JP5169319B2 - 回転体制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、回転体制御装置に関する。
外周面に被支持体を支持した状態で回転可能な回転体を制御する回転体制御装置として、例えば、被支持体の一例である媒体に液体であるインクを吐出して、画像の印刷を行う液体吐出装置(インクジェットプリンタ等)が知られている。
上述したプリンタは、前記回転体に支持された媒体にインクを吐出する吐出部を、更に備えている。そして、媒体を支持した回転体の回転中に吐出部からインクが吐出されて、画像が印刷される。また、プリンタは、回転体を回転させるモータを備えている。このモータは、電流の大きさを示す電流プロファイルに応じた電流が供給されて、回転体を回転させる。
特開平10−193582号公報
ところで、回転体が媒体を支持した状態で回転する構成においては、回転体が偏心することがある。特に、媒体の長さ等が異なると、偏心の度合いも異なりやすい。そして、回転体が偏心している場合には、回転体の回転速度が回転中に変動しやすくなり、回転ムラが発生することとなる。
本発明は係る課題に鑑みてなされたものであり、目的とするところは、被支持体を支持する回転体の回転ムラを容易に抑制することにある。
本発明の一実施形態に係る回転体制御装置は、外周面に被支持体を支持した状態で回転可能な回転体と、電流の大きさを示す電流プロファイルに応じた電流が供給されて、前記回転体を回転させるモータと、回転中の前記回転体の回転状態を検知する検知部材と、前記被支持体に液体を吐出する吐出部と、前記検知部材が検知した前記回転状態に基づいて補正された補正電流の大きさを示前記回転体の一回転分の一回転分電流プロファイルを生成し、生成した前記一回転分電流プロファイルに応じた前記補正電流を前記モータに繰り返し供給して前記被支持体を支持した前記回転体を複数回回転させると共に、前記吐出部から前記被支持体に対して前記液体を吐出させて画像を印刷する制御部と、を備え、前記制御部は、前記印刷条件として、前記被支持体の前記回転体の回転方向長さ、前記被支持体の前記回転体の軸方向長さ及び前記被支持体の種類、のうちの少なくとも一つが変更された場合に、前記印刷開始前に前記一回転分電流プロファイルを生成することを特徴とする。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本明細書及び添付図面の記載により少なくとも次のことが明らかにされる。
外周面に被支持体を支持した状態で回転可能な回転体と、
電流の大きさを示す電流プロファイルに応じた電流が供給されて、前記回転体を回転させるモータと、
回転中の前記回転体の回転状態を検知する検知部材と、
前記検知部材が検知した前記回転状態に基づいて補正された補正電流の大きさを示し、かつ前記回転体の一回転分の一回転分電流プロファイル、を生成し、
生成した前記一回転分電流プロファイルに応じた前記補正電流を前記モータに供給して、前記回転体を回転させる制御部と、
を備えることを特徴とする回転体制御装置。このような回転体制御装置によれば、被支持体を支持する回転体の回転ムラを容易に抑制することが可能となる。
また、かかる回転体制御装置であって、
前記一回転分電流プロファイルに応じた前記補正電流は、前記モータに一定電流が供給されるときの前記回転体の回転状態に基づいて補正された電流であることが望ましい。かかる場合には、簡易な制御にて一回転分電流プロファイルを生成できる。
また、かかる回転体制御装置であって、
前記回転体制御装置は、前記被支持体である媒体に液体を吐出する吐出部を備えた液体吐出装置であり、
前記制御部は、
生成した前記一回転分電流プロファイルに応じた前記補正電流を前記モータに繰り返し供給して、前記媒体を支持する前記回転体を複数回回転させる際に、
前記吐出部に前記媒体に前記液体を吐出させて、画像を印刷することが望ましい。かかる場合には、画像の画質低下を抑制できる。
また、かかる回転体制御装置であって、
前記吐出部が、前記回転体の一回転毎に前記軸方向に移動して、前記回転体の回転中に前記媒体に前記液体を吐出することにより、一枚の前記媒体に画像が印刷され、
前記制御部は、一枚の媒体への画像の印刷が終了するまで、生成した前記一回転分電流プロファイルに応じた前記補正電流を前記モータに繰り返し供給して、前記回転体を複数回回転させることが望ましい。かかる場合には、一枚の媒体に画像が適切に印刷されることとなる。
また、かかる回転体制御装置であって、
前記制御部は、
