JP5163323B2 - 送風機用バランスウェイトおよびその製造方法 - Google Patents

送風機用バランスウェイトおよびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、送風機のバランス調整に用いられるバランスウェイトおよびその製造方法に関する。
従来、この種のバランスウェイトが特許文献1に記載されている。この従来技術では、板状のバネ材を略U字状に形成し、この略U字状バネ材の一方の対向部を複数箇所、他方の対向部に向かって切り起こすことにより複数個の爪部を形成している。そして、複数個の爪部をブレードに係合させて、ブレードにバランスウェイトを固定している。
これにより、ブレードに固定されたバランスウェイトが1個の爪部を中心として回転するように動いてしまうことを抑制している。
特開2006−336532号公報
しかしながら、上記従来技術では、複数個の爪部を切り起こすために折り曲げる部位が別々に独立しているので、切り起こし成形上の誤差により複数個の爪部の切り起こし高さが異なってしまいやすい。
そのため、実際には、複数個の爪部のうち最も切り起こし高さの高い爪部を中心としてバランスウェイトが回転するように動きやすいという問題がある。また、最も切り起こし高さの高い爪部に荷重が集中して爪部の付け根が疲労破壊しやすいという問題もある。
本発明は上記点に鑑みて、複数個の爪部の切り起こし高さを揃えることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、一対の対向部(241、242)を有するように略U字状に曲げられた板バネ材からなる送風機用バランスウエイトであって、
一対の対向部のうち一方の対向部(241)には、他方の対向部(242)と反対側に向かって仮想線分で折り曲げられた折り曲げ面(243)が形成され、
折り曲げ面(243)は、仮想線分の両端部を起点として他方の対向部に向かって切り起こされた複数個の爪部(244)を有し、
複数個の爪部(244)の先端縁部(244a)は、仮想線分と平行な直線形状を有していることを特徴とする。
これによると、折り曲げ面(243)を仮想線分で折り曲げることで複数個の爪部(244)を同時に切り起こすことができるので、複数個の爪部(244)を切り起こすために折り曲げる部位を同じにすることができる。このため、成形上の誤差の影響を排除して複数個の爪部(244)の切り起こし高さを揃えやすい。
しかも、複数個の爪部(244)の先端縁部(244a)を仮想線分と平行な直線形状にしているので、成形上の誤差の影響をより排除して複数個の爪部(244)の切り起こし高さをより揃えやすい(後述の図5を参照)。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の送風機用バランスウエイトにおいて、複数個の爪部(244)を除く部位に切り欠き(245、246)が形成されていることを特徴とする。
これにより、重量調整を容易に行うことができる。なお、本発明における切り欠きとは、縁部を切り取ってできた切り欠きのみを意味するものではなく、縁部以外を穴状に打ち抜いてできた切り欠きをも含む意味のものである。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の送風機用バランスウエイトにおいて、切り欠き(245)は、他方の対向部(242)のうち複数個の爪部(244)と対向する部位に形成されていることを特徴とする。
これにより、略U字状に曲げ成形する際に複数個の爪部(244)が他方の対向部(242)と干渉してしまうことを回避できる。
請求項4に記載の発明では、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の送風機用バランスウエイトにおいて、他方の対向部(242)の先端部(242a)は、一方の対向部(241)と反対側に向かってラッパ状に曲げられていることを特徴とする。
これにより、取り付け相手部品に対する組み付け性を向上できる。
請求項5に記載の発明では、請求項1ないしのいずれか1つに記載の送風機用バランスウエイトにおいて、複数個の爪部(244)が、一対の対向部(241、242)の両方に形成されていることを特徴とする。
これによると、一対の対向部(241、242)のうちいずれか1つの対向部のみに爪部(244)を形成する場合に比べて、より確実に取り付け相手部品に固定することができる。
請求項6に記載の発明では、請求項5に記載の送風機用バランスウエイトにおいて、一対の対向部(241、242)において、複数個の爪部(244)の位置が互いにずれていることを特徴とする。
これにより、略U字状に曲げ成形する際に一方の対向部側の爪部(244)と他方の対向部側の爪部(244)とが干渉してしまうことを回避できる。
請求項7に記載の発明では、請求項1に記載の送風機用バランスウエイトを製造する送風機用バランスウエイトの製造方法であって、
平たい板ばね材に折り曲げ面(243)をプレス成形にて形成する工程と、
折り曲げ面(243)が形成された板ばね材を、一対の対向部(241、242)を有するように曲げ成形する工程とを備えることを特徴とする。
これにより、請求項1に記載の送風機用バランスウエイトを良好に製造することができる。
請求項8に記載の発明では、請求項3に記載の送風機用バランスウエイトを製造する送風機用バランスウエイトの製造方法であって、
平たい板ばね材に折り曲げ面(243)および切り欠き(245)をプレス成形にて形成する工程と、
折り曲げ面(243)および切り欠き(245)が形成された板ばね材を、一対の対向部(241、242)を有するように曲げ成形する工程とを備えることを特徴とする。
これにより、請求項3に記載の送風機用バランスウエイトを良好に製造することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は第1実施形態による遠心式多翼ファンを有する遠心式送風機の断面図、図2は図1の遠心式多翼ファンにおける要部の斜視図、図3は図1のA部拡大図である。
遠心式送風機は、回転軸11を有する電動モータ1と、この電動モータ1により回転駆動されて空気を吹き出す樹脂製の遠心式多翼ファン(以下、ファンと略す)2と、このファン2を収納するとともに、ファン2から吹き出す空気を集合させる渦巻き状の流路31を有する樹脂製のスクロールケーシング(以下、ケーシングと略す)3とからなる。
ケーシング3には、ファン回転軸方向(以下、軸方向と略す)の一端側に向けて開口した空気の吸入口32が形成されており、この吸入口32の外縁部には、ファン2の内周側に向けて延びて吸入空気を吸入口32に導くベルマウス33が形成されている。
ファン2は、回転軸11の周りに板状のブレード21が多数枚配設されている。このブレード21は、その軸方向一端側端部211すなわち吸入口32側の端部が環状の側板22によって連結されている。また、ブレード21は、その軸方向他端側端部212すなわち反吸入口側端部が主板23によって連結されている。
主板23は、その中心部において回転軸11に結合されており、電動モータ1の駆動力が回転軸11および主板23を介してファン2に伝達される。そして、このファン2は、電動モータ1により回転駆動されることにより、軸方向一端側からファン2内に空気を吸引し、その吸入した空気をファン径方向(以下、径方向と略す)の外側に向かって吹き出すようになっている。
側板22の断面形状は、ブレード21間の空気流路の断面積が径方向の内側から外側に向かって縮小するように、ブレード21間を流通する主流の流線に沿うような形状(略円弧状)に形成されている。
また、側板22は、ブレード21の軸方向一端側端部211よりも軸方向外側に突出する環状の側板第1突出部221を備えている。より詳細には、この側板第1突出部221は、軸方向に延びる円筒形状になっている。そして、ベルマウス33内に側板第1突出部221を配置してラビリンス構造にすることにより、ファン2から吹き出された空気がケーシング3のベルマウス33とファン2の側板22との隙間から吸入口32側に逆流するのを抑制するようになっている。
本実施形態では、回転体であるファン2と電動モータ1の振動を打ち消すために、すなわちバランス調整を行うために、側板第1突出部221にバランスウェイト24を取り付けている。
バランスウェイト24は、略U字状に曲げられた板バネ材からなり、側板第1突出部221を挟み込むようにして吸入口32側から側板第1突出部221に嵌められている。板バネ材の材質としては、SUS、SK5などを選定することができる。
図4はバランスウェイト24の単体図である。バランスウェイト24の一対の対向部のうち第1対向部(一方の対向部)241には、第2対向部(他方の対向部)242と反対側に向かって仮想線分Lで折り曲げられた折り曲げ面243が形成されている。本例では、仮想線分Lがバランスウェイト24の幅方向(図4(a)の左右方向)と平行になっている。
折り曲げ面243は、仮想線分Lの両端部を起点として第2対向部242に向かって切り起こされた2個の爪部244を有している。
図3に示すように、爪部244は、側板22の内周面に係合してバランスウェイト24の脱落を防止する役割を果たす。本例では、爪部244が、側板22の内周面に形成された段差222に係合するようになっている。なお、側板22の段差222は、ファン2に型割面を設定することによって生じる段差である。
図4に示すように、爪部244の先端縁部244aは、仮想線分Lと平行な直線形状を有している。爪部244の先端縁部244aは第2対向部242と所定寸法dだけ離間している。この所定寸法dの公差と、取り付け相手である側板第1突出部221の厚みの公差とで、爪部244の最大たわみ代および最小たわみ代が決まる。
最大たわみ代および最小たわみ代は、次の条件を満たすように設定される。まず、爪部244のたわみが最大になる最大たわみ時において、(1)最大応力がばねとしての許容応力を超えないこと、(2)最大応力発生部位である爪部244の付け根が疲労破壊しないこと、そして、爪部244のたわみが最小になる最小たわみ時において、ファン2の遠心力や振動などを受けても外れない、換言すれば、必要保持力が充分あること、が条件となる。
第2対向部242のうち爪部244と対向する部位には、略半円状の切り欠き245が形成されている。この切り欠き245は、バランスウェイト24の成形時に爪部244が第2対向部242と干渉することを回避する役割と、バランスウェイト24の重量を調整する役割とを果たす。切り欠き245は、略半円状以外の形状(例えば、穴形状)でもよい。
なお、本例では、バランスウェイト24の爪部244が側板22の内周面側に位置しているが、バランスウェイト24の爪部244が側板22の外周面側に位置していてもよい。
また、本例では、バランスウェイト24の第2対向部242が側板第1突出部221に密着しているが、必ずしも側板第1突出部221に密着している必要はない。
また、本例では、バランスウェイト24の折り曲げ面243近傍部位がブレード21間に位置しているが、バランスウェイト24の全体がブレード21間に位置しないようになっていてもよい。すなわち、バランスウェイト24の全体がブレード21よりも軸方向外側に位置していてもよい。
次に、バランスウェイト24の製造手順の一例を簡単に説明する。まず、図5に示すように、平たい板ばね材Wをガイド30にセットし、板ばね材Wをプレス型31で折り曲げることによって2つの爪部244を含む折り曲げ面243を形成する(プレス工程)。なお、ガイド30は、板ばね材Wの幅方向位置(図5の左右方向位置)を規制する役割を果たすものである。図5中、一点鎖線CLはガイド30の幅方向中心を示している。
図示を省略しているが、プレス工程では、板ばね材Wをプレス型で打ち抜くことで切り欠き245も形成する。本例では、プレス工程後に板ばね材Wを所定長さに切断しているが、プレス工程前に板ばね材Wを所定長さに切断しておいてもよい。
そして、爪部244を含む折り曲げ面243および切り欠き245が形成された所定長さの板ばね材Wを略U字状に曲げ成形する。具体的には、板ばね材Wの一方の板面(略U字状のバランスウェイト24の内側になる面)に所定のR形状のついた芯金を当てた状態で板ばね材Wを他方の板面(略U字状のバランスウェイト24の外側になる面)側から押し曲げる(曲げ工程)。
この曲げ工程では、スプリングバックを見込んで板ばね材Wを余分に曲げるのであるが、プレス工程にて切り欠き245を形成しているので、板ばね材Wを余分に曲げても爪部244が第2対向部242と干渉することがない。
図6は、比較例によるバランスウェイト40を示している。この比較例のバランスウェイト40が本実施形態のバランスウェイト24と相違する点は、爪部401の先端縁部401aが仮想線分Lと平行な直線形状を有しておらず、尖っている点のみである。
図7は、比較例のバランスウェイト40を製造手順の一例を示すものであり、上述した図5のプレス工程に対応している。この比較例では、図7(a)に示すように、板ばね材Wの幅方向中心がガイド30の幅方向中心CLと一致していれば、2つの爪部401の切り起こし高さが揃うこととなる。
しかしながら、図7(b)に示すように、板ばね材Wの幅公差等に起因して板ばね材Wとガイド30との間に隙間が生じて板ばね材Wの幅方向中心がガイド30の幅方向中心CLからずれた場合には、爪部401の先端縁部401aが尖っている関係上、2つの爪部401の切り起こし高さが異なってしまう。
これに対し、本実施形態によるバランスウェイト24では、爪部244の先端縁部244aが仮想線分Lと平行な直線形状を有しているので、板ばね材Wの幅方向中心がガイド30の幅方向中心CLからずれた場合であっても、2つの爪部244の切り起こし高さを揃えることができる。
以上のことをまとめると、本実施形態によると、図4の仮想線分Lに示すように、2個の爪部244を切り起こすために折り曲げる部位を同じにしているので、成形上の誤差の影響を排除して2個の爪部244の切り起こし高さを揃えやすい。この点は、比較例も同様である。
そして、比較例にはない本実施形態の優れた効果として、本実施形態では、爪部244の先端縁部244aを仮想線分と平行な直線形状にしているので、爪部401の先端縁部401aが尖っている比較例に比べて、成形上の誤差の影響をより排除して2個の爪部244の切り起こし高さをより揃えやすい。
このようにして2個の爪部244の切り起こし高さが揃えられたバランスウェイト24においては、バランスウェイト24をファン2に取り付けると2つの爪部244にかかる荷重が均等になる。
その結果、ファン2に取り付けられたバランスウェイト24が1つの爪部を中心として回転するように動いてしまうことを抑制できるとともに、1つの爪部に荷重が集中して爪部の付け根の応力が大きくなって疲労破壊してしまうことを抑制できる。
特に、図に示すように側板第1突出部221からベルマウス33までの距離が小さい場合には、バランスウェイト24の位置がずれるとバランスウェイト24がベルマウス33と接触してしまうので、バランスウェイト24が1つの爪部を中心として回転するように動くことを抑制することによりバランスウェイト24がベルマウス33と接触することを抑制でき、実用上の効果が大である。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、爪部244と対向する部位に切り欠き245を形成しているが、本第2実施形態では、図8に示すように、爪部244と対向する部位以外にも切り欠きを形成している。
図8の例では、第2対向部242に穴状の切り欠き246を形成している。このように、バランスウェイト24のうち爪部244を除く部位に適宜切り欠きを形成することによって、バランスウェイト24の重量を調整することができる。
(第3実施形態)
上記第1実施形態では、第2対向部242の先端部(図4では下端部)を平たくしているが、本第3実施形態では、図9に示すように、第2対向部242の先端部242aを第1対向部241と反対側に向かってラッパ状に曲げている。
これにより、バランスウェイト24をファン2に組み付ける際の組み付け性を向上することができる。
(第4実施形態)
上記第1実施形態では、爪部244を含む折り曲げ面243を一対の対向部241、242のうち第1対向部241のみに形成しているが、本第4実施形態では、図10、図11に示すように、爪部244を含む折り曲げ面243を第1対向部241のみならず第2対向部242にも形成している。
図10の例では、第1対向部241と第2対向部242とで爪部244の上下方向位置が互いに同じになっている。これに対し、図11の変形例では、第1対向部241と第2対向部242とで爪部244の上下方向位置が互いにずれているので、略U字状に曲げ成形する際に第1対向部241側の爪部244と第2対向部242の爪部244とが干渉してしまうことを回避できる。
本実施形態によると、爪部244を一対の対向部241、242の両方に形成しているので、バランスウェイト24をより確実に固定することができる。
(第5実施形態)
上記第1実施形態は、第1対向部241を1つの仮想線分Lで折り曲げて第1対向部241に爪部244を2つ形成した例を示したが、本第5実施形態は、図12に示すように、第1対向部241を2つの仮想線分Lで折り曲げて第1対向部241に爪部244を3つ形成した例を示すものである。
このように、一方の対向部を2つ以上の仮想線分Lで折り曲げて一方の対向部に爪部244を3つ以上形成したバランスウェイト24においても、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態では、バランスウェイト24を側板22に取り付けているが、これに限定されるものではなく、バランスウェイト24をブレード21や主板23に取り付けてもよい。
また、上記各実施形態では、本発明を遠心式送風機に用いられるバランスウェイトに適用した例を示したが、これに限定されるものではなく、軸流送風機、貫流送風機等の種々の送風機に用いられるバランスウェイトに本発明を適用可能である。
本発明の第1実施形態による遠心式多翼ファンを有する遠心式送風機の断面図である。 図1の遠心式多翼ファンにおける要部の斜視図である。 図1のA部拡大図である。 第1実施形態のバランスウェイトの単体図である。 第1実施形態のバランスウェイトの製造工程の模式的な平面図である。 比較例のバランスウェイトの単体図である。 比較例のバランスウェイトの製造工程の模式的な平面図である。 第2実施形態のバランスウェイトの単体図である。 第3実施形態のバランスウェイトの単体図である。 第4実施形態のバランスウェイトの単体図である。 第4実施形態の変形例のバランスウェイトの単体図である。 第5実施形態のバランスウェイトの単体図である。
符号の説明
241 第1対向部(一方の対向部)
242 第2対向部(他方の対向部)
243 折り曲げ面
244 爪部
244a 先端縁部
245 切り欠き

Claims (8)

  1. 一対の対向部(241、242)を有するように略U字状に曲げられた板バネ材からなる送風機用バランスウエイトであって、
    前記一対の対向部のうち一方の対向部(241)には、他方の対向部(242)と反対側に向かって仮想線分で折り曲げられた折り曲げ面(243)が形成され、
    前記折り曲げ面(243)は、前記仮想線分の両端部を起点として前記他方の対向部に向かって切り起こされた複数個の爪部(244)を有し、
    前記複数個の爪部(244)の先端縁部(244a)は、前記仮想線分と平行な直線形状を有していることを特徴とする送風機用バランスウエイト。
  2. 前記複数個の爪部(244)を除く部位に切り欠き(245、246)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の送風機用バランスウエイト。
  3. 前記切り欠き(245)は、前記他方の対向部(242)のうち前記複数個の爪部(244)と対向する部位に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の送風機用バランスウエイト。
  4. 前記他方の対向部(242)の先端部(242a)は、前記一方の対向部(241)と反対側に向かってラッパ状に曲げられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の送風機用バランスウエイト。
  5. 前記複数個の爪部(244)が、前記一対の対向部(241、242)の両方に形成されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の送風機用バランスウエイト。
  6. 前記一対の対向部(241、242)において、前記複数個の爪部(244)の位置が互いにずれていることを特徴とする請求項5に記載の送風機用バランスウエイト。
  7. 請求項1に記載の送風機用バランスウエイトを製造する送風機用バランスウエイトの製造方法であって、
    平たい板ばね材に前記折り曲げ面(243)をプレス成形にて形成する工程と、
    前記折り曲げ面(243)が形成された板ばね材を、前記一対の対向部(241、242)を有するように曲げ成形する工程とを備えることを特徴とする送風機用バランスウエイトの製造方法。
  8. 請求項3に記載の送風機用バランスウエイトを製造する送風機用バランスウエイトの製造方法であって、
    平たい板ばね材に前記折り曲げ面(243)および前記切り欠き(245)をプレス成形にて形成する工程と、
    前記折り曲げ面(243)および前記切り欠き(245)が形成された板ばね材を、前記一対の対向部(241、242)を有するように曲げ成形する工程とを備えることを特徴とする送風機用バランスウエイトの製造方法。
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