JP4293354B2 - スイッチング電源 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチング電源に関するものであり、特に固定スイッチング周波数の発信器を有する電流モード又は電流リップルモードの制御回路に関する。特に補償波形を用いて出力電圧を安定制御するスイッチング電源に関する。
従来の負荷変動に対して高速に応答させるスイッチング電源を図21に示す。 このスイッチング電源は、メインスイッチQ1と整流スイッチQ2とを備えた同期整流回路であり、インダクタ3、負荷4、及び出力コンデンサ21を備えてある。
出力電圧Voutを検出して、入力側に設けたメインスイッチQ1及び整流スイッチQ2に制御信号を出力する制御回路5を備えてある。制御回路5は出力電圧検出手段61を備え、この出力電圧検出手段61は誤差増幅器12を備えてあり、この誤差増幅器12の検出入力端子と出力端子間に抵抗14とコンデンサ20との直列回路からなる補償回路を接続してあるとともに、誤差増幅器12の基準入力端子に基準電圧部13を接続し、検出電圧と基準電圧Vrefとを比較増幅する。
誤差増幅器12の出力端子は比較器11の負側の入力端子に接続し、比較器11の正側の入力端子には、インダクタ電流に三角波補償波形を加算器9で加えた信号を入力する。比較器11は、誤差増幅器21の出力信号と、インダクタ電流に三角波補償波形を加えた信号とを比較する。三角波電圧発生手段65は、コンデンサ20とスイッチ素子Q3との並列回路に定電流回路7を接続する。スイッチ素子Q3のドレイン電圧が図22のVds_Q3波形で三角波となる。この比較器14の出力をフリップフロップ回路6のリセット端子に接続し、このフリップフロップ回路6のセット端子にクロック回路10及び入力電圧信号のオン・オフをするスイッチ素子Q3を接続して、このフリップフロップ回路16からスイッチング電源のメインスイッチQ1及び整流スイッチQ2のゲート端子に接続し、制御信号をメインスイッチQ1のゲート端子又は整流スイッチQ2のゲート端子に出力する(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−225105号公報(第7−8頁、第6図)
その場合の動作波形を図22に示す。図22では波形は上から順に、クロック信号、補償三角波、インダクタ電流、インダクタ電流信号に補償三角波を加えた波形となる。図22の波形を見れば分かる様に、補償三角波は毎周期0からスタートしている。その為インダクタ電流にアンバランス等低周波成分の発振が入ってもインダクタ電流で補償するだけであった。その為インダクタ電流のアンバランスに対する復元力が十分でなかった。ただしここで言う低周波とは、スイッチング周波数に比べた場合のもので、例えばスイッチング周波数の1/5の周波数を仮定している。
また、誤差増幅器のループ利得が0dBになる周波数がスイッチング周波数に近づくような高周波とする様な手段がある。例えば、誤差増幅器のループ利得が0dBになる周波数をスイッチング周波数の10分の1以上にしたり、前記周波数をスイッチング周波数と等しくする場合もある。
しかし、低周波発振が発生し易いと言う問題があった。また、従来の補償三角波は0スタートの毎周期同一の波形である為、電流波形のアンバランスを打ち消す作用が十分でなかった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、電流波形のアンバランスを抑制する新規のスイッチング電源を提供する。
上記課題を解決するために、本発明スイッチング電源は、出力電圧を検出して、入力側に設けたメインスイッチに制御信号を出力する電流モード制御の制御回路を備え、この制御回路に出力電圧検出手段とインダクタ電流検出手段と2次曲線または2次曲線に類似した補償波形が発生する第1の補償波形発生手段とこれらの波形を合成する手段を備えたスイッチング電源であって、前記制御回路は、前記出力電圧検出手段で検出した信号と前記インダクタ電流検出手段で検出した信号と前記補償波形発生手段から得られた補償波形とを合成し2つの信号を生成し、合成して得られた2つの信号を比較して前記メインスイッチに出力する比較手段とを備えてある。
