JP5165344B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5165344B2
JP5165344B2 JP2007295545A JP2007295545A JP5165344B2 JP 5165344 B2 JP5165344 B2 JP 5165344B2 JP 2007295545 A JP2007295545 A JP 2007295545A JP 2007295545 A JP2007295545 A JP 2007295545A JP 5165344 B2 JP5165344 B2 JP 5165344B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
voltage
circuit
mosfet
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007295545A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009124844A (ja
Inventor
康彦 鴻上
洋 黒岩
秀明 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Electronics Corp
Original Assignee
Renesas Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Electronics Corp filed Critical Renesas Electronics Corp
Priority to JP2007295545A priority Critical patent/JP5165344B2/ja
Publication of JP2009124844A publication Critical patent/JP2009124844A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5165344B2 publication Critical patent/JP5165344B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/02Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
    • H02M3/04Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/10Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M3/145Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/155Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • H02M3/156Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators
    • H02M3/158Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators including plural semiconductor devices as final control devices for a single load
    • H02M3/1582Buck-boost converters

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

本発明は、スイッチング電源装置に関し、例えばリチュウムイオン電池で要求される昇降圧コンバータに適用して有効な技術に関するものである。
特許第3556652号公報においては、コイル(インダクタンス)の両端が電源及びGNDに相補接続されるスイッチをそれぞれ持ち、且つ、一方のコイル端が相補スイッチを介して入力電圧Vinに接続されており、他方のコイル端が他の相補スイッチを介して出力電圧端Voutに接続されている昇降圧動作可能なコンバータにおいて、入力側および出力側がそれぞれ独立にPWM制御される昇降圧モードを有する。入力側は、Vin×Din( 入力側PWM制御デューティ)=一定電圧が得られるようにフィードフォワード制御される。出力側は、所望の一定電圧が得られるようにフィードバック制御される。
特開2005−318662号公報においては、昇圧と降圧を切り替えて使用するコンバータにおいて出力電圧変動を抑制する為の方法が開示されている。上記特許第3556652号公報の構成において、フィードフォワード制御側をフィードバック制御に変更したものであり、常に出力電圧を制御するフィードバック手段のデューティが動作モードに因らず一定となるように第2の制御手段で調整する。降圧モードの場合はフィードフォワード制御が出力側、昇圧ではフィードフォワード制御が入力側で行われる。
特許第3556652号公報 特開2005−318662号公報
上記特許文献1に開示されている技術は、一般的に知られている昇降圧コンバータ(入出力の2つの相補スイッチを同時に切り替える)に対して変換効率の向上を行える半面、入力電圧に応じてデューティ制御するためPWM周波数程度の高周波の入力電圧変動又は出力電圧の急瞬な負荷変動に対する出力電圧の変動が比較的大きいと言う課題がある。また、同開示技術では昇降圧モードしか持たないため、入力電圧が比較的出力電圧よりも高い際の変換効率が降圧コンバータに劣り、入力電圧が比較的出力電圧よりも低い際の変換効率が昇圧コンバータに劣るので、入力電圧と出力電圧の差に応じて最適な変換効率を得るために、一般的にはモード切替で対応する方法が採用される場合が多い。但し、モード切替時には比較的大きな出力電圧の変動が生じるという課題がある。
上記特許文献2には昇圧モードと降圧モードの切替の際にモード変動を抑制する技術が開示されているが、同開示技術は電圧帰還方式に関する内容であり、負荷変動応答或いは入力電圧変動の影響が大きい。そこで、本願発明者においては、降圧型コンバータにおいて負荷変動応答或いは入力電圧変動に対して有効とされている電流検出方式を採用することを検討した。この電流検出方式の採用により、コンバータ全体の制御帯域に比べて電流制御帯域が広帯域である為に、モード切替時の出力変動の抑制は期待される。しかしながら、ピーク検出型の電流帰還方式では、サブハーモニック発振防止の為のスロープ補償による制御オフセットが発生し、モード切替時の変動を大きくなるという問題を有する。
この発明の目的は、入力電圧と負荷変動に対する応答性の改善と、高効率化を実現したスイッチング電源装置を提供することにある。この発明の他の目的は、半導体集積回路に適合したスイッチング電源装置を提供することにある。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願における実施例の1つは下記の通りである。入力電圧と接地電位との間に設けられた相補スイッチとしての第1出力回路と、出力電圧と接地電位との間に設けられた相補スイッチとしての第2出力回路の両出力端子間にインダクタンスが設けられる。制御回路は、第1出力回路の第1入力信号と、第2出力回路の第2入力信号を形成する。入力電圧が所望の出力電圧よりも大きな第1電圧範囲の第1モード時、第1入力信号は上記出力電圧が所望電圧となるようなPWMパルスにされ、第2入力信号は第2出力回路の出力側スイッチをオン状態に接地側スイッチをオフ状態にする。入力電圧が第1電圧範囲よりも小さく、所望の出力電圧とほぼ同じ第2電圧範囲のとき、第1入力信号は固定dutyのPWMパルスにされ、第2入力信号は出力電圧が所望電圧となるようなPWMパルスにされる。入力電圧が第2電圧範囲よりも小さく、所望の出力電圧よりも小さな第3電圧範囲のとき、第1入力信号は第1出力回路の入力電圧側スイッチをオン状態に接地側スイッチをオフ状態にし、第2入力信号は出力電圧が所望の電圧となるようなPWMパルスにされる。上記PWMパルスは、上記出力電圧の分圧電圧と基準電圧とを受けるエラーアンプの出力電圧と、上記インダクタンス手段に流れる電流検出信号で形成された電流帰還信号とをコンパレータで比較して形成される。
