JP5173135B2 - 適応的y/c分離のためのデジタル映像信号処理装置及び方法 - Google Patents

適応的y/c分離のためのデジタル映像信号処理装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、デジタル映像信号処理装置に係り、特に、2次元Y/C分離のためのデジタル映像信号処理装置及び方法に関する。
TV放送のための映像信号は、輝度Y(luminance)及び色差C(Chrominance)が混合された信号を含む。このような方法は、放送チャンネルの制限された帯域幅から伝送されうる最上位画質を得るために、赤色、緑色、青色サブ信号の代わりに使われる。全てのTV受信機及びVCRは、輝度Y及び色差Cを再び分離するためのフィルタを含む。完壁なY/C分離器は、かえって解像度(水平、垂直または両方)で損害をこうむる恐れがある。また、薄い線が存在する所におけるレインボースワール及び他のカラーが出合う所におけるクローリングドットのような現象が発生することもある。
したがって、NTSC(National Television System Committee)またはPAL(Phase Alternation by Line)放送のようなカラーTV放送システムのディスプレイ装置では、Y信号及びC信号が複合されたCVBS(Composite Video Blanking Sync:複合ビデオ)信号を処理する装置を備える。C信号は、副搬送波周波数Fscで直角振幅変調されるので、C信号の特性は、副搬送波の周波数及び位相特性によって決定される。したがって、受信端のデジタル映像信号処理装置では、このようなC信号の特性を参照してY/C分離し、分離された信号(例えば、S−video信号)によって映像をディスプレイする。
図1は、従来の映像信号処理装置100のブロック図を示す一例である。図1を参照すれば、映像信号処理装置100は、COMBフィルタ110、1D−BPF(1 Dimension−Band Pass Filter:1次元帯域通過フィルタ)120、加重値決定部130、合成器140及び減算器150を備える。COMBフィルタ110は、入力映像信号を垂直方向に1次元帯域通過フィルタリングする。1D−BPF120は、入力映像信号を水平方向に1次元帯域通過フィルタリングする。加重値決定部130は、垂直/水平方向の相関性及びC信号の位相関係を参照して、COMBフィルタ110出力及び1D−BPF120出力の加重値を決定し、これにより、合成器140が加重値によって合成された信号をC信号として生成する。減算器150は、入力CVBS信号からC信号を減算してY信号を生成する。
図2は、従来の映像信号処理装置200のブロック図を示す他の例である。図2を参照すれば、映像信号処理装置200は、2D−BPF(2次元帯域通過フィルタ)210、減算器220及び後処理器230を備える。2D−BPF 210は、変調されたC成分を抽出するための2次元コンボリューション形態になされ、抽出されたC信号は、減算器220で生成されるY信号と共に後処理器230で処理される。後処理器230は、2D−BPF 210でY/C分離が誤った場合に、これを補償して補償されたY/C信号を生成する。
しかし、従来Y/C分離技術では、検出された映像のエッジ方向によって垂直方向に相関性が高い場合に、COMBフィルタリングを基盤になされ、水平方向に相関性が高い場合に、1D−BPFフィルタリングを基盤になされる。このように、何れか一方のフィルタリングを選択する従来の方式では、エッジ検出時に使われる臨界値にシステム性能が大きく依存する。すなわち、エッジ検出の不正確性によってフィルタリング選択を誤れれば、Y/C分離を誤るか、または不安定になりうる。何れか一方のフィルタリングを選択せず、これらの結果を合成する従来のY/C技術では、上記問題点がある程度解決されるが、水平あるいは垂直方向の1次元フィルタリングに基づくので、エッジ方向が一定でない場合に根本的にアーチファクトを伴う。
言い換えれば、一般的な映像でエッジ方向が一定でない場合、不連続的に選択されるCOMBフィルタリングまたは1D−BPFフィルタリングのみによってY/C分離が正しくなされない場合に、ディスプレイ映像にクロスルーマとクロスカラーとが現れるという問題点がある。参考的に、クロスルーマは、分離されたY信号にC成分が残存して発生する点状のアーチファクトであり、クロスカラーは、分離されたC信号にY成分が残存して発生するレインボー色パターンのアーチファクトである。
本発明が解決しようとする技術的課題は、異なる副搬送波の位相関係を有するNTSCシステム及びPALシステムのCVBS信号に対して局部特性に適応的にCOMBフィルタリング、1D−BPFフィルタリング、または2D−BPFフィルタリングの連続的な形態でY/C分離するデジタル映像信号処理装置を提供することである。
