JP5164579B2 - 電動弁及びその組立方法 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機、冷蔵庫等の冷凍サイクルに流量制御弁等として組み込まれて使用される電動弁に係り、特に、弁体が最下降位置(通常なら全閉状態となる)にあるときでも、弁シート部との間に所定の大きさの間隙が形成される閉弁レスタイプの電動弁及びその組立方法に関する。
空気調和機、冷蔵庫等に組み込まれて使用される電動弁としては、例えば、弁軸と、該弁軸が内挿される円筒部を有するガイド部材と、前記弁軸の下端部に保持固定されて前記ガイド部材に内挿された弁ホルダと、該弁ホルダに、前記弁軸に対して軸方向の相対移動及び相対回転可能な状態で内挿され、かつ、前記弁軸との間に縮装されたコイルばねにより下方に付勢されるとともに、前記弁ホルダにより抜け止め係止された弁体と、該弁体が接離する弁シート部を有する弁本体と、該弁本体に接合されたキャンと、該キャンの内周に配在されたロータと、該ロータを回転駆動すべく前記キャンの外周に配置されたステータと、前記ガイドステムの円筒部内周に付設された雌ねじ部材の内周に形成された固定ねじ部と前記弁軸の外周に形成された可動ねじ部とからなる、前記弁体を前記弁シート部に接離させるためのねじ送り機構と、前記ロータの回転規制用のストッパ機構と、を備えたステッピングモータ駆動式のものが知られている(例えば下記特許文献1等を参照)。
このような構成を有するステッピングモータ駆動式の電動弁の中には、前記ストッパ機構として、螺旋状の固定ストッパと、この固定ストッパの螺旋部分に組み込まれるリング状ないし螺旋状のスライダとからなるものを採用した電動弁が知られている(例えば下記特許文献2参照)
かかる特許文献2に所載の電動弁では、組立時のロータ原点出しのため、ストッパ機構をロータの上方に配置するようにしているので、弁が大型化する傾向があった。
そこで、本願の発明者等は、小型化を図るべく、下記特許文献3等に所載のように、螺旋状の固定ストッパ及びスライダからなるストッパ機構をロータ内に配在した電動弁を提案している。以下、かかる電動弁の一例を、図13を参照しながら説明する。図13に示される電動弁10’は、弁室71を有する弁本体70を備えている。弁本体70は、切削加工により作製された弁シート部72aを有する弁座部材72と、プレス加工により作製されたキャン受け鍔状部74a付き円筒状の弁室形成部材74と、からなっており、弁シート部72に接離する弁体61により冷媒等の流体の通過流量を調整するようになっている。
前記弁本体70の弁室71の一側方には、冷媒入出用の第1の導管41が、また、弁室71の下方には、冷媒入出用の第2の導管42がそれぞれろう付け等により連結固定されている。
前記キャン40の内周には、所定の間隙をあけてロータ30が配在され、該ロータ30を回転駆動すべく前記キャン40の外周には、ヨーク51、ボビン52、及びステータコイル53,53等からなるステータ50が配置され、前記ロータ30と前記ステータ50とでステッピングモータが構成されている。
そして、前記ロータ30の内周側には、該ロータ30に結合部材62を介して一体に連結された弁軸60と、該弁軸60が内挿される円筒部81を有するガイドステム80と、が配在されている。
前記ガイドステム80の円筒部81の下端部には、弁本体70及びキャン40との同軸度を上げるための位置決めに供される連結保持部82が一体に設けられ、この連結保持部82は弁室形成部材74に接合されている。
一方、前記弁軸60の下端部には、円筒状の弁ホルダ90の上端部をかしめ固定するための保持固定用鍔状部及び環状溝が設けられるとともに、その上に前記保持固定用鍔状部より外径が大なる鍔状ガイド部63aが設けられている。弁ホルダ90は、弁軸60に保持固定されてガイドステム80の円筒部81に内挿されており、該弁ホルダ90に、弁体61(の鍔状掛止部61c)が弁軸60に対して軸方向の相対移動及び相対回転可能な状態で内挿されている。弁体61は、弁シート部72に着座する円錐台状部61bと該円錐台状部61bに一体に連結された短軸の弁ステム部61aとからなり、弁ステム部61aの上部に設けられた鍔状掛止部61cが前記弁ホルダ90の下端曲成部90bに抜け止め係止されている。前記弁ホルダ90内には、弁体61をボール75を介して下方に付勢するコイルばね64が縮装されている。
