JP5167693B2 - 固体撮像装置およびカメラ - Google Patents

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本発明は、光電変換素子を有する固体撮像装置およびカメラに関するものである。
固体撮像装置、たとえばCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサでは、受光部である光電変換素子であるフォトダイオード中の結晶欠陥や、受光部とその上の絶縁膜との界面における界面準位が暗電流の発生源となることが知られている。
そのうち、界面準位に起因した暗電流の発生を抑制する手法としては、埋め込み型フォトダイオード構造が有効である。この埋め込み型フォトダイオードは、たとえばn型半導体領域を形成し、このn型半導体領域の表面すなわち絶縁膜との界面近傍に、暗電流抑制のための浅く不純物濃度の濃いp型半導体領域(正孔蓄積領域)を形成して構成される。
その埋め込み型フォトダイオードの作製方法としては、p型不純物となるBやBFをイオン注入し、アニール処理して、フォトダイオードを構成するn型半導体領域と絶縁膜との界面近傍にp型半導体領域を作製することが一般的である。
また、CMOSイメージセンサでは、各画素が、フォトダイオードと読み出し、リセット、増幅などの各種のトランジスタを含んで形成される。フォトダイオードにより光電変換された信号は、これらのトランジスタにより処理される。各画素の上部には多層の金属配線を含む配線層が形成される。配線層上には、フォトダイオードに入射する光の波長を規定するカラーフィルタや、フォトダイオードに光を集光するオンチップレンズが形成される。
このようなCMOSイメージセンサとしては、種々の特徴を有するデバイス構造が提案されている。
具体的には、光電変換素子構造にCCD的な特徴を採用した電荷変調デバイス(CMD:Charge Modulation Device、特許文献1,2,3参照)、バルク電荷変調デバイス(BCMD:Bulk Charge Modulation Device、特許文献4参照)、極大点に蓄積されるフォトホールの電荷量に応じて表面にチャネルが形成され、この表面の電荷量によってソース・ドレイン電流が変化し、その結果信号電荷に応じた読み出しが可能となるフローティングウエル型増幅器(FWA:Floating Well Amplifier、特許文献5,6参照)、受光部と信号検出部を分け隣接して配置した閾値変調型イメージセンサ(VMIS:Vth Modulation Image Sensor、特許文献7,8,9,10参照)等の各種デバイスが提案されている。
これらのCMOSイメージセンサは、基本的にデバイスの前面側から光を照射する前面照射型の固体撮像装置である。
これに対して、フォトダイオードや各種のトランジスタを形成したシリコン基板の裏側を研磨することにより薄膜化し、基板裏面側から光を入射させて光電変換する裏面(背面)照射型の固体撮像装置が提案されている(特許文献11参照)。
特許第1938092号公報 特開平6−120473号公報 特開昭60−140752号公報 特開昭64−14959号公報 特許第2692218号公報 特許第3752773号公報 特開平2−304973号公報 特開2005−244434号公報 特許第2935492号公報 特開2005−85999号公報 特開2003−31785号公報
ところで、上述した前面照射型のCMDやBCMD、FWA、VMISなどでは、基板をオーバーフローとして利用しているため、裏面(背面)照射が不可能で、かつリセット電圧も高かった。
前面照射型のCMDやBCMD、FWA、VMISなどでは、受光部は、ピックアップトランジスタの横に配置するため、開口率が低下するという不利益がある。
また、既存のフォトゲート構造では、薄膜ゲートを通して受光するため、青感度が低下するという不利益がある。
また、BCMDのように、前面照射型でn層上にフォトゲート型MOS型トランジスタを形成した場合、光照射によるキャリア生成が半導体表面近くで行われるため、半導体−絶縁膜界面に存在するトラップにキャリアが捕獲され、蓄積キャリアがリセット電圧を印加してもすぐには排出されず、デバイス特性に影響を与えるという不利益がある。
また、VMISのように、前面照射型で、受光フォトダイオード領域と信号検出トランジスタを隣接配置するような場合には、受光による生成した電荷の蓄積と変調操作はダイナミックな動作ではなく、時間的に別時間で行われるため、高速信号処理に不利になる。
同様に、前面照射型で、受光フォトダイオード領域と信号検出トランジスタを隣接配置するような場合には、信号検出部の上部に遮光膜を設けるなどの工夫が必要になり、素子製造プロセスが複雑になるなどの不利益がある。
また、前面照射型のBCMD型イメージセンサでは、フォトゲート電極下のチャネル領域全域が電荷蓄積層となるため、電流電圧特性(I−VDD)特性が飽和特性にならず、三極管特性になってしまい、ソースフォロワ型で使用する場合、使いづらいという不利益がある。
そして、上記の前面照射型のCMOSイメージセンサでは、画素の上部の配線により光が遮られて、各画素の感度が低下し、また、これらの配線で反射された光が隣接画素に入射すると、混色等の原因となるという不利益がある。
特許文献11に開示された裏面照射型の固体撮像装置の場合、正孔蓄積領域は基板の表面側および裏面側に形成されるが、イオン注入による浅く濃いp型半導体領域の形成には限界がある。このため、暗電流の抑制のためにp型半導体領域の不純物濃度をさらに上げようとすると、p型半導体領域が深くなる。p型半導体領域が深くなると、フォトダイオードのpn接合が転送ゲートから離れるために、転送ゲートによる読出し能カが低下するおそれがある。
本発明は、フォトキャリアの生成、蓄積、電荷読み出し、残留電荷の送出(リセット)という一連の動作を効率的、高速に行い、光の青に対する感度を劣化させず、光によるキャリアのシリコン界面でのトラップ影響を防ぎ、高感度化と画素の微細化を図ることが可能な固体撮像装置およびカメラを提供することにある。
本発明の第1の観点の固体撮像装置は、光が照射される第1基板面側と素子が形成される第2基板面側とを有する基板と、上記基板に形成され第1導電型導電層を含み、上記第1基板面側からの光を受光し、受光した光の光電変換機能および電荷蓄積機能を有する受光部と、上記受光部の第1導電型導電層の側部に形成された第2導電型分離層と、上記第2基板面側の上記第1導電型導電層内に形成された第2導電型電極層を含み、上記受光部における蓄積電荷を検出し、閾値変調機能を有する検出トランジスタと、上記検出トランジスタの形成領域に基板面に平行な方向に隣接する上記第2導電型分離層内に形成された第1導電型電極層と、上記検出トランジスタの上記第2導電型分離層に隣接する第2導電型電極層との間の当該第2導電型分離層と、上記受光部の第1導電型導電層とを含むリセットトランジスタとを有する。
本発明の第2の観点の固体撮像装置は、光が照射される第1基板面側と素子が形成される第2基板面側とを有する基板と、上記基板に形成され第1導電型導電層を含み、上記第1基板面側からの光を受光し、受光した光の光電変換機能および電荷蓄積機能を有する受光部と、上記受光部の第1導電型導電層の側部に形成された第2導電型分離層と、上記第2基板面側の上記第1導電型導電層内に形成された第2導電型電極層を含み、上記受光部における蓄積電荷を検出し、閾値変調機能を有する検出トランジスタと、上記検出トランジスタの形成領域に基板面に平行な方向に隣接する上記第2導電型分離層内に形成された第1導電型電極層と、上記検出トランジスタの上記第2導電型分離層に隣接する第2導電型電極層との間の当該第2導電型分離層と、上記受光部の第1導電型導電層とを含むリセットトランジスタと、を有し、分離されたそれぞれのセル内の第2基板面側の第1導電型導電層中に第2導電型の第1ソース領域が形成され、当該第1ソース領域を囲むように第2導電型の第1ドレイン領域が形成され、上記基板面と平行な方向に、上記第1ドレイン領域のソース側の反対の側は、上記第2導電型分離層と一部重畳するように形成され、上記第1ソース領域および第1ドレイン領域により囲まれる第1ゲート領域が形成され、上記第2導電型分離層内に第1ドレイン領域のソース側と反対側の端から所定の間隔をもって上記第1導電型電極層である第2ドレイン領域が形成され、上記第1ドレイン領域と上記第2ドレイン領域により囲まれる第2導電型領域により第2ゲート領域が形成され、上記第1ソース領域、第1ドレイン領域、第1ゲート領域、第2ドレイン領域、第2ゲート領域が形成される上記基板の第2基板面に絶縁膜が選択的に形成され、上記第2基板面に第1ソース領域、第1ゲート領域、および第1ドレイン領域による上記検出トランジスタが形成され、上記第2ゲート領域、第2ドレイン領域、およびフローティング第1導電型導電層をソースとする上記リセットトランジスタが形成されている。