本発明が解決しようとする他の技術的課題は、映像の局部特性に適応的に連続的な多様なフィルタリングによってY/C分離するNTSC/PAL兼用の映像信号の処理方法を提供することである。
前記課題を達成するための本発明の実施形態による映像信号処理装置は、入力映像信号の複数の水平スキャンラインに該当するデジタルデータを保存するメモリと、前記デジタルデータを利用して複数の第1加重値係数を生成する加重値決定部と、前記複数の第1加重値係数を基盤に構成された水平/垂直係数マスク及び前記デジタルデータの当該データウィンドウを回線演算した結果である前記入力映像信号のC信号を生成して第1C信号として出力するフィルタと、を備える。
前記他の課題を達成するための本発明の実施形態による映像信号の処理方法は、入力映像信号の複数の水平スキャンラインに該当するデジタルデータを保存するステップと、前記デジタルデータを利用して複数の第1加重値係数を生成するステップと、前記複数の第1加重値係数を基盤に構成された水平/垂直係数マスク及び前記デジタルデータの当該データウィンドウを回線演算した結果である前記入力映像信号のC信号を第1C信号として生成するステップと、を含む。
本発明による映像信号処理装置は、NTSC/PALシステムに兼用に使われて、映像の局部的な特性によって適応的に連続的なCOMBフィルタリング、1D−BPFフィルタリングまたは2D−BPFフィルタリングを行うので、従来のフィルタリング選択が不連続的であるのに比べて、映像のエッジ検出が正確になり、Y/C分離が安定的になされる。これにより、これをディスプレイ装置に適用するとき、ディスプレイ映像にクロスルーマ及びクロスカラーのようなアーチファクトを画期的に除去してディスプレイ品質を改善できる。
本発明と本発明の動作上の利点及び本発明の実施によって達成される目的を十分に理解するためには、本発明の望ましい実施形態を例示する添付図面及び図面に記載された内容を参照しなければならない。
以下、添付した図面を参照して本発明の望ましい実施形態を説明することによって、本発明を詳細に説明する。各図面に付された同一参照符号は、同一部材を表わす。
本発明の一実施形態による映像信号処理装置300のブロック図が図3に示されている。図3を参照すれば、映像信号処理装置300は、メモリ310、加重値決定部320、2D−BPF 330及び減算部340を備える。
映像信号処理装置300は、NTSCシステム(NTSCモード)及びPALシステム(PALモード)兼用に使われ、デジタルCVBS(複合ビデオ)信号を入力映像信号として受信して、Y信号とC信号とを分離する。入力映像信号は、アナログCVBS信号が所定周波数、すなわち、副搬送波の4倍周波数4fscでサンプリングされてデジタルに変換された信号でありうる。
NTSCシステムの入力映像信号CVBS(t)は、数式1のように表示することができる。数式1で、U及びVは、C成分であり、fscは、副搬送波周波数、tは、時間である。これにより、NTSCシステムで、4fscでサンプリングされたピクセルの色信号位相は、図4ように現れる。すなわち、ピクセル信号は、各水平スキャンラインでY+U,Y+V,Y−U,Y−V,...形態に反復され、図4には、色信号成分の位相関係のみが示されている。図4のように、NTSCシステムでは、隣接(すなわち、垂直に隣接した、上側または下側)水平スキャンラインに対して垂直方向に色信号位相が180°ずつ変わる。
Figure 0005173135
PALシステムの入力映像信号CVBS(t)は、数式2のように表示されうる。数式2で、U及びVは、C成分であり、fscは、副搬送波周波数、tは、時間である。数式2で、V成分は、フィールドごとに+または−に変わる。これにより、PALシステムでピクセルの色信号位相は、図5のように現れる。すなわち、ピクセル信号は、各水平スキャンラインでY+U,Y+V,Y−U,Y−V,...またはY+U,Y−V,Y−U,Y+V,...形態に反復され、二つの水平スキャンラインの間隔をおいて垂直方向に色信号位相が180°ずつ変わる。
Figure 0005173135
映像信号処理装置300で分離されたY信号及びC信号(U及びV信号)は、後続回路で要求されるフォーマットに変換されて保存あるいはディスプレイ装置に伝送される。例えば、三色信号、すなわち、R(Red)、G(Green)、B(Blue)信号でもって補間されてLCD(Liquid Crystal Display)を通じてディスプレイされうる。
映像信号処理装置300は、COMBフィルタリングまたは1D−BPFフィルタリングが不連続的になされるのではなく、入力映像信号CVBSの局部的な特性によって適応的(adaptive)に動作する。
