JPH05210737A - パターン認識方法 - Google Patents

パターン認識方法

Info

Publication number
JPH05210737A
JPH05210737A JP4040507A JP4050792A JPH05210737A JP H05210737 A JPH05210737 A JP H05210737A JP 4040507 A JP4040507 A JP 4040507A JP 4050792 A JP4050792 A JP 4050792A JP H05210737 A JPH05210737 A JP H05210737A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
density
average value
density histogram
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4040507A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisahiro Tanaka
久博 田中
Masaaki Yasumoto
雅昭 安本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nachi Fujikoshi Corp
Original Assignee
Nachi Fujikoshi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nachi Fujikoshi Corp filed Critical Nachi Fujikoshi Corp
Priority to JP4040507A priority Critical patent/JPH05210737A/ja
Publication of JPH05210737A publication Critical patent/JPH05210737A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2値化画像によるパターンマッチング手法を
用いたパターン認識方法において、従来の方式に比べ
て、照明条件の変化、位置ずれなどの外乱が発生して
も、正しく認識できるようなパターン認識方法を提供す
ること。 【構成】 基準対象物の標準画像の濃度ヒストグラムの
平均値を平均値1とし、認識しようとする対象物の認識
濃度ヒストグラムの平均値を平均値2として、平均値2
と平均値1との濃度平均値差分だけ対象物の認識濃度ヒ
ストグラムを、濃度差の負方向に平行移動させ、さらに
両濃度ヒストグラムの各濃度レベル毎の差を計算し、例
えば、各濃度レベル毎の画素数の差の絶対値の和が小さ
いほど認識画像の濃度ヒストグラムが標準画像の濃度ヒ
ストグラムと類似しているとするような、評価関数を使
用してパターンマッチングを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理装置におい
て、ITVカメラから入力される画像に対して画像処理
を実行し、該処理された画像とあらかじめ記憶されてい
る標準画像との差を計算し、対象物を認識する、パター
ンマッチング手法を用いたパターン認識方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、ITVカメラで撮影された基準
対象物の入力画像を所定の2値化画像(ある明るさ以上
を1、これ以下を0とした画像)に変換し、これを標準
画像として記憶しておき、次に、与えられた認識すべき
対象物を同様な方法で変換した認識画像と標準画像との
差、の大小をもって与えられた認識すべき対象物が基準
対象物と一致しているかどうかを判断していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の方法は、2
値化画像によるパターンマッチング手法を用いたパター
ン認識方法であるが、この方法の欠点は a.明るさが変化すると、2値化画像が変化するため、
パターンマッチング時に大きな誤差が発生する。 b.与えられた認識すべき対象物の位置と基準対象物の
位置が一致していないと大きな誤差が発生する。等の課
題があった。
【0004】特に複雑な対象物のパターン認識を行なう
場合は、最初に大まかな認識処理を行なった後、細部の
認識を行なうケースが多く、最初の大まかな認識時に
は、なるべく簡単な手法を用いて処理時間を短縮する必
要性が高く、このためには従来のパターンマッチング手
法は、複雑でしかも前記問題も多く、使いずらかった。
本発明の課題は、2値化画像によるパターンマッチング
手法を用いたパターン認識方法において、与えられた認
識すべき対象物の明るさが変化しても、又対象物の位置
と基準対象物の位置が一致していない場合にも、正しく
認識できるパターン認識方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、特許
請求の範囲記載のパターン認識方法を提供することによ
って上述した従来技術の課題を解決した。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明を詳細に
説明する。図1は本発明の実施例パターン認識方法の説
明図で、ITVカメラから入力される画像に対して画像
処理された画像の濃度ヒストグラムパターンの例で、
(a)は基準対象物の画像に対して画像処理された標準
画像の濃度ヒストグラムパターン、(b)は認識しよう
とする対象物の画像に対して画像処理された認識画像の
濃度ヒストグラムパターンを、それぞれ示す。図2は図
1の(b)の認識画像の濃度ヒストグラムが得られる認
識しようとする対象物の画像例を示す。実施例では、斜
線部は暗く、その周囲の白い部分は斜線部に比べて明る
いとする。この様な入力画像の場合は、斜線部に相当す
る画素数のピーク値と、白い部分に相当する画素数のピ
ーク値とが、図1に示す濃度ヒストグラムのそれぞれ左
の山と、右の山と、してあらわれる。
【0007】図1の(a)と(b)との違いは対象物の
明るさの違いによるものが大きい。実施例の場合は、図
1の(a)の基準対象物が、(b)の認識しようとする
対象物に比べて暗い場合として示されている。即ち、同
じようなパターンの対象物を撮影すると明るい場合は、
右方向に、暗い場合は左方向に平行移動したようなパタ
ーンとなる。明るさの程度を表わす尺度として濃度ヒス
トグラムの平均値を求める方法が最も容易である。ここ
で言う平均値とは、明るさの平均値で、平均値より明る
い画素数と暗い画素数は等しくなるような値である。
【0008】さて、図1の(a)の基準対象物の標準画
像の濃度ヒストグラムパターンの平均値を平均値1と
し、図1の(b)の認識しようとする対象物の認識濃度
ヒストグラムパターンの平均値を平均値2として、平均
値2と平均値1との濃度平均値差分だけ(b)図の濃度
ヒストグラムを左方向に平行移動させると、(b)図破
線のようになる。もし、基準対象物を明るさのみ変えて
撮影し、上記処理を実行すると、ほぼ(a)図と一致し
てしまう。従って、各濃度レベル毎の(a)図と、
(b)図破線の差を計算し、例えば、各濃度レベル毎の
差の絶対値の和を計算すれば、その値が小さいほど認識
画像の濃度ヒストグラムパターンが標準画像の濃度ヒス
トグラムパターンと類似していることになる。
【0009】また、図2において認識しようとする対象
物の斜線部の位置が基準対象物の標準画像の対応位置と
異なっていても、濃度ヒストグラムを作成する段階で、
位置情報は失なわれてしまうので、本発明によるパター
ン認識方法では、位置誤差による認識能力の低下はな
い。ここでは、評価関数として、各濃度レベル毎の画素
数の差の絶対値の和を用いたが、この他に自乗平均和な
どであってもよい。
【0010】
【発明の効果】上述したように、ITVカメラから入力
される画像に対して画像処理を実行し、該処理された画
像とあらかじめ記憶されている標準画像との差を計算
し、対象物を認識するパターンマッチングにおいて、本
発明によるパターン認識方法を用いると、 a.濃度ヒストグラムを作成する段階で、位置情報は失
なわれてしまうので、位置ずれによる誤差が殆どない。 b.明るさの差は、濃度ヒストグラムの平均値の差のみ
で、濃度ヒストグラムのパターン形状そのものの差は小
さいので、明るさが変化に起因して2値化画像が変化し
て従来のパターンマッチング方法で大きな誤差が発生し
た欠点を解消するものとなった。 等、従来の方式に比べて、照明条件の変化、位置ずれな
どの外乱が発生しても、正しく認識できるようになっ
た。従って画像処理を用いた検査、計測、などの分野
で、指定された対象物であるかどうかのチェック等に本
発明によるパターン認識方法を用いると、簡単な処理で
対象物を認識できるので、その効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例パターン認識方法の説明図で、
ITVカメラから入力される画像に対して画像処理され
た画像の濃度ヒストグラムパターンの例で、(a)は基
準対象物の画像に対して画像処理された標準画像の濃度
ヒストグラムパターン、(b)は認識しようとする対象
物の画像に対して画像処理された認識画像の濃度ヒスト
グラムパターンを、それぞれ示す。
【図2】図1の(b)の認識画像の濃度ヒストグラムが
得られる認識しようとする対象物の画像例を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ITVカメラから入力される画像に対し
    て画像処理を実行し、該処理された画像とあらかじめ記
    憶されている標準画像との差を計算し、対象物を認識す
    る、パターンマッチング手法を用いたパターン認識方法
    において、認識しようとする対象物について、ITVカ
    メラから入力された認識画像に対して画像処理を実行
    し、該処理された認識画像の濃度ヒストグラムと、該認
    識画像濃度ヒストグラムの平均値とを計算し、該認識画
    像濃度ヒストグラムの平均値と、あらかじめ基準対象物
    に対して画像処理され記憶されている標準画像の濃度ヒ
    ストグラムの平均値と、の差の平均値差を計算し、更
    に、前記認識画像の濃度ヒストグラムに対して、該平均
    値差だけ、濃度(明るさ)を負方向にシフトし、しかる
    後、該認識画像の濃度ヒストグラムと標準画像の濃度ヒ
    ストグラムとの明るさ毎の差を計算し、該明るさ毎の差
    を用いた、例えば各濃度レベル毎の画素数の差の絶対値
    の和を求める関数といった、評価関数により、パターン
    マッチングを行なうことを特徴とするパターン認識方
    法。
JP4040507A 1992-01-31 1992-01-31 パターン認識方法 Pending JPH05210737A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4040507A JPH05210737A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 パターン認識方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4040507A JPH05210737A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 パターン認識方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05210737A true JPH05210737A (ja) 1993-08-20

