるため、トルクセンサ値は所定の判定閾値よりも大きい。
図5は、手放し状態における運転者と操舵機構との関係を示す模式図である。
図5(a)は運転者がステアリングホイールを手放した状態を上方から見た模式図であり、図5(b)はその力学模式図である。
手放し状態においては、運転者Drの腕Aがステアリングホイール11から離れることによって、図5(b)に示す力学的モデルでは、図3(b)における運転者Drに相当するバネがなくなっており、ステアリングホイール11はステアリングシャフト12のみと接続される。
図6は、手放し状態におけるパルス指示値、トルクセンサ値、ハンドル角値の履歴の一例を示すグラフである。
手放し状態においては、パルス状の操舵トルクを付与すると、運転者Drが保持していないためステアリングホイール11の角度位置は所定の判定閾値よりも大きく変位する。また、このときトルクセンサ23には、実質的にステアリングホイール11の慣性力と回転支持部のフリクションのみが検出されるため、トルクセンサ値は所定の判定閾値よりも小さい。
なお、図6に示す場合においては、一回目のパルス状の操舵トルクが付与された後、直ちに手放し状態が判定され、操舵トルクの発生が中止されることによって、二回目以降の操舵トルクは発生されない。
以上説明した原理に基づいて、保舵状態検出手段160は、操舵トルク付与時の入力トルクが所定の判定閾値以下であり、かつ、ハンドル角が所定の判定閾値以上である場合に手放し判定を成立させる。
手放し判定が成立した場合はステップS11に進み、不成立の場合はステップS08に進む。
<ステップS08:手放しフラグ←0>
操舵制御手段170は、手放しフラグを0にセットする。その後、ステップS09に進む。
<ステップS09:弱保舵判定成立判断>
保舵状態検出手段は、通常の保舵状態と手放し状態との中間に位置付けられる弱保舵状態(第1の保舵状態低下)を判定する。
弱保舵状態の判定は、手放し状態判定と同様にステップS06において操舵機構10にパルス状の操舵トルクを付与した際の入力トルク及びハンドル角に基づいて行う。
ここで、弱保舵状態判定における入力トルクの判定閾値は、手放し状態判定における判定閾値よりも大きく設定されている。また、弱保舵状態判定におけるハンドル角の判定閾値は、手放し状態判定における判定閾値よりも小さくされている。
弱保舵状態判定が成立した場合はステップS10に進み、不成立の場合は処理を終了しステップS01に戻る。
<ステップS10:警報出力>
操舵制御手段170は、上述した警報装置を作動させる。その後、処理を終了し、ステップS01に戻る。
<ステップS11:手放しフラグ←1>
操舵制御手段170は、手放しフラグを1にセットする。その後、処理を終了し、ステップS01に戻る。
<ステップS12:手放しフラグ←0>
操舵制御手段170は、手放しフラグを0にセットする。その後、処理を終了し、ステップS01に戻る。
以上説明した実施例によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)パルス状の操舵トルクを付与した際のハンドル角の変位量が所定の閾値以上でありかつトルクセンサ値が所定の閾値以下の場合に、運転者Drによる手放し状態(第2の保舵状態低下)を判定することによって、パルス状の操舵トルク付与後短時間で正確に保舵状態を判定することができる。
(2)手放し状態が判定された場合に、パルス状の操舵トルクを低減し又は停止することによって、操舵角が大きく変化して車両の挙動や進路が乱れることを防止し、安全性を向上できる。
(3)所定の閾値の設定により、正常な保舵状態と手放し状態の中間に位置付けられる弱保舵状態(第1の保舵状態低下)を判定し、弱保舵状態が判定された場合にパルス状の操舵トルクを付与しつつ警報を出力することによって、パルス状の操舵トルクを停止する必要はない程度の保舵状態低下時に、運転者の注意を喚起して意識を向上させ、逸脱防止のための操舵操作を促すことができる。
(変形例)
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
(1)実施例は、入力トルク及び操舵角の両方を用いて保舵状態の低下を判定しているが、これらのいずれか一方を用いて保舵状態の低下を判定するようにしてもよい。
(2)実施例は、手放しによる保舵状態の低下が判定された際に、パルス状の操舵トルクの付与を停止しているが、本発明は操舵トルクの付与を完全に停止するものに限らず、操舵トルクを低減したうえでパルス状の操舵トルクの発生を継続してもよい。
(3)実施例ではステレオカメラによって環境認識を行う構成としたが、本発明はこれに限らず、例えば自車両の走行車線に関する情報を、例えばナビゲーション装置用として準備された地図データ及びGPS等の測位装置から取得する構成としてもよい。
(4)操舵機構に操舵トルクを付与するアクチュエータの構成は、実施例のようなコラムアシストタイプのものに限らず、例えば、ステアリングシャフトに接続されたピニオン軸を駆動するピニオンアシストタイプ、ステアリングシャフトに接続されたピニオンと独立したピニオンを駆動するダブルピニオンタイプ、ステアリングラック自体を直進方向に駆動するラック直動タイプ等であってもよい。
(5)実施例の逸脱判定手段は、自車進行路を推定し、この自車進行路が自車両の前方で車線から逸脱する場合に逸脱判定を成立させているが、これに限らず、他の手法によって逸脱判定を行ってもよい。例えば、現在の自車両の車線内横位置が所定の逸脱判定範囲に入った場合に逸脱判定を成立させるようにしてもよい。また、自車進行路の推定方法も実施例のものには限定されず、例えばヨーレートから推定する等、他の手法を用いてもよい。
