JPH0793535A - 画像修正処理方法 - Google Patents

画像修正処理方法

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JPH0793535A
JPH0793535A JP5257562A JP25756293A JPH0793535A JP H0793535 A JPH0793535 A JP H0793535A JP 5257562 A JP5257562 A JP 5257562A JP 25756293 A JP25756293 A JP 25756293A JP H0793535 A JPH0793535 A JP H0793535A
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halation
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JP5257562A
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Atsushi Watanabe
淳 渡辺
Bunichi Terawaki
文一 寺脇
Taro Arimatsu
太郎 有松
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Fanuc Corp
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Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハレーション効果が除去された画像の獲得。 【構成】 ベルトコンベア1の端部に順次送り込まれて
くる高光反射率のワーク2,2’をCCDカメラ3で撮
像する際に、ワーク2を異なる方向から照明する照明光
源L1〜L3を順次単独点灯させて、計3回の画像取り
込みを行なう。各画像信号強度のヒストグラムを作成し
て、ワーク2の正常画像信号の最頻値を3画像で一致さ
せるような規格化処理を行なった上で、各画素について
3画像から最小の画像信号値を選択し、それら選択され
た信号に基づいて新しい画像を形成する。異なる照明ジ
オメトリ条件下で得られた画像におけるハレーション発
生位置は相互に異なっているから、最終的に得られる画
像にはハレーション画像が含まれない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、視覚センサ等に使用
されるカメラ手段により獲得される画像を修正処理する
画像修正処理方法に関し、更に詳しく言えば、ハレーシ
ョンを除去することのできる画像修正処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、工場における作業の自動化あるい
は種々の施設における観察、監視、ディスプレイ、画像
通信等の目的で、CCDカメラ等のカメラ手段を利用し
た画像センシング技術が幅広く利用されている。このよ
うなカメラ手段による撮像に際しては、カメラ視野内に
おかれた撮像対象物に照明が施されることが通常である
が、撮像対象物が、例えば研摩加工済みのワークの様に
光反射率の高いものであった場合には、いわゆるハレー
ション現象が頻繁に発生する。このハレーション現象は
画像処理にとって大きなノイズ要因であり、正確な画像
認識の妨げる原因とになるものである。
【0003】これを避ける為には、ハレーションの発生
自体を抑制するか、あるいは、画像信号の修正処理によ
ってハレーションの効果を取り除く必要がある。前者の
範疇に属する従来技術としては、蛍光灯などの照明光源
の前面に曇ガラスのような光拡散板を配置して面状光源
化とする方法があるが、ハレーションを十分に抑制する
には相当の工夫を要し、また、大きな光源を使用するア
プリケーションに対して適用することが困難であり、極
めて不便であった。
【0004】後者に属する方法としては、飽和特性を有
する濃度変換フィルタ処理を利用することが一般的であ
るが、ハレーション成分のみを完全に除去した鮮明な画
像を安定して得ることは難しく、ハレーション効果の軽
減手段の域を出ていないのが実状であった。また、ハレ
ーション発生部位に本来含まれている明暗情報を表現す
ることができないので、有用な情報を欠落させる恐れが
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、上記従来
技術の問題点を解決し、簡便な手段によって、ハレーシ