入力電圧と負荷変動に対する応答性の改善と高効率化を実現することができる。
図1には、この発明に係る昇降圧スイッチング電源装置の一実施例の回路図が示されている。同図に示された回路素子及び回路ブロックは、1つの半導体集積回路装置と外部部品とで構成される。外部部品は、図面に○で示された外部端子を介して接続されるインダクタンス(又はコイル)Lと、このインダクタンスLに流れる電流を検出する抵抗Rf1、Rf2及びキャパシタCfと、出力電圧Voを形成する出力容量CL及び出力電圧Voを分圧する分圧抵抗R1,R2とからなる。上記インダクタンスLに直列に接続された抵抗Rdは、インダクタンスLの寄生抵抗を表し、上記出力容量CLに直列に接続された抵抗Reは、出力容量CLの寄生抵抗を表している。他の回路素子及び回路ブロックは、1つの半導体集積回路で形成される。
この実施例のスイッチング電源装置は、ピーク電流制御型のクロスコンバータに向けられている。出力段は、相補スイッチとしての出力MOSFETM1とM2からなる第1出力回路と、相補スイッチとしての出力MOSFETM3とM4からなる第2出力回路で構成される。コイルLの両端は、上記第1及び第2出力回路の出力端子に接続される。コイルLの一端側Vd1は、出力MOSFETM1を介して入力電圧Vinが供給され、出力MOSFETM2を介して回路の接地電位が供給される。上記コイルLの他端側Vd2は、出力MOSFETM3を介して出力電圧Voとして出力され、出力MOSFETM4を介して回路の接地電位が供給される。
出力制御系として次の回路が設けられる。出力電圧Voは、分圧抵抗R1とR2で分圧されて帰還電圧VFBとされる。エラーアンプEAは、基準電圧Vrefと上記帰還電圧VFBの差電位を増幅し、位相補償器Rc,Cc1,Cc2にて誤差積分を行い駆動電流指示信号Vctlを形成する。この駆動電流指示信号Vctlは、サブハーモニック発振抑制の為のスロープ補償回路を通して、PWMコンパレータPWMCPでセンスアンプSAで形成された電流検出結果と比較されてPWM制御デューティを決定する。
センスアンプSAの入力信号を形成する電流検出手段は、コイルLと並列に接続されたCRネットワーク回路(Rf1,Cf,Rf2)で構成される。基本的にはコイルLに流れる電流ILに比例した電圧が、同ネットワーク回路の容量(キャパシタ)Cfの両端電圧に発生するので、キャパシタCf両端の電圧をセンスアンプSAにより差動増幅して、電流検出値としている。同電流帰還ループは数100KHz以上の帯域が得られるため、負荷変動応答、入力変動応答特性が改善される。
CRネットワーク回路には、入力側とされる第1出力回路の出力MOSFETM1,M2および出力側とされる第2出力回路の出力MOSFETM3,M4共にPWM動作を行う昇降圧動作を行った際に同相電圧の変位が最小となるように容量Cfの両端に抵抗Rf1およびRf2を直列接続した回路としている。なお、電流センスアンプSAの動作については、図4を用いて後に説明する。
ゲート回路G1とG2の一方の入力端子が互いに他方の出力と交差されてフリップフロップ(ラッチ)回路が構成される。上記ゲート回路G2の他方の入力は、セット端子とされて、三角波発生回路TWGとタイミングコントローラTCで形成されたPWM周波数信号fpwmが供給されて、PWM周期でセットされる。上記ゲート回路G1の他方の入力は、リセット端子とされて、上記PWMコンパレータPWMCPの出力信号が供給される。つまり、スロープ補償回路を通した駆動電流指示信号Vctlと電流検出結果とがPWMコンパレータPWMCPで比較されて、上記駆動電流指示と電流検出結果とが一致すると上記フリップフロップ回路(G1,G2)がリセットされてPWM信号(PWMパルス)Dctlが形成される。
上記タイミングコントローラTCは、一定の固定デューティにされたPWMパルスDfixを形成する。マルチプレクサMPXは、上記PWMパルスDctlとDfixと、モード切替検出回路で形成された検出信号SEL1,SEL2とを受けて、上記第1出力回路と上記第2出力回路の入力端子に供給される第1入力信号V1と第2入力信号V2を形成する。上記第1入力信号V1は、ドライバDV1を介して同相信号が出力MOSFETM1のゲートに伝えられ、ドライバDV2を介して逆相信号が出力MOSFETM2のゲートに伝えられる。これにより、出力MOSFETM1とM2は、上記入力信号V1に対応して相補スイッチ動作を行う。上記第2入力信号V2は、ドライバDV3を介して逆相信号が出力MOSFETM3のゲートに伝えられ、ドライバDV4を介して同相信号が出力MOSFETM4のゲートに伝えられる。これにより、出力MOSFETM3とM4は、上記入力信号V2に対応して相補スイッチ動作を行う。上記出力MOSFETM1〜M4は、特に制限されないが、NチャネルMOSFETにより構成される。
モード切替検出回路は、入力電圧Vinと出力電圧Voとを受ける電圧比較回路VC1と、上記電圧比較回路VC1で形成された両電圧の差電圧と第1検出電圧Vthhとを受ける電圧比較回路VC2及び上記電圧比較回路VC1で形成された両電圧の差電圧と第2検出電圧Vthlとを受ける電圧比較回路VC3で構成される。上記電圧比較回路VC2は、ヒステリシス特性を持つようにされ、上記差電圧と第1検出電圧Vthhとほぼ同じときに検出信号SEL1が不安定(発振)に変化するのを防止している。このことは、上記差電圧と第2検出電圧Vthlとを比較して検出信号SEL2を形成する電圧比較回路VC3も同様である。
この実施例の昇降圧スイッチング電源装置は、図2の波形図に示すように3つのモード即ち、降圧モード、拡張昇圧モード、昇圧モードで動作する。降圧モードでは、図2に示した降圧モードのように、第2入力信号V2がハイレベルにされて、出力MOSFETM3は常にオンし、出力MOSFETM4は常にオフしており、PWMパルスDctlに対応して第1入力信号V1が変化して出力MOSFETM1,M2がオン/オフし、出力電圧Vd1が形成されてコイルLに流れる電流ILが調整されて、出力電圧Voが所望の電圧になるように降圧動作を行う。
昇圧モードでは、図2に示した昇圧モードのように、上記第1入力信号V1のハイレベルにより、出力MOSFETM1は常にオンし、出力MOSFETM2は常にオフしており、出力電圧Vd1がハイレベルに固定される。PWMパルスDctlに対応して第2入力信号Vが変化して出力MOSFETM3,M4がオン/オフし、出力電圧Vd2が形成されてコイルLに流れる電流ILを調整して出力電圧Voが所望の電圧となるような昇圧動作を行う。
この実施例では、上記降圧モードと昇圧モードの他に、更に、拡張昇圧モードが設けられる。この拡張昇圧モードは、図2に示した拡張昇圧モードのように、上記昇圧モードと基本動作は同じであるが、昇圧モードと異なるのはMOSFETM1とM2も一定デューティのPWMパルスDfixに対応した第1入力信号V1でスイッチ制御される。これにより、等価的に入力電圧Vinを降圧して上記昇圧モードの動作範囲を拡大する。