前記制御回路は、コンデンサと抵抗の直列回路を有する三角波発生手段を有し、前記直列回路をメインスイッチとインダクタの交点と出力電圧の負極との間に挿入し、前記コンデンサの電圧信号を第2の補償波形として用いる様にしてある。
前記インダクタ電流検出手段の信号が、メインスイッチの電流を検出した信号からなる。
前記第2の補償波形を生成する、コンデンサと抵抗の直列回路を有する三角波発生手段を、前記インダクタに並列に接続し、前記コンデンサの電圧信号を第2の補償波形として用いている。
前記合成手段が、加算回路又は引き算回路を含む様に構成されている。
前記合成手段が、サンプリング回路を含む様に構成されている。
前記第1の補償波形発生手段の出力信号が、インダクタ電流を積分した波形である。
前記第1の補償波形発生手段の出力信号が、ダイオードと抵抗の直列回路を複数並列接続した回路で合成されている。
前記第1の補償波形発生手段の出力信号が、FETの飽和領域のゲート電圧ドレイン電流特性で合成されている。
前記第1の補償波形発生手段または前記合成手段が、掛け算回路を含んで構成されている。
本発明によれば、誤差増幅器の位相補償コンデンサを小さくし、誤差増幅器のループ利得が0dBになる周波数がスイッチング周波数に近づくような高周波にしても、インダクタ電流の低周波振動が起き難くなり、補償波形を用いることによりスイッチング周波数に近いループ応答周波数を持った高速応答なスイッチング電源が実現できる効果がある。これにより、小型で高信頼の電源が安価に実現できる効果がある。
発明を実施するための最良の形態の回路図を図1に示す。図1図示のスイッチング電源は、メインスイッチQ1と整流スイッチQ2とを備えた同期整流回路であり、インダクタ3、負荷4、出力コンデンサ21を備えてある。また、出力電圧Voutを検出して、入力側に設けたメインスイッチQ1及び整流スイッチQ2に制御信号を出力する制御回路5を備えてある。
制御回路5は、スイッチング電源の出力電圧を検出する出力電圧検出手段61を備えてある。この出力電圧検出手段61は、誤差増幅器12を備え、この誤差増幅器12の検出端子はスイッチング電源の出力側に接続し、誤差増幅器12の基準端子は基準電圧部13に接続し、検出電圧と基準電圧Vrefとを比較増幅して出力するように構成してある。
制御回路5は三角波の補償波形が発生する第2の補償波形発生手段62を備えてある。この実施形態では、整流スイッチQ2と並列に抵抗14とコンデンサ15との直列回路を接続してあり、この直列回路を構成するコンデンサ15の電圧を補償波形として使用するようにしてある。また、抵抗14の他端にサンプリング回路16を接続し、前記コンデンサ15の両端に発生する三角波形のサンプリング値を第2の補償波形として用いるように構成してある。
制御回路5は2次曲線に類似した補償波形が発生する第1の補償波形発生手段17を備えてある。この実施形態では、第1の補償波形を発生する2次曲線発生回路17は、例えば図4に示すような回路構成になっている。図4の回路は2次曲線発生回路の第1の例で、インダクタ電流信号を積分しvout1端子に出力している。vout1端子に、図5のvout1(実線)の波形を発生する。図5は図4の回路の動作波形で、Clockは発信器10の出力信号である。ILはインダクタ3を流れる電流信号である。vout1の波形はILを積分した波形となっている。vout1はClock信号が発生する度に0Vにリセットされる。
第1の補償波形と第2の補償波形のサンプリング値は加算器9で加えられる。このスイッチング電源はインダクタ3の電流を検出するインダクタ電流検出手段8を備えてある。このインダクタ電流検出手段8の出力信号と加算器9の出力信号とは波形合成手段である加算器19に接続される。この加算器19でインダクタ電流信号に、第1の補償波形と第2の補償波形の和を加えて、信号を合成するようにしてある。