また、前記弁体61を前記弁シート部72に接離させるためのねじ送り機構16が備えられており、このねじ送り機構16は、ガイドステム80の円筒部81の上部に内嵌固定された雌ねじ部材85の内周に形成された固定ねじ部(雌ねじ部)28と、前記弁軸60の中央部外周に形成された、前記固定ねじ部28に螺合せしめられる可動ねじ部(雄ねじ部)29と、からなっている。
したがって、かかる構成の電動弁10’では、ロータ30が回転せしめられると、それと一体に弁軸60が回転せしめられる。このとき、前記ねじ送り機構16により弁軸60が弁体61を伴って昇降せしめられ、これによって、冷媒の通過流量が調整される。
さらに、前記ガイドステム80の外周には、ロータ30の位置決め用のストッパ機構を構成する固定ストッパ68とスライダ69とが外嵌されている。固定ストッパ68は、図14(A)に示される如くに、有効巻数が5.5(5巻半)で巻方向が右のコイルばね(線材を螺旋状に曲成したもの)で、その上端部は螺旋部分から上向きに折り曲げられた上側係止部68aとされ、その下端部は螺旋部分から下向きに折り曲げられた下側係止部68bとされている。また、スライダ69は、図14(B)に示される如くに、有効巻数が1.5(1巻半)で巻方向が右のコイルばね(線材を螺旋状に巻回したもの)で、その上端部は螺旋部分から側方に折り曲げられた側方突出接当部69aとされ、螺旋部分の下端(末端)は平坦面に形成された端面接当部69bとされている。
スライダ69の材料である線材の直径は固定ストッパ68の材料である線材の直径より若干大きいが、スライダ69のピッチと固定ストッパ68のピッチは同じである。固定ストッパ68(の下側係止部68b)はガイドステム80の連結保持部82(の底部82c)に固定され、スライダ69は、図15に示される如くに、固定ストッパ68の螺旋部分に組み込まれてその螺旋部分に沿って回転しながら上下動できるようになっている。
スライダ69の側方突出接当部69aは、ロータ30の回転時(正転時、逆転時のいずれも)にロータ30の内周に突設された縦長の係合部39により押し動かされるようになっている。したがって、ロータ30が平面視時計回りに回転せしめられるときには、スライダ69が同方向に回転しながら下動し、最終的には、図15において最も下降した位置が実線で示されているように、端面接当部69bが固定ストッパ68の下側係止部68bに衝接して係止され、これにより、ロータ30の回転及び下降が強制的に停止せしめられる。ロータが平面視反時計回りに回転せしめられるときは、スライダ69が同方向に回転しながら上昇し、最終的には、図15において最も上昇した位置が仮想線で示されているように、側方突出接当部69aが固定ストッパ68の上側係止部68aに当接して係止され、これにより、ロータ30の回転及び上昇が強制的に停止せしめられる。
一方、前記した如くの構成を有する電動弁を用いた空調機では、除湿運転を深夜に行う場合、電動弁のオン/オフによる繰り返し作動音が出るのは、ユーザーには好まれないので、電動弁を全閉状態にすることなく冷媒量を絞った状態で運転することが望まれており、これに応えるべく、下記特許文献4に示される如くの、弁体が最下降位置(通常なら全閉状態となる)にあるときでも、弁シート部との間に所定の大きさの間隙が形成される閉弁レスタイプの電動弁が提案されている。
特開2003−97755号公報 特開2003−65454号公報 特開2006−112617号公報 特開2006−97755号公報