マルチプレクサMPXは、上記モード指令信号である第1検出信号SEL1、第2検出信号SEL2により各モードの判定と、上記PWMパルスDdctl,Dfix及び固定レベルを上記第1、第2入力信号として伝える論理回路や信号選択回路で構成される。
上記3つの動作モードは、入力電圧Vinと出力電圧Voとの差電位に応じて、入力電圧Vinが所望の出力電圧より高いときには降圧モード、入力電圧Vinと出力電圧Voが所望の出力電圧に近いときには拡張昇圧モード、入力電圧Vinが所望の出力電圧より低い時には昇圧モードがそれぞれ選択されてトータルで広い入力電圧範囲を確保する。
この実施例では、入力電圧Vinと出力電圧Voの差電位によってモードを選択しているのは、この実施例の昇降圧スイッチング電源装置の起動時に、必ず降圧モードから始めるようにするためである。これにより、昇圧回路の起動時に問題となる入力電源Vinのラッシュ電流対策を不要にできる。各モードの動作範囲は、次式(1)〜(3)で表され、モード切替しきい値(検出電圧)Vthh,Vthlは、各モードの動作範囲はオーバラップしており、オーバラップの範囲内にしきい値が設定される。また、モード切り替時に、変換効率の変化によって入力電圧Vinの電源電流遷移とラインインピーダンスによって入力電圧Vinに負帰還がかかりモード発振することを防止するために、前記のようにモード切替用コンパレータVC2,VC3にはヒステリシスが設けられている。
降圧モード
Vin(L)>〔Vo+Io・(2・Ron+Rd)〕/Dmax …… (1)
Vin(L)は、入力電圧Vinの動作下限電圧を示している。
拡張昇圧モード
Vin(H1)<Vo・(1−Dmin)/Don …… (2)
Vin(H1)は、入力電圧Vinの動作上限電圧を示している。
昇圧モード
Vin(H2)<Vo・(1−Dmin) …… (3)
Vin(H2)は、入力電圧Vinの動作上限電圧を示している。
上記(1)〜(3)において、DmaxはPWMパルス(Dctl)の最大デューティ、DminはPWMパルス(Dctl)の最小デューティ、Don(Dfix)は、固定PWMデューティをそれぞれ表している。
図3には、この発明に係るセンスアンプSAの動作を説明するための波形図が示されている。この実施例のセンスアンプSAは、リセット付きセンスアンプであり、サブハーモニック発振対策に向けられている。図3は、前記拡張昇圧モードにおいて、センスアンプSAにリセット期間を設けた場合の電流制御の波形図が示されている。
センスアンプSAにリセット期間が無い場合は、同図の最下段に点線で示すようにコイル電流に比例した電圧Vsが、センスアンプSAの出力に現れる。本センスアンプSAの出力Vs’は、スロープ補償後のエラーアンプEAの出力Vctl’とPWMコンパレータPWMCPにて比較されPWMのオン期間が決定される。また、PWMのオフ期間は、PWMオン信号PWMONがロウレベル→ハイレベルになるエッジまで継続する。しかしながら、現実の回路動作では、PWMオフ期間中に入力側コイル駆動端Vd1がスイッチングするために、電圧Vd1が変化するタイミングで電流検出容量Cfの同相電圧が変わり、その影響で、電流センスアンプ出力Vsに変動を生じ、PWMオン信号PWMONがロウレベル→ハイレベルになるタイミングにおいて、電流センスアンプ出力電位Vs’の方がスロープ補償後のエラーアンプ出力電位Vctl’より高くなる可能性がある。この場合、PWMオン信号PWMONがロウレベル→ハイレベルになるタイミングでPWMオフ→PWMオンとならずPWMオフを継続してサブハーモニック発振を生じる可能性が生じる。
この実施例では、PWMオフ期間の開始からPWMオフの終了+tdの間は、確実にエラーアンプ出力Vctlが高くなるように、センスアンプリセット期間として電流センスアンプ出力電圧Vsを一定出力電圧V0にクランプする。これにより、図3の最下段実線に示したような電流センスアンプ出力電圧Vsが得られる。このようなセンスアンプSAのリセット動作により、キャパシタCf両端の同相電位の変動に関係なく、常に確実なコイル電流の検出が行われ、サブハーモニック発振も抑制される。
図4には、図1のリセット付きセンスアンプの一実施例の回路図が示されている。入力端子IN−から供給される入力信号は、PチャネルMOSFETM11と、ソースと電源電圧Vddとの間に設けられた電流源負荷としてのPチャネルMOSFETM13からなるソースフォロワ入力回路を介してトランジスタQ1のべースに供給される。入力端子IN+から供給される入力信号は、PチャネルMOSFETM12と、ソースと電源電圧Vddとの間に設けられた電流源負荷としてのPチャネルMOSFETM14からなるソースフォロワ入力回路を介してトランジスタQ2のべースに供給される。
トランジスタQ1とQ2は、エミッタが共通化されて差動形態とされる。上記共通化されたエミッタと回路の接地電位との間には、固定バイアス電流を流すNチャネルMOSFETM25、M26の直列回路が設けられる。上記共通化されたエミッタと回路の接地電位との間には、利得切替制御のためのバイアス電流を流すNチャネルMOSFETM27、M28が設けられる。上記MOSFEM28のゲートは、利得制御端子GAINに接続される。
上記MOSFETM28は、利得制御端子GAINの信号によってオン/オフするスイッチとして働き図4アンプの利得を切り替える。尚、上記MOSFETM26とM22は、MOSFETM28のオン抵抗によってMOSFETM21、M25とM27の電流ミラー回路のペア精度ズレを防ぐ為に付加された素子で、ゲートに電源電圧Vddが供給されることにより抵抗素子として動作させられる。
上記差動トランジスタQ1およびQ2はGmアンプを形成する。即ち、入力端子IN+とIN−の差電圧を電流出力に変換する。変換された上記差動トランジスタQ1のコレクタ出力電流は、PチャネルMOSFETM15とM16からなる電流ミラー回路を介してNチャネルMOSFETM19とM20からなる電流ミラー回路に入力される。同様に、上記差動トランジスタQ2のコレクタ出力電流は、PチャネルMOSFETM17とM18からなる電流ミラー回路に供給される。上記2つの電流ミラー回路の出力側PチャネルMOSFETM18とNチャネルMOSFETM20のドレイン同士が共通接続されて、上記差動MOSFETQ1とQ2のコレクタ出力電流の差電流Isensが負荷抵抗RLによって電圧変換され出力端子OUTから取り出される。
この実施例では、上記出力端子OUTと回路の接地電位との間に、負荷抵抗RLとダイオード接続のトランジスタQ3が負荷として設けられる。このトランジスタQ3には、上記MOSFETM23と電流ミラー形態にされたPチャネルMOSFETM24からバイアス電流が供給されて、トランジスタQ3のベース−エミッタ間電圧が前記固定電圧V0とされる。上記トランジスタQ3のベース,コレクタと出力端子OUTの間にNチャネルMOSFETM31が設けられる。このMOSFETM31のゲートは、リセット端子RESETに接続される。上記リセット端子PESETにハイレベルのリセット信号を供給することにより、上記MOSFETM31がオン状態となり、負荷抵抗RLを短絡して出力端子OUTを上記電圧V0のような固定レベルにする。上記リセット端子RESETにロウレベルのリセット信号を供給することにより、MOSFETM31オフ状態となり通常の差動アンプとして動作する。
