JP5160598B2 - 車載端末及びその車載端末でのペアリング方法 - Google Patents

車載端末及びその車載端末でのペアリング方法 Download PDF

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この発明は、携帯端末のペアリング(登録)処理を行う車載端末及びその車載端末でのペアリング方法に関する。
近時、ZigBee(ZIGBEEとして登録商標、以下同様)やBluetooth(登録商標、以下同様)等の近距離無線通信方式が提案され、例えば、車両に搭載された車載端末と、乗員が所持する携帯電話等の携帯端末との間での無線通信の利用に供されている。
上記の近距離無線通信機能を有する携帯端末を車載端末で最初に使用する際には、車載端末の接続相手、すなわち前記携帯端末を特定するためのペアリングと呼ばれる操作・処理が必要とされている。
特許文献1には、車載端末の起動時に、当該車載端末のEEPROM等に前記携帯端末(特許文献1では、公衆回線端末と称している。)の登録情報が記憶されていない場合、車載端末が、登録待ち状態に移行することが開示されている。
また、特許文献1には、この登録待ち状態の間に、車載端末が、携帯端末からの登録要求信号を受信したとき、所定のリンクキーを入力して送信するよう要求する画面を車載端末の表示器に表示してユーザに知らせるとともに携帯端末に対してリンクキーの送信要求信号を送信すると記載されている。そして、携帯端末からリンクキーを受信すると、車載端末は、受信したリンクキーが所定のリンクキーと一致した場合に、携帯端末の近距離無線通信用アドレスとネームとをリンクキーに併せて登録し(記憶部に記憶し)、登録終了信号を携帯端末に送信すると記載されている。このようにして携帯端末と車載端末との間でのペアリングがなされると記載されている。
特開2005−142663号公報([0024]、[0038]、[0039]、[0040]、[0044]、[0045]、[0046])
ところで、上記した従来技術においては、車載端末(ハンズフリー通話装置)の起動時に、車載端末のEEPROM等に携帯端末の登録情報が記憶されていない場合、前記車載端末の動作状態が登録待ち状態に変更される(特許文献1の段落[0038]、[0039]、[0040])。
そして、この登録待ち状態のときに、ユーザによる携帯端末の所定の操作に基づき携帯端末から送信される登録要求信号を所定時間(特許文献1の[0040])内に車載端末が受信しなかった場合には、未登録のまま処理が終了される(特許文献1の[0044])。すなわち、ペアリングが不成功裏に終了するという問題がある。
その上、ユーザが、携帯端末を操作して、車載端末の近距離無線通信方式に対応する、Bluetooth等の近距離無線通信方式のメニューを探し出し、探し出した後、前記登録要求信号を送信させるまでの操作を行うことは、一般には、操作の階層が深く、かつ前記携帯端末の表示器に表示される用語等が専門的であることから手間のかかる作業である。
すなわち、上記した従来技術においては、携帯端末の近距離無線通信方式のメニューが探し難いということ等を原因として、ユーザにとってペアリング処理の負担が大きく手間もかかるという問題がある。
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、携帯端末と車載端末との間でのペアリング処理を成功裏に終了させる可能性を高くする車載端末及びその車載端末でのペアリング方法を提供することを目的とする。
この発明に係る車載端末は、携帯端末との間で近距離無線通信のペアリングを行う車載端末であって、ペアリング処理開始のトリガを検出すると、前記携帯端末のサーチを行うサーチモードを開始し、前記サーチモードにて前記携帯端末が検出できなかった場合に、前記携帯端末からのサーチを待ち受ける待受モードに移行することを特徴とする。
例えば、ユーザにより、車載端末上のオフフックボタン等が押された際に、ペアリング端末(登録済端末)が存在しないこと等を原因として、車載端末がペアリング処理開始のトリガを検出すると、車載端末は、イニシエータとして携帯端末(この場合、ターゲット)のサーチを行うサーチモード(アクティブペアリングモード)を開始し、このサーチモードで前記携帯端末が検出できなかった場合には、車載端末が、自動的に、前記携帯端末をイニシエータ(従って、車載端末をターゲット)として前記携帯端末からのサーチを待ち受ける待受モード(パッシブペアリングモード)に移行するようにしたので、ペアリング処理が成功裏に終了する可能性が高くなる。
