JP5172857B2 - 誘電体装荷アンテナ及びアンテナアセンブリ - Google Patents

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Description

本発明は、誘電体装荷アンテナ、及びこのようなアンテナを含むアンテナアセンブリに関する。本発明は特に、200MHzを超える周波数において動作するアンテナに適用することができ、そのアンテナは、固体誘電体コアによって装荷され、コアの外側表面上に配置されるか又は外側表面に隣接して配置される3次元アンテナ素子構造を有する。そのアンテナアセンブリは、アンテナに結合される無線周波数フロントエンド段を含む。
このようなアンテナは、英国特許第2292638号、英国特許第2309592号、英国特許第2310543号、及び英国特許第2346014号を含む、本出願人の数多くの特許公報において開示されている。これらの特許は、それぞれ一対又は二対の直径方向において対向するヘリカルアンテナ素子を有するアンテナを開示し、これらの素子は、5よりも大きな比誘電率を有する材料から成る概ね円筒形の絶縁性コア上にめっきされており、コアの材料は、コア外側表面によって画定される体積の大部分を占有する。それぞれの場合に、アンテナは、コアを貫通して軸方向に延在する給電構造を有する。導電性スリーブの形をとるトラップがコアの一部を包囲し、コアの一端において給電構造に結合される。コアの他端では、アンテナ素子はそれぞれ給電構造に結合される。各アンテナ素子は、スリーブの縁において終端し、それぞれの長手方向に延在する経路に従う。
本出願人の英国特許第2367429号において開示されているアンテナでは、給電構造は、同軸伝送線路であり、コアを貫通する軸通路内に収容される。その通路の直径は、同軸線路の外径よりも大きい。それによって、同軸線路の外側シールド導体は、通路の壁から離隔して配置される。これは、寄生共振を低減する効果がある。英国特許第2311675号は、4線巻誘電体装荷アンテナ及びダイプレクサの組み合わせを開示しており、ダイプレクサは、ダイプレクサのいずれかの出力において50オーム負荷インピーダンスにアンテナを整合させるためのインピーダンスマッチング回路網を含む。英国特許出願第2420230号は、誘電体装荷アンテナを小型軽量にするために、コアの近位端部分に如何に空洞を形成することができるかを示す。上記の特許及び特許出願のそれぞれの開示は、参照により、本明細書に明白に援用される。
本発明の第1の態様によれば、共通軸を中心にして配置される少なくとも第1及び第2の対の細長い導電性の実質的に螺線形のアンテナ素子を有する誘電体装荷多線巻ヘリカルアンテナであって、該素子はそれぞれ給電端と連結端とを有し、各対の該連結端は共に連結導体によって連結され、前記第1の対の前記アンテナ素子は第1の導電性ループの一部を形成し、前記第2の対の前記アンテナ素子は第2の導電性ループの一部を形成し、軸方向に向けられる円偏波放射に対して該アンテナが共振する動作周波数において、前記導電性ループのそれぞれは、実質的に波長の(2n−1)/2倍の電気長を有し、nは整数である、誘電体装荷多線巻ヘリカルアンテナが提供される。本発明による好ましいアンテナでは、ヘリカル素子はそれぞれ、軸を中心にして4分の1巻を達成する。本発明は主に、200MHzを超える周波数において動作するアンテナに適用することができ、アンテナは、5よりも大きな比誘電率を有する固体材料から成る誘電体コアを含み、コアの材料は、コア外側表面によって画定される体積の大部分を占有し、コアの外側表面上に、又は外側表面に隣接して3次元アンテナ素子構造が配置され、構造は平衡給電接続を有する。典型的には、平衡給電構造が、給電接続から、たとえば、平衡回路入力、たとえば差動増幅器に接続されるように意図される端子まで延在する。その給電構造は、誘電体コア上にあるか、又は増幅器が実装されるプリント回路基板上にある、一対の平行なワイヤ、ツイストペア線、又は平行な印刷導電路を含むことができる。
そのアンテナがバックファイアアンテナである場合、その給電構造は、コアを貫通して軸通路内に延在することができる。典型的には、その給電構造は、500オームよりも大きな特性インピーダンスを有する。別法では、アンテナとして、エンドファイアアンテナを用いることができる。
本発明の第2の態様によれば、アンテナアセンブリが、上記の誘電体装荷アンテナと、その差動入力がアンテナに結合される無線周波数(RF)フロントエンド段を有する受信機とを含み、その差動入力の入力インピーダンスは少なくとも500オームである。そのフロントエンド段として、プリント回路基板上にある差動増幅器を用いることができ、この基板は、軸に対して横方向に、好ましくは軸に対して垂直に延在する、コアの近位表面部分若しくは遠位表面部分上に、又はそれに隣接して固定されることがある。そのアンテナは、横方向に延在する表面部分のうちの一方が基板に主面に当接するようにして、プリント回路基板上に実装することができる。別法では、そのアンテナは、コアの軸を含むか、又はコアの軸に対して平行である平面内に基板が延在するようにして、基板の縁部のうちの1つに固定されることができる。それゆえ、基板は、コアの近位端表面部分から垂下することができる。