この実施例では、上記出力端子OUTの回路の接地電位との間に、オフセット調整回路を構成するMOSFETM29及びM30が設けられる。上記MOSFETM29は、上記電源電圧Vddが供給されることにより抵抗素子として動作する。上記MOSFETM30のゲートは、オフセット端子OFFSETに接続される。このオフセット端子OFFSETをハイレベルにすると、上記MOSFETM30がオン状態となり、オフセット電流Ioffが流れるようにされる。つまり、出力電流Isensは、オフセット電流Ioff分だけ減少させられる。
図5には、上記拡張昇圧モードを説明するための波形図が示されている。この実施例は、拡張昇圧モードでの駆動能力の最適化対策に向けられている。前記実施例では、基本的には、拡張昇圧モードでの入力側デューティ(Vd1のデューティ)は固定値として制御される。しかしながら、拡張昇圧モードで矢印により示されているように駆動電流が増加し、(1)(2)から(3)のように出力側(Vd2)のロウレベルデューティが増加して、入力側の固定ハイレベル期間を超えた場合には、かかる出力側のロウレベルに対応して、入力側の固定ハイレベル部分を→のように拡大させる。これにより、(1)(2)のように入力側の固定ハイレベル期間を固定デューティのままにするよりは、(3)のように最大のコイル電流を増加させる分、上記拡張昇圧モードでの駆動能力を大きくすることができる。
図6には、モード切替時(降圧→拡張昇圧)を説明するための波形図が示されている。降圧モード時から拡張昇圧モードへ切り替わる直前は、PWMの制御デューティ(充電デューティ)が動作限界近くまで大きい。逆にモード切替直後では、PWMの制御デューティ(充電デューティ)が動作限界近くまで小さいという関係にある。この実施例の昇降圧スイッチング電源装置では、前記のようにPWMデューティが大きいほどスロープ補償によってエラーアンプ出力は低下するので、モード切替前後のPWMデューティの差によって、図6(A)に示したように電流指示であるスロープ補償後のエラーアンプ出力は等価的にオフセット電圧が発生して大きな出力変動を生じる。
この実施例では、降圧モード時のみ、オフセット電圧をセンスアンプ出力から減算して、モード切替にて変動を生じないようにしている。つまり、図6(B)に示すようにセンスアンプの出力は、Vslopeに対応したオフセット電圧を発生さて上記降圧モードのときに減算させるものである。図1においては、検出信号SEL1のハイレベルによりMOSFETM7がオン状態となり、センスアンプSAの出力電流が電流I3だけ減少させられて上記減算が行われる。図4においては、上記降圧モードのときにオフセット端子OFFSETにハイレベルが供給されて、MOSFETM30がオン状態となり、抵抗手段としてのMOSFETM29にオフセット電流Ioffが流れるようにされる。この電流Ioffは、前記図1の電流I3に対応している。したがって、MOSFETM29は、上記電流源I3を構成する。同様に、図4内の負荷抵抗RLは前記図1のR3に相当する。
図7には、昇圧モードと拡張昇圧モードの切替を説明する特性図が示されている。図7においては、昇圧モード及び拡張昇圧モードにおける入力電圧と全体の相対ループ利得の推移が示されている。昇圧系モードの場合、出力側(Vd2)のデューティに応じてループ利得が変化する為、同図のようになる。このままでは、拡張昇圧と昇圧モードの切り替わり電圧2.6Vにおいて利得差が87%−70%=17%有り大きく、モード切替時の変出力動要因になる。これを防止するため、拡張昇圧モードにおいては、電流センスアンプSAの利得を0.8倍即ちループ利得では1/0.8倍して、切り替わり電圧2.6V時におけるモード切替時のループ利得変動を87%−70%/0.8=−0.5%に抑制し、出力変動を最小にしている。
上記センスアンプの利得制御は、前記図4の利得制御端子GAINを用いて実現することができる。上記利得制御端子GAINをハイレベルにすると、MOSFETM28がオン状態となり、抵抗手段としてのMOSFETM27に電流が流れて差動増幅トランジスタQ1とQ2のバイアス電流を増加させて図7に点線で示したように利得を高くするものである。図1では、このようなセンスアンプSAの利得制御のために検出信号SEL2が用いられる。このように電流センスアンプSAの利得を各モード毎に設定可能とし、モード切替時の各モード間のループ利得を同一に合わせことにより、各モード切替における出力変動が抑制される。
図1では、CR電流検出回路が外付け素子により構成される。CR電流検出をモノリシック半導体上に集積化する際には電流検出の為の容量Cfの寄生容量Cpに対する配慮が必要である。図8〜図11は、スイッチング電源装置の電流検出にCR電流検出回路を適用し、半導体集積回路に内蔵する際に取りうる4つの代表的な回路例が示されている。
図8は、駆動電圧Vd1側に対応した出力MOSFETM1とM2側に抵抗Rfがあり容量Cfの寄生容量Cpが固定電位となる駆動電圧Vd2側に見える。つまり、容量Cfは、図17に示したようにMOS容量が用いられてゲート側Gが抵抗Rfに接続され、N+拡散層(ソース,ドレイン)及びN型ウェルN−Well側がコイルLの駆動電圧Vd2側に接続される。このため、上記N型ウェルN−Well側と基板P−sunに寄生容量Cpが存在する。図8において、rdはコイルLの寄生抵抗、rinとroは配線抵抗およびVd1とVd2のレベル調整に用いられるブリーダ抵抗等の等価直列抵抗である。この場合、コイルLの駆動端Vd1がPWM動作しても容量Cf両端の同相電位および上記寄生容量Cpの電位は駆動電圧Vd2に固定され、センスアンプSAの出力には殆んど電流検出誤差が生じない。
図9は、図8とPWM側と固定電位側が入れ替わり、駆動電圧Vd1側に対応した出力MOSFETM1とM2側に容量Cfがあり、寄生容量CpがPWM側に見えるような接続である。この場合、寄生容量Cpの充放電はコイル駆動端電圧Vd1を通じて行われる為、容量Cf両端電位には影響しない為、電流検出誤差は生じない。但し、容量Cfの同相電圧はPWMのスィッチングに併せて変動するのでかなり高周波まで大きな同相電圧除去比を持つセンスアンプが必要となって、現実的な解には適さない。
図10は、図9と同様に駆動電圧Vd1側に対応した出力MOSFETM1とM2側に容量Cfがあるが、且つ抵抗Rf側に前記図17のようなN+拡散層側が抵抗Rfに接続されて寄生容量Cpが見えるような接続である。この場合は、駆動電圧Vd1のPWMに伴なうスイッチングに併せて、容量Cfを通じて寄生容量Cpを充放電する為に、寄生容量Cpが無い場合に比べてかなり大きな脈動が容量Cf両端電位に現れる。場合によっては、容量Cf両端の同相電圧よりも大きな脈動電圧を生じて電流検出には適さない。
図11は、図10におけるPWM側と固定電位側が入れ替わった接続を示している。この場合は、配線抵抗roの影響でCf両端の脈動が減少し、脈動波形全体に遅延を生じる傾向にあり、容量Cf両端電位を用いてピーク電流検出を行う方法ではS/Nが劣化し好ましくない。
上記図10、図11の様に容量Cfと抵抗Rfの接続ノードに容量Cfの寄生容量Cpが見えるような接続は、容量Cf両端電位を用いた電流検出には適さない。また、これら2つの回路の場合は、図17に示した基板P−subのノイズが寄生容量Cpを介して容量Cfと抵抗Rfの接続ノードに注入され、電流検出にかなり悪影響を及ぼすと考えられる。
前記図1の昇降圧スイッチング電源装置では、センスアンプSAの同相電圧変動に対する対策として、CR電流検出の容量Cf両端にRfを配置しているが、図8〜図11のCR電流検出回路を内蔵すると、必ずどちらかのCfとRfの間に寄生容量が付く為に、駆動電圧Vd1およびVd2双方がスイッチングする拡張昇圧モードでは、図10と図11と同様の電流検出誤差を生じる。
