JP5604967B2 - 欠陥検出方法および欠陥検出装置 - Google Patents
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Description
このような構成により、隣り合う画素同士の輝度平均値に基づき、欠陥品と良品、即ち、欠陥と汚れや模様を識別することができる。
このような構成により、複雑な形状であるワークの被検査面に影による明暗を形成しないように照明することで、一度により広い検査領域を検査することが可能になり、検査効率の向上を図ることができる。
また、特許文献2に係る従来技術では、ワークの位置決めをする位置決め装置の他に、照明の角度を種々可変とするための照明駆動部が必要であり、欠陥検出装置が複雑になるという問題があった。
まず始めに、本発明の一実施形態に係る欠陥検出方法に用いる欠陥検出装置について、図1を用いて説明する。
図1に示す如く、本発明の一実施形態に係る欠陥検出方法に用いる欠陥検出装置の一例である欠陥検出装置1は、検査対象物たるワーク2の表面に現れる欠陥を検出するための装置であり、ワーク2を移動させるためのロボット3、ワーク2の表面を撮像するためのカメラ4、カメラ4により撮像した画像データを画像処理するためのデータ処理部7等を備えている。
また、カメラ4には、カメラ4によるワーク2の表面の撮像に際してワーク2の表面に照明光を照射するための照明5を付設しており、カメラ4は、支持体6により支持されている。
支持台3cの支持面には、ワーク2を位置決めするための位置決めピン3d・3dが設けられており、ワーク2は、ロボット3において支持台3c上に位置決めピン3d・3dによって位置決めされた状態で支持される。
カメラ4は、支持体6に対して、ロボット3に支持されるワーク2の表面を撮像することができる所定の姿勢で固定される。
尚、カメラ4とともに欠陥検出装置1の光学系(撮像系)を構成する照明5の発光部位はリング状の態様を有しており、カメラ4は、リング状の照明5に形成された中空部5aを通してワーク2の被検査面2aを撮像範囲(視野)に捉えることができる。
そして、このような構成により、ワーク2に対して、照明5によって、常にカメラ4の視線方向に照明光を照射することができる構成としている。
データ処理部7は、カメラ4により撮像した画像データを取り込んで、画像データに画像処理を施したり、あるいは、画像処理を施した画像データに基づいて、欠陥の有無を判定したりすることが可能な装置であり、例えば、汎用的なパーソナルコンピュータに画像処理プログラムや欠陥判定プログラム等を組み込んだものにより実現することができる。
図1に示す如く、カメラ4は、所定の撮像範囲(視野)に存在する対象物の映像を、レンズ(図示せず)によって拡大・縮小等して撮像素子8上に投影することによって、画像データを取得することができる。
また、各画素8a・8a・・・ごとに取得した画像情報には、各画素8a・8a・・・において受光した画像の輝度値の情報が含まれている。
そして、画素位置が座標(p,q)である画素における輝度をrと規定する。
図3に示す如く、表面における欠陥の有無を検査する対象であるワークの一例であるワーク2は、鋳造により製造される部品(以下、鋳造物と記載する)であり、検査対象たる被検査面2aを備えている。そして、本ワーク2では、被検査面2aに欠陥部2bが存在する場合を例示している。
欠陥検出装置1によるワーク2の検査は、ワーク2に対する所定の方向ごとに行われる。つまり、ワーク2がその外形形状において被検査面2aが複数存在する場合、ワーク2が有する被検査面ごとに欠陥の検査が行われる。
尚、本実施形態では、欠陥部2bが、被検査面2aの隅部が部分的に欠けた態様である場合を例示しているが、欠陥検出装置1により検出する欠陥部2bの態様をこれに限定するものではない。
そして、鋳造物における欠陥部位では、表面に光沢があるという特徴を有している。
本発明に係る欠陥検出方法では、鋳造物の欠陥に見られるこのような特徴を利用して、精度の良い欠陥検出を実現するようにしている。
尚、鋳造物には寸法誤差が生じるが、その寸法誤差が許容値以内である場合には欠陥として取り扱わず、良品として扱うものとする。
図3(a)に示すような欠陥部2bを有するワーク2を、図3(b)に示すような第一の視点S1において、カメラ4によって撮像し、データ処理部7により画像データを取得する。
ここで視点S1は、被検査面2aにおける検査部位の直上にカメラ4を配置して、カメラ4の視線方向を被検査面2aに対して垂直とした視点である。
一方、欠陥部2bで直接反射する照明光は、カメラ4の方向以外に向けて反射し、主に欠陥部2bで拡散反射した照明光がカメラ4に到達する。
このため、視点S1において、カメラ4により撮像した画像データでは、欠陥部2bが、欠陥部2b以外の被検査面2aに比して輝度が低くなるという特徴がある。
ここで視点S2は、カメラ4の視線方向をワーク2の被検査面2aに対して垂直に保持しつつ、ワーク2を平行移動して、被検査面2aの検査部位の直上からカメラ4をずらした視点である。
一方、欠陥部2bで直接反射した照明光のうち、一部はカメラ4の方向に向けて反射し、カメラ4に到達する。このとき、欠陥部2bは光沢を有しているため、より高い輝度に増大される。
このため、視点S2において、カメラ4により撮像した画像データでは、欠陥部2bが、欠陥部2b以外の被検査面2aに比して輝度が高くなるという特徴がある。
図4(a)(b)に示すような欠陥部2bを有していないワーク2(以後、良品ワーク2Xと呼ぶ)と、欠陥部2bを有しているワーク2(以後、欠陥ワーク2Yと呼ぶ)における輝度を比較する。尚、検査対象たる各ワーク2・2・・・は、良品ワーク2Xであるか欠陥ワーク2Yであるかが不明なものであり、以後対象ワーク2Zと呼ぶ。
一方、視点S1において、カメラ4により、欠陥ワーク2Yの被検査面2aを撮像すると、欠陥部2bにおいて輝度が低下し、欠陥部2b以外の部位においては、良品ワーク2Xの被検査面2aの輝度と同様となる。
一方、視点S2において、カメラ4により、欠陥ワーク2Yの被検査面2aを撮像すると、欠陥部2bにおいて輝度が上昇し、欠陥部2b以外の部位においては、良品ワーク2Xの被検査面2aの輝度と同様となる。
図1に示す如く、欠陥検出装置1により、ワーク2の画像データを撮像するときにおいて、カメラ4は、支持体6に対して視線方向を鉛直方向下向きに向けて固定されている。
また、ワーク2は、ロボット3によって、被検査面2aの角度を水平に保持しつつ、水平方向に変位される。
即ち、欠陥検出装置1では、カメラ4の視線方向を常に被検査面2aに対して垂直に保持しつつ、ワーク2を水平方向に変位させて、撮像部位を変更しながら画像データを撮像する構成としている。
尚、本実施形態では、ロボット3により、ワーク2の姿勢を自在に変更できる構成としているが、本発明に係る欠陥検出方法では、ワーク2の被検査面2aに対するカメラ4の視線方向を垂直に保持しつつ、ワーク2およびカメラ4を平行に相対変位できる構成であればよいため、ロボット3の態様は、ワーク2を平行移動できる態様のもので足り、ワーク2の角度や姿勢を自在に変更可能な態様のものでなくてもよい。
あるいは、本発明に係る欠陥検出装置は、ワーク2を固定しておき、カメラ4を平行移動できる態様とすることも可能である。
このとき、視点S1における検査エリアKの映像に対応する各画素8a・8a・・・の範囲を検査エリアK1として設定する。
このとき、視点S2における検査エリアKの映像に対応する各画素8a・8a・・・の範囲を検査エリアK2として設定する。
即ち、例えば、図6の例で言えば、視点S1で撮像した画像データの画素位置が(p1,q1)である画素8aと、視点S2で撮像した画像データの画素位置が(p2,q2)である画素8aを、検査エリアK中の同一部位に対する画像データとして対応させる。
尚、視点S1において取得した画像データの輝度rをr1と規定し、視点S2において取得した画像データの輝度rをr2と規定する。
また、視点S1において撮像した検査エリアK1の画像データをグラフ上に示すと、図9(a)のように表すことができる。
また、欠陥ワークでは、輝度r1が良品ワークと同様に一定となっている画素位置と、輝度r1が他の画素位置に比して低くなっている画素位置が存在している。
そして、この輝度r1が他の画素位置に比して低くなっている画素位置が、欠陥部2bに対応している。
また、視点S2において撮像した検査エリアK2の画像データをグラフ上に示すと、図9(b)のように表すことができる。
そして、この輝度r2が他の画素位置に比して高くなっている画素位置が、欠陥部2bに対応している。
ここで、良品ワークの輝度r1をr1(x)と規定し、欠陥ワークの輝度r1をr1(y)、と規定すると、輝度比R1は、R1=r1(y)/r1(x) で求められる。
また、視点S1において撮像した良品画像L1と検査画像G1から算出した輝度比R1をグラフ上に示すと、図10(a)のように表される。
ここで、良品ワークの輝度r2をr2(x)と規定し、欠陥ワークの輝度r2をr2(y)、と規定すると、輝度比R2は、R2=r2(y)/r2(x) で求められる。
また、視点S2において撮像した良品画像L2と検査画像G2から算出した輝度比R2をグラフ上に示すと、図10(b)のように表される。
しかしながら、各コントラスト画像C1・C2を生成した後の画像処理においては、画像の解像度が低い方が画像処理速度の観点で有利である。
このため、図11に示す如く、ここで、各コントラスト画像C1・C2の解像度を低減させる処理を行う。
各輝度比R1・R2の差である差分ΔRは、ΔR=|R1−R2| で求められる。
また、このようにして求めた輝度比の差分ΔRをグラフ上に示すと、図13のように表される。
さらに、差分画像ΔCにおける欠陥部と疑わしい範囲(黒塗り部分)の面積が閾値βを越えている場合(換言すれば、欠陥部を有する疑いがあると判定された画素位置の箇所数が、予め設定する閾値γを越えている場合)には、そのワーク2を欠陥ワーク2Yと判定するようにしている。
図14に示す如く、本実施形態における検査対象物たる実ワークであるワーク12は、鋳造により製造される部品(鋳造物)であり、ここでは、ワーク12が、エンジンのシリンダヘッド部分を構成する部品である場合を例示している。そして、シリンダヘッドとシリンダブロック(図示せず)の合わせ面に相当する部位(斜線部分)を被検査面12aとしている。
尚ワーク12のうち、良品であるものを良品ワーク12Xと規定し、欠陥品であるものを欠陥ワーク12Yと規定する。また、検査対象となるワーク12(即ち、良品ワーク12Xであるか、欠陥ワーク12Yであるかが不明なもの)を対象ワーク12Zと規定する。
そして、欠陥検出装置1は、カメラ4の視線方向を被検査面12aに対して垂直に保持しつつ、ロボット3によってワーク12を平行移動させて、種々視点を変えながら、カメラ4により撮像し、画像データをデータ処理部7により取得する。
そして、カメラ4の撮像範囲を、図16(b)中の左右方向に隣接する各視点におけるカメラ4の撮像範囲を、それぞれ半分ずつ重複させる設定としている。
また、各視点(2)・(8)・(14)におけるカメラ4の各撮像範囲と、各視点(3)・(9)・(15)におけるカメラ4の各撮像範囲は、図16(b)中に示す範囲Bにおいて重複している。
また、各視点(3)・(9)・(15)におけるカメラ4の各撮像範囲と、各視点(4)・(10)・(16)におけるカメラ4の各撮像範囲は、図16(b)中に示す範囲Cにおいて重複している。
また、各視点(4)・(10)・(16)におけるカメラ4の各撮像範囲と、各視点(5)・(11)・(17)におけるカメラ4の各撮像範囲は、図16(b)中に示す範囲Dにおいて重複している。
また、各視点(5)・(11)・(17)におけるカメラ4の各撮像範囲と、各視点(6)・(12)・(18)におけるカメラ4の各撮像範囲は、図16(b)中に示す範囲Eにおいて重複している。
また、図18(b)に示すように、視点(9)におけるカメラ4により撮像した画像データでは、撮像範囲の図18(b)における左半分において、検査エリアKに対応する部位(検査エリアK2)を撮像している。
また、図19(b)に示すように、視点(8)におけるカメラ4により撮像した画像データでは、撮像範囲の図19(b)における左半分において、検査エリアKに対応する部位(検査エリアK2)を撮像している。
また、図20(b)に示すように、視点(10)におけるカメラ4により撮像した画像データでは、撮像範囲の図20(b)における左半分において、検査エリアKに対応する部位(検査エリアK2)を撮像している。
また同様に、図17に示す、対象ワーク12Zに対する各視点(1)〜(18)において取得した18種類の画像データには、各視点S1・S2における取得すべき各検査画像G1・G2が全て含まれている。
また、この場合、被検査面12a全体の画像データを取得するために必要なカメラ4による撮像回数が増えるため、データ処理量が増大する。
また、本発明の一実施形態に係る欠陥検出装置1において、カメラ4による各検査画像G1・G2の各撮像範囲は、大きさが同一で、かつ、各撮像範囲の各半分が重複しているものである。
このような構成により、同一部位(検査エリアK)の二つの異なる視点S1・S2における輝度を変化させた画像を容易に取得できる。また、画像を撮像する回数を低減することができる。
このような構成により、異なる視点S1・S2における画像を容易に取得できる。
このような構成により、同一部位(検査エリアK)の二つの異なる視点S1・S2における輝度変化を大きくすることができる。
このような構成により、同一部位(検査エリアK)の二つの異なる視点S1・S2における輝度を変化させた画像を容易に取得できる。また、画像を撮像する回数を低減することができる。
ここで、カメラ4による撮像範囲等が前述した設定となっていることを確認したり、カメラ4の初期設定を行ったりしておく。
ここでいう「位置合わせ」とは、同一の部位に対する画像データを有する各画素8a・8a同士を対応させることを意味する。
そして、生成したコントラスト画像C1は、データ処理部7により、解像度を低減する処理(図11参照)を施しておく(STEP−6)。
そして、生成したコントラスト画像C1は、データ処理部7により、解像度を低減する処理(図11参照)を施しておく(STEP−9)。
このような構成により、画像処理に要する時間を短縮することができる。
まず、データ処理部7により、輝度比の差分ΔRが、予め設定する閾値αを越える画素位置が存在するか否か(図13参照)の判定をする(STEP−12)。
ここで、予め設定する閾値αを越える画素位置が存在しなければ、その検査エリアKには欠陥は存在しないと判定する。
また、予め設定する閾値αを越える画素位置が存在している場合には、次の判定に移行する。
ここで、当該範囲の面積が閾値βを超えていれば、検査エリアKの当該範囲に欠陥部(図示せず)が存在し、当該ワーク12が欠陥品(欠陥ワーク12Y)であると判定する。
また、当該範囲の面積が閾値βを超えていなければ、その検査エリアKには欠陥部は存在しないと判定する。
以上により、ワーク12に対する一連の欠陥検査を終了する。
このような構成により、欠陥部の検出率を向上するとともに、誤検出を防止することができる。
2 ワーク
2a 被検査面
2b 欠陥部
4 カメラ
5 照明
7 データ処理部
8 撮像素子
8a 画素
Claims (9)
- 検査対象たるワークである対象ワークの被検査面において検査範囲を設定して、当該検査範囲を含む撮像範囲において、第一の視点から撮像した画像である第一の検査画像と、前記第一の視点と異なる第二の視点から撮像した画像である第二の検査画像と、
を取得するとともに、
欠陥のないことが既知の前記ワークである良品ワークの被検査面において設定する前記検査範囲を含む撮像範囲において、前記第一の視点から撮像した画像である第一の良品画像と、前記第二の視点から撮像した画像である第二の良品画像と、
を取得して、
前記第一の検査画像と前記第一の良品画像の、対応する各画素の輝度比を表した画像である第一のコントラスト画像と、前記第二の検査画像と前記第二の良品画像の、対応する各画素の輝度比を表した画像である第二のコントラスト画像と、
を生成するとともに、
前記第一のコントラスト画像と前記第二のコントラスト画像の、対応する各画素の輝度比の差分を表した画像である差分画像を生成して、
前記差分画像において、前記輝度比の差分が予め設定する第一の閾値を越えている画素を検出するとともに、検出した画素が連続する範囲を形成し、かつ当該範囲の面積が、予め設定する第二の閾値を越えている場合に、前記範囲を欠陥部として検出する、
ことを特徴とする欠陥検出方法。 - 前記第二の視点は、
前記対象ワークに対して、
前記第一の視点を平行移動させた視点とする、
ことを特徴とする請求項1記載の欠陥検出方法。 - 前記第一の視点は、
視線の方向が、
前記対象ワークの被検査面に対して垂直とする、
ことを特徴とする請求項2記載の欠陥検出方法。 - 前記第一の検査画像と前記第二の検査画像は、
各撮像範囲の大きさが同一で、各撮像範囲の各半分が重複しており、かつ、
前記第一の良品画像と前記第二の良品画像は、
各撮像範囲の大きさが同一で、各撮像範囲の各半分が重複している、
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の欠陥検出方法。 - 前記第一および第二のコントラスト画像を生成した後、
前記差分画像を生成する前に、
前記第一および第二のコントラスト画像の解像度を低減する処理を行う、
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の欠陥検出方法。 - 検査対象たるワークである対象ワークを変位可能に支持する変位装置と、
前記対象ワークの被検査面を撮像するカメラと、
を備える欠陥検出装置であって、
前記変位装置によって、前記対象ワークを、前記カメラの視線方向が前記被検査面に対して垂直となる姿勢で保持しつつ、前記カメラによって、該カメラの視線の方向における前記被検査面に設定する検査範囲を撮像した第一の視点における画像データである第一の検査画像を撮像するとともに、
前記変位装置によって、前記対象ワークを、前記カメラの視線方向が前記被検査面に対して垂直となる姿勢を保持しつつ平行移動して、前記カメラによって、該カメラの視線の方向に対して変位した前記検査範囲を撮像した第二の視点における画像データである第二の検査画像を撮像する、
ことを特徴とする欠陥検出装置。 - 前記カメラによる前記第一の検査画像と前記第二の検査画像の各撮像範囲は、
大きさが同一で、かつ、各撮像範囲の各半分が重複している、
ことを特徴とする請求項6記載の欠陥検出装置。 - 前記欠陥検出装置は、
さらに、データ処理部を備え、
該データ処理部に、
前記第一の検査画像および前記第二の検査画像と、
欠陥のないことが既知の前記ワークである良品ワークの被検査面において設定する前記検査範囲を含む撮像範囲において、前記第一の視点から撮像した画像である第一の良品画像と、前記第二の視点から撮像した画像である第二の良品画像と、が記憶され、
前記データ処理部によって、
前記第一の検査画像と前記第一の良品画像の、対応する各画素の輝度比を表した画像である第一のコントラスト画像と、前記第二の検査画像と前記第二の良品画像の、対応する各画素の輝度比を表した画像である第二のコントラスト画像と、
を生成するとともに、
前記第一のコントラスト画像と前記第二のコントラスト画像の、対応する各画素の輝度比の差分を表した画像である差分画像を生成して、
前記差分画像において、前記輝度比の差分が予め設定する第一の閾値を越えている画素を検出するとともに、検出した画素が連続する範囲を形成し、かつ当該範囲の面積が、予め設定する第二の閾値を越えている場合に、前記範囲を欠陥部として検出する、
ことを特徴とする請求項6または請求項7記載の欠陥検出装置。 - 前記データ処理部は、
前記第一および第二のコントラスト画像を生成した後、
前記差分画像を生成する前に、
前記第一および第二のコントラスト画像の解像度を低減する処理を行う、
ことを特徴とする請求項8記載の欠陥検出装置。
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