印刷条件として、前記媒体の、前記回転体の回転方向長さ、及び前記回転体の軸方向長さと、前記媒体の種類と、のうちの少なくとも一つが変更された場合には、
印刷開始前に前記一回転分電流プロファイルを生成し、
生成した前記一回転分電流プロファイルに応じた前記補正電流を前記モータに繰り返し供給して、前記画像を印刷することが望ましい。かかる場合には、回転体の回転ムラを効果的に抑制できる。
また、かかる回転体制御装置であって、
前記制御部は、
回転体制御装置本体に電源が投入された場合には、
印刷開始前に前記一回転分電流プロファイルを生成し、
生成した前記一回転分電流プロファイルに応じた前記補正電流を前記モータに繰り返し供給して、前記画像を印刷することが望ましい。かかる場合には、時間経過に伴って回転体等の性能変化に起因する回転ムラを抑制できる。
また、外周面に被支持体を支持した状態で回転可能な回転体の回転を制御する回転体制御方法であって、
検知部材が検知した前記回転体の回転状態に基づいて補正された補正電流の大きさを示し、かつ前記回転体の一回転分の一回転分電流プロファイル、を生成するステップと、
生成した前記一回転分電流プロファイルに応じた前記補正電流をモータに供給して、前記回転体を回転させるステップと、
を有することを特徴とする回転体制御方法。このような回転体制御方法によれば、被支持体を支持する回転体の回転ムラを容易に抑制することが可能となる。
===インクジェットプリンタの概要===
回転体制御装置の一例として液体吐出装置であるインクジェットプリンタ(以下、プリンタ1と呼ぶ)を例に挙げて、プリンタ1の構成例と印刷処理例について、説明する。
<<<プリンタ1の構成>>>
図1は、プリンタ1の全体構成を示すブロック図である。図2は、プリンタ1の主要部の構成を示した図である。図3は、ドラムユニット30、ヘッドユニット40、及び紫外線照射ユニット50の断面構造を示した図である。図4Aは、ヘッドユニット40を示した斜視図である。図4Bは、図4Aの矢印Fで示す方向からヘッド42を見たときの、ヘッド42の正面図である。
外部装置であるコンピュータ110から印刷データを受信したプリンタ1は、コントローラ10により、各ユニット(給排紙ユニット20、ドラムユニット30、ヘッドユニット40、紫外線照射ユニット50、インク補給ユニット60、)を制御し、媒体の一例である用紙Sに画像を形成する(印刷処理)。また、プリンタ1内の状況を検出器群70が監視し、その検出結果に基づいて、コントローラ10は各ユニットを制御する。
コントローラ10は、プリンタ1の制御を行うための制御ユニットである。インターフェース部11は、外部装置であるコンピュータ110とプリンタ1との間でデータの送受信を行うためのものである。CPU12は、プリンタ1全体の制御を行うための演算処理装置である。メモリ13は、CPU12のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものである。CPU12は、メモリ13に格納されているプログラムに従ったユニット制御回路14により各ユニットを制御する。
給排紙ユニット20は、図2に示すように、給紙部21と排紙部22から成る。給紙部21は、用紙Sを搬送する給紙ローラ(不図示)を有し、給紙部21内に積層された用紙Sを一枚ずつドラムユニット30へ給紙する。排紙部22は、用紙Sを搬送する排紙ローラ(不図示)を有し、ドラムユニット30上に支持され印字が完了した用紙Sを、排紙部22内に送り込む。
ドラムユニット30は、外周面33に被支持体である用紙Sを支持(保持)した状態で回転可能な回転体の一例である保持ドラム31と、保持ドラム31を回転させるモータの一例であるドラムモータ35とを有する。保持ドラム31は、給紙部21から給紙された用紙Sを保持する。また、保持ドラム31の回転軸32は、一対のフレーム36に回転可能に支持されている。ドラムモータ35は、電流の大きさを示す電流プロファイルに応じた電流が供給されて、保持ドラム31を回転させる。そして、保持ドラム31は、ドラムモータ35によって、用紙Sを外周面33にて保持した状態で図2に示す矢印Rの方向に回転する。
ヘッドユニット40は、一対のガイド軸46、47に支持され、保持ドラム31の軸方向において往復移動可能なヘッドキャリッジ41を有する。ヘッドキャリッジ41には、用紙Sに液体であるインクを吐出する吐出部の一例としてのヘッド42が設けられている。ここで、本実施例においては、ヘッド42として、互いに色の異なるインクを吐出する5個のヘッド42a〜42e(図4B)が、保持ドラム31に保持された用紙Sに対向するように設けられている。また、各ヘッド42a〜42eは、複数のノズルが形成されたノズルプレート44a〜44eを有し、各ノズルからインクが吐出される。また、各ノズルには、インクが入った圧力室(不図示)と、圧力室の容量を変化させてインクを吐出させるための駆動素子(ピエゾ素子)が設けられている。
