JP7159624B2 - 表面性状検査方法及び表面性状検査装置 - Google Patents

表面性状検査方法及び表面性状検査装置 Download PDF

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Description

本発明は、表面性状検査方法及び表面性状検査装置に関する。
機械加工品の表面検査は、目視による検査が実施されているが、検査員の技量に負う部分が大きい。また、目視検査には、磁粉探傷、外観検査などの複数の検査項目が存在することから、作業を煩雑なものとさせている。機械加工の際、表面に微小なキズが生成されたり、又は母材の中間素材であるビレットを熱間成形した後の材料の表面(地肌)が残存したりすることがある。機械加工品の表面に生成されるキズは微小であり、また、ビレットの地肌残存部は視認性が悪いため、そのようなキズや地肌残存部を有する機械加工品が破廉恥キズとして流出し、重大なクレームが発生する可能性がある。
機械加工品の例として、機械切削により形状を整える円盤状の加工品や外径を整える円柱状の加工品など、様々な形状を有する鉄鋼品が挙げられる。このような機械加工品の表面性状の検査方法として、特許文献1には、表面に生じるキズ、模様等の検査において、測定対象表面に照明を投光し、1次元ラインカメラで鋼板表面を連続的に撮影する方法が提案されている。また、特許文献2には、対象物の微小なキズを検査するため、対象物の表面にスリットレーザを照射し、照射部から反射される正反射光と乱反射光を受光し、それぞれの強度比から有害部を検知する方法が提案されている。さらに、特許文献3には、被検体に白色のスリット光を照射し、光切断線から座標を演算し、形状の演算と輝度情報を取得して外観検査を行う手法が提案されている。
特開平6-102195号公報 特開平11-230912号公報 特開2003-240521号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、測定対象物が平坦な形状に限定されており、機械加工によって凹凸を有する対象物には適用することができない。また、特許文献2の方法では、2次元の情報を得ることができないため、ノイズ等の影響を受け、正確な検査をすることができない。さらに、特許文献3の方法では、光切断情報を必要としない場合であっても、被検体を撮影する度に光切断線の座標を演算してしまうため、処理時間が長くなってしまう。また、被検体の表面性状によって光切断線の輝度分布は変化するため、毎回取得される画像から求めた座標は、次画像と連続的にならない。加えて光切断であるため、複数の方向から撮影する必要がなく、複数の方向から撮影したとしても、演算負荷を増加させてしまう。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、非平坦な表面を有する対象物の表面性状を正確に検査することができ、且つ検査時間の短縮化と演算負荷の軽減を図ることができる、表面性状検査方法及び表面性状検査装置を提供することを目的とする。
本発明の表面性状検査方法は、第一方向に同一の断面形状が連続する非平坦な表面を有する対象物の表面性状を検査する表面性状検査方法であって、前記対象物の表面に、前記第一方向と垂直な第二方向に平行なライン状のマーキングを施すマーキングステップと、前記マーキングを撮像装置で撮像し、前記マーキングに対応するマーキング部を抽出するマーキング部抽出ステップと、前記マーキング部抽出ステップで抽出した前記マーキング部に基づいて、前記対象物の表面の所定箇所の座標を示す予め設定された座標情報を取得する座標取得ステップと、前記対象物と前記撮像装置とを、前記第一方向に沿って相対的に移動させながら、前記撮像装置により前記対象物の表面を撮影して撮影画像を順次取り込む取り込みステップと、前記取り込みステップで順次取り込まれた前記撮影画像から注目領域を抽出し、前記注目領域から前記予め設定された座標情報が示す座標に位置するライン状の画素データだけを取得する画素取得ステップと、前記画素取得ステップで取得された前記画素データを、前記第二方向に沿って直線状の画素配列に変換する変換ステップと、前記変換ステップで変換された前記画素データを、前記第一方向に沿って順次連結することにより2次元の合成画像を算出する画像算出ステップと、前記2次元の合成画像から、前記対象物の表面に存在する欠陥を検出する検出ステップと、を備えるものである。
