JP5164108B2 - 外置き型テストユニット、その制御方法及び制御プログラム - Google Patents

外置き型テストユニット、その制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、インデックステーブル式ハンドラにおけるテストユニットの改良に係り、特に、テストボード、パフォーマンスボード及びテストヘッドからなるテスト装置を、テストハンドラに配置可能とした外置き型テストユニット、その制御方法及び制御プログラムに関する。
ダイシング、マウンティング、ボンディング、シーリングの各組立工程を経た半導体装置や電子部品等のデバイスは、テストハンドラと呼ばれる複合テスト装置に供給される。そして、テストハンドラに設けられた保持機構によって保持され、テストハンドラ内を搬送されながら、デバイスの電気特性測定(以下、「電気テスト」又は単に「テスト」という。)、分類、マーキング、外観検査、梱包(テープ梱包)等の各工程処理が施される。このようなテストハンドラにおいては、処理効率の向上(テストコストの低減)のため、従来より、工程処理の時間短縮、工程処理間の搬送時間の短縮が図られている。
従来、テストハンドラは、トレイ供給、トレイ収納の水平搬送式、すなわち、XYの2軸方向の搬送が主流であった(特許文献1参照)。しかしながら、このようなXYロボットによる搬送では、一工程から他の工程への搬送時間であるインデックスタイムは0.5秒程度に短縮するのが限界であった。テスト時間が1〜3秒程度のデバイスでは、多数個同時測定により実効的なテスト処理時間を短縮することがテストコストの低減に有効だが、このとき前述の搬送時間がボトルネックになっていた。
また、上記のような水平搬送式テストハンドラは、加工点の配置に柔軟性が乏しく、各種処理工程を設けるには、搬送レーンに隣接するターンテーブルを複数設ける必要があり、マーキング、画像検査、テーピングなどの工程を、テスト工程インテグレーションすることが困難であった(特許文献2参照)。
一方、ディスクリート半導体で従来から採用されているインデックステーブル方式のハンドラには、搬送時間が早い(0.1秒以下)、インテグレーションが容易という利点があった(特許文献3参照)。
特開平11−67794号公報 特開平5−229509号公報 特開平3−30340号公報
ところで、インデックステーブル方式のハンドラをデバイスに使用する際に課題になるのは、テストボード21、パフォーマンスボード22、テストヘッド23の配置である。すなわち、デバイスでは、その性能を正確にテストするためにテストヘッド23とテストボード21の配線長を最短にする必要がある。また、デバイスの機能をテストするために周辺回路が実装されたパフォーマンスボード22もテストヘッド23の真上に配置される。これらのボード、テストヘッド23は大きさが30cmから50cmと大きく、インデックステーブルに配置することができない。
また、テストボード21のソケット24の配列は一般的に田の字や千鳥などテストボード21で決まっている。インデックステーブルにより円周上を搬送されるICをソケット24の配置に再配列した上でテストを実行し、テスト終了後にソケット24から取り出したICを再びインデックステーブルに配列するための機構が必要である。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたものであり、その目的は、インデックステーブル式ハンドラにおいて、半導体装置や電子部品等のデバイス用のテストボード、パフォーマンスボード及びテストヘッドからなるテスト装置が配置可能になる外置き型テストユニットを実現し、この外置きテストユニットとインデックステーブル間でデバイスの受渡しと配列変換を容易に可能にする外置き型テストユニット、その制御方法及び制御プログラムを提供することにある。
請求項1の発明は、半導体装置や電子部品等のデバイスに対して電気特性検査を施すものであって、インデックステーブル式のテストハンドラの円周等配位置に配された工程処理装置として用いられる外置き型テストユニットであって、テストボード、パフォーマンスボード及びテストヘッドによりデバイスの電気特性検査を行うテスト装置と、前記テストハンドラのメインテーブル、前記メインテーブルの半径と交差するように配置されたレールと、前記レール上を移動するシャトルとにより、複数のデバイスをテストハンドラから受け取り、前記テスト装置に向けて搬送する引離し機構と、前記シャトルからデバイスを受け取り、前記テスト装置へデバイスを受け渡す保持部を有する受渡し機構と、前記メインテーブルの吸着ノズルと前記シャトルにおいてデバイスを受け渡す際にデバイスの姿勢角度を受渡し可能な角度となるように変換する姿勢回転ユニットと、を備えたことを特徴とする。
以上の態様では、テストハンドラのメインテーブルMから一定の距離を置いて、テストボード、パフォーマンスボード及びテストヘッドからなる外置き型装置としてのテスト装置を設け、その間を、レールと、レール上を移動するシャトルとからなる引離し機構と、シャトルからテスト装置へデバイスを受け渡す保持部を備えた受渡し機構とにより、デバイスの受渡しを可能とした。これにより、テストボード、パフォーマンスボード及びテストヘッドからなるテスト装置を、テストハンドラの外側に配置することができる。
したがって、従来の水平ハンドラと同様のボード類、テスターが使用可能で、長年培われてきたテスト資産をそのまま利用しつつ、インデックステーブル式のテストハンドラの長所である高速処理を合わせ、全体として高速テストシステム及びインテグレーションシステムを実現することができる。また、複数の工程処理装置を円周等位置に配置可能なインデックステーブル式ハンドラの特徴を生かし、一つのテーブルに対して複数の処理装置を配置し、装置構成の簡略化と装置の省スペース化が可能となる。
請求項2の発明は、請求項1記載の発明において、前記シャトルは、デバイスを載置する載置位置を隣接して複数備え、前記テストボードは、複数のデバイスを載置して検査するソケットを、所定間隔空けて複数備え、前記保持部は、前記テストボードのソケットの配置間隔と共通する間隔で、デバイスを保持する保持位置を複数備え、前記シャトルは、移動しながら複数回に分けて、前記保持部の保持位置とデバイスの受渡し及び受取りを行うことを特徴とする。
以上の態様では、シャトル上の載置位置間のピッチは、例えば、10mm等、デバイスを隣接載置し、最小にする。これにより、シャトルがテストハンドラからデバイスを受け取る際のシフトする時間を短縮することができるとともに、シャトルがテストハンドラ側に移動した際、例えば、テーブル下に潜り込むことにより、テーブル下に設けられた駆動モータ等の他の機器と干渉するのを防ぐことができる。一方、テストボード上のソケットの間隔は、テスト機器配置の都合上、例えば30mm等、デバイスを隣接させて配置することはできないが、シャトルが、移動しながら複数回に分けて、保持部の保持位置にデバイスを受け渡すことにより、シャトルのデバイスのピッチから、保持部における載置位置の保持ピッチへの変換を行うことができる。
請求項3の発明は、請求項2記載の発明において、前記ソケット及び前記保持位置の配置間隔の距離が、前記シャトルの前記載置位置の配置間隔の距離の倍数である場合に、前記シャトルは、その倍数分移動を繰り返して前記保持部の保持位置とデバイスの受渡し及び受取りを行うことを特徴とする。
以上の態様では、例えば、シャトル上の載置位置間のピッチが10mmで、テストボード上のソケットの間隔が30mmであった場合、シャトルが、シャトルの載置位置の配置間隔の距離の倍数である3回に分けて移動することで、シャトルのデバイスのピッチから、保持部における載置位置の保持ピッチへの変換を行うことができる。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明において、前記シャトルは、前記レールに対するシャトルの移動方向両側に、複数の載置位置を列をなして備え、一方の列は、デバイスをテストハンドラから受け取り前記保持部に受け渡すものであり、他方の列は、前記テスト装置におけるテストの終了したデバイスを保持部から受け取りテストハンドラへ受け渡すものであり、前記両列により、テストハンドラからのデバイスの受け取りと、テストハンドラへのデバイスの受渡しとを同時に行うように構成されたことを特徴とする。なお、請求項4の発明を、請求項及び12のように、外置き型テストユニットの制御方法及び制御プログラムとして捉えることも可能である。
以上の態様では、シャトルが、レールに対する移動方向両側に、デバイスをテストハンドラから受け取り保持部に受け渡す列と、テスト装置におけるテストの終了したデバイスを保持部から受け取りテストハンドラへ受け渡す列とを備えることにより、例えば、テストハンドラの隣り合うノズルに対して、両列により、デバイスの受け取りと、デバイスの受渡しとを同時に行うことができるので、デバイスを受け取ったテストハンドラのノズルに対して次のポジションでテストを終了したデバイスを受け渡すことが可能となる。このように、テストハンドラからのデバイスの受取りとテストハンドラへのデバイスの受渡しを同時に処理できるので、処理効率が高い。
請求項の発明は、請求項1〜5いずれか1項に記載の発明において、1つの引離し機構と1つの受渡し機構とをセットとし、当該セットを2つ備え、第1のセットが、引離し機構から受渡し機構への受渡し及び受け取りを行っている間に、第2のセットが、テスト装置から受渡し機構への受取り及び受渡しを行うものであることを特徴とする。なお、請求項5の発明を、請求項10及び14のように、外置き型テストユニットの制御方法及び制御プログラムとして捉えることも可能である。
以上の態様では、第1のセットにおけるシャトルによるテストハンドラとのデバイスの受け取り受渡し処理の終了後、第1のセットにおけるシャトルと保持部との受渡しを行っている間に、第2のセットにおけるシャトルは、テストハンドラとの間でのデバイスの受け取り受渡し処理を開始する。これにより、テスト装置において、第1のセットの保持部によって受け渡されたデバイスのテスト処理が終了する時点で、第2のセットのシャトル及び保持部との受け取り及び受渡し処理を終了しておくことができる。したがって、テスト装置が待機となる時間を減少ないし無くすことができ、他の工程処理装置における処理効率も含めた装置全体の処理効率の向上を図ることができる。
請求項の発明は、請求項1〜5いずれか1項に記載の発明において、2つの引離し機構と1つの受渡し機構とをセットとし、当該セットを2つ備え、各セットにおいて、2つの引離し機構が、デバイスのテストハンドラとの間での受取り及び受渡しと、前記受渡し機構における前記保持部との間で受取り及び受渡しとを、互い違いに並列して行うものであり、さらに、第1のセットが、引離し機構から受渡し機構への受渡し及び受け取りを行っている間に、第2のセットが、テスト装置から受渡し機構への受取り及び受渡しを行うものであることを特徴とする。なお、請求項6の発明を、請求項11及び1のように、外置き型テストユニットの制御方法及び制御プログラムとして捉えることも可能である。
以上の態様では、引離し機構及び受渡し機構を2セット設け、シャトル及び保持部と、シャトル及び保持部と、を備えることで、シャトルにおいて、保持部への受渡し及び受け取りを行っている間に、もう一対の保持部により、テスト装置のソケットからのデバイスの取り出しとデバイス挿入を行うことが可能になる。これにより、シャトルから受渡機構へ受け渡す時間に比較して、テスト装置におけるテスト時間が短い場合であっても、シャトルにおいて、保持部への受渡し及び受け取りを行っている間に、もう一対の保持部により、テスト装置のソケットからのデバイスの取り出しとデバイス挿入を行うことができるので、テストハンドラ及びテスト装置が待機となる時間を減らすことで、他の工程処理装置における処理効率も含めた装置全体の処理効率の向上を図ることができる。
本発明によれば、インデックステーブル式ハンドラにおいて、半導体装置や電子部品等のデバイス用のテストボード、パフォーマンスボード及びテストヘッドからなるテスト装置が配置可能になる外置き型テストユニットを実現し、この外置きテストユニットとインデックステーブル間でデバイスの受渡しと配列変換を容易に可能にする外置き型テストユニット、その制御方法及び制御プログラムを提供することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態(以下、本実施形態という。)について、図1乃至図7を参照して説明する。
[1.第1の実施形態]
[1−1.構成]
第1の実施形態の外置き型テストユニットの全体構成について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態の外置き型テストユニットを、その一工程処理装置として含むインデックステーブル式のテストハンドラの全体構成を示す平面図(a)と側面図(b)である。
図1に示すように、本実施形態の外置き型テストユニット1は、半導体装置や電子部品等のデバイスに対して電気特性検査を施すものであって、各種工程処理を施すテストハンドラHの円周等配位置に設けられた工程処理装置の一部をなすように配置される。
この外置き型テストユニット1は、テストハンドラHのメインテーブルMから一定の距離を置いて、テストボード21、パフォーマンスボード22、テストヘッド23からなる外置き型装置としてのテスト装置2を備え、その間を、レール32とレール32上を移動するシャトル31とからなる引離し機構3と、シャトル31からテスト装置へデバイスを受け渡す保持部41を備えた受渡し機構4とからなる。
引離し機構3は、上述のとおり、シャトル31とこのシャトル31を移動させるレール32とからなる。シャトル31は、表面にデバイスを載置する載置位置33を複数備える。より具体的には、図2に示すように、メインテーブルMの吸着ノズルNが設けられた一ポジションから、テスト装置2の方向(図中Y方向)に向けて、8つの載置位置33a〜33hを備え、レール32上をメインテーブルMの吸着ノズルN下部から、テスト装置2側に設けられたレール32の端部Pまで移動するように構成されている。
ここで、図2に示すように、本実施形態においては、シャトル31は、レール32に対する進行方向左右2列に複数の載置位置33a〜33hからなる載置列34a及び34bを備える。すなわち、シャトル31には、レール32進行方向に対して左右に1対の載置列34a及び34bを備え、一方の載置列34aは、メインテーブルMの上流側に位置する吸着ノズルのポジションN1に対応し、この吸着ノズルのポジションN1よりデバイスを受け取るものである。他方の載置列34bは、メインテーブルMの下流側に位置する吸着ノズルのポジションN2に対応し、この吸着ノズルのポジションN2に対して、電気テストの終了したデバイスを受け渡すものである。
なお、本実施形態では、引離し機構3のレール32が、メインテーブルMの半径方向に合わせて設けられているのではなく、半方向に角度を以って配置されているため、レールの延伸方向及びシャトル進行方向に対して、吸着ノズルポジションN1とN2とが、ずれて位置する。そのため、載置列34aと34bのデバイス位置も、これに合わせて、シャトルの進行方向に対して、デバイスのピッチが1つ分ずれて配置されている。
また、本実施形態において、載置位置33の数を8つとするのは、後述するテスト装置2におけるソケット24の数、すなわち一度に電気特性テストを行う数に合わせたものであり、この数は、本発明において任意に決定することができる。
レール32は、上述の通り、シャトル31をメインテーブルMとテスト装置2の間で移動させるためにメインテーブルMよりテスト装置2方向(図中Y方向)へ、直線的に延伸するものであり、そのレール長は、テストハンドラHの仕様、外部に設けられたテスト装置2の仕様により任意に決定されるものである。後述の通り、シャトル31がレール32上を移動しながらテスト装置2の保持部41へデバイスを受け渡すため、少なくとも、保持部41の全長程度の長さは確保される必要がある。なお、レール32は、シャトル31を制御手段又は制御プログラムによる制御によって直線方向に往復動させるための機構であれば、公知のあらゆる機構により構成可能である。
図1に示すように、受渡し機構4は、メインテーブルM方向に移動し、シャトル31からデバイスを受け取り、テスト装置2へ受け渡す保持部41と、この保持部41を、XYZの3軸方向に移動させる駆動部42とからなる。
保持部41には、8つのデバイス保持位置43a〜43hが設けられ、その間隔は、テストボード21におけるデバイスのテスト位置、すなわちソケット24の間隔(ここでは、30mm)に合わせて設けられている。この保持位置43a〜43hは、図1(b)に示すように、下方向に向けて設けられている。保持部41は、デバイスを上方から吸着保持するようになっており、保持位置43a〜43hより真空吸着する機構を内部に備える。なお、保持部41におけるデバイスの保持方法は、真空吸着に限らず、デバイスを挟み込む等により機械的に保持するメカチャックによっても構わないが、微細化したデバイスにおいては、吸着保持によるのが好ましい。
駆動部42は、上述の通り、保持部41をメインテーブルMとテスト装置2を結んだ方向であるY方向と、それと直行するテストボード21のソケット24方向であるX方向と、XY方向と垂直方向の下降方向であるZ方向の3軸方向に移動させるものである。具体的には、駆動部42は、保持部41がシャトル31からデバイスを受け取る際に、保持部41をY方向であるメインテーブルM方向へ移動させ、シャトル31からデバイスを受け取りソケット24の直上へ移動させる際に、保持部41をX方向へ移動させ、ソケット24へデバイスを受け渡す際に、保持部41を下降方向であるZ方向へ移動させるものである。なお、保持部41を移動させる駆動部42の詳細な駆動機構は、特に限定されるものではなく、図3〜図5にイメージ図を示すような棒状の保持部41をXYZ方向に移動させるための機構であれば、公知のあらゆる機構により構成可能である。
テスト装置2は、受渡し機構4の保持部41からデバイスを受け取り載置するソケット24を備えたテストボード21(FTボード)と、パフォーマンスボード22及びテストヘッド23とからなる。なお、テストボード21の構成と、パフォーマンスボード22及びテストヘッド23の構成並びに作用は、従来と同様であるので、説明を省略する。
図2に示すように、テストボード21は、テスト装置2上に配置され、電気検査を実行するためにデバイスを収納するソケット24を、ボード上に等間隔に複数備える(ここでは8つ)。上述のとおり、このボード上のソケット24の間隔及び数は、保持部41の保持位置43a〜43hの間隔及び数と同一である。
[1−2.作用]
[1−2−1.作用の概要]
以上のような構成からなる本実施形態の外置き型テストユニット1の作用について説明する。なお、本実施形態における外置き型テストユニット1は、引離し機構、受渡し機構及びテスト装置の各構成要素とし、この構成要素を用いて、テストハンドラと引離し機構、引離し機構と受渡し機構、受渡し機構とテスト装置とのデバイスの受取り及び受渡しを、制御手段又は制御プログラムにより制御することで作用する。
まず、シャトル31は、メインテーブルMの吸着ノズルNのポジションN1より、載置列34a側の載置位置33a〜33hにおいて、デバイスを複数個(ここでは、8個)受け取る。具体的には、本実施形態におけるメインテーブルMは、その円周等配位置に、36箇所の吸着ノズルNを備え、36分割の間欠回転を行い、このメインテーブルMが、1ピッチ回転するのに同期して、シャトル31が1ピッチずつシフトする。シャトル31は、これを8回繰り返し、吸着ノズルNからシャトル31の8つの載置位置33において、デバイスを受け取る。
ここで、シャトル31上の載置位置33間のピッチは、10mmと最小にしてある。これはシャトル31がシフトする時間を短縮するとともに、シャトル31がメインテーブル下に潜り込む際に、メインテーブル下部に設けられた駆動モータと干渉するのを防ぐ目的がある(図1(b)参照)。
次に、8個のデバイスを搭載したシャトル31は、レール32上をメインテーブルMから離れる方向に移動する。一方、受渡し機構4の保持部41は、図2に示すY方向、すなわち、テスト装置2の位置から、メインテーブルMの方向へ移動する。
保持部41は、メインテーブルM方向に移動し直下にシャトル31が位置した状態で、シャトル31の載置列34aの載置位置33a〜33hよりデバイスを受け取り、図2に示すY方向(テスト装置2の方向)へ移動する。保持部41により受けら取られたデバイスは、保持部41からテスト装置2のテストボード21へ受け渡され、テスト装置2において電気特性検査が行われる。
テスト装置2におけるテストが終了すると、保持部41は、テストボード21からデバイスを受け取り、図2のY方向であってメインテーブルMの方向へ移動し、再びシャトル31へ載置する。以下、図3〜図5を用いて、シャトル31から保持部41への受渡し処理、保持部41からテストボード21への受渡し処理、テストボード21から保持部41への受渡し処理、さらに、保持部41からシャトル31への受渡し処理について説明する。
[1−2−2.受渡し処理]
まず、8個のデバイスを搭載したシャトル31は、レール32上をメインテーブルMから離れる方向に移動する。一方で、デバイスをシャトル31から受け取り、テスト装置2へ受け渡す保持部41は、図2に示すY方向、すなわち、テスト装置2の位置から、メインテーブルMの方向へ移動し、8個のデバイスを搭載したシャトル31が、デバイスをシャトル31から受け取りテスト装置2のテストボード21(FTボード)へ受け渡す保持部41の直下に位置する。この状態を図3に示す。
ここで、上述の通り、この保持部41には、8つのデバイス保持位置43a〜43hが設けられ、その間隔は、テストボード21におけるデバイスのテスト位置、すなわち保持位置43a〜43hの間隔(ここでは、30mm)に合わせて設けられている。
図3(a)に示すように、まず、シャトル31は、保持部41のデバイスの保持位置43a〜43hのうち、最も始端部分であるメインテーブルM側に位置する保持部41aの直下に、シャトル31の載置位置33のうち、終端部分、すなわち、最もメインテーブルM側に位置する載置位置33hが位置するところまで移動し、停止する。
このとき、前述のとおり、シャトル31上の載置位置33a〜33hは、10mm間隔で設けられている。一方で受渡し機構4の保持部41における保持位置43a〜43hの間隔は、30mm間隔で設けられている。そのため、上述のようなシャトル31と保持部41との位置関係では、図3(b)に示すように、シャトル31において進行方向、すなわちテスト装置2側の先頭を始端とすると、始端側から2つ目のデバイスであるデバイスD2の位置が、保持部41における保持位置のうち、始端から3つ目の保持位置43cの位置と一致する。また、シャトル31における始端側から5つ目のデバイスD5の位置が、保持部41の始端から2つ目の保持位置43bの位置と一致する。さらに、シャトル31における始端側から8つ目のデバイスD8が、保持部41の始端から1つ目の保持位置43aの位置と一致する。このような位置関係において、保持部41は、シャトル31側に下降し、保持部41の直下に位置するデバイスD2,D5及びD8を、保持位置43c,43b及び43aによりピックアップする。
上述のような3つのデバイスの保持部41によるピックアップ作業が終了すると、シャトル31は、保持部41の中間位置まで移動する。すなわち、図3(c)に示すように、シャトル31の始端から1つ目のデバイスD1が、保持部41の始端から6つ目の保持位置43fに位置し、シャトル31の始端から4つ目のデバイスD4が、保持部41の始端から5つ目の保持位置43eに位置し、さらに、シャトル31の始端から7つ目のデバイスD7が、保持部41の始端から4つ目の保持位置43dに位置するように、シャトル31は移動する。このような位置関係において、保持部41は、再びシャトル31側に下降し、保持部41の直下に位置するデバイスD1,D4及びD7を、保持位置43f,43e及び43dによりピックアップする。
最後に、シャトル31は、保持部41の終端部まで移動する。すなわち、図3(d)に示すように、シャトル31の始端から3つ目のデバイスD3が、保持部41の終端から1つ目の保持位置43hに位置し、シャトル31の始端から6つ目のデバイスD6が、保持部41の終端から2つ目の保持位置43gに位置するように、シャトル31は移動する。このような位置関係において、保持部41は、再びシャトル31側に下降し、保持部41の直下に位置するデバイスD3及びD6を、保持位置43h及び43gによりピックアップする。
以上のような図3(a)〜(d)に示した作用により、シャトル31から、保持部41へのデバイスの受渡しが完了する。このようにシャトル31が、保持部41下を、3段階で分けて移動することにより、シャトル31のデバイスピッチ(本実施形態では10mm)から、保持部41における保持位置43の保持ピッチ(本実施形態では30mm)への変換が行われる。
なお、図3(a)〜(d)において示したシャトル31の移動ピッチは例示であり、例えば、図3(b)の段階で、シャトル31に載置されたデバイスD1,D4及びD7を保持部41の保持位置43a,41b及び41cによりピックアップし、図3(c)の段階で、シャトル31に載置されたデバイスD2,D5及びD6を保持位置43d,41e及び41fによりピックアップし、図3(d)の段階で、シャトル31に載置されたデバイスD3及びD6を保持位置43g及び43hによりピックアップする態様も可能である。
保持部41は、シャトル31に搭載された8つのデバイスを受け取ると、図2に示すY方向であって、テスト装置2の方向へ移動する。保持部41は、テスト装置2上に移動した後、今度は、図2に示すX方向、すなわち、保持部41における保持位置43a〜43hに保持されたデバイスが、テスト装置2のテストボード21におけるソケット24の直上に位置するように、テストボード21方向へ移動する。この様子を図4に示す。
保持部41は、テストボード21上に移動すると、図4(a)に示すように、下降動作を行い、テストボード21上に、等間隔で、保持部41の保持位置43a〜43hの間隔と同間隔(本実施形態では30mm)に設けられたソケット24a〜24hにデバイスを受け渡す。そして、所定時間をかけてこれらのデバイスの電気特性検査を実行する。
テストが終了すると、保持部41は、デバイスを保持位置43a〜43hによりソケット24a〜24hから取り上げる。デバイスを保持位置43a〜43hにより保持した保持部41は、図5において示すように、メインテーブルM側に移動する。
このとき、シャトル31は、図3(d)においてデバイスをすべて受渡した状態のまま待機しており、保持部41の移動により、図5(a)に示すような、保持部41と、シャトル31との位置関係となる。ここで、保持部41からシャトル31へのデバイスの受渡しは、シャトル31の載置列34bに対して行われる。そして、保持部41からシャトル31への受渡し処理は、図5に示すように、図3で示したシャトル31から保持部41への受渡し処理と反対の順序で行うものである。
まず、図5(a)に示すように、シャトル31は、保持部41の終端部に位置しており、保持部41の終端から1つ目の保持位置43hに保持されたデバイスが、シャトル31の始端から3つ目の載置位置33cに位置し、保持部41の終端から2つ目の保持位置43gに保持されたデバイスが、シャトル31の始端から6つ目の載置位置33fに位置する。このような位置関係において、図5(b)に示すように、保持部41は、再びシャトル31側に下降し、デバイスD3及びD6を、保持部41の直下に位置する載置位置33c及び33fに、保持部41の保持位置43h及び43gにより受け渡す。
上述のような3つのデバイスの保持部41によるシャトル31への受渡し作業が終了すると、シャトル31は、保持部41の中間位置まで移動する。すなわち、図5(c)に示すように、保持部41の始端から6つ目の保持位置43fに保持されたデバイスD1が、シャトル31の始端から1つ目の載置位置33aに位置し、保持部41の始端から5つ目の保持位置43eに保持されたデバイスD4が、シャトル31の始端から4つ目の載置位置33dに位置し、さらに、保持部41の始端から4つ目の保持位置43dに保持されたデバイスD7が、シャトル31の始端から7つ目の載置位置33gに位置する。このような位置関係において、保持部41は、再びシャトル31側に下降し、デバイスD1,D4及びD7を、保持部41の直下に位置する載置位置33a,33d及び33gに対して、保持位置43d,43e及び43fにより受け渡す。
上述のような3つのデバイスの保持部41によるシャトル31への受渡し作業が終了すると、シャトル31は、保持部41の始端側まで移動する。すなわち、図5(d)に示すように、始端側から2つ目の載置位置33bの位置が、保持部41における保持位置43a〜43hのうち、始端から3つ目の保持位置43cに保持されたデバイスD2の位置と一致し、シャトル31における始端側から5つ目の載置位置33eの位置が、保持部41の始端から2つ目の保持位置43bに保持されたデバイスD5の位置と一致し、さらに、シャトル31における始端側から8つ目の載置位置43hが、保持部41の始端から1つ目の保持位置43aに保持されたデバイスD8の位置と一致する。このような位置関係において、保持部41は、シャトル31側に下降し、デバイスD2,D5及びD8を、保持部41の直下に位置する載置位置33b,33e及び33hに、保持位置43c,43b及び41aにより受け渡す。
以上のようにして、シャトル31の載置列34bが、8つのデバイスD1〜D8を、保持部41から受け取ると、シャトル31はメインテーブルM側にレール32上を移動し、メインテーブルMの吸着ノズルN下に位置する。より具体的には、シャトル31の載置列34b上に載置されたデバイスDのうち、載置位置33hに載置されたデバイスD8が、吸着ノズルのポジションN2の直下に位置するように、シャトル31は移動する。
この状態から、メインテーブルMが間欠回転を開始し、1ピッチ回転するのに同期して、シャトル31も1ピッチずつシフトする。これを8回繰り返し、吸着ノズルのポジションN2がシャトル31の載置列34b側の8つの載置位置33a〜33hに載置されたデバイスを受け取る処理を実行する。このとき、シャトル31の載置列34aの載置位置33には、1ポジション上流側に位置する吸着ノズルのポジションN1から、上記シャトル31の載置列34bからの受渡し処理の移動に同期して、検査前のデバイスが順次受け渡され、上述の処理が繰り返されることとなる。
[1−3.効果]
以上のような本実施形態によれば、テストハンドラHのメインテーブルMから一定の距離を置いて、テストボード21、パフォーマンスボード22、テストヘッド23からなる外置き型装置としてのテスト装置2を設け、その間を、レール32とレール32上を移動するシャトル31とからなる引離し機構3と、シャトル31からテスト装置へデバイスを受け渡す保持部41を備えた受渡し機構4とにより、デバイスの受渡しを可能とした。これにより、テストボード21、パフォーマンスボード22、テストヘッド23からなるテスト装置2を、テストハンドラHの外側に配置することができる。
したがって、従来の水平ハンドラと同様のボード類、テスターが使用可能で、長年培われてきたテスト資産をそのまま利用しつつ、インデックステーブル式のテストハンドラの長所である高速処理を合わせ、全体として高速テストシステム及びインテグレーションシステムを実現することができる。また、複数の工程処理装置を円周等位置に配置可能なインデックステーブル式ハンドラの特徴を生かし、一つのテーブルに対して複数の処理装置を配置し、装置構成の簡略化と装置の省スペース化が可能となる。
また、シャトル31上の載置位置33間のピッチは、10mmとデバイスDを隣接載置し、最小にする。これにより、シャトル31がテストハンドラHからデバイスDを受け取る際のシフトする時間を短縮することができるとともに、シャトル31がテストハンドラH側に移動した際、テーブルM下に潜り込むことにより、テーブルM下に設けられた駆動モータ等の他の機器と干渉するのを防ぐことができる。
一方、テストボード21上のソケット24の間隔は、テスト機器配置の都合上、30mmで、デバイスDを隣接させて配置することはできないが、シャトル31が、移動しながら複数回に分けて、保持部41の保持位置43にデバイスDを受け渡すことにより、シャトル31のデバイスピッチから、保持部における保持位置の保持ピッチへの変換を行うことができる。また、この際、ソケット24及び保持位置43の配置間隔の距離を、シャトル31における載置位置33の配置間隔の距離の倍数とすることにより、シャトル31は、その倍数分移動を繰り返すことで、効率よく保持部41の保持位置43にデバイスを受け渡すことができる。
また、シャトル31が、レール32に対する移動方向両側に、デバイスをテストハンドラHから受け取り保持部41に受け渡す載置列34aと、テスト装置2におけるテストの終了したデバイスを保持部41から受け取りテストハンドラHへ受け渡す載置列34bとを備えることにより、テストハンドラの隣り合う吸着ノズルのポジションN1及びポジションN2の位置で、両列により、デバイスの受け取りと、デバイスの受渡しとを同時に行うことができる。したがって、デバイスを受け取ったテストハンドラHのノズルに対して次のポジションでテストを終了したデバイスを受け渡すことが可能となる。このように、テストハンドラからのデバイスの受取りとテストハンドラへのデバイスの受渡しを同時に処理できるので、処理効率が高い。
[2.第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について、図6を参照して説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態の基本的構成及び作用を共通にしつつ、引離し機構3及びシャトル31の構成に変更を加えたものである。
すなわち、第1の実施形態では、シャトル31を1つで構成し、シャトル31の進行方向左右に複数の載置位置からなる載置列34a及び34bを1対設け、一方を受渡し機構4への受渡し用(34a)とし、他方を受け取り・メインテーブルMへの受け渡し用(34b)として構成した。これに対して、本実施形態では、図6に示すように、引離し機構3及び受渡し機構4を1つのセットとし、これを鏡像反転させ、対称的に2つ設けたものである。これにより、引離し処理及び受渡し処理を、並列して実行する構成としている。この場合、受渡し機構4及びテスト装置2の機械的構成に変更を加えることなく、当該実施態様を実現可能である。
ここで、第1の実施形態で説明した通り、本発明の引離し処理、すなわち、シャトル31から保持部41へのデバイスの受渡しの処理では、シャトル上の載置位置間のピッチ(10mm)からテストボード上のソケットの間隔(30mm)に変換するため、シャトル31は3段階に移動しならが保持部へのデバイスの受渡しを行う。すなわち、この引離し処理におけるシャトル31から保持部41へのデバイスの受渡しに時間を要し、保持部41とシャトル31の受渡しの間はテスト装置2は待機となる。そのため、本実施形態では、テスト装置2の利用効率の向上を図るべく、保持部41として保持部41aに加えて、41bを増設し、それに合わせて、保持部41bに対応する駆動部42b、シャトル31d及びレール32dを設け対応するものである。
具体的な処理について説明すると、シャトル31aが載置列34aよりメインテーブルMの吸着ノズルのポジションN1よりデバイスをまず受け取りつつ、載置列34bにおいてメインテーブルMの吸着ノズルのポジションN2へデバイスを受け渡す。
シャトル31aにおけるメインテーブルMとの間でのデバイスの受け取り受渡し処理が終了し、保持部41aとの受け取り、受渡し処理に入ると、今度は、シャトル31dが、載置列34gよりメインテーブルMの吸着ノズルのポジションN7よりデバイスをまず受け取りつつ、載置列34hにおいてメインテーブルMの吸着ノズルのポジションN8へデバイスを受け渡す。
そして、シャトル31aと保持部41aとの受け取り及び受渡し処理(図3参照)と、その後の保持部41aにおけるテスト装置2への受渡し処理、テスト装置2におけるテスト処理(図4参照)、さらにテスト装置2から保持部41aへの受渡し処理(図5参照)が終了した時点で、シャトル31bと保持部41bとの受け取り及び受渡し処理が終了し、保持部41bは直後にテスト装置2への受渡し処理を行える状態となっているよう制御する。
さらに進んで、保持部41bにおけるテスト装置2への受渡し処理、テスト装置2におけるテスト処理(図4参照)、さらにテスト装置2から保持部41bへの受渡し処理(図5参照)が終了した時点で、シャトル31aと保持部41aとの受け取り及び受渡し処理が終了し、保持部41aは直後にテスト装置2への受渡し処理を行える状態となっているよう制御する。
このように、シャトル31aにおけるメインテーブルMとの間でのデバイスの受け取り受渡し処理の終了後、シャトル31aと保持部41aとが受渡し及び受取りの処理を行っている最中に、シャトル31bは、メインテーブルMとの間でのデバイスの受け取り及び受渡し処理を実行する。これにより、テスト装置2において保持部41aによって受け渡されたデバイスのテスト処理が終了する時点で、シャトル31bと保持部41bとの受け取り及び受渡し処理を終了しておくことができる。したがって、テスト装置2が待機となる時間を減少ないし無くすことができ、他の工程処理装置における処理効率も含めた装置全体の処理効率の向上を図ることができる。
[3.第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について、図を参照して説明する。第3の実施形態は、第1及び2の実施形態の基本的構成及び作用を共通にしつつ、引離し機構3及びシャトル31の構成にさらに変更を加えたものである。
第2の実施形態においては、引離し機構3及び受渡し機構4を1つのセットとし、これを鏡像反転させ、対称的に2つ設け、これにより、引離し処理及び受渡し処理を並列して実行する構成とした。第2の実施形態は、本発明の引離し処理及び受渡し処理におけるシャトル31から保持部41への受渡し及び受取り処理に時間を要し、これによりテスト装置2の待機時間が発生する場合に着目し、テスト装置2の利用効率の向上を目的としたものである。
一方、本発明において、装置の処理効率を上げる上で、時間的制約を要するものとして、引離し処理におけるテストハンドラHからシャトル31へのデバイスの受渡し及び受取り処理である。この点、シャトル31を上記実施形態のように、1つで構成した場合、特にテスト時間が、シャトル31と保持部41との受取り及び受渡し時間に比較して短いような場合には、保持部41における待機状態が発生するか、またはメインテーブルMの待機時間が発生することとなる。
そこで、本実施形態においては、図7に示すように、第2の実施形態における、引離し機構3及び受渡し機構4を2セット設け、シャトル31a,31b及び保持部41aと、シャトル31c,31d及び保持部41bと、を備える構成とした。これにより、図8(b)にチャートを示すように、シャトル31a,31bにおいて、保持部41aへの受渡し及び受け取りを行っている間に、もう一対の保持部41bにより、テスト装置2のソケット24からのデバイスの取り出しとデバイス挿入を行うことが可能になる。なお、図8(b)において、破線で示す箇所は、本実施形態の処理を、シャトル31aの載置列34aにメインテーブルMよりデバイスを載置する時点を処理の開始とし、その以前に処理がなされていなかった状態において行われない処理を示すが、本実施形態の処理を繰り返した場合には、破線で示す処理も行われるものである。
シャトル31から受渡機構へ受け渡す時間に比較して、テスト装置2におけるテスト時間が短い場合であっても、シャトル31a,31bにおいて、保持部41aへの受渡し及び受け取りを行っている間に、もう一対の保持部41bにより、テスト装置2のソケット24からのデバイスの取り出しとデバイス挿入を行うことができる。したがって、メインテーブルM及びテスト装置2が待機となる時間を減らすことで、他の工程処理装置における処理効率も含めた装置全体の処理効率の向上を図ることが可能となる。
[4.他の実施形態]
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、例えば、次のような態様も包含するものである。すなわち、上記実施形態においては、シャトル31の搭載デバイス数を8個にしたが、これは4個でもまた別の個数でも成立する。また、シャトル31の載置位置33のピッチ(10mm)とソケット24のピッチ(30mm)は一例であり、これに限定されるものではない。
第3の実施形態では、シャトル31a,31b及び保持部41aと、シャトル31c,31d及び保持部41bとのデュアル構成としたが、これは、前述したように往復移動と受渡しロスを最小にするためであり、テスト時間が長くこれらのロスがテスト時間に比して無視できる場合は、第1の実施形態又は第2の実施形態の構成を採用したほうがコスト面や装置構成上、効率的な場合もある。一方、テスト時間内にシャトル31往復動作が完了するような場合には、第1の実施形態のように、シャトルと保持部を一つずつで構成することが、コスト面等を考慮し、最も合理的である。
ここで、各実施形態を採用する基準となるテスト時間は次の取りである。、メインテーブルMのインデックスタイム(間欠回転単位時間)を0.3秒とした場合、テスト時間が5秒以上の長い場合には、第1の実施形態を採択することが好ましい。一方、テスト時間が5〜2秒程度の中程度の場合には、第2の実施形態を採択することが好ましい。さらにテスト時間が2秒以下のような短い場合には、第3の実施形態を採択することが好ましい。ただし、すなわち、装置構成として、第2の実施形態は第1の実施形態を包含し、第3の実施形態は、第1及び第2の実施形態を包含するから、第2の実施形態では第1の実施形態としての運用も可能であり、第3の実施形態では第1及び第2の実施形態としての運用も可能である。
上記実施形態の外置き型テストユニット1では、メインテーブルMからシャトル31へデバイスを受け渡しは、メインテーブルMの回転する円周に対して、シャトル31の移動軸が半径方向ではなくずれて配置されているため、吸着ノズルNに円周の接線方向に平行保持されたデバイスの向きが、必ずしもシャトル31の移動軸方向とならない。上記実施形態では説明の便宜上省略しているが、本発明では、上記のような問題を解決するため、吸着ノズルNからシャトル31への受渡す際に、デバイスの姿勢角度を変換する姿勢回転ユニットが設けられている。また、シャトル31から吸着ノズルNにデバイスを戻す位置にも同様のユニットを設けている。
また、本発明では、引離し機構のレールの軸を、メインテーブルMの回転半径方向に向けて設置することにより、デバイスの姿勢角度を変換する機構を設けることなく実施することも可能である。
本発明の第1の実施形態における外置き型テストユニットのテストハンドラにおける一工程とした場合の全体構成を示す平面図(a)及び側面図(b)。 本発明の第1の実施形態における外置き型テストユニットの全体構成を示す平面図。 本発明の第1の実施形態における外置き型テストユニットの保持部への受渡し処理を示す模式図。 本発明の第1の実施形態における外置き型テストユニットのテスト装置への受渡し処理を示す模式図。 本発明の第1の実施形態における外置き型テストユニットのシャトルへの受渡し処理を示す模式図。 本発明の第2の実施形態における外置き型テストユニットの全体構成を示す平面図。 本発明の第3の実施形態における外置き型テストユニットの全体構成を示す平面図。 本発明の実施形態における外置き型テストユニットの処理のタイミングチャート図。
符号の説明
1…外置き型テストユニット
2…テスト装置
21…テストボード
22…パフォーマンスボード
23…テストヘッド
24,24a〜24h…ソケット
3…引離し機構
31,31a,31b,31c,31d…シャトル
32…レール
33,33a〜33h…載置位置
34a,34b…載置列
41…保持部
43a〜43h…保持位置
42…駆動部
D,D1〜D8…デバイス
H…テストハンドラ
M…メインテーブル
N…吸着ノズル
N1,N2…吸着ノズルのポジション

Claims (15)

  1. 半導体装置や電子部品等のデバイスに対して電気特性検査を施すものであって、インデックステーブル式のテストハンドラの円周等配位置に配された工程処理装置として用いられる外置き型テストユニットであって、
    テストボード、パフォーマンスボード及びテストヘッドによりデバイスの電気特性検査を行うテスト装置と、
    前記テストハンドラのメインテーブル、前記メインテーブルの半径と交差するように配置されたレールと、前記レール上を移動するシャトルとにより、複数のデバイスをテストハンドラから受け取り、前記テスト装置に向けて搬送する引離し機構と、
    前記シャトルからデバイスを受け取り、前記テスト装置へデバイスを受け渡す保持部を有する受渡し機構と、
    前記メインテーブルの吸着ノズルと前記シャトルにおいてデバイスを受け渡す際にデバイスの姿勢角度を受渡し可能な角度となるように変換する姿勢回転ユニットと、を備えたことを特徴とする外置き型テストユニット。
  2. 前記シャトルは、デバイスを載置する載置位置を隣接して複数備え、
    前記テストボードは、複数のデバイスを載置して検査するソケットを、所定間隔空けて複数備え、
    前記保持部は、前記テストボードのソケットの配置間隔と共通する間隔で、デバイスを保持する保持位置を複数備え、
    前記シャトルは、移動しながら複数回に分けて、前記保持部の保持位置とデバイスの受渡し及び受取りを行うことを特徴とする請求項1記載の外置き型テストユニット。
  3. 前記ソケット及び前記保持位置の配置間隔の距離が、前記シャトルの前記載置位置の配置間隔の距離の倍数である場合に、前記シャトルは、その倍数分移動を繰り返して前記保持部の保持位置にデバイスを受け渡すことを特徴とする請求項2記載の外置き型テストユニット。
  4. 前記シャトルは、前記レールに対するシャトルの移動方向両側に、複数の載置位置を列をなして備え、
    一方の列は、デバイスをテストハンドラから受け取り前記保持部に受け渡すものであり、
    他方の列は、前記テスト装置におけるテストの終了したデバイスを保持部から受け取りテストハンドラへ受け渡すものであり、
    前記両列により、テストハンドラからのデバイスの受け取りと、テストハンドラへのデバイスの受渡しとを同時に行うように構成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の外置き型テストユニット。
  5. 前記シャトルの一方の列の載置位置は、他方の列の載置位置からシャトルの移動方向に対してずれて配置されていることを特徴とする請求項4記載の外置き型テストユニット。
  6. 1つの引離し機構と1つの受渡し機構とをセットとし、当該セットを2つ備え、
    第1のセットが、引離し機構から受渡し機構への受渡し及び受け取りを行っている間に、第2のセットが、テスト装置から受渡し機構への受取り及び受渡しを行うものであることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の外置き型テストユニット。
  7. 2つの引離し機構と1つの受渡し機構とをセットとし、当該セットを2つ備え、
    各セットにおいて、2つの引離し機構が、デバイスのテストハンドラとの間での受取り及び受渡しと、前記受渡し機構における前記保持部との間で受取り及び受渡しとを、互い違いに並列して行うものであり、
    さらに、第1のセットが、引離し機構から受渡し機構への受渡し及び受け取りを行っている間に、第2のセットが、テスト装置から受渡し機構への受取り及び受渡しを行うものであることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の外置き型テストユニット。
  8. 半導体装置や電子部品等のデバイスに対して電気特性検査を施すものであって、インデックステーブル式のテストハンドラの円周等配位置に配された工程処理装置として用いられる外置き型テストユニットの制御方法において、
    テストボード、パフォーマンスボード及びテストヘッドとによりデバイスの電気特性検査を行うテスト装置と、前記テストハンドラのメインテーブル、前記メインテーブルの半径と交差するように配置されたレールと、前記レール上を移動するシャトルとにより、複数のデバイスをテストハンドラから受け取り、前記テスト装置に向けて搬送する引離し機構と、前記シャトルからデバイスを受け取り、前記テスト装置へデバイスを受け渡す保持部を有する受渡し機構と、前記メインテーブルの吸着ノズルと前記シャトルにおいてデバイスを受け渡す際にデバイスの姿勢角度を受渡し可能な角度となるように変換する姿勢回転ユニットと、前記テストハンドラと引離し機構、引離し機構と受渡し機構、受渡し機構とテスト装置とのデバイスの受取り及び受渡しを制御する制御手段とを用い、
    前記シャトルは、前記レールに対するシャトルの移動方向両側に、複数の載置位置を列をなして備え、一方の列は、デバイスをテストハンドラから受け取り前記保持部に受け渡すものであり、他方の列は、前記テスト装置におけるテストの終了したデバイスを保持部から受け取りテストハンドラへ受け渡すものであり、
    前記制御手段は、前記両列により、テストハンドラからのデバイスの受け取りと、テストハンドラへのデバイスの受渡しとを同時に行うとともにデバイスの姿勢角度を変換するように制御することを特徴とする外置き型テストユニットの制御方法。
  9. 前記シャトルの一方の列の載置位置は、他方の列の載置位置からシャトルの移動方向に対してずれて配置されていることを特徴とする請求項8記載の外置き型テストユニットの制御方法。
  10. 1つの引離し機構と1つの受渡し機構とをセットとし、当該セットを2つ備え、
    前記制御手段は、第1のセットが、引離し機構から受渡し機構への受渡し及び受け取りを行っている間に、第2のセットが、テスト装置から受渡し機構への受取り及び受渡しを行うように制御することを特徴とする請求項8又は9記載の外置き型テストユニットの制御方法。
  11. 2つの引離し機構と1つの受渡し機構とをセットとし、当該セットを2つ備え、
    前記制御手段は、各セットにおいて、2つの引離し機構が、デバイスのテストハンドラとの間での受取り及び受渡しと、前記受渡し機構における前記保持部との間で受取り及び受渡しとを、互い違いに並列して行うように制御するとともに、第1のセットが、引離し機構から受渡し機構への受渡し及び受け取りを行っている間に、第2のセットが、テスト装置から受渡し機構への受取り及び受渡しを行うように制御するものであることを特徴とする請求項8又は9記載の外置き型テストユニットの制御方法。
  12. 半導体装置や電子部品等のデバイスに対して電気特性検査を施すものであって、インデックステーブル式のテストハンドラの円周等配位置に配された工程処理装置として用いられる外置き型テストユニットの制御プログラムにおいて、
    テストボード、パフォーマンスボード及びテストヘッドとによりデバイスの電気特性検査を行うテスト装置と、前記テストハンドラのメインテーブル、前記メインテーブルの半径と交差するようにレールと、前記レール上を移動するシャトルとにより、複数のデバイスをテストハンドラから受け取り、前記テスト装置に向けて搬送する引離し機構と、前記シャトルからデバイスを受け取り、前記テスト装置へデバイスを受け渡す保持部を有する受渡し機構と、前記メインテーブルの吸着ノズルと前記シャトルにおいてデバイスを受け渡す際にデバイスの姿勢角度を受渡し可能な角度となるように変換する姿勢回転ユニットと、前記テストハンドラと引離し機構、引離し機構と受渡し機構、受渡し機構とテスト装置とのデバイスの受取り及び受渡しを制御する制御手段とを用い、
    前記シャトルは、前記レールに対するシャトルの移動方向両側に、複数の載置位置を列をなして備え、一方の列は、デバイスをテストハンドラから受け取り前記保持部に受け渡すものであり、他方の列は、前記テスト装置におけるテストの終了したデバイスを保持部から受け取りテストハンドラへ受け渡すものであり、
    前記制御手段に、前記両列により、テストハンドラからのデバイスの受け取りと、テストハンドラへのデバイスの受渡しとを同時に行うとともにデバイスの姿勢角度を変換するように制御させることを特徴とする外置き型テストユニットの制御プログラム。
  13. 前記シャトルの一方の列の載置位置は、他方の列の載置位置からシャトルの移動方向に対してずれて配置されていることを特徴とする請求項12記載の外置き型テストユニットの制御プログラム。
  14. 1つの引離し機構と1つの受渡し機構とをセットとし、当該セットを2つ備え、
    前記制御手段に、第1のセットが引離し機構から受渡し機構への受渡し及び受け取りを行っている間に、第2のセットがテスト装置から受渡し機構への受取り及び受渡しを行うように制御させることを特徴とする請求項12又は13記載の外置き型テストユニットの制御プログラム。
  15. 2つの引離し機構と1つの受渡し機構とをセットとし、当該セットを2つ備え、
    前記制御手段に、各セットにおいて、2つの引離し機構が、デバイスのテストハンドラとの間での受取り及び受渡しと、前記受渡し機構における前記保持部との間で受取り及び受渡しとを、互い違いに並列して行うように制御させるとともに、第1のセットが、引離し機構から受渡し機構への受渡し及び受け取りを行っている間に、第2のセットが、テスト装置から受渡し機構への受取り及び受渡しを行うように制御させるものであることを特徴とする請求項12又は13記載の外置き型テストユニットの制御プログラム。
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