また、ヘッドキャリッジ41には、インクを収容する収容室43が設けられている。この収容室43からは、ヘッド42に一定量のインクが供給される。なお、本実施例においては、インクとして、紫外線が照射されることによって硬化する紫外線硬化型インクが用いられている。ここで、紫外線硬化型インクは、ビヒクル、光重合開始剤及び顔料の混合物に、消泡剤、重合禁止剤等の補助剤を添加して調合される。なお、ビヒクルは、光重合硬化性を有するオリゴマー、モノマー等を、反応性希釈剤により粘度調整して調合される。
紫外線照射ユニット50は、一対のガイド軸56、57に支持され、保持ドラム31の軸方向において往復移動可能な照射部キャリッジ51を有する。照射部キャリッジ51には、ヘッド42から吐出されて用紙Sに付着したインクに対して紫外線を照射する紫外線照射部52が設けられている。紫外線照射部52は、保持ドラム31の回転方向に沿って整列された複数のランプ53を有する。この複数のランプ53が用紙S上のインクに紫外線を照射することによって、インクが硬化する。
検出器群70は、各ユニットの状態を検出するためのものである。この検出器群70には、保持ドラム31の回転状態(ここでは、回転量)を検知する検知部材の一例としてのドラムエンコーダ71等が含まれている。このドラムエンコーダ71は、ロータリエンコーダであり、メモリが付されたスケールと、発光素子及び受光素子を有するフォトセンサと、から成る。
<<<印刷処理>>>
コントローラ10は、コンピュータ110から印刷命令及び印刷データを受信すると、印刷データに含まれる各種コマンドの内容を解析し、各ユニットを用いて、以下の印刷処理を行う。
まず、給紙部21が、用紙Sを保持ドラム31に向かって給紙する。保持ドラム31に給紙された用紙Sは、外周面33に巻き付けられることによって保持される。そして、保持された用紙Sは、保持ドラム31と共に回転する。回転する用紙Sに対して、各ヘッド42はインクを吐出して付着させる。用紙Sに付着したインクは、保持ドラム31の回転に伴い移動して、紫外線照射部52によって紫外線が照射される。これにより、用紙S上のインクが硬化して、用紙S上に画像が形成される。
そして、保持ドラム31が1回転する際に保持ドラム31の軸方向の一部領域において用紙Sに画像が印刷されると、ヘッドキャリッジ41はガイド軸46、47に沿って移動する(照射部キャリッジ51も、同様にガイド軸56、57に沿って移動する)。そして、軸方向において上記領域に隣接した領域に対して、上述した動作(ヘッド42によるインク吐出と、紫外線照射部52による紫外線の照射)が実行される。
このようにして、ヘッド42が、保持ドラム31の1回転毎に軸方向に移動して、保持ドラム31の回転中に用紙Sにインクを吐出することにより、一枚の用紙Sに画像が印刷される。そして、保持ドラム31の軸方向において全ての画像が印刷された用紙Sは、保持ドラム31から剥離されて、排紙部22に送り込まれる。これにより、印刷処理が終了する。
===保持ドラム31の偏心に伴う回転ムラについて===
前述したように、保持ドラム31は用紙Sを保持した状態で回転する。保持ドラム31は、用紙Sを保持するために、用紙Sを挟持する爪部材37、38を有する。ところで、爪部材37、38を有する保持ドラム31は、偏心しやすい。そして、偏心に起因して、保持ドラム31の回転ムラが発生する。そこで、以下においては、偏心の発生原因と、回転ムラの態様について説明する。
図5Aと図5Bは、用紙Sが、爪部材37、38によって保持ドラム31に保持された状態を示す図である。なお、図5Aに示す用紙Sの長さ(保持ドラム31の回転方向における用紙Sの長さ)は、図5Bに示す用紙Sの長さよりも小さい。
用紙Sは、用紙Sの先端部が爪部材37に、かつ後端部が爪部材38によって挟持されることによって、保持ドラム31に巻き付いた状態で保持される。ここで、爪部材38は、不図示の機構によって、保持ドラム31の回転方向に移動可能となっている(一方で、爪部材37は移動しない)。これは、用紙Sの長さに応じて、爪部材38を用紙Sの後端部を挟持できる位置まで移動させる必要があるからである。
このように、用紙Sの長さに応じて、爪部材37と爪部材38の相対位置が変わる。また、爪部材37、38は、円周方向において、保持ドラム31の外周面の一部にのみ位置する(図2参照)。このため、図5A、5Bに示すように、保持ドラム31の重心位置が、保持ドラム31の回転軸から離れた位置となる(すなわち、保持ドラム31が偏心している)。