制御回路5は比較手段である比較器11を設けてある。この比較器11の検出端子は出力電圧検出手段61の誤差増幅器12の出力と接続し、この比較器11の基準端子に加算器19の出力を接続してある。この比較器11の出力端子はフリップフロップ回路6のリセット端子に接続し、このフリップフロップ回路6のセット端子にはクロック回路10を接続してある。このフリップフロップ回路6の出力端子はメインスイッチQ1に接続し、反転させた出力端子は整流スイッチQ2に接続してある。
以上のように構成されたスイッチング電源は以下のように作用する。先ず、メインスイッチQ1がオン、オフすると、負荷4に電力が供給される。このときの出力電圧を出力電圧検出回路61で検出し、誤差増幅器12で出力電圧と基準電圧とを比較増幅する。比較増幅された信号は比較器11の検出端子に誤差増幅出力信号として送信する。
第2の補償波形発生手段62に発生する三角波形のサンプリング値を第2の補償波形とし、第1の補償波形発生手段17から2次曲線に類似した補償波形が発生し、加算器9で第2の補償波形と加算される。加算された信号は、インダクタ電流検出段8で検出された信号と加算器19で加算される。加算器19の出力は比較器11の基準端子に入力され、制御ループを安定で応答特性の良いものにしている。
出力電圧変動ΔVoと比較されるインダクタ電流信号も同一の次元を持つ事が好ましい。一般に下記の通りに表される。
Figure 0004293354
インダクタ電流ILは時間tの1次関数なのでILの時間tによる積分値は時間tの2次関数となる。出力電圧変動ΔVoと比較されるインダクタ電流の信号量は2次曲線が安定な制御特性を与える。
本発明の制御回路を用いる事により、インダクタ電流の低周波振動成分を、第2の補償波形により抑え、出力電圧変動ΔVoを第1の補償波形により最小の変動量に抑える効果がある。
この実施形態の動作波形を図2に示してある。この波形は上から、発信器10の出力電圧、コンデンサ15の電圧VC15、第1の補償波形の2次曲線の電圧波形とコンデンサ15の電圧のサンプリング値VC15splの和、誤差増幅器出力(一点鎖線)、インダクタ電流波形ILと2次曲線とVC15splの和の電圧波形(実線)、リセット信号である。
定常動作の為、インダクタ電流波形ILに低周波成分が無いので、VC15splは0Vである。インダクタ電流波形ILと2次曲線とVC15splの和の電圧波形(実線)と誤差増幅器出力(一点鎖線)の交点でリセット信号が発生し主スイッチのオン幅を決めて出力を安定化制御している。
図1の回路でインダクタ電流波形ILに低周波発振成分が乗っている場合の動作波形を図3に示してある。図3の波形は上から、スイッチとインダクタの交点の電圧VL、コンデンサ15の電圧VC15、第1の補償波形の2次曲線の電圧波形とコンデンサ15の電圧のサンプリング値VC15splの和の波形、インダクタ電流ILである。補償波形にスイッチング周波数より低周波の周波数成分が乗っている。これにより、コンデンサ15の電圧を補償三角波に使うと、低周波発振成分(破線)を拡大して制御する事になり、インダクタ電流ILのアンバランスを抑制するのが容易となる。
図6は、第1の補償波形である2次曲線を発生する回路17の第2の例を示してある。図6でブロック回路39がのこぎり波波形発生回路で、ブロック回路63が電圧電流変換回路である。ブロック回路63とスイッチQ5とコンデンサ20とで積分回路を構成する。
図6の回路の動作波形を図7に示す。図7は、上から、発信器10の出力電圧、のこぎり波波形発生回路39の出力電圧vout+(実線)とvout-(一点鎖線)、2次曲線電圧vout1である。発信器10の信号がリセットされる度に2次曲線電圧が出力される。
図8の回路は、第1の補償波形である2次曲線を発生する回路17の第3の例である。三角波電圧発生回路29とダイオード41、42、43と抵抗44、45、46、47、48の回路から構成され、vout1端子に図7のような2次曲線電圧に近似された折れ線に近い形状の波形が出力される。三角波電圧発生回路29は図21のブロック回路65と同じである。
図8の回路で抵抗44の値は大きめだが、抵抗45、46、47の値は、ほぼ同じ値に作られる事が望ましい。またダイオード41、42、43は、電流が流れ始める時の順方向電圧が比例するように作られている事が望ましい。例えばダイオード42のVFはダイオード41のVFの2倍、ダイオード43のVFはダイオード41のVFの3倍となる事が望ましい。表面不純物濃度を変えたショットキバリアダイオードがこれに適している。