本発明の第3の観点のカメラは、基板の第1基板面側から光を受光する固体撮像装置と、上記固体撮像装置の上記第1基板面側に入射光を導く光学系と、上記固体撮像装置の出力信号を処理する信号処理回路とを有し、上記固体撮像装置は、上記基板に形成され第1導電型導電層を含み、上記第1基板面側からの光を受光し、受光した光の光電変換機能および電荷蓄積機能を有する受光部と、上記受光部の第1導電型導電層の側部に形成された第2導電型分離層と、上記基板の第2基板面側の上記第1導電型導電層内に形成された第2導電型電極層を含み、上記受光部における蓄積電荷を検出し、閾値変調機能を有する検出トランジスタと、上記検出トランジスタの形成領域に基板面に平行な方向に隣接する上記第2導電型分離層内に形成された第1導電型電極層と、上記検出トランジスタの上記第2導電型分離層に隣接する第2導電型電極層との間の当該第2導電型分離層と、上記受光部の第1導電型導電層とを含むリセットトランジスタと、を含む。
本発明の第4の観点のカメラは、基板の第1基板面側から光を受光する固体撮像装置と、上記固体撮像装置の上記第1基板面側に入射光を導く光学系と、上記固体撮像装置の出力信号を処理する信号処理回路とを有し、上記固体撮像装置は、上記基板に形成され第1導電型導電層を含み、上記第1基板面側からの光を受光し、受光した光の光電変換機能および電荷蓄積機能を有する受光部と、上記受光部の第1導電型導電層の側部に形成された第2導電型分離層と、上記基板の第2基板面側の上記第1導電型導電層内に形成された第2導電型電極層を含み、上記受光部における蓄積電荷を検出し、閾値変調機能を有する検出トランジスタと、上記検出トランジスタの形成領域に基板面に平行な方向に隣接する上記第2導電型分離層内に形成された第1導電型電極層と、上記検出トランジスタの上記第2導電型分離層に隣接する第2導電型電極層との間の当該第2導電型分離層と、上記受光部の第1導電型導電層とを含むリセットトランジスタと、を有し、分離されたそれぞれのセル内の第2基板面側の第1導電型導電層中に第2導電型の第1ソース領域が形成され、当該第1ソース領域を囲むように第2導電型の第1ドレイン領域が形成され、上記基板面と平行な方向に、上記第1ドレイン領域のソース側の反対の側は、上記第2導電型分離層と一部重畳するように形成され、上記第1ソース領域および第1ドレイン領域により囲まれる第1ゲート領域が形成され、上記第2導電型分離層内に第1ドレイン領域のソース側と反対側の端から所定の間隔をもって上記第1導電型電極層である第2ドレイン領域が形成され、上記第1ドレイン領域と上記第2ドレイン領域により囲まれる第2導電型領域により第2ゲート領域が形成され、上記第1ソース領域、第1ドレイン領域、第1ゲート領域、第2ドレイン領域、第2ゲート領域が形成される上記基板の第2基板面に絶縁膜が選択的に形成され、上記第2基板面に第1ソース領域、第1ゲート領域、および第1ドレイン領域による上記検出トランジスタが形成され、上記第2ゲート領域、第2ドレイン領域、およびフローティング第1導電型導電層をソースとする上記リセットトランジスタが形成されている。
本発明によれば、セル構造の画素に基板裏面より光を照射し、第1導電型の半導体基板上に形成した第2導電型の半導体層に光信号キャリアを蓄積し、トランジスタの閾値変調を行うことで、信号を取り出す。同時に横型オーバーフロー構造(ドレイン、ゲート)を設けることで、混色や飽和電荷量の制御を行う。
本発明によれば、フォトキャリアの生成、蓄積、電荷読み出し、残留電荷の送出(リセット)という一連の動作を効率的、高速に行うことができる。
また、光の青に対する感度を劣化させず、光によるキャリアのシリコン界面でのトラップ影響を防ぎ、高感度化と画素の微細化を図ることができる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面に関連付けて説明する。
<第1実施の形態>
図1は、本実施形態に係る固体撮像装置の概略構成図である。
本固体撮像装置1は、図1に示すように、センシング部としての画素部2、行方向(Y方向)制御回路3、列方向(X方向)制御回路4、およびタイミング制御回路5を有する。
画素部2は、後で詳述するように、受光部、リセットトランジスタ等を含む画素2Aがマトリックス状(行列状)に配置されて構成される。
本実施形態の画素部2は、裏面(背面)照射電荷変調方式ラテラルオーバーフロー型のイメージセンサとして構成されている。そして、本実施形態の各画素2Aは、フローティングセル構造を有するように形成されている。
そして、画素部2において、画素配列において、同一行に配列された画素が共通の行線H0,H1,・・・に接続され、同一列に配列された画素が共通の列線V0,V1,・・・に接続されている。
また、固体撮像装置1においては、画素部2の信号を順次読み出すための制御回路として、内部クロックを生成するタイミング制御回路5、行アドレスや行走査を制御する行方向(Y方向)制御回路3、そして列アドレスや列走査を制御する列方向(X方向)制御回路4が配置される。
行方向(Y方向)制御回路3は、タイミング制御回路5のタイミング制御パルスを受けて、所定の行線H0,H1,・・・を駆動する。
列方向(X方向)制御回路4は、タイミング制御回路5のタイミング制御パルスを受けて、所定の列線V0,V1,・・・に読み出される信号を受けて所定の処理(CDS(相関二重サンプリング)処理やアナログ・デジタル変換処理等)を行う。
以下に、本実施形態に係る固体撮像装置の画素部の具体的なデバイス構造について説明する。
図2は、本第1の実施形態に係る固体撮像装置の画素部基本構造を示す簡略断面図である。なお、図2においては2つの画素部を示している。
固体撮像装置1は、図2に示すように、たとえば第1導電型(本実施形態ではp型)基板(シリコン基板)100の第1基板面101側(裏面側)から光を入射させ、第2基板面102側(前面側)にMOS型トランジスタ等が形成される素子領域部EAPを形成した裏面(背面)照射型デバイスとして形成されている。
基板100は、裏面から光を入射し得るように、シリコンウェハを薄膜化することにより形成される。基板100の厚さは、固体撮像装置1の種類にもよるが、たとえば可視光用の場合には2〜6μmであり、近赤外線用では6〜10μmとなる。
画素2Aは、基板100には第1基板面101側から第2基板面102側のトランジスタ形成領域にかけて、第1基板面側から入射した光を受光して光電変換し、電荷を蓄積する機能を有する受光部110が形成されている。
より具体的には、受光部110は、光電変換が行われるp型領域(導電層)111、およびホール蓄積が行われるp型領域(導電層)112が形成されている。そして、p型導電層111およびp型導電層112の側壁にはそれらを囲むように第1の導電型(本実施形態ではp型)の逆の導電型の第2の導電型であるn型分離層(導電層)113が形成され、基板100の光入射面である第1基板面101にn層114が形成されている。n型分離層113には電極が形成されていない。
このように、各画素2Aは、p型導電層111およびp型導電層112は半導体の導電型のn型分離層113により囲まれてフローティングとなっており、セルとしてはフローティング・セル構造を有している。
しかも、各画素2Aは、n型分離層113、n層114、およびゲート金属電極などにより電気的にマイクロ遮蔽構造になっている。
このように、本実施形態においては、p型導電層(領域)111およびp型導電層(領域)112をn型分離層113で分離してセル構造とし、さらに、分離されたそれぞれのセル内の第2基板面102側のp型導電層112中にn層からなる第1ソース領域115が形成されている。
さらにこの第1ソース領域115を囲むようにn層からなる第1ドレイン領域116が形成されている。
基板100面と平行な方向に、第1ドレイン領域116のソース側の反対の側は、n型分離層113と一部重畳するように形成され、第1ソース領域115および第1ドレイン領域116により囲まれる第1ゲート領域117が形成されている。
さらに、n型分離層113内に第1ドレイン領域116のソース側と反対側の端から所定の間隔をもってp層からなる第2ドレイン領域118が形成されている。
第1ドレイン領域116と第2ドレイン領域118により囲まれるn型領域により第2ゲート領域119が形成されている。
さらに、第1ソース領域115、第1ドレイン領域116、第1ゲート領域117、第2ドレイン領域118、第2ゲート領域119が形成される基板100の第2基板面102の表面に所定のプロセスにより酸化シリコン等の絶縁膜120が選択的に形成されている。
そして、上述したように、受光部110のp型導電層111およびp型導電層112には電極を設けず電気的にフローティングとし、第1ソース領域115、第1ドレイン領域116、およびn型分離層113中に形成されたp層からなる第2ドレイン領域118上の絶縁膜120の一部を開口して電極部121が形成されている。