図12には、この発明に係る昇降圧スイッチング電源装置に用いられるCR電流検出回路の一実施例の回路図が示されている。同図には、上記CR電流検出回路に関連する出力回路、センスアンプSAも合わせて示されている。この実施例では、図面に○で示された外部端子を介してコイルLが接続される。コイルLに直列接続された抵抗rdは前記のような寄生抵抗を示している。
上記コイルLを除いて他の回路素子は、半導体集積回路に内蔵される。この実施例のCR回路は、コイルLに流れる電流検出に必要な容量Cfが1/2の容量Cf1とCf2に分割される。これらの容量Cf1とCf2は、前記図17に示したような極性を反転して並列接続される。つまり、容量Cf1の拡散層側は電極に○が付された容量Cf2のゲート側に接続され、容量Cf2の拡散層側は電極に○が付されて容量Cf1のゲート側に接続される。これら容量Cf1/Cf2の両端に抵抗Rfの1/2の抵抗値に分割された抵抗Rf1とRf2が配置されて、上記駆動電圧Vd1側とVd2側に接続される。
この実施例回路の場合、容量Cf両端が低インピーダンスで駆動されることは無く、前記図10に示した容量Cf両端の脈動の拡大問題は生じにくい。また、前記図11に示した遅延の問題点についても容量Cfが1/2に分割して配置されることから改善可能である。更には、寄生容量Cpを介して伝わるサブストレートノイズについても同相成分として伝わる為、電流検出に必要な容量Cfの両端電圧には影響しにくいものとなる。
抵抗R11とR12及びR13とR14は、レベルシフト回路を構成し、センスアンプSAの入力ダイナミックレンジに上記検出信号を適合させる。つまり、前記のように入力電圧Vinは、大きな電圧範囲で変動するので駆動電圧Vd1,Vd2もそれに対応して変動する。そこで、上記抵抗R11とR12及びR13とR14で分圧して実質的な変動幅を小さくし、センスアンプSAの同相入力電圧範囲の設計自由度を高めるために付加されている。
図13には、この発明に係る昇降圧スイッチング電源装置に用いられるCR電流検出回路の他の一実施例の回路図が示されている。この実施例では、抵抗Rf1とRf2の両端にMOSFETM41とM42が設けられる。また、容量Cfはゲート側が駆動電圧Vd1側に接続される。上記容量Cfのゲート側と回路の接地電位との間に容量Cp’とMOSFETM43が直列に設けられる。上記容量Cp’は、上記容量Cfの寄生容量Cpに相当するものとされる。
この実施例回路において、降圧モード時には、MOSFETM41はオフ状態に、MOSFETM42はオン状態に、MOSFETM43はオフ状態にすることで等価的に前記図8の状態として電流検出誤差を抑制する。昇圧モードでは、MOSFETM41はオン状態に、MOSFETM42はオフ状態に、MOSFETM43をオン状態にすることで、等価的に図11の状態にする。この場合、多少容量Cf両端波形に遅延は発生するが、一般的に昇圧モード時は、右半平面零の制約から制御帯域を抑えた設計がなされる為、遅延に関しては余裕があり問題ない。拡張昇圧モードでは、MOSFETM41はオン状態に、MOSFETM42はオフ状態に、MOSFETM43はオン状態とすることで、駆動電圧Vd2側のスイッチングに対しては昇圧モードと同様である。駆動電圧Vd1側については、図11で示した容量Cf両端の脈動拡大を生じるが、それをMOSFETM41と容量Cf間ノードと接地電位間に容量Cp’を接続して、同ノードの同相電圧のゆれを抑制することによって改善した回路である。
このようにCR電流検出回路の抵抗Rf1及びRf2と並列にそれぞれスイッチMOSFETM41、M42を設けて、前記のように降圧モード動作の際には出力側(Vd2)の抵抗Rf2を短絡し、昇圧モード動作時には入力側(Vd1)の抵抗Rf1を短絡するようにし、コイルLの両端の出力MOSFETM1〜M4がスイッチングする側には大きな入力抵抗が見えるようにして、電流検出用CRの容量Cfの同相電圧が変動しないようにする。これによって、同相ノイズに対する電流検出誤差が抑制される。
図14には、この発明に係る昇降圧スイッチング電源装置の他の一実施例の回路図が示されている。この実施例は、前記図13に示したCR電流検出回路が用いられる。この実施例のスイッチング電源装置においては、外部素子としてはコイルLと出力容量CL及び分圧抵抗R1,R2となる。
図15には、この発明に係る昇降圧スイッチング電源装置の更に他の一実施例の回路図が示されている。この実施例は、前記図12に示したCR電流検出回路が用いられる。この実施例のスイッチング電源装置においては、外部素子としてはコイルLと出力容量CL及び分圧抵抗R1,R2となる。
図16には、この発明に係る昇降圧スイッチング電源装置の更に他の一実施例の回路図が示されている。この実施例は、前記図15と同様なCR電流検出回路が用いられる。この実施例の昇降圧スイッチング電源装置は平均電流制御のクロスコンバータとされる。電流帰還の対象は、容量Cf両端の差電位からPWMに同期した脈動成分を除去した低周波成分となる。このためセンスアンプの出力にロウパスフィルタLPFを配置し、同アンプのリセット機能は不要となる。
図18には、この発明に係る降圧スイッチング電源装置の一実施例の回路図が示されている。本実施例は、図1の昇降圧スイッチング電源を簡素化し、降圧スイッチング電源装置とした例であり、図1と同様に、コイルインダクタと並列に接続されたCR電流検出回路のキャパシタの両端をセンスアンプで増幅して、電流帰還型の電源装置を構成している。その際に、図3で説明済みのアンプのリセット機能を用いており、CR電流検出回路では図8で説明したように、コイルのPWM駆動端側に抵抗手段を接続し、固定電位側である出力端子Voにキャパシタの拡散側を接続している。尚、キャパシタ手段はMOS容量である。本実施例により、従来の電流帰還型電源装置に必要であった電流センス抵抗を不要にできるので変換効率が上昇し、且つCR電流検出回路が集積回路に内蔵できるので外付けコストも低減できる。
図19には、この発明に係る昇圧スイッチング電源装置の一実施例の回路図が示されている。本実施例は、図1の昇降圧スイッチング電源を簡素化し、昇圧スイッチング電源装置とした例であり、図1と同様に、コイルインダクタと並列に接続されたCR電流検出回路のキャパシタの両端をセンスアンプで増幅して、電流帰還型の電源装置を構成している。その際に、図3で説明済みのアンプのリセット機能を用いており、CR電流検出回路では図8で説明したように、コイルのPWM駆動端側に抵抗手段を接続し、固定電位側である入力端子Vinにキャパシタの拡散側を接続している。尚、キャパシタ手段はMOS容量である。本実施例により、従来の電流帰還型電源装置に必要であった電流センス抵抗を不要にできるので変換効率が上昇し、且つCR電流検出回路が集積回路に内蔵できるので外付けコストも低減できる。
以上のような昇降圧スイッチング電源装置では、各モードで前記のような出力MOSFETのスイッチ制御によって、これら出力MOSFETのスイッチ動作による損失を小さくすることができる。例えば、リチュウムイオン電池は、4.6〜1.8Vのように大きく変化する。このような電池電圧を本願発明に係る昇降圧スイッチング電源装置の入力電圧Vinとして用いて3V程度の動作電圧を形成することにより、かかるリチュウムイオン電池で駆動される電子装置の電池寿命を長くすることができる。