また、保持ドラム31の偏心は、用紙Sの幅(用紙Sの、保持ドラム31の軸方向の長さ)や、用紙Sの種類(用紙Sの種類が異なると、例えば用紙Sの重さが異なる)によって、影響を受ける。すなわち、用紙Sの幅が異なる場合や用紙Sの種類が異なると、保持ドラム31の重心位置も変わる。
このように、用紙Sの長さ、幅、種類が異なると、保持ドラム31の偏心の度合いも異なる可能性が高い。
そして、保持ドラム31が偏心した状態で回転する際には、保持ドラム31の回転速度が回転中に変動する、別言すれば回転ムラが生じることとなる。特に、本実施形態においては、保持ドラム31の回転軸32が水平方向に沿って設けられている(図2)ので、回転軸32が鉛直方向に沿って設けられている場合に比べて、回転中に重力の影響を受けやすい。すなわち、保持ドラム31の特定の位置が、鉛直方向の下から上へ向かって移動中の場合には、重力が抗力となるため保持ドラム31の回転速度(図5Aに示す回転速度Va)が小さくなる。一方で、保持ドラム31の特定の位置が、鉛直方向の上から下へ向かって移動中の場合には、重力によって加速されて保持ドラム31の回転速度(図5Aに示す回転速度Vb)が大きくなる。
そして、保持ドラム31の回転ムラが発生することにより、回転中の保持ドラム31に保持された用紙S上のインクの着弾位置が、理想位置からずれる(いわゆるドットずれ)。この結果、用紙Sに印刷された画像の画質が劣化することとなる。
===保持ドラム31の回転制御について===
上述した保持ドラム31の回転ムラを抑制するために、プリンタ1は、以下に説明する保持ドラム31のドラム回転制御を実行する。
本実施形態のドラム回転制御の主な特徴は、(a)ドラムエンコーダ71が検知した保持ドラム31の回転状態に基づいて補正された補正電流の大きさを示し、かつ保持ドラム31の一回転分の一回転分電流プロファイル(後述)、を生成するステップと、(b)生成した一回転分電流プロファイルに応じた補正電流をドラムモータ35に供給して、保持ドラマ31を回転させるステップと、を有することにある。
そして、ドラム回転制御が実行されるときのプリンタ1の各種動作は、主として、コントローラ10により実現される。特に、本実施の形態においては、メモリ13に格納されたプログラムをCPU12が処理することにより実現される。そして、このプログラムは、以下に説明する各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図6は、ドラム回転制御を説明するためのフローチャートである。本フローチャートは、コンピュータ110から印刷命令及び印刷データを受信したところから始まる(ステップS2)。ここで、印刷データには、印刷条件に関する情報が含まれている。この情報は、画像が印刷される用紙Sの長さ、幅、種類等に関するものである。
そして、今回の印刷条件が前回の印刷条件と異なる場合(ステップS4:Yes)には、コントローラ10は、画像の印刷前に、ドラムモータ35に供給する電流を補正する。これは、印刷条件が変更された場合には、前回の印刷条件の際に供給された電流が、今回の印刷条件に適しているとは限らないからである。本実施例においては、印刷条件として、用紙Sの長さ、幅、種類のうちの少なくとも一つが変更された場合には、印刷開始前に電流の補正が行われる。
電流の補正は、以下に説明する手順にて行われる。
図7Aは、ドラムモータ35に供給される電流と、保持ドラム31の回転速度との、制御上の関係を示した図である。図7Bは、保持ドラム31の偏心により回転ムラが発生したことを説明するための図である。図7Cは、電流の補正により回転ムラが解消したことを説明するための図である。
まず、コントローラ10は、用紙Sが保持ドラム31に保持された際に、予め定まった電流プロファイルに応じた電流(図7Aにおいて波線で示されている)をドラムモータ35に供給する(ステップS6)。ここで、電流プロファイルは、電流補正の際の基準となるプロファイルであり、電流補正の度に同一の電流プロファイルが使用される。ドラムモータ35は、電流の供給を受けて保持ドラム31を回転させる。コントローラ10は、図7Aに示すように、加速領域にて加速させた後に、一定電流I1の供給により定速領域において一定速度を維持させ、減速領域で減速して停止するように、保持ドラム31の回転を制御する。なお、本実施例では、保持ドラム31は、定速領域において1回転する。もちろん、定速領域において保持ドラム31が2回転以上回転することとしても良い。