さらに、第1ゲート領域117、すなわち第1ソース領域と第1ドレイン領域間および絶縁膜120、並びにオーバーフロー構造のn領域およびp領域に挟まれたn型領域の第2ゲート領域119の絶縁膜120上にゲート電極122が形成されている。
以上の構成において、第2基板面102に第1ソース領域115、第1ゲート領域117、および第1ドレイン領域116による第1の絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(MOSトランジスタという)による検出トランジスタ123が形成され、第2ゲート領域119、第2ドレイン領域118、およびフローティング領域のp型導電層(領域)112aをソースとする第2のMOSトランジスタによるリセットトランジスタ124が形成されている。
なお、図2において、Sは検出トランジスタ123のソースを、Dは検出トランジスタ123のドレインを、SEは検出トランジスタ123のソース電極を、GEは検出トランジスタ123のゲート電極を、DEは検出トランジスタ123のドレイン電極を、RGはリセットトランジスタ124のゲート電極を、RSはリセットトランジスタ124のソース(フローティングp型領域)を、RDはリセットトランジスタ124のドレイン(pの第2のドレイン領域)を、HDはリセットトランジスタ124のホールドレイン電極を、それぞれ示している。
また、検出トランジスタ123のソース・ドレイン間のゲート領域の電位ウェル内にホールポケットが形成され、ホールが蓄積される。
また、検出トランジスタ123の第1ドレイン領域116に隣接し、同一面上にn型領域を第2ゲート領域119とするリセットトランジスタ124の第2ドレイン領域118が形成され、ラテラルオーバーフロードレイン構造が実現されている。
そして、n層114の光入射面側には、たとえば酸化シリコンからなる絶縁膜や保護膜125が形成されている。そして、保護膜125上には、所望の波長領域の光のみを通過させるカラーフィルタ126が形成されている。また、カラーフィルタ126上には、入射光を受光部110へ集光させるマイクロレンズ127が形成されている。
本実施形態においては、前述したように、受光部110のp型導電層111には主として光電変換により電子・ホール対を生成させる機能を受け持たせ、n型分離層113には生成した電子を表面のnの第1ドレイン領域116を通じて電極より外部に排出させる機能を、またp型導電層112には生成したホールを蓄積させる役割を受け持たせている。
フローティング・セル型構造内のp型導電層111の不純物濃度は、フォトキャリアが効率的に生成される程度に、p型導電層112の不純物濃度よりも希薄にし、かつ光の照射側はフローティング層とは反対の導電型の不純物が高濃度(n)にドープされる。
また、本実施形態においては、第1ソース領域115および第1ドレイン領域116により囲まれる第1ゲート領域117はリング状に形成されている。
すなわち、フローティング領域のp型導電層112の半導体層の表面にリング形状の第1ゲート領域117が形成され、リングの中央部に第1ソース領域115が形成され、かつリング状の第1ゲート領域117の外側にこれらを囲むように第1ドレイン領域116が形成され、各領域に電極が形成されて検出トランジスタ123が形成されている。
さらに、検出トランジスタ123に隣接して、ドレイン領域と一部重畳するように、n型半導体井戸が形成され、このウェル内にゲート領域が形成されるように、検出トランジスタ123のドレイン領域から所定の間隔を隔てて、井戸とは反対の導電型の高濃度不純物領域(p)が第2ドレイン領域118として形成されている。そして、検出トランジスタ123の基板領域の一部(p層)をソース領域とするリセットトランジスタ124が形成されている。
そして、検出トランジスタ123およびリセットトランジスタ124で用いる半導体領域の一部をフォトダイオード領域としても使用する。すなわち、p/n/p/p/n/n領域(pおよびn領域には電極が設置されている)を利用したpnpn型ダイオードとなる。
また、固体撮像装置1においては、第2基板面102に形成された検出トランジスタ123(第1のMOSトランジスタ)のゲートに特に負の電圧を印加しない状態でも、ゲート絶縁膜下のリング状半導体表面近傍に形成される電位により、電位井戸内に光電効果で生じたホールを選択・優先的に集積するホールポケットを持つ。
そして、ホールポケットに集積したホールの電荷量に応じて、検出トランジスタ123の第1のソース・ドレイン間のチャネル電子電流が変調されるため、光照射による信号を増幅して検出することが可能であり、光電効果によるフォトキャリアの生成、転送、ホール蓄積、信号検出の過程を連続して短時間に行われ、ダイナミックな信号処理が実現されている。
また、本実施形態においては、リセットトランジスタ124を検出トランジスタ123の周囲に複数個(2個以上)配置し、各リセットトランジスタ124のゲートおよびドレインに所定の極性の電圧を印加することにより、p型井戸内およびホールポケット内に集積したホールを半導体の基板面方向ラテラルに各第2ドレインに排出(オーバーフロー)させ、排出効率の向上が図られている。
ここで、上記構成を有する画素セルにおける動作について説明する。
裏面側である第1基板面(裏面)101よりセル内に光を入射させ、セル内のp型導電層111内で主に光電効果により電子・ホール対が発生され、生じた電子がセルの壁面を形成するn型分離層113を通じて外部に排出される。
そして、ホールのみがp型導電層112に蓄積され、第1のMOSトランジスタとしての検出トランジスタ123のソース・ドレイン間のゲート領域半導体表面近傍に形成される電位井戸(ホールポケット)内に蓄積され、検出トランジスタ123を通じて、蓄積電荷の信号が増幅されて検出され、第2のMOSトランジスタとしてのリセットトランジスタ124を通じて、蓄積電荷が適宜排出され、混色や飽和電荷量の制御が行われる。
より具体的には、裏面照射により、セル内のp型導電層111で光電効果により生成された電子-正孔対のうち、ドレイン電極が接地電位か正の電圧が印加されている場合、電子はn型分離層113を通じて第1ドレイン領域116に排出される。
これに対してホールは、第1のMOSトランジスタ(検出トランジスタ)123のゲート電極に負の極性の電圧が印加されている場合、第1のMOSトランジスタである検出トランジスタ123のソース・ドレイン間のゲート電極下の半導体表面方向に引き寄せられ、半導体表面近傍に形成される電位井戸内、すなわち、ホールポケットに蓄積される。
この蓄積ホールはソース・ドレイン間のチャネルを流れる電子電流を増加させる方向に変調させるため、閾値電圧は減少することになる。
つまり、蓄積ホールが増せばチャネル閾値電圧は減少し、蓄積ホールが減ればチャネル閾値電圧は増加する。
したがって、第1のMOSトランジスタ(検出トランジスタ)123を光照射による信号を増幅して検出するトランジスタとして用いることができる。
このとき、個々の画素2Aのp型導電層(領域)111およびp型導電層(領域)112は、側面のn型分離層113、裏面のn層114、および前面のソース・ドレインを形成するn層、およびゲート金属電極などにより電気的な遮蔽構造になっており、光電変換により生成した電子電流が側面のn型分離層113を流れるため、外部からの静電気放電(ESD)のセル内への進入を防止し、内部の蓄積ホール電荷量に変動を与えにくいファラデーケージのような効果をもたらしている。
また、常に新しい光学情報を得るために、検出トランジスタ123に蓄積した電荷を一定時間毎に排出させ、蓄積井戸内を空にするリセット動作が必要になる。このリセット動作が、第2のMOSトランジスタにより形成されるリセットトランジスタ124で行われる。
リセットトランジスタ124のホールドレイン電極HDおよびリセットゲート電極RGに負の電圧が印加され場合、ホールポケットに蓄積されたホール電荷は検出トランジスタ123のドレイン領域をオーバーフローして、リセットトランジスタ124に形成されたチャネル領域内に流れ込み、リセットトランジスタの第2ドレイン領域118を通して、ホールドレイン電極HDより外部に排出される。
また、固体撮像装置1のセンサの半導体層の厚さは〜2μm程度であり、光の波長範囲で光電変換の量子効果が十分発揮される程度の厚みになっている。
これに対し、前面照射型の場合、通常、半導体基板の厚みは素子が割れにくい厚み(〜数百μm)に保つ必要があり、そのため、素子の基板を通してソース・ドレイン間のリーク電流が無視できず、問題になる場合がある。
これに対して、本実施形態においては、素子の厚みを十分薄くしているため、基板を通してのリーク電流を減らすことができ、この問題も回避している。
以上、本実施形態に係る固体撮像装置1の構成および機能について説明した。
以下に、本実施形態に係る固体撮像装置1についてさらに詳細に考察する。