このために、メモリ310は、入力映像信号CVBSの複数の水平スキャンラインに該当するデジタルデータを保存する。メモリ310には、一水平スキャンラインのデータを保存する複数の保存(または遅延)ユニット311〜314が備えられる。複数の保存(または遅延)ユニット311〜314は、制御信号NPCによって連続的な水平スキャンラインのデータを保存するか、または二つの水平スキャンラインの間隔を有するデータを保存する。例えば、制御信号NPCが論理ハイ状態であれば(NTSCモード)、保存ユニット311〜314は、図4のような色信号位相関係を有するNTSCシステムの隣接する4水平スキャンラインのデータを保存する。制御信号NPCが論理ロー状態であれば(PALモード)、保存ユニット311〜314は、図5のような色信号位相関係を有するPALシステムの二つの水平スキャンラインの間隔を有する4個ラインのデータを保存する。
メモリ310に保存された複数ラインのデータと現在入力される映像データとは、加重値決定部320に出力される。加重値決定部320は、複数ラインデータを利用して、2D−BPF 330でのフィルタリングに利用される第1“アップ”、“ダウン”、“左”及び“右”加重値係数Wu,Wd,Wl,Wrを生成する。
これにより、2D−BPF 330は、第1加重値係数Wu,Wd,Wl,Wrを利用して入力映像信号のC信号を生成する。減算部340は、現在処理されるピクセルの映像信号CVBSで2D−BPF 330で生成されたC信号(UまたはV信号)を減算してY信号を生成する。例えば、現在ピクセルの映像信号CVBSであるY+Uから、C信号で生成されたUが減算されれば、Y信号が生成される。
一方、2D−BPF 330は、NTSCシステムでもPALシステムでも関係なく(NTSTモードとPALモードともで)、入力映像信号の局部的な特性によって適応的にCOMBフィルタリング、1D−BPFフィルタリング、及び2D−BPFフィルタリングを連続的に行う。すなわち、2D−BPF 330は、垂直方向に相関性の高い局部的な特性では、COMBフィルタリング、水平方向に相関性の高い局部的な特性では、1D−BPFフィルタリング、及び両方向に相関性の高いか、または低い局部的な特性では、2D−BPFフィルタリングを行う。
2D−BPF 330には、フィルタマスク、すなわち、第1加重値係数Wu,Wd,Wl,Wrの組合わせで構成された水平/垂直方向の2次元係数マスクが利用される。水平/垂直係数マスクをhhv(i,j)とするとき、2D−BPF 330で生成されるC信号Chv(i,j)は、数式3のように表現される。すなわち、2D−BPF 330は、水平/垂直係数マスクhhv(i,j)とメモリ310に保存されたデータウィンドウCVBS(i,j)とを回線演算した結果Chv(i、j)を入力映像信号のC信号として生成する。減算部340から出力されるY信号Y(i,j)は、数式4のように表現される。
Figure 0005173135
Figure 0005173135
まず、NTSC方式で、水平/垂直係数マスクhhv(i,j)は、数式5のように3×5マトリックスで表現される。数式5で、係数Nは、Nの絶対値とフィルタリングに使われた各加重値係数の絶対値との和が1となるように正規化させるときの値に決定することができる。このとき、2D−BPF 330の回線演算数式3に利用されるデータウィンドウCVBS(i,j)は、数式5のマスクに対応する3×5マトリックスのデータである。特に、数式5で0でない係数からなる元素に対応するピクセルデータ、すなわち、隣接する3個の水平スキャンラインのデジタルデータのうち、中心ピクセル(図4で、+U)とC成分位相が反転された垂直及び水平方向のデータ(図4で、−U)と、中心ピクセル(図4で、+U)及びC成分位相が同じである対角方向のデータ(図4で、+U)とが数式3の回線演算に利用される。
Figure 0005173135
PAL方式で、水平/垂直係数マスクhhv(i,j)は、数式6のように5×5マトリックスで表現される。数式6でも係数Nは、Nの絶対値とフィルタリングに使用された各加重値係数の絶対値との和が1となるように正規化させる時の値に決定することができる。このとき、2D−BPF 330の回線演算数式3に利用されるデータウィンドウCVBS(i,j)は、数式6のマスクに対応する5×5マトリックスのデータである。特に、数式5で、0でない係数からなる元素に対応するピクセルデータ、すなわち、二つの水平スキャンラインの間隔を有する3個の水平スキャンラインのデジタルデータのうち、中心ピクセル(図5で、+U)とC成分位相が反転された垂直及び水平方向のデータ(図5で、−U)と、中心ピクセル(図5で、+U)及びC成分位相が同じである対角方向のデータ(図5で、+U)とが数式3の回線演算に利用される。