本発明の表面性状検査装置は、第一方向に同一の断面形状が連続する非平坦な表面を有する対象物の表面性状を検査する表面性状検査装置であって、前記対象物を撮影する撮像装置と、前記対象物と前記撮像装置とを、前記第一方向に沿って相対的に移動させながら、前記撮像装置に前記対象物の表面を撮影させて撮影画像を順次取り込ませる撮像制御部と、前記撮像装置から取り込まれた撮影画像に対し画像処理を施す画像処理部と、を有するものである。前記撮像制御部は、前記撮像装置を用いて、前記対象物の表面に施された、前記第一方向と垂直な第二方向に平行なライン状のマーキングを撮像し、前記画像処理部は、前記マーキングに対応するマーキング部を抽出し、前記マーキング部に基づいて、前記対象物の表面の所定箇所の座標を示す予め設定された座標情報を取得し、前記撮像装置によって順次取り込まれた前記撮影画像から注目領域を抽出し、前記注目領域から前記予め設定された座標情報が示す座標に位置するライン状の画素データだけを取得し、取得された前記画素データを、前記第二方向に沿って直線状の画素配列に変換し、変換された前記画素データを、前記第一方向に沿って順次連結することにより2次元の合成画像を算出し、算出された前記2次元の合成画像から、前記対象物の表面に存在する欠陥を検出す
本発明によれば、非平坦な表面を有する対象物を順次撮影し、予め設定された座標情報に基づいて撮影画像から画素データを取得し、取得された画素データを連結して2次元の合成画像を算出し、2次元の合成画像から対象物の表面に存在する欠陥を検出する。これにより、撮影画像から座標を逐次演算する必要がなくなり、検査時間の短縮化と演算負荷の軽減を実現することができ、且つ正確な表面性状検査が可能となる。
本発明の実施形態に係る表面性状検査装置の構成を示すブロック図である。 対象物を撮影する撮像装置の外観構成を示す概略図である。 対象物を複数の撮影部により異なる方向から撮影することを説明する概略図である。 第1方向から第1撮影部により対象物を撮影して第1撮影画像を得る状況を説明する概略図である。 z方向(鉛直軸方向)から第2撮影部により対象物を撮影して第2撮影画像を得る状況を説明する概略図である。 第2方向から第3撮影部により対象物を撮影して第3撮影画像を得る状況を説明する概略図である。 対象物上の同一のマーキング部を第1撮影部、第2撮影部及び第3撮影部で予め撮影したときの当該マーキング部の座標位置をそれぞれ表す第1座標画像、第2座標画像及び第3座標画像を示す図である。 対象物上の同一のマーキング部を第1撮影部、第2撮影部及び第3撮影部で予め撮影したときの当該マーキング部の座標データをそれぞれ表す第1座標テーブル、第2座標テーブル及び第3座標テーブルである。 本実施形態の表面性状検査装置によって実行される表面性状検査処理を示すフローチャートである。 撮影画像から注目領域内の画素データを取得するステップを説明する概略図である。 予め設定された第1座標画像を用いて第1撮影画像から画素データを取得するステップを説明する概略図である。 予め設定された第1座標テーブルを用いて第1撮影画像から画素データを取得するステップを説明する概略図である。 第1撮影画像の取り込みから、画素データの座標変換及び連結までのステップを説明する概略図である。 第2撮影画像の取り込みから、画素データの座標変換及び連結までのステップを説明する概略図である。 第3撮影画像の取り込みから、画素データの座標変換及び連結までのステップを説明する概略図である。 表面性状検査処理において第1撮影画像から算出される輝度画像である正反射画像の一例を示す図である。 表面性状検査処理において第2撮影画像又は第3撮影画像から算出される輝度画像である乱反射画像の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の説明において、同一又は同様の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
<表面性状検査装置の全体構成>
本実施形態に係る表面性状検査装置100は、図1に示すように、撮像装置1と、駆動制御装置2と、撮像制御部3と、画像処理部4と、記憶部5と、表示制御部6と、表示部7と、を備える。撮像制御部3、画像処理部4、記憶部5、及び表示制御部6によって演算処理装置10を構成する。
撮像装置1は、図2に示すように、対象物20の表面を撮影し、演算処理装置10は、撮像装置1から取り込まれた対象物20の撮影画像に対して画像処理を施し、対象物20の表面性状を判断する。本実施形態では、撮像装置1を移動させながら対象物20の表面を撮影するものとして説明するが、撮像装置1と対象物20とを相対的に移動させればよく、撮像装置1を固定し、対象物20を移動させるようにしてもよい。
