JP5171684B2 - コンバイン - Google Patents
コンバイン Download PDFInfo
- Publication number
- JP5171684B2 JP5171684B2 JP2009038340A JP2009038340A JP5171684B2 JP 5171684 B2 JP5171684 B2 JP 5171684B2 JP 2009038340 A JP2009038340 A JP 2009038340A JP 2009038340 A JP2009038340 A JP 2009038340A JP 5171684 B2 JP5171684 B2 JP 5171684B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amount
- dust
- grain
- ratio
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Description
図において1は走行クローラであり、該走行クローラ1の上側に脱穀装置2が設けてある。該脱穀装置2の前側に、刈取り穀稈と非刈取り穀稈とを区別する分草板3a、穀稈を刈取る刈刃3b、及び穀稈を引き起こす引起し装置3cを備える刈取部3が設けてある。前記脱穀装置2の左側には穀粒を収容する穀粒タンク4を設けてあり、前記脱穀装置2の右部には穀稈を搬送するフィードチェン5を設けてある。該フィードチェン5には穀稈を挟持する挟持部材6が対向している。前記フィードチェン5の始端部付近には縦搬送装置7を配設してある。また前記穀粒タンク4には、穀粒タンク4から穀粒を排出する筒状の排出オーガ4aを取り付けてあり、穀粒タンク4の前側にはキャビン8を設けてある。
引起し装置3cの後方に、穀稈の下部を搬送する下部搬送チェン71、穀稈の上部を搬送する第1上部搬送チェン72、及び穀稈の穂先を搬送する穂先搬送チェン73が上下に並設してある。下部搬送チェン71の後方に縦搬送チェン74が上下に配設してあり、図中矢印にて示す如く、縦搬送チェン74はその上端部を回転中心にして上下に回動することができるようにしてある。また上部搬送チェン72及び穂先搬送チェン73の後方であって、縦搬送チェン74の上方に第2上部搬送チェン75が配設してある。また縦搬送チェン74と第2上部搬送チェン75との間には補助搬送チェン76が配設してある。
図3に示すように、脱穀装置2の前側上部に穀稈を脱穀するための扱室10が設けてある。該扱室10内に、前後方向を軸長方向とした円筒形の扱胴11が軸架してあり、該扱胴11は軸回りに回動可能となっている。扱胴11の周面には多数の扱歯12、12、・・・12を螺旋状に取り付けてある。前記扱胴11の下側に、前記扱歯12、12、・・・12と協働して稈を揉みほぐすクリンプ網15が配置してある。前記扱胴11は後述するエンジン40の駆動力によって回動し、穀稈を脱穀する。
前記ストローラック19の透孔から傾斜板24又は二番穀粒板25に落下した落下物は前記二番スクリュー26に向けて滑落する。滑落した落下物は、二番スクリュー26によって前記扱胴11の左側に設けてある処理ロータ14に搬送され、処理ロータ14にて脱穀処理される。
図7は操作レバー90の略示正面図である。操作レバー90は、縦搬送チェン74の上下位置を調整して、扱深さを調整する扱深さ調整スイッチ91と、刈取部3の上下位置を調整する刈取位置調整スイッチ92と、予め設定した位置に刈取部3を移動させるための刈取部設定スイッチ93と、図示しない車体水平制御機構を操作するUFO操作レバー94とを備える。ユーザは必要に応じてこれらを操作し、刈取部3の位置及び穀稈の扱深さ等を調整する。
図8は表示部95の略示正面図である。表示部95は表示パネル95aを備えている。表示パネル95aには必要に応じて情報が表示される。例えば図8に示す如く、「塵の比率が増大しています」、「搬送比は適切ですか?」、「扱深さは適切ですか?」と表示する。これにより塵の比率の増大に応じた操作、例えば搬送比設定スイッチ84及び扱深さ調整スイッチ91の操作を行うことをユーザに促すことができる。
制御部100は、送塵弁10aの前後方向に対する角度を前記送塵弁角度設定スイッチ81にて設定された角度α1 〜α5 に一致させるべくモータM1に動作指令を発し、ロータリエンコーダE1によるモータM1の回転数及び回転方向を示す値をフィードバック情報として、モータM1を駆動制御する。
制御部100は内部バス100gにより相互に接続されたCPU100a、ROM100b、RAM100c、及びEEPROM100dを備えている。CPU100aはROM100bに記憶された制御プログラムをRAM100cに読み込み、該制御プログラムに従って、送塵弁10a及びHST41の動作等を制御する。
EEPROM100dには許容値設定スイッチ83の任意の出力電圧と閾値Pとの関係を示す関数fと、許容値設定スイッチ83の任意の出力電圧と閾値Qとの関係を示す関数gとが記憶してある。図12に示すように、任意の出力電圧Va に対する閾値Qは、任意の出力電圧Va に対する閾値P以下になる。また関数f及び関数gにおいて、前記出力電圧の増減に応じて前記閾値P及び閾値Qはそれぞれ減増する。
EEPROM100dには閾値Rと投口量Dとの関係を示す関数x、y、z及び閾値Sと投口量Dとの関係を示す関数kが記憶してある。図13に示すように、任意の投口量Dに対する閾値Sは任意の投口量Dに対する閾値R以下になる。また関数x〜関数zにおいて、投口量Dの増減に応じて前記閾値R及び閾値Sはそれぞれ増減する。なお図13においては、関数選択スイッチ82によって関数xが選択された場合を示している。
速度Vが下限値Vmin以上である場合は(ステップS39:YES)、CPU100aは表示部95へ減速することを表示する信号を出力し(ステップS40)、CPU100aは減速指令を変速回路41aへ出力する(ステップS41)。そしてCPU100aはステップS4へ処理を戻す。