Figure 0005173135
数式5及び数式6に示したように、NTSC及びPALシステムに対して同じフィルタマスクが使われ、但し、回線演算に参照されるデータが異なるだけである。
すなわち、数式5及び数式6で、Wu、Wd、Wl、Wrは、中心(i,j)ピクセルと位相が反転されたピクセル(図4及び5の−U)に適用される加重値であって、各方向への映像の局部特性によってそれぞれ動的に変わる−0.5〜0の値を有する。これにより、対角方向に位置した加重値WuWl、WdWl、WuWr、WdWrは、局部的な特性によって動的に変わる0〜0.25の値を有する。
言い換えれば、Wuは、NTSCシステムで中心(i,j)ピクセルから一つの水平スキャンライン上の(i−1,j)ピクセルに適用され、PALシステムで中心(i,j)ピクセルから2水平スキャンライン上の(i−2,j)ピクセルに適用される加重値である。また、Wdは、NTSCシステムで中心(i,j)ピクセルから一つの水平スキャンライン下の(i+1,j)ピクセルに、PALシステムで中心(i,j)ピクセルから2つの水平スキャンライン下の(i+2,j)ピクセルに適用される加重値である。そして、Wlは、NTSC/PALで中心(i,j)ピクセルから左側に二つのピクセル間隔をおいて位置した(i,j−2)ピクセルに、Wrは、NTSC/PALで中心(i,j)ピクセルから右側に二つのピクセル間隔をおいて位置した(i,j+2)ピクセルに適用される加重値である。
数式5及び数式6に使われる第1加重値係数Wu,Wd,Wl,Wrは、数式7を満足するように決定される。数式7で、VARvは、入力映像信号の垂直方向変化率、VARhは、水平方向変化率、VARuは、上方向変化率、VARdは、下方向変化率、VARlは、左方向変化率、及びVARrは、右方向変化率である。
数式7をさらに具体的に表現するために、数式8のような値が提案される。数式8で、Difvは、入力映像信号の垂直方向の差絶対値、Difhは、水平方向の差絶対値、Difuは、上方向の差絶対値、Difdは、下方向の差絶対値、Diflは、左方向の差絶対値、及びDifrは、右方向の差絶対値である。NTSCシステムでピクセルの垂直方向変化及び水平方向変化を説明するための図が、図6及び図7に例示されている。例えば、図6を参照すれば、現在処理される中心(i,j)ピクセルに対して、Difv=du+dd+dv、Difu=du、Difd=ddである。図7を参照すれば、Difh=dl+dr+dh、Difl=dl、Difr=drである。ここで、dlは、(i,j)及び(i,j−4)ピクセルデータ間の差絶対値、drは、(i,j)及び(i,j+4)ピクセルデータ間の差絶対値、dhは、(i,j−2)及び(i,j+2)ピクセルデータ間の差絶対値である。また、duは、NTSCシステムで(i,j)及び(i−2,j)またはPALシステムで(i,j)及び(i−4,j)ピクセルデータ間の差絶対値、ddは、NTSCシステムで(i,j)及び(i+2,j)またはPALシステムで(i,j)及び(i+4,j)ピクセルデータ間の差絶対値、dvは、NTSCシステムで(i−1,j)及び(i+1,j)またはPALシステムで(i−2,j)及び(i+2,j)ピクセルデータ間の差絶対値である。
Figure 0005173135
数式8で、互いに位相が同じであるピクセルデータ間の差絶対値が利用されるということが分かり、特に、このような差絶対値計算のためにNTSCシステムの隣接する5個の水平スキャンラインデータが参照されるということが分かる。または、PALシステムでは、二つの水平スキャンライン間隔を有する5個の水平スキャンラインデータが参照され、数式8の値が決定される。それ以外にも、同位相を有するピクセルデータ間の多様な組合わせで水平/垂直/左/右方向の変化率を代表するように決定されうる。
Figure 0005173135
結局、Wuは、中心(i,j)ピクセルに対して、垂直方向及び上方向への相関性に比例するように決定される。Wdは、垂直方向及び下方向への相関性に比例するように決定される。Wlは、水平方向及び左方向への相関性に比例するように決定される。Wrは、水平方向及び右方向への相関性に比例するように決定される。
このように決定される第1加重値係数Wu,Wd,Wl,Wrを利用して、2D−BPF 330は、数式3による回線演算を通じたフィルタリングを行うことによって、NTSCシステムでもPALシステムでも関係なく、入力映像信号の局部的な特性によって適応的にCOMBフィルタリング、1D−BPFフィルタリング、及び2D−BPFフィルタリングを連続的に行う。例えば、エッジ方向が垂直に一定している場合、すなわち、垂直方向に相関性の高い局部的な特性では、Wr及びWlは0に近づき、|Wu|及び|Wd|は大きくなって、図8Aのような垂直方向のピクセルに対してCOMBフィルタリングが行われる。また、エッジ方向が水平に一定している場合、すなわち、水平方向に相関性の高い局部的な特性では、Wu及びWdは0に近づき、|Wl|及び|Wr|は大きくなって、図8Bのような水平方向のピクセルに対して1D−BPFフィルタリングが行われる。そして、水平及び垂直の両方向に相関性が高いか、または低い一般的な局部的な特性では、図8Cのような全方向のWu、Wd、Wl、及びWrが何れも作用して2D−BPFフィルタリングが行われる。