本発明を適用した車線逸脱防止装置の実施例を備える車両のシステム構成を示す図である。 図1の車線逸脱防止装置の逸脱防止制御を示すフローチャートである。 運転者による保舵状態が正常である場合の運転者と操舵機構との関係を示す模式図である。 運転者による保舵状態が正常である場合のパルス指示値、トルクセンサ値、ハンドル角値の履歴の一例を示すグラフである。 運転者が手放しした保舵状態低下状態における運転者と操舵機構との関係を示す模式図である。 運転者が手放しした保舵状態低下状態におけるパルス指示値、トルクセンサ値、ハンドル角値の履歴の一例を示すグラフである。
符号の説明
10 操舵機構 11 ステアリングホイール
12 ステアリングシャフト 13 ステアリングギアボックス
14 タイロッド FW 前輪
H ハウジング
20 電動パワーステアリング(EPS)制御装置
21 電動アクチュエータ 22 舵角センサ
23 トルクセンサ 30 操安制御ユニット
31 ハイドロリックコントロールユニット(HCU)
32 車速センサ 33 ヨーレートセンサ
34 横加速度(横G)センサ 40 エンジン制御ユニット
50 トランスミッション制御ユニット
60 車両統合ユニット
100 逸脱防止制御ユニット 110 車線設定手段
120 自車横位置検出手段 130 逸脱判定手段
140 入力トルク検出手段 150 操舵角検出手段
160 保舵状態検出手段 170 操舵制御手段
Dr 運転者 A 腕

Claims (3)

  1. 自車両の走行車線からの逸脱を防止するよう操舵機構に操舵トルクを付与する車線逸脱防止装置において、
    自車両前方の環境情報を取得して自車両の走行車線を設定する車線設定手段と、
    運転者の操舵操作による操舵角を検出する操舵角検出手段と、
    前記走行車線からの自車両の逸脱傾向を判定する逸脱判定手段と、
    前記逸脱判定手段が前記逸脱傾向を判定した場合に、逸脱を防止する方向へ前記操舵機構にパルス状の操舵トルクを付与する操舵制御手段と、
    前記パルス状の操舵トルクを付与した際の前記操舵角の変位量が所定の閾値以上の場合に運転者による手放し状態及び弱保舵状態の少なくとも一方を含む保舵状態低下を判定する保舵状態判定手段と
    を備え
    前記保舵状態検出手段は、少なくとも所定の閾値の設定により第1の保舵状態低下と第1の保舵状態低下よりさらに保舵状態の低い第2の保舵状態低下を判定し、
    前記操舵制御手段は、前記第1の保舵状態低下が判定された場合に前記パルス状の操舵トルクを付与しつつ警報を出力する第1の保舵状態低下制御を実行し、さらに前記第2の保舵状態低下を判定した場合は前記パルス状の操舵トルクを低減し又は停止する第2の保舵状態低下制御を実行すること
    を特徴とする車線逸脱防止装置。
  2. 自車両の走行車線からの逸脱を防止するよう操舵機構に操舵トルクを付与する車線逸脱防止装置において、
    自車両前方の環境情報を取得して自車両の走行車線を設定する車線設定手段と、
    運転者の操舵操作による入力トルクを検出するトルク検出手段と、
    前記走行車線からの自車両の逸脱傾向を判定する逸脱判定手段と、
    前記逸脱判定手段が前記逸脱傾向を判定した場合に、逸脱を防止する方向へ前記操舵機構にパルス状の操舵トルクを付与する操舵制御手段と、
    前記パルス状の操舵トルクを付与した際の前記入力トルクが所定の閾値以下の場合に前記運転者による手放し状態及び弱保舵状態の少なくとも一方を含む保舵状態低下を判定する保舵状態判定手段と
    を備え
    前記保舵状態検出手段は、少なくとも所定の閾値の設定により第1の保舵状態低下と第1の保舵状態低下よりさらに保舵状態の低い第2の保舵状態低下を判定し、
    前記操舵制御手段は、前記第1の保舵状態低下が判定された場合に前記パルス状の操舵トルクを付与しつつ警報を出力する第1の保舵状態低下制御を実行し、さらに前記第2の保舵状態低下を判定した場合は前記パルス状の操舵トルクを低減し又は停止する第2の保舵状態低下制御を実行すること
    を特徴とする車線逸脱防止装置。
  3. 自車両の走行車線からの逸脱を防止するよう操舵機構に操舵トルクを付与する車線逸脱防止装置において、
    自車両前方の環境情報を取得して自車両の走行車線を設定する車線設定手段と、
    運転者の操舵操作による操舵角を検出する操舵角検出手段と、
    運転者の操舵操作による入力トルクを検出するトルク検出手段と、
    前記走行車線からの自車両の逸脱傾向を判定する逸脱判定手段と、
    前記逸脱判定手段が前記逸脱傾向を判定した場合に、逸脱を防止する方向へ前記操舵機構にパルス状の操舵トルクを付与する操舵制御手段と、
    前記パルス状の操舵トルクを付与した際の前記操舵角の変位量が所定の閾値以上でありかつ前記入力トルクが所定の閾値以下の場合に前記運転者による手放し状態及び弱保舵状態の少なくとも一方を含む保舵状態低下を判定する保舵状態検出手段と
    を備え
    前記保舵状態検出手段は、少なくとも所定の閾値の設定により第1の保舵状態低下と第1の保舵状態低下よりさらに保舵状態の低い第2の保舵状態低下を判定し、
    前記操舵制御手段は、前記第1の保舵状態低下が判定された場合に前記パルス状の操舵トルクを付与しつつ警報を出力する第1の保舵状態低下制御を実行し、さらに前記第2の保舵状態低下を判定した場合は前記パルス状の操舵トルクを低減し又は停止する第2の保舵状態低下制御を実行すること
    を特徴とする車線逸脱防止装置。
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