好ましいアンテナは、近位表面部分と遠位表面部分との間に延在する円筒形側面部分を有する円筒形コアを有し、遠位表面部分は、上記の共通軸に対して実質的に垂直に延在する。そのコアは空洞を有することができ、その底部が近位表面部分を形成し、その空洞は無線周波数フロントエンド段を収容する。
給電構造がアンテナの共振構造の一部を形成することができるので、その構造は短くしておくことが好ましく、差動増幅器がアンテナの近くに実装される。空洞を有すると共に空洞内に増幅器が実装されているコアの場合、その給電構造は特に短くすることができる。他の実施の形態では、差動増幅器は、その増幅器がコアの近位表面部分の10mm内にあるようにして、アンテナの端面に取り付けられるプリント回路基板上に実装される。いくつかの好ましい実施の形態では、差動増幅器は、その差動入力端子がアンテナコアの近位表面部分の5mm内にあるようにして実装される。一方では、アンテナ、すなわち、その給電線構造と差動増幅器との間の結合を低減し、そして他方では、その給電線構造と、アセンブリが電気的に接続される無線周波数装置との間の結合を低減するために、そのアセンブリは、コア又はプリント回路基板に取り付けられ、差動増幅器を収容する導電性筐体を備えることができる。典型的には、その差動増幅器は、その筐体の内側に配置されるシングルエンド出力接続を有する。
上記のような平衡給電接続を有する誘電体装荷アンテナと差動増幅器との組み合わせは、インピーダンス整合が容易である比較的簡単なアセンブリを構成することができる可能性を提供する。実際には、本発明の好ましい実施の形態では、その給電接続は、リアクタンス整合構成要素を用いることなく、差動増幅器の入力端子に直に接続することができる。差動増幅器が、たとえば、ロングテールペアフロントエンド増幅器を含むだけでなく、少なくとも1つの混合器段、少なくとも1つの中間周波数(i.f.)段、復調器又は復号器、及び信号処理段を含むことができる集積受信機チップの一部を形成する場合には、特に経済的なアセンブリが実現される。このようなアセンブリは、グローバルポジショニングシステム(GPS)信号の受信及び処理のために用いることができ、この場合、アンテナは4線巻ヘリカルアンテナであることが好ましく、さらに、このようなアセンブリは、Wi−Fi及びブルートゥーストランシーバのために、そして、たとえば、GSM及び3G携帯電話用のトランシーバのために用いることができる。
差動増幅器の代替形態として、RFフロントエンド段を、平衡入力を有する表面弾性波
(SAW)フィルタのようなモノリシックフィルタ素子とすることができ、その素子は、アンテナコア上に、又はその近くに実装される。フィルタ素子の入力インピーダンスは典型的には600オーム以上である。その出力インピーダンスは典型的には50オームであるが、さらに高い出力インピーダンスも実現可能である。その出力はシングルエンド形であることが好都合であり、そのフィルタ素子はバランとしての役割を果たす。
本発明の別の態様によれば、200MHzを超える周波数において動作するためのアンテナアセンブリは、共通軸上を中心にして配置される、横方向において対向する少なくとも一対の細長い導電性アンテナ素子を有するアンテナ素子構造の誘電体装荷アンテナであって、該素子はそれぞれ、給電端及び連結端を有し、該対の連結端は互いに連結される、誘電体装荷アンテナと、前記対の前記素子の前記給電端に接続される平衡入力を有する無線周波数フロントエンド素子とを備え、前記アンテナが共振する動作周波数において、前記対の前記アンテナ素子は、波長の実質的に(2n−1)/2倍である電気長を有する導電性ループの一部を形成し、nは整数である。好ましいアンテナでは、ループの電気長は約半波長(すなわち、位相に関して180度)であり、ヘリカル素子はそれぞれ4分の1巻の螺旋形である。アンテナ及びその給電構造によって差動増幅器入力に与えられる信号源抵抗は典型的には、少なくとも500オームであり、1キロオームよりも大きいことが好ましい。
後述するように、上記の誘電体装荷アンテナと、そのアンテナに結合される差動増幅器とを備えるアンテナアセンブリが提供され、そのアンテナは、15よりも大きな比誘電率
を有する固体材料から成る誘電体コアを含み、そのアンテナ素子は共通軸を有し、コアの外側表面上で、又は外側表面に隣接して軸方向において同一の広がりを有し、そのアンテナはさらに、その給電端部においてアンテナ素子の1つ又は複数にそれぞれ結合される一対の給電接続点を有する給電接続を含み、その差動増幅器は、給電接続点のうちの1つにそれぞれ接続される一対の入力端子を備える差動入力を有する。さらに、差動増幅器の代わりにSAWフィルタ素子を用いることができ、そのフィルタ素子は、アンテナの給電接続点のうちの1つにそれぞれ接続される一対の入力端子を備える平衡入力を有する。フィルタ特性はバンドパスフィルタであることが好ましい。他のフィルタ特性も実現可能である。バンドパスフィルタ特性が用いられるにしても、異なる特性が用いられるにしても、無線受信機と一体に、又はその一部として形成されるときに、フィルタ素子は、フィルタ素子の受信機下流の混合器段に関連する影像周波数の信号を除去するように調整されることが好都合である。特に、モノリシックセラミックSAWフィルタが適している。