演算処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)を備えており、記憶部5に記憶された各種プログラムに従って、撮像制御部3、画像処理部4、及び表示制御部6において実行される各機能を統括的に制御する。
本実施形態に係る対象物20は、曲面、コーナー及び/又は段差を有する非平坦な機械加工品である。かかる対象物20の例として、中間素材であるビレット等を熱間成形した後の材料を機械加工した鋼材を挙げることができる。本実施形態において、対象物20は、図2に示すように、同一の断面形状が一方向に連続した構造を有するものとする。
撮像装置1は、光照射部11と撮影部12とを有する。光照射部11及び撮影部12は、両者の位置関係が変化しないように公知の固定手段により固定されている。本実施形態では、図2に示すように、対象物20がx方向に同一の断面形状が連続するようにx-y平面上に配置され、撮像装置1は、対象物20の上方、すなわちz軸の正領域の方向に設置されるものとする。撮像装置1は、駆動制御装置2からの制御及び撮像制御部3からの制御により、x方向に沿って移動しながら対象物20の表面を順次撮影し、得られた撮影画像を順次、画像処理部4に出力する。上述のように、対象物20はx方向に同一の断面形状が連続しているため、撮像装置1がx方向に沿って移動しながら対象物20の表面を順次撮影すると、常に同一形状の表面を撮影することとなる。
光照射部11は、白色発光ダイオード(light-emitting diode:LED)からなる棒状光源を備えており、対象物20に対して光を照射する。光照射部11の棒状光源としては、例えば、長さ400mm、消費電力30Wの光源が採用され得る。光照射部11が発振する光の波長は特に限定されないが、対象物20の表面性状の検査に適した波長(例えば400nm~800nm程度の可視光帯域に属する波長)が選択され得る。光照射部11は、撮像制御部3から出力される制御信号に基づいて光の発振を行う。
対象物20に対する光照射部11の照射角度は、対象物20の表面から検出され得る欠陥(キズ)の特性により任意に設定可能である。光照射部11からの光の照射領域111は、撮像装置1の移動に伴ってx方向に移動する。なお、光照射部11として、棒状光源の代わりに面状光源を用いてもよく、さらに、LED以外の照明手段を用いてもよい。
撮影部12は、2048ビット×2048ビットの撮像素子(Charge Coupled Device(CCD)又はComplementary Metal Oxide Semiconductor(CMOS))を搭載した2次元カメラを備え、画素サイズは4.8μm×4.8μm、フレームレートは500fps、レンズの焦点距離は24mmである。撮影される画像の画素サイズは、材料表面においておよそ0.2mm×0.2mmとする。ただし、部位によっては、0.18mm×0.18mm~0.23mm×0.23mmとなる。撮影部12はA/Dコンバータを備えており、撮像素子から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換し、デジタル信号を画像処理部4に出力する。
対象物20に対する撮影部12の撮影角度は、対象物20の表面から検出され得る欠陥に対して有効な角度とし、対象物20上での視野領域121が光照射部11の照射領域111を含むように設定される。撮影部12は、撮像制御部3からの制御に基づき、x方向に所定距離(例えば0.2mm)移動する度に対象物20の表面を撮影する。撮影部12の2次元カメラは、モノクロカメラであってもよいしカラーカメラであってもよい。ただし、対象物20の色合いを含めた検査では、白色光源を有する光照射部11とともに、カラーカメラを有する撮影部12を用いることが好ましい。
駆動制御装置2は、撮像装置1を支持する図示しない移動装置の動作を制御することによって撮像装置1を移動させるアクチュエータを備える。駆動制御装置2は、撮像制御部3から移動装置の動作を開始させるための制御信号が出力されると、移動装置を制御することによって撮像装置1を移動させる。
表面性状検査装置100は、撮像装置1の移動速度を検出するパルス型速度検出器(Pulse Logic Generator:PLG)(不図示)を備えており、パルス型速度検出器は、撮像装置1の移動に伴いPLG信号を撮像制御部3に出力する。例えば、パルス型速度検出器は、撮像装置1が所定距離(例えば0.2mm)移動する度に1パルスのPLG信号を撮像制御部3に出力する。