図9の回路は、第1の補償波形である2次曲線を発生する回路17の第4の例を示す。三角波電圧発生回路29と定電圧回路51、FET素子Q7、電源VDDと負荷抵抗14から成る。出力される2次曲線波形は抵抗14の両端の電圧またはQ7を流れるドレイン電流が2次曲線波形になる。三角波発生回路はブロック回路65に類似しているがコンデンサ20とスイッチQ3がアース接地でなく、定電圧回路51に接続されている点が異なる。
一般にFETの飽和領域のゲート電圧Vgs、ドレイン電流Ids特性は
Ids=β/2*(Vgs―Vth)2 .....(2)
となっている。βは定数、Vthはしきい値電圧。よって、図9の定電圧回路51の電圧値をQ7のしきい値電圧Vthとする事で、IdsはVgsの2次関数となる。ここでQ7のVgsに三角波を入れると、2次曲線のドレイン電流Idsが流れる。
図10の回路は、第1の補償波形である2次曲線を発生する回路17の第5の例を示す。三角波電圧発生回路29と掛け算器71から構成される。掛け算器71は動作原理回路で4個のFET、Q8、Q9、Q10、Q11と抵抗と増幅器72で示してある。動作は
Vout=R*β*Vx*Vy.....(3)
となる。Rは抵抗14の抵抗値で、βは定数で、Vout=(Vo+)−(Vo-)である。
回路動作としては、掛け算器71の2入力に三角波発生回路29の三角波が入力されると、2次曲線波形が掛け算器71から出力される。入力される三角波電圧は、図22のVsd_Q3波形と同じ形状となるのが普通で、この時、出力される2次曲線波形は図7のvout1波形のような形状となる。
図11はサンプリング回路16の例を示す。入力を高インピーダンスにし、出力を低インピ-ダンスにする為に、2つの増幅器31、32を用いている。これにより高精度なサンプリングホールド回路が実現する。
実施例1の回路図を図12に示す。図12の回路構成と、図1の回路構成の異なる点は、第1の補償波形の2次曲線と第2の補償波形信号の和を、誤差増幅器の出力から引き算をする形で入れている点である。
以上のように構成されたスイッチング電源は以下のように作用する。先ず、メインスイッチQ1がオン、オフすると、負荷4に電力が供給される。このときの出力電圧を出力電圧検出回路61で検出し、誤差増幅器12で出力電圧と基準電圧とを比較増幅する。比較増幅された信号は引き算器30に送られる。第1の補償波形の2次曲線と第2の補償波形信号の和を誤差信号から引いた後、比較器11の検出端子に送信する。
比較器11の基準端子には、インダクタ電流検出手段8で検出した信号を入れる。図1と同様の理由で、図12の回路でも制御ループを安定で応答特性の良いものにしている。
図12の実施形態の動作波形を図13に示してある。この波形は上から、発信器10の出力電圧、コンデンサ15の電圧VC15、第1の補償波形の2次曲線の電圧波形とコンデンサ15の電圧のサンプリング値VC15splの和、2次曲線とVC15splの和の電圧波形を誤差増幅器の出力から引いた波形(一点鎖線)、インダクタ電流波形IL(実線)、リセット信号である。
図2の場合と同じく定常動作の為、インダクタ電流波形ILに低周波成分が無いので、VC15splは0Vである。2次曲線とVC15splの和の電圧波形を誤差増幅器の出力から引いた波形(一点鎖線)とインダクタ電流波形)IL(実線)の交点でリセット信号が発生し主スイッチのオン幅を決めて出力を安定化制御している。
図12の回路構成と、図1の回路構成の異なる点は、第1の補償波形と第2の補償波形信号の和を、誤差増幅器の出力から引き算をする形で入れ、この合成信号を比較器11の基準端子に入力し、インダクタ電流波形ILを検出端子に入力するように構成してある点である。しかし、図1の回路構成の場合と同様の理由で、図12の制御回路を用いる事により、インダクタ電流の低周波振動成分を、第2の補償波形により抑え、出力電圧変動ΔVoを第1の補償波形により最小の変動量に抑える効果がある。