アンテナがバックファイアアンテナである場合、そのコアは典型的には、その中を貫通して遠位コア表面部分から近位コア表面部分まで延在する通路を有し、その給電接続点は遠位表面部分に関連付けられる。一対の平行な導体が、その通路を通って、給電接続点から差動増幅器の差動入力端子まで、又は平衡入力SAWフィルタの入力端子まで延在する。
上記の給電接続点は、共通軸上に、又はその軸に隣接して、且つコアの外側表面部分上に配置されることが好ましく、そのアンテナ素子は、コアの外側表面部分上にある個々の径方向導体によって給電接続点に結合されるヘリカル導体である。別法では、その給電接続点は、共通軸上で、又はその軸に隣接してプリント回路基板上に配置することができ、ヘリカル導体は、基板上の導体によって給電接続点に結合される。
本発明の好ましい実施の形態では、ヘリカル導体はそれぞれ、給電接続点の一方又は他方に結合される一端と、連結導体に結合される反対端とを有する。ヘリカル導体及び連結
導体は合わせて少なくとも1つの導電性ループの一部を形成し、その導電性ループは、一方の給電点から他方の給電点まで延在し、動作周波数における波長の(2n−1)/2倍の電気長を有する。ただし、nは整数である。
ヘリカル導体はそれぞれ、共通軸の周囲で(2P−1)/4巻を達成する。ただし、Pは整数である。
差動増幅器又はSAWフィルタ素子の入力に典型的に与えられる信号源インピーダンスは500オーム以上であり、平衡信号源であることが好ましい。増幅器又はフィルタ素子はシングルエンド出力を有することが好ましい。
本発明の少なくともいくつかの実施の形態におけるアンテナアセンブリの一部を形成するアンテナは、共通軸をそれぞれ中心にして配置される4つの4分の1巻のヘリカル導体を有する4線巻アンテナである。別法では、アンテナとして、2つの4分の1巻のヘリカル導体を有する2線巻アンテナを用いることができる。
これより、本発明を、図面を参照しながら例として説明する。
一方から、且つ近位端から見た誘電体装荷エンドファイア4線巻アンテナを含む、本発明による第1のアンテナアセンブリの斜視図である。 図1のアセンブリの一部を形成する、差動増幅器を支持するプリント回路基板の概略的な平面図である。 差動増幅器の簡略化された回路図である。 差動増幅器を支持するプリント回路基板と共に、一方から、且つ近位端から見た誘電体装荷バックファイアアンテナを含む、本発明による第2のアンテナアセンブリの斜視図である。 アンテナの遠位端を示す、一方から見た図4に示されるアンテナの斜視図である。 一方から、且つ近位端から見た誘電体装荷エンドファイア2線巻アンテナの斜視図であり、差動増幅器を支持するプリント回路基板が、アンテナの近位端に固定されるものとして鎖線で示される図である。 集積受信機チップを支持するプリント回路基板の表面に固定される誘電体装荷エンドファイア4線巻アンテナを含む、本発明による第4のアンテナアセンブリの断片的な斜視図である。 図7のアセンブリのプリント回路基板及び受信機チップの断片的な平面図である。 下側に集積受信機チップを実装されているプリント回路基板を含む、本発明による、裏面から見た第5のアンテナアセンブリの断片的な下面図である。
図1及び図2を参照すると、本発明による第1のアンテナアセンブリが、円筒形の誘電体コア12を有するエンドファイア誘電体装荷4線巻アンテナ10と、コアの近位端表面部分12Pに取り付けられるプリント回路基板14とを備えており、基板14は、その主面14A上に差動増幅器チップ16を支持する。
誘電体装荷アンテナ10は、軸方向に同一の広がりを有する4つの4分の1巻ヘリカル導電路10A、10B、10C及び10Dがコア12の円筒形外側表面部分12S上にめっきされているアンテナ素子構造を有する。
コアの円筒形側面部分12Sは、アンテナの中心軸(図示せず)を規定し、ヘリカル素子10A〜10Dはそれぞれ、個々のヘリカル経路に従い、これらの経路は、回転軸としてこの軸を有する螺旋形である。近位コア表面部分12Pは、その軸及び側面部分12Sに対して垂直に延在する。これは、アンテナの端面を形成する。アンテナの他端は、コアの遠位表面部分12Dによって形成され、それも、アンテナ軸に対して垂直に延在し、アンテナの別の端面を形成する。
遠位表面部分12Dに隣接してコア12を包囲するのは、同じく円筒形側面部分12S上に導電路として形成される、環状の連結導体10Lである。連結導体10Lは、遠位表面部分12Dを画定する円筒形側面部分の縁部から離隔して配置される。
