JP5168872B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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Description

本発明は半導体集積回路に関し、特に表示装置のアドレスを駆動する半導体集積回路に関する。
プラズマディスプレイパネル(Plasma Display Panel,PDP)のアドレスを制御する集積回路(Integrated Circuit,IC)として、PDPアドレスドライバICがある。
PDPアドレスドライバICは、一般的に動作電圧が50V以上の高電圧、瞬間電流が5A以上、消費電流が300mA以上の大電流を要し、100個以上の多数の出力ビット部を備えている。
最近では、多数の出力ビット部を備えたPDPアドレスドライバICの小型化を図るために、セミスリム型のPDPアドレスドライバICが開発されている(例えば、非特許文献1参照。)。このセミスリム型のPDPアドレスドライバICとは、例えば、図5に示すレイアウトをしている。
図5はPDPアドレスドライバICのレイアウトを説明する要部図である。この図は、PDPアドレスドライバICを上から眺めた平面図を示している。
PDPアドレスドライバIC200は、中央部に増幅回路部201を備え、両端に外部接続用の端子が複数配置されている。
例えば、一方の縁部202には、縁部202の中央に入力端子203、高圧グランド端子204及び高圧電源端子205が集中して配置されている。そして、高圧グランド端子204及び高圧電源端子205からは、それぞれ高圧グランド配線206、高圧電源配線207が接続され、高圧グランド配線206及び高圧電源配線207がPDPアドレスドライバIC200の平面内で引き回されように配設されている。
ところで、このPDPアドレスドライバIC200は、実際には図5の奥から手前にかけて、金属配線が積層構造(多層配線構造)により形成され、上述した高圧グランド配線206及び高圧電源配線207は、PDPアドレスドライバIC200の多層配線の最上層にパターン形成されている。
例えば、積層構造が3層構造である場合、高圧グランド配線206及び高圧電源配線207は3層目に位置し、その下層には、ロジック回路からの信号配線(不図示)や、高耐圧回路の出力端子に接続された配線(不図示)等が複雑に配設されている。
そして、高圧グランド配線206及び高圧電源配線207の下層には、出力ビット部208が矢印Cの範囲で隙間なく並設されている。そして、3層目の配線層で形成される入力端子203から入った信号が増幅回路部201を通じて、内部回路で信号処理された後、出力ビット部208に送信され、3層目の配線層で形成される出力端子209から出力される。そして、パネル(不図示)のアドレスを指定する。
このように、図5に示すセミスリム型のPDPアドレスドライバIC200では、PDPアドレスドライバICの小型化を図るために、出力ビット部208がPDPアドレスドライバIC200の両端に隙間なく並設されている。また、全ての出力ビット部208の上層には高圧グランド配線206が形成されている。
次に、上述した出力ビット部208の構成について説明する。
図6は出力ビット部の構成を説明する要部図であり、(A)は出力ビット部のレイアウト図、(B)は出力ビット部の回路構成図である。
図6(A)に示すように、出力ビット部208は、矢印Dで示した領域にパネルに信号を出力する高耐圧回路部が配置され、矢印Eで示した領域に、高耐圧回路を制御するロジック回路部がセットになって配置されている。そして、高耐圧回路部の上層には、上述した高圧グランド配線206及び高圧電源配線207が配設されている。また、図5では図示しなかったが、ロジック回路部の上層には、ロジック回路部にグランド電位を供給するロジックグランド配線210が配設されている。また、ロジック回路部に所定の電圧を供給するロジック電源配線211が配設されている。
そして、図6(B)に示すように、高耐圧回路部は、能動素子P1,P2,N1,N2よって構成されるレベルシフタ回路と、能動素子P3,N3より構成される出力回路を含んだ構成をしている。ここで、レベルシフタ回路は、ロジック回路部からの信号を受信して高電圧の信号に変換する回路であり、出力回路は、ロジック回路部からの信号に基づいて電源電位又はグランド電位を出力する。
このように出力ビット部208は、高耐圧回路部とロジック回路部を備え、PDPアドレスドライバIC200の長手方向の両端に隙間なく並設されている。
ところで、近年のPDPモジュールは、PDPモジュール全体のコストダウンを図るために、PDPモジュール1個単位のPDPアドレスドライバICの数を減らす傾向にある。PDPモジュール1個単位のPDPアドレスドライバICの数を減らす場合、出力性能の維持を図るためには、PDPアドレスドライバIC1個単位の出力ビット部の数を増加させる必要がある。例えば、現在のPDPモジュール1個単位の出力ビット部の数は256のものが主流であるが、次世代では384以上へと移行する傾向にある。
T.Nomiyama,K.Kawamura,A.Fukuchi,K.Sato,Y.Shigeta, and G.Tada, "New 256-ch PDP Address Driver IC with Reducing Switching Noise" Proc. of International Display Workshop / Asia Display(IDW/AD'05),pp.453-456(2005)