2D−BPF 330の出力スペクトル特性は、Y信号とC信号との相関性が水平及び垂直方向に何れも低い場合に、図9のよう表われ得る。すなわち、水平(H)周波数及び垂直(V)周波数特性で、分離されたY信号の高周波成分にC成分が含まれ、また分離されたC信号の高周波成分にY成分が含まれうる。言い換えれば、Y成分に含まれたCの高周波成分によって、ドット状のアーチファクトがディスプレイに現われうる。以下、入力映像信号を対角方向に再度フィルタリングして、図9のようなC成分に含まれたY高周波成分の影響を除去させることによって、Yの鮮明度をさらに改善し、C成分のカラーアーチファクトを最小化するスキームを提案する。
図10は、本発明の他の実施形態による映像信号処理装置1000のブロック図である。図10を参照すれば、映像信号処理装置1000は、メモリ(遅延部またはシフトレジスタ)310、加重値決定部1020、2D−BPF 1030及び減算部340を備える。映像信号処理装置1000の動作は、図3と類似しており、以下、図3と異なる点1020,1030が記述される。
映像信号処理装置1000は、NTSCシステムに適用されることが望ましい。このとき、加重値決定部1020は、第1加重値係数Wu,Wd,Wl,Wr以外に、メモリ310から入力される複数の水平スキャンラインデータ(例えば、5つのラインデータ)を利用して第2加重値係数WD1〜WD4をさらに生成する。
2D−BPF 1030には、フィルタマスク、すなわち、第1加重値係数Wu,Wd,Wl,Wrの組合わせで構成された水平/垂直方向の2次元係数マスクと共に第2加重値係数WD1〜WD4の組合わせで構成された水平/対角方向の2次元係数マスクが利用される。水平/垂直係数マスクhhv(i,j)は、数式4が利用され、水平/対角係数マスクhhd(i,j)は、数式9の通りである。
Figure 0005173135
数式9で、係数N1は、N1の絶対値とWD1及びWD2の絶対値との和が1となるように正規化させる時の値に決定することができる。係数N2も、N2の絶対値とWD3及びWD4の絶対値との和が1となるように正規化させる時の値に決定することができる。WD1及びWD2は、中心(i,j)ピクセルと位相が同じである(i−1,j−4)及び(i+1,j+4)ピクセル(図4の+U)に適用される加重値であって、各方向への映像の局部特性によってそれぞれ(動的に)変わる0〜0.5の値を有する。WD3及びWD4は、中心(i,j)ピクセルと位相が同じである(i+1,j−4)及び(i−1,j+4)ピクセル(図4の+U)に適用される加重値であって、各方向への映像の局部特性によってそれぞれ(動的に)変わる0〜0.5の値を有する。
前記第2加重値係数WD1〜WD4として、数式10のような値が提案される。数式10で、Difhvは、数式8のDifhとDifvとの組合わせであって、これらの和でありうる。また、DifD1は、第1対角方向、すなわち、(i,j)及び(i−1,j−2)ピクセルデータ間の差絶対値、DifD2は、第2対角方向、すなわち、(i,j)及び(i+1,j+2)ピクセルデータ間の差絶対値、DifD3は、第3対角方向、すなわち、(i,j)及び(i+1,j−2)ピクセルデータ間の差絶対値、DifD4は、第4対角方向、すなわち、(i,j)及び(i−1,j+2)ピクセルデータ間の差絶対値である。DifD12は、DifD1とDifD2との組合わせであり、DifD34は、DifD3とDifD4との組合わせである。
Figure 0005173135
このとき、2D−BPF 1030で生成されるC信号C(i,j)は、数式11のように表現される。すなわち、2D−BPF 1030は、水平/垂直係数マスクhhv(i,j)、水平/対角係数マスクhhd(i,j)、及びメモリ310に保存された当該データウィンドウCVBS(i,j)を回線演算した結果、C(i,j)を入力映像信号のC信号として生成する。このとき、減算部340から出力されるY信号Y(i,j)は、数式12のように表現される。
Figure 0005173135
Figure 0005173135