以上本発明者によってなされた発明を、前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、前記3つのモード切替のためのモード検出回路での具体的な電圧設定は、目的とする出力電圧付近を中心にして前記のように3つの電圧範囲を設定するものであればよい。PWMパルスを形成するPWM制御回路は、前記のような出力電圧の帰還信号と、出力電流の帰還信号とを用いて形成するものであればよい。
この発明は、リチュウムイオン電池で要求される昇降圧スイッチング電源装置を含めたDC−DCコンバータとして広く利用することができる。
この発明に係る昇降圧スイッチング電源装置の一実施例を示す回路図である。 図1の昇降圧スイッチング電源装置における動作波形図である。 この発明に係るセンスアンプの動作を説明するための波形図である。 図1のリセット付きセンスアンプの一実施例を示す回路図である。 この発明に係る昇降圧スイッチング電源装置の拡張昇圧モードを説明するための波形図である。 この発明に係る昇降圧スイッチング電源装置のモード切替時(降圧→拡張昇圧)の動作を説明するための波形図である。 この発明に係る昇降圧スイッチング電源装置における昇圧モードと拡張昇圧モードの切替を説明するための特性図である。 この発明に用いられるCR電流検出回路を半導体集積回路に内蔵する際に検討された1つの代表的回路例である。 この発明に用いられるCR電流検出回路を半導体集積回路に内蔵する際に検討された他の1つの代表的回路例である。 この発明に用いられるCR電流検出回路を半導体集積回路に内蔵する際に検討された他の1つの代表的回路例である。 この発明に用いられるCR電流検出回路を半導体集積回路に内蔵する際に検討された他の1つの代表的回路例である。 この発明に係る昇降圧スイッチング電源装置に用いられるCR電流検出回路の一実施例の回路図である。 この発明に係る昇降圧スイッチング電源装置に用いられるCR電流検出回路の他の一実施例の回路図である。 この発明に係る昇降圧スイッチング電源装置の他の一実施例の回路図である。 この発明に係る昇降圧スイッチング電源装置の更に他の一実施例の回路図である。 この発明に係る昇降圧スイッチング電源装置の更に他の一実施例の回路図である。 この発明に係るスイッチング電源装置のCR電流検出回路に用いられる容量の一実施例を示す素子構造断面図である。 この発明に係る降圧スイッチング電源装置の一実施例の回路図である。 この発明に係る昇圧スイッチング電源装置の一実施例の回路図である。
符号の説明
M1〜M7,M21〜M31,M41〜M43…MOSFET、Q1〜Q3…トランジスタ、L…インダクタ(コイル)、R1〜R3,Rf1,Rf2,Rc…抵抗、Cf,Cf1,Cf2,CL,Cc1,Cc2…容量、VC1〜VC3…電圧比較回路、SA…センスアンプ、EA…エラーアンプ、PWMCP…PWMコンパレータ、DV1〜DV4…駆動回路、G1,G2…ゲート回路、MPX…マルチプレクサ、I1〜I3…電流源、LPF…ロウパスフィルタ、G…ゲート、SD…ソース,ドレイン。

Claims (13)

  1. 第1入力信号に対応して相補的にスイッチ動作を行う第1出力MOSFET及び第2出力MOSFETを有する第1出力回路と、
    第2入力信号に対応して相補的にスイッチ動作を行う第3出力MOSFET及び第4出力MOSFETを有する第2出力回路と、
    上記第1出力回路の第1出力端子と上記第2出力回路の第2出力端子との間に設けられたインダクタンス手段と、
    上記第1入力信号及び第2入力信号を形成する制御回路と、
    入力電圧が供給される入力端子と、
    出力電圧が出力される出力端子とを備え、
    上記出力電圧と接地電位間に平滑用のキャパシタ手段が接続され、
    上記第1出力MOSFETは、上記入力電圧を上記第1出力端子に伝え、
    上記第2出力MOSFETは、回路の接地電位を上記第1出力端子に伝え、
    上記第3出力MOSFETは、上記第2出力端子の電圧を上記出力電圧端子に伝え、
    上記第4出力MOSFETは、回路の接地電位を上記第2出力端子に伝え、
    上記制御回路は、
    上記入力電圧が所望の出力電圧よりも大きな第1電圧範囲のときには、上記出力電圧が所望電圧となるようなPWMパルスにされた上記第1入力信号を形成し、上記第3MOSFETをオン状態に上記第4MOSFETをオフ状態にする上記第2入力信号を形成する第1モードで動作し、
    上記入力電圧が、上記第1電圧範囲よりも小さく、上記所望の出力電圧とほぼ同じ第2電圧範囲のときには、固定デューティのPWMパルスにされた上記第1入力信号を形成し、上記出力電圧が所望電圧となるようなPWMパルスにされた上記第2入力信号を形成する第2モードで動作し、
    上記入力電圧が上記第2電圧範囲よりも小さく、上記所望の出力電圧よりも小さな第3電圧範囲のときには、上記第1MOSFETをオン状態に上記第2MOSFETをオフ状態にする上記第1入力信号を形成し、上記出力電圧が所望の電圧となるようなPWMパルスにされた上記第2入力信号を形成する第3モードで動作し、
    上記PWMパルスは、上記出力電圧の分圧電圧と基準電圧とを受けるエラーアンプの出力電圧と、上記インダクタンス手段に流れる電流検出信号で形成された電流帰還信号とをコンパレータで比較して形成される昇降圧スイッチング電源装置。
  2. 請求項1において、
    上記制御回路は、
    上記第2モードで動作するとき、上記固定デューティのPWMパルスのデューティよりも上記所望の出力電圧を得るための上記インダクタンスへの電流供給動作に必要なデューティが大きくなったときには、かかるデューティに対応して上記第1入力信号のデューティを増加させる論理機能を有するスイッチング電源装置。
  3. 請求項1において、
    上記第1電圧範囲、第2電圧範囲及び第3電圧範囲を設定するモード切替検出回路を有し、
    上記モード切替検出回路は、
    上記入力電圧と上記出力電圧との差電圧を形成する第1電圧比較回路と、
    上記第1電圧比較回路で形成された差電圧と第1基準電圧とを受けて、上記差電圧が上記第1基準電圧よりも大きい第1検出信号を形成する第2電圧比較回路と、
    上記第1電圧比較回路で形成された差電圧と第2基準電圧とを受けて、上記差電圧が上記第2基準電圧よりも大きい第2検出信号を形成する第3電圧比較回路とを有し、
    上記制御回路は、
    上記第1検出信号と第2検出信号を受けて、上記第1から第3モードに対応した上記第1入力信号及び第2入力信号を選択的に形成するスイッチング電源装置。
  4. 請求項1において、
    上記制御回路は、
    上記出力電圧を分圧する分圧回路と、
    上記分圧電圧と所定の基準電圧とを受けるエラーアンプと、
    上記インダクタンス手段に並列形態に設けられ電流検出を行うCR回路と、
    上記CR回路の電流検出信号をセンスするセンスアンプと、
    上記エラーアンプの出力信号と上記センスアンプの出力信号に基づいて上記PWMパルスを形成するPWM制御回路を有するスイッチング電源装置。
  5. 請求項4において、
    上記制御回路は、上記センスアンプの出力側にオフセット電圧を付加するオフセット調整回路を更に有し、
    上記第1モードから上記第2モードへの切替の際の出力電圧変動を上記オフセット調整の動作によって抑制するスイッチング電源装置。
  6. 請求項4において、
    上記CR回路は、
    インダクタンスの両端に一端が接続され、同等の抵抗値に設定された第1及び第2抵抗手段と、
    上記第1及び第2抵抗手段の他端に両電極がそれぞれ接続されたキャパシタとを有し、
    上記キャパシタの両電極間の差電圧を以って上記電流検出信号の検出値とするスイッチング電源装置。