撮像制御部3は、対象物20の撮影を開始する際、駆動制御装置2に対して移動装置の動作を開始させるための制御信号を出力する。また、対象物20の撮影を開始する際、光照射部11に対して光の発振を開始させるための制御信号を出力する。また、撮像制御部3はタイミング発生器を備えており、タイミング発生器は、パルス型速度検出器からPLG信号が入力される度に撮影部12に対して撮影を指示するためのトリガ信号を出力する。これにより、撮影部12は、等間隔の移動ごと(例えば0.2mmの移動ごと)に対象物20の表面を撮影する。
光照射部11及び撮影部12を一体的にx方向に移動させながら撮影を行う際の各撮影位置の間隔は、適宜設定することが可能であるが、例えば、撮影部12で撮影される画像の画素サイズと同一にすることが好ましい。x方向の移動間隔と撮影される画像の画素サイズとを一致させることで、撮影画像において縦方向の分解能と横方向の分解能とを一致させることができる。
画像処理部4は、撮像装置1から取り込まれた撮影画像に対し画像処理を施す。具体的に、画像処理部4は、対象物20の表面の所定箇所の座標を示す予め設定された座標情報を記憶部5から取得し、撮像装置1から順次取り込まれた対象物20の撮影画像から、予め設定された座標情報が示す座標に位置する画素データを取得し、取得された画素データを順次連結して輝度画像を算出する処理を実行する。画像処理部4で実行される画像処理の詳細については後述する。また、画像処理部4は、画像処理結果を示すデータを表示制御部6に出力する。
記憶部5は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備える。ROMは、CPUによって実行される表面性状検査処理プログラム(図9参照)等の各種プログラムやこれらのプログラムの実行時に必要なデータを格納する。ROMに格納された各種プログラムやデータはRAMにロードされて実行される。記憶部5は、表面性状検査処理プログラムの実行時に必要なデータとして、対象物20の表面の所定箇所の座標を示す座標情報(図7及び図8参照)を予め格納している。記憶部5に格納された座標情報の詳細については後述する。
記憶部5は、ハードディスクドライブ(HDD)等の磁気メモリ、又は光ディスク等の光メモリを備えるようにしてもよい。あるいは、演算処理装置10に着脱可能な記録媒体に各種プログラムやデータを格納するようにしてもよい。
表示制御部6は、表示部7を制御して、画像処理部4から入力された画像処理結果のデータを表示部7に表示させる。具体的に、表示制御部6は、対象物20に対する表面性状検査処理(図9参照)の結果を表示部7に表示させる。
表示部7は、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ、又は有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)ディスプレイ等のディスプレイを備え、表示制御部6からの制御に従って表面性状検査処理の結果を表示する。
以上、表面性状検査装置100の各機能を実行可能なハードウェア構成の一例を説明した。これらの構成要素は、汎用ハードウェアによって構成されていてもよいし、それぞれの機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。例えば、画像処理部4の機能を特定用途向け集積回路(ASIC)等のハードウェアにより構成してもよい。
図2では、説明を簡単にするために、撮像装置1が一台の撮影部12を備える場合を示したが、以下の説明では、撮像装置1が撮影方向の異なる三台の撮影部を備えるものとして説明する。ただし、撮影部の台数は限定されるものではない。
図3に示すように、撮像装置1は、第1撮影部12aと、第2撮影部12bと、第3撮影部12cと、を備える。第1撮影部12a、第2撮影部12b及び第3撮影部12cの各々の構造は図2の撮影部12と同一である。
第1撮影部12aは、光照射部11から対象物20に対して照射された光が対象物20上で正反射する方向であって、鉛直軸方向であるz方向V0に対して角度θ1となる第1方向V1から対象物20の表面を撮影する。第2撮影部12bは、z方向V0から(真上から)対象物20の表面を撮影する。第3撮影部12cは、光照射部11の光照射方向とほぼ同じ方向から対象物20の表面を撮影する。光照射部11は、z方向V0に対して角度θ2となる第2方向V2から対象物20を照射する。対象物20に対する光照射部11の照射角度は、例えば45°である。なお、対象物20の表面から検出され得る欠陥の特性によって、第1撮影部12a、第2撮影部12b、及び第3撮影部12cのそれぞれの撮影方向は任意に調整可能である。