図3(A),(B)は、前面照射型BMCDの場合と本発明による裏面照射型BMCDの場合に対して、入射光の波長がトランジスタの配置とどのような関係になるかを示す図である。
図3(A)の前面照射型BMCD10は、基板前面側に絶縁膜11、透明電極12、遮光電極13等が形成されている。また、14はラテラルドレイン、15はゲート絶縁膜、16はシリコン基板を示している。
図3(A)の前面照射の場合、トランジスタが設置されている側から光が進入するが、その際、ラテラルドレイン領域14は遮光電極13で覆われており、それ以外の開口部より絶縁膜11や透明電極12、ゲート絶縁膜15などを透過して、シリコン基板16内に光が侵入する構造になっている。波長の長い赤色光や近赤外光はシリコンの表面から比較的内部まで入るが、青色光や近紫外光はそれほど深くまで入らない場所で光電変換が行われる。また、波長の短い光は表面の絶縁多層膜を通過する際に、散乱や吸収また層界面での反射などにより、エネルギーの損失を受けやすい。
これに対して、図3(B)の本発明による裏面照射の場合は、信号検出用の検出トランジスタ123が配置されていない側から光が基板(シリコン基板)100内に侵入する構造になっており、波長の長い光の多くはトランジスタ近傍に到達するが、波長の短い光はごく一部しか到達しない。
入射光の波長も含めて量子効率を最大にするために、ソース・ドレインの拡散層やウエル層をどのようにしたら良いかという点に関しては、種々提案されている。
しかし、シリコン酸化膜(絶縁膜)を通過する光がトランジスタ特性に影響を及ぼす可能性についての議論は少ない。本実施形態では、この点について触れ、定性的ではあるがそのメカニズムある程度明らかにする。
図4は、前面照射型の場合で、透明電極/ゲートシリコン酸化膜/シリコン単結晶が形成するエネルギーバンド状態の概略を示す図である。
ゲート酸化膜は製法や処理により性質が著しく相違する場合があり、あまり制御されていない場合には、酸化膜中に電子やホールを捕獲するようなトラップが残存する。図ではシリコン酸化膜の伝導帯の下、2.0eVの位置に電子を捕獲するようなトラップが存在する場合を示している。
シリコン熱酸化膜の場合、バンドギャップは約8.0eVであり、透明電極としてITOを使用する場合は、仕事関数は約4.3〜4.7eVであるため、熱酸化膜のエネルギーギャップの真ん中より少し下に透明電極のフェルミレベルが位置することになる。
今、入射光のうちの青色光成分、たとえば波長λ=450nmについて注目してみると、アインシュタインの光量子の式 E=hνより、 E=2.76eVに相当する。このエネルギーは図示するように、透明電極のフェルミレベルから測った酸化膜中の電子トラップのエネルギーレベルの位置にほぼ等しい。
このとき、シリコン基板に対して透明ゲート電極に比較的大きな負の電圧を印加していると、光電効果により金属表面(透明電極)より飛び出した電子が、酸化膜中に励起してトラップに捕獲される。
トラップに捕獲された電子は電界により再放出され、ホッピング伝導によりシリコン単結晶の伝導帯に流れ込み、ゲート電極とシリコン間を弱い導通状態にし、トランジスタ特性や信号量にバラツキを生じさせる。
本実施形態の裏面照射では、エネルギーの大きな波長の短い光は、トランジスタ領域に到達するまでに殆どシリコン基板内でフォトキャリア生成にそのエネルギーを費やしてしまうので、前面照射のような欠点がないのが、大きな特徴になっている。
図5は、図2で示される装置の電位状態変化に伴う各領域における半導体基板面と垂直方向の半導体基板内の電子およびホールに対する電位の変化を示す図である。
(i)ホール蓄積(非読み出し状態)
検出トランジスタ(第1のMOSトランジスタ)123をソースフォロワにし、ドレインおよびゲートに−2Vを印加した場合を示している。ゲート電極下の鎖線A−Aで示される半導体領域には、太い実線曲線<1>で示される電位が形成される。
この場合、p型領域(導電層)112よりもp領域(導電層)112の方が抵抗値は高いので、電界はp領域に多くかかり、図のような右側で大きくベンドした形状になる。ゲート電極に負の電圧が印加されているため、ゲート領域の半導体表面に、光照射で生じたホールが引き寄せられる。
通常の熱酸化プロセスを経て形成されたゲート酸化膜の場合、p型半導体表面は幾分n型化しており、ゲートに電圧を印加していない状態でも空乏状態であり、チャネル領域が形成されている。この状態で、ゲートに負の電圧を印加すると、ホールは表面に引き寄せられ、ソース・ドレイン間ゲート領域下に形成される電子チャネルの外側に蓄積するようになる。
長い破線B−B<2>はホールドレイン電極HDを形成するpの第2ドレイン領域118、埋め込みn型導電層(領域)113、ホール蓄積用のp型領域(リセットトランジスタ124のソースに相当)112a、キャリア生成用のp型領域111を通って形成される電位状態を表し、短い破線C−C<3>は検出トランジスタ123のドレインを形成するn層の第1ドレイン領域116、埋め込みn型の第2ゲート領域119、n型分離層113、裏面n層114を貫いて形成される電位を表している。
(ii)ゲート読み出し
検出トランジスタ123のゲート電圧を−2V→0Vにすると、蓄積ホールは減少し、ソースからドレインに流れるチャネル電子電流がその分変調され、減少する。この電流変化分を測定すれば、蓄積ホールの電荷変化量が分かる。
(iii)リセット
リセットトランジスタ124のソース・ドレイン間をバイアスし、ホールドレイン電極HDとリセットゲート電極RGに負の電圧を印加すると、p型導電層(領域)112およびホールポケットに存在するホールはリセットトランジスタ124に形成されるpチャネルを通じて、ホールドレイン電極HDから排出される。
図6は、図2の回路構成例を示す図である。
ここでは横方向(X方向)の2画素(図中の直交座標系のX方向二行づつ)および縦方向(Y方向)の2画素分(Y方向二列づつ)を、それぞれ電流ミラー配置にした4画素分が示されている。このような配置にすることにより、配線数をX方向、Y方向ともに半分に減らすことができる。
検出トランジスタ123のドレインにドレイン信号S1が供給され、ゲートにゲート信号Sel.1,Sel.2, …行単位で供給され、ソースから信号Sigx1,Sigx2,…列ごとに出力される。
また、リセットトランジスタ124のゲートにリセットゲート信号RG1,RG2,…が行単位で供給され、ドレインにホールドドレイン信号HD1が複数(図6の場合の4)に共通に供給される。
図7は、図6の回路を用いた固体撮像装置(イメージセンサ)を駆動させる際のタイミングチャートである。
本発明の実施形態は、ホールポケットを形成し易くするために、リセットした後に検出トランジスタ123のチャネル層に電子を注入するプリチャージ動作を行っている。
図8は、図2のトランジスタが配置されている側の第1の配置例を示す図である。
この場合、リング状の第1ゲート領域117を持つ検出トランジスタ(第1のMOSトランジスタ)123の第1ソース領域115を中心に、画素の四隅にリセットトランジスタ(第2のMOSトランジスタ)124を配置し、リセット時に蓄積したホールを3方向に素早く抜き取る構造になっている。
図8は、図2のトランジスタが配置されている側の第2の配置例を示す図である。
図8の例は、図7の配置を45度回転させて配列した構造になっており、一画素の面積を図7の場合よりも大きくして高解像度化を実現させている。
この場合、リセット時に蓄積したホールを3方向に素早く抜き取る構造になっている。
以上説明したように、本第1の実施形態によれば、p型導電層(領域)111およびp型導電層(領域)112をn型分離層113で分離してセル構造とし、さらに、分離されたそれぞれのセル内の第2基板面102側のp型導電層(領域)112中にn層からなる第1ソース領域115が形成され、さらにこの第1ソース領域115を囲むようにn層からなる第1ドレイン領域116が形成され、基板100面と平行な方向に、第1ドレイン領域116のソース側の反対の側は、n型分離層113と一部重畳するように形成され、第1ソース領域115および第1ドレイン領域116により囲まれる第1ゲート領域117が形成され、さらに、n型分離層113内に第1ドレイン領域116のソース側と反対側の端から所定の間隔をもってp層からなる第2ドレイン領域118が形成され、第1ドレイン領域116と第2ドレイン領域118により囲まれるn型領域により第2ゲート領域119が形成され、さらに、第1ソース領域115、第1ドレイン領域116、第1ゲート領域117、第2ドレイン領域118、第2ゲート領域119が形成される基板100の第2基板面102の表面に所定のプロセスにより酸化シリコン等の絶縁膜120が選択的に形成され、第2基板面102に第1ソース領域115、第1ゲート領域117、および第1ドレイン領域116による検出トランジスタ123が形成され、第2ゲート領域119、第2ドレイン領域118、およびフローティング領域のp型導電層(領域)112aをソースとするリセットトランジスタ124が形成されていることから、以下の効果を得ることができる。