ところで、前記した如くの、螺旋状の固定ストッパ及びスライダからなるストッパ機構をロータ内に配在した閉弁タイプの電動弁では、コイルばねにより閉弁方向に付勢されている弁体と弁シート部との間に予め(初期セット時に)所定の大きさの間隙を形成しておくことが要求されることもあって、組立時におけるストッパ機構及び弁体の原点出し(初期セット)等の調整が複雑で工数が多くなり、また、ガイドステム等によって弁体等が見えない状態でその外側から調整を行う必要があるため、原点出し等の調整が極めて難しい。さらに、実際に流量を測定して原点出し等の調整を行う場合、設備が大掛かりとなり、組立コストが高くなる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、大型化を招くことなく、原点出し等の調整を正確にしかも簡易に行えて、工数削減を図ることができ、それによって組立コストを低く抑えることのできる電動弁及びその組立方法を提供することにある。
前記の目的を達成すべく、本発明に係る電動弁は、基本的には、弁軸と、該弁軸が内挿される円筒部を有するガイドステムと、前記弁軸の下端部に保持固定されて前記ガイドステムに内挿された円筒状の弁ホルダと、該弁ホルダに、前記弁軸に対して軸方向の相対移動及び相対回転可能な状態で内挿され、かつ、前記弁軸との間に縮装されたコイルばねにより下方に付勢されるとともに、前記弁ホルダにより抜け止め係止された弁体と、該弁体が接離する弁シート部を有し、前記ガイドステムが取付固定される弁本体と、該弁本体に接合されたキャンと、該キャンの内周に配在されたロータと、前記弁軸の上端部に外嵌固定された結合部材を介して前記ロータと前記弁軸とを連結するロータホルダと、前記ロータに設けられた係合部が嵌合するべく前記ロータホルダに形成された凹部と、前記ロータを回転駆動すべく前記キャンの外周に配置されたステータと、前記ガイドステムの円筒部内周に配在される雌ねじ部材と、該雌ねじ部材の内周に形成された固定ねじ部と前記弁軸の外周に形成された可動ねじ部とからなる、前記弁体を前記弁シート部に接離させるためのねじ送り機構と、前記ガイドステムの円筒部の外周に配在されて前記ロータの回転上下動規制を行うストッパ機構と、を備え、前記結合部材は前記ロータホルダの上面より突出する上端部を有する。
そして、前記ストッパ機構は、上側係止部及び下側係止部を有する螺旋状の固定ストッパと、前記上側係止部に接当して係止される第1接当部及び前記下側係止部に接当して係止される第2接当部が設けられて、前記固定ストッパの螺旋部分に組み込まれるリング状ないし螺旋状のスライダとからなり、前記スライダは、前記ロータが回転するとき、該ロータに設けられた係合部により前記第1接当部が押動されて、前記第1接当部が前記上側係止部に、また、前記第2接当部が前記下側係止部に接当するまで回転しながら上下動するようにされ、前記スライダの第2接当部が前記下側係止部に接当して停止せしめられた原点位置では、前記弁体と前記弁シート部との間に所定の大きさの間隙が形成されていることを特徴としている。
本発明に係る組立方法は、前記した電動弁についてのもので、次の(1)から(7)までの工程を含んで構成される。
(1)前記弁本体、ガイドステム、及びストッパ機構からなる弁本体組立体における前記ガイドステムの円筒部に、前記弁軸、弁ホルダ、弁体、及び雌ねじ部材からなる弁軸組立体を落とし込むように挿入して、前記弁体を前記弁シート部に当接させる第1工程。
(2)前記ガイドステムと前記雌ねじ部材とを溶接等で接合固定する第2工程。
(3)前記ロータホルダを両方向に連れ回すための連れ回し係止部及び前記スライダの第1接当部を押動して回転させながら上下動させ得る係合部を持つとともに前記結合部材の突出した上端部が挿入される穴を有する連れ回し治具を用意し、前記ロータホルダを前記弁軸の上端部に回転自在に外嵌するとともに、前記連れ回し治具を前記ロータホルダ及び前記スライダを連れ回せる状態にセットする第3工程。
(4)前記連れ回し治具を閉弁方向に、前記スライダの第2接当部が前記固定ストッパの下側係止部に接当して停止せしめられるまで回転させて、前記ロータホルダ及びスライダを前記原点位置にセットする第4工程。
(5)前記弁軸と前記ロータホルダとを溶接等により接合固定する第5工程。
(6)前記ロータホルダを開弁方向に回転させて、前記弁体を前記弁シート部から前記所定の間隙より大きくリフトさせる第6工程。
(7)前記ロータを前記ロータホルダに組み付け固定し、該ロータを前記スライダが前記原点位置にセットされるまで閉弁方向に回転させて、前記弁体と前記弁シート部との間に前記所定の大きさの間隙を形成する第7工程。