実施例2の回路図を図14に示す。図14の回路構成と、図1の回路構成の異なる点は、第1の補償波形の2次曲線を誤差増幅器の出力から引き算をする形で比較器11に入れている点と、第2の補償波形信号とインダクタ電流のサンプリング値の和を比較器11に入れている点である。
以上のように構成されたスイッチング電源は以下のように作用する。先ず、メインスイッチQ1がオン、オフすると、負荷4に電力が供給される。このときの出力電圧を出力電圧検出回路61で検出し、誤差増幅器12で出力電圧と基準電圧とを比較増幅する。比較増幅された信号は引き算器30に送られる。第1の補償波形の2次曲線を誤差信号から引いた後、比較器11の検出端子に送信する。
比較器11の基準端子には、インダクタ電流検出手段8で検出した信号のサンプリング値と第2の補償波形信号の和を入れる。図1の回路と同様の理由で、図14の回路でも制御ループを安定で応答特性の良いものにしている。
図14の実施形態の動作波形を図15に示してある。この波形は上から、発信器10の出力電圧、コンデンサ15の電圧VC15、第1の補償波形の2次曲線の電圧波形、インダクタ電流ILとサンプリング値IL_spl(実線)、2次曲線を誤差増幅器の出力から引いた波形(一点鎖線)、インダクタ電流波形のサンプリング値IL_splとコンデンサ15の電圧VC15との和(実線)、リセット信号である。
図2の場合と同じく定常動作の為、インダクタ電流波形ILに低周波成分が無いので、IL_splは0Vである。2次曲線を誤差増幅器の出力から引いた波形(一点鎖線)、インダクタ電流波形のサンプリング値IL_splとコンデンサ15の電圧VC15との和の波形(実線)の交点でリセット信号が発生し主スイッチのオン幅を決めて出力を安定化制御している。
図14の回路構成と、図1の回路構成の異なる点は、第1の補償波形を誤差増幅器の出力から引き算し、比較器11に入れている点と、第2の補償波形信号とインダクタ電流のサンプリング値の和を比較器11に入れている点である。図1と同様の理由で、図14の制御回路を用いる事により、インダクタ電流の低周波振動成分を、第2の補償波形により抑え、出力電圧変動ΔVoを第1の補償波形により最小の変動量に抑える効果がある。本回路はインダクタ電流値をサンプリング値として用いた例である。
実施例3の回路図を図16に示す。図16の回路構成と、図14の回路構成の異なる点は、インダクタ3と並列に、コンデンサ55と抵抗54の直列回路を入れて、コンデンサ55の電圧VC55から第2の補償波形信号を作っている点である。
図14ではインダクタ電流の検出をインダクタ電流検出手段8の1ブロックで記述しているが、図16ではインダクタ電流をインダクタ3に並列に入れたコンデンサ56と抵抗57の直列回路と増幅器23を用いて検出する方式に具体化している点も異なる。図16のインダクタ電流検出回路66,81ではインダクタ3に寄生抵抗59が必要なので、実際の回路に近づけて記述してある。
以上のように構成されたスイッチング電源は以下のように作用する。先ず、メインスイッチQ1がオン、オフすると、負荷4に電力が供給される。このときの出力電圧を出力電圧検出回路61で検出し、誤差増幅器12で出力電圧と基準電圧とを比較増幅する。比較増幅された信号は引き算器30に送られる。第1の補償波形の2次曲線を誤差信号から引いた後、比較器11の検出端子に送信する。
比較器11の基準端子には、インダクタ電流検出回路(コンデンサ56と抵抗57の直列回路と電流増幅器82)で検出した信号のサンプリング値と、コンデンサ55と抵抗54の直列回路と増幅器22で発生した第2の補償波形信号の和を入れる。図14の回路と同様の理由で、図16の回路でも制御ループを安定で応答特性の良いものになる。
図16の実施形態の動作波形を図17に示してある。この波形は上から、発信器10の出力電圧、コンデンサ55の電圧VC55、第1の補償波形の2次曲線の電圧波形、インダクタ電流ILとサンプリング値IL_spl(実線)、2次曲線を誤差増幅器の出力から引いた波形(一点鎖線)、インダクタ電流波形のサンプリング値IL_splとコンデンサ15の電圧VC55との和(実線)、リセット信号である。