裏面照射とラテラルオーバーフロー構造により、前面照射型のように配線や絶縁層の多層表面層での光の吸収、反射による光の損失が少なく、短い波長の光に対して信号量にバラツキを生じさせない、高速高感度のイメージセンサが実現できる。
横型OFD(オーバーフロードレイン)構造のため、リセット電圧の低電圧化が可能になる。
また、リングゲートの隙間にリセットトランジスタを配置することにより、効率的なトランジスタ配置が実現され、セルの微細化が可能となる。
裏面照射のため、信号検出面が光照射面から離れており、ホール蓄積部を光遮蔽膜で覆う必要がなく、素子製造の工程数が減る。
フォトキャリアの蓄積部への転送は、特に転送トランジスタを設ける必要がなく、セル内の電位状態を変えるだけで容易に行うことができるため、高速駆動に適している。
また、図2の構造の場合は電極の取出し面が片面で良く、光照射面と反対側に配置できる。
いわゆるセル型体積構造のため、小さな画素面積でより多くの電荷を蓄積することができ、飽和信号量を大きくすることができる。加えて、遮蔽構造のため、静電気放電に対しても強い。
飽和電荷量の変調制御を行うことができる。
図10は、本第2の実施形態に係る固体撮像装置の画素部基本構造を示す簡略断面図である。なお、図10においても2つの画素部を示している。
第2の実施形態に係る固体撮像装置1Aが第1の実施形態に係る固体撮像装置1(図2)と異なる点は、基板100の第1基板面101のn層114の代わりに、酸化膜などの絶縁膜128を介して、ITO等の透明電極129を配置していることにある。
今、光照射時に透明電極129に正の電圧を印加すると、電子が基板表面に引き寄せられ、正の電圧が印加されている間、電子を一時的にピニングすることができるため、メモリとして機能させることも可能になる。
図11は、本第3の実施形態に係る固体撮像装置の画素部基本構造を示す簡略断面図である。なお、図11においても2つの画素部を示している。
本第3の実施形態に係る固体撮像装置1Bが第1の実施形態に係る固体撮像装置1(図2)と異なる点は、ダイナミック信号処理を備えた方法とは異なり、メモリ機能を備え、電子シャッタ機能を発揮させる構造になっていることにある。
すなわち、この固体撮像装置1Bは、裏面(背面)検知型電荷変調メモリイメージセンサ(Back Sensing & Charge Modulation Memory:B.S.C.M)として構成されている。
本固体撮像装置1Bにおいては、図11に示すように、p型領域を積層させ、n層130で基板の法線方向に図中上下二つのp型領域(導電層)111−1,111−2に分割している。
受光側(第1基板面101)側の第1p型領域111−1の側壁に形成されたn型分離層113−1内の第1基板面101側にp層からなる第3ドレイン領域131が形成され、第1基板面101の表面側(光入射側)に酸化膜などの絶縁膜132を介して、ITO等の透明電極によりバックゲート(MG)133が形成されている。また、第3ドレイン領域131上が一部開口されてドレイン電極(MD)134が形成されている。
そして、バックゲート133、第3ドレイン領域131、およびフローティング領域である第1p型領域111−1をソースとする第3のMOSトランジスタ(メモリ(ピニング)トランジスタ)135が形成されている。
第3の実施形態に係る固体撮像装置1Bにおいては、受光側(第1基板面101)側の第1p型領域111−1を含む破線で囲む第1領域201にセンシング&メモリ機能を、中央のp型領域(第2p型領域)111−2を含む破線で囲む第2領域202には検出転送機能を、第2基板面102側の破線で囲む第3領域203は変調および出力ラインの機能をそれぞれ担っている。また、EAPは素子領域部を示している。
第1領域201を除く第2領域202および第3領域203の構造は、図の場合と同様の構造を有することから、同様の構造部分の説明はここでは省略する。
この場合、光照射時に透明電極(MG)133に負の電圧を印加すると、フォトホールが基板表面に引き寄せられ、MGに負の電圧が印加されている間、ホールを一時的にピニングすることができる。
図12(A)〜(C)は、図11の1画素分を示す図であって、図12(A)はセンサ面を示す図であり、図12(B)は図12(A)のa−a’線における断面図であり、図12(C)はトランジスタの配置を示す図である。
図12(A)はセンサ側の平面図であり、n型格子状領域の四隅にp層の第3ドレイン領域131が配置されている。
図12(B)はリセット状態を表した図で、透明電極のバックゲートMG(133)および第3のMOSトランジスタ135のドレイン電極MD(134)に負の電圧、第1のMOSトランジスタである検出トランジスタ123のドレインD(116)に正の電圧を印加すると、光照射によりセル内に残存している第1p型領域111−1内のホールおよびホールポケット内に残存しているホールは、太い実線L1で示されるような経路でドレイン電極MDより排出され、n層内およびn型分離層113内に残存する電子は太い実線L2で示されるような経路でドレインDより排出される。
図12(C)は信号出力端子などが配置されているトランジスタ面を示し、第1ソース領域115を中心にリング状の第1ゲート領域117を持つ検出トランジスタ123および四隅にリセットトランジスタ124のホールドレインが配置された様子が示されている。
図13(A),(B)は、本第3の実施形態に係る固体撮像装置を用いたグローバルシャッタの動作を示す概念図である。
グローバルシャッタとは一画面を構成する全画素に対して、部分的に時間遅れを発生させることなく、同時に露光させる方法で、デジタルカメラの場合、大別すると、(1)メカニカルシャッタ(以下、メカシャッタという)と電子シャッタを併用してシャッタ動作を行う方式、(2)電子シャッタのみでシャッタ動作を行う方式とがある。
図13(A)は電子シャッタとメカシャッタを併用した例、図13(B)はメモリを使用した全電子シャッタの場合で、それぞれ1回のシャッタ期間(1ショット)中イメージセンサ内で行われる電気的動作を概念的に表した図である。
図13(A)の場合、1行ずつ順に1フレーム分のリセット、メカシャッタ(開)、全画素同時露光、メカシャッタ(閉)、CMOSセンサ・カラム読み出し方式の場合は1行ずつ順に、カラムのフローティングディフュージョン(フローティングソース)に転送し、1行ずつ1フレーム分読み出して1ショット分の動作を完了する。
全画素を同時に露光させる前のリセット動作は、画素内の残存電荷を一度空にし、必要に応じて電子注入などの操作を行い、全ての画素に対して初期条件を整えるためである。 大部分のCMOSデジタルカメラはこの方式を採用している。
この場合たとえば、図2の構造を適用させることができる。
図13(B)は図11の構造を用いた全電子シャッタ方式の場合で、全画素同時リセット、全画素露光後、すぐには電荷を転送せず、一度個々の画素のメモリ部に一定時間信号を蓄えた後、それぞれの画素部2の検出トランジスタ123のソースに転送し、その後、予め決められた方法により信号を読み出す。
全メモリから信号を読み出す方法は図13(A)のように1行ずつ読み出しても良いし、あるいは、一画面を複数のブロック領域に分割し、ブロック単位でそれぞれのブロック内の1行ずつ読み出すようにしても良い。たとえば、最初に読み出すブロックを画面中央に決め、周辺のブロックは時間的に後に読み出すようにしても良い。
図14は、第3の実施形態に係る固体撮像装置(イメージセンサ)をグローバルシャッタに適用した場合の動作説明図で、各領域における電位の変化を示している。図14(i)はグローバルリセットの状態、図14(ii)は露光、すなわち、受光とホール蓄積の状態、図14(iii)はグローバルセット、すなわち、キャリア転送の状態をそれぞれ表す。
図中、太い実線L1、太い破線L2および太い鎖線L3で表される曲線は、バックゲートMGおよびドレイン電極MDに電圧を印加する前後の図11に示される素子断面のA−A断面に沿った電位の変化を表し、細い実線L4および細い破線L5で表させる曲線は、電圧印加前後のB−B断面に沿った電位の変化をそれぞれ表している。実線は電圧印加後の電位を示している。
(i)グローバルリセット
バックゲートMGとドレイン電極MDにたとえば20Vを印加すると、A−A断面に沿った電位は破線の状態から実線の状態に変化し、セル内残存するキャリア(電子およびホール)が排出される。すなわち、第1p型領域111−1内のホールおよびホールポケット内のホールはドレイン電極MDより排出され、n層内およびn型分離層113内の電子はドレインD(116)より排出される。
(ii)受光と蓄積(メモリ)