ヘリカル導体10A〜10Dは、コアの円筒形表面部分12Sの周囲に概ね均一に分布し、それぞれ円筒形側面部分の近位縁部まで延在し、ここで、近位表面部分12P上に導電路として形成されるそれぞれの径方向導体10AR、10BR、10CR又は10DRに接続される。径方向導体のうちの2つ10AR、10BRは、近位表面部分12Pの中央領域において互いに接続され、第1の給電接続点18Aを形成する。同様に、他の2つの径方向導体10CR、10DRは、中央領域において互いに接続され、第2の給電導体ノード18Bを形成する。ヘリカル導体10A〜10D、これらの対応する径方向導体10AR〜10DR、及び連結導体10Lの組み合わせが、共に第1の接続点18Aから第2の接続点18Bまで延在する、2つのループ形の導電性経路を形成することは図から明らかであろう。各ループ形経路は、横方向において対向する一対のヘリカル素子10A、10C;10B、10Dと、対応する径方向導体10AR、10CR;10BR、10DRと、連結導体10Lの半円部分とを含む。
プリント回路基板14は、端に沿って(遠位縁部14Dによって)アンテナ10の近位端に固定され、その基板は、第1の給電接続点18Aに関連する径方向導体10AR、10BRの組み合わせ、及び第2の給電接続点18Bに関連する径方向導体10CR、10DRの組み合わせが、基板14の両側に対称的に延在するように、アンテナから概ね軸方向、且つ回転位置において延在する。言い換えると、基板14は、図1に示されるように、相互接続される対の隣接する径方向導体10AR、10DR;10BR、10CRが成す角度を二等分する。この実施形態では、差動増幅器を含む集積回路16は、基板14の一方の面14Aに表面実装される。図2を参照すると、集積回路16は、それぞれの給電接続点18A、18Bに直に接続される2つの差動入力端子20A、20Bを有する。端子20A、20Bは、対称に配置される給電線導電路22A、22Bにはんだ付けされ、これらの導電路は、基板14の遠端縁部14Dに隣接して、基板14の両面14A、14B上に実装される導電性ブラケット24A、24Bに接続され、各ブラケットは起立しているアームを有し、アームの一方の面は、遠端縁部14と概ね同一平面を成すか、又は遠端縁部からわずかに突き出している。入力端子20Bと導電性ブラケットのうちの一方24Bとの接続は、それぞれのブラケット24Bがはんだ付けされる給電線導電路22Bを介して直に行なわれる。入力端子20Aへの接続に関しては、対応する給電線導電路22Aは、めっきされた穴(「バイア」)26を通じて、他方の導電性ブラケット24Aに接続され、バイア26は、給電線導電路22Aを、他方の導電性ブラケット24Aがはんだ付けされる基板14の他方の面14B上の短い導電路(図示せず)に接続する。
給電線導体22A、22B、給電接続点18A、18Bへの関連する接続、及びコア12上にめっきされる上記の導電路の組み合わせは、無線周波数電流のための2つの導電性ループを提供することになり、各ループは、集積回路16の第1の差動入力端子20Aから、給電線導電路22Aを介して延在し、給電線導電路22Bを介して、他方の差動入力端子20Bに戻る。
図1では明らかではないが、連結導体Lの近位縁部10LPは、単一の横断面内にある簡単な円形経路には従わない。先に参照された先行特許のうちのいくつかにおいて開示されている上記の誘電体装荷4線巻アンテナと同様に、一方の素子対10B、10Dが他方の素子対10A、10Cよりも長くなるように、連結導体の縁部は、連結導体10Lとヘリカル導体10A、10Bの遠位端との接合部間でわずかに傾けられる。詳細には、短い方の素子10A、10Cが連結導体10Lに接続される場合、近位縁部10LPは、長い方のアンテナ素子10B、10Dが連結導体10Lに接続される場合よりも、コアの近位表面部分12Pにわずかに近い。結果として、導電性ループは異なる長さを有することになる。これは、アンテナ軸上の信号源から発する円偏波放射のための共振モードを生み出すという効果があり、その場合、各ヘリカル導電路10A、10B、10C、10D上の電流は、隣接するヘリカル導電路と90度だけ位相がずれている。この点で、アンテナは、既知の4線巻ヘリカルアンテナと同じような「4線巻」共振モードを示す。しかしながら、この場合には、先に参照された各導電性ループは、アンテナの動作周波数において概ね半波長であり、このことは、給電接続点18A、18Bにおいて、又はその近くにおいて、電圧最大値が生じることを意味する。ループ毎の電流最大値は、関連するヘリカル素子10A、10C;10B、10Dの連結導体へのそれぞれの接続間の概ね中途の地点にある連結導体10L上で生じる(これらの接続は、連結導体10L上で直径方向において対向する)。動作周波数における電圧最大値の正確な場所は、中でも、共振ループの一部を形成する給電線導電路22A、22Bの長さによる。