しかしながら、PDPアドレスドライバIC1個に備えられる出力ビット部の数が増加すれば、PDPアドレスドライバIC内の消費電流が増加するため、PDPアドレスドライバIC内に配設されている金属配線の電流許容量を増加させなければならない。即ち、上述した高圧グランド配線206、高圧電源配線207等の線幅を増加させて、電流許容量を増加させる必要がある。ところが、出力ビット部の増加比率に伴って、単純に金属配線の幅を増加させると、次のような不具合が生じる。
図7は幅広の金属配線を配置させた場合の出力ビット部の配置関係を説明する要部図である。
図示するように、高圧電源配線213は、高耐圧回路部が配置されている直上の領域外に配置される。
具体的には、PDPアドレスドライバICの消費電流が400mAだとすると、配線幅に対する金属配線の電流容量は2(mA/μm)の場合、この電流容量に対応できる金属配線幅は、高圧グランド配線212及び高圧電源配線213共に200μmになる。例えば、高耐圧回路部が配置されている領域の幅を350μmとすると、この直上の領域から50μm超えて、高圧電源配線213が配置することになる。即ち、能動素子が形成されていない領域上に、高圧電源配線213が配置することになる。
このような問題を解決するためには、矢印Eに示すロジック回路部が配置されている領域の直上に、高圧グランド配線212または高圧電源配線213を延出させる方法がある。しかし、ロジック回路部の上層には、ロジックグランド配線210及びロジック電源配線211を配設する領域を確保しなければならず、ロジック回路部が配置されている領域の直上に高圧グランド配線212または高圧電源配線213を延出させることは難しい。
また、高圧グランド配線及び高圧電源配線の厚さを増加させて、電流許容量を確保するという方法も考えられる。
しかし、一般に金属配線の厚みを増した場合は、エッチング加工が不充分になることを避けるため、配線間の間隔を広くしなければならない。このため微細なロジック信号配線に厚さを増した配線を用いる場合、ロジック信号配線を形成する領域の面積が大きくなってしまう。
従って、図7に示すような構成で、金属配線の充分な電流許容量を確保しようとすると、上述したように高耐圧回路部及びロジック回路部領域からはみ出して高圧グランド配線212または高圧電源配線213を配置しなければならず、その結果、PDPアドレスドライバICの短手方向の距離が拡大し、PDPアドレスドライバIC1個単位のサイズが大きくなるという問題があった。
また、図6(A)に示す構成では、高耐圧回路部の安定な動作を確保するため、高圧グランド配線206及び高圧電源配線207の幅を充分にとっており、そのため高耐圧回路部形成領域上のほとんどの領域において最上層金属配線は高圧グランド配線206及び高圧電源配線207より構成されていた。このため、出力端子209は、図6(A)に示すように高耐圧回路部が配置されている領域の直上の領域外に配置されていた。このため、図5に示すように、出力端子209をPDPアドレスドライバの両端に形成させると、PDPアドレスドライバICの短手方向の距離が縮小できないという問題があった。
さらに、図5に示すPDPアドレスドライバIC200では、高圧グランド配線206及び高圧電源配線207をPDPアドレスドライバIC200の平面内で周回させるように配置しているために、PDPアドレスドライバIC200の長手方向の端部において、出力端子が形成されていない領域(図中の矢印Fで示す領域)上にも、高圧グランド配線206及び高圧電源配線207が配置され、PDPアドレスドライバIC200の長手方向の距離を縮小できないという問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、ディスプレイパネルのアドレスを制御する半導体集積回路において、小型ながら充分な電流許容量を備えさせ、多数の出力ビット部を備えた半導体集積回路を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、表示装置を駆動する半導体集積回路において、能動素子に外部より供給される第1の電位を供給する平板状の第1の金属配線層と、前記能動素子に外部より供給される第2の電位を供給する平板状の第2の金属配線層とが複数の層に分けて形成され、前記複数の層の平面形状が矩形形状であり、前記複数の層の最上層において、前記第1の金属配線層が前記矩形形状の短手方向中心を長手方向に延びる線上に配設され、前記第2の金属配線層が前記第1の金属配線層を取り囲むように配設され、前記複数の層の最下層において、前記第1の金属配線層が前記長手方向に延びる線を挟んで両側に配設され、前記第2の金属配線層が前記第1の金属配線層の外側に隣接して配設されていることを特徴とする半導体集積回路が提供される
また、前記複数の層の最上層において、前記半導体集積回路の出力端子の一部または全部が前記能動素子が形成されている領域の直上の領域内に形成されているものとする。
本発明では、表示装置を駆動する半導体集積回路において、半導体集積回路に形成された能動素子に外部より第1の電位を供給する平板状の第1の金属配線層と、能動素子に電源電位を供給する平板状の外部より第2の電位金属配線層とを複数の層形成して配設するようにした。