MG=3V、MD=0Vの状態で受光すると、光電効果により第1p型領域111−1および第2p型領域111−2内にはホールが蓄積すると共に、第1p型領域111−1内のホールの一部はn型分離層113をオーバーフローして、第2p型領域111−2内に分配され、一方、第1p型領域111−1の上部のn層114に電子が蓄積し、これに接するp層にはホールが蓄積するようになる。すなわち、第1p型領域111−1はメモリセルとして機能する。
(iii)グローバルセット(転送)
メモリ状態でMG=0V、MD=0Vにすると、n層114に電子を保持するための電圧がなくなるため、大部分の電子はホールと再結合し消滅する。
次に、MG=+20V,MD=Hi−Z(High Impedance)にすると、第1p型領域111−1中(第1セル中)のホールは第2p型領域111−2中(第2セル中)に転送され、ホールポケットに蓄積するようになる。
これ以後は、前述した図2に関連付けたプロセスに従い、蓄積電荷量を読み出せば良い。
図15は、図11のデバイス構造を用いた4画素分の回路配置例を示す図である。
この例では、X方向の2画素(2列)分、Y方向の2画素(2列)分を電流ミラー配置にしている。このような配置にすることにより、配線数をX方向、Y方向ともに半分に減らすことができる。
この場合、検出トランジスタ123のドレインに電源電圧VDDが供給され、ゲートにゲート信号Sel.1,Sel.2, …行単位で供給され、ソースから信号Sigx1,Sigx2,…列ごとに出力される。
また、リセットトランジスタ124のゲートにリセットゲート信号RG1,RG2,…が行単位で供給され、ドレインが基準電位VSSに複数(図6の場合の4)共通に接続される。
また、第3のMOSトランジスタ(メモリ(ピニング)トランジスタ)135のドレインにホールドドレイン信号VHDが供給され、ゲートにバックゲート信号VBGが供給される。
図16は、図11および図15の構成を適用したグローバルシャッタ動作時のタイミングチャートの例を示す図である。
図16において、HSCANはカラム水平走査期間(1フレーム分)を示し、1ショット期間にバックゲートMGへのバックゲート信号VBGおよびドレイン電極へのホールドドレイン信号VHDが印加される。
そして、1ショット期間の終了時にバックゲート信号VBGがローレベルから20Vのハイレベルに切り替えられ、バックゲート信号VBGがハイレベルに切り替わるタイミングで信号VHがHi−Z(ハイインピーダンス)とされる。
図17は、図11および図15の構成を適用したグローバルシャッタ駆動の駆動回路の例を示す図である。
行方向(Y方向)制御回路3は、図17に示すように、インバータ31,32を含み、インバータ31にはタイミング制御回路5から信号XVBG(Xは反転を示す)が供給され、インバータ32にタイミング制御回路5から信号XVHDが供給され、インバータ32はタイミング制御回路5により出力をHi−Zにするように制御される。
また、図18は、全画素を同時にリセットする場合の説明図で、各行の画素内のリセットトランジスタ124のゲートはそれぞれのXライン毎に並列接続され、各Xラインにはタイミング制御回路5により、行方向(Y方向)制御回路3を通して、リセットパルスが同タイミングで印加される様子が示されている。
以上説明したように、本第3の実施形態によれば、n型分離層113で分離された個々のセル内のp型領域111を、さらにn層130で基板の法線方向(層の積層方向)に二つに分割して第1p型領域111−1および第2p型領域111−2が形成され、個々のセル内の第1基板面101側が内側に選択的に形成されたp領域131を持つn型分離層113で分割されたn層114Bを持ち、第1基板面101側のp領域131に電極を設け、第1基板面101側の第1p型領域111−1を含む第1領域201を電荷生成および電荷保持領域として機能させ、第2基板面102側の第2p型領域112を含む第2領域202(p型領域)を検出領域として機能させていることから、上述した第1の実施形態の効果に加えて、メカシャッタなしの全電子シャッタ方式のグローバルシャッタが実現できる。
また、SOI(Silicon on Insulator)プロセスの適用も可能である。
図19は、本第4の実施形態に係る固体撮像装置の画素部基本構造を示す簡略断面図である。なお、図19においても2つの画素部を示している。
第4の実施形態に係る固体撮像装置1Cが第3の実施形態に係る固体撮像装置1B(図11)と異なる点は、基板100の第1基板面101のn層114の代わりに、酸化膜などの絶縁膜136を介して、ITO等の透明電極137を配置していることにある。
今、光照射時に透明電極(MG)137に負の電圧を印加すると、フォトホールが基板表面に引き寄せられ、MGに負の電圧が印加されている間、ホールを一時的にピニングすることができる。
なお、以上説明した実施形態においては、CMD構造について説明した。
第3および第4の実施形態のメモリ機能付きの固体撮像装置において、各層の導電型をp型とn型とで入れ替え作製することにより、本発明は、浮遊拡散層(フローティングディフュージョン)FDを含むホール蓄積型フォトダイオード(Hole Accumulate Diode:HAD)構造の相補型センサデバイスにも適用することが可能である。
図20は、本第5の実施形態に係る固体撮像装置の画素部基本構造を示す簡略断面図である。なお、図20においても2つの画素部を示している。
第5の実施形態に係る固体撮像装置1Dが第3の実施形態に係る固体撮像装置1B(図11)と異なる点は、相補型センサ構造にした場合で、フォトキャリアのうち、第1蓄積電荷として電子を利用し、第2蓄積電荷としてホールを利用するように構成したことにある。
図11および図19の構成とは半導体の導電型が逆構成で、素子領域部EAPに第1基板面101にp層138を備え、第2領域202D内にHADセンサ(太い破線領域)140が配置されている。
この場合、信号電荷は電子であり、リセットゲート電極RGに正の電圧を印加することにより、フローティングディフュージョン(FD)141に電子電荷を抜き取り、信号電荷を読み出すことを可能にしている。
また、ホールの場合は、第2領域202Dの延設部としてのp型層(ウェル)142内に検出トランジスタとして形成されたソース143とドレイン144間のゲート145下の半導体表面近傍に形成される電位内に蓄積され、ソース−ドレイン(S−D)間を流れる変調電流により、信号検出を行うことも可能にしている。
図21は、本第6の実施形態に係る固体撮像装置の画素部基本構造を示す簡略断面図である。なお、図21においても2つの画素部を示している。
第6の実施形態に係る固体撮像装置1Eが第5の実施形態に係る固体撮像装置1D(図20)と異なる点は、第1基板面101のp層138の代わりに、絶縁膜146を介して透明電極147を配置した構成したことにある。
この場合、光照射時に透明電極147に正の電圧を印加すると、光電効果で生じた電子が第1基板面101側の表面に引き寄せられ、バックゲートMGに正の電圧が印加されている間、電子を一時的にピニングすることができる。
さらに第2領域202D内にHADセンサ(太い破線領域)140を配置した構造になっているため、図20の場合と同様にフローティングディフュージョン(FD)141から信号電荷を読み取ることができる。
また、ホールの場合は、図20の場合と同様に第2領域202Dのp型ウエル142内に形成されたソース143とドレイン144間のゲート145下の半導体表面近傍に形成される電位内に蓄積され、ソース−ドレイン(S−D)間を流れる変調電流により、信号検出を行うことも可能にしている。
なお、たとえば図10、図19、図21の第1基板面101側に形成される絶縁膜としては、負の固定電荷を有する膜、たとえば少なくとも一部が結晶化した絶縁膜を適用することができる。
この少なくとも一部が結晶化した絶縁膜としては、ハフニウム、ジルコニウム、アルミニウム、タンタル、チタン、イットリウム、ランタノイド等の元素の酸化物絶縁膜であり、膜中に少なくとも一部が結晶化した領域を有するものである。
この少なくとも一部が結晶化した絶縁膜の膜厚としては、3nm以上、100nm以下とすることができる。膜厚が3nmより薄いと、結晶化し難くい。膜厚の上限は実用上100nm程度でよく、それより厚くする必要はない。透過率など光学的には、数10nm程度の膜厚が最適である。
上記結晶化した絶縁膜と受光部110の受光面との界面には所要の薄い膜厚の絶縁膜、本例では酸化シリコン膜が形成される。結晶化した絶縁膜の酸化ハフニウム膜は、所要の温度による結晶化アニールで、膜中に負の電荷が形成される。この結晶化した絶縁膜は、受光部110の受光面のポテンシャルを制御するポテンシャル制御機能を有する。
結晶化した絶縁膜、たとえば酸化ハフニウム膜の場合は前述したように屈折率が2.0程度でおり、その上の絶縁膜(酸化シリコン膜)は屈折率が1.45程度である。したがって、結晶化した絶縁膜(酸化ハフニウム膜)と絶縁膜(酸化シリコン膜)により反射防止膜が形成される。