ョン効果を除去しつつ、ハレーション発生部位に本来含
まれている明暗情報の欠落がない鮮明な画像を安定して
得ることのできる画像修正処理方法を提供することを企
図してなされたものである。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本願発明は、上記技術
課題を解決する為の基本的構成として、「カメラ手段を
用い、互いに異なる複数の照明ジオメトリ条件下で順次
対象物の撮像を行い、前記各照明ジオメトリ条件下にお
ける画像信号を獲得する段階と、前記蓄積された画像信
号から各画素毎に最大の光検出出力を表すものを排除
し、残された画像信号に基づいて前記対象物像を含む画
像を構成する段階を含む画像修正処理方法。」を提供し
たものである。
【0007】また、上記方法に複数の照明ジオメトリ条
件下で得られた画像信号間の画像信号強度を規格化する
段階を加え、「カメラ手段を用い、互いに異なる複数の
照明ジオメトリ条件下で順次対象物の撮像を行い、前記
各照明ジオメトリ条件下における画像信号を獲得する段
階と、前記各照明ジオメトリ条件下で獲得された画像信
号を規格化する段階と、規格化された画像信号から各画
素毎に最大の光検出出力を表すものを排除し、残された
画像信号に基づいて前記対象物像を含む画像を構成する
段階を含む画像修正処理方法。」を提供することによっ
て、修正処理後に得られる画像の一層の品位向上を実現
したものである。
【0008】
【作用】本願発明の画像修正処理方法の原理について、
製造ライン上のコンベア終端部に順次送り込まれてくる
ワークの位置と姿勢をCCDカメラを用いた視覚センサ
システムによって認識するケースを例にとり、図1及び
図2を参照して簡単に説明する。図1において、1はベ
ルトコンベアで、その端部に順次送り込まれてくる高光
反射率のワーク2,2’をCCDカメラ3で撮像する。
4は、その視野を表している。L1〜L3は、ワーク2
を異なる方向から照明する照明光源である。各照明光源
を単独で点灯してカメラ3による撮像を行った場合に
は、ハレーションが撮像画面上に発生することが想定さ
れる訳であるが、ハレーションはワーク表面における鏡
面的な反射によって起こるものであるから、画面上のハ
レーション発生位置は照明光源とカメラ3の位置関係に
依存して定まる性質があり、その発生範囲も狭い線状乃
至帯状領域に限られることが通常である。
【0009】従って、図1に示した配置において、照明
光源L1、L2、L3を各々単独点灯して撮像を行なっ
た場合には、互いに異なった位置にハレーションが発生
すると考えられる。図2(1)〜(3)はその様子を例
示したもので、各々照明光源L1〜L3を単独点灯した
場合に得られる画像を表わしている。各図において、F
1 〜F3 はワーク2の正常画像部、G1 〜G3 は背景
(ベルトコンベア)画像部、H1 〜H3 はハレーション
画像部を指すものとする。
【0010】本願発明は、このような異なる照明ジオメ
トリ条件下で得られた複数の画像から、ハレーション画
像部H1 〜H3 を排除し、それ以外の画像部から所期の
画像を獲得するものである。即ち、これらハレーション
画像部における画像信号強度(光検出出力値)は他の部
分に比して格段に大きな値を示す筈であるから、3画像
(1)〜(3)における各対応画素毎に光検出出力値が
最大のものを排除すれば、ほぼ確実にハレーション画像
部を排除することができる。
【0011】照明光源数(照明ジオメトリ数)がN個の
場合、この最大値排除処理によって一般に、各画素毎に
N−1個の画像信号が残るから、これを用いて画像を構
成すれば良いことになる。排除されずに残される画像信
号から画像を構成する方法には種々の方式を用いること
ができる。その幾つかを例示すれば次の通りである。
【0012】[1]3画像(1)〜(3)について各画
素毎に最小の画像信号を抽出して画面を構成する方法、
[2]3画像(1)〜(3)について各画素毎に2番目
(中間)の強さを有する画像信号を抽出して画面を構成
する方法、[3]各画素について残された2つの画像信
号を加算または平均化して、画像を構成する方法。
【0013】以上説明した方法によって、ハレーション
画像を除去するという目的は一応達成できるが、各画面
における正常画像部F1 〜F3 における対応画素の画像
信号間に、照明ジオメトリ条件の変化に起因した強度差
が生ずることがある。これをそのままにして画像構成を
行なった場合には、各ハレーション画像部対応位置に明
るさの異なる画像領域ができる恐れがある。この明るさ
むらを解消するには、画像信号強度の規格化(ノーマリ
ゼーション)処理を行なえば良い。
【0014】この画像信号規格化の方法には種々の方式
があり、いずれの方式を利用しても差し支えない。その
幾つか記せば、下記の通りである。 <1>背景画像G1 〜G3 の画像信号強度の差異をなく
す処理を行なう。例えば、G1 を基準にして、G2 ,G
3 の明るさがG1 の明るさと一致するように画面(2)
及び(3)の各画素の画像信号に補正係数を乗ずる処理
または加算/減算する処理を施す方式。
【0015】<2>ワーク2上でハレーションの生じる
可能性の無い特定点または領域を予め選択指定してお
き、該特定点または領域の明るさが3画像で一致するよ
うな処理を行なう。例えば、F1 内の特定点または領域
の画像信号を基準とし、F2 及びF3 内の対応特定点ま
たは領域の画像信号を補正する(乗算または加算/減算
処理)方式。
【0016】<3>H1 〜H3 の画像信号を除去したも
のについて、3画像(F1 〜F3 のみ、あるいは、G1
〜G3 を含めた画像領域)の1画素当りの平均の明るさ
が一致するように画像信号を補正する(乗算または加算
/減算処理)方式。
【0017】<4>各画面(1)〜(3)毎に、画像信
号強度のヒストグラムを作成し、そのF1 F3 (場合に
よってはG1 〜G3 )のピーク位置を一致させる処理
(乗算または加算/減算処理)を行なう方式(後述実施
例を参照)。
【0018】以上例記した方式の内、<3>の方式を除
けば、ハレーション画像信号の排除を行なう前・後のい
ずれにおいても実行可能であるが、照明条件の差異が大
きい場合には、規格化処理後にハレーション画像信号排
除処理を行なった方が好ましいと思われる。
【0019】以上説明した画像修正処理プロセス中にお
いては、従来の濃度変換フィルタ処理等とは異なり、ハ
レーション画像信号を補正するのではなく、単純明解な
形で排除しているので、ハレーションの影響が最終画像
に残存する恐れがない。また、ハレーション発生部位に
含まれている本来の明暗情報については、これを該部位
に対して採用される正常な画像信号によって表現される
から、ハレーションによって有用な明暗情報を失うこと
がないという特徴がある。そして、上記各処理は、いず
れも通常の視覚センサシステムが有している画像処理機
能を利用した簡単なソフトウェア処理によって実行でき
る簡便なものであるから、特に高価で複雑な装置を新し
く準備する必要もない。(次記実施例を参照。)
【0020】
【実施例】図2は、本願発明の画像修正処理方法を実施
する際に使用される画像処理システムの一例を示した要
部ブロック図である。これを説明すると、10は画像処
理装置であり、中央演算処理装置(以下、CPUとい
う。)11を有し、該CPU11には、図1におけるカ
メラ3に接続されたカメラインターフェイス12、該カ
メラインターフェイス12を介して取り込まれた画像信
号を記憶するフレームメモリ13、画像処理プロセッサ
14、CPU11を介して画像処理システム各部の動作
を制御する為のプログラムを格納したプログラムメモリ
15、画像処理前あるいは画像処理後の画像を表示する
モニタ30(例えばモニタCRT)に接続されたモニタ
インターフェイス16、各種設定値等のデータが格納さ
れ、また、CPU11による演算実行時のデータ一時記
憶手段としても使用されるデータメモリ17及び図1に
示した照明光源装置L1〜L3のON/OFFの切換を
行なう照明光源切換装置20及びプロセスコントローラ
(図示省略)に接続された汎用信号インターフェイス1
8が、各々バス19を介して接続されている。
【0021】このように本実施例に用いられる視覚セン
サシステムは、従来の視覚センサシステムに照明光源切
換装置20を加えたもので構成されているが、本願発明
を実施する為に、作用の説明の欄で述べた原理に沿って
具体的な処理を実行する画像処理プログラム及び関連設
定値がプログラムメモリ15及びデータメモリ17に格
納されている点に特徴がある。以下、図4のフローチャ
ート及び図5のヒストグラム説明図を用いて、本実施例
における画像修正処理について説明する。先ず、図4の
フローチャートは、図1及び図2に示した事例について
本願発明を適用する為に、画像処理装置10のCPU1
1によって実行される処理の内容の概略を記したもので
ある。なお、本実施例で使用するカメラの画素数は、5
12×512とし、図2(1),(2),(3)の各々
におけるi行j列の画像信号強度をZ(1)ij,Z
(2)ij,Z(3)ij(i,j=1,2,・・512)
で表わすこととする。また、ハレーション画像信号除去
手段としては、ヒストグラムに基づいて上記3画像の画
像信号規格化を行なった上で、画素毎に最小信号値を選
択して最終画像を構成する手法を採用するものとする。
【0022】図4のフローチャートに記した一連の処理
は、プロセスコントローラからワーク2の到着を表わす
外部信号が画像処理装置10のCPUに伝達された時点
から開始される。先ず、汎用信号インターフェイス18
を介して照明光源切換装置20に指令を送り、照明光源
L1を単独で点灯し(ステップS1)、光源の光力が安
定したタイミングでカメラインターフェイス12を介し
てワーク2の撮像を行い、画像(1)をフレームメモリ
13(#1)に取り込む(ステップS2)。
【0023】次いで、照明光源L2の単独点灯(ステッ
プS3)、画像(2)のフレームメモリ13(#2)へ
の取り込み(ステップS4)、照明光源L3の単独点灯
(ステップS5)、画像(3)のフレームメモリ13
(#3)への取り込み(ステップS6)を順次同様に実
行する。
【0024】3つ画像(1)〜(3)が獲得されたなら
ば、各画像を構成する画素毎の信号の強度乃至大きさ
(画像の明るさ)を予め適当に設定された多数の区間に
グレード分けすることによって、各画像に対するヒスト
グラム作成処理を行なう(ステップS7)。ヒストグラ
ム作成の処理のソフトウェアは周知であるから、その詳
細内容については説明を省略する。
【0025】各画像(1)〜(3)について作成される
ヒストグラムは概略図5に例示されたようなものとなる
筈である。即ち、各画像について、背景(ここでは暗色
のベルトコンベア1が使用されているものとする。)を
表わす低明度画像G1 〜G3に対応した部分、適度の明
るさを有するワーク2の正常画像F1 〜F3 に対応した
部分、高輝度を有するハレーション画像に対応した部分
H1 〜H3 に大きく分かれた分布が形成される。また、
ワーク2の明暗模様や縁部の影等に対応して小頻度の中
間部分Rも一部形成されることが想定される。
【0026】ここで、各画像に対応したヒストグラムを
比較してみると、撮像時の照明ジオメトリの相違(ある
いは照明強度の相違)によって、ヒストグラム分布に若
干のずれが生じていることが判る。図5に示した例で
は、(2)→(1)→(3)の順で全体的に明るい画像
が得られている様子が描かれている。
【0027】そこで、ステップS7で作成されたヒスト
グラムを利用して各画像(1)〜(3)の明るさを揃え
る為の規格化処理を実行する。ここでは、上記3部分
(G1〜G3 対応部分、F1 〜F3 対応部分、H1 〜H3
対応部分)が互いに離隔していることを利用して規格
化を行なう。即ち、予め設定された正常画像強度予測範
囲Zfmin〜Zfmaxにおける最大頻度を与える画像信号強
度Zf1〜Zf3を求め(ステップS8)、補正係数γ12=
Zf1/Zf2及びγ13=Zf1/Zf3を計算する(ステップ
S9)。γ12及びγ13を補正係数ではなく、シフト補正
量Zf1−Zf2及びγ13=Zf1−Zf3としても良い。
【0028】次いで、画素位置指標i及びjを1にリセ
ットし(ステップS10)、ステップS11へ進む。ス
テップS11では、i行j列の画素について規格化され
た映像信号Z(1)ij,γ12Z(2)ij,γ13Z(3)
ijの最小値Min.Zijを決定する。補正係数でなく補
正シフト量とした場合には、Z(1)ij,Z(2)ij+
γ12,Z(3)ij+γ13の中から最小値を定める。決定
されたMin.Zijの値はフレームメモリ13(#4)
の画素(i,j)対応アドレスに書き込む。
【0029】以上で1個分の画素についての処理が終了
するから、以後は各画素について全く同様の処理を繰り
返せば良い。即ち、ステップS12で列指標jに1を加
算し、jが512を越えていないことを確認した上でス
テップS11へ戻るプロセスを511回繰り返すとステ
ップS13でイエスの判断が出され、ステップS14へ
進む。ステップS14では行指標iに1を加算し、i=
513でないことを確認した上で(ステップS15)、
列指標jのみを1にリセットして(ステップS16)再
度ステップS1へ戻る。以下、同様のプロセスの繰り返
しによって512×512個の画素のすべてについて最
小値Min.Zijがフレームメモリ13(#4)の画素
(i,j)対応アドレスに書き込まれると、ステップS
12→ステップS13→ステップS14→ステップS1
5→ステップS16を経て処理が終了する。