上記のように、給電接続点に、又はその近くに電圧最大値が存在することは、4線巻共振モードにおいてアンテナ10によって示される信号源インピーダンスが比較的高く、典型的には概ね数キロオームであることを意味する。導電性ループを形成する導電性素子が概ね対称であることから、アンテナの電圧出力は平衡出力である。アンテナのこの高インピーダンス平衡出力特性を整合させるために、集積回路チップ16に収容される増幅器は、高入力インピーダンス差動増幅器であり、図3に示されるように、その入力段として、ロングテールペアトランジスタ30A、30Bを有する。この場合、ロングテールペアを形成するトランジスタはCMOS電界効果トランジスタであり、従来のように、等しいドレイン抵抗32A、32Bと、相互接続され、定電流源34に接続されるソース端子とを有する。回路20A、20Bの差動入力端子は、トランジスタ30A、30Bのそれぞれのゲート端子に接続され、ドレイン端子のうちの一方からシングルエンド出力36が得られる。それゆえ、その差動増幅器はバランとしての役割を果たす。図3を参照して先に説明された差動増幅器は、ロングテール入力対に関してのみ説明されるが、概して、これが簡略化された表現であることに留意されたい。当業者に知られているように、典型的な集積回路差動増幅器は、さらに多くの段と、付加的なトランジスタとを有する。
図2に示されるプリント回路レイアウトも簡略化された表現である。実際には、基板14は、集積回路16の他の端子に接続するための付加的な印刷導電路を有し、典型的には、裏面14Bのほとんどを覆うグランド面を有することは理解されよう。アンテナアセンブリが組み込まれる装置の性質によって、給電線導電路22A、22B間の結合、及び装置内の干渉源を最小限に抑えるために、遮蔽体として、基板14Aの上側表面14Aに導電性筐体を実装することができる。これは、アンテナの良好なコモンモード分離が必要とされる場合に特に望ましい。
アンテナコアに関して、好ましいコア材料はチタン酸ジルコニウム−スズ系セラミック材料である。この材料は、36の比誘電率を有し、温度変動時に寸法安定性及び電気的安定性があることでも知られている。その誘電損は無視することができる。そのコアは、押出し成形又はプレス成形によって作ることができる。
そのアンテナは、上記の先行英国特許において開示されているアンテナと共通の他の特
徴も有することがあり、これらの特許の開示全体が参照により本出願に援用される。
この第1の好ましい実施形態のアンテナのコアの直径は10mmであり、4線巻共振周波数は1575.42MHzであり、すなわち、GPS L1バンドの中心周波数である。
アンテナアセンブリが実装される装置によって与えられるハウジングによっては、基板の遠位縁部14Dがアンテナの近位端表面と当接するようにしてプリント回路基板14をアンテナ14に固定するのを、絶縁性のつば(図示せず)によって補うことができる。このつばは、知られているように、低い比誘電率を有するプラスチック材料から形成することができる。典型的には、そのつばは、コアの近位端部分を包囲し、その近位端に延在して、その間でプリント回路基板14を掴むあごを有する。
ここで図4及び図5を参照すると、本発明による第2のアンテナアセンブリが、本発明の第1の実施形態と同じように、概ね均一な分布する4つのヘリカル放射素子10A〜10Dを備えるバックファイアアンテナ10を有する。しかしながら、この場合、給電接続点18A、18Bが、コア12の遠位表面部分12Dの中央領域内に設けられる。これらの接続点18A、18Bは、遠位表面部分12D上にめっきされる、第1の対の径方向導電路10AR、10BR及び第2の対の径方向導電路10CR、10DRのそれぞれ相互接続部にそれぞれ設けられる。上記のように、各ヘリカル素子10A〜10Dは、それぞれの径方向導体10AR〜10DRに接続される一端と、環状連結導体10Lに接続される別の反対端とを有し、連結導体は、この実施形態では、近位表面部分12Pに隣接するが、離隔して、コア12を包囲する。
コア12は、通路を形成する軸方向の穴12Bを有し、その通路は、一方の面に第1の導電路38A(図4及び図5では見ることができない)を有し、他方の面に第2の導電路38Bを有する細長いプリント回路基板38の形をとる平行対給電構造を収容する。これらの給電線導電路は、穴12Bの全長を通じて互いに平行になるように、基板38のそれぞれの面において中央に延在する。基板38が、コアの遠位端を越えて突き出す場所において、各導電路38A、38Bは、給電基板38の突出している遠位端部分において「ホッケースティック」を構成するようにして折り返し、給電接続点18A、18Bのそれぞれとのはんだ付けされた接続を形成する。給電基板38は、各対10AR、10BR;10CR、10DRの径方向導電路が基板のいずれかの側において対称に延在するようにして、軸方向に位置付けられると共に回転方向において位置決めされるように配置され、基板は、めっきされた給電接続点18A、18Bに重なる横方向の拡張部を有することに留意されたい。
