JP2005170328A - 減速制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 自車両の走行速度Vが、安全走行可能な横加速度制限値Yg*に応じて設定される目標車速V*よりも大きく減速する必要がある場合には、走行速度Vと目標車速V*とに応じた目標減速度Xg*を実現し得る目標制動流体圧P*を算出し、これに応じて制動流体圧を発生させて減速制御を行うが、このとき、自車両が車線逸脱傾向にあることを検出した場合には(ステップS3、S4)、前記目標減速度Xg*に応じた目標制動流体圧P*をより大きくなる方向に制御する(ステップS13)。したがって、安全走行可能とするための制動力が発生させると共にさらに車線逸脱傾向を抑制するための制動力が発生されることになるから、安全走行を確保しつつ車線逸脱を抑制することができ、車両の走行状態に即して効果的に減速制御を行うことができる。
【選択図】 図3
Description
そこで、この発明は上記従来の未解決の課題に着目してなされたものであり、ドライバに違和感を与えることなく、十分な制御効果を得ることの可能な減速制御装置を提供することを目的としている。
まず、第1の実施の形態を説明する。
図1は、本発明における減速制御装置の一例を示す構成図である。
図中、1は、制動流体圧制御装置であって、図示しない各車輪に対応するホイールシリンダに供給される制動流体圧を制御するようになっている。つまり、通常は、ドライバによるブレーキペダルの踏込み量に応じて、マスタシリンダで昇圧された制動流体圧が各ホイールシリンダに供給されるようになっているが、図示しないマスタシリンダと各ホイールシリンダとの間に介挿された制動流体圧制御装置1によって、ブレーキペダルの操作とは別に各ホイールシリンダへの制動流体圧を制御するようになっている。
この制動流体圧制御装置1は、後述する減速制御コントローラ10からの制動流体圧指令値に応じて各ホイールシリンダの制動流体圧を制御するようになっている。
また、この車両には、自車両に発生するヨーレートφ′を検出するヨーレートセンサ11、図示しないステアリングホイールの操舵角δを検出する操舵角センサ12、各車輪の回転速度、いわゆる車輪速度Vwi(i=FL〜RR)を検出する車輪速度センサ13FL〜13RRが設けられ、それらの検出信号は前記減速制御コントローラ10に出力される。
そして、この減速制御コントローラ10では、入力される各種情報に基づいて、制動流体圧制御装置1への制御信号を生成するようになっている。
図2に示すように、減速制御コントローラ10は、外界認識センサ15からの走行車線における自車両の位置を表す自車位置情報に基づいて自車両が車線逸脱傾向にあるかどうかを判断する車線逸脱判断部21と、車輪速度センサ13FL〜13RRからの車輪速VwFL〜VwRRから自車両の走行速度Vを推定し、この走行速度Vと操舵角センサ12からの操舵角δとに基づいて自車両に発生するヨーレートφ′sを推定するヨーレート推定部22と、このヨーレート推定部22で推定した推定ヨーレートφ′sと、ヨーレートセンサ11からの実ヨーレートφ′rとのいずれか大きい方を選択し、これを、演算処理に用いるヨーレートセレクト値φ′*とするヨーレートセレクト部23と、予め設定された所定の値を横加速度制限値Yg*として設定する横加速度制限値算出部24と、前記ヨーレートセレクト部23で設定したヨーレートセレクト値φ′*と前記横加速度制限値算出部24で設定した横加速度制限値Yg*に基づいて目標車速V*を算出する目標車速演算部25と、目標車速演算部25で算出した目標車速V*に基づいて目標減速度Xg*を算出する目標減速度演算部26と、この目標減速度演算部26で算出した目標減速度Xg*を実現するように制動流体圧制御装置1を駆動制御する減速制御演算部27と、を備え、この減速制御演算部27は、前記車線逸脱判断部21での車線逸脱判断結果に応じて制動流体圧制御装置1の制御量を変更するようになっている。
この演算処理では、まず、ステップS1で、各種センサからの信号を入力する。具体的には、前記ヨーレートセンサ11からの実ヨーレートφ′r、操舵角センサ12からの操舵角δ、車輪速度センサ13FL〜13RRからの車輪速度Vwi(i=FL〜RR)、外界認識センサ15からの、自車両のヨー角Φ、車線中心からの横変位X、走行車線の曲率βを読込む。
なお、ここでは、前左右輪速度VwFL、VwFRに基づいて走行速度Vを算出するようにした場合について説明したが、例えば、車両に公知のアンチスキッド制御を行うABS制御手段が搭載されており、このABS制御手段によりアンチスキッド制御が行われている場合には、このアンチスキッド制御での処理過程で推定される推定車体速を用いるようにすればよい。
