JP5163853B2 - 有機化合物およびその用途 - Google Patents
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Description
以下、本発明に関し詳細に説明する。
炭素数1〜18のアルキル基としては、炭素数1〜18の直鎖,分岐若しくは環状のアルキル基が挙げられ、具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ステアリル基、シクロプロピル基、シクロヘキシル基、1,3−シクロヘキサジエニル基、または2−シクロペンテン−1−イル基等を例示することができる。
Ar1〜Ar4は各々独立して炭素数6〜40のアリール基を表す。具体的には、上記R1〜R8で例示したアリール基を挙げることができる。
上記一般式(7)において、Ar5,Ar6は各々独立して置換基(但し、アミノ基を除く)を有していてもよい炭素数6〜40のアリール基若しくは炭素数3〜40のヘテロアリール基を表す。
500mlナス型フラスコに、o−ブロモ安息香酸エチル 10.0g(43.7mmol)、1−ナフチルボロン酸 7.50g(43.7mmol)、テトラハイドロフラン250ml、20%炭酸ナトリウム水溶液 111gを仕込み、攪拌しながら窒素で系内を置換した。その後、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.5g(0.44mmol)を窒素気流下加えた後、反応液を65℃に昇温した。同温度を保ちながら、6時間攪拌した。室温まで冷却後、反応液を分液ロートに移し、水層を分離した。有機層は、酢酸エチル120g、純水100gを加えて洗浄した後、飽和食塩水によりさらに洗浄した。反応液を無水硫酸マグネシウムにより乾燥した後、濃縮した。得られた残渣は、シリカゲルクロマトグラフィー(溶媒:ヘキサン/酢酸エチル)により精製することにより、2−(1−ナフチル)安息香酸エチルを白色粉体として10.8g(収率89%)単離した。同定は、1H−NMR測定、13C−NMR測定により行った。
200mlナス型フラスコに、合成例1で得られた2−(1−ナフチル)安息香酸エチル 3.0g(10.8mmol)、脱水シクロペンチルメチルエーテル30mlを加え、反応液を50℃まで昇温した。次に、メチルマグネシウムブロミドのトルエン/テトラハイドロフラン溶液(1.4mol/l)30.9mlを30分かけて滴下した。その後、同温度を保ちながら18時間攪拌した。反応液を室温まで冷却した後、純水50mlを加えて反応を終了させた。反応液を分液ロートに移送し、トルエン90mlを加えて有機層を分離した。有機層は、純水、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。その後、溶媒を濃縮することで対応するカルビノール体を白色のろう状固体として2.49g単離した。なお、反応液は、そのまま精製せずに次工程で使用した。
・FDMS:368
・1H−NMR(CDCl3):7.21−7.33(m,11H)、7.46−7.89(m,7H)、8.36−8.40(d,1H)、8.77−8.81(d,1H)
100mlナス型フラスコに、合成例2で得られた中間体2 2.20g(9.02mmol)とジメチルホルムアミド15mlを加え、室温下、N−ブロモスクシンイミド(NBS)1.65g(9.28mmol)のジメチルホルムアミド溶液を滴下し、一晩攪拌した。次に、反応液にトルエン50mlおよび水30mlを加え、有機層を抽出した。常法処理の後、反応液を濃縮し、淡褐色の結晶を得た。メタノールで再結晶し、2.55gの無色の結晶を得た(収率88%、融点105〜107℃)。同定は、1H−NMR測定により行った。
・1H−NMR(CDCl3);8.76(d,1H)、8.34−8.41(dd,2H)、7.93(s,1H)、7.38−7.70(m,5H)、1.54(s,6H)
500mlナス型フラスコに、2−ブロモ安息香酸エチル 9.16g(40.0mmol)、6−メトキシナフタレンボロン酸 8.89g(44.0mmol)、テトラヒドロフラン300mlおよび20%炭酸ナトリウム水溶液 94gを加えた。窒素気流下、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.46gを添加して一晩加熱還流した。飽和塩化アンモニウム水溶液および飽和食塩水による洗浄、無水硫酸マグネシウムによる乾燥の後、抽出液を濃縮して薄褐色の油状物を得た。シリカゲルクロマトグラフィー(溶媒:ヘキサン/酢酸エチル)により精製し、中間体5−a(無色油状物)を10.52g得た(86%収率)。同定は、1H−NMR測定、13C−NMR測定により行った。
・1H−NMR(CDCl3);0.89(t,3H,J=7.2Hz)、3.93(s,3H)、4.06(q,2H,J=7.2Hz)、7.11−7.20(m,2H)、7.36−7.59(m,4H)、7.69−7.78(m,3H)、7.85(d,1H,J=7.4Hz)
・13C−NMR(CDCl3);13.8, 55.4, 61.0, 105.6, 119.0, 126.2, 126.7, 127.0, 127.5, 128.7, 129.5, 129.7, 130.9, 131.1, 131.4, 133.6, 136.7, 142.3, 157.7, 168.9
次に、200mlナス型フラスコに、化合物中間体5−a 9.19g(30mmol)とシクロペンチルメチルエーテル60mlを加えた後、反応液の温度を50℃に加熱した、その後、メチルマグネシウムクロリド(1.4mol/lのトルエン/テトラヒドロフラン溶液)56mlを滴下し、さらに同温で一晩攪拌した。室温に冷却後、水30mlを滴下して反応を終了させた。分層後の有機層は、さらに水150mlで洗浄し、溶媒を留去した。シリカゲルクロマトグラフィー(溶媒:ヘキサン/トルエン)により精製し、中間体5−b(無色固体)を6.3g得た(72%収率)。
・1H−NMR(CDCl3);1.47(s,6H)、1.90(br−s,1H)、3.92(s,3H)、7.02−7.48(m,6H)、7.60−7.79(m,4H)
・13C−NMR(CDCl3);32.7, 55.4, 74.1, 105.7, 119.3, 125.8, 126.0, 126.1, 127.4, 127.7, 128.2, 128.7, 129.4, 132.5, 133.4, 139.0, 139.9, 146.4, 157.8
<中間体5−c>
・1H−NMR(CDCl3);1.70(s,6H)、3.89(s,3H)、7.19−7.28(m,2H)、7.28−7.38(m,2H)、7.42−7.51(m,1H)、7.68−7.78(d,2H)、7.84(d,1H,J=8.6Hz)、8.12(d,1H,J=9.8Hz)
・13C−NMR(CDCl3);26.6, 48.6, 55.4, 107.9, 118.7, 119.4, 122.1, 125.3, 125.6, 126.6, 126.9, 127.3, 134.8, 135.3, 139.5, 147.6, 155.0, 156.7
次に、100mlナス型フラスコに、中間体5−c 2.0g(7.3mmol)、ジクロロメタン20mlを加え、0℃に反応液を冷却した。同温度を保持しながら、三臭化ホウ素を滴下した。滴下終了後、室温で一晩攪拌した。水10mlを冷却しながら滴下し、反応を終了させた。ジクロロメタン20mlを加えて分層後、有機層を水100mlで洗浄した。無水硫酸マグネシウム処理後、シリカゲルクロマトグラフィー(溶媒:ジクロロメタン)に付し、中間体5−dを1.84g(収率97%)得た。
・1H−NMR(CDCl3);1.70(s,6H)、5.50(br−s,1H)、7.12−7.43(m,4H)、7.43−7.60(m,1H)、7.60−7.90(m,3H)、8.12(d,1H,J=8.8Hz)
・13C−NMR(CDCl3);26.6, 48.5, 111.5, 117.7, 119.3, 119.5, 122.1, 125.2, 125.9, 126.5, 128.8, 126.9, 134.7, 135.3, 139.4, 147.6, 152.5, 154.9
<中間体5>
・1H−NMR(CDCl3);1.74(s,6H)、7.36−7.59(m,4H)、7.78−7.96(m,3H)、8.02(d,1H,J=8.6Hz)、8.12(d,1H,J=9.2Hz)
・FDMS;392
ベンゾ[a]フルオレン3g(13.9mmol)、塩化ベンジルトリメチルアンモニウム63mg、ジメチルスルホキシド15ml、48%水酸化ナトリウム水溶液 3.6gを100mlナス型フラスコに順次加えた後、ジブロモブタン2.97g(14mmol)を攪拌しながら室温で滴下した。室温で一晩攪拌した後、水、トルエンを順次30mlずつ加えた。反応液を分液ロートに移し、有機層を分液した。得られた有機層は、濃縮後、シリカゲルクロマトグラフィー(溶媒:ヘキサン)により精製することで中間体6−aを単離した。中間体は、そのまま合成例4に記載の方法により臭素化することで、目的とする中間体6を収率51%(ベンゾ[a]フルオレンベース)で単離した。同定は、1H−NMR測定、13C−NMR測定により行った。
・1H−NMR(CDCl3):2.17(br−s,8H)、7.32−7.67(m,5H)、7.91(s,1H)、8.29(d,1H)、8.37(d,1H)、8.74(d,1H)
・13C−NMR(CDCl3):27.56, 39.24, 57.50, 122.69, 122.76, 124.13, 125.71, 126.22, 126.90, 126.95, 127.30, 130.31, 131.24, 133.51, 139.55, 153.21, 155.63
100mlナス型フラスコに、合成例2で得られた中間体1 2.34g(9.57mmol)、三臭化ベンジルトリメチルアンモニウム8.24g(21.1mmol)、酢酸:ジクロロメタン=1:1容量比の混合溶液 37mlを加えた後、室温で塩化亜鉛3.3g(24.2mmol)を少量ずつ添加した。
・1H−NMR(CDCl3):1.53(s,6H)、7.53−7.72(m,4H)、7.90(s,1H)、8.15(d,1H)、8.38(d,1H)、8.64(d,1H)
合成例7で得られた中間体6a 2g(7.3mmol)を原料に、合成例8に準じた臭素化により、目的とする中間体8を2.2g単離した。化合物の同定は、FDMS測定により行った。
・FDMS=428
4−ブロモ−4’−ジフェニルアミノ−1,1’−ビフェニル 5.0g(12.5mmol)をテトラハイドロフラン28mlに溶解し、反応液を−78℃にまで冷却後、n−ブチルリチウム/ヘキサン溶液 13.8mmolを滴下した。1時間同温度で攪拌してから、トリイソプロポキシボラン3.7ml(16.3mmol)を滴下し、さらに30分間攪拌した。その後、反応液の温度を0℃まで戻し、3.5%塩酸水溶液 15mlを加えて、反応を終了した。反応液は、飽和食塩水による洗浄、硫酸マグネシウムによる乾燥後、濃縮した。得られた濃縮物は、カラムクロマトグラフィー(溶媒:トルエン/ヘキサン)により精製することで、白色粉末3.3g(収率72%)を得た。
100mlナス型フラスコに、合成例4で得られた中間体3 3.0g(9.3mmol)をテトラハイドロフラン30mlに加え、反応液を−78℃まで冷却した。その後、n−ブチルリチウム/ヘキサン溶液(10.2mmol)を滴下し、20分間同温度で攪拌し、引続きトリイソプロポキシボラン2.8ml(12.1mmol)を滴下し、再度、同温度で20分間攪拌した。次に、3.5%塩酸水溶液 20mlを加えて反応させ、常法処理の後、対応するボロン酸を白色固体として単離した(2.5g、収率93%)。
・FDMS=612
実施例2(例示化合物A11の合成)
合成例4で得られた中間体3を合成例5で得られた中間体4に代えた以外は、実施例1に準じて反応を行い、目的とする化合物A11を合成した。なお、同定は、FDMS測定により行った。
・FDMS=860
実施例3(例示化合物A4の合成)
100mlナス型フラスコに、合成例6で得られた中間体5 1.0g(5.1mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン1.3g(1当量)、テトラハイドロフラン25ml、酢酸カリウム2.8g、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム115mgを加え、一晩加熱還流した。反応終了後、反応液を室温まで冷却し、トルエン20ml、水30mlを順次加え、有機層を抽出した。得られた有機層を濃縮することで、対応するボロン酸エステルを単離した。次に、得られたボロン酸エステル1.92g(5.1mmol、純度100%として換算)、4,4’−ジブロモ−1,1’−ビフェニル 0.63g(2.05mmol)、テトラハイドロフラン20ml、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム60mg、20重量%水酸化ナトリウム(4.5当量)を加え、加熱還流下、20時間攪拌した。反応液を室温まで冷却後、水20mlを加え、析出してくる沈殿を濾過した。濾過物を水およびメタノールで洗浄することにより、淡灰色の粉末が得られた。昇華精製することにより、黄土色粉末が得られた(収率74%)。FDMS測定により同定し、淡黄色粉末は化合物A4であることを確認した。
・FDMS=638
実施例4(例示化合物B1の合成)
中間体3の代わりに合成例で得られた中間体6 3.23g(9.2mmol)を原料に、実施例1と同様の試薬、溶媒および条件で反応を行い、目的とする例示化合物を淡黄色粉末として1.31g(収率63%)得た。同定は、FDMS測定により行った。
・FDMS=664
実施例5(例示化合物B11の合成)
100mlナス型フラスコに、合成例9で得られた中間体8を1.0g(2.35mmol)、ビフェニルボロン酸0.98g(4.95mmol)、テトラハイドロフラン25ml、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム40mg(0.035mmol)、20%水酸化ナトリウム水溶液 2.3g(11.5mml)を加え、一晩過熱攪拌した。反応液を室温まで冷却後、トルエンおよび水を各々25mlずつ加えた。有機層を分液後、飽和食塩水による洗浄、硫酸マグネシウムによる乾燥の後、シリカゲルクロマトグラフィー(溶媒:トルエン/ヘキサン)による精製および昇華精製を行うことにより、0.94gの例示化合物B11を合成した(収率69%)。なお、同定は、FDMS測定により行った。
・FDMS=574
実施例6(例示化合物C7の合成)
100mlナス型フラスコに、合成例8で得られた中間体7 1.32g(3.28mmol)、合成例10で得られた4’−ジフェニルアミノ−1,1’−ビフェニルボロン酸 3.0g(8.2mmol)をテトラハイドロフランに溶解し、20重量%の水酸化ナトリウム水溶液(4.5当量)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム76mgを滴下し、18時間加熱還流した。室温まで冷却後、トルエン30mlを加えて抽出した。常法処理の後、シリカゲルクロマトグラフィー(溶媒:トルエン/ヘキサン)による精製および昇華精製を行うことにより、淡黄色粉末0.6gを得た(収率21%)。なお、同定は、FDMS測定により行った。
・FDMS=882
337nm励起により積分球を使った蛍光量子効率測定において、例示化合物C7を6%ドープした4,4’−ジ(1−カルバゾイル)ベンジジン薄膜の蛍光量子効率は87%(λmax=443nm)であった。また、ガラス転移温度は153℃であった。
中間体7を合成例9で得られた中間体8に代え、実施例6と同様の操作を行い、例示化合物C1を合成した。
厚さ130nmのITO透明電極を有するガラス基板をアセトン、イソプロピルアルコールで順次超音波洗浄し、次いで、イソプロピルアルコールで煮沸洗浄した後、乾燥した。さらに、UV/オゾン処理したものを透明導電性支持基板として使用した。ITO透明電極上に、銅フタロシアニンを真空蒸着法により25nmの膜厚で成膜した。次に、N,N’−ジフェニル−N,N’−ジ(1−ナフチル)ベンジジンを真空蒸着法により50nmの膜厚で成膜し、正孔輸送層を形成した。次に、例示化合物A1をホスト材、2,5,8,11−テトラ(t−ブチル)ペリレンをドーパント材として、重量比=99:1で共蒸着し、40nmの膜厚を形成した。次に、アルミニウムトリスキノリノール錯体を真空蒸着法により20nmの膜厚で成膜し、電子輸送層を形成した。なお、上記有機化合物の蒸着条件は、真空度1.0×10−4Pa、成膜速度0.3nm/秒の同一条件で成膜した。
実施例8において、化合物A1を2−(t−ブチル)−9,10−ジ(2−ナフチル)アントラセンに代えた以外は、実施例8と同様な素子を作製した。10mA/cm2の定電流密度条件下で駆動させた際の駆動電圧、外部量子効率、電力効率は、各々、7.1V、1.3%、0.95lm/Wであった。
厚さ160nmのITO透明電極を有するガラス基板をアセトン、イソプロピルアルコールで順次超音波洗浄し、次いで、イソプロピルアルコールで煮沸洗浄した後、乾燥した。さらに、UV/オゾン処理したものを透明導電性支持基板として使用した。ITO透明電極上に、N,N’−ジフェニル−N,N’−ジ(1−ナフチル)ベンジジンを真空蒸着法により40nmの膜厚で成膜し、正孔輸送層を形成した。次に、2,7−ビス(1,1’−ビフェニル−4−イル)−9,9’−ビス(1,1’−ビフェニル−4−イル)−9H−フルオレンをホスト材、例示化合物C7をドーパント材として、重量比=94:6で共蒸着し、20nmの膜厚を形成した。次に、4,7−ジフェニル−1,10−フェナントロリンを真空蒸着法により40nmの膜厚で成膜し、電子輸送層を形成した。なお、上記有機化合物の蒸着条件は、真空度1.0×10−4Pa、成膜速度0.3nm/秒の同一条件で成膜した。
例示化合物C7を例示化合物C1に代え、実施例9と同様な素子を作製した。10mA/cm2の定電流密度条件下で駆動させた際の駆動電圧、輝度、外部量子効率、電力効率は、各々、4.8V、320cd/m2、2.7%、1.9lm/Wであった。また、色度は、例示化合物C1と同様に(0.14,0.08)であった。
Claims (6)
- 下記一般式(1)で表される有機化合物。
- 請求項1に記載の一般式(2)または(3)において、R1とR2、R5とR6のいずれかは互いに結合してシクロペンタン環を形成していることを特徴とする有機化合物。
- 請求項3に記載の一般式(4)において、B3,B4の少なくとも一方の末端置換基がアミノ基であることを特徴とする一般式(6)で表される有機化合物。
- 下記一般式(1)で表される、請求項1に記載の有機化合物。
- 請求項1に記載の一般式(1)で表される有機化合物を、有機EL素子の発光層、電子輸送層に使用することを特徴とする有機エレクトロルミネセンス素子。
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