給電線基板38は、近位から突出する部分38Pを有し、その部分はプリント回路増幅器基板14の主面14Aに当接する。図1〜図3を参照しながら先に説明された第1の実施形態と同じように、基板14は、差動増幅器集積回路16を支持する。しかしながら、この場合、給電基板38が軸方向に位置することによって、増幅器プリント回路基板14は、アンテナ10の軸に対して平行に存在するが、一方にわずかにオフセットされる。再び、上記のように、遠位縁部14Dは、近位コア表面部分12Pに当接するか、又は隣接して位置し、上記のように、絶縁性プラスチックのつばによって固定することができる。
第1の実施形態と同じように、増幅器基板14は、集積回路16の差動入力端子20A、20Bにはんだ付けされる、対称に配置される給電線導電路22A、22Bを有する。この場合、給電線基板38の近位部分38Pの側面縁部は、両方の側面縁部にめっきされた凹部40A、40Bを有し、そのめっきは平行対導体にそれぞれ接続され(そのうちの一方、38Bだけが示される)、各凹部40A、40Bのめっきされた弧状の表面は、給
電線導電路22A、22Bのうちの一方に接続される。このようにして、給電線基板38及び増幅器基板導電路22A、22Bは、コア12上のめっきされた導電路10A〜10D、10AR〜10DRを、プリント回路基板チップ16の差動入力端子20A、20Bに接続する。
めっきされた導電路及び給電線導体の組み合わせは、第1の実施形態を参照しながら説明された特性に類似の共振特性を有する2つの導電性ループを形成する。
上記のように、連結導体10Lは、ヘリカル素子が異なる長さを有するために、平坦でない縁部10LDを有し、それによって、アンテナの軸に沿って向けられる円偏波放射のための「4線巻」共振がもたらされる。
コアから軸方向において垂下するようにアンテナコアに取り付けられるプリント回路基板上に差動増幅器を実装する代わりの方法として、アンテナの近位端部分にある凹部又は空洞(図示せず)内に差動増幅器を実装することもできる。近位に向けられる適当な空洞を備えるコアを有するアンテナが、本出願人の英国特許出願第2420230号において開示されている。その空洞は、円形の断面を有し、コアの円筒形外側表面と同軸を成す。
上記のアンテナアセンブリ実施形態は、アンテナコアの近くに実装される差動増幅器集積回路又は受信機オンチップ集積回路を含む。本発明の範囲内で、他のアセンブリも実現可能である。たとえば、アンテナ給電点又は給電構造に直に接続される差動増幅器を用いるのではなく、平衡高インピーダンス(典型的には600オーム)を有する集積又はモノリシック表面弾性波(SAW)フィルタ素子の形をとるインターフェースを設けることができる。このような素子は、平衡出力で利用可能である。別法では、シングルエンド形RF増幅器に給電するために、シングルエンド出力を有するSAWフィルタ素子を用いることができる。そのフィルタの周波数応答は典型的には、下流のRF回路内にある第1の混合器の影像周波数を除去するように選択される。
SAWフィルタ素子の実装に関して、これは、差動増幅器RFフロントエンド段の場合に説明されたように実現することができ、すなわち、アンテナコアの近位端部分に取り付けられるプリント回路基板上で実現することができる。これは、近位端部分から軸方向に突出するか、又はコア内の近位に向けられる空洞内に収容されるアセンブリの一部を形成することができる。
これまでに説明された実施形態は、GPSコンスタレーションの衛星のような地球周回軌道衛星から一般的に送信される円偏波放射を受信することを目的としている。本発明は、その範囲内に、陸上通信のために一般的に用いられる、直線偏光電磁放射を受信するためのアンテナアセンブリも含む。したがって、本発明による第3のアンテナアセンブリは、図6に示されるような、誘電体装荷2線巻アンテナを有する。図6を参照すると、エンドファイア2線巻アンテナは、横方向において対向する一対の4分の1巻ヘリカル素子10A、10Bと、コア12の近位表面部分12P上にめっきされるそれぞれの径方向導体10AR、10BRとを有する。先行する実施形態と同じように、コア12を包囲する連結導体10Lが、コア12の遠位表面部分12Dに近いが、離隔している場所において、円筒形表面部分12S上の環状導電路としてめっきされている。それぞれの給電接続点18A、18Bが、近位表面部分12Pの中央領域内に、めっきされたパッドとして設けられる。ヘリカル素子10A、10B、それぞれの接続される径方向導体10AR、10BR、及びヘリカル素子10A、10Bの他端を連結する導体10Lの組み合わせが共に、給電接続点18A、18Bにおいて平衡給電を提供する導電性ループを形成することが図から明らかであろう。導電性ループは、ヘリカル素子10A、10Bを相互接続する連結導体10Lの一方の半円部分によって形成されるにしても、他方の半円部分によって形成
されるにしても、アンテナの動作周波数において、半波長の範囲内の電気長を有する。差動増幅器16を支持するプリント回路基14(この場合、図6ではいずれも透視線によって示される)への接続は、図2を参照しながら先に説明されたようにして行なわれる。2線巻アンテナは、英国特許第2309592号において示されると同じような概ね環状の放射パターンを有し、ヌルはアンテナ軸及び径方向導体10AR、10BRに対して概ね横方向に向けられている。
図7及び図8を参照すると、本発明のさらに別の実施形態では、誘電体装荷ヘリカルアンテナ10は、通信デバイスのプリント回路基板114の主面114A上に実装される。この場合、アンテナ10は、同じく基板114の主面114Aに固定される表面実装VLSI集積受信機回路116に結合され、給電線導電路122A、122Bが主面114A上にめっきされ、アンテナに関連する給電接続点118A、118Bをチップ116の入力端子120A、120Bに相互接続する。この例では、アンテナ10は、図1を参照しながら先に説明されたのと同じような4線巻エンドファイアアンテナであるが、図1とは異なり、ヘリカル素子10A〜10Dに接続される径方向導体が、図8に示されるように、プリント回路基板114の上側表面114A上にめっきされる径方向導電路110AR、110BR、110CR、110DRとして形成されている。一対のこれらの径方向導電路110AR、110BRは、アンテナ10の軸と位置合わせして中央領域において相互接続され、第1の給電接続点118Aを形成する。他の対110CR、110DRは、中央領域において第2の給電接続点118Bを形成するように相互接続される。これらの接続点118A、118Bはそれぞれ、給電線導電路122A、122Bのうちの一方に接続され、これらの導電路は、平行対給電線として、中央領域から、集積受信機チップ16の入力端子120A、120Bまで延在する。
上記の実施形態と同じように、アンテナ10のヘリカル素子は4分の1巻素子である。給電線導電路122A、122B、径方向導体110AR〜110DR、ヘリカル素子10A〜10D、及び連結導体10L(上記のように平坦でない縁部10LPを有する)によって形成される導電性ループは、動作周波数において半波長ループを形成し、そのアセンブリは、上記のように4線巻共振モードを示す。
ヘリカル素子10A〜10Dとそれぞれの放射導体110AR〜110DRとの間の接続は、放射導電路の外側端部にはんだ付けされる導電性角ブラケット(図示せず)によって行なうことができ、当該導電路の外側端部は、アセンブリ10の周辺を越えて、ヘリカル素子10A〜10Dの近位端部分10AP〜10DPまで突出する。
集積受信機チップ116は、図3において簡略化された形で示される構成を有する差動増幅器入力段を含む。また、チップ116は、CMOS技術を用いて、デジタル信号処理段を含むGPS受信機の最も重要な段も収容する。
上記のように、差動増幅器入力段は平衡高インピーダンス負荷を与え、アンテナと、プリント回路基板表面114A上のアンテナの下にある導電性パターンとの組み合わせの高い信号源インピーダンスを整合させる。
単一の集積回路チップ上に受信機全体を有することによって、特に経済的なアセンブリがもたらされる。この実施形態では、アンテナ10は、その近位端表面が集積受信機チップ116を支持するプリント回路基板14の主面に当接するようにして実装されるが、図1に示されるように、端面実装アンテナを支持するプリント回路基板上に、このようなチップを実装することもできることは理解されよう。
図9を参照すると、本発明による第5のアンテナアセンブリが、装置プリント回路基板
114の裏面114B上に実装される集積受信機チップを有する。ヘリカル素子10A〜10Dを給電接続点に接続する径方向導体は、図1を参照しながら先に説明された実施形態と同じようにアンテナの近位端表面上に、又は図8を参照しながら先に説明されたように、プリント回路基板114の上側表面114A上に形成される。プリント回路基板114の裏面114B上に集積受信機チップを実装することによって、給電線導電路122A、122Bを著しく短くすることができるようになる。この実施形態では、給電接続点への接続は、図9に示されるように、給電線導電路112A、112Bの端部にあるスルーホール内に収容されるピン118AP、118BPによって行なわれる。組立中に、ピン118AP及び118BPは、アンテナコアの近位表面部分内のめっきされた止まり穴に挿入され、はんだ付けされて、図1の4線巻アンテナ又は図6の2線巻アンテナにおける導電路10AR〜10DRのような径方向導電路への第1の接続を形成することができる。その後、アンテナ10は、増幅器基板114の上側表面に配置され、ピンがスルーホールに押し込まれ、その後、給電線導電路112A、112Bにはんだ付けされる。

Claims (15)

  1. 200MHzを超える周波数において動作する誘電体装荷多線巻ヘリカルアンテナであって、5よりも大きな比誘電率を有する固体材料から成る誘電体コア(12)を含み、該コアの材料はコア外側表面によって画定される容積の大部分を占有し、共通軸を中心にして配置される少なくとも第1及び第2の対の細長い導電性の実質的に螺線形のアンテナ素子を有する前記コアの外側表面上に、又は該外側表面に隣接して3次元アンテナ素子構造が配置され、該素子はそれぞれ給電端と連結端とを有し、各対の該連結端は共に連結導体によって連結され、前記第1の対の前記アンテナ素子は第1の導電性ループの一部を形成し、前記第2の対の前記アンテナ素子は第2の導電性ループの一部を形成し、軸方向に向けられる円偏波放射に対して該アンテナが共振する動作周波数において、前記導電性ループのそれぞれは、実質的に波長の(2n−1)/2倍の電気長を有し、nは整数である、誘電体装荷多線巻ヘリカルアンテナ。