まず、外界認識センサ15からの各種情報に基づいて、自車両の推定横変位、つまり、逸脱推定値XSを、次式(1)に基づいて算出する。
XS=Tt×V×(Φ+Tt×V×β)+X ……(1)
なお、(1)式において、Ttは前方注視距離算出用の車頭時間、Vは前記車両速度、Φは自車両のヨー角Φ、Xは車線中央からの現在の横変位、βは走行車線の曲率である。前記車頭時間Ttに車両速度Vを乗算することで、前方注視距離Tt×Vが算出される。つまり、車頭時間Tt後の車線中央からの横変位予測値がXSとなる。なお、この横変位予測値、すなわち逸脱推定値XSは、左方向逸脱時に正値となる。
そして、このようにして逸脱推定値XS*を算出したならばステップS4に移行し、この逸脱推定値XS*に基づいて逸脱判断を行う。
なお、ここでは、逸脱推定値XS*を用いて車線逸脱の判断を行うようにしているが、外界認識センサ15からの、車線中心からの横変位Xを用いて車線逸脱の判断を行うようにしてもよい。
次いで、ステップS7に移行し、ステップS6で算出した横加速度制限値Yg*に基づいて目標車速V*を算出する。
この目標車速V*は、ステップS5で算出したヨーレートセレクト値φ′*、ステップS6で算出した横加速度制限値Yg*及び路面摩擦係数の推定値μに基づいて次式(2)にしたがって算出する。
V*=(μ×Yg*)/φ′* ……(2)
前記(2)式にしたがって目標車速V*を算出することにより、目標車速V*は、路面摩擦係数μが低いほど小さな値となって制御介入がしやすい傾向となり、同様に横加速度制限値Yg*が小さいほど制御介入がしやすい傾向となり、また、ヨーレートセレクト値φ′*が大きいほど制御介入がしやすい傾向となるように設定される。
具体的には、ステップS2で算出した自車両の走行速度Vと、ステップS7で算出した目標車速V*との差に基づいて次式(3)から算出する。
Xg*=ΔXg×(V−V*)/Δt ……(3)
なお、式(3)において、ΔXgは予め設定したゲイン、Δtは、予め設定した所定時間であって、走行速度Vと目標車速V*との差を零とするまでの所要時間である。
つまり、目標減速度Xg*は、自車両の走行速度Vと目標車速V*との差が正の方向へ大きくなるほど、目標減速度Xg*も大きくなるように設定される。なお、目標減速度Xg*は、Xg*>0であるとき減速側とする。
Xg*={K1×(V−V*)+K2×Δ(V−V*)}/Δt ……(4)
なお、(4)式において、K1、K2は予め設定したゲイン、Δ(V−V*)は、今回の車速偏差から、1演算周期前の車速偏差を減算した値である。
一方、前記ステップS11では、実際の減速度がステップS8で算出した目標減速度Xg*となるように、制動流体圧制御装置1を駆動制御するための制御信号を生成する。
一方、前記ステップS12で、前記車線逸脱フラグFoutが“1”に設定されている場合、つまり、自車両が車線逸脱傾向にあると判断される場合には、ステップS13に移行し、前記ステップS11で算出した目標制動流体圧P*を補正する。つまり、ステップS9で算出された目標制動流体圧P*に、この目標制動流体圧P*を補正するための補正ゲインPhを乗算し、これを新たな目標制動流体圧P*として設定する。なお、この補正ゲインPhは、“1”より大きい値であって、例えば図4の(a)、(b)、(c)に示すように、自車両のヨー角Φ、曲率β、車線中心からの横変位Xの少なくとも何れか1つに応じて設定する。
そして、このようにして目標制動流体圧P*を補正したならば前記ステップS14に移行する。
なお、図5において、(a)は操舵角センサ12で検出される操舵角δ、(b)は減速制御による制動流体圧の増圧制御が行われているか否かを表す状態フラグであって、“1”の場合には、制動流体圧の増圧制御が行われていることを表し逆に“0”の場合には増圧制御が行われていないことを表す。また、(c)は逸脱推定値XS*、(d)は逸脱判断結果に応じて設定される車線逸脱フラグFoutの状態、(e)は目標制動流体圧P*の変化状況を表す。
したがって、目標制動流体圧P*の補正は行われず、ヨーレートセレクト値φ′*及び走行速度Vに応じた減速が行われることになる。
このため、ステップS12からステップS13に移行し、この時点におけるヨーレートセレクト値φ′*、走行速度Vに応じた目標制動流体圧P*が、さらに大きくなるように補正される。
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