このように、受光部110の受光面上に負の固定電荷を有する膜、たとえば少なくとも一部が結晶化した絶縁膜を形成することにより、フォトダイオードの表面を正孔蓄積状態とさせることができる。これにより、界面準位に起因した暗電流成分を抑制することができる。また、正孔蓄積層を形成するためのイオン注入およびアニールを施すこともなく、もしくは低濃度のドーズ量であってもフォトダイオード表面を正孔蓄積状態にすることができ、界面準位に起因の暗電流を抑制することができる。さらに、負の固定電荷を有する膜、たとえば結晶化した絶縁膜(たとえば酸化ハフニウム膜)とその上の絶縁膜(酸化シリコン膜)により反射防止膜が形成され、低暗電流かつ高感度を実現できる。
以上のような特徴を有する固体撮像装置は、デジタルカメラやビデオカメラの撮像デバイスとして適用することができる。
図22は、本発明の実施形態に係る固体撮像素子が適用されるカメラシステムの構成の一例を示す図である。
本カメラシステム300は、図22に示すように、本実施形態に係る固体撮像装置1、1A〜1Eが適用可能な撮像デバイス310と、この撮像デバイス310の画素領域に入射光を導く(被写体像を結像する)光学系、たとえば入射光(像光)を撮像面上に結像させるレンズ320と、撮像デバイス310を駆動する駆動回路(DRV)330と、撮像デバイス310の出力信号を処理する信号処理回路(PRC)340と、を有する。
駆動回路330は、撮像デバイス310内の回路を駆動するスタートパルスやクロックパルスを含む各種のタイミング信号を生成するタイミングジェネレータ(図示せず)を有し、所定のタイミング信号で撮像デバイス310を駆動する。
また、信号処理回路340は、撮像デバイス310の出力信号に対してCDS(Correlated Double Sampling;相関二重サンプリング)などの信号処理を施す。
信号処理回路340で処理された画像信号は、たとえばメモリなどの記録媒体に記録される。記録媒体に記録された画像情報は、プリンタなどによってハードコピーされる。また、信号処理回路340で処理された画像信号を液晶ディスプレイ等からなるモニターに動画として映し出される。
上述したように、デジタルスチルカメラ等の撮像装置において、撮像デバイス310として、先述した固体撮像装置1、1A〜1Eを搭載することで、高精度なカメラが実現できる。
本発明は、上記の実施形態の説明に限定されない。
たとえば、本実施形態で挙げた数値や材料は一例であり、これに限定されるものではない。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
本実施形態に係る固体撮像装置の概略構成図である。 第1の実施形態に係る固体撮像装置の画素部基本構造を示す簡略断面図である。 前面照射型BMCDの場合と本発明による裏面照射型BMCDの場合に対して、入射光の波長がトランジスタの配置とどのような関係になるかを示す図である。 前面照射型の場合で、透明電極/ゲートシリコン酸化膜/シリコン単結晶が形成するエネルギーバンド状態の概略を示す図である。 図2で示される装置の電位状態変化に伴う各領域における半導体基板面と垂直方向の半導体基板内の電子およびホールに対する電位の変化を示す図である。 図2の回路構成例を示す図である。 図6の回路を用いた固体撮像装置(イメージセンサ)を駆動させる際のタイミングチャートである。 図2のトランジスタが配置されている側の第1の配置例を示す図である。 図2のトランジスタが配置されている側の第2の配置例を示す図である。 本第2の実施形態に係る固体撮像装置の画素部基本構造を示す簡略断面図である。 本第3の実施形態に係る固体撮像装置の画素部基本構造を示す簡略断面図である。 図11の1画素分を示す図であって、(A)はセンサ面を示す図であり、(B)は図12(A)のa−a’線における断面図であり、(C)はトランジスタの配置を示す図である。 本第3の実施形態に係る固体撮像装置を用いたグローバルシャッタの動作を示す概念図である。 第3の実施形態に係る固体撮像装置(イメージセンサ)をグローバルシャッタに適用した場合の動作説明図である。 図11のデバイス構造を用いた4画素分の回路配置例を示す図である。 図11および図15の構成を適用したグローバルシャッタ動作時のタイミングチャートの例を示す図である。 図11および図15の構成を適用したグローバルシャッタ駆動の駆動回路の例を示す図である。 全画素を同時にリセットする場合の説明図である。 本第4の実施形態に係る固体撮像装置の画素部基本構造を示す簡略断面図である。 本第5の実施形態に係る固体撮像装置の画素部基本構造を示す簡略断面図である。 本第6の実施形態に係る固体撮像装置の画素部基本構造を示す簡略断面図である。 本発明の実施形態に係る固体撮像素子が適用されるカメラシステムの構成の一例を示す図である。
符号の説明
1,1A〜1E・・・固体撮像装置、2・・・画素部、3・・・行方向(Y方向)制御回路、4・・・列方向(X方向)制御回路、5・・・タイミング制御回路、100・・・基板、101・・・第1基板面、102・・・第2基板面、110・・・受光部、111・・・p型領域(導電層)、111−1・・・第1p型領域、111−2・・・第2p型領域、112・・・p型領域(導電層)、111D−1・・・第1n型領域、111D−2・・・第2n型領域、112D・・・n型領域(導電層)、113・・・n型分離層、114・・・n層、115・・・第1ソース領域、116・・・第1ドレイン領域、117・・・第1ゲート領域、118・・・第2ドレイン領域、119・・・n領域、120・・・絶縁膜、121・・・電極部、122・・・ゲート電極、123・・・検出トランジスタ(第1のトランジスタ)、124・・・リセットトランジスタ(第2のトランジスタ)、126・・・カラーフィルタ、127・・・マイクロレンズ、135・・・メモリ(ピニング)トランジスタ(第3のトランジスタ)、140・・・HADセンサ、141・・・フローティングディフュージョン(FD)、142・・・p型ウエル、143・・・ソース、144・・・ドレイン、145・・・ゲート、EAP・・・素子領域部。

Claims (21)

  1. 光が照射される第1基板面側と素子が形成される第2基板面側とを有する基板と、
    上記基板に形成され第1導電型導電層を含み、上記第1基板面側からの光を受光し、受光した光の光電変換機能および電荷蓄積機能を有する受光部と、
    上記受光部の第1導電型導電層の側部に形成された第2導電型分離層と、
    上記第2基板面側の上記第1導電型導電層内に形成された第2導電型電極層を含み、上記受光部における蓄積電荷を検出し、閾値変調機能を有する検出トランジスタと、
    上記検出トランジスタの形成領域に基板面に平行な方向に隣接する上記第2導電型分離層内に形成された第1導電型電極層と、上記検出トランジスタの上記第2導電型分離層に隣接する第2導電型電極層との間の当該第2導電型分離層と、上記受光部の第1導電型導電層とを含むリセットトランジスタと
    を有する固体撮像装置。
  2. 上記受光部は、
    上記第1基板面側に形成され、光が入射され、光電変換により電荷を生成させる第1の第1導電型導電層と、
    上記第1導電型導電層より上記第2基板面側に形成され、上記第1導電型導電層により生成された電荷を蓄積する第2の第1導電型導電層と、を含む
    請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 上記第1の第1導電型導電層の不純物濃度は上記第2の第1導電型導電層の不純物濃度より低い
    請求項2記載の固体撮像装置。
  4. 上記第1基板面に不純物濃度が上記第2導電型分離層より高いピニング機能を有する第2導電型層が形成されている
    請求項1記載の固体撮像装置。
  5. 上記第1基板面の光入射側にピニング機能を発現させるためのバイアス電圧が印加される透明電極が形成されている
    請求項1記載の固体撮像装置。
  6. 上記第2導電型分離層は、
    セル分離機能と、上記受光部の第1導電型導電層で生成された電荷のうち不要な電荷を上記検出トランジスタの当該第2導電型分離層に隣接する第2導電型電極層を通して排出させる機能と、を有する
    請求項1から5のいずれか一に記載の固体撮像装置。
  7. 上記第2導電型層で分離されたセル内の上記第1の第1導電型導電層を第2導電型層で上記基板の法線方向に二つに分割して第1領域および第2領域が形成され、
    上記第1領域に隣接する上記基板面に平行な方向に隣接する上記第2導電型分離層内に第2の第1導電型電極層が形成され、
    上記第1基板面の光入射側にピニング機能を発現させるためのバイアス電圧が印加される透明電極が形成され、
    上記第2の第1導電型電極層と、上記受光部の第1領域と当該第2の第1導電型電極層との間の上記第2導電型分離層と、上記受光部の第1領域とを含むメモリトランジスタが形成されている
    請求項1記載の固体撮像装置。
  8. 上記第1領域が電荷生成および電荷保持領域として機能し、
    上記第2領域が検出領域として機能する
    請求項7記載の固体撮像装置。
  9. 光が照射される第1基板面側と素子が形成される第2基板面側とを有する基板と、
    上記基板に形成され第1導電型導電層を含み、上記第1基板面側からの光を受光し、受光した光の光電変換機能および電荷蓄積機能を有する受光部と、
    上記受光部の第1導電型導電層の側部に形成された第2導電型分離層と、
    上記第2基板面側の上記第1導電型導電層内に形成された第2導電型電極層を含み、上記受光部における蓄積電荷を検出し、閾値変調機能を有する検出トランジスタと、
    上記検出トランジスタの形成領域に基板面に平行な方向に隣接する上記第2導電型分離層内に形成された第1導電型電極層と、上記検出トランジスタの上記第2導電型分離層に隣接する第2導電型電極層との間の当該第2導電型分離層と、上記受光部の第1導電型導電層とを含むリセットトランジスタと、を有し、
    分離されたそれぞれのセル内の第2基板面側の第1導電型導電層中に第2導電型の第1ソース領域が形成され、当該第1ソース領域を囲むように第2導電型の第1ドレイン領域が形成され、
    上記基板面と平行な方向に、上記第1ドレイン領域のソース側の反対の側は、上記第2導電型分離層と一部重畳するように形成され、
    上記第1ソース領域および第1ドレイン領域により囲まれる第1ゲート領域が形成され、
    上記第2導電型分離層内に第1ドレイン領域のソース側と反対側の端から所定の間隔をもって上記第1導電型電極層である第2ドレイン領域が形成され、上記第1ドレイン領域と上記第2ドレイン領域により囲まれる第2導電型領域により第2ゲート領域が形成され、
    上記第1ソース領域、第1ドレイン領域、第1ゲート領域、第2ドレイン領域、第2ゲート領域が形成される上記基板の第2基板面に絶縁膜が選択的に形成され、
    上記第2基板面に第1ソース領域、第1ゲート領域、および第1ドレイン領域による上記検出トランジスタが形成され、上記第2ゲート領域、第2ドレイン領域、およびフローティング第1導電型導電層をソースとする上記リセットトランジスタが形成されている
    固体撮像装置。
  10. 上記受光部は、
    上記第1基板面側に形成され、光が入射され、光電変換により電荷を生成させる第1の第1導電型導電層と、
    上記第1導電型導電層より上記第2基板面側に形成され、上記第1導電型導電層により生成された電荷を蓄積する第2の第1導電型導電層と、を含む
    請求項9記載の固体撮像装置。
  11. 上記第1の第1導電型導電層の不純物濃度は上記第2の第1導電型導電層の不純物濃度より低い
    請求項10記載の固体撮像装置。
  12. 上記第1ソース領域および第1ドレイン領域により囲まれる第1ゲート領域はリング形状である
    請求項9記載の固体撮像装置。
  13. 上記第2導電型分離層は、
    セル分離機能と、上記受光部の第1導電型導電層で生成された電荷のうち不要な電荷を上記検出トランジスタの当該第2導電型分離層に隣接する第1ドレイン領域を通して排出させる機能と、を有する
    請求項9記載の固体撮像装置。
  14. 上記第2基板面に形成された上記検出トランジスタのゲートに負の電圧を印加しない状態でも、ゲート絶縁膜直下のリング状半導体表面近傍に形成される電位により、電位井戸内に光電効果で生じたホールを選択的に集積するホールポケットを有する
    請求項12記載の固体撮像装置。
  15. 上記検出トランジスタは、
    ホールポケットに集積したホールの電荷量に応じて上記第1ソース領域と上記第1ドレイン領域間のチャネル電子電流が変調され、光照射による信号を増幅して検出する機能を有する
    請求項13記載の固体撮像装置。
  16. 上記リセットトランジスタは、
    上記検出トランジスタの周囲に複数個配置され、
    上記第2ゲートおよび第2ドレインに所定の極性の電圧を印加することにより、第1導電型井戸内およびホールポケット内に集積したホールを半導体の基板面方向ラテラルに各第2ドレインに排出させる
    請求項15記載の固体撮像装置。
  17. 上記第2導電型層で分離されたセル内の上記第1の第1導電型導電層を第2導電型層で上記基板の法線方向に二つに分割して第1領域および第2領域が形成され、
    上記第1領域に隣接する上記基板面に平行な方向に隣接する上記第2導電型分離層内に第2の第1導電型電極層である第3ドレイン領域が形成され、
    上記第1基板面の光入射側にピニング機能を発現させるためのバイアス電圧が印加される透明電極が形成され、
    上記第3ドレイン領域と、上記受光部の第1領域と当該第3ドレイン領域との間の上記第2導電型分離層と、上記受光部の第1領域とを含むメモリトランジスタが形成されている
    請求項9記載の固体撮像装置。
  18. 上記第1基板面に不純物濃度が上記第2導電型分離層より高いピニング機能を有する第2導電型層が形成されている
    請求項9記載の固体撮像装置。
  19. 上記第1基板面の光入射側にピニング機能を発現させるためのバイアス電圧が印加される透明電極が形成されている
    請求項9記載の固体撮像装置。
  20. 基板の第1基板面側から光を受光する固体撮像装置と、
    上記固体撮像装置の上記第1基板面側に入射光を導く光学系と、
    上記固体撮像装置の出力信号を処理する信号処理回路と
    を有し、
    上記固体撮像装置は、
    上記基板に形成され第1導電型導電層を含み、上記第1基板面側からの光を受光し、受光した光の光電変換機能および電荷蓄積機能を有する受光部と、
    上記受光部の第1導電型導電層の側部に形成された第2導電型分離層と、
    上記基板の第2基板面側の上記第1導電型導電層内に形成された第2導電型電極層を含み、上記受光部における蓄積電荷を検出し、閾値変調機能を有する検出トランジスタと、
    上記検出トランジスタの形成領域に基板面に平行な方向に隣接する上記第2導電型分離層内に形成された第1導電型電極層と、上記検出トランジスタの上記第2導電型分離層に隣接する第2導電型電極層との間の当該第2導電型分離層と、上記受光部の第1導電型導電層とを含むリセットトランジスタと、を含む
    カメラ。
  21. 基板の第1基板面側から光を受光する固体撮像装置と、
    上記固体撮像装置の上記第1基板面側に入射光を導く光学系と、
    上記固体撮像装置の出力信号を処理する信号処理回路と
    を有し、
    上記固体撮像装置は、
    上記基板に形成され第1導電型導電層を含み、上記第1基板面側からの光を受光し、受光した光の光電変換機能および電荷蓄積機能を有する受光部と、
    上記受光部の第1導電型導電層の側部に形成された第2導電型分離層と、
    上記基板の第2基板面側の上記第1導電型導電層内に形成された第2導電型電極層を含み、上記受光部における蓄積電荷を検出し、閾値変調機能を有する検出トランジスタと、
    上記検出トランジスタの形成領域に基板面に平行な方向に隣接する上記第2導電型分離層内に形成された第1導電型電極層と、上記検出トランジスタの上記第2導電型分離層に隣接する第2導電型電極層との間の当該第2導電型分離層と、上記受光部の第1導電型導電層とを含むリセットトランジスタと、を有し、
    分離されたそれぞれのセル内の第2基板面側の第1導電型導電層中に第2導電型の第1ソース領域が形成され、当該第1ソース領域を囲むように第2導電型の第1ドレイン領域が形成され、
    上記基板面と平行な方向に、上記第1ドレイン領域のソース側の反対の側は、上記第2導電型分離層と一部重畳するように形成され、
    上記第1ソース領域および第1ドレイン領域により囲まれる第1ゲート領域が形成され、
    上記第2導電型分離層内に第1ドレイン領域のソース側と反対側の端から所定の間隔をもって上記第1導電型電極層である第2ドレイン領域が形成され、上記第1ドレイン領域と上記第2ドレイン領域により囲まれる第2導電型領域により第2ゲート領域が形成され、
    上記第1ソース領域、第1ドレイン領域、第1ゲート領域、第2ドレイン領域、第2ゲート領域が形成される上記基板の第2基板面に絶縁膜が選択的に形成され、
    上記第2基板面に第1ソース領域、第1ゲート領域、および第1ドレイン領域による上記検出トランジスタが形成され、上記第2ゲート領域、第2ドレイン領域、およびフローティング第1導電型導電層をソースとする上記リセットトランジスタが形成されている
    カメラ。
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