  2. 前記アンテナ素子はそれぞれ、前記軸を中心にして4分の2P−1巻を達成Pは整数であることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。
  3. 平衡給電接続及び平衡給電構造を備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載のアンテナ。
  4. 前記給電構造は、平衡給電接続を有し500オームよりも大きな信号源インピーダンスを与える、請求項1又は2に記載のアンテナ。
  5. アンテナアセンブリであって、請求項1〜のいずれか1項に記載の誘電体装荷多線巻ヘリカルアンテナと、平衡入力が該アンテナに結合される無線周波数(RF)フロントエンド段を有する受信機とを含み、前記平衡入力の入力インピーダンスは少なくとも500オームである、アンテナアセンブリ。
  6. 前記アンテナは、円筒形側面部分と、該側面部分に対して実質的に垂直に延在する近位表面部分及び遠位表面部分とを有する円筒形コアを有し、前記無線周波数フロントエンド段は、前記近位表面部分及び前記遠位表面部分のうちの一方の上に、又は該一方に隣接して固定されるプリント回路基板上に形成される差動増幅器であることを特徴とする、請求項5に記載のアセンブリ。
  7. 前記コアは側面部分と、該側面部分に対して実質的に垂直に延在する近位表面部分及び遠位表面部分とを有し、
    前記コアは、その底部が前記近位表面部分を形成する空洞を有し、
    前記無線周波数フロントエンド段は、前記空洞内に実装されることを特徴とする、請求項5に記載のアセンブリ。
  8. 前記アセンブリは、前記コアに実装される導電性筐体を含み、前記無線周波数フロントエンド段は、前記筐体内に配置されるシングルエンド出力接続を有することを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  9. 請求項1に記載の誘電体装荷多線巻ヘリカルアンテナと、該アンテナに接続される差動増幅器とを含むアンテナアセンブリであって、
    前記アンテナは一対の給電接続点を有する給電接続を備え、該給電接続点はそれぞれ、その給電端において前記アンテナ素子のうちの1つ又は複数に接続され、前記差動増幅器は、一対の入力端子を備える差動入力を有し、該入力端子はそれぞれ、前記給電接続点のうちのそれぞれ1つに接続され
    前記コアは、前記アンテナ素子が関連付けられた側面部分を有し、該コアの中を貫通して、遠位コア表面部分から近位コア表面部分まで延在する通路を有し、前記給電接続点は前記遠位表面部分に関連付けられ、前記アセンブリは、前記通路を通って、前記給電接続点から前記差動増幅器まで延在する平行対給電線をさらに含むことを特徴とする、アンテナアセンブリ。
  10. 前記差動増幅器はプリント回路基板上に配置され、前記コアは、その近位表面部分において該プリント回路基板に固定されることを特徴とする、請求項9に記載のアセンブリ。
  11. 前記プリント回路基板は、前記共通軸に対して垂直に存在する平坦な基板であり、前記給電接続点は前記共通軸上に、又は該共通軸に隣接して、且つ前記コアの外側表面部分上に配置され、前記アンテナ素子は、該外側表面部分上にあるそれぞれの径方向導体によって、前記給電接続点に接続されることを特徴とする、請求項10に記載のアセンブリ。
  12. 200MHzを超える周波数において動作するためのアンテナアセンブリであって、共通軸上を中心にして配置される、横方向において対向する少なくとも一対の細長い導電性アンテナ素子を有するアンテナ素子構造の誘電体装荷アンテナであって、該素子はそれぞれ、給電端及び連結端を有し、該対の連結端は互いに連結される、誘電体装荷アンテナと、前記対の前記素子の前記給電端に接続される平衡入力を有する無線周波数フロントエンド素子とを備え、前記アンテナが共振する動作周波数において、前記対の前記アンテナ素子は、波長の実質的に(2n−1)/2倍である電気長を有する導電性ループの一部を形成し、nは整数である、アンテナアセンブリ。
  13. 前記フロントエンド素子は差動増幅器を含むことを特徴とする、請求項12に記載のアセンブリ。
  14. 前記フロントエンド素子は表面弾性波(SAW)フィルタデバイスを含むことを特徴とする、請求項12に記載のアセンブリ。
  15. 前記SAWフィルタデバイスはSAWフィルタバランであることを特徴とする、請求項14に記載のアセンブリ。
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