好ましい態様では、前記ロータホルダに平行面取り部が形成されるとともに、前記弁軸の上端部が回転自在に嵌挿される挿通穴が設けられ、前記連れ回し治具に前記平行面取り部に対接する一対の対接面部が設けられる。
他の好ましい態様では、前記第5工程において、前記弁軸と前記ロータホルダとを溶接等により接合固定する際には、前記連れ回し治具をセットしたままとし、前記接合固定終了後に前記連れ回し治具を取り外す。
本発明に係る電動弁の組立方法では、予め用意されている連れ回し治具でロータホルダ及びスライダを閉弁方向に、スライダの第2接当部が固定ストッパの下側係止部に接当して停止せしめられるまで回転させて、スライダを原点位置にセットする。このとき、ロータホルダは弁軸の上端部に回転自在に外嵌されるので、弁軸や弁体の位置は変化しないが、弁本体側の回転方向で見た基準線(弁体が弁シート部に当接した場合のロータホルダの回転位置をあらわす)に対するロータホルダの回転方向の位置(向き)が定まる。ここで、前記基準線からのロータホルダの閉弁方向の回転角度をθ、弁体が最下降位置(閉弁位置)にあるときにおいて要求される弁体と弁シート部との間の間隙の大きさ、すなわち、弁体の閉弁時要求リフト量をαとし、ねじ送り機構のねじピッチをpとすれば、θ/360=α/p、すなわち、θ=α×360/pとなり、本発明では、該式を満たす前記角度θが得られるように、ストッパ機構、連れ回し治具、ロータホルダ、ねじ送り機構等の寸法形状や配在位置が予め設定されている。
このようにして、ロータホルダ及びスライダを原点位置にセットした後は、弁軸とロータホルダとを接合固定し、次いで、ロータホルダを前記とは逆に開弁方向に回転させて、弁体を弁シート部から前記閉弁時要求リフト量よりも高い位置までリフトさせる。しかる後、ロータをロータホルダに組み付け固定し、続いて、ロータを、スライダが前記原点位置にセットされるまで閉弁方向に回転させる。これにより、弁体が弁シート部から前記リフト量αだけリフトした状態となり、その後、キャンやステータ等を組み付ければ、ロータ内にストッパ機構が配在された閉弁レスタイプの電動弁が得られる。
このように本発明に係る組立方法によれば、ロータ内にストッパ機構が配在される閉弁レスタイプの電動弁を、大型化を招くことなく、原点出し等の調整を、流量の測定等を行うことなく、正確にしかも簡易に行える。そのため、工数削減を図ることができるとともに、組立コストを低く抑えることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る電動弁の一実施形態を示す断面図である。なお、図1においてはステータ部分が省略されている。
図示の実施形態の電動弁10は、前述した図13に示される従来例の電動弁10’と基本構成は同じであるので、従来例の電動弁10’の各部に対応する部分には共通の符号を付して重複説明を省略し、以下においては、相違点を重点的に説明し、その後、本実施形態の電動弁10の組立方法を説明する。
本実施形態の電動弁10は、弁軸60と、この弁軸60が内挿される円筒部81を有するガイドステム80と、弁軸60の下端部に保持固定されてガイドステム80に内挿された円筒状の弁ホルダ90と、該弁ホルダ90に、弁軸60に対して軸方向の相対移動及び相対回転可能な状態で内挿され、かつ、弁軸60との間に縮装されたコイルばね64により下方に付勢されるとともに、弁ホルダ90の下端部に設けられた抜け止め部材92により抜け止め係止された弁体61と、この弁体61が接離する弁シート部72aを有し、前記ガイドステム80が取付固定される弁本体70と、この弁本体70に接合されたキャン40と、該キャン40の内周に配在されたロータ30と、前記弁軸60の上端部60cに緩く外嵌されて前記ロータ30と前記弁軸60とを連結する結合部材62付きのロータホルダ65と、前記ロータ30を回転駆動すべくキャン40の外周に配置されたステータ(図示省略)と、前記ガイドステム80の円筒部81内周に配在される雌ねじ部材85と、該雌ねじ部材85の内周に形成された固定ねじ部28と前記弁軸60の外周に形成された可動ねじ部29とからなる、前記弁体61を前記弁シート部72aに接離させるためのねじ送り機構16と、前記ガイドステム80の円筒部81の外周に配在されて前記ロータ30の回転上下動規制を行うストッパ機構を構成する固定ストッパ68及びスライダ69と、を備えている。
また、前記ロータ30は、図3に示される如くに、その上部に、図4に示される如くのロータホルダ65が嵌挿されて溶接、溶着等により一体的に接合される断面レーストラック形の内周面を持つ円筒状で、内周部には、前記スライダ69の側方突出接当部69aを押し動すための断面台形状の係合部39が内方に向けて突設されている。
図4に示されるロータホルダ65は、中央部に鍔状部付き円筒状の結合部材62がかしめ、溶接等により結合された短円筒状で、外周部に前記係合部39が嵌合せしめられる凹部65cが設けられる。組立時の便宜を図るべく、平行面取り部66、66が形成されている。前記結合部材62の挿通穴62aには、前記弁軸60の上端部60cが回転自在に嵌挿されるようになっている。
前記スライダ69は、前記ロータ30が回転するとき、該ロータ30に設けられた係合部39により側方突出接当部69aが押動されて、側方突出接当部69aが固定ストッパ68の上側係止部68aに、また、端面接当部69bが下側係止部68bに接当するまで回転しながら上下動するようにされている。
そして、本実施形態の電動弁10は、弁体61が最下降位置にあるとき、つまり、前記スライダ69の端面接当部69bが前記固定ストッパ68の下側係止部68bに接当して停止せしめられた原点位置では、図2に示される如くに、弁体61と弁シート部72aとの間に所定の大きさの間隙α(閉弁時要求リフト量)が形成されるようになっている。
次に、上記の如くの構成とされた電動弁10の組立方法の一例を説明する。
本実施形態の電動弁10の組み立てには、図5に示される如くの、連れ回し治具110が用意されている。この連れ回し治具110は、短円柱状の基体部111を有し、この基体部111の下面側に断面薄矩形状の溝116が形成され、この溝の両側面が、ロータホルダ65に形成された平行面取り部66、66に対接する、前記ロータホルダ65を両方向に連れ回すための一対の対接面部117、117となっている。また、この連れ回し治具110の基体部111の所定部位には、スライダ69の側方突出接当部69aを押し動かして回転させながら上下動させ得る係合部としての係合片115が垂設されている。また、基体部111の中央部には、前記ロータホルダ65の結合部材62の上端部が挿入される穴112が設けられている。
本例の電動弁10の組立方法は、図6〜図12に示される如くに、次の (1)第1工程〜(7)第7工程を含んで構成されている。以下、順次説明する。
(1)第1工程:図6
前記弁本体70、ガイドステム80、及びストッパ機構を構成する固定ストッパ68及びスライダ69等からなる弁本体組立体における前記ガイドステム80の円筒部81に、前記弁軸60、弁ホルダ90、弁体61、及び雌ねじ部材85からなる弁軸組立体50を落とし込むように挿入して、弁体61を弁シート部72aに当接させる。
(2)第2工程:図7
前記ガイドステム80の円筒部81上端部と前記雌ねじ部材85とを溶接等で接合固定する。
(3)第3工程:図8
前記連れ回し治具110を用意し、前記ロータホルダ65の挿通穴62aを前記弁軸60の上端部60cに回転自在に外嵌するとともに、前記連れ回し治具110の対接面部117、117を前記ロータホルダ65の平行面取り部66、66に当てがうとともに、押動棒115でスライダ69の側方突出部69aを連れ回せる(押動し得る)状態にセットする。
(4)第4工程:図9
前記連れ回し治具110を閉弁方向に、前記スライダ69の端面接当部69bが前記固定ストッパ68の下側係止部68bに接当して停止せしめられるまで回転させて、前記ロータホルダ65及びスライダ69を前記原点位置にセットする。
このとき、ロータホルダ65は弁軸60の上端部60cに回転自在に外嵌される。そのため、弁軸60や弁体61の位置は変化しないが、図5に、連れ回し治具110の対接面部117、117とロータホルダ65の平行面取り部66、66の位置が破線で示されているように、弁本体70側の回転方向で見た基準線C(弁体61が弁シート部72aに当接した場合のロータホルダ65の回転位置をあらわす)に対するロータホルダ65の回転方向の位置(向き)が定まる。ここで、前記基準線Cからのロータホルダ65の閉弁方向の回転角度をθ、弁体が最下降位置(閉弁位置)にあるときにおいて要求される弁体61と弁シート部72aとの間の間隙αの大きさ、すなわち、弁体の閉弁時要求リフト量をαとし(図2参照)、ねじ送り機構のねじピッチをpとすれば、θ/360=α/p、すなわち、θ=α×360/pとなり、本実施形態では、該式を満たす前記角度θが得られるように、ストッパ機構を構成する固定ストッパ68及びスライダ69、連れ回し治具110、ロータホルダ65、ねじ送り機構16等の寸法形状や配在位置が予め設定されている。
(5)第5工程:図10
前記連れ回し治具110をセットしたまま、この連れ回し治具110に設けられた穴112を介して、前記弁軸60の上端部60Cと前記ロータホルダ65とを溶接等により接合固定する。このように、連れ回し治具110をセットしたままとすることにより、ロータホルダ65や弁軸組立体50が動かないので、溶接接合等を安定して行える。溶接接合後は連れ回し治具110を取り外す。
(6)第6工程:図11
前記ロータホルダ65を開弁方向に回転させて、前記弁体61を前記弁シート部72aから前記所定の間隙αより大きくリフトさせる。
(7)第7工程:図12
前記ロータ30を前記ロータホルダ65に組み付け固定し、該ロータ30を前記スライダ69が前記原点位置にセットされるまで閉弁方向に回転させて、前記弁体61と前記弁シート部72aとの間に前記所定の大きさの間隙αを形成する。
その後、キャン40やステータ等を組み付ければ、ロータ内にストッパ機構が配在された閉弁レスタイプの電動弁10が得られる。
このように本例の組立方法によれば、ロータ30内にストッパ機構が配在された閉弁レスタイプの電動弁を、大型化を招くことなく、原点出し等の調整を、流量の測定等を行うことなく、正確にしかも簡易に行えるので、工数削減を図ることができるとともに、組立コストを低く抑えることができる。
本発明に係る電動弁の一実施形態のステータを除いた主要部の縦断面図。 閉弁時における弁体と弁シート部との間に形成される間隙の説明に供される図。 図1に示される電動弁のロータを示す図。 図1に示される電動弁のロータホルダを示す図。 図1に示される電動弁の組み立ての便宜を図るための連れ回し治具を示す図。 図1に示される電動弁の組み立てにおける第1工程の説明に供される図。 図1に示される電動弁の組み立てにおける第2工程の説明に供される図。 図1に示される電動弁の組み立てにおける第3工程の説明に供される図。 図1に示される電動弁の組み立てにおける第4工程の説明に供される図。 図1に示される電動弁の組み立てにおける第5工程の説明に供される図。 図1に示される電動弁の組み立てにおける第6工程の説明に供される図。 図1に示される電動弁の組み立てにおける第7工程の説明に供される図。 電動弁の従来例を示す縦断面図。 図1及び図13に示される電動弁のロータ位置決め用ストッパ機構を構成する固定ストッパ(A)とスライダ(B)を示す図。 図1及び図13に示されるロータ位置決め用ストッパ機構の動作説明に供される図。
符号の説明
1 電動弁
16 ねじ送り機構
30 ロータ
28 固定ねじ部
29 可動ねじ部
40 キャン
50 弁軸組立体
60 弁軸
61 弁体
64 コイルばね
65 ロータホルダ
66 平行面取り部
68 固定ストッパ
69 スライダ
70 弁本体
71 弁室
72a 弁シート部
80 ガイドステム
81 円筒部
85 雌ねじ部材
90 弁ホルダ
85 雌ねじ部材
90 弁ホルダ
110 連れ回し治具
117 対接面部

Claims (4)

  1. 弁軸と、該弁軸が内挿される円筒部を有するガイドステムと、前記弁軸の下端部に保持固定されて前記ガイドステムに内挿された円筒状の弁ホルダと、該弁ホルダに、前記弁軸に対して軸方向の相対移動及び相対回転可能な状態で内挿され、かつ、前記弁軸との間に縮装されたコイルばねにより下方に付勢されるとともに、前記弁ホルダにより抜け止め係止された弁体と、該弁体が接離する弁シート部を有し、前記ガイドステムが取付固定される弁本体と、該弁本体に接合されたキャンと、該キャンの内周に配在されたロータと、前記弁軸の上端部に外嵌固定された結合部材を介して前記ロータと前記弁軸とを連結するロータホルダと、前記ロータに設けられた係合部が嵌合するべく前記ロータホルダに形成された凹部と、前記ロータを回転駆動すべく前記キャンの外周に配置されたステータと、前記ガイドステムの円筒部内周に配在される雌ねじ部材と、該雌ねじ部材の内周に形成された固定ねじ部と前記弁軸の外周に形成された可動ねじ部とからなる、前記弁体を前記弁シート部に接離させるためのねじ送り機構と、前記ガイドステムの円筒部の外周に配在されて前記ロータの回転上下動規制を行うストッパ機構と、を備え、前記結合部材は前記ロータホルダの上面より突出する上端部を有し、
    前記ストッパ機構は、上側係止部及び下側係止部を有する螺旋状の固定ストッパと、前記上側係止部に接当して係止される第1接当部及び前記下側係止部に接当して係止される第2接当部が設けられて、前記固定ストッパの螺旋部分に組み込まれるリング状ないし螺旋状のスライダとからなり、前記スライダは、前記ロータが回転するとき、該ロータに設けられた押動部により前記第1接当部が押動されて、前記第1接当部が前記上側係止部に、また、前記第2接当部が前記下側係止部に接当するまで回転しながら上下動するようにされ、
    前記スライダの第2接当部が前記下側係止部に接当して停止せしめられた原点位置では、前記弁体と前記弁シート部との間に所定の大きさの間隙が形成されていることを特徴とする電動弁。
  2. 請求項1に記載の電動弁の組立方法であって、
    (1)前記弁本体、ガイドステム、及びストッパ機構からなる弁本体組立体における前記ガイドステムの円筒部に、前記弁軸、弁ホルダ、弁体、及び雌ねじ部材からなる弁軸組立体を落とし込むように挿入して、前記弁体を前記弁シート部に当接させる第1工程と、
    (2)前記ガイドステムと前記雌ねじ部材とを溶接等で接合固定する第2工程と、
    (3)前記ロータホルダを両方向に連れ回すための連れ回し係止部及び前記スライダの第1接当部を押動して回転させながら上下動させ得る押動部を持つとともに前記結合部材の突出した上端部が挿入される穴を有する連れ回し治具を用意し、前記ロータホルダを前記弁軸の上端部に回転自在に外嵌するとともに、前記連れ回し治具を前記ロータホルダ及びスライダを連れ回せる状態にセットする第3工程と、
    (4)前記連れ回し治具を閉弁方向に、前記スライダの第2接当部が前記固定ストッパの下側係止部に接当して停止せしめられるまで回転させて、前記ロータホルダ及びスライダを前記原点位置にセットする第4工程と、
    (5)前記弁軸と前記ロータホルダとを溶接等により接合固定する第5工程と、
    (6)前記ロータホルダを開弁方向に回転させて、前記弁体を前記弁シート部から前記所定の間隙より大きくリフトさせる第6工程と、
    (7)前記ロータを前記ロータホルダに組み付け固定し、該ロータを前記スライダが前記原点位置にセットされるまで閉弁方向に回転させて、前記弁体と前記弁シート部との間に前記所定の大きさの間隙を形成する第7工程と、
    を含んで構成される電動弁の組立方法。
  3. 前記ロータホルダに平行面取り部が形成されるとともに、前記弁軸の上端部が回転自在に嵌挿される挿通穴が設けられ、前記連れ回し治具に前記平行面取り部に対接する一対の対接面部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の電動弁の組立方法。
  4. 前記第5工程において、前記弁軸と前記ロータホルダとを溶接等により接合固定する際には、前記連れ回し治具をセットしたままとし、前記接合固定終了後に前記連れ回し治具を取り外すことを特徴とする請求項2又は3に記載の電動弁の組立方法。
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