  7. 請求項4において、
    上記センスアンプは、上記インダクタンスへの電流供給期間以外がリセット状態にされるスイッチング電源装置。
  8. 請求項6において、
    上記第1及び第2抵抗手段の両端には、それぞれ第1及び第2スイッチMOSFETが設けられ、
    上記第1モードのとき、上記第1イッチMOSFETをオ状態にし、上記第2スイッチMOSFETをオン状態にし、
    上記第2及び第3モードのとき、上記第1イッチMOSFETをオ状態にし、上記第2スイッチMOSFETをオフ状態にするスイッチング電源装置。
  9. 請求項6において、
    上記キャパシタは、
    並列接続された第1と第2MOS容量からなり、
    上記第1MO容量のゲート側は、第2MOS容量の拡散層側と接続され、
    上記第2MO容量のゲート側は、第1MOS容量の拡散層側と接続される上記CR電流検出回路を有するスイッチング電源装置。
  10. 請求項6において、
    上記キャパシタは、
    第1MOS容量からなり、
    上記第1MOS容量のゲート側が上記第1出力端子側に対応した第1抵抗手段の他端側に接続され、
    上記第1MOS容量の拡散層側が上記第2出力端子側に対応した第2抵抗手段の他端側に接続され、
    上記第1抵抗手段の両端には、第1スイッチMOSFETが設けられ、
    上記第2抵抗手段の両端には、第2スイッチMOSFETが設けられ、
    更に上記第1MOS容量と上記第1抵抗手段の接続ノードに第2のMOS容量が接続され、
    上記第2MOS容量の拡散層側と回路の接地電位に第3スイッチMOSFETが設けられ、
    上記第1モードのときには、上記第1と第3スイッチMOSFETがオフ状態に、第2スイッチMOSFETがオン状態にされ、
    上記第2及び第3モードのときには、上記第1と第3スイッチMOSFETがオン状態に、第2スイッチMOSFETがオフ状態にされるスイッチング電源装置
  11. 請求項4において、
    上記センスアンプの利得切替回路を更に有し、
    上記第2モードから上記第3モードへの切替の際の出力電圧変動を上記利得切替の動作によって抑制するスイッチング電源装置
  12. 入力信号に対応して相補的にスイッチ動作を行う第1出力MOSFET及び第2出力MOSFETを有する第1出力回路と
    上記第1出力回路の出力端子にインダクタンス手段の一方が接続され、
    上記インダクタンス手段の他方と接地電圧の間に平滑用のキャパシタ手段が接続され、 上記第1入力信号を形成する制御回路と、
    入力電圧が供給される入力端子と、
    出力電圧が出力される出力端子とを備え、
    上記第1出力MOSFETは、上記入力電圧を上記第1出力回路の出力端子に伝え、
    上記第2出力MOSFETは、回路の接地電位を上記第1出力回路の出力端子に伝え、 上記制御回路は、
    上記出力電圧を分圧する分圧回路と、
    上記分圧電圧と所定の基準電圧とを受けるエラーアンプと、
    上記インダクタンス手段に並列形態に設けられ電流検出を行うCR回路と、
    上記CR回路の電流検出信号をセンスするセンスアンプと、
    上記エラーアンプの出力信号と上記センスアンプの出力信号に基づいて上記PWMパルスを形成するPWM制御回路とを有し、
    上記出力電圧が所望電圧となるようなPWMパルスにされた第1入力信号を形成し、
    上記CR回路は、
    上記第1出力回路の出力端子に抵抗手段が接続され、
    上記抵抗手段の他方にMOS容量のゲート側が接続され、
    上記MOS容量の拡散側が上記出力端子に接続され、
    上記MOS容量の両電極間の差電圧を以って上記電流検出信号の検出値とし、
    上記センスアンプは、上記インダクタンスへの電流供給期間以外がリセット状態にされるスイッチング電源装置。
  13. 入力信号に対応して相補的にスイッチ動作を行う第1出力MOSFET及び第2出力MOSFETを有する第1出力回路と
    上記第1出力回路の出力端子にインダクタンス手段の一方が接続され、
    上記インダクタンス手段の他方を入力電圧が供給される入力端子とし、
    上記第2出力MOSFETのドレイン端子と接地電圧の間に平滑用のキャパシタ手段が 接続され、
    上記キャパシタンス手段と上記第2出力MOSFETのドレイン端子との接続ノードを 出力電圧が出力される出力端子とし、
    上記第1入力信号を形成する制御回路と、
    上記第1出力MOSFETは、回路の接地電位を上記第1出力回路の出力端子に伝え、 上記第2出力MOSFETは、上記出力電圧を上記第1出力回路の出力端子に伝え、
    上記制御回路は、
    上記出力電圧を分圧する分圧回路と、
    上記分圧電圧と所定の基準電圧とを受けるエラーアンプと、
    上記インダクタンス手段に並列形態に設けられ電流検出を行うCR回路と、
    上記CR回路の電流検出信号をセンスするセンスアンプと、
    上記エラーアンプの出力信号と上記センスアンプの出力信号に基づいて上記PWMパルスを形成するPWM制御回路とを有し、
    上記出力電圧が所望電圧となるようなPWMパルスにされた第1入力信号を形成し、
    上記CR回路は、
    上記第1出力回路の出力端子に抵抗手段が接続され、
    上記抵抗手段の他方にMOS容量のゲート側が接続され、
    上記MOS容量の拡散側が上記入力端子に接続され、
    上記MOS容量の両電極間の差電圧を以って上記電流検出信号の検出値とし、
    上記センスアンプは、上記インダクタンスへの電流供給期間以外がリセット状態にされるスイッチング電源装置。
JP2007295545A 2007-11-14 2007-11-14 スイッチング電源装置 Expired - Fee Related JP5165344B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007295545A JP5165344B2 (ja) 2007-11-14 2007-11-14 スイッチング電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007295545A JP5165344B2 (ja) 2007-11-14 2007-11-14 スイッチング電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009124844A JP2009124844A (ja) 2009-06-04
JP5165344B2 true JP5165344B2 (ja) 2013-03-21

Family

ID=40816410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007295545A Expired - Fee Related JP5165344B2 (ja) 2007-11-14 2007-11-14 スイッチング電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5165344B2 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103973113B (zh) * 2009-10-28 2017-04-12 立锜科技股份有限公司 升降压式电源转换器的控制电路及方法
