JP3113235U - トイレ用等のドアの指挟み防止装置 - Google Patents

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修一 吉田
典夫 大沢
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Abstract

【目的】審美性を損なうことがなく、充分な耐久性を確保した上で、指挟み事故時の怪我の発生を抑制できるトイレ用等のドアの指挟み防止装置を提供する。
【構成】開き戸式のトイレ用等のドアの指挟み防止装置であって、
前記ドアの枢支側と取手側の少なくとも一方の端部に、弾性部材で付勢支持された硬質移動部材が加圧時に後退移動可能に取り付けられており、
該硬質移動部材の取り付けられているドアの端部と対向するドア枠の端部に、弾性部材で付勢支持された硬質移動部材が加圧時に後退移動可能に取り付けられていること
を特徴とするトイレ用等のドアの指挟み防止装置である。
【選択図】 図1

Description

本考案はトイレ用等のドアの指挟み防止装置に関し、詳しくは開き戸式ドアの閉鎖時の指挟み事故を防止するための技術に関する。
住宅、公共施設、オフィス施設、商業施設、交通施設等に設けられている開き戸式のドア(例えば、トイレ用のドア等)では、ドア閉鎖時に指挟みの事故が発生することがあり、問題となっている。
指挟みは、ドアの取手側の端部と、ヒンジ等が取り付けられている側である枢支側の端部の両方の端部において発生する。特に、枢支側での指挟みは、ドアの閉鎖を行う者とは異なる者、特に幼児・児童等の子供が事故に遭うことが多く、しかも梃子の支点となる枢支側の方が力点となる取手側に比してドア閉鎖時の運動エネルギーが集中するために怪我が大きくなり易いという問題点を有している。
かかる指挟み事故を防止するために、ドアの端部にカバー体等の障害物を配設してドア端部とドア枠端部との間隙に指が入らないようにしたり、或いはドアの端部をゴム等の弾性部材で形成する等して指挟み時の指への当たりを柔らかくする等の手段が採られている。
しかし、ドア端部にカバー体等の障害物を配設する手段は、枢支側の端部では有効であるが、取手側の端部では指挟みを防止することはできない。また、障害物の配設は美観を損ねるため、内装の審美性の観点から敬遠され易い。
ドア端部をゴム等の弾性部材で形成する手段は、住宅以外の不特定多数者が利用する施設に設置される場合にはドアのように手荒く使用される場合は耐久性の点で不充分である。
そこで本考案の課題は、審美性を損なうことがなく、充分な耐久性を確保した上で、指挟み事故時の怪我の発生を抑制できるトイレ用等のドアの指挟み防止装置を提供することにある。
上記課題を解決する本考案は下記構成を有する。
1.開き戸式のトイレ用等のドアの指挟み防止装置であって、
前記ドアの枢支側と取手側の少なくとも一方の端部に、弾性部材で付勢支持された硬質移動部材が加圧時に後退移動可能に取り付けられており、
該硬質移動部材の取り付けられているドアの端部と対向するドア枠の端部に、弾性部材で付勢支持された硬質移動部材が加圧時に後退移動可能に取り付けられていること
を特徴とするトイレ用等のドアの指挟み防止装置。
2.前記ドアの端部が、枢支側の端部であることを特徴とする上記1に記載のトイレ用等のドアの指挟み防止装置。
3.前記ドアの端部が、取手側の端部であることを特徴とする上記1に記載のトイレ用等のドアの指挟み防止装置。
4.前記ドアの端部が、枢支側と取手側の両方の端部であることを特徴とする上記1に記載のトイレ用等のドアの指挟み防止装置。
5.前記トイレ等用のドアが、1つの個室又は2つ以上の個室から構成されるトイレブースのドアであることを特徴とする上記1〜4のいずれかに記載のトイレ用等のドアの指挟み防止装置。
請求項1に示す考案によれば、ドア端部に審美性を損ねる障害物等を配設することなく、ドアの端部と該ドアの端部に対向するドア枠の端部の両方が後退移動する構成により、ドア閉鎖時に誤って指を挟んでしまっても挟んだ指への負担が軽い。従って、怪我の発生を抑制することができる。また、ドアの端部を硬質の部材で構成することにより、充分な耐久性を確保することができる。
請求項2に示す考案によれば、ドアの枢支側の端部に指を挟んでしまっても挟んだ指への負担が少なく、怪我の発生を抑制することができる。
請求項3に示す考案によれば、ドアの取手側の端部に指を挟んでしまっても挟んだ指への負担が少なく、怪我の発生を抑制することができる。特に、障害物の配設では指挟み事故を防止できなかったドアの取手側の端部にも対応可能である。
請求項4に示す考案によれば、ドアの枢支側と取手側の両方の端部で怪我の発生を抑制することができる。
請求項5に示す考案によれば、公共施設、オフィス施設、商業施設、交通施設等に設けられている開き戸式のドアを有するトイレブースに用いることができる。
以下、本考案の詳細について添付図面に基づき説明する。
図1は本考案に係るトイレ用等のドアの指挟み防止装置の一実施例を示す部分概略横断面図、図2は指挟み発生時の硬質移動部材の後退移動状態を示す要部説明断面図、図3及び図4は硬質移動部材を有するエッジ部材の他の実施例を示す要部断面図である。
図1において、1はトイレブース等の開き戸式のドアであり、ドア枠2・3に対してヒンジ機構4により回動することで開閉動作が行われ、閉鎖時に鍵機構5(スライドボルト鍵やラッチ鍵等)により施錠することができる。6・6はトイレブースの隣接する個室との仕切り壁、7は壁面である。尚、鍵機構5は、ドア1の開閉動作時には取手となる。
本明細書において、ドア1のヒンジ機構4が設けられている側を枢支側と言い、鍵機構5が設けられている側を取手側と言うこととする。尚、ヒンジ機構4は、図1に示すような床置ヒンジに限らず、グレビティーヒンジ等の他の公知公用のヒンジ機構でも構わず、ヒンジの存在する側を枢支側と言う。
ドア1の枢支側の端部と取手側の端部には、該端部を保護するためのエッジ部材10が配設されている。該エッジ部材10は、ドア1の端部に取り付けられる本体部11と、該本体部11に摺動可能に取り付けられる硬質移動部材12と、該本体部11に内装されて硬質移動部材12を付勢支持する板バネやコイルバネ等の弾性部材13とを有して成る。
本体部11と硬質移動部材12は一体的なデザインとなるように同素材で形成することが好ましく、この種のドアのエッジ素材として公知公用の素材の中で耐久性の高い硬質なステンレス、アルミ等によって形成される。
弾性部材13としては、板バネやコイルバネに限らず、本体部11に内装されて硬質移動部材12を加圧時に後退移動可能に付勢支持できる弾性材料であればよく、また取付構成も特に限定されない。
硬質移動部材12を有するエッジ部材10は、図1に示す実施例のようにドア1の枢支側と取手側の両方に取り付けられることにより、ドア1の両方の端部で発生する指挟みに対応することができるが、本考案はこれに限定されず、枢支側と取手側のいずれか一方の端部にのみ取り付けられる態様も本考案に含むものである。
また、硬質移動部材12を有するエッジ部材10は、ドア1の端部だけでなく、該エッジ部材10の取り付けられているドア1の端部と対向するドア枠2・3の端部にも取り付けられる。即ち、ドア1の枢支側と取手側の両方の端部に上記エッジ部材10が取り付けられている場合には、ドア枠2とドア枠3の両方の端部に上記エッジ部材10と同様の構成を有するエッジ部材20・30が取り付けられ、枢支側と取手側のいずれか一方のみの場合は、ドア枠2・3の内、ドア1のいずれか一方の端部に対向する側のドア枠2・3に取り付けられることになる。
本体部21・31は上記した本体部11と、弾性部材23・33は上記した弾性部材13と各々同様の構成を有する。尚、硬質移動部材22・32の先端部分の形状は、ドア1の回動に伴う枢支側の端部及び取手側の端部の軌跡と接触しないように形成されると共に先端部の片側に覗き見防止用の目隠し部22A・32Aが形成されている点で異なっているが、その他の基本的構成は上記した硬質移動部材12と同様である。
硬質移動部材12・22・32は、本体部11・21・31に摺動可能に取り付けられると共に弾性部材13・23・33によって付勢支持されていることにより、指挟みが起こった際、挟んだ指に対する加圧力の反作用としての該硬質移動部材12に対する加圧時に、指から後退する方向に移動する(図2参照)ことで、挟んだ指の怪我の発生を抑制することができる。特に、指に対してドア1とドア枠2・3の両方の端部の硬質移動部材12・22・32が後退移動するため、挟んだ指の角度や方向が様々であっても柔軟に対応することができる。従って挟んだ指への負担が極めて軽く、怪我をし難い。
以上説明した本考案のトイレ用等のドアの指挟み防止装置は上記実施例に限定されず、本考案の範囲内において種々の態様を採ることができる。例えば、下記のような態様を挙げることができる。
硬質移動部材はドアの端部の上端から下端の全てに配設されていてもよいし、手の届く範囲等のように部分的に配設されていてもよい。
用いられるドアとしては、上記実施例のトイレ用に限らず、開き戸式であれば他の部屋等のドアやクローゼットやキャビネット等の部屋以外のドアにも用いることもできる。また、ドアの厚みも限定されず、ドアの構造についても限定されない。例えば、図1、図2及び図3に示すような内部に空洞を有する構造であってもよいし、図4に示すような内部に空洞の無い無垢材であってもよい。
用いられる場所についても特に限定されず、住宅、公共施設、オフィス施設、商業施設、交通施設等、様々な建物のドアに適用することができる。
指挟み防止装置を備えていない既存のドアに本考案の指挟み防止装置を適用することも可能である。即ち、既存のドア1及びドア枠2のエッジ部材を取外して、図3に示すように硬質移動部材12・22を有するエッジ部材10・20を取り付けることで指挟み防止機能を付与することが可能となる。
硬質移動部材12・22・32等を含むエッジ部材10・20・30の構成についても上記に限定されず、例えば、図4に示すように、硬質移動部材12・22(・32)が本体部11・21(・31)並びにドア1・ドア枠2(・3)の外側を後退移動可能に構成されていてもよい。
本考案の指挟み防止装置は、折れ戸にも適用可能である。折れ戸の場合、折り曲げ部分の両端部に上記した硬質移動部材を有するエッジ部材を配設することで指挟み時の怪我の発生を抑制できる。
本考案に係るトイレ用等のドアの指挟み防止装置の一実施例を示す部分概略横断面図 指挟み発生時の硬質移動部材の後退移動状態を示す要部説明断面図 硬質移動部材を有するエッジ部材の他の実施例を示す要部断面図 硬質移動部材を有するエッジ部材の他の実施例を示す要部断面図
符号の説明
1 トイレ用等のドア
10 エッジ部材
11 本体部
12 硬質移動部材
13 弾性部材
2 ドア枠
20 エッジ部材
21 本体部
22 硬質移動部材
22A 目隠し部
23 弾性部材
3 ドア枠
30 エッジ部材
31 本体部
32 硬質移動部材
32A 目隠し部
33 弾性部材
4 ヒンジ機構
5 鍵機構
6 仕切り壁
7 壁面

Claims (5)

  1. 開き戸式のトイレ用等のドアの指挟み防止装置であって、
    前記ドアの枢支側と取手側の少なくとも一方の端部に、弾性部材で付勢支持された硬質移動部材が加圧時に後退移動可能に取り付けられており、
    該硬質移動部材の取り付けられているドアの端部と対向するドア枠の端部に、弾性部材で付勢支持された硬質移動部材が加圧時に後退移動可能に取り付けられていること
    を特徴とするトイレ用等のドアの指挟み防止装置。
  2. 前記ドアの端部が、枢支側の端部であることを特徴とする請求項1に記載のトイレ用等のドアの指挟み防止装置。
  3. 前記ドアの端部が、取手側の端部であることを特徴とする請求項1に記載のトイレ用等のドアの指挟み防止装置。
  4. 前記ドアの端部が、枢支側と取手側の両方の端部であることを特徴とする請求項1に記載のトイレ用等のドアの指挟み防止装置。
  5. 前記トイレ等用のドアが、1つの個室又は2つ以上の個室から構成されるトイレブースのドアであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のトイレ用等のドアの指挟み防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009167692A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Shigeru Nishioka 指詰め防止用ドア装置
JP2010013821A (ja) * 2008-07-02 2010-01-21 Daiwa House Industry Co Ltd 開き戸の足の指挟み防止構造
KR101226480B1 (ko) * 2012-12-17 2013-01-25 한국목재 주식회사 미서기 또는 미닫이식 창 또는 문짝의 손 끼임에 의한 부상 방지장치

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