図15の場合と同じく定常動作の為、インダクタ電流波形ILに低周波成分が無いので、IL_splは0Vである。2次曲線を誤差増幅器の出力から引いた波形(一点鎖線)、インダクタ電流波形のサンプリング値IL_splとコンデンサ55の電圧VC55との和の波形(実線)の交点でリセット信号が発生し主スイッチのオン幅を決めて出力を安定化制御している。
図16の回路構成と、図14の回路構成の異なる点は、第2の補償波形信号をインダクタ3に並列に入れたコンデンサ55と抵抗54の直列回路のコンデンサの電圧VC55から作っている点と、インダクタ電流をインダクタ3に並列に入れたコンデンサ56と抵抗57の直列回路と増幅器23を用いて検出している点である。しかし、図14と同様の理由で、図16の制御回路を用いる事により、インダクタ電流の低周波振動成分を、第2の補償波形により抑え、出力電圧変動ΔVoを第1の補償波形により最小の変動量に抑える効果がある。本回路もインダクタ電流値をサンプリング値として用いた例で、インダクタ電流検出手段8を具体化した例であり、第2の補償波形生成手段の別の例でもある。
実施例4の回路図を図18に示す。図18の回路構成と、図1の回路構成の異なる点は、インダクタ電流をメインスイッチQ1に直列に挿入したメインスイッチ電流検出回路58を用いて検出している点である。
以上のように構成されたスイッチング電源は以下のように作用する。先ず、メインスイッチQ1がオン、オフすると、負荷4に電力が供給される。このときの出力電圧を出力電圧検出回路61で検出し、誤差増幅器12で出力電圧と基準電圧とを比較増幅する。比較増幅された信号は比較器11の検出端子に誤差増幅出力信号として送られる。
第2の補償波形発生手段62に発生する三角波形のサンプリング値を第2の補償波形とし、第1の補償波形発生手段17から2次曲線に類似した補償波形が発生し、加算器9で第2の補償波形と加算される。加算された信号は、メインスイッチ電流検出回路58で検出された信号IQ1と加算器19で加算される。加算器19の出力は比較器11の基準端子に入力され、制御ループを安定で応答特性の良いものにしている。図1と同様の理由で、図18の回路でも制御ループを安定で応答特性の良いものになる。
図18の実施形態の動作波形を図19に示してある。この波形は上から、発信器10の出力電圧、コンデンサ15の電圧VC15、第1の補償波形の2次曲線の電圧波形とコンデンサ15の電圧のサンプリング値VC15splの和、誤差増幅器出力(一点鎖線)、メインスイッチ電流波形IQ1と2次曲線とVC15splの和の電圧波形(実線)、リセット信号である。
図2の回路の場合と同じく定常動作の為、メインスイッチ電流波形IQ1に低周波成分が無いので、VC15splは0Vである。メインスイッチ電流波形IQ1と2次曲線とVC15splの和の電圧波形(実線)と誤差増幅器出力(一点鎖線)の交点でリセット信号が発生し主スイッチのオン幅を決めて出力を安定化制御している。
図18の回路構成と、図1の回路構成の異なる点は、インダクタ電流をメインスイッチQ1に直列に挿入したメインスイッチ電流検出回路58を用いて検出している点である。しかし、図1の回路と同様の理由で、図18の制御回路を用いる事により、インダクタ電流の低周波振動成分を、第2の補償波形により抑え、出力電圧変動ΔVoを第1の補償波形により最小の変動量に抑える効果がある。本回路もインダクタ電流波形が部分的にしか検出できない例である。
実施例5の回路図を図20に示す。図20の回路構成と、図14の回路構成の異なる点は、図14の回路では加算回路9を用いていたのを図20の回路では掛け算器71を用いている点である。図14の回路ではインダクタ電流検出手段8が1ブロックで表されているが、図20の回路では検出抵抗83と増幅器23で電流を検出している方式に具体化した。図16の回路とは別の例である。また図20の回路でもインダクタ3の寄生抵抗59を実際の回路に近づけるために、記述した。
以上のように構成されたスイッチング電源は以下のように作用する。先ず、メインスイッチQ1がオン、オフすると、負荷4に電力が供給される。このときの出力電圧を出力電圧検出回路61で検出し、誤差増幅器12で出力電圧と基準電圧とを比較増幅する。比較増幅された信号は引き算器30に送られる。第1の補償波形の2次曲線を誤差信号から引いた後、比較器11の検出端子に送信する。
比較器11の基準端子には、インダクタ電流検出回路(抵抗83の直列回路と電流増幅器82)で検出した信号のサンプリング値と、コンデンサ15と抵抗14の直列回路で発生した第2の補償波形信号の和を入れる。図14の回路と同様の理由で、図20の回路でも制御ループを安定で応答特性の良いものになる。
図20の実施形態の動作波形は図15図示の動作波形とほぼ同じある。ただし図15図示の動作波形の下から2番目の波形のインダクタ電流波形のサンプリング値IL_splとコンデンサ15の電圧VC55との和(実線)は、インダクタ電流波形のサンプリング値IL_splとコンデンサ15の電圧VC55との積となる。
図15の場合と同じく定常動作の為、インダクタ電流波形ILに低周波成分が無いので、IL_splは0Vである。しかし今回、本信号は掛け算器71に入力するのでIL_splが0Vの時は1という量が掛け算器71に入力される。2次曲線を誤差増幅器12の出力から引いた波形とインダクタ電流波形のサンプリング値IL_splとコンデンサ55の電圧VC55との積の波形の交点でリセット信号が発生し、メインスイッチQ1のオン幅を決めて出力を安定化制御している。
図20の回路構成と、図14の回路構成の異なる点は、図14の回路では加算回路9を用いていたのを図20では掛け算器71を用いている点である。しかし、図14の回路と同様の理由で、図20の制御回路5を用いる事により、インダクタ電流の低周波振動成分を、第2の補償波形により抑え、出力電圧変動ΔVoを第1の補償波形により最小の変動量に抑える効果がある。本回路は掛け算器71を波形合成回路に用いた例で、インダクタ電流値をサンプリング値として用いた例で、インダクタ電流検出手段8を具体化した例でもある。
本実施例の補償波形を用いれば、誤差増幅器21の位相補償コンデンサを小さくし、この誤差増幅器21のループ利得が0dBになる周波数fcがスイッチング周波数fswに近づくような高周波にしても、インダクタ電流の低周波振動が起き難くなる。本実施例の補償波形を用いることによりスイッチング周波数に近いループ応答周波数を持った高速応答なスイッチング電源が実現できる。これにより、小型で高信頼の電源が安価に実現できる様になる。
また、いずれの実施例においても、チョッパ方式非絶縁型のスイッチング電源を用いているが、絶縁型のスイッチング電源においても、本発明を構成することが可能である。
本発明のスイッチング電源は、誤差増幅器の位相補償コンデンサを小さくし、誤差増幅器のループ利得が0dBになる周波数がスイッチング周波数に近づくような高周波にしても、インダクタ電流の低周波振動が起き難くなり、補償波形を用いることによりスイッチング周波数に近いループ応答周波数を持った高速応答なスイッチング電源が実現できる。これにより、小型で高信頼の電源が安価に実現できる。
本発明を実施するための最良の形態を示す回路図である。 図1図示実施形態の第1の動作波形図である。 図1図示実施形態の第2の動作波形図である。 第1の補償波形発生回路17の原理回路である。 第1の補償波形発生回路17の動作波形である。 第1の補償波形発生回路17の第2の実施図である。 図6の回路における動作波形図である。 第1の補償波形発生回路17の第3の実施図である。 第1の補償波形発生回路17の第4の実施図である。 第1の補償波形発生回路17の第5の実施図である。 図1図示実施形態のサンプリング回路16の図である。 本発明に係る実施例1の回路図である。 本発明に係る実施例1の動作波形図である。 本発明に係る実施例2の回路図である。 本発明に係る実施例2の動作波形図である。 本発明に係る実施例3の回路図である。 本発明に係る実施例3の動作波形図である。 本発明に係る実施例4の回路図である。 本発明に係る実施例4の動作波形図である。 本発明に係る実施例5の回路図である。 従来例を示した回路図である。 図22図示従来例の動作波形図である。
符号の説明
1 入力電源
2 入力コンデンサ
3 主インダクタ
4 負荷
5 制御回路
6 フリップフロップ回路
7 定電流回路
8 インダクタ電流検出手段
9 加算器
10 発振器(クロック回路)
11 比較器
12 誤差増幅器
13 基準電圧部
14 抵抗
15 コンデンサ
16 サンプリング回路
17 2次曲線発生回路
19 加算器
20 コンデンサ
21 出力コンデンサ
22、23、26 増幅器
29 三角波電圧発生回路
30 引き算器
31、32 増幅器
33 サンプル電圧入力
34 サンプル電圧出力
36 インダクタ電流信号
37 積分回路
38 定電流回路
39 のこぎり波電圧発生回路
41、42、43 ダイオード
44、45、46、47,48 抵抗
51 定電圧回路
54、56 抵抗
55、57 コンデンサ
58 メインスイッチ電流検出回路
59 寄生抵抗
61 出力電圧検出手段
62 第2の補償波形発生手段
63 電圧電流変換回路
65 三角波電圧発生回路
66 第2の補償波形発生手段
71 掛け算器
72 増幅器
81、82 インダクタ電流検出手段
83 インダクタ電流検出抵抗
Q1 メインスイッチ
Q2 整流スイッチ
Q3、Q4、Q5、Q6、Q7。Q8、Q9、Q10、Q11 MOSFET

Claims (9)

  1. 出力電圧を検出して、入力側に設けたメインスイッチに制御信号を出力する電流モード制御の制御回路を備え、この制御回路に出力電圧検出手段とインダクタ電流検出手段と2次曲線または2次曲線に類似した補償波形が発生する第1の補償波形発生手段とこれらの波形を合成する手段を備えたスイッチング電源であって、前記制御回路は、コンデンサと抵抗の直列回路を有する三角波発生手段を有し、前記直列回路をメインスイッチとインダクタの交点と出力電圧の負極との間に挿入し、前記コンデンサの電圧信号を第2の補償波形として用い、前記2つの補償波形をそれぞれ、前記インダクタ電流検出手段で検出した信号に加算、又は、前記出力電圧検出手段で検出した信号から減算して信号を合成し、前記インダクタ電流検出手段で検出した信号を含む信号と、前記出力電圧検出手段で検出した信号を含む信号とを比較して前記メインスイッチに出力する比較手段とを備えてあることを特徴とするスイッチング電源。
  2. 前記インダクタ電流検出手段の信号が、メインスイッチの電流を検出した信号からなる事を特徴とする請求項記載のスイッチング電源。
  3. 前記第2の補償波形を生成する、コンデンサと抵抗の直列回路を有する三角波発生手段を、前記インダクタに並列に接続し、前記コンデンサの電圧信号を第2の補償波形として用いた事を特徴とする請求項1又は2記載のスイッチング電源。
  4. 前記合成手段が、加算回路又は引き算回路を含む事を特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のスイッチング電源。
  5. 前記合成手段が、サンプリング回路を含む事を特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のスイッチング電源。
  6. 前記第1の補償波形発生手段の出力信号が、インダクタ電流を積分した波形である事を特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のスイッチング電源。
  7. 前記第1の補償波形発生手段の出力信号が、ダイオードと抵抗の直列回路を複数並列接続した回路で合成される事を特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のスイッチング電源。
  8. 前記第1の補償波形発生手段の出力信号が、FETの飽和領域のゲート電圧ドレイン電流特性で合成される事を特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のスイッチング電源。
  9. 前記第1の補償波形発生手段または前記合成手段が、掛け算回路を含む事を特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のスイッチング電源。
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