そして、コントローラ10は、保持ドラム31が定速領域において一回転する際の保持ドラム31の回転状態(ここでは、回転量)を、ドラムエンコーダ71を介して検知する(ステップS8)。次に、コントローラ10は、検知した前記回転量から、定速領域における保持ドラム31の回転速度の推移を求める。
ここで、仮に保持ドラム31が偏心の影響を受けずに理想的に回転する場合には、図7Aに示すように定速領域における回転速度の大きさは一定である(すなわち、回転ムラが発生しない)。しかし、前述した偏心の影響を受けて、図7Bに示すように、定速領域における保持ドラム31の回転速度が変動する(すなわち、回転ムラが発生する)。
そこで、コントローラ10は、定速領域における回転速度の変動を抑えるために、ドラムモータ35に供給する電流を補正する(ステップS10)。すなわち、コントローラ10は、図7Cに示すように定速領域における保持ドラム31の回転速度が一定となるように、電流を補正する。
なお、定速領域における電流の大きさは補正されるが、加速領域及び減速領域については、補正は行われない。これは、保持ドラム31の定速領域における回転中に画像の印刷が行われるため、定速領域における回転ムラを抑制すれば済むからである。そして、これにより、電流の補正に要する時間が長くなることも抑制できる。もちろん、加速領域及び減速領域における電流を補正することとしてもよい。
以上のように、定速領域における保持ドラム31の回転速度が同じ大きさを維持するように、電流の補正が行われる。これにより、画像印刷時の保持ドラム31の回転ムラが抑制されることとなる。
図6に示すフローチャートに戻って、ドラム回転制御の説明を続ける。コントローラ10は、補正された補正電流の大きさを示し、かつ保持ドラム31の一回転分の一回転分電流プロファイル(以下、補正後電流プロファイルと呼ぶ)を、印刷開始前に生成する(ステップS12)。すなわち、コントローラ10は、図7Cに示すように、定速領域において保持ドラム31を一回転させるための一回転分電流プロファイルを生成する。
そして、コントローラ10は、生成した一回転分電流プロファイルに応じた補正電流をドラムモータ35に繰り返し供給して、画像の印刷を行う。ここで、画像の印刷は、保持ドラム31の複数回の回転と、ヘッド42(ヘッドキャリッジ41)の移動とによって、行われる。
図8A〜図8Cは、画像印刷の際の保持ドラム31とヘッドキャリッジ41の位置関係を示した図である。図9は、画像印刷の際の電流プロファイルを示した図である。
まず、コントローラ10は、ヘッドキャリッジ41を用紙Sの左端側に位置させた状態(図8A)で、保持ドラム31を定速状態で1回転させる。この1回転は、図9に示す一回転目の一回転分電流プロファイルに応じた補正電流がドラムモータ35に供給されて、行われる(ステップS14)。補正電流が供給されることによって、1回転目における保持ドラム31の回転ムラが抑制される。そして、保持ドラム31が1回転目の回転をする際に、ヘッド42から用紙Sにインクが吐出されるので、回転ムラに起因する画像の画質の劣化が抑制される。
次に、コントローラ10は、保持ドラム31の1回転目の回転が終了する際に(具体的には、保持ドラム31が用紙Sを保持しない非保持領域がヘッドキャリッジ41に対向する際に)、ヘッドキャリッジ41を軸方向の他端側に所定量だけ移動させる(図8B参照)。なお、ヘッドキャリッジ41の移動の際に、ヘッド42からはインクは吐出されない。
コントローラ10は、図9に示す2回目の一回転分電流プロファイル(1回転目と同じ電流プロファイル)に応じた補正電流を、再度ドラムモータ35に供給させる(ステップS16:No、S14)。これにより、保持ドラム31は、停止せずに定速状態で2回転目の回転を行う。この2回転目のときも、回転ムラが抑制される。そして、保持ドラム31が2回転目の回転をする際に、ヘッド42から用紙Sにインクが吐出される。
ここで、保持ドラム31の1回転目及び2回転目の回転が、同じ一回転分電流プロファイルに基づいて行われるので、保持ドラム31の1回転目に形成されるドットと、2回転目に形成されるドットのずれが抑制される。この結果、ドットずれに起因する画質の劣化を抑制できる。
その後、ヘッドキャリッジ41が用紙Sの右端側に位置した状態(図8C)で、ヘッド42からインクが吐出されるまで、上記の動作が繰り返し実行される。このように、コントローラ10は、一回転分電流プロファイルに応じた補正電流をドラムモータ35に繰り返し供給して、保持ドラム31を連続して複数回回転させる際に(ステップS16:Yes)、ヘッド42に用紙Sにインクを吐出させて、画像を印刷する。