【0030】フレームメモリ13(#4)に書き込まれ
た画像信号から得られる画像は、ハレーション成分が取
り除かれたものであり、また、規格化によって明るさの
むらが抑制された画像となっている。なお、画像処理が
的確に実行されていることを随意視認できるように、モ
ニタ30の画面にフレームメモリ13(#4)に格納さ
れた画像信号に基づく画像を周期的に表示する処理を加
えることも可能である。
【0031】また、規格化処理の為に作成されたヒスト
グラムを設定されているZfmin〜Zfmaxと共に図5に示
した態様で随時モニタ画面に表示しても良く、Zfmin及
びZfmaxを可変設定する入力画面に兼用することも考え
られる。
【0032】
【発明の効果】本願発明によれば、簡単なプロセスによ
って、対象物をカメラ手段によって撮像した場合に発生
するハレーションを画像成分を除去した画像を得ること
ができる。また、本願発明の画像修正処理方法は、異な
る照明ジオメトリを設定して切り換える手法の採用によ
って、ハレーションを画像成分を除去する一方でハレー
ションが発生した部分に含まれている本来の明暗情報を
別途確保する手段を備えているので、ハレーション効果
を抑える為に有用な明暗情報を犠牲することがないとい
う利点が発揮される。
【0033】従って、高反射率ワークを取り扱うような
アプリケーションにおいても、ハレーションによる誤動
作を心配することなく視覚センサを利用したシステムを
採用することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の画像修正処理方法の原理について、
製造ライン上のコンベア終端部に順次送り込まれてくる
ワークの位置と姿勢をCCDカメラを用いた視覚センサ
システムによって認識するケースを例にとって説明する
図である。
【図2】図1における各照明光源L1〜L3を単独点灯
した条件の下で獲得される画像(1)〜(3)を表わし
た図である。にとって説明する図である。
【図3】本願発明の画像修正処理方法を実施する際に使
用される画像処理システムの一例を示した要部ブロック
図である。
【図4】図1及び図2に示した事例について本願発明を
適用する為に、図3に示した画像処理装置のCPUによ
って実行される処理の内容の概略を記したフローチャー
トである。
【図5】図4に示したフローチャート中のヒストグラム
作成処理において作成されるヒストグラムの内容を例示
・説明する為のグラフである。
【符号の説明】
1 ベルトコンベア 2,2’ ワーク 3 カメラ(CCDカメラ) 4 視野 10 画像処理装置 11 中央演算処理装置(CPU) 12 カメラインターフェイス 13 フレームメモリ 14 画像処理プロセッサ 15 プログラムメモリ 16 モニタインターフェイス 17 データメモリ 18 汎用信号インターフェイス 19 バス 20 照明光源切換装置 30 モニタ L1〜L3 照明光源 G1 〜G3 背景(ベルト)画像部 F1 〜F3 ワーク正常画像部 H1 〜H3 ハレーション画像部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/238 Z G06F 15/64 325 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ手段を用い、互いに異なる複数の
    照明ジオメトリ条件下で順次対象物の撮像を行い、前記
    各照明ジオメトリ条件下における画像信号を獲得する段
    階と、前記蓄積された画像信号から各画素毎に最大の光
    検出出力を表すものを排除し、残された画像信号に基づ
    いて前記対象物像を含む画像を構成する段階を含む画像
    修正処理方法。
  2. 【請求項2】 カメラ手段を用い、互いに異なる複数の
    照明ジオメトリ条件下で順次対象物の撮像を行い、前記
    各照明ジオメトリ条件下における画像信号を獲得する段
    階と、前記各照明ジオメトリ条件下で獲得された画像信
    号を規格化する段階と、規格化された画像信号から各画
    素毎に最大の光検出出力を表すものを排除し、残された
    画像信号に基づいて前記対象物像を含む画像を構成する
    段階を含む画像修正処理方法。
JP5257562A 1993-09-22 1993-09-22 画像修正処理方法 Pending JPH0793535A (ja)

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