これにより、表示装置のアドレスを制御する半導体集積回路は、小型ながら充分な電流許容量を備えることができ、多数の出力ビット部を備えることができる。
さらに、半導体集積回路の出力端子の一部または全部が能動素子が形成されている領域の直上の領域内に形成させた場合、より小型化を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
最初に、第1の実施の形態について説明する。第1の実施の形態では、高圧電源配線及び高圧グランド配線が配設された層が積層されている。そして最上層において、出力端子一部または全てが能動素子形成領域直上の領域内に形成されている。
図1は第1の実施の形態のPDPアドレスドライバICの要部断面図である。
この図は、PDPアドレスドライバICの短手方向から眺めた出力ビット部10の1個分に形成された半導体集積回路の要部断面を模式的に表している。図中で第1層、第2層、第3層までの金属配線は主要部のみ表示してある。
Si(シリコン)基板11上には、表示装置に信号を出力する高耐圧回路部12と、高耐圧回路部12を制御するロジック回路部13が設けられている。高耐圧回路部12とロジック回路部13には、それぞれの回路を構成する能動素子14,15,16,17が形成されている。ここで、能動素子とは、例えばMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタであり、高耐圧回路部12並びにロジック回路部13のようにSi基板11上に能動素子が形成されている領域を能動素子形成領域18と定義する。
そして、能動素子14,15,16,17のそれぞれのソース・ドレイン領域14a,14b,15a,15b,16a,16b,17a,17b上には、プラグ電極19a,19b,20a,20b,21a,21b,22a,22bが形成され、ソース・ドレイン領域14a,15a,16a,17aと積層構造の第1層目にパターン形成されたそれぞれの配線層30,31,32,33とがプラグ電極19a,20a,21a,22aを介して、電気的に接続されている。そして、配線層30,31,32,33上には、さらにプラグ電極35,36,37,38が形成され、第2層目にパターン形成された配線層40,41,42,43と第1層目に形成されたそれぞれの配線層30,31,32,33とがプラグ電極35,36,37,38を介して電気的に接続されている。
第3層においては、第1の金属配線である高圧グランド配線層50がプラグ電極47を介して配線層42に電気的に接続されている。また、第2の金属配線である高圧電源配線層51がプラグ電極48を介して配線層43に電気的に接続されている。
このように、高耐圧回路部12の直上に、高圧グランド配線層50及び高圧電源配線層51が配設され、高圧グランド配線層50から高耐圧回路部12にグランド電位が供給され、高圧電源配線層51から高耐圧回路部12に高圧電源電位が供給される。
そして、第3層においては、上述した高圧グランド配線層50及び高圧電源配線層51の他、ロジックグランド配線層52がプラグ電極46を介して配線層41に電気的に接続されている。また、ロジック電源配線層53がプラグ電極45を介して配線層40に電気的に接続されている。
このように、ロジック回路部13の直上に、ロジックグランド配線層52及びロジック電源配線層53が配設され、ロジックグランド配線層52からロジック回路部13にグランド電位が供給され、ロジック電源配線層53からロジック回路部13に所定の電位が供給される。
尚、プラグ電極22b上に形成された配線層34上と配線層44とは、プラグ電極39を介して電機的に接続され、さらに配線層44は、プラグ電極49を介して配線層54に電気的に接続されている。
そして、この実施の形態では、第3層の上にさらに第4層を形成し、第4層においても高圧グランド配線層60及び高圧電源配線層61を配設している。
具体的には、第4層目の高圧グランド配線層60を第3層目にパターン形成したロジックグランド配線層52、ロジック電源配線層53及び高圧グランド配線層50の上層に配置し、第4層目の高圧グランド配線層60と第3層目の高圧グランド配線層50とをプラグ電極55を介して電気的に接続している。即ち、第4層目の高圧グランド配線層60と第3層目の高圧グランド配線層50とは、同電位である。
また、第4層目の高圧電源配線層61を第3層目にパターン形成した高圧グランド配線層50及び高圧電源配線層51の上層に配置し、第4層目の高圧電源配線層61を第3層目の高圧電源配線層51とプラグ電極56を介して電気的に接続している。即ち、第4層目の高圧電源配線層61と第3層目の高圧電源配線層51とは、同電位である。
そして、出力端子62は、プラグ電極57を介して配線層54に電気的に接続されている。さらに、出力端子62上には、材質がAu(金)のバンプ63が形成されている。
尚、第1〜4層に設けた金属配線層の材質は、例えばAlCu(アルミニウムと銅の合金)である。また、第1〜4層の各配線層の間には酸化膜等の層間絶縁膜が形成されている。
このように、第1の実施の形態では、高耐圧回路部12に所定の電位を供給する高圧グランド配線層及び高圧電源配線層を複数層に分けて立体的に配設し、それぞれを導通させることにより、PDPアドレスドライバICのサイズを増加させることなく、高耐圧回路部12に所定の電位を供給する高圧グランド配線層及び高圧電源配線層の線幅を増加させている。
そして、出力端子62については、その一部が第3層目の高圧電源配線層51の上層、即ち高耐圧回路部12の直上の領域内に形成されている。また、出力端子62については、その全てを第3層目の高圧電源配線層51の上層、即ち高耐圧回路部12の直上の領域内に形成させてもよい。
従って、出力端子62については、図6に示す高耐圧回路部が配置されている領域の直上の領域外に配置する必要がなくなり、PDPアドレスドライバICの短手方向の距離を縮小させることができる。高圧グランド配線層50,60と、高圧電源配線層51,61を複数の層を形成して配設すると、単層で形成する場合に比べ工程が増加するが、出力端子62を高耐圧回路部12が配置されている直上に配置することによりチップを小型化できるため、半導体集積回路全体としては、図5及び図6に示す構成と比べてコストを下げることができる。
以上、出力ビット部10の1個分に形成された半導体集積回路の要部断面に基づき、各金属配線層の立体的な配置を説明してきたが、PDPアドレスドライバIC全体では、どのように金属配線層がパターン形成されているのかを理解するために、PDPアドレスドライバIC全体の平面図を用いて第1の実施の形態の金属配線層の立体的な配置について説明する。
図2は第1の実施の形態のPDPアドレスドライバICの要部平面図であり、(A)は積層構造の第3層の要部平面図であり、(B)は積層構造の第4層の要部平面図である。図示するように、PDPアドレスドライバICの平面は、矩形状をしている。また、図中の点線Aの領域は、図1に示したSi基板11上に設けた能動素子形成領域18の外端を示している。
最初に、図2(A)に示すPDPアドレスドライバICの第3層の要部平面構造について説明する。
PDPアドレスドライバIC100の積層構造の第3層においては、高耐圧回路部(不図示)にグランド電位を供給する平板状の高圧グランド配線層50a,50bが平行に、PDPアドレスドライバIC100の長手方向の両側に並設されている。また、高圧グランド配線層50a,50bの外側には、高圧グランド配線層50a,50bに隣接するように、平板状の高圧電源配線層51a,51bが平行に、PDPアドレスドライバIC100の長手方向の両側に並設されている。これらの高圧グランド配線層50a,50b、高圧電源配線層51a,51bは共に、点線Aの領域内にあり、能動素子形成領域18の外端から内側の領域に配置されている。
次に、図2(B)を用いて、PDPアドレスドライバIC100の第4層の要部平面構造について説明する。
PDPアドレスドライバIC100の積層構造の第4層においては、平板状の高圧グランド配線層60がPDPアドレスドライバIC100の長手方向の中心線上に配置されている。そして、この高圧グランド配線層60と図2(A)に示す第3層目に配置した高圧グランド配線層50a,50bとは、第3層と第4層との間に形成されたビア(不図示)を介して導通されている。
また、高圧グランド配線層60の外側には、高圧グランド配線層60を取り囲むように平板状の高圧電源配線層61が引き回されている。そして、高圧電源配線層61と図2(A)に示す第3層に配置された高圧電源配線層51a,51bとは、第3層と第4層との間に形成されたビア(不図示)を介して導通されている。
これらの高圧グランド配線層60、高圧電源配線層61は共に、点線Aの領域内にあり、能動素子形成領域18の外端から内側の領域に配置されている。
そして、出力端子62については、その一部または全てが能動素子形成領域18の直上の領域内に形成されている。ここで、図中に示す矢印Bは、出力端子62が矢印Bの範囲にも、隙間なく配置されていることを意味している。
尚、高圧グランド配線層60、高圧電源配線層61からは、それぞれ端子70a,70bが延出され、端子70a,70bの一部または全てが能動素子形成領域18の直上の領域内に形成されている。
このようにPDPアドレスドライバIC100においては、半導体集積回路に形成された能動素子に外部よりグランド電位を供給する平板状の高圧グランド配線層50a,50b,60と、能動素子に外部より電源電位を供給する平板状の高圧電源配線層51a,51b,61とを配設する層が複数の層を形成して半導体集積回路に配設されている。
そして、高圧グランド配線層50a,50b,60及び高圧電源配線層51a,51b,61が能動素子形成領域18の直上の領域内に配置されている。
このようなPDPアドレスドライバIC100によれば、第3層及び第4層において高圧グランド配線層50a,50b,60及び高圧電源配線層51a,51b,61が立体的に配設されている。従って、高圧グランド配線層50a,50b,60及び高圧電源配線層51a,51b,61によって、その線幅が充分に確保されている。
その結果、充分な電流許容量を確保するために、高圧グランド配線層及び高圧電源配線層の線幅を拡大しても、PDPアドレスドライバIC100の短手方向の距離が拡大することはない。
特に、第3層及び第4層に高圧グランド配線層50a,50b,60及び高圧電源配線層51a,51b,61を配設させた場合は、第3層のみに高圧グランド配線層及び高圧電源配線層を配設させた場合のそれぞれの線幅に比べて、半分以下の線幅にすることもできる。そして、第3層においては、高圧グランド配線層50a,50b及び高圧電源配線層51a,51bのそれぞれの線幅が縮小した結果、別の配線パターン(例えば、ロジックグランド配線層52やロジック電源配線層53)を新たに発生した空の領域に配置することもできる。
また、高圧グランド配線層50a,50b,60の充分な線幅によって、高圧グランド配線層50a,50b,60の寄生抵抗がより減少し、能動素子に安定なグランド電位を供給することができる。その結果、PDPアドレスドライバIC100の出力信号の誤動作をより減少させることができる。
また、出力端子62については、その一部または全てが第3層目の高圧電源配線層51の上層、即ち能動素子形成領域18の直上の領域内に形成されている。
従って、出力端子62については、図6に示す高耐圧回路部が配置されている領域の直上の領域外に配置する必要がなくなり、PDPアドレスドライバICの短手方向の距離を縮小させることができる。その結果、PDPアドレスドライバICの小型化が達成できる。
また、図5に示すPDPアドレスドライバIC200では、PDPアドレスドライバIC200の長手方向の端部において、出力端子が形成されていない領域(図中の矢印Fで示す領域)上にも、高圧グランド配線206及び高圧電源配線207を配置している。即ち、能動素子が形成されていない領域上に、高圧グランド配線206及び高圧電源配線207を配置している。
しかし、図1,2に示すPDPアドレスドライバIC100では、第3層及び第4層に高圧グランド配線層50a,50b,60及び高圧電源配線層51a,51b,61を能動素子が形成されている領域上に配置させているので、図5に示す矢印Fで示す範囲の領域に高圧グランド配線層及び高圧電源配線層を引き回す必要がない。その結果、PDPアドレスドライバICの長手方向の距離を縮小させることができる。その結果、PDPアドレスドライバICの小型化が達成できる。
次に、第2の実施の形態について説明する。尚、以下の説明では、図1及び図2に示した要素と同一の要素については、同一の符号を附し、その説明の詳細は省略する。また、この実施の形態では、第3層の構成が図2(A)に示す第1の実施の形態の第3層の構造と同一なので、その図面、詳細の説明は割愛する。
図3は第2の実施の形態のPDPアドレスドライバICの要部平面図である。
図中の点線Aの領域は、図1に示したSi基板11上に設けた能動素子形成領域18の外端を示している。
PDPアドレスドライバIC101の積層構造の第4層においては、平板状の高圧グランド配線層64a,64b,64cがPDPアドレスドライバIC101の長手方向の中心線上に配置されている。これらの高圧グランド配線層64a,64b,64cは導通されており、同電位である。そして、この高圧グランド配線層64a,64b,64cと図2(A)に示す第3層目に配置した高圧グランド配線層50a,50bとは、第3層と第4層との間に形成されたビア(不図示)を介して導通されている。
また、高圧グランド配線層64a,64cの両側及び高圧グランド配線層64bの片側には、平板状の高圧電源配線層65が配置されている。さらに、高圧電源配線層65は、その一部を高圧グランド配線層64aと高圧グランド配線層64bの間隙、高圧グランド配線層64cと高圧グランド配線層64bの間隙で横断させて、高圧グランド配線層64a,64cの両側に配置した高圧電源配線層65同士を導通させている。
そして、高圧電源配線層65と図2(A)に示す第3層目に配置された高圧電源配線層51a,51bとは、第3層と第4層との間に形成されたビア(不図示)を介して導通されている。
これらの高圧グランド配線層64a,64b,64c、高圧電源配線層65は共に、点線Aの領域内にあり、能動素子形成領域18の外端から内側の領域に配置されている。
そして、出力端子62については、その一部または全てが能動素子形成領域18の直上の領域内に形成されている。ここで、図中に示す矢印Bは、出力端子62が矢印Bの範囲にも、隙間なく配置されていることを意味している。
このようにPDPアドレスドライバIC101においては、半導体集積回路に形成された能動素子にグランド電位を供給する平板状の高圧グランド配線層50a,50b,64a,64b,64cと、能動素子に電源電位を供給する平板状の高圧電源配線層51a,51b,65とを配設する層が複数の層を形成して半導体集積回路に配設されている。
そして、高圧グランド配線層50a,50b,64a,64b,64c及び高圧電源配線層51a,51b,65が能動素子形成領域18の直上の領域内に配置されている。
このようなPDPアドレスドライバIC101によれば、第3層及び第4層において高圧グランド配線層50a,50b,64a,64b,64c及び高圧電源配線層51a,51b,65が立体的に配設されている。従って、高圧グランド配線層50a,50b,64a,64b,64c及び高圧電源配線層51a,51b,65によって、その線幅が充分に確保されている。
その結果、充分な電流許容量を確保するために、高圧グランド配線層及び高圧電源配線層の線幅を拡大しても、PDPアドレスドライバIC101の短手方向の距離が拡大することはない。
特に、第3層及び第4層に高圧グランド配線層50a,50b,64a,64b,64c及び高圧電源配線層51a,51b,65を配設させた場合は、第3層のみに高圧グランド配線層及び高圧電源配線層を配設させた場合のそれぞれの線幅に比べて、半分以下の線幅にすることもできる。
そして、第3層においては、高圧グランド配線層50a,50b及び高圧電源配線層51a,51bのそれぞれの線幅が縮小した結果、別の配線パターン(例えば、ロジックグランド配線層52やロジック電源配線層53)を新たに発生した空の領域に配置することもできる。
また、高圧グランド配線層50a,50b,64a,64b,64cによる充分な線幅によって、高圧グランド配線層50a,50b,60の寄生抵抗がより減少し、能動素子に安定なグランド電位を供給することができる。その結果、PDPアドレスドライバIC101の出力信号の誤動作をより減少させることができる。
また、出力端子62については、その一部または全てが第3層目の高圧電源配線層51の上層、即ち能動素子形成領域18の直上の領域内に形成されている。
従って、出力端子62については、図6に示す高耐圧回路部が配置されている領域の直上の領域外に配置する必要がなくなり、PDPアドレスドライバICの短手方向の距離を縮小させることができる。その結果、PDPアドレスドライバICの小型化が達成できる。
また、図5に示すPDPアドレスドライバIC200では、PDPアドレスドライバIC200の長手方向の端部において、出力端子が形成されていない領域(図中の矢印Fで示す領域)上にも、高圧グランド配線206及び高圧電源配線207を配置している。即ち、能動素子が形成されていない領域上に、高圧グランド配線206及び高圧電源配線207を配置している。
しかし、図3に示すPDPアドレスドライバIC101では、第3層及び第4層に高圧グランド配線層50a,50b,64a,64b,64c及び高圧電源配線層51a,51b,65を能動素子が形成されている領域上に配置させているので、図5に示す矢印Fで示す範囲の領域に高圧グランド配線層及び高圧電源配線層を引き回す必要がない。その結果、PDPアドレスドライバICの長手方向の距離を縮小させることができる。その結果、PDPアドレスドライバICの小型化が達成できる。
次に、第3の実施の形態について説明する。尚、以下の説明では、図1乃至図3に示した要素と同一の要素については、同一の符号を附し、その説明の詳細は省略する。図中の点線Aの領域は、図1に示したSi基板11上に設けた能動素子形成領域18の外端を示している。
図4は第3の実施の形態のPDPアドレスドライバICの要部平面図であり、(A)は積層構造の第3層の要部平面図であり、(B)は積層構造の第4層の要部平面図である。
最初に、図4(A)に示すPDPアドレスドライバICの第3層の要部平面構造について説明する。
PDPアドレスドライバIC102の積層構造の第3層においては、高耐圧回路部(不図示)にグランド電位を供給する平板状の高圧グランド配線層50a,50bが平行に、PDPアドレスドライバIC102の長手方向の両側に並設されている。また、高圧グランド配線層50a,50bに隣接するように、平板状の高圧電源配線層51a,51bが平行に、PDPアドレスドライバIC102の長手方向の両側に並設されている。これらの高圧グランド配線層50a,50b、高圧電源配線層51a,51bは共に、点線Aの領域内にあり、能動素子形成領域18の外端から内側の領域に配置されている。
そして、高圧グランド配線層50aと高圧グランド配線層50bの間の領域には、ロジック回路部(不図示)にグランド電位を供給するロジックグランド配線層52(第3の金属配線)が引き回されている。さらに、ロジックグランド配線層52によって取り囲まれた領域には、ロジック回路部(不図示)に電源電位を供給するロジック電源配線層53(第4の金属配線)が引き回されている。
次に、図4(B)を用いて、PDPアドレスドライバIC102の第4層の要部平面構造について説明する。
PDPアドレスドライバIC102の積層構造の第4層においては、能動素子形成領域18の直上の領域内で平板状の高圧グランド配線層66が引き回されている。そして、この高圧グランド配線層66と図4(A)に示す第3層目に配置した高圧グランド配線層50a,50bとは、第3層と第4層との間に形成されたビア(不図示)を介して導通されている。
また、高圧グランド配線層66の外側には平板状の高圧電源配線層67が引き回されている。そして、高圧電源配線層67と図4(A)に示す第3層目に配置された高圧電源配線層51a,51bとは、第3層と第4層との間に形成されたビア(不図示)を介して導通されている。
これらの高圧グランド配線層66、高圧電源配線層67は共に、PDPアドレスドライバIC102の平面内で引き回され、且つ点線Aの領域内にあり、能動素子形成領域18の外端から内側の領域に配置されている。
また、高圧グランド配線層66で取り囲まれた領域には、ロジックグランド配線層68が引き回されている。そして、ロジックグランド配線層68と図4(A)に示す第3層目に配置したロジックグランド配線層52とは、第3層と第4層との間に形成されたビア(不図示)を介して導通されている。
さらに、ロジックグランド配線層68で取り囲まれた領域には、ロジック電源配線層69aが引き回されている。また、PDPアドレスドライバIC102の中央部にロジック電源配線層69bが配置されている。そして、ロジック電源配線層69a,69bと図4(A)に示す第3層目に配置したロジック電源配線層53とは、第3層と第4層との間に形成されたビア(不図示)を介して導通されている。