映像の局部領域で水平/垂直方向に変化がない場合(相関性の高い場合)には、数式3によるフィルタリングによって良好な結果を表わし、これにより、数式10でWD1〜WD4の値は、小さく(または0と)現れる。しかし、映像の局部領域で水平/垂直方向に変化が大きい場合(相関性の低い場合)には、数式3によるフィルタリング後にも、図9のようにYの高周波成分がC成分に含まれうる。このとき、WD1〜WD4の値は、無視できない値に現われ、これにより、数式11のようなフィルタリングによってC成分の対角方向通過領域を減らす鋭いフィルタリングによってYの鮮明度を高める。
Yの鮮明度を高めるために、PALシステムで入力映像信号を対角方向に再度フィルタリングするスキームは、NTSCシステムと異なる。
図11A及び図11Bは、PALシステムの色信号位相の対角方向変化を示す図である。図11A及び図11Bに示したように、PALシステムの色信号位相は、対角方向に互いに反転された位相を有する。中心ピクセルのC成分位相が、0または180°(図11Aの+Uまたは−U)である時には、図11Aのような方向に隣接ラインピクセル間に位相が反転され、中心ピクセルのC成分位相が90または270°(図11Aの+Vまたは−V)である時には、図11Bのような方向に隣接ラインピクセル間に位相が反転される。
このようなPALシステムの特性を利用した、本発明のさらに他の実施形態による映像信号処理装置1200のブロック図が、図12に示されている。図12を参照すれば、映像信号処理装置1200は、メモリ310、加重値決定部1220、フィルタ1230、合成器1250及び減算部340を備える。映像信号処理装置1200の動作は、図3と類似しており、以下、図3と異なる点1220,1230,1250が記述される。
映像信号処理装置1200は、PALシステムに適用されることが望ましい。このとき、加重値決定部1220は、第1加重値係数Wu,Wd,Wl,Wr以外に、メモリ310から入力される複数の水平スキャンラインデータ(例えば、二つのライン間隔を有する5個ラインデータ)を利用して第3加重値係数Wu,Wd,Wl,Wr及び第4加重値係数W1,W2をさらに生成する。ここで、第3加重値係数Wu,Wd,Wl,Wrは、数式8の前記第1加重値係数Wu,Wd,Wl,Wrの計算方法と同じ方法で計算され、このとき、参照されるピクセルデータのみが異なる。
フィルタ1230は、第1 2D−BPF 1231及び第2 2D−BPF 1232を備える。第1 2D−BPF 1231は、図3の2D−BPF 330の動作と同じである。すなわち、第1 2D−BPF 1231は、第1加重値係数Wu,Wd,Wl,Wrの組合わせで構成された水平/垂直係数マスクhhv(i,j)による数式3の回線演算を行って第1C信号Chv(i,j)を生成する。第2 2D−BPF 1232には、第3加重値係数Wu,Wd,Wl,Wrの組合わせによって水平/対角方向の加重値係数で構成された水平/対角係数マスクが利用される。ここで、利用される水平/対角係数マスクhhd(i,j)は、数式13及び数式14の通りである。
Figure 0005173135
Figure 0005173135
数式13及び数式14に使われる第3加重値係数Wu、Wd、Wl、Wrは、水平/対角方向へのピクセルデータが参照されて数式8の計算方法に決定することができる。言い換えれば、数式13及び数式14で、0でない元素に対応するピクセルデータが参照され、Wu、Wd、Wl、Wrが決定されうる。このとき、数式8のように5個のピクセルデータを利用する場合に、中心ピクセル及び4個の左右ピクセルデータを含む5個のピクセルデータが参照されてWl、Wrが決定され、中心ピクセル及び数式13及び数式14で0でない対角方向元素に対応する対角方向の4個のピクセルデータを含む5個のピクセルデータが参照されてWu、Wdが決定されうる。結局、ここで、Wuは、中心(i,j)ピクセルに対して、対角方向及び対角の上方向への相関性に比例するように決定され、Wdは、対角方向及び対角の下方向への相関性に比例するように決定されるということが分かる。また、Wlは、水平方向及び左方向への相関性に比例するように決定され、Wrは、水平方向及び右方向への相関性に比例するように決定されるということが分かる。
一方、中心ピクセルのC成分位相が0または180°であるか、または90°または270°であるかによって、数式13または数式14の水平/対角係数マスクが利用される。例えば、図11Aのように、中心ピクセルのC成分位相が0または180°であれば、数式13の水平/対角係数マスクが利用される。図11Bのように、中心ピクセルのC成分位相が90°または270°であれば、数式14の水平/対角係数マスクが利用される。このとき、数式13または数式14に対応するデータウィンドウは、入力映像信号の隣接する3個の水平スキャンラインのデジタルデータのうち、水平/対角方向に当該中心ピクセルのような位相及び反転位相のデータであるということが分かる。