この第2の実施の形態は、上記第1の実施の形態において、前記減速制御コントローラ10で行われる演算処理の処理手順が異なること以外は同様であるので、同一部には同一符号を付与しその詳細な説明は省略する。
図6は、第2の実施の形態における減速制御コントローラ10で実行される演算処理の処理手順を示すフローチャートである。ステップS1からステップS6の処理は上記第1の実施の形態の処理と同様であって、ステップS6で横加速度制限値Yg*を設定した後、ステップS6aに移行する。
一方、前記ステップS6aで、車線逸脱傾向にあると判断されている場合には、ステップS6bに移行し、前記ステップS6で設定した横加速度制限値Yg*の補正を行う。つまり、次式(5)に示すように、横加速度制限値Yg*に補正ゲインΔYgを乗算し、この乗算結果を新たな横加速度制限値Yg*とする。
Yg*=Yg*×ΔYg ……(5)
なお、図8及び図9において、(a)は操舵角センサ12で検出される操舵角δ、(b)は減速制御による制動流体圧の増圧制御が行われているか否かを表す状態フラグであって、“1”の場合には、制動流体圧の増圧制御が行われていることを表し、逆に“0”の場合には増圧制御が行われていないことを表す。
また、(c)は、逸脱推定値XS*、(d)は前記ステップS4の処理で設定される車線逸脱フラグFoutの状態、(e)は横加速度制限値Yg*、(f)は目標制動流体圧P*を表す。
つまり、自車両が安全車速で走行しているかどうかに基づいて減速制御を行うようにした場合には、図9に示すように、時点t21で車線逸脱をした後に、時点t22で自車両の走行速度が安全走行速度を満足しない状態となった場合等には、図9(b)及び(f)に破線で示すように時点t22の時点で初めて減速制御が開始されることになる。しかしながら、上述のように車線逸脱した場合にはこの車線逸脱を回避するための減速制御を開始するようにしているから、減速制御の開始タイミングをより早めることができ、効果的に減速制御を行うことができる。
また、この第2の実施の形態においても前記横加速度制限値Yg*の補正ゲインΔYgをヨー角Φ、曲率β、車線中心からの横変位Xが大きくなるほどより小さくなるようにし、つまり、車線逸脱傾向が大きいときほど減速制御介入が行われやすくなるようにしているから、車両の走行状態に即した減速制御を行うことができる。
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。
この第3の実施の形態は、上記第1の実施の形態において、前記減速制御コントローラ10で行われる演算処理の処理手順が異なること以外は同様であるので、同一部には同一符号を付与しその詳細な説明は省略する。
図10は、第3の実施の形態における減速制御コントローラ10で実行される演算処理の処理手順を示すフローチャートである。ステップS1からステップS8の処理は上記第1の実施の形態の処理と同様であって、ステップS8で目標減速度Xg*を算出した後、ステップS8aに移行する。
このステップS8bでは、次式(6)に示すように、目標減速度Xg*に、補正ゲインΔXgを乗算し、これを新たな目標減速度Xg*として設定する。
Xg*=Xg*×ΔXg ……(6)
なお、前記補正ゲインΔXgは“1”より大きな値であって、自車両のヨー角Φ、曲率β、車線中心からの横変位Xのいずれかに応じて設定される。
なお、図12及び図13において、(a)は操舵角センサ12で検出される操舵角δ、(b)は減速制御による制動流体圧の増圧制御が行われているか否かを表す状態フラグであって、“1”の場合には、制動流体圧の増圧制御が行われていることを表し、“0”の場合には制動流体圧の増圧制御が行われていないことを表す。
また、(c)は逸脱推定値XS*、(d)は前記ステップS4の処理で設定される車線逸脱フラグFoutの状態、(e)は目標減速度Xg*、(f)は目標制動流体圧P*を表す。
そして、このように減速制御が行われている状態から自車両が時点t33で車線逸脱傾向となると、車線逸脱フラグFoutが“1”に設定されることから、ステップS8aからステップS8bに移行し、この時点における自車両の走行速度Vと目標車速V*との差に応じて設定される目標減速度Xg*がより大きくなるように補正され、この減速度を実現し得る目標制動流体圧P*が算出される。