そして、出力端子62については、その一部または全てが能動素子形成領域18の直上の領域内に形成されている。ここで、図中に示す矢印Bは、出力端子62が矢印Bの範囲にも、隙間なく配置されていることを意味している。
また、ロジックグランド配線層68、ロジック電源配線層69bからは、それぞれ端子70c,70dが延出され、端子70c,70dの一部または全てが能動素子形成領域18の直上の領域内に形成されている。
このようにPDPアドレスドライバIC102においては、半導体集積回路に形成された能動素子にグランド電位を供給する平板状の高圧グランド配線層50a,50b,66と、能動素子に電源電位を供給する平板状の高圧電源配線層51a,51b,67とを配設する層が複数の層を形成して半導体集積回路に配設されている。
そして、高圧グランド配線層50a,50b,66及び高圧電源配線層51a,51b,67が能動素子形成領域18の直上の領域内に配置されている。
このようなPDPアドレスドライバIC102によれば、第3層及び第4層において高圧グランド配線層50a,50b,66及び高圧電源配線層51a,51b,67が立体的に配設されている。従って、高圧グランド配線層50a,50b,66及び高圧電源配線層51a,51b,67によって、その線幅が充分に確保されている。
その結果、充分な電流許容量を確保するために、高圧グランド配線層及び高圧電源配線層の線幅を拡大しても、PDPアドレスドライバIC102の短手方向の距離が拡大することはない。
特に、第3層及び第4層に高圧グランド配線層50a,50b,66及び高圧電源配線層51a,51b,67を配設させた場合は、第3層のみに高圧グランド配線層及び高圧電源配線層を配設させた場合のそれぞれの線幅に比べて、半分以下の線幅にすることもできる。
また、高圧グランド配線層50a,50b,66の充分な線幅によって、高圧グランド配線層50a,50b,66の寄生抵抗がより減少し、能動素子に安定なグランド電位を供給することができる。その結果、PDPアドレスドライバIC102の出力信号の誤動作をより減少させることができる。
また、この実施の形態では、第3層の他、第4層にも、ロジックグランド配線層68及びロジック電源配線層69a,69bを配置している。従って、ロジックグランド配線層及びロジック電源配線層についても、充分な電流許容量を確保することができる。その結果、ロジック回路部の誤動作をより減少させることができる。
また、出力端子62については、その一部または全てが第3層目の高圧電源配線層51の上層、即ち能動素子形成領域18の直上の領域内に形成されている。
従って、出力端子62については、図6に示す高耐圧回路部が配置されている領域の直上の領域外に配置する必要がなくなり、PDPアドレスドライバICの短手方向の距離を縮小させることができる。その結果、PDPアドレスドライバICの小型化が達成できる。
また、図5に示すPDPアドレスドライバIC200では、PDPアドレスドライバIC200の長手方向の端部において、出力端子が形成されていない領域(図中の矢印Fで示す領域)上にも、高圧グランド配線206及び高圧電源配線207を配置している。即ち、能動素子が形成されていない領域上に、高圧グランド配線206及び高圧電源配線207を配置している。
しかし、図1,2に示すPDPアドレスドライバIC100では、第3層及び第4層に高圧グランド配線層50a,50b,66及び高圧電源配線層51a,51b,67を能動素子が形成されている領域上に配置させているので、図5に示す矢印Fで示す範囲の領域に高圧グランド配線層及び高圧電源配線層を引き回す必要がない。その結果、PDPアドレスドライバICの長手方向の距離を縮小させることができる。その結果、PDPアドレスドライバICの小型化が達成できる。
尚、上記の第1〜3の実施の形態では、積層構造を4層に限って説明してきたが、その層数については、この数に限るものではない。PDPアドレスドライバIC内に具備される出力ビットの数に応じて層数を増加させ、金属配線の線幅を増加させることにより金属配線の電流許容量をさらに増加させてもよい。
また、上記の第1〜3の実施の形態では、例えば、高圧グランド配線層50a,50bの外側に高圧電源配線層51a,51bを形成するものについて説明したが、その配置する位置については、両者を入れ替えて形成してもよい。両者を入れ替えて、高圧グランド配線層50a,50bを半導体集積回路の外側に形成した場合、その上に形成される、高圧グランド配線層60と高圧電源配線層61の形成位置も入れ替える必要がある。
また、上記の第1〜3の実施の形態では、ロジック電源配線層53の外側にロジックグランド配線層52を形成するものについて説明したが、両者を入れ替えて形成してもよい。
第1の実施の形態のPDPアドレスドライバICの要部断面図である。 第1の実施の形態のPDPアドレスドライバICの要部平面図であり、(A)は積層構造の第3層の要部平面図であり、(B)は積層構造の第4層の要部平面図である。 第2の実施の形態のPDPアドレスドライバICの要部平面図である。 第3の実施の形態のPDPアドレスドライバICの要部平面図であり、(A)は積層構造の第3層の要部平面図であり、(B)は積層構造の第4層の要部平面図である。 PDPアドレスドライバICのレイアウトを説明する要部図である。 出力ビット部の構成を説明する要部図であり、(A)は出力ビット部のレイアウト図、(B)は出力ビット部の回路構成図である。 幅広の金属配線を配置させた場合の出力ビット部の配置関係を説明する要部図である。