次に、図4~図6を参照して、対象物20の表面上のy軸に平行なラインLが、第1撮影部12a、第2撮影部12b、及び第3撮影部12cのそれぞれによって撮影される場合について説明する。
第1撮影部12aにより対象物20上のラインLを撮影すると、図4に示すように第1撮影画像I1が得られる。第1撮影部12aは、z方向V0に対して角度θ1となる第1方向V1から対象物20の表面を撮影しているため、第1撮影画像I1に現れるラインLは、対象物20の表面の凹凸によって左側に凸の線となる。また、第1撮影部12aは、光照射部11から対象物20に照射された光が正反射する方向から対象物20の表面を撮影しているため、第1撮影画像I1において照射領域111に対応する領域は相対的に明るい。
第2撮影部12bにより対象物20上のラインLを撮影すると、図5に示すように第2撮影画像I2が得られる。第2撮影部12bは対象物20を真上から撮影しているため、第2撮影画像I2に現れるラインLは直線となる。また、第2撮影部12bは、光照射部11から対象物20に照射された光の乱反射によって対象物20の表面を撮影しているため、第2撮影画像I2は全体的に暗い画像となる。
第3撮影部12cにより対象物20上のラインLを撮影すると、図6に示すように、第3撮影画像I3が得られる。第3撮影部12cは、z方向V0に対して角度θ2となる第2方向V2とほぼ同じ方向から対象物20の表面を撮影しているため、第3撮影画像I3に現れるラインLは、対象物20の表面の凹凸によって右側に凸の線となる。また、第3撮影部12cも、光照射部11から対象物20に照射された光の乱反射によって対象物20の表面を撮影しているため、第3撮影画像I3は全体的に暗い画像となる。
<予め設定される座標情報について>
次に、図7及び図8を参照して、図9に示す表面性状検査処理に先立って設定される座標情報について説明する。
対象物20と同一サイズ及び同一形状の対象物が、図2~図6と同様にx方向に同一の断面形状が連続するようにx-y平面上に配置され、当該対象物の表面にはy軸に平行なライン状のマーキングが施されているものとする。図9に示す表面性状検査処理に先立って、撮像制御部3は、光照射部11、第1撮影部12a、第2撮影部12b、及び第3撮影部12cにより、当該対象物の表面に施されたマーキング部が照射領域111の中央部となるように当該対象物を撮影させる。画像処理部4は、第1撮影部12aから得られた撮影画像に対して画像処理を施してマーキング部を抽出し、図7に示すように、当該マーキング部の画素の輝度値を255とし、マーキング部以外の画素の輝度値を0とした第1座標画像Iaを生成する。同様に、画像処理部4は、第2撮影部12bから得られた撮影画像及び第3撮影部12cから得られた撮影画像に対して画像処理を施してマーキング部を抽出し、それぞれ、第2座標画像Ib及び第3座標画像Icを生成する。図7に示す第1座標画像Ia、第2座標画像Ib、及び第3座標画像Icのデータは、記憶部5に格納される。
マーキング部の座標情報として、図7に示す第1座標画像Ia、第2座標画像Ib、及び第3座標画像Icの代わりに、図8に示すように、当該マーキング部のx-y平面における座標データを用いてもよい。具体的には、画像処理部4が、第1撮影部12aから得られた撮影画像に画像処理を施してマーキング部を抽出し、当該マーキング部を構成する画素のx-y平面における座標データを示す第1座標テーブルTaを生成する。同様に、画像処理部4は、第2撮影部12bから得られた撮影画像及び第3撮影部12cから得られた撮影画像に対して画像処理を施してマーキング部を抽出し、当該マーキング部を構成する画素のx-y平面における座標データを示す第2座標テーブルTb及び第3座標テーブルTcをそれぞれ生成する。図8に示す第1座標テーブルTa、第2座標テーブルTb、及び第3座標テーブルTcは、記憶部5に格納される。
このようにして、撮影方向ごとにマーキング部の座標情報を予め記憶部5に格納しておく。以降、対象物20と同一サイズ及び同一形状の検査対象物に対し、記憶部5に記憶された座標情報を用いて後述の表面性状検査処理が実行されることとなる。
以下の説明では、記憶部5に格納されたマーキング部の座標情報が、x方向に1画素分の幅を有するものとして説明するが、x方向の幅は特に限定されない。x方向の幅は、x方向に移動する撮像装置1又は対象物20の検査時における安定性を考慮して変更してもよい。
<表面性状検査処理>
次に、図9~図16を参照して、表面性状検査装置100によって実行される表面性状検査処理について説明する。
まず、画像処理部4は、記憶部5から、予め設定されたマーキング部Mの座標情報を取得する(ステップS1)。記憶部5に、図7に示す座標情報が格納されている場合、ステップS1では、第1座標画像Ia、第2座標画像Ib、及び第3座標画像Icが取得される。記憶部5に、図8に示す座標情報が格納されている場合、ステップS1では、第1座標テーブルTa、第2座標テーブルTb、及び第3座標テーブルTcが取得される。
次に、撮像装置1はx方向に移動しながら対象物20の表面を撮影して撮影画像(第1撮影画像I1、第2撮影画像I2、及び第3撮影画像I3)を取り込む(ステップS2)。画像処理部4は、ステップS2で取り込まれた撮影画像から、ステップS1で取得した座標情報が示す座標に位置する画素データを取得する(ステップS3)。
ステップS3において、まず、画像処理部4は、図10に示すように、撮像装置1から取り込まれた撮影画像Ii(i=1, 2, 3)の中央部に注目領域(Region of Interest: ROI)を設定し、撮影画像IiからROIを抽出する。例えば、撮影画像Iiのサイズが2048画素×2048画素である場合、画像処理部4は、撮影画像Iiの中央部の256画素×768画素の領域をROIとして抽出する。そして、画像処理部4は、抽出されたROIから、ステップS1で取得されたマーキング部Mの座標情報が示す座標のみに位置する画素データPLを取得する。図10に示すように、取得される画素データPLは、1画素分の幅を有するライン状の画素配列である。なお、ROIを設定することなく、撮影画像Iiから必要な画素データPLを取得してもよい。
記憶部5に、図7に示す座標情報が格納されている場合、ステップS3において画像処理部4は、図11に示すように、第1撮影部12aにより取り込まれた第1撮影画像I1から、第1座標画像Iaにおいて輝度値が255の画素の座標(すなわち、マーキング部Mの座標)に位置する画素データPL1を取得する。第2座標画像Ibに基づいて第2撮影画像I2から画素データを取得する場合、第3座標画像Icに基づいて第3撮影画像I3から画素データを取得する場合も同様である。
記憶部5に、図8に示す座標情報が格納されている場合、ステップS3において画像処理部4は、図12に示すように、第1撮影部12aにより取り込まれた第1撮影画像I1から、第1座標テーブルTaが示す座標(すなわち、マーキング部Mの座標)に位置する画素データPL1’を取得する。第2座標テーブルTbに基づいて第2撮影画像I2から画素データを取得する場合、及び第3座標テーブルTcに基づいて第3撮影画像I3から画素データを取得する場合も同様である。
ステップS3の後、画像処理部4は、ステップS3で取得された画素データが直線状に配列された画素データとなるように座標変換し(ステップS4)、直線の画素データを既に取得された直線の画素データに連結する(ステップS5)。そして、撮像制御部3は、撮像装置1による対象物20の撮影画像の取り込みが完了したか否かを判断する(ステップS6)。対象物20の撮影画像の取り込みが完了していなければ(ステップS6;NO)、ステップS2に戻り、ステップS2~S5が繰り返される。
ステップS2~S5を繰り返すことで、図13に示すように、第1撮影部12aから第1撮影画像I11、I12、I13、…、I1Nが順次取り込まれ(ステップS2)、取り込まれたこれらの第1撮影画像から、記憶部5に格納された第1座標画像Ia又は第1座標テーブルTaが示す座標(マーキング部Mの座標)に位置する画素データPL11、PL12、PL13、PL14、PL15、PL16、…が取得される(ステップS3)。そして、取得された画素データが直線の画素データST11、ST12、ST13、ST14、ST15、ST16、…に座標変換され(ステップS4)、これらの直線の画素データが連結される(ステップS5)。
また、図14に示すように、ステップS2~S5を繰り返すことで、第2撮影部12bから第2撮影画像I21、I22、I23、…、I2Nが順次取り込まれ(ステップS2)、取り込まれたこれらの第2撮影画像から、記憶部5に格納された第2座標画像Ib又は第2座標テーブルTbが示す座標(マーキング部Mの座標)に位置する画素データPL21、PL22、PL23、PL24、PL25、PL26、…が取得される(ステップS3)。そして、取得された画素データが直線の画素データST21、ST22、ST23、ST24、ST25、ST26、…に座標変換され(ステップS4)、直線の画素データが連結される(ステップS5)。図14の場合、ステップS3で取得される画素データは直線の画素データであるため、ステップS4における座標変換前の画素データと座標変換後の画素データは同一である。
さらに、図15に示すように、ステップS2~S5を繰り返すことで、第3撮影部12cから第3撮影画像I31、I32、I33、…、I3Nが順次取り込まれ(ステップS2)、取り込まれたこれらの第3撮影画像から、記憶部5に格納された第3座標画像Ic又は第3座標テーブルTcが示す座標(マーキング部Mの座標)に位置する画素データPL31、PL32、PL33、PL34、PL35、PL36、…が取得される(ステップS3)。そして、取得された画素データが直線の画素データST31、ST32、ST33、ST34、ST35、ST36、…に座標変換され(ステップS4)、これらの直線の画素データが連結される(ステップS5)。
直線の画素データからのみ検出される欠陥はノイズの可能性があるが、このように、直線の画素データを連結させて2次元の合成画像とすることで、対象物20の表面の欠陥が判断しやすくなる。
ステップS6において、撮像制御部3により、対象物20の撮影画像の取り込みが完了したと判断されると(ステップS6;YES)、画像処理部4は、ステップS5における画素データの連結により得られた2次元の合成画像から、各画素が輝度値からなる輝度画像を算出する(ステップS7)。ステップS7において算出された輝度画像は表示部7に表示される。
図13に示す画素データを連結することによって得られた輝度画像である正反射画像C1の一例を図16に示す。図14又は図15に示す画素データを連結することによって得られた輝度画像である乱反射画像C2の一例を図17に示す。本実施形態において正反射画像C1と乱反射画像C2の双方を得るのは、正反射画像から検出可能な欠陥もあれば、乱反射画像から検出可能な欠陥もあるからである。正反射画像と乱反射画像の双方を得ることで、対象物20の表面の欠陥の見落としを低減することができる。なお、対象物20の表面から検出され得る欠陥の特性によっては正反射画像を得る必要がない場合もある。
次いで、画像処理部4は、ステップS7で算出された輝度画像に対し公知の画像処理(例えば、シェーディング補正、二値化等)を施し、画像処理後の画像データから特徴量(例えば、欠陥候補領域の幅、長さ、面積等)を抽出し、抽出された特徴量から、対象物20の表面に存在する欠陥を検出する(ステップS8)。ステップS8の検出結果は表示部7に表示される。これにより、表面性状検査処理が終了する。
以上のように、本実施形態の表面性状検査装置100及び表面性状検査処理によると、非平坦な表面を有する対象物20と撮像装置1とを相対的に移動させながら、撮像装置1により対象物20の表面を撮影して撮影画像を順次取り込み、撮影画像から、予め設定された座標情報が示す座標の画素データを取得し、取得された画素データを連結した2次元の合成画像に基づいて対象物20の表面性状を検査する。
本実施形態では、撮影方向ごとに同一箇所(同一のマーキング部M)の座標情報を予め設定しているため、異なる撮影方向から対象物20の表面を撮影した場合であっても、撮影方向ごとに予め設定された座標情報を用いて同一箇所の画素データを取得することができる。このように、予め設定された座標情報を用いて撮影画像から連続的に必要な画素データのみを取得することで、光切断法のように撮影画像から座標を逐次演算する必要がなくなるため、検査時間を短縮させ、且つ演算負荷を軽減させることができる。これは1次元カメラ(ラインセンサ)では実行不可能な処理である。本実施形態では、撮像装置1の2次元カメラを仮想的に1次元カメラとして使用することができる上に、撮影方向ごとに対象物20の表面性状の2次元情報も得ることができるため、正確な表面性状の検査が可能となる。
1 撮像装置
2 駆動制御装置
3 撮像制御部
4 画像処理部
5 記憶部
6 表示制御部
7 表示部
10 演算処理装置
11 光照射部
12 撮影部
12a 第1撮影部
12b 第2撮影部
12c 第3撮影部
20 対象物
100 表面性状検査装置
111 照射領域
121 視野領域
C1 正反射画像
C2 乱反射画像
V0 z方向
V1 第1方向
V2 第2方向
L ライン
M マーキング部
I1 第1撮影画像
I2 第2撮影画像
I3 第3撮影画像
Ii 撮影画像
Ia 第1座標画像
Ib 第2座標画像
Ic 第3座標画像
Ta 第1座標テーブル
Tb 第2座標テーブル
Tc 第3座標テーブル
PL、PL1、PL1’ 画素データ

Claims (5)

  1. 第一方向に同一の断面形状が連続する非平坦な表面を有する対象物の表面性状を検査する表面性状検査方法であって、
    前記対象物の表面に、前記第一方向と垂直な第二方向に平行なライン状のマーキングを施すマーキングステップと、
    前記マーキングを撮像装置で撮像し、前記マーキングに対応するマーキング部を抽出するマーキング部抽出ステップと、
    前記マーキング部抽出ステップで抽出した前記マーキング部に基づいて、前記対象物の表面の所定箇所の座標を示す予め設定された座標情報を取得する座標取得ステップと、
    前記対象物と前記撮像装置とを、前記第一方向に沿って相対的に移動させながら、前記撮像装置により前記対象物の表面を撮影して撮影画像を順次取り込む取り込みステップと、
    前記取り込みステップで順次取り込まれた前記撮影画像から注目領域を抽出し、前記注目領域から前記予め設定された座標情報が示す座標に位置するライン状の画素データだけを取得する画素取得ステップと、
    前記画素取得ステップで取得された前記画素データを、前記第二方向に沿って直線状の画素配列に変換する変換ステップと、
    前記変換ステップで変換された前記画素データを、前記第一方向に沿って順次連結することにより2次元の合成画像を算出する画像算出ステップと、
    前記2次元の合成画像から、前記対象物の表面に存在する欠陥を検出する検出ステップと、
    を備える、表面性状検査方法。
  2. 前記撮像装置は、撮影方向の異なる複数の撮影部を有し、
    前記座標取得ステップは、撮影方向ごとに前記予め設定された座標情報を取得し、
    前記取り込みステップは、前記複数の撮影部により異なる撮影方向から前記対象物の表面を撮影して、撮影方向ごとに前記撮影画像を順次取り込み、
    前記画素取得ステップは、前記取り込みステップにより順次取り込まれた前記撮影画像から前記予め設定された座標情報が示す座標に位置する前記画素データを撮影方向ごとに取得し、
    前記画像算出ステップは、前記画素取得ステップにより取得された前記画素データを連結することにより、撮影方向ごとに前記2次元の合成画像を算出し、
    前記検出ステップは、前記画像算出ステップにより撮影方向ごとに算出された前記2次元の合成画像から、前記対象物の表面に存在する欠陥を検出する、請求項に記載の表面性状検査方法。
  3. 前記取り込みステップは、前記撮像装置により光を前記対象物の表面に照射し、前記光の正反射により前記撮影画像を順次取り込む、請求項1又は2に記載の表面性状検査方法。
  4. 前記取り込みステップは、前記撮像装置により光を前記対象物の表面に照射し、前記光の乱反射により前記撮影画像を順次取り込む、請求項1又は2に記載の表面性状検査方法。
  5. 第一方向に同一の断面形状が連続する非平坦な表面を有する対象物の表面性状を検査する表面性状検査装置であって、
    前記対象物を撮影する撮像装置と、
    前記対象物と前記撮像装置とを、前記第一方向に沿って相対的に移動させながら、前記撮像装置に前記対象物の表面を撮影させて撮影画像を順次取り込ませる撮像制御部と、
    前記撮像装置から取り込まれた撮影画像に対し画像処理を施す画像処理部と、
    を有し、
    前記撮像制御部は、前記撮像装置を用いて、前記対象物の表面に施された、前記第一方向と垂直な第二方向に平行なライン状のマーキングを撮像し、
    前記画像処理部は、前記マーキングに対応するマーキング部を抽出し、前記マーキング部に基づいて、前記対象物の表面の所定箇所の座標を示す予め設定された座標情報を取得し、前記撮像装置によって順次取り込まれた前記撮影画像から注目領域を抽出し、前記注目領域から前記予め設定された座標情報が示す座標に位置するライン状の画素データだけを取得し、取得された前記画素データを、前記第二方向に沿って直線状の画素配列に変換し、変換された前記画素データを、前記第一方向に沿って順次連結することにより2次元の合成画像を算出し、算出された前記2次元の合成画像から、前記対象物の表面に存在する欠陥を検出す、表面性状検査装置。
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