これにより、第2 2D−BPF 1232は、数式13または数式14の水平/対角係数マスクhhd(i,j)、及びメモリ310に保存された当該データウィンドウCVBS(i,j)に対して、数式15の回線演算を行って、その結果を第2C信号Chd(i,j)として生成する。
Figure 0005173135
合成器1250は、第1 2D−BPF 1231で生成される第1C信号Chv(i,j)及び第2 2D−BPF 1232で生成される第2C信号Chd(i,j)を合成して入力映像信号のC信号を生成する。合成器1250は、数式16のように、第4加重値係数W1,W2によって第1C信号Chv(i,j)と第2C信号Chd(i,j)とを合成する。
Figure 0005173135
数式16で、W1は、中心ピクセルに対して対角方向への相関性に反比例する係数である。W2は、中心ピクセルに対して垂直方向への相関性に反比例する係数である。数式8及び数式9に利用された係数を利用して、W1及びW2を表わすとき、W1=A/(A+B)及びW2=B/(A+B)と表わせる。ここで、Aは、対角方向の変化率を代表し、数式8に利用されたDifvを対角方向に求めた値で表わせる。Bは、垂直方向の変化率を代表し、数式8に利用されたDifvに比例する値で表わせる。
数式16によって、垂直方向の変化率が対角方向の変化率より相対的に低ければ、垂直/水平係数マスクhhv(i,j)による第1C信号Chv(i,j)に相対的に大きい加重値が加えられる。逆に、対角方向の変化率が垂直方向の変化率より相対的に低ければ、垂直/対角係数マスクhhd(i,j)による第2C信号Chd(i,j)に加重値がさらに加えられるということが分かる。これと共に、前記第1 2D−BPF 1231及び第2 2D−BPF 1232フィルタの結果として生成される第1C信号Chv(i,j)及び第2C信号Chd(i,j)は、現在処理される中心(i,j)ピクセルと相関性の高いピクセルのみが利用されて生成されるので、合成器1250で最終分離されたC信号で発生するアーチファクトが最小化される。
減算部1250は、数式17のように現在処理されるCVBS(i,j)信号で、合成器1250で生成されたC信号を減算してY信号を出力する。
Figure 0005173135
前述したように、本発明の実施形態による映像信号処理装置300,1000,1200では、適応的2D−BPF 330,1030,1230が映像の局部的な特性によってエッジ方向が垂直/水平に一定している場合に、COMBフィルタリング/1D−BPFフィルタリングによってY/C分離を行い、そうでない一般的な場合には、2D−BPFフィルタリングを行い、このようなフィルタリングの組合わせは、不連続的に選択されず、映像の局部的な特性によって適応的な連続的形態に変わる。
以上のように、図面及び明細書で最適の実施形態が開示された。ここで、特定の用語が使われたが、これは、単に本発明を説明するための目的で使われたものであり、意味限定や特許請求の範囲に記載された本発明の範囲を制限するために使われたものではない。したがって、当業者ならば、これから多様な変形及び均等な他の実施形態が可能であるということが分かるであろう。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想によって決定されなければならない。
本発明は、TV受信機及びVCRなどの関連の技術分野に適用可能である。
従来の映像信号処理装置のブロック図を示す一例である。 従来の映像信号処理装置のブロック図を示す他の例である。 本発明の一実施形態による映像信号処理装置のブロック図である。 NTSCシステムの色信号位相を示す図である。 PALシステムの色信号位相を示す図である。 ピクセルの垂直方向変化を説明するための図である。 ピクセルの水平方向の変化を説明するための図である。 エッジ方向が垂直に一定している場合のフィルタリングを説明するための図である。 エッジ方向が水平に一定している場合のフィルタリングを説明するための図である。 一般的な場合のフィルタリングを説明するための図面である。 映像信号のC成分及びY成分を説明するスペクトル特性を示す図面である。 本発明の他の実施形態による映像信号処理装置のブロック図である。 PALシステムの色信号位相の対角方向の変化を示す図である。 PALシステムの色信号位相の対角方向の変化を示す図である。 本発明のさらに他の実施形態による映像信号処理装置のブロック図である。
符号の説明
300 映像信号処理装置
310 メモリ
311,312,313,314 保存ユニット
320 加重値決定部
330 2D BPF
340 減算部

Claims (6)

  1. 入力映像信号の複数の水平スキャンラインに該当するデジタルデータを保存するメモリと、
    前記デジタルデータを利用して複数の第1加重値係数を生成する加重値決定部と、
    前記複数の第1加重値係数を基盤に構成された水平/垂直係数マスク及び前記デジタルデータの当該データウィンドウを畳み込み演算した結果である前記入力映像信号のC信号を生成して第1C信号として出力するフィルタと、を備えて、
    前記フィルタは、
    前記入力映像信号の隣接する複数の水平スキャンラインのデジタルデータのうち、中心ピクセル及びC成分位相が反転された垂直及び水平方向のデータと、中心ピクセル及びC成分位相が同じである対角方向のデータとを含む前記係数マスクに対応するデータウィンドウを利用し、
    前記複数の第1加重値係数は、
    前記中心ピクセルに対して、垂直方向及び上方向への相関性に比例する第1係数、垂直方向及び下方向への相関性に比例する第2係数、水平方向及び左方向への相関性に比例する第3係数、及び水平方向及び右方向への相関性に比例する第4係数を含むことを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 入力映像信号の複数の水平スキャンラインに該当するデジタルデータを保存するメモリと、
    前記デジタルデータを利用して複数の第1加重値係数を生成する加重値決定部と、
    前記複数の第1加重値係数を基盤に構成された水平/垂直係数マスク及び前記デジタルデータの当該データウィンドウを畳み込み演算した結果である前記入力映像信号のC信号を生成して第1C信号として出力するフィルタと、を備えて、
    前記フィルタは、
    前記入力映像信号の二つの水平スキャンラインの間隔を有する複数の水平スキャンラインのデジタルデータのうち、中心ピクセル及びC成分位相が反転された垂直及び水平方向のデータと、中心ピクセル及びC成分位相が同じである対角方向のデータとを含む前記係数マスクに対応するデータウィンドウを利用し、
    前記複数の第1加重値係数は、
    前記中心ピクセルに対して、垂直方向及び上方向への相関性に比例する第1係数、垂直方向及び下方向への相関性に比例する第2係数、水平方向及び左方向への相関性に比例する第3係数、及び水平方向及び右方向への相関性に比例する第4係数を含むことを特徴とする映像信号処理装置。
  3. 前記加重値決定部は、
    前記デジタルデータを利用して複数の第2加重値係数をさらに生成し、
    前記フィルタは、
    前記第1C信号及び前記複数の第2加重値係数を基盤に構成された対角係数マスクを畳み込み演算して、その結果を前記入力映像信号の分離されたC信号として出力し、
    前記複数の第2加重値係数は、
    中心ピクセルの4つの対角方向のうち、第1方向への相関性に比例する第1係数、第2方向への相関性に比例する第2係数、第3方向への相関性に比例する第3係数、及び第4方向への相関性に比例する第4係数を含むことを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理装置。
  4. 前記加重値決定部は、
    前記デジタルデータを利用して複数の第2加重値係数および複数の第3加重値係数をさらに生成し、
    前記フィルタは、
    前記複数の第2加重値係数を基盤に構成された水平/対角係数マスク及び前記デジタルデータの当該データウィンドウを畳み込み演算して、第2C信号をさらに生成し、
    前記映像信号処理装置は、
    前記複数の第3加重値係数によって前記第1C信号及び前記第2C信号を合成して、その結果を前記入力映像信号の分離されたC信号として生成する合成器をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の映像信号処理装置。
  5. 前記フィルタは、
    中心ピクセルのC成分位相が0または180°であるか、そうでなければ90または270°であるかによって、前記入力映像信号の隣接する複数の水平スキャンラインのデジタルデータのうち、水平/対角方向に当該中心ピクセルと同じ位相及び反転位相のデータを含む前記水平/対角係数マスクに対応するデータウィンドウを利用することを特徴とする請求項に記載の映像信号処理装置。
  6. 前記複数の第2加重値係数は、
    前記中心ピクセルに対して、対角方向及び対角の上方向への相関性に比例する第1係数、対角方向及び対角の下方向への相関性に比例する第2係数、水平方向及び左方向への相関性に比例する第3係数、及び水平方向及び右方向への相関性に比例する第4係数を含むことを特徴とする請求項に記載の映像信号処理装置。
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