図18は実施の形態に係るコンバインの変形例1における脱穀装置2の内部構成を略示する側面断面図である。
図18に示す如く、ストローラック19の下方に、圧電素子を備える塵センサ51が配してある。塵センサ51は、ストローラック19から漏下した塵が塵センサ51に当接したときに、圧電素子から電圧信号が出力され、所定時間あたりの塵量を検出する構成にしてある。塵センサ51にて検出された塵量に基づいて、前述した脱穀装置2内の塵量を低減させる処理及び排塵口33から排出される穀粒を低減するための処理が行われる。なお塵センサ51は圧電素子を有するセンサに限るものではなく、発光素子及び受光素子を有する光センサを塵センサ51として使用し、発光素子及び受光素子の間を通過する塵量を検出しても良い。また発信器及び受信機を有する超音波センサを塵センサ51として使用し、発信器及び受信機の間を通過する塵量を検出しても良い。
変形例2においては、図19に示す如く、排出量センサ34がクリンプ網15と揺動選別装置16との間に配置してある。該排出量センサ34はクリンプ網15から漏下した穀粒量を検出する。前記制御部100は、該排出量センサ34にて検出された穀粒量に基づいて、排塵口33及び排気通路37から排出される穀粒量を求めるようにしてある。例えば、クリンプ網15から漏下する穀粒量と排塵口33及び排気通路37から排出される穀粒量との関係を示す関数に、排出量センサ34による検出値を適用して、排塵口33及び排気通路37から排出される穀粒量を求める。
2 脱穀装置
3 刈取部
4 穀粒タンク(貯留部)
10a 送塵弁(調整手段)
11 扱胴
23 一番スクリュー(搬送手段)
23b 投口センサ(搬送量検出手段)
33 排塵口
34 排出量センサ(排出量検出手段)
43 車速センサ(速度検出手段)
50、51 塵センサ(塵量検出手段)
65 送塵弁軸
100 制御部
100a CPU
100b ROM
100c RAM
100d EEPROM
100e 入力インタフェース
100f 出力インタフェース
100g 内部バス
M1 モータ
Claims (7)
- 走行部と、該走行部の走行中に穀稈を刈り取る刈取部と、該刈取部にて刈り取られた穀稈を脱穀する脱穀装置と、該脱穀装置から排出される穀粒量を調整する調整手段と、前記脱穀装置にて脱穀された穀粒が貯留する貯留部とを備えるコンバインにおいて、
前記脱穀装置から排出される所定時間あたりの穀粒量を検出する排出量検出手段と、
前記脱穀装置内の塵量を検出する塵量検出手段と、
該塵量検出手段にて検出された塵量と前記貯留部に貯留する所定時間あたりの穀粒量との比率を算出する算出手段と、
該算出手段にて算出された比率と前記排出量検出手段にて検出された穀粒量とに基づいて、前記調整手段の作動を制御する制御手段と
を備えることを特徴とするコンバイン。 - 前記走行部の速度を検出する速度検出手段を備え、
前記算出手段は、前記塵量検出手段にて検出された塵量と前記速度検出手段にて検出された速度との比率を算出することを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。 - 前記脱穀装置から前記貯留部へ穀粒を搬送する搬送手段と、
該搬送手段にて搬送される所定時間あたりの穀粒量を検出する搬送量検出手段とを備え、
前記算出手段は、前記塵量検出手段にて検出された塵量と前記搬送量検出手段にて検出された穀粒量との比率を算出することを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。 - 前記脱穀装置は円筒形の扱胴を有しており、
前記調整手段は前記扱胴の周囲に配置してある送塵弁を備え、
該送塵弁の開閉を行う弁駆動源と、
前記算出手段にて算出された比率が所定範囲内にあるか否かを判定する比率判定手段と、
前記排出量検出手段にて検出された穀粒量が所定範囲内にあるか否かを判定する排出量判定手段とを備え、
前記制御手段は、前記比率判定手段にて、前記算出手段にて算出された比率が前記所定範囲外にあると判定された場合であって、前記排出量判定手段にて、前記排出量検出手段にて検出された穀粒量が前記所定範囲内にあると判定されたときに、前記送塵弁が開くように前記弁駆動源を駆動させる手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載のコンバイン。 - 前記制御手段は、前記比率判定手段にて、前記算出手段にて算出された比率が前記所定範囲内にあると判定された場合であって、前記排出量判定手段にて、前記排出量検出手段にて検出された穀粒量が前記所定範囲外にあると判定されたときに、前記送塵弁が閉じるように前記弁駆動源を駆動させる手段を備えることを特徴とする請求項4に記載のコンバイン。
- 前記制御装置は、前記比率判定手段にて前記算出手段にて算出された比率が前記所定範囲外にあると判定された場合であって、前記排出量判定手段にて前記排出量検出手段にて検出された穀粒量が前記所定範囲外にあると判定されたときに、前記走行部を強制的に減速させる手段を備えることを特徴とする請求項4又は5に記載のコンバイン。
- 前記比率判定手段にて前記算出手段にて算出された比率が前記所定範囲外にあると判定された場合に、前記算出手段にて算出された比率が前記所定範囲外にあることを報知する手段を備えることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一つに記載のコンバイン。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009038340A JP5171684B2 (ja) | 2009-02-20 | 2009-02-20 | コンバイン |
CN201080014931.7A CN102365015B (zh) | 2009-02-20 | 2010-02-17 | 联合收割机 |
KR1020117020601A KR101743102B1 (ko) | 2009-02-20 | 2010-02-17 | 콤바인 |