JP2011097732A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Renesas Electronics Corp 昇降圧回路
JP5676961B2 (ja) 2010-07-30 2015-02-25 スパンション エルエルシー 電源の制御回路、電子機器及び電源の制御方法
JP5721403B2 (ja) 2010-11-18 2015-05-20 ルネサスエレクトロニクス株式会社 昇降圧回路及び昇降圧回路制御方法
JP5648519B2 (ja) * 2011-02-11 2015-01-07 株式会社デンソー スイッチング電源装置
EP2673648A4 (en) * 2011-02-11 2018-04-04 Balancell (PTY) LTD Hysteretic current mode controller for a bidirectional converter with lossless inductor current sensing
JP5962115B2 (ja) 2012-03-26 2016-08-03 富士通株式会社 電源回路
CN102739052B (zh) * 2012-07-18 2014-12-31 华为技术有限公司 控制方法和装置
JP5802638B2 (ja) * 2012-09-21 2015-10-28 株式会社東芝 昇降圧型電源回路
JP6015370B2 (ja) * 2012-11-12 2016-10-26 株式会社デンソー スイッチング電源装置
JP2015177613A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 株式会社日立情報通信エンジニアリング 昇降圧コンバータ装置
JP6304015B2 (ja) 2014-12-15 2018-04-04 株式会社デンソー Dc−dcコンバータ
CN106385170B (zh) * 2015-07-27 2020-04-28 中兴通讯股份有限公司 高压输入的控制方法及装置
CN112379165B (zh) * 2020-10-16 2022-04-26 珠海泰坦新动力电子有限公司 电流相位检测、调整电路及电流相位调整方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4184492B2 (ja) * 1998-08-13 2008-11-19 セミコンダクター・コンポーネンツ・インダストリイズ・エルエルシー Dc/dcコンバータ
JP2002291241A (ja) * 2001-03-23 2002-10-04 Densei Lambda Kk スイッチング電源装置
JP3711276B2 (ja) * 2001-12-17 2005-11-02 松下電器産業株式会社 Dc−dcコンバータ
JP3953443B2 (ja) * 2003-07-08 2007-08-08 ローム株式会社 昇降圧dc−dcコンバータ及びこれを用いたポータブル機器
JP4293354B2 (ja) * 2003-09-30 2009-07-08 新電元工業株式会社 スイッチング電源

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009124844A (ja) 2009-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5165344B2 (ja) スイッチング電源装置
US7443148B2 (en) Constant on-time regulator with increased maximum duty cycle
US9548714B2 (en) Power converter with a dynamically configurable controller and output filter
US7482791B2 (en) Constant on-time regulator with internal ripple generation and improved output voltage accuracy
US8698463B2 (en) Power converter with a dynamically configurable controller based on a power conversion mode
US7595616B2 (en) Control circuit for a polarity inverting buck-boost DC-DC converter
TWI405062B (zh) 切換式調整器及其操作控制方法
JP4915162B2 (ja) Dc−dcコンバータ
US7612603B1 (en) Switching frequency control of switched capacitor circuit using output voltage droop
KR101014738B1 (ko) 승압/강압형 스위칭 조절기 및 역전류 방지 방법
US7777472B2 (en) Current detector circuit and current mode switching regulator
JP4473669B2 (ja) 定電圧回路、その定電圧回路を使用した定電流源、増幅器及び電源回路
KR101045737B1 (ko) 벅 스위칭 레귤레이터 및 방법
JP4834058B2 (ja) 最大デューティサイクルを高めた一定オン時間利用電圧調整器
KR101309899B1 (ko) 스위칭 레귤레이터
JP2008131746A (ja) 昇降圧型スイッチングレギュレータ
US8093939B2 (en) Level shift circuit and switching circuit including the same
JP4998094B2 (ja) Dc−dcコンバータ
US20220393586A1 (en) Semiconductor device and switching power supply
JP4935585B2 (ja) 誤差増幅回路およびスイッチング電源回路
JP2006187159A (ja) 共振型スイッチング電源装置
CN114337266A (zh) 开关电源及用于开关电源的控制电路
US11271476B2 (en) Power supply circuit comprising a charge pump circuit and a feedback circuit for the charge pump circuit
JP5104336B2 (ja) 可変容量回路、誤差増幅回路、およびスイッチング電源
KR101162951B1 (ko) 부스트 컨버터의 슬로프 보상 회로

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100511

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100922

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120502

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120523

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121219

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees