JP5168049B2 - 画像処理方法および画像処理装置 - Google Patents
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Description
ここで、被測定物903が、図17(C)において被測定物903Aとして示されるように、図17(A)における照明909との相対的な位置関係が90°回転するような状態で、カメラ902によって撮影される位置に送られてきた場合を想定する。このような場合に、撮像装置908によって撮影される画像の一例を図17(D)に示す。
図1は、この発明の実施の形態に従う画像処理装置を含む視覚センサシステム1の全体構成を示す概略図である。
図2は、コンピュータ100のハードウェア構成を示す概略構成図である。
図4は、図1に示した撮像装置8による被測定物の撮影の原理を模式的に示す図である。
図5は、この発明の実施の形態に従う画像処理装置の制御構造を示す機能ブロック図である。
本実施の形態の画像処理装置では、赤色照明9Rと青色照明9Bからの光を受けたワーク2を撮影することによって生成された画像データが入力画像データとして入力されるため、入力画像データは、赤色の反射光についての受光濃度値(R濃度値)と青色の反射光についての受光濃度値(B濃度値)から主に構成される。
次に、上記のような合成画像データを生成するために、輝度情報合成部308が実行する具体的な処理(合成画像データ生成処理)の内容について、当該処理のフローチャートである図7を参照して説明する。
式(1)は、R濃度値とB濃度値を、これらの濃度値の大小関係に基づいて重み付けをして合成することにより合成データDCを生成するものである。式(1)中で、R1とR2は重み付けのために用いられる定数であって、次の式(2)の関係がある。
つまり、処理対象となっている画像について、R濃度値とB濃度値の中で、濃度値の低い方が高い割合で合成されて合成データDCが生成される。
次に、本実施の形態の視覚センサシステム1によって生成された合成画像データに基づいて表示される画像の具体例を、図9および図10を参照して説明する。
本実施の形態の視覚センサシステム1では、撮像装置8で撮影されるワーク2に対して光を照射する照明機構は、撮像装置8と一体的に設けられてもよいし、図4に模式的に示されたように撮像装置8とは別体で設けられてもよい。
図12〜図15は、モニタ102において表示される、合成画像データ生成処理によって生成された合成画像データによる画像を含む画面の一例を示す。
スライドバー403は、合成画像データ生成処理において用いられる、入力画像データにおけるR濃度値やB濃度値の増幅度合いを0%から200%に変更するための情報を入力するためのものである。
また、このような場合、B濃度値に対しての増幅率は、次の式(4)から、1.8倍と算出される。なお、式(3)において、1.2(120%)は、スライドボタンの位置に基づく値であり、1.5(150%)は、数値入力欄404におけるゲイン調整値の値に基づく値である。
そして、このような場合、表示切替ボタン402が操作されると、輝度情報更新部304は、入力画像データ中のR濃度値を1.8倍し、そして、入力画像データ中のB濃度値を1.2倍して、それぞれRメモリ305R,Bメモリ305Bに格納し、合成画像データ生成処理に利用する。
以上説明した本実施の形態では、少なくとも2つの異なる波長範囲の光を被測定物に照射して、被測定物の画像を撮影する。なお、2つの異なる波長範囲の光は、本実施の形態のように、赤色の光と青色の光を含むことが好ましい。可視光の中では、これらの光の組合せは、たとえば、赤色の光と緑色(たとえば、500〜565nm)の光の組合せや青色の光と緑色の光の組合せと比較して互いの波長範囲が離れている。したがって、一方の反射光の受光光量が他方の反射光の受光光量に与える影響が少ないものと考えられる。なお、視覚センサシステム1において、被測定物の画像に利用される光は可視光に限定されない。
Claims (6)
- 被測定物に対して少なくとも異なる2つの方向からそれぞれ異なる波長範囲の光を照射するステップと、
前記異なる波長範囲ごとに、前記被測定物からの反射光についての受光光量を検出するステップと、
画素毎に前記異なる波長範囲の受光光量を比較するステップと、
前記異なる波長範囲の受光光量を、前記比較の結果に基づいて重み付けをして合成することにより、前記被測定物に関する受光光量についての画像を生成するステップとを備える、画像処理方法。 - 前記重み付けは、前記異なる波長範囲の受光光量のうち反射光量が大きい受光光量を小さい受光光量に対して低い割合で合成するためのものである、請求項1に記載の画像処理方法。
- 前記波長範囲ごとに、受光光量の検出の結果の増幅度合いを変更する情報の入力を受付けるステップをさらに備え、
前記受光光量を比較するステップは、前記受付けた情報に基づいて前記波長範囲ごとの受光光量を増幅して、前記異なる波長範囲の受光光量を比較する、請求項1または請求項2に記載の画像処理方法。 - 前記異なる波長範囲の光は、赤色の光と青色の光を含む、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像処理方法。
- 前記異なる2つの方向は、直交する方向である、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像処理方法。
- 少なくとも2種類の異なる波長範囲の光を互いに異なる方向で被測定物に照射し、前記被測定物からの各波長範囲の反射光についての受光光量を検出する撮像装置が提供する画像を利用した画像処理装置であって、
画素毎に前記異なる波長範囲の受光光量を比較する比較手段と、
前記異なる波長範囲の受光光量を、前記比較手段による比較の結果に基づいて重み付けをして合成することにより、前記被測定物に関する受光光量についての画像を生成する画像生成手段と、
前記画像生成手段が生成した画像を表示させる表示手段と、
前記波長範囲ごとに、受光光量の検出の結果の増幅度合いを変更する情報の入力を受付ける受付手段とを備え、
前記比較手段は、前記受付手段に前記情報が入力された場合には、当該情報に基づいて前記波長範囲ごとに増幅された受光光量を比較し、
前記画像生成手段は、前記受付手段に前記情報が入力された場合には、前記比較手段が前記情報に基づいて前記波長範囲ごとに受光光量を増幅した後での当該受光光量についての比較結果に基づいて、前記異なる波長範囲の受光光量を合成することにより前記画像を生成し、
前記表示手段は、前記受付手段に前記情報が入力された場合には、当該情報の入力後に前記画像生成手段によって生成された画像を表示させる、画像処理装置。
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