これにより、保持ドラム31が複数回回転する間、各回転における回転速度は同じ大きさを示す。この結果、インクの着弾位置が保持ドラム31の回転毎に異なることが、抑制される(回転毎のドットずれが抑制される)。
ところで、今回の印刷条件が前回の印刷条件と同じ場合には(ステップS4:No)、コントローラ10は、前回の印刷条件の際に使用された一回転分電流プロファイル(当該一回転分プロファイルも、過去に補正されたプロファイルである)に応じた電流をドラムモータ35に供給して、保持ドラム31を回転させる(ステップS34)。そして、コントローラ10は、一枚の用紙Sへの印刷が完了するまで(ステップS36:Yes)、前記電流プロファイルに応じた電流を繰り返しドラムモータ35に供給して、保持ドラム31を複数回回転させる。
このように、印刷条件が同じ場合には、前回の電流プロファイルに応じた電流を供給しても、保持ドラム31の回転ムラを抑制できる。さらに、印刷開始前に電流の補正が不要となるので、印刷を迅速に実現できる。
1枚目の用紙Sへの印刷が終了した後、2枚目以降の用紙Sへの印刷を継続する場合には(ステップS18:Yes、S38:Yes)、コントローラ10は、図9に示す一回転分電流プロファイルに応じた補正電流を繰り返し供給して、画像を印刷する。これにより、同一の印刷条件の基で印刷される画像は、適切なものとなる。
<<<変形例>>>
上記の実施例においては、印刷条件として、用紙Sの長さ、幅、種類等が変更された場合に、ドラムモータ35に供給する電流を補正する(一回転分電流プロファイルを生成する)こととしたが、これに限定されるものではない。例えば、プリンタ本体に電源が投入された場合にも、電流を補正することとしてもよい。
ここで、プリンタ本体に電源が投入された場合に、一回転分電流プロファイル生成し、生成した一回転分電流プロファイルに応じた補正電流をドラムモータ35に繰り返し供給して、画像を印刷することの利点について説明する。
時間が経過することによって、保持ドラム31の性能が変化することがある。例えば、保持ドラム31は回転可能となるように軸受け(不図示)に支持されるが、時間の経過に伴い軸受けが摩耗等して、保持ドラム31の回転精度が変化する。このため、時間経過とともに、回転ムラの度合いも変動するがある。
また、プリンタ本体に電源が投入された場合には、前回のプリンタ1の使用から相当の時間が経過していると考えられる。このため、プリンタ本体の電源投入後に前回の補正電流がドラムモータ35に供給されると、時間経過に伴う回転ムラの変動が考慮されないために、保持ドラム31の回転ムラが適切に抑制できない恐れがある。これに対して、プリンタ本体に電源が投入された場合には、再度生成した一回転電流プロファイルに応じて保持ドラム31を回転させることで、時間経過に伴って保持ドラム31等の性能変化に起因する回転ムラを抑制できる。
また、上記の実施例においては、図9に示すように、保持ドラム31が連続回転するときの回転速度は、一定の大きさV1であることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、図10に示すように、保持ドラム31の回転速度が、僅かに変動してもよい(ただし、図10に示す回転速度の変動は、図7Bに示す回転速度の変動よりも小さい)。すなわち、回転ムラとして目立たない程度に、保持ドラム31の回転速度が変動している。図10は、変形例を説明するための図である。
ここで、図10に示す変形例について、説明する。変形例においても、同一の一回転電流プロファイルに応じた補正電流が繰り返し供給されて、保持ドラム31が連続して複数回回転する(画像が印刷される)。同一の電流プロファイルが使用されるので、保持ドラム31の、特定の位置における回転速度は、各回転とも同じとなる。これにより、複数回回転することによるドットずれが抑制される。
===本実施の形態に係るプリンタ1の有効性について===
上述したように、本実施形態のプリンタ1(回転体制御装置の一例)は、(A)外周面に用紙S(被支持体の一例)を支持した状態で回転可能な保持ドラム31(回転体の一例)と、(B)電流の大きさを示す電流プロファイルに応じた電流が供給されて、保持ドラム31を回転させるドラムモータ35(モータの一例)と、(C)回転中の保持ドラム31の回転状態(例えば、保持ドラム31の回転量)を検知するドラムエンコーダ71(検知部材の一例)と、(D)ドラムエンコーダ71が検知した前記回転状態に基づいて補正された補正電流の大きさを示し、かつ保持ドラム31の一回転分の一回転分電流プロファイル、を生成し、生成した一回転分電流プロファイルに応じた補正電流をドラムモータ35に供給して、保持ドラム31を回転させるコントローラ10(制御部の一例)と、を備える。これにより、用紙Sを支持する保持ドラム31の回転ムラを容易に抑制することが可能となる。
すなわち、ドラムエンコーダ71が検知した保持ドラム31の回転量(具体的には、この回転量によって求められた回転速度)に基づいて電流が補正されるため、保持ドラム31の偏心(爪部材37、38や、用紙Sに起因する偏心)等を反映した適切な電流プロファイル(一回転分電流プロファイル)が生成される。そして、生成された一回転分電流プロファイルに応じた補正電流をドラムモータ35に供給することによって、保持ドラム31の回転ムラが抑制されるので、回転中に回転速度を補正(例えば、フィードバック制御)等する必要が無い。従って、保持ドラム31の回転ムラを、簡易な制御にて容易に抑制できる。
さらに、一回転分電流プロファイルに応じた補正電流は、ドラムモータ35に一定電流(図7Aに示す電流I1)が供給されるときの保持ドラム31の回転状態に基づいて補正された電流であることとした。
かかる場合には、電流補正の度に同じ一定電流I1を供給してサンプリングするので、簡易な制御にて一回転分電流プロファイルを生成できる。
さらに、前記回転体制御装置は、前記被支持体である用紙S(媒体の一例)にインク(液体の一例)を吐出するヘッド42(吐出部の一例)を備えたインクジェットプリンタ(液体吐出装置の一例)であることとした。そして、コントローラ10は、図9に示すように、生成した一回転分電流プロファイルに応じた補正電流をドラムモータ35に繰り返し供給して、用紙Sを支持する保持ドラム31を複数回回転させる際に、ヘッド42に用紙Sにインクを吐出させて、画像を印刷することとした。
かかる場合には、用紙Sを保持した保持ドラム31が連続回転する際に、回転ムラに起因してインクの着弾位置がずれる(着弾位置がずれると、濃度ムラとなる)ことを抑制できる。この結果、用紙Sに印刷される画像の画質低下を抑制できる。
さらに、ヘッド42が、保持ドラム31の一回転毎に軸方向に移動して、保持ドラム31の回転中に用紙Sにインクを吐出することにより、一枚の用紙Sに画像が印刷されることとした(図8A〜図8C参照)。そして、コントローラ10は、一枚の用紙Sへの画像の印刷が終了するまで、生成した一回転分電流プロファイルに応じた補正電流をドラムモータ35に繰り返し供給して、保持ドラム31を複数回回転させることとした。
かかる場合には、一枚の用紙Sへの画像印刷が終了するまで補正電流を繰り返し供給することによって、画像印刷が終了するまで保持ドラム31の回転ムラが抑制されるので、用紙Sに画像が適切に印刷されることとなる。
さらに、コントローラ10は、印刷条件として、用紙Sの、保持ドラム31の回転方向長さ(すなわち、用紙Sの長さ)、及び保持ドラム31の軸方向長さ(すなわち、用紙Sの幅)と、用紙Sの種類(用紙Sの種類が異なると、例えば用紙Sの重さが異なる)と、のうちの少なくとも一つが変更された場合には、印刷開始前に一回転分電流プロファイルを生成する(図6)。そして、コントローラ10は、生成した一回転分電流プロファイルに応じた補正電流をドラムモータ35に繰り返し供給して、画像を印刷することとした。かかる場合には、以下に説明するように、保持ドラム31の回転ムラを効果的に抑制できる。
すなわち、用紙Sの長さや幅等が変わる場合には、用紙Sの支持状態が変動する(具体的には、用紙Sを挟持する爪部材38の、保持ドラム31に対する位置が変わる)。この結果、保持ドラム31の重心位置も変わり、偏心の度合いも変動する蓋然性が高い。このため、用紙Sの長さ等が変わった場合に、前回の補正電流が供給されると、保持ドラム31の回転ムラが適切に抑制できない。これに対して、用紙Sの長さ等が変わった場合に、再度生成した一回転電流プロファイルに応じて保持ドラム31を回転させることで、保持ドラム31の回転ムラを効果的に抑制できる。
さらに、コントローラ10は、プリンタ本体(回転体制御装置本体の一例)に電源が投入された場合には、印刷開始前に一回転分電流プロファイルを生成し、生成した一回転分電流プロファイルに応じた補正電流をドラムモータ35に繰り返し供給して、画像を印刷することとした。かかる場合には、既述したように、時間経過に伴って保持ドラム31等の性能変化に起因する回転ムラを抑制できる。
===その他の実施の形態===
一実施形態としてのプリンタ等を説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
また、上記の実施形態では、回転体制御装置として液体吐出装置であるプリンタ1を例に挙げて説明したが、液体吐出装置以外の装置でも良い。例えば、回転体制御装置は、用紙Sを支持する回転体を有するレーザープリンタであっても良い。
また、上記の実施形態では、液体吐出装置としてインクジェットプリンタが説明されていたが、これに限られるものではない。例えば、カラーフィルタ製造装置、染色装置、微細加工装置、半導体製造装置、表面加工装置、三次元造形機、液体気化装置、有機EL製造装置(特に高分子EL製造装置)、ディスプレイ製造装置、成膜装置、DNAチップ製造装置などのインクジェット技術を応用した各種の液体吐出装置に、本実施形態と同様の技術を適用しても良い。
また、上記の実施形態では、検知部材としてロータリエンコーダを例に挙げて説明したが、保持ドラム31の回転状態(回転量等)を検知できれば、どのような構成でも良い。
また、インクの吐出方式としてピエゾ素子を利用するものに限られず、例えばサーマルプリンタなどにも適用できる。また、上記の実施形態においては、インクは紫外線硬化型インクであることとしたが、これに限定されるものではない。
プリンタ1の全体構成を示すブロック図である。 プリンタ1の主要部の構成を示した図である。 ドラムユニット30、ヘッドユニット40、及び紫外線照射ユニット50の断面構造を示した図である。 図4Aは、ヘッドユニット40を示した斜視図である。図4Bは、図4Aの矢印Fで示す方向からヘッド42を見たときの、ヘッド42の正面図である。 図5Aと図5Bは、用紙Sが、爪部材37、38によって保持ドラム31に保持された状態を示す図である。 ドラム回転制御を説明するためのフローチャートである。 図7Aは、ドラムモータ35に供給される電流と、保持ドラム31の回転速度との、制御上の関係を示した図である。図7Bは、保持ドラム31の偏心により回転ムラが発生したことを説明するための図である。図7Cは、電流の補正により回転ムラが解消したことを説明するための図である。 図8A〜図8Cは、画像印刷の際の保持ドラム31とヘッドキャリッジ41の位置関係を示した図である。 画像印刷の際の電流プロファイルを示した図である。 変形例を説明するための図である。
符号の説明
1 プリンタ、10 コントローラ、11 インターフェース、12 CPU、
13 メモリ、14 ユニット制御回路、15 タイマー、20 給排紙ユニット、
21 給紙部、22 排紙部、30 ドラムユニット、31 保持ドラム、
32 回転軸、33 外周面、35 ドラムモータ、37、38 爪部材、
40 ヘッドユニット、41 ヘッドキャリッジ、42 ヘッド、
44a〜44e ノズルプレート、43 収容室、46 ガイド軸、47 ガイド軸、
50 紫外線照射ユニット、51 照射部キャリッジ、52 紫外線照射部、
53 ランプ、56 ガイド軸、57 ガイド軸、70 検出器群、
71 ドラムエンコーダ、110 コンピュータ

Claims (2)

  1. 外周面に被支持体を支持した状態で回転可能な回転体と、
    電流の大きさを示す電流プロファイルに応じた電流が供給されて、前記回転体を回転させるモータと、
    回転中の前記回転体の回転状態を検知する検知部材と、
    前記被支持体に液体を吐出する吐出部と、
    前記検知部材が検知した前記回転状態に基づいて補正された補正電流の大きさを示前記回転体の一回転分の一回転分電流プロファイルを生成し、生成した前記一回転分電流プロファイルに応じた前記補正電流を前記モータに繰り返し供給して前記被支持体を支持した前記回転体を複数回回転させると共に、前記吐出部から前記被支持体に対して前記液体を吐出させて画像を印刷する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記印刷条件として、前記被支持体の前記回転体の回転方向長さ、前記被支持体の前記回転体の軸方向長さ及び前記被支持体の種類、のうちの少なくとも一つが変更された場合に、前記印刷開始前に前記一回転分電流プロファイルを生成する
    ことを特徴とする回転体制御装置。
  2. 請求項1に記載の回転体制御装置であって、
    前記制御部は、回転体制御装置本体に電源が投入された場合には、印刷開始前に前記一回転分電流プロファイルを生成し、生成した前記一回転分電流プロファイルに応じた前記補正電流を前記モータに繰り返し供給して、前記画像を印刷する
    ことを特徴とする回転体制御装置。
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