この第4の実施の形態における減速制御装置は、図14に示すように、前記図1に示す第1の実施の形態における減速制御装置において、さらに、ドライバによる図示しないアクセルペダルの操作量を検出するためのアクセルセンサ14が設けられると共に、図示しないスロットルバルブのスロットル開度を制御可能なエンジンスロットル制御装置3が設けられており、このエンジンスロットル制御装置3は、単独で、スロットル開度を制御可能であるが、前述した減速制御コントローラ10からのスロットル開度指令値が入力されたときには、そのスロットル開度指令値に応じてスロットル開度を制御するようになっている。
図15に示すように、まずステップS1及びステップS2を実行し走行速度Vを算出した後ステップS21に移行し、アクセルセンサ14の検出信号に基づいてアクセル操作が行われているかを判断する。そして、アクセルペダルの操作が行われているときには、ステップS21からステップS22に移行し、前記(1)式で算出される横変位推定値XSから逸脱推定値XS*を算出する際のゲインCacを設定する。このゲインCacの設定は、アクセルペダルの操作量Accに基づいて行い、例えば図16の制御マップに基づいて設定する。
そして、このようにしてゲインCacを設定したならばステップS23に移行し、このステップS22で設定したゲインCacを、前記ゲインCとして、これに基づいて逸脱推定値XS*を算出する。
そして、このようにして、ステップS3又はステップS23で逸脱推定値XS*を算出したならば、ステップS4に移行し、以後、ステップS8の処理まで上記第1の実施の形態と同様に処理を行って、目標減速度Xg*を算出する。
そして、アクセルペダル操作が行われていない場合には、ステップS31からステップS9に移行し、目標減速度Xg*に応じてステップS10又はステップS11の処理で目標制動流体圧P*を算出した後、ステップS14に移行する。
なお、図18において、(a)は操舵角センサ12で検出される操舵角δ、(b)は減速制御による制動流体圧の増圧制御が行われているか否かを表す状態フラグであって、“1”の場合には、制動流体圧の増圧制御が行われていることを表し、“0”の場合には制動流体圧の増圧制御が行われていないことを表す。
この状態から、時点t52で、自車両の走行速度Vが目標車速V*以上となり、目標減速度Xg*がそのしきい値以上となると、減速制御を行う必要があると判断されて、この時点から減速制御が開始される。
そして、このときアクセルペダルが操作されていることからステップS21からステップS22に移行して、アクセルペダルの踏込み量に応じて逸脱推定値算出用のゲインCacが設定され、これに基づいて逸脱推定値XS*が算出される。
また、このとき、前記アクセル開度Accの大きさに応じて逸脱推定値算出用のゲインCacを設定し、アクセル開度Accが増加するほどゲインCacを大きくし、車線逸脱傾向であると判断されやすくなる方向に補正するようにしているから、アクセル開度Accが大きく、より車線逸脱する可能性が高いときほど車線逸脱傾向であると判断されやすくなり、より早い段階で制動流体圧による減速制御が再開されることになり、アクセル開度Accに応じて車線逸脱の可能性を的確に判断することができる。また、アクセル開度Accが大きくなるほど目標制動流体圧P*算出時におけるフィルタの傾きが小さくなるようにし、アクセル開度Accが大きく、ドライバの加速意思が強いときほど制動流体圧の変動量を抑制するようにしたからドライバの加速意思を優先しつつ制動流体圧による減速制御を実現することができる。
なお、上記第1から第3の実施の形態においては、ドライバのアクセルペダルの踏込みによるドライバの介入を考慮していない場合について説明したが、上記第1から第3の実施の形態においても、上記第4の実施の形態と同様にしてドライバの介入を考慮するようにした場合であっても適用することができることはいうまでもない。
3 エンジンスロットル制御装置
10 減速制御コントローラ
11 ヨーレートセンサ
12 操舵角センサ
13FL〜13RR 車輪速度センサ
14 アクセルセンサ
15 外界認識センサ
Claims (15)
- 車両の旋回走行状況に応じて減速制御を行う減速制御装置において、
走行車線における自車両の走行位置を検出し、検出した前記走行位置に応じて前記減速制御の制御量を変更するようにしたことを特徴とする減速制御装置。 - 車両の旋回走行状況に応じて減速制御を行う減速制御装置において、
走行車線における自車両の走行状況を検出する走行状況検出手段と、
前記走行状況検出手段で検出した前記走行状況に応じて前記減速制御による制御量を変更する減速制御量変更手段と、を備えることを特徴とする減速制御装置。 - 前記走行状況検出手段で検出した走行状況に基づいて自車両が車線逸脱傾向にあるかどうかを検出する車線逸脱検出手段を備え、
前記減速制御量変更手段は、前記車線逸脱検出手段で自車両が車線逸脱傾向にあることが検出されたとき、前記制御量を変更するようになっていることを特徴とする請求項2記載の減速制御装置。 - 制動流体圧を制御する制動流体圧制御手段を備え、
前記制動流体圧を制御することにより減速制御を行うようにした減速制御装置であって、
前記減速制御量変更手段は、自車両が車線逸脱傾向にあるときには、前記制動流体圧の制御ゲインをより大きな値に変更するようになっていることを特徴とする請求項3記載の減速制御装置。 - 前記減速制御量変更手段は、前方注視位置における自車両の推定横変位、自車両の走行車線の車線中心からの横変位、自車両の走行車線に対するヨー角、及び走行車線の曲率の少なくとも何れか一つに応じて前記制動流体圧の制御ゲインを変更するようになっていることを特徴とする請求項4記載の減速制御装置。
- 予め設定した横加速度制限値を超えない旋回走行状況となるように前記減速制御を行うようにした減速制御装置であって、
前記減速制御量変更手段は、自車両が車線逸脱傾向にあるときには、前記横加速度制限値をより小さな値に変更するようになっていることを特徴とする請求項3記載の減速制御装置。 - 前記減速制御量変更手段は、前方注視位置における自車両の推定横変位、自車両の走行車線の車線中心からの横変位、自車両の走行車線に対するヨー角、及び走行車線の曲率の少なくとも何れか一つに応じて前記横加速度制限値を変更するようになっていることを特徴とする請求項6記載の減速制御装置。
- 自車両の旋回走行状況に応じて目標減速度を設定し、当該目標減速度を実現するように前記減速制御を行うようにした減速制御装置であって、
前記減速制御量変更手段は、自車両が車線逸脱傾向にあるときには、前記目標減速度をより大きな値に変更するようになっていることを特徴とする請求項3記載の減速制御装置。 - 前記減速制御量変更手段は、前方注視位置における自車両の推定横変位、自車両の走行車線の車線中心からの横変位、自車両の走行車線に対するヨー角、及び走行車線の曲率の少なくとも何れか一つに応じて前記目標減速度を変更するようになっていることを特徴とする請求項8記載の減速制御装置。
- 制動流体圧を制御する制動流体圧制御手段と、
スロットル開度を制御するエンジン制御手段と、を備え、
アクセルペダルが操作されないときには前記制動流体圧のみを制御することにより前記減速制御を行い、前記アクセルペダルが操作されたときには前記スロットル開度のみを制御することにより前記減速制御を行うようにした減速制御装置であって、
前記減速制御量変更手段は、前記アクセルペダルの操作中に自車両が車線逸脱傾向にあるときには、前記制動流体圧制御手段による減速制御も行わせるようになっていることを特徴とする請求項3から9のいずれか1項に減速制御装置。 - 前記減速制御量変更手段は、前記アクセルペダルが操作されたときには、前記アクセルペダルの踏込み量に応じて前記制動流体圧の変化度合を増加させるようになっていることを特徴する請求項10記載の減速制御装置。
- 前記減速制御量変更手段は、前記アクセルペダルが操作されたときには、前記車線逸脱検出手段において自車両が車線逸脱傾向にあると判断するための判断条件を、前記アクセルペダルの踏込み量に応じて車線逸脱傾向にあると判断されやすくなる方向に変更するようになっていることを特徴とする請求項10又は11記載の減速制御装置。
- 前記車線逸脱検出手段は、前方注視位置における自車両の推定横変位に制御ゲインを乗算した値に基づいて自車両が車線逸脱傾向にあるかどうかを判断し、
前記減速制御量変更手段は、前記アクセルペダルが操作されたときには、前記アクセルペダルの踏込み量に応じて前記制御ゲインを変更するようになっていることを特徴とする請求項12に記載の減速制御装置。 - 前方注視位置における自車両の走行車線における推定横変位を検出する横変位推定手段及び自車両の走行車線の車線中心からの横変位を検出する横変位検出手段の少なくとも何れか一方を備え、
前記車線逸脱検出段は、前記推定横変位及び前記車線中心からの横変位の少なくとも何れか一方に基づいて、自車両の車線逸脱の可能性を検出するようになっていることを特徴とする請求項3から13のいずれか1項に記載の減速制御装置。 - 前記横変位推定手段は、自車両の走行車線に対するヨー角、走行車線の曲率及び走行車線の車線中心からの横変位の少なくとも何れか1つを用いて前記推定横変位を検出するようになっていることを特徴とする請求項14記載の減速制御装置。
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