符号の説明
10 出力ビット部
11 Si基板
12 高耐圧回路部
13 ロジック回路部
14,15,16,17 能動素子
14a,14b,15a,15b,16a,16b,17a,17b ソース・ドレイン領域
18 能動素子形成領域
19a,19b,20a,20b,21a,21b,22a,22b,35,36,37,38,39,45,46,47,48,49,55,56,57 プラグ電極
30,31,32,33,34,40,41,42,43,44,54 配線層
50,50a,50b,60,64a,64b,64c,66 高圧グランド配線層
51,51a,51b,61,65,67 高圧電源配線層
52,68 ロジックグランド配線層
53,69a,69b ロジック電源配線層
62 出力端子
63 バンプ
70a,70b,70c,70d 端子
100,101,102 PDPアドレスドライバIC

Claims (9)

  1. 表示装置を駆動する半導体集積回路において、
    動素子に外部より供給される第1の電位を供給する平板状の第1の金属配線層と、前記能動素子に外部より供給される第2の電位を供給する平板状の第2の金属配線層とが複数の層に分けて形成され
    前記複数の層の平面形状が矩形形状であり、
    前記複数の層の最上層において、前記第1の金属配線層が前記矩形形状の短手方向中心を長手方向に延びる線上に配設され、前記第2の金属配線層が前記第1の金属配線層を取り囲むように配設され、
    前記複数の層の最下層において、前記第1の金属配線層が前記長手方向に延びる線を挟んで両側に配設され、前記第2の金属配線層が前記第1の金属配線層の外側に隣接して配設されていることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 表示装置を駆動する半導体集積回路において、
    能動素子に外部より供給される第1の電位を供給する平板状の第1の金属配線層と、前記能動素子に外部より供給される第2の電位を供給する平板状の第2の金属配線層とが複数の層に分けて形成され、
    前記複数の層の平面形状が矩形形状であり、
    前記複数の層の最上層において、前記第1の金属配線層が前記矩形形状の短手方向中心を長手方向に延びる線上に配設され、前記第2の金属配線層が前記第1の金属配線層を挟んで両側に配設されるとともに一部が前記第1の金属配線層を横断して配設され、
    前記複数の層の最下層において、前記第1の金属配線層が前記長手方向に延びる線を挟んで両側に配設され、前記第2の金属配線層が前記第1の金属配線層の外側に隣接して配設されていることを特徴とする半導体集積回路。
  3. 表示装置を駆動する半導体集積回路において、
    能動素子に外部より供給される第1の電位を供給する平板状の第1の金属配線層と、前記能動素子に外部より供給される第2の電位を供給する平板状の第2の金属配線層とが複数の層に分けて形成され、
    前記複数の層の平面形状が矩形形状であり、
    前記複数の層の最上層において、前記第2の金属配線層が前記矩形形状の平面内で引き回され、前記第1の金属配線層が前記第2の金属配線層によって取り囲まれた領域内に引き回され、さらに、前記第1の金属配線層によって取り囲まれた領域内に第3の金属配線層が引き回され、前記第3の金属配線層によって取り囲まれた領域内に第4の金属配線層が引き回され、
    前記複数の層の最下層において、前記第2の金属配線層が前記矩形形状の長手方向に沿う両側に配設され、前記第1の金属配線層が前記第2の金属配線層の内側に隣接して配設され、前記第3の金属配線層が前記第1の金属配線層によって挟まれた領域内に引き回され、前記第4の金属配線層が前記第3の金属配線層によって取り囲まれた領域内に引き回されていることを特徴とする半導体集積回路。
  4. 前記能動素子によって構成される回路が高耐圧回路であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体集積回路。
  5. 前記第3の金属配線層がロジック回路にグランド電位を供給する金属配線であることを特徴とする請求項3記載の半導体集積回路。
  6. 前記第4の金属配線層がロジック回路に電源電位を供給する金属配線であることを特徴とする請求項3記載の半導体集積回路。
  7. 前記第1の金属配線層及び前記第2の金属配線層が前記能動素子が形成されている領域の直上の領域内に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体集積回路。
  8. 前記複数の層の最上層において、出力端子の一部または全部が前記能動素子が形成されている領域の直上の領域内に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体集積回路。
  9. 前記第1の電位が高圧グランド電位であり、前記第2の電位が高圧電源電位であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の半導体集積回路。
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