JP5168479B2 - プッシュブル錠用のドアハンドル - Google Patents

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この発明は、手や眼が不自由であっても容易に開閉できるプッシュプル錠用のドアハンドルに関するものである。

近年、日本で高齢化社会となり、高齢者を保護するため、住宅内部において様々な工夫がなされている。
例えば、高齢者の場合、室内歩行中に蹴躓いて転倒するという事態が生じ、これを解決するため室内に極力段差が無い様にした住宅が市場に出てきている。
ところで、高齢者によっては、ハンドルを手で掴んで回すという行為すら困難であるという人、更には指が動かずハンドルさえ掴めない人もいる。他方、盲目の人の場合、ドアのある所まで行くことができても、咄嗟にハンドル操作が困難な場合がある(例えば特許文献1)。
これらの人の場合、例えば火事等の災害が起きたとき、単独で室外に逃げることもできないという最悪の事態が起き得る。なお、高齢者だけでなく手が不自由な人にとっても同様である。
したがって、建築業界及び高齢者等の間では、手や眼に不自由な部分があっても円滑に開閉できるプッシュプル錠用のドアハンドルが開発されることを待ち望んでいる。
特開2003−176646号公報
そこで、この発明では、手や眼が不自由であっても、容易にドアが開閉できるプッシュプル錠用のドアハンドルを提供することを課題とする。
(請求項1記載の発明)
この発明のプッシュプル錠用のドアハンドルは、ハンドル本体1をプッシュプルすることにより、ラッチ5aを錠前5内に没入させて開錠させる形式のプッシュプル錠用のドアハンドルにおいて、ハンドル本体1が、ドアDの開閉側近傍からドアDの幅の50〜90%まで延びる棒状体により構成され、ドアDの表面に取り付けられた固定プレート30,40と、ドアDに対し平行に設けられた心棒31,41及び可動心棒43,33により固定プレート30,40に揺動自在に取り付けられた揺動プレート32、42と、固定プレート30,40を貫通して錠前5のケーシング5b内に突出し、揺動プレート32,42と共に揺動する押金34,44と、揺動プレート32,42に取り付けられたドアハンドルの取付足金具2と、取付足金具2に取り付けられたハンドル本体1とを有し、ハンドル本体1をプッシュプルして揺動プレート32,42を揺動させることにより、押金34,44の先で錠前5の摺動する操作部5cを操作し、ラッチ5aを錠前5内に没入可能としており、ハンドル本体1におけるドアDの支点側部分に取り付けられる取り付け部材6は、ドアDの内外面に取り付けるための取付部60と、ハンドル本体1に取付けるための受け部62とを有し、受け部62には長孔64が形成された支持部63を設けてなり、ハンドル本体1の支点側部分の空隙に支持部63がハンドル長手方向にスライド可能となるよう取り付けられており、取り付け部材6に対するハンドル本体1の支点側部分の取り付けは、ドアDの開閉側のハンドル本体1の動きを吸収し、取り付け部材6に対してハンドル本体1をハンドル長手方向にスライド可能にしたものである。
(請求項2記載の発明)
この発明は、上記請求項1記載の発明に関し、棒状体の断面形状は、曲面形状のみで形成されたものである。
(請求項3記載の発明)
この発明は、上記請求項1又は請求項2に記載の発明に関し、押金34,44が、心棒31,41に一端が貫通されて取り付けられたL字形をしたものであり、さらに押金34,44の揺動プレート32,42側の面が揺動プレート32,42と接するようになっているものである。
上記した発明のプッシュプル錠用のドアハンドルは、以下のような機能を有する。
(1)このドアハンドルは、プッシュプル操作によりドアDを開閉できることから、ハンドルを掴んで回すことが困難である高齢者でも円滑に(プッシュプルの操作のみで)ドアの開閉ができる。
(2)このドアハンドルは、ハンドルを掴まなくてもドアを開くことができる。すなわち、ハンドル本体1が、ドアDの開閉側近傍からドアDの幅の少なくとも半分まで延びる棒状体により構成され、ハンドル本体1におけるドアDの支点側部分は取り付け部材8を介してドアDに取り付けられており、前記取り付け部材8に対するハンドル本体1の支点側部分の取り付けは、ドアDの開閉側のハンドル本体1の動きを吸収できるようにしてあるから、プッシュ側においては、ハンドルとなる棒状体に身体を押し当てるだけで、ドアDを開状態にでき、また、プル側においては腕や肘を棒状体とドアD面との間に挿入し、その状態を維持しつつ引き出すだけで、ドアを開状態にできる。しかもハンドルとなる棒状体は両端支持されてドアにしっかりと取付けられているから、上記のような使用態様でも短期間で損傷するようなことはない。
(3)このドアハンドルでは、上述内容から、高齢者や目の不自由な人であっても、円滑にドアの開閉をすることができることになる。
この発明のドアによると、手や眼が不自由であっても、容易にドアが開閉できることになる。
以下にこの発明のプッシュブル錠用のドアハンドルを実施するための最良の形態として実施例について詳しく説明する。
図1は実施例1におけるプッシュブル錠用のドアハンドルHの平面図、図2は前記プッシュブル錠用におけるドアハンドルHの開閉部近傍の詳細図、図3は図2のA−A断面図、図4は図1のB−B断面図、図5はドアDに設けた取り付け部材8の側面図、図6はドアDに設けた取り付け部材8,8の上面図、
図7はドアハンドル1をドアDに取り付けた状態の上面図、図8はドアハンドルHのプッシュ側とプル側のプレートの関係を示す説明図、図9はドアハンドルHのプッシュ側のプレート側のプレートの分解斜視図、図10はドアハンドルのプル側のプレート側分解斜視図を示している。
(このプッシュブル錠用のドアハンドルの構成について)
「全体の基本的構成」
この実施例のプッシュプル錠用のドアハンドルHは、図1や図2に示すように、ハンドル本体1をプッシュプルすることにより、ラッチ5aを錠前5内に没入させて開錠させる形式のプッシュプル錠用のドアハンドルであって、ハンドル本体1が、ドアDの開閉側近傍からドアDの幅の少なくとも半分まで延びる棒状体により構成され、ハンドル本体1におけるドアDの支点側部分は取り付け部材6を介してドアDに取り付けられており、前記取り付け部材6に対するハンドル本体1の支点側部分の取り付けは、ドアDの開閉側のハンドル本体1の動きを吸収できるようにしてある。
「ハンドル本体1のドアDへの取り付けについて」
上記ハンドル本体1のドアDへの取り付けは、図2や図7に示すように、ハンドル本体1に取り付けられた取付足金具2と、前記取付足金具2に固定されたプレート3,4とを介して行われる。ここで、前記プレート3,4はドアDの表面に取り付けられていると共にドアDの中には錠前5が取り付けられており、ハンドル本体1をドアDに対してプッシュプルすることによりラッチ5aを錠前5のケーシング5b内に没入可能としている。
「ハンドル本体1について」
ハンドル本体1は、図1、図3、図4に示すように、楕円棒(その他、丸棒等)により構成されており、その長さはドアDの面の横幅寸法の80%(50%〜90%の範囲で使用可能)としてある。
ここで、図2、図3に示すように、このハンドル本体1のドアDの開閉側には、ハンドル本体1の長さ方向に対して直角方向であって上方向(下部は開口しない)に開口する円孔10を設けており、さらに、ドアD面側に取付足金具2が挿脱できる空隙を形成している。
また、図4〜図6に示すように、このハンドル本体1のドアDの支点側には、ハンドル本体1の長さ方向に対して直角方向であって上方向(下部は開口しない)に開口する長孔12を設けており、さらに、ドアD面側に後述する支持部63が挿脱及びハンドル長手方向にスライドできる空隙を形成している。
「取付足金具2について」
取付足金具2は、図2や図3に示すように、L字状の縦板20に構成されていると共に前記縦板20の最外部近傍に孔21を形成してあり、前記孔21と上記孔10とを対向させた状態において、これら孔21、10にピンPを挿通させるようにしてハンドル本体1と取付足金具2とを一体化してある。したがって、取付足金具2に対してハンドル本体1は揺動できるような構造となっている。
「プレート3、4について」
プレート3はハンドル本体1を押したときにラッチ5aを没入可能とするプッシュ側のものであり、プレート4はハンドル本体1を引いたときにラッチ5a
を没入可能とするものであり、これらスペーサーはドアDに取り付けられたとき、図8に示すように、2本のジョイントスペーサー6により連結される。なお、プレート3,4とジョイントスペーサ6は、ネジ7で固定される。
次に、図9によりプッシュ側のプレート3の構造を説明する。
プッシュ側のプレート3は、ドアDの表面に取り付けられた固定プレート30と、ドアDの表面に平行(地面に対し水平方向)に設けられた心棒31により固定プレート30に揺動自在に取り付けられた揺動プレート32とを有しており、揺動プレート32はドアハンドルの取付足金具2を取り付け可能になっている。そのため、ハンドル本体1を押すと、心棒31を中心として揺動プレート32が揺動するようになっている。
さらに詳しく説明すると、固定プレート30は長方形をしており、長辺方向を縦にしてドアDの表面に取り付けられる。固定プレート30の底面には地面に対し水平方向に設けた立ち壁30a,30b が上下に形成されており、そこにはそれぞれ二つ穴が形成されており、一方の穴30cは、心棒31を挿通するための穴であり、他方の穴30dは、ドア面垂直方向に長い長穴となっており、可動心棒33を挿通するための穴となっている。前記立ち壁30a,30b の間は、後述する押金34の先を挿通する穴となっている。
揺動プレート32は、固定プレート30を覆う大きさに形成されており、揺動プレート32の固定プレート30側面には固定プレート30の立ち壁30a,30b の外側に沿うように二つ立ち壁32a,32b が上下に形成され、そこにはそれぞれ二つ穴32c,32dが形成されている。
一方の穴32cは、心棒31を挿通するための穴であり、他方の穴32dは、可動心棒33を挿通するための穴となっている。
可動心棒33は、固定プレート30の穴30d を移動することにより、揺動プレート32が必要以上に揺動しないように揺動角度を制限する役割をしている。
押金34は、直交する二つ矩形片からなる略L字形をしており、一方の矩形片は端に穴が形成されており、その穴には心棒31が挿通されるようになっており、さらに揺動プレート32側の面が揺動プレート32に接するようになっている。またさらに、他方の矩形片の先端は、錠前5の操作部5cを押して摺動させるようになっている。
心棒31に挿通されて押金34の両側に設けられたパイプ35,36 は、押金34の位置を決めるためのスペーサである。
符号37,38 は、ハンドル本体1を押して揺動プレート32が揺動した後、揺動プレート32を元の位置に戻すためのバネである。
符号39は、化粧プレートであり、固定プレート30と揺動プレート32を覆うようになっている。
符号21は、取付足金具2を取り付けるための円筒形のコロであり、コロ21の中心を挿通するボルト・ナットにより揺動プレート32及び化粧プレート39に固定される。
次に、図10によりプッシュ側と反対側に取り付けられたプル側のプレート4の構造を説明する。
プル側のプレート4は、ドアDの表面に取り付けられた固定プレート40と、ドアDの表面に平行且つ垂直方向に設けられた心棒41により固定プレート40に揺動自在に取り付けられた揺動プレート42とを有しており、揺動プレート42はドアハンドルの取付足金具2を取り付け可能になっている。そのため、ハンドル本体1を引くと、心棒41を中心として揺動プレート42が揺動するようになっている。さらに詳しく説明すると、固定プレート40は長方形をしており、長辺方向を縦にしてドアDの表面に取り付けられる。固定プレート40の底面には地面に対し水平方向に設けた立ち壁40a,40b が上下に形成されており、そこにはそれぞれ二つ穴が形成されており、一方の穴40cは、心棒41を挿通するための穴であり、他方の穴40dは、ドア面垂直方向に長い長穴となっており、可動心棒43を挿通するための穴となっている。前記立ち壁40a,40b の間は、後述する押金44の先を挿通する穴となっている。
揺動プレート42は、固定プレート40を覆う大きさに形成されており、揺動プレート42の固定プレート40側面には固定プレート40の立ち壁40a,40b の内側に沿うように二つ立ち壁42a,42b が上下に形成され、そこにはそれぞれ二つ穴42c,42dが形成されている。
一方の穴42cは、心棒41を挿通するための穴であり、他方の穴42dは、可動心棒43を挿通するための穴となっている。
可動心棒43は、固定プレート40の穴40d を移動することにより、揺動プレート42が必要以上に揺動しないように揺動角度を制限する役割をしている。
押金44は、直交する二つ矩形片からなる略L字形をしており、一方の矩形片は端に穴が形成されており、その穴には心棒41が挿通されるようになっており、さらに揺動プレート42側の面が揺動プレート42に接するようになっている。またさらに、他方の矩形片の先端は、錠前5の操作部5cを押して摺動させるようになっている。
心棒41に挿通されて押金44の両側に設けられたパイプ45,46 は、押金44の位置を決めるためのスペーサである。
符号47,48 は、ハンドル本体1を引いて揺動プレート42が揺動した後、揺動プレート42を元の位置に戻すためのバネである。
符号49は、化粧プレートであり、固定プレート40と揺動プレート42を覆うようになっている。
符号22は、取付足金具2を取り付けるためのネジであり、揺動プレート42と化粧プレート49を固定する役割もしている。
以上が、各構成部品の説明であり、プッシュ側のハンドル本体1を押すと、図7に示すように、心棒31を中心として揺動プレート32が揺動し、それにつれて押金34の先が図示反時計廻りに回動する。すると、錠前5のケーシング5b内の操作部5cが図示左側に移動し、ラッチ5aが反転後退可能となる。
プル側のハンドル本体1を引くと、図7に示すように、心棒41を中心として揺動プレート42が揺動し、それにつれて押金44の先が図示時計廻りに回動する。すると、錠前5のケーシング5b内の操作部5cが図示右側に移動し、ラッチ5aが反転後退可能となる。
以上が実施例であり、本発明はハンドル本体1をプッシュプルして揺動プレート32,42 を揺動させ、押金34,44 を揺動させることにより、錠前5を開錠可能としたことを特徴としている。
「錠前5について」
錠前5は、所謂反転式ラッチ錠であり、摺動する操作部5cを有しており、操作部5cの僅かな移動でラッチ5aが反転後退可能状態となる市販されている公知のものを採用してある。
「取り付け部材6」
取り付け部材6は、図1、図4、図5、図6に示すように、ドアDの内外面に取り付けるための位置決めピン61を有した取付部60(ドアDにビス69で取り付けられている)と、ハンドル本体1に取付けるための凸状の受け部62とを有するものであり、これらに対するドアDへの取付け状態ではハンドル本体1は水平状態であると共にドアD面に対して一定間隔で平行配置されている。
ここで、ハンドル本体1に取り付けるための受け部62には、図1、図5、図6に示すように、その上面中央面部に長孔64が形成された支持部63を設けてある。
したがって、取り付け部材6に対してハンドル本体1はその長さ方向に前後動できるような構造となっている。
(このプッシュブル錠用のドアハンドルの優れた効果について)
上記した発明のプッシュプル錠用のドアハンドルは、以下のような機能を有する。
このドアハンドルは、少ない範囲のプッシュプル操作によりドアDを開閉できることから、ハンドル本体1を掴んで回すことが困難である高齢者でも円滑にドアの開閉ができる。
また、このドアハンドルは、ハンドルを掴まなくてもドアを開くことができる。すなわち、ハンドル本体1が、ドアDの開閉側近傍からドアDの幅の少なくとも半分まで延びる棒状体により構成され、ハンドル本体1におけるドアDの支点側部分は取り付け部材8を介してドアDに取り付けられており、前記取り付け部材8に対するハンドル本体1の支点側部分の取り付けは、ドアDの開閉側のハンドル本体1の動きを吸収できるようにしてあるから、プッシュ側においては、ハンドルとなる棒状体に身体を押し当てるだけで、ドアDを開状態にでき、また、プル側においては腕や肘を棒状体とドアD面との間に挿入し、その状態を維持しつつ引き出すだけで、ドアを開状態にできる。しかも、ハンドルとなる棒状体は両端支持されてドアにしっかりと取付けられているから、上記のような使用態様でも短期間で損傷するようなことはない。
以上のように、このドアハンドルでは、上述内容から、高齢者や目の不自由な人であっても、円滑にドアの開閉をすることができることになる。
図11は実施例2におけるプッシュブル錠用のドアハンドルHの平面図、図12は前記プッシュブル錠用におけるドアハンドルHの開閉部近傍の詳細図、図13はハンドル本体1と取付足金具2とプッシュ側プレート3(プル側プレート4)を連結した状態の一部断面図を示している。
(このプッシュブル錠用のドアハンドルの構成について)
「全体の基本的構成等」
この実施例のプッシュプル錠用のドアハンドルH´は、図11〜図14に示すように、ハンドル本体1´をプッシュプルすることにより、ラッチ5aを錠前5内に没入させて開錠させる形式のプッシュプル錠用のドアハンドルにおいて、ハンドル本体1´が、ドアDの開閉側近傍からドアDの幅の少なくとも半分まで延びる棒状体により構成され、ハンドル本体1´におけるドアDの支点側部分は取り付け部材8´を介してドアDに取り付けられており、ハンドル本体1におけるドアDの開閉側近傍と支点側部分は、当該ドアDに対して平行運動機構を構成している。
なお、図1や図2に示すように、錠前5、ラッチ5a、並びにプッシュ側のプレート3、プル側のプレート4は、上記実施例1と全く同様のものを使用している。
「ハンドル本体1のドアDへの取り付けについて」
この実施例では、図1〜図3に示すように、化粧プレート39に取付足金具2´を水平となる方向に取り付け、他方、ハンドル本体1´側にブラケット14を水平となる方向に設け、前記取付足金具2´とブラケット14との重なり部に設けられた共通孔15に、鉛直方向に延びる縦ピン15を差し込んでいる。
つまり、ヒンジ構造となっているのである。したがって、取付足金具2´とブラケット14は縦ピン15を介して回動自在となっている。このことは、プル側プレート4側においても同様である。
また、この実施例では、ハンドル本体1´におけるドアDの支点側部分の取り付け部材8´においても、上記と同様と構成を採用している。
即ち、この実施例のプッシュプル錠用のドアハンドルでは、図1に示すように、ドアDに対してハンドル本体1´は平行運動機構を構成している。
(このプッシュブル錠用のドアハンドルの優れた効果について)
上記した発明のプッシュプル錠用のドアハンドルは、上記実施例1と同様の効果を奏し、高齢者や目の不自由な人であっても、円滑にドアの開閉をすることができることになる。
実施例1におけるプッシュブル錠用のドアハンドルHの平面図。 前記プッシュブル錠用におけるドアハンドルHの開閉部近傍の詳細図。 図2のA−A断面図。 図1のB−B断面図。 ドアに設けた取り付け部材の側面図。 ドアに設けた取り付け部材の上面図。 ドアハンドルをドアに取り付けた状態の上面図。 ドアハンドルのプッシュ側とプル側のプレートの関係を示す説明図。 ドアハンドルのプッシュ側のプレート側のプレートの分解斜視図。 ドアハンドルのプル側のプレート側分解斜視図。 実施例2におけるプッシュブル錠用のドアハンドルの平面図。 前記プッシュブル錠用におけるドアハンドルの開閉部近傍の詳細図。 ハンドル本体と取付足金具とプッシュ側プレート(プル側プレート)を連結した状態の一部断面図。
符号の説明
H ドアハンドル
D ドア
1 ハンドル本体
2 取付足金具
3 プッシュ側のプレート
4 プル側のプレート
5 錠前
5a ラッチ
6 取り付け部材





Claims (3)

  1. ハンドル本体(1)をプッシュプルすることにより、ラッチ(5a)を錠前(5)内に没入させて開錠させる形式のプッシュプル錠用のドアハンドルにおいて、
    ハンドル本体(1)が、ドア(D)の開閉側近傍からドア(D)の幅の50〜90%まで延びる棒状体により構成され、
    ドア(D)の表面に取り付けられた固定プレート(30,40)と、ドア(D)に対し平行に設けられた心棒(31,41)及び可動心棒(43,33)により固定プレート(30,40)に揺動自在に取り付けられた揺動プレート(32,42)と、固定プレート(30,40)を貫通して錠前(5)のケーシング(5b)内に突出し、揺動プレート(32,42)と共に揺動する押金(34,44)と、揺動プレート(32,42)に取り付けられたドアハンドルの取付足金具(2)と、取付足金具(2)に取り付けられたハンドル本体(1)とを有し、ハンドル本体(1)をプッシュプルして揺動プレート(32,42)を揺動させることにより、押金(34,44)の先で錠前(5)の摺動する操作部(5c)を操作し、ラッチ(5a)を錠前(5)内に没入可能としており、
    ハンドル本体(1)におけるドア(D)の支点側部分に取り付けられる取り付け部材(6)は、ドア(D)の内外面に取り付けるための取付部(60)と、ハンドル本体(1)に取付けるための受け部(62)とを有し、受け部(62)には長孔(64)が形成された支持部(63)を設けてなり、
    ハンドル本体(1)の支点側部分の空隙に支持部(63)がハンドル長手方向にスライド可能となるよう取り付けられており、
    取り付け部材(6)に対するハンドル本体(1)の支点側部分の取り付けは、ドア(D)の開閉側のハンドル本体(1)の動きを吸収し、取り付け部材(6)に対してハンドル本体(1)をハンドル長手方向にスライド可能にしてあることを特徴とするプッシュプル錠用のドアハンドル。
  2. 棒状体の断面形状は、曲面形状のみで形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載のプッシュプル錠用のドアハンドル
  3. 押金(34,44)が、心棒(31,41)に一端が貫通されて取り付けられたL字形をしたものであり、さらに押金(34,44)の揺動プレート(32,42)側の面が揺動プレート(32,42)と接するようになっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプッシュプル錠用のドアハンドル。
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