PCT/JP2010/052345 WO2010095645A1 (ja) | 2009-02-20 | 2010-02-17 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009038340A JP5171684B2 (ja) | 2009-02-20 | 2009-02-20 | コンバイン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010187640A JP2010187640A (ja) | 2010-09-02 |
JP5171684B2 true JP5171684B2 (ja) | 2013-03-27 |
Family
ID=42814420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009038340A Active JP5171684B2 (ja) | 2009-02-20 | 2009-02-20 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5171684B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020130050A (ja) * | 2019-02-20 | 2020-08-31 | 三菱マヒンドラ農機株式会社 | コンバイン |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5762073B2 (ja) * | 2011-03-24 | 2015-08-12 | ヤンマー株式会社 | コンバイン |
JP5945221B2 (ja) * | 2012-12-18 | 2016-07-05 | ヤンマー株式会社 | コンバイン |
KR101586065B1 (ko) * | 2015-05-27 | 2016-01-20 | 충남대학교산학협력단 | 비접촉식 곡물유량 측정시스템 |
JP2022001035A (ja) * | 2020-06-22 | 2022-01-06 | 株式会社クボタ | 情報管理システム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63222614A (ja) * | 1987-03-11 | 1988-09-16 | 株式会社クボタ | 脱穀装置の送塵弁開閉制御装置 |
JPH09191755A (ja) * | 1996-01-23 | 1997-07-29 | Iseki & Co Ltd | 脱穀選別装置 |
JP2005065546A (ja) * | 2003-08-21 | 2005-03-17 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 脱穀装置 |
-
2009
- 2009-02-20 JP JP2009038340A patent/JP5171684B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020130050A (ja) * | 2019-02-20 | 2020-08-31 | 三菱マヒンドラ農機株式会社 | コンバイン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010187640A (ja) | 2010-09-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6017889B2 (ja) | コンバイン | |
WO2014030511A1 (ja) | コンバイン | |
JP5171684B2 (ja) | コンバイン | |
JP6566833B2 (ja) | マッピングシステム、マッピング装置及びコンピュータプログラム | |
JP6033002B2 (ja) | コンバイン | |
JP5275757B2 (ja) | 脱穀機 | |
WO2015152362A1 (ja) | コンバイン | |
JP5244647B2 (ja) | コンバイン | |
JP5171685B2 (ja) | コンバイン | |
WO2010095645A1 (ja) | コンバイン | |
JP6279965B2 (ja) | コンバイン | |
JP5512373B2 (ja) | コンバイン | |
JP6152042B2 (ja) | コンバイン | |
JP6228408B2 (ja) | 汎用コンバイン | |
JP2015198577A (ja) | コンバイン | |
JP5094491B2 (ja) | 脱穀機 | |
JP5078845B2 (ja) | 脱穀機 | |
JP5891144B2 (ja) | コンバイン | |
JP2017093351A (ja) | コンバイン | |
JP4787576B2 (ja) | コンバイン | |
JP5078844B2 (ja) | 脱穀機 | |
JP2023149467A (ja) | コンバイン | |
JP2015050947A (ja) | 汎用コンバイン | |
JP2022054990A (ja) | コンバイン | |
JP2001258377A (ja) | 脱穀装置の選別制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120117 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121218 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121225 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5171684 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |