JP5160897B2 - 横編機の経糸切断・保持方法および装置 - Google Patents

横編機の経糸切断・保持方法および装置 Download PDF

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、針床に並設される編針に緯糸を供給してコース編成を繰返しながら、編針に経糸を挿入可能な横編機の経糸切断・保持方法および装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、緯編地を編成する横編機で、経編地に類似の組織を編成可能とするために、横編機に経糸用の編糸供給装置を設けるようにしている(たとえば、特許第3452639号公報参照。)。この編糸供給装置のような経糸挿入機構では、板状のレースバーに複数の給糸管を着脱可能としておき、レースバーを針床の長手方向に移動させるラッピングと、長手方向に垂直に振るスイングとを行わせて、各給糸管から経糸となる編糸を供給する。スイングは、歯口で編針の上方と下方となるように、2ポジションの間で行われる。レースバーのラッピングで、複数の編針に経糸を供給し、編針で編成を行えば、部分的な緯編地を編成することもできる。レースバーには複数の給糸管を装着することができるので、経糸挿入機構を用いると、編み幅方向を多くの区間に分けて編成する編地を得ることもできる。
横編機では、緯糸となる編糸を、ガーメント単位の編地の編成後に切断を行うカッタ、および端部の保持を行うグリッパが設けられている(たとえば、特許第2547683号公報参照。)。なお、ガーメント単位で編地を切り離す際に、編成された編地の始端と末端とが解れないようにする解れ止め方法も知られている(たとえば、特許第3099304号公報参照。)ので、必要に応じて利用することができる。さらに、新たな編地の編成開始を円滑に行うための編み出し方法も開示されている(たとえば、特公平3−77298号公報参照。)。
経糸挿入機構を備える横編機でも、緯糸については、ガーメント単位の編地を、特許第2547683号公報、特許第3099304号公報、特公平3−77298号公報などに開示されているような、切断・保持と編出し、さらに必要に応じて解れ止めの技術を適用すれば、編糸を切断しながら編成することができる。たとえば、セータの身頃編地などでは、編幅が変化する。一般の身頃編地では、裾幅に比べて肩幅が狭くなるので、編み幅を変化させる成形編みを行う必要がある。また、編地の編み出し時には、歯口の下方へ引き下げる必要があるけれども、編幅が拡大する部分では、充分な引き下げを行うことができない。特に、ガーメント単位の身頃編地が肩幅の編成で終了し、次の身頃編地の裾幅の編成を開始する部分では、ガーメント間にわたって、連続して編成を行うと、引き下げ力を円滑に作用させるために、捨て編みなどを多く行う必要があり、効率が良くない。編糸をガーメント単位で切り離すことによって、新たに編成を開始する編地の編み出しなどの処理を必要としても、総合的には効率よく編地を編成することができる。
しかしながら、経糸挿入機構を備える横編機では、レースバーに複数装着される給糸管から経糸としてそれぞれ供給される編糸を切断して保持する機能は備えられていない。したがって、ガーメント単位で緯糸を切り離しても、経糸で編成する組織が含まれている編地では、複数の経糸は繋がっている状態の編地が編成される。後工程で、編地の切り離しを効率よく行うためには、抜き糸などを用いて編地を編成し、編成後に抜き糸を編地から引き抜いて、編地を切り離す必要がある。
【発明の開示】
【0003】
本発明の目的は、経糸挿入機構から供給する経糸を使用する編地についても、適切に切断および切断後の端糸保持が可能な横編機の経糸切断・保持方法および装置を提供することである。
本発明は、経糸挿入可能な横編機で、経糸を切断・保持する方法であって、
経糸挿入機構による針床の長手方向に垂直なスイング動作と、該長手方向に平行なラッピング動作とで、編地とは異なる被切断部を経糸で形成し、
被切断部を形成した経糸を編針に掛けて保持し、
経糸を保持した後で、被切断部に刃を作用させて切断し、
該方法において、
針床の歯口から離れた位置に、経糸係止部を設け、
前記経糸挿入機構の前記スイング動作を、経糸係止部を越えるところまで可能にしておき、
該経糸係止部に経糸を掛けて前記被切断部を形成することを特徴とする経糸挿入可能な横編機の経糸の切断・保持方法である。
また本発明において、複数のガーメントの編地を連続して編成する際には、
前記被切断部をガーメント間に形成することを特徴とする。
また本発明において、前記ガーメント間に前記被切断部を形成する前には、編針から編地を払うことを特徴とする。
また本発明において、前記被切断部を、編地の上部または編針と経糸係止部との間で往復するように形成し、往復状態の被切断部の一方を切断する際には前記刃で切断し、該一方の切断後で張力が低下した他方の被切断部に対しては、該刃での切断を防ぐことを特徴とする。
さらに本発明は、歯口から離れた位置に立設され、針床の長手方向に配列される複数の突起と、
歯口付近での編針に経糸を掛ける2ポジションに加え、突起に経糸を掛けるところまで、少なくともこれらの3ポジションのスイング動作、および針床の長手方向のラッピング動作が可能で、少なくとも1つの突起に経糸を掛けて、被切断部を形成する経糸挿入機構と、
経糸挿入機構によって被切断部が形成された経糸を、針床の編針に掛けて保持する保持手段と、
該被切断部の経糸を切断する切断手段とを、含むことを特徴とする経糸挿入可能な横編機の経糸の切断・保持装置である。
【図面の簡単な説明】
[0004]
本発明の目的、特色、および利点は、下記の詳細な説明と図面とからより明確になるであろう。
図1は、本発明の実施の一形態としての横編機の主要部分の側面断面図である。
図2は、図1の横編機の概略的な正面図である。
図3は、図1の給糸管が後側の針床6a上の中間位置(0)に位置している状態を示す側面断面図である。
図4は、図1の給糸管が歯口からさらに離れて、後針の床側6aの奥の位置(−)に存在している状態を示す側面断面図である。
図5は、図1の給糸管から供給する経糸が突起よりも手前側になるようにしてから、レースバーを中間位置(0)にスイングさせている状態を示す側面断面図である。
図6は、図1の給糸管を前の針床6b側の位置(+)にスイングさせ、経糸を編針7aの針幹に掛けることが可能になっている状態を示す側面断面図である。
図7は、図1の給糸管が中間位置(0)となるようにスイングさせ、編針7bを歯口から後退させている状態を示す側面断面図である。
図8は、図1の刃を備える切断手段としての構成を示す正面図である。
図9は、図8の切断手段の右側面断面図である。
図10は、図8の案内部材およびばねの形状を示す正面図である。
図11A〜図11Cは、図3〜図7で被切断部を形成する動作と、図7以降で、経糸を編針7bに掛けて保持部を形成する動作とを示す図である。
図12Aおよび図12Bは、往復する被切断部を1つの突起を使用して形成する例を示す図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
以下図面を参考にして本発明の好適な実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の一形態としての横編機1の概略的な構成を、主要部分の側面断面で示す。横編機1には、特許第3452639号公報に開示されているような経糸挿入機構2が備えられ、図示を省略しているレースバーに装着される複数列の給糸管3a,3b,3c,3dから経糸4を歯口5に供給することができる。なお、各列の給糸管3a,3b,3c,3dは、紙面に垂直な方向のラッピング動作は独立に行うことができ、紙面に平行な方向のスイング動作は連動して行われる。
横編機1では、歯口5を挟んで針床6a,6bが対向する。針床6a,6bは、長手方向が紙面に垂直となり、歯口5内の鉛直面5aに関して、面対称となるように配置される。各針床6a,6bには、複数のニードルプレート6cが長手方向に一定の間隔で立設され、ニードルプレート6c間に形成される針溝に、編針7a,7bがそれぞれ収容され、先端を歯口5に進退させる摺動変位が可能となっている。各針床6a,6bが歯口5に臨む部分には、シンカー8a,8bも設けられる。編針7a,7bが歯口5に進退する動作は、針床6aの長手方向に往復移動可能なキャリッジ9に搭載されるカム機構によって駆動される。カム機構は、編針7aの基端側に連結されるニードルジャック10のバット11を案内して、編針7aが歯口5に進退するような摺動変位を生じさせる。歯口5の上方からは、図示を省略しているヤーンフィーダなどの給糸部材が緯糸となる編糸を編針7aの先端のフックに供給する。フックに編糸が供給される編針7aを歯口5から針床6aに引き込むと、フックの部分には編目のニードルループが形成され、シンカー8aにはシンカーループが形成される。図示を省略しているけれども、針床6b側にも同様なキャリッジによる編針7bの駆動機構が設けられ、歯口5で供給される緯糸による編地の編成を行うことができる。
また、一方の編針7aに目移し片12を設け、目移し片12に編目を保持する状態で、一方の編針7aを歯口5に進出させて、目移し片12を歯口5に進出させ、他方の編針7bを歯口5に進出させて、そのフックを目移し片12に保持する編目に掛けるようにすれば、編目を針床6a側の編針7aから針床6b側の編針7bに移すことができる。図示を省略しているけれども、針床6b側の編針7bにも目移し片12が設けられ、編針7b側から編針7a側への目移しも可能である。なお、編針7a,7bとしてはべら針を示しているけれども、複合針を使用することもできる。複合針では、スライダで目移しを行わせるようにすることもできる。
以上で説明している各列の給糸管3a,3b,3c,3d、針床6a,6b、編針7a,7b、およびシンカー8a,8bは、総称するときは、給糸管3、針床6、編針7およびシンカー8のように、添え字a,b,c,dなしで示す。
経糸挿入機構2は、たとえば前側である針床6b側の編針7bが歯口5に進出している状態で、その先端のフックに経糸4を掛けるように、スイングおよびラッピングを行う。従来の経糸挿入機構2では、図に示す後側の針床6a上方の位置と、図6に示す前側の針床6bの上方の位置との間で、2ポジションのスイング動作を行う。本実施形態の経糸挿入機構2では、後述するが図4に示すように、針床6a側で、さらに歯口5から離れる奥に、3番目のスイング動作のポジションを設けている。針床6aでは、ニードルプレート6cを押さえる帯金6d上に、突起13を立設させる。突起13の位置は、歯口5からは離れており、従来からの2ポジションのスイング動作では経糸を掛けることができない。経糸挿入機構2では、各列の給糸管3a,3b,3c,3dに、突起13の位置を越える3番目のポジションまでのスイング動作を可能にしている。突起13は、針床6aの長手方向に沿って、間隔をあけて複数設けられる。給糸管3が3番目のポジションまでスイング動作を行い、ラッピング動作を組み合わせると、歯口5と突起13との間に経糸4を掛け渡し、往復する被切断部14を形成することができる。
経糸4の被切断部14に対しては、刃15を作用させて切断を行うことができる。たとえば、刃15はホルダ16に設けられ、ホルダ16を軌道17に沿って移動可能にしておく。軌道17は、針床6aの長手方向に平行に設ける。ホルダ16に備えられるローラ18a,18bは、軌道17を挟むようにして、ホルダ16を移動可能に支持する。軌道17は、針床6aでキャリッジ9の走行を案内する軌道19の端部に設けられる支柱20によって支持される。
なお、経糸係止部としての突起13は、単一の部品で、ピアノ線を挿通させ、帯金6d上にかしめて固定している。帯金6d上に単一の部品として固定するのではなく、ニードルプレート6cから延出させて一体に形成することもできる。また、ニードルプレート6c間に収容するスペーサなどの板状の部材から延出させて突起13を形成させることもできる。さらに、経糸係止部は、突起13以外にも、進退・出没するような部材、または経糸を把持可能な構成等、種々のものを利用することができる。
図2は、横編機1の全体的な構成を簡略化して正面側から示す。図1の針床6bが前側の針床となり、切断手段となる刃15、ホルダ16および軌道17は、後側の針床6aに設けられる。針床6a,6b間の歯口5の上方には、糸道レール21が架設され、キャリッジ9によって連行されるヤーンフィーダ22から緯糸となる編糸を供給することができる。経糸挿入機構2は、レースバー23に複数の給糸管3を装着し、スイング軸24まわりの揺動変位によるスイング動作と、スイング軸24の軸方向への変位によるラッピング動作とが可能である。キャリッジ9および経糸挿入機構2の動作による編地の編成中、切断手段は、針床6の長手方向の一端側で待機する。編地の編成が終了すると、図1の被切断部14の形成と、後述するような端糸処理とが行われ、切断手段を移動させて、刃15で被切断部14を切断する。このような経糸4の処理動作は、コントローラ25による制御下で行われる。なお、糸道レール21複数設けられ、各糸道レール21にはそれぞれ複数のヤーンフィーダ22を設けることが可能であり、またレースバー23も複数設けられるけれども、説明の便宜のため、それぞれ1つずつで示す。
図3〜図7は、図1の横編機1で経糸4を切断して保持する動作を、主要部の側面断面で示す。4列の給糸管3a,3b,3c,3dは、必ずしも全部を使用するとは限らないけれども、説明の便宜上、全部の位置を示す。なお、経糸挿入機構2から給糸される経糸4を用いる編地の編成は終了し、編地は前側の針床6bの編針7bから払い落とされている状態とする。ただし、払いはいつでも可能である。被切断部14を形成して保持してから切断し、後から払うようにすることもできる。また、編地の編目を、前側の針床6bの編針7bで保持している状態から、後側の針床6aの編針7aに目移しした後、被切断部14を形成して端糸を保持することもできる。
図3は、給糸管3が後側の針床6a上の中間位置(0)に位置している状態を示す。突起13は、中間位置(0)よりも歯口5から離れている位置から立設される。たとえば、給糸管3aから経糸4を編地に供給している場合、歯口5の下方に垂れ下がる編地からの経糸4が給糸管3aに連なる。図4は、レースバーをスイング動作でさらに振って、給糸管3が歯口5からさらに離れて、後側の針床6a上方の奥の位置(−)に存在している場合を示す。給糸管3は、突起13の位置よりも針床6aの奥まで揺動するので、ラッピング動作を組み合わせれば、経糸4を突起13に引っ掛けることもできる。これによって、図1の被切断部14のうちの一方となる方の経糸4を、歯口5の下方に垂れ下がる編地の上部と突起13とに張り渡すことができる。なお、編目の払いが行われていなければ、編目を保持する編針7bと突起13との間に被切断部14の一方となる経糸4を張り渡すことになる。
図5は、レースバーを図の手前側にラッピングし、給糸管3から供給する経糸4が突起13よりも手前側になるようにしてから、レースバーを中間位置(0)にスイングさせている状態を示す。キャリッジの通過で、前側の針床6bからは、編針7bが歯口5に進出する。図6は、給糸管3を前側の針床6b上方の位置(+)にスイングさせ、経糸4を編針7bの針幹に掛けることが可能になっている状態を示す。図7は、レースバーを図の奥側にラッピングし、給糸管3が中間位置(0)となるようにスイングさせ、キャリッジを走行させて、編針7bを歯口5から後退させている状態を示す。編地および編針7bの先端と突起13との間に、経糸4が往復する被切断部14が形成されている。被切断部14では、図4で形成される編地から突起13までの経糸4と、図7で形成される突起13から編針7bの先端までの経糸4とは、図4と図5との間のラッピング動作で給糸管3が変位する距離の範囲内に存在する突起13の最大間隔だけ、紙面に垂直な方向の間隔があいている。したがって、図1のように、刃15を作用させて切断する場合、図2で示すような位置で待機する刃15に近い側の被切断部14の経糸4のみを切断することができる。
以下、前側の針床6b上方の位置(+)へのスイングを、「スイング(+)」と表記する。また、中間位置(0)へのスイングを、「スイング(0)」と表記する。後側の針床6a上方の奥の位置(−)へのスイングを、「スイング(−)」と表記する。
図8および図9は、図1の刃15を備える切断手段としての構成を示す。図8は正面から見る構成、図9は側方から断面を見る構成をそれぞれ示す。ただし、図9では、ホルダ16を簡略化して示す。ホルダ16は、ローラ18a,18bによって軌道17を上下で挟んで支持され、軌道17側に設けられるワイヤ26に引っ張られて、軌道17に沿う移動を行うことができる。ワイヤ26の駆動は、軌道17の一端で行われる。軌道17に対するワイヤ26の相対的な移動は、ワイヤ26が掛けられているプーリ27を回転させる。プーリ27には、同軸に歯車28が設けられ、プーリ27とともに回転する。歯車28は径が大きい歯車29と噛合する。歯車29は、径が小さい歯車30と噛合する。歯車28,29,30は、同一のモジュールであり、相互に噛み合うことが可能である。歯車30の径は、歯車28の径より小さいので、歯車30は歯車28よりも高速で回転する。歯車30の回転軸には、丸刃状の刃15が設けられ、歯車30とともに回転する。
なお、刃15は回転する丸刃ではなくてもよい。静止した刃、往復動する刃、または超音波振動する刃などを用いることができる。熱線またはレーザ光などで焼き切ることもできる。刃15のように、専用の軌道17を、ワイヤ26で外部から牽引して走行させるばかりではなく、ホルダ16に駆動源を搭載して、自走させることも可能である。また、軌道17に代えて、糸道レール21などを利用することもできる。さらに、刃をキャリッジ9に搭載しておいたり、キャリッジ9が選択的に連行するようにして、切断が必要となる時に作用させて、被切断部14を切断するようにしてもよい。
図10は、案内部材31およびばね32の形状を示す。経糸4の切断は、回転する刃15を図1のように被切断部14に移動させ、待機位置に近い側の経糸4を切断する。被切断部14には待機位置から離れる側の経糸4も存在しているけれども、近い側の経糸4を切断して経糸4の張力が減少した後では、刃15に待機位置から離れる側の経糸4が掛からないようにするために、案内部材31が設けられる。案内部材31は、ホルダ16に対して相対的に揺動変位可能であり、ばね32で刃15から遠ざかる側に付勢されている。ばね32の付勢力は、被切断部14で経糸4が往復している状態での張力よりも弱くしておく。したがって、被切断部14の経糸4の最初の切断の際には、経糸4の張力がばね32の付勢力よりも勝り、経糸4は案内部材31を押し退けて、経糸4は刃15に掛かり、切断される。被切断部14で往復する経糸4の一方である待機位置に近い側の経糸4が切断されると、経糸4の張力は低下してほとんど消失し、案内部材31はばね32の付勢で元の状態に戻る。次に刃15が被切断部14の経糸4の残部である待機位置から遠い側の経糸4に達しても、経糸4の張力が弱くなって、ばね32の付勢力の方が大きくなるので、経糸4は案内部材31を押し退けることができず、案内部材31が壁となり、経糸4は刃15に掛からなくなる。
なお、ばね32で付勢される案内部材31は、必ずしも必要とは限らない。ただし、ワイヤ26を高速で駆動する高速移動の場合、または被切断部14で往復する経糸4の間隔が狭い場合には有効である。
図11A〜図11Cは、図3〜図7で被切断部14を形成する動作と、図7以降で、経糸4を編針7bに掛ける動作とを示す。図11Aに示すように、突起13は、後側の針床6a上で歯口5から離れた位置に、たとえば編針6aの4本に1つの割合で、間隔をあけて設けられる。編地の編成を終了した後、給糸管3を、図3に示す中立位置(0)から図4に示す奥の位置(−)までのスイング(−)を行って往路の被切断部14aとなる経糸を形成する。次に、図5に示すようなラッピング動作とスイング動作とで突起13の背後に回る経糸4aを供給する。さらに、図5に示すような、奥の位置(−)から中立位置(0)までのスイング(0)の動作で、復路の被切断部14bとなる経糸を形成する。復路の被切断部14bが形成されると、給糸管3は図6と図7との間のスイング動作、および編針へのラッピング動作、ならびに編針の編成動作で、被切断部14の経糸4の切断後も端糸の先端を保持可能にすることができる。
図11Bに示すように、端糸を保持するための保持部40は、復路の被切断部14bが形成される位置の近傍で、前側の針床6bの編針7bを使用して、たとえば複数回、8の字状に経糸4を係止させて編成する。たとえば、3本の編針A,B,Cが存在すると、Bの編針を1本あけた編針A,C間に形成される。
たとえば前側の針床6bに設けられるキャリッジ9に、編針7bを駆動するカムが3システム搭載されている場合に、中央を通常の編成または目移し用のカムとし、両側を経糸用のカムとする。保持部40を編成する第1の動作では、A,B,Cの編針には、編目が掛かっておらず、キャリッジ9を右方に走行させ、3番目のカムシステムS3で編針Aを歯口に進出させる。次に、第2の動作では、レースバーのスイング(+)後のラッピングで、給糸管3を編針Aの左方から編針Cの右方まで移動させ、スイング(0)で編針Aの針幹に経糸4を掛ける。第3の動作では、キャリッジを右方から左方に走行させて、1番目のカムシステムS1で編針Aを引き込み、3番目のカムシステムS3で編針Cを歯口に進出させる。第4の動作では、レースバーのスイング(+)後のラッピングで、給糸管3を編針Cの右方から編針Aの左方に移動させ、スイング(0)で編針Cの針幹に経糸4を掛ける。
第5の動作では、キャリッジを左方から右方に走行させて、1番目のカムシステムS1で編針Cを引き込み、3番目のカムシステムS3で編針Aを歯口に進出させる。編針Aの進出で、第3の動作で編針Aを引き込むことで編針Aのフックに形成される経糸4による編目は、フックから後退して針幹側に残る。第6の動作では、レースバーのスイング(+)後のラッピングで、給糸管3を編針Aの左方から編針Cの右方に移動させ、スイング(0)で編針Aの針幹に経糸4を掛ける。第7の動作では、キャリッジを右方から左方に移動させて、1番目のカムシステムS1で編針Aを引き込み、3番目のカムシステムS3で編針Cを歯口に進出させる。編針Cの進出で、第5の動作で編針Cを引き込むことで編針Cのフックで形成される経糸4による編目は、フックから後退して針幹側に残る。編針Aは、針幹に第6の動作で掛けられた経糸4を引き込んで編目を形成し、第5の動作で針幹側に残っている編目は、ノックオーバして編針Aから離脱する。
第8の動作では、レースバーのスイング(+)後のラッピングで、給糸管3を編針Cの右方から編針Aの左方に移動させ、スイング(0)で編針Cの針幹に経糸4を掛ける。第9の動作では、キャリッジを左方から右方に移動させて、1番目のカムシステムS1で編針Cを引き込み、3番目のカムシステムS3で編針Aを歯口に進出させる。編針Aの進出で、第7の動作で編針Aを引き込むことで編針Aのフックに形成される経糸4による編目は、フックから後退して針幹側に残る。編針Cは、針幹に第8の動作で掛けられた経糸4を引き込んで編目を形成し、第7の動作で針幹側に残っている編目は、ノックオーバして編針Cから離脱する。
次に、第10の動作では、レースバーのスイング(+)後のラッピングで、給糸管3を編針Aの左方から編針Aの右方に移動させ、スイング(0)で編針Aの針幹に経糸4を掛ける。次に、第11の動作で、キャリッジを右方から左方に走行させ、1番目のカムシステムS1で編針Aを引き込み、第9の動作で、針幹側に残した編目をノックオーバさせる。
図11Cは、前側の針床6bで1本あけた編針A,Cに対して、A→C→A→C→Aの順で経糸4を掛け、8の字に経糸4を編針A,Cに掛けて編成する保持部40を形成した状態を示す。なお、保持部40と同様な機能は、8の字状ではなく、単に巻き付けるだけでも実現することができる。また、針本数および間隔はこれに限らない。1本の編針に対して、複数回巻き付けて保持することもできる。
図11Cでは、被切断部14を形成した後で、図11Bに示す保持部40を形成し、図2に示す刃15の待機位置に近い側の復路となる被切断部14bの経糸を切断する。往路となる被切断部14aに連なる編地41がたとえばガーメント単位で編成を終了し、編針から払われていれば、復路となる被切断部14bの切断で、突起13の背後に回る経糸4aと往路となる被切断部14aとからなる被切断部14の残部は、編地41に引かれて歯口5の下方に落下する。復路となる被切断部14bで切断された給糸管3側の経糸4は、保持部40で編針A,Cに保持される。
編地41に近い、往路となる被切断部14a側を切断し、復路となる被切断部14b側を残すこともできる。ただし、突起13の背後に回る経糸4aと復路となる被切断部14bが保持部40の前に残ってしまう。復路となる被切断部14b側を切断すれば、編地41の落下で、切断後の長い端糸が編地41とともに落下し、保持部40側には短い端糸しか残らず、邪魔にならないようにすることができる。
図12Aおよび図12Bは、往復する被切断部14を1つの突起13を使用して形成する例を示す。図12Aは、往路となる被切断部14aと復路となる被切断部14bとの間隔が狭い場合を示す。図12Bは、復路となる被切断部14bを、突起13と編針7bとの距離が大きくなるように形成し、往路となる被切断部14aとの間隔を大きくしている状態を示す。図12Aのように間隔が狭くても、低速にしたりして刃15の移動の精度を高めれば、一方の被切断部14のみを切断することができる。
経糸4を切断した後で、連続して次のガーメントの編地を編成する場合は、保持部40に続いて、編出し編成を行う。保持部40は、編出しの捨て編み部分に編み込まれ、続いて実際に次のガーメントの編地になる部分が編成される。
以上のように、経糸4の挿入が可能な横編機1で、経糸挿入機構2による針床6の長手方向に垂直なスイング動作と、長手方向に平行なラッピング動作とで、経糸4に針床6の長手方向と間隔をあけて往復して交差する被切断部14を形成する。被切断部14を形成した経糸4を複数の編針7に掛けて保持する。保持した被切断部14に対し、針床6の長手方向に移動する刃15を作用させて経糸4を切断する。被切断部14の切断箇所から経糸挿入機構2側に存在する経糸4は、1または複数の編針7に掛けられて保持される。次に経糸4を使用する編成は、先端を保持する状態で開始することができる。
以上のような、被切断部14および保持部40の形成は、ガーメント毎に切断・保持する場合に行うことができる。所望の編地のガーメント単位での編成が終了すると、緯糸による1コース以上の編成での捨て編みおよび解れ止めの処理を行った後、編地の編目を保持している編針に対して給糸なしでニット動作を行わせて、編針から編目を払う。ただし、編成中と同様に、巻下げローラなどの編地引き下げ装置で編地を挟んだままとして、編地の歯口での引き下げを継続する。編針から編目を払うことによって、給糸管3からの経糸4は、歯口5の下方で、かつ巻下げローラの上方に位置する編地に渡る状態で、垂れ下がる。図11Aに示すようなレースバーのスイング(−)→ラッピング(振り)→スイング(0)によって、経糸4を突起13に巻き付けて被切断部14を形成する。経糸4には、編地から突起13へ延びる往路の被切断部14aと、突起13から給糸管3へ延びる復路の被切断部14bとが形成される。以下、保持部40を形成し、復路の被切断部14bを刃15で切断する。往路の被切断部14aに連なる編地は、巻下げローラで排出される。編地から往路の被切断部14aおよび突起13の背後に回る経糸4aと、復路の被切断部14bで切断された経糸4の残りは、歯口5から落下する。復路の被切断部14bでの切断箇所よりも保持部40側の経糸4と、保持部40から給糸管3に渡る経糸4とは残る。この状態から、編み出しを経て、次のガーメントの編地を編み出すことができる。
すなわち、往復する被切断部14を形成する経糸4には張力が掛かっている。被切断部14で往復する経糸4の一方を切断すれば、他方の経糸4の張力は低下する。一方の経糸4の切断後で張力が低下した他方の経糸4に対しては、刃15での切断を防ぐので、被切断部14を往復して形成する経糸4の一方のみを切断し、他方は切断しないようにすることができる。往復する被切断部14の両方を切断すると、短い端糸が分離して、糸屑となって編地に付着するようなおそれがある。しかしながら、本実施形態においては被切断部14の残部は切断しないので、糸屑の発生を防ぐことができる。
また、ガーメント単位の編地の編成中でも、経糸4を使用して編成する領域がコース方向に離れている場合、領域間に渡り糸が生じる。経糸4を使用する1つの領域の編成が終了すると、編目の払いを除いて、ガーメント間と同様な端糸処理を行うようにすれば、渡り糸を切断することができる。渡り糸が残存していると、編地編成後の後工程で除去しなければならなくなるので、後工程で必要となる手間を削減することができる。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形態で実施できる。したがって、前述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、本発明の範囲は特許請求の範囲に示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。さらに、特許請求の範囲に属する変形や変更は全て本発明の範囲内のものである。
【産業上の利用可能性】
【0006】
本発明によれば、経糸挿入機構による針床の長手方向に垂直なスイング動作と、長手方向に平行なラッピング動作とで、経糸に編地とは異なる被切断部を形成し、被切断部を形成した経糸を編針に掛けて保持することができる。経糸を保持した後で、被切断部に刃を作用させて経糸を切断すると、切断箇所から経糸挿入機構側に存在する経糸は、編針に掛けられて保持されるので、切断後の端糸を適切に保持することができる。次に経糸を使用する編成は、先端を保持する状態で開始することができる。
また本発明によれば、経糸挿入機構のスイング動作を、歯口から離れた位置に立設する経糸係止部を越えるところまで可能にしておき、経糸を経糸係止部に掛けて被切断部を形成して、経糸についての切断および保持を行うことができる。
また本発明によれば、複数のガーメントの編地を連続して編成する際に、被切断部をガーメント間に形成して、編地を切り離し、糸端を保持することができる。
また本発明によれば、被切断部を形成する前に編地の編成と緯糸の切断とが終了していれば、編目を払うことによって、被切断部の経糸には編地を落下させる張力が掛かる。被切断部の経糸を切断しても、経糸挿入機構側の経糸は編針で保持され、切断された経糸の被切断部の残部からは張力が低減され、編地に引っ張られて、編地とともに落下する。
また本発明によれば、往復するように形成される被切断部の経糸には張力が掛かっているけれども、被切断部の一方を切断すれば、他方の経糸の張力は低下する。張力が低下した他方の経糸に対しては、刃での切断を防ぐので、被切断部を往復して形成する経糸の一方のみを切断し、他方は切断しないようにすることができる。往復する被切断部の両方を切断すると、短い端糸が分離して、糸屑となる。一方を切断して他方を切断しないことで、糸屑の発生を防ぐことができる。
さらに本発明によれば、編地の編成後に、経糸挿入機構による針床の長手方向に垂直な3ポジションのスイング動作と、針床の長手方向に平行なラッピング動作とで、歯口から離れた位置に立設される突起に経糸を掛けて被切断部を形成し、被切断部を形成した経糸を編針に掛けて保持することができる。経糸を編針に掛けてで保持した後で、被切断部の経糸を、切断手段によって切断することができる。切断箇所から経糸挿入機構側に存在する経糸は、編針に掛けられて保持されるので、切断後の端糸を適切に保持することができる。次に経糸を使用する編成は、先端を保持する状態で開始することができる。

Claims (5)

  1. 経糸挿入可能な横編機で、経糸を切断・保持する方法であって、
    経糸挿入機構による針床の長手方向に垂直なスイング動作と、該長手方向に平行なラッピング動作とで、編地とは異なる被切断部を経糸で形成し、
    被切断部を形成した経糸を編針に掛けて保持し、
    経糸を保持した後で、被切断部に刃を作用させて切断し、
    該方法において、
    針床の歯口から離れた位置に、経糸係止部を設け、
    前記経糸挿入機構の前記スイング動作を、経糸係止部を越えるところまで可能にしておき、
    該経糸係止部に経糸を掛けて前記被切断部を形成することを特徴とする経糸挿入可能な横編機の経糸の切断・保持方法。
  2. 複数のガーメントの編地を連続して編成する際には、
    前記被切断部をガーメント間に形成することを特徴とする請求項1記載の経糸挿入可能な横編機の経糸の切断・保持方法。
  3. 前記ガーメント間に前記被切断部を形成する前には、編針から編地を払うことを特徴とする請求項2記載の経糸挿入可能な横編機の経糸の切断・保持方法。
  4. 前記被切断部を、編地の上部または編針と経糸係止部との間で往復するように形成し、往復状態の被切断部の一方を切断する際には前記刃で切断し、該一方の切断後で張力が低下した他方の被切断部に対しては、該刃での切断を防ぐことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の経糸挿入可能な横編機の経糸の切断・保持方法。
  5. 歯口から離れた位置に立設され、針床の長手方向に配列される複数の突起と、
    歯口付近での編針に経糸を掛ける2ポジションに加え、突起に経糸を掛けるところまで、少なくともこれらの3ポジションのスイング動作、および針床の長手方向のラッピング動作が可能で、少なくとも1つの突起に経糸を掛けて、被切断部を形成する経糸挿入機構と、
    経糸挿入機構によって被切断部が形成された経糸を、針床の編針に掛けて保持する保持手段と、
    該被切断部の経糸を切断する切断手段とを、含むことを特徴とする経糸挿入可能な横編機の経糸の切断・保持装置。
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