Family

ID=12582465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4040507A Pending JPH05210737A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 パターン認識方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05210737A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005037243A (ja) * 2003-07-15 2005-02-10 Mega Trade:Kk プリント基板検査装置
DE102012108764A1 (de) 2011-09-27 2013-03-28 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Bildverarbeitungsvorrichtung

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005037243A (ja) * 2003-07-15 2005-02-10 Mega Trade:Kk プリント基板検査装置
DE102012108764A1 (de) 2011-09-27 2013-03-28 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Bildverarbeitungsvorrichtung
US9542608B2 (en) 2011-09-27 2017-01-10 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Image processing apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6721461B1 (en) Method and apparatus using image subtraction and dynamic thresholding
US8457394B2 (en) Method of detecting skin-colored area using variable skin color model
US7386167B2 (en) Segmentation technique of an image
CN105787429B (zh) 采用机器视觉用于检查物体的方法和设备
US6320977B1 (en) Method and apparatus for positional detection using pattern matching process
JP2005165387A (ja) 画面のスジ欠陥検出方法及び装置並びに表示装置
Torres et al. Automatic detection of specular reflectance in colour images using the MS diagram
KR20080011235A (ko) 기판 검사 장치
JPH06308256A (ja) 雲霧検出方法
JP2005283197A (ja) 画面のスジ欠陥検出方法及び装置
JPH05210737A (ja) パターン認識方法
JPH0793535A (ja) 画像修正処理方法
JP3260425B2 (ja) パターンのエッジライン推定方式及びパターン検査装置
JPS6186639A (ja) パターン検査装置
JP3240570B2 (ja) カラー画像の2値化処理装置
JPH0291505A (ja) 回路基板の半田面検査装置
JP2906454B2 (ja) 物体位置検出方法
JP3190173B2 (ja) 半導体装置の外観検査方法および外観検査装置
JP2638121B2 (ja) 表面欠陥検査装置
JPH0735699A (ja) 表面欠陥検出方法およびその装置
JPH06259549A (ja) 画像領域分割装置
Paulo et al. Automatic visual inspection system for solder paste deposition in PCBs
JPH0420225B2 (ja)
Boukouvalas et al. Automatic grading of textured ceramic tiles
CN117611554A (zh) 一种基于yuv色彩空间和梯度特征相融合的阴影检测方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010116