よって、車載端末がサーチモードを開始したときに、電源がオン状態の携帯端末がターゲットに設定されている場合には、車載端末が携帯端末をサーチするサーチモード(アクティブペアリングモード)でペアリングが成功する。
また、車載端末がサーチモードを開始したときに、電源がオン状態の携帯端末の近距離無線通信機能がオフ状態等である場合には、ユーザが携帯端末において、当該携帯端末からサーチを行う(携帯端末をイニシエータとする)操作を行うことで、車載端末の上記待受モード(パッシブペアリングモード)でペアリングが成功する。
さらに、車載端末がサーチモードを開始したときに、携帯端末の電源がオフ状態である場合には、携帯端末の電源をオン状態としたときに上記サーチモード又は上記待受モードのいずれかでペアリングが成功する確率が高い。
このように、この発明に係る車載端末は、ペアリング処理開始のトリガを検出したとき、待受モードに移行する前にサーチモードで携帯端末のサーチを開始するようにしたので、携帯端末と車載端末との間でのペアリング処理を成功裏に終了させる可能性を高くすることができる。
なお、携帯端末の近距離無線通信機能が非公開(特定の機器のみに公開、いわゆるnon−discoverable)の設定とされている場合であっても、車載端末を待受モードとする構成、換言すれば、携帯端末をイニシエータ、車載端末をターゲットとする構成を含んでいるので、近距離無線通信機能を非公開の携帯端末側から車載端末のサーチを行うことでほぼ確実にペアリングを成功裏に終了させることができる。
上述した車載端末の技術思想は、その車載端末でのペアリング方法の技術思想に適用することができる。
また、この発明に係る車載端末を搭載した車両、並びに、この発明に係る車載端末でのペアリング方法を実施する車両も、この発明に含まれる。
この発明によれば、最初には、車載端末からサーチを行い、携帯端末が検出できなかった場合には、車載端末が待受モードに移行するようにしたので、携帯端末と車載端末との間でのペアリング処理を成功裏に終了させる可能性を高くすることができる。
よって、ユーザの操作・手間を極力低減しつつ、ほぼ確実にペアリング(登録)を行うことができる。
この発明の一実施形態に係る車載ハンズフリーシステムの構成ブロック図である。 ペアリング(登録)処理プログラムに係るフローチャートである。 図3Aはサーチモードの画面表示図、図3Bは携帯端末の選択画面表示図、図3Cは既にペアリングされている携帯端末との認証用画面表示図、図3Dは無線接続された携帯端末の画面表示図、図3Eは待受モードでの画面表示図、図3Fは新たにペアリングされた携帯端末の画面表示図である。
以下、この発明の一実施形態に係る車載端末、並びに、この発明の一実施形態に係る車載端末でのペアリング方法を実施する車載ハンズフリーシステムについて図面を参照して説明する。
図1は、図示しない車両に搭載されたこの実施形態に係る車載ハンズフリーシステム10の構成を示す。
図1において、車載ハンズフリーシステム10は、基本的には、この実施形態に係る車載端末12と入出力インタフェース装置14とから構成される。
この車載ハンズフリーシステム10の車載端末12は、ユーザである乗員が所持する携帯電話やPDA(Personal Digital Assistants)等の携帯端末16とアンテナ18を通じて無線通信される構成とされている。
この実施形態において、携帯端末16と車載端末12との間の前記無線通信は、近距離無線通信方式、この実施形態では、2.4GHz帯を周波数帯とする公知のBluetoothプロトコルに従ってデータ通信と音声通信の双方向通信を行うことができるシステムが採用されている。
ユーザが車両内で所持する携帯端末16は、図示しない移動通信網を介して車両外部の固定電話機、携帯電話機、PDA、又は情報センタのサーバ等と通信を行うことができる。
よって、車載ハンズフリーシステム10は、携帯端末16と無線接続が確立している{携帯端末16の無線接続フラグが立っている状態である(後述)}ときに、乗員が、いわゆるハンズフリーホン等として使用することができるように構成されている。
車載端末12は、制御装置20と、アンテナ18に接続された通信モジュール22と、マイクロホン40及びスピーカ42に接続された通話モジュール24と、記憶装置(メモリ)26とを備える。
制御装置20には、通信モジュール22、通話モジュール24及び記憶装置26が接続されるとともに、入力装置30及び液晶表示装置等の表示装置36が接続される。
表示装置36は、タッチパネルとしても機能し、ユーザがタッチした位置に対応するデータを制御装置20に出力する。表示装置36は、図示しないナビゲーション装置の表示装置を兼用することもできる。
入力装置30は、例えば図示しないステアリングホィールの近傍に設けられたオフフックボタン(オフフックキー)34や、表示装置36中に表示されたタッチキーであるPhoneボタン(電話ボタン)32を備える。Phoneボタン32は、単独で設けることもできる。
通話モジュール24は、ユーザの音声を、マイクロホン40を通じて取得し、マイクロホン40を通じて取得した音声信号を音声データに変換するとともに、通話相手方の音声データ、より具体的には、外部の携帯電話や固定電話機等から移動通信網を介し、車内のユーザの携帯端末16を通じアンテナ18、通信モジュール22及び通話モジュール24を介して供給される音声データを音声信号に変換する。この音声信号は、スピーカ42を通じて音声として車室内に出力される。
記憶装置26は、ハードディスク、ROM(EEPROM含む。)、RAM(不揮発性のRAMであるフラッシュメモリを含む。)を有し、プログラム及びデータを格納する。
記憶装置26は、携帯端末16を車載端末12の通信相手方として登録するためのペアリング(登録)処理プログラムの他、プロファイルとしてHFP(Hands−Free Profile)プロファイル及びDUN(Dial−up Networking)プロファイル等を記憶している。また、記憶装置26は、車載端末12自身の固有アドレスであるBD(Bluetooth Device)アドレス、BDネーム、及びパスキー等を記憶するとともに、機器登録テーブル27を有している。
なお、HFPプロファイルは、車内やヘッドセットでハンズフリー通話を実現するためのプロファイルであって、通信の発信・着信機能を持つ。また、DUNプロファイルは、携帯電話等を介してインターネットにダイアルアップ接続するためのプロファイルである。
機器登録テーブル27には、ペアリングされた携帯端末16のBDアドレス、BDネーム及びリンクキー等が記憶されている。
なお、車載端末12の携帯端末16に対するBluetooth接続において、ペアリング(登録)は、複数台行うことができるが、ペアリングされた携帯端末16中、1台のみが使用可能である。
携帯端末16の図示しない記憶装置にも、車載端末12を携帯端末16の通信相手方として登録するためのペアリング(登録)処理プログラムの他、プロファイルとして上述のHFPプロファイル及びDUNプロファイルが記憶され、さらに、携帯端末16自身の固有アドレスであるBDアドレス、BDネーム、パスキー、及びペアリング処理で生成されたリンクキー等が記憶される。
通信モジュール22は、例えば小型の無線機であり、携帯端末16の認証・識別を行うとともに、認証された携帯端末16と音声データの送受信を行う。
制御装置20は、例えばマイクロコンピュータにより構成され、CPU(中央処理装置)が、記憶装置26に記録されているプログラムを読み出し実行することで各種機能実現部(機能実現手段)、たとえば制御部、演算部、計時部及び処理部等として機能する。
次に、上記実施形態における携帯端末16のペアリング(登録)動作について、ペアリング処理プログラムに係る図2に示すフローチャートを参照して説明する。フローチャートの実行主体は、制御装置20(のCPU)である。
表示装置36にハンズフリー機能以外の任意の画面が表示されているとき、ステップS1において、ユーザが入力装置30中のオフフックボタン34あるいはPhoneボタン32を操作すると、この操作が制御装置20により検出されハンズフリーに係る操作が有ると判定される(ステップS1:肯定)。
次いで、ステップS2において、制御装置20は、機器登録テーブル27を参照してペアリング端末(既にペアリング処理が終了していて接続が確立している登録済端末)が存在するかどうかを確認し、携帯端末16がペアリング端末であると認識した場合には、ステップS3における車載端末12の利用処理を行う。
このステップS3では、表示装置36に電話帳が表示されたり、着信履歴が表示されたりするので、電話番号を入力乃至選択しマイクロホン40とスピーカ42を利用したハンズフリー通話端末(ハンズフリー通信端末)として車載端末12を利用に供することができる。
一方、上記のステップS2において、ペアリング端末(登録済端末)が存在しなかった場合には(ステップS2:否定)、ペアリング端末が機器登録テーブル27に記憶されていないことがペアリング処理開始のトリガとなり、ステップS4以降のペアリング処理プログラムを実行する機器登録モードに入る。なお、ペアリング処理開始のトリガは、表示装置36上での図示しないメニュー画面から初期通信設定でBluetooth機器登録を選択することでも発生させることができる。
ステップS4において、車載端末12は、イニシエータとして動作し、車載端末12から携帯端末16のサーチを行うサーチモード(アクティブペアリングモード)を開始する。
図3Aは、表示装置36に表示されるサーチモードの画面102を示している。「Searching...(サーチ中。)」及び「Searching for Bluetooth Phones. Please wait...(Bluetooth電話のサーチ中、しばらくお待ちください。)」との表示がなされる。
このサーチモードでは、車載端末12が、携帯端末16を発見するために、問い合わせメッセージを所定時間繰り返して送信する。
問い合わせメッセージに応答する携帯端末16からのBDアドレス等を含む応答メッセージを所定時間内に受信すると、すなわち、ステップS5の携帯端末発見の判定が肯定的となったとき、ステップS6において、携帯端末リストが表示される。
この携帯端末リストは、図3Bの画面104に示すように、それぞれ公開(discoverable)モードに設定されていて今回のサーチにより新たに検出された携帯端末16が表示されるリストであり、この実施形態では、「Candy P1」というBDネームの携帯端末16と、「Chocolate P1」というBDネームの携帯端末16とが表示されている。また、画面104には、「Phone not Found?(所望の携帯端末が見つかりませんでしたか?)」との表示も、併せてなされる。
ステップS7において、ユーザが、図3Bの画面104に示すように、当該画面104中の三角マークをスクロールさせて、BDネーム「Chocolate P1」の携帯端末16を選択すると、ステップS8の登録確認モードに入り、認証処理が実行される。
この認証処理では、セキュリティを確保するために、図3Cに示すパスキー、ここでは、「0000」の入力を促す画面106(Enter the Pass−key“0000” on your phone)が表示される。
図3Cの画面表示状態において、ユーザが、BDネーム「Chocolate P1」の携帯端末16からパスキー“0000”を認証として入力すると、これを受信した車載端末12(の制御装置20)において、BDネーム「Chocolate P1」の携帯端末16のBDアドレスと入力された前記パスキーとからリンクキーが生成され、生成されたリンクキーが携帯端末16に送信されるとともに、車載端末12の機器登録テーブル27に記憶される。すなわち、パスキーの入力によりリンクキーが生成交換されてペアリング(登録)が完了する。
そして、図3Dに示す画面108のように、ペアリング処理が成功裏に終了する。
この画面108では、ペアリング処理が成功裏に終了したことを表す「Complete(成功)」と、「Now“Chocolate P1 Phone”has been added.(BDネーム「Chocolate P1」の携帯電話が追加登録されました。)」との表示がなされる。
このようにして、ステップS3において、車載端末12は、BDネーム「Chocolate P1」の携帯端末16をハンズフリー通信端末として利用に供することができる。
一方、上述したステップ5において、車載端末12によるサーチモードで所定時間内に携帯端末16が発見できなかったとき(ステップS5:否定)、あるいはステップS7において、携帯端末リストを示す画面104から、検出された携帯端末16を選択しなかったとき(ステップS7:否定)、ステップS9では、車載端末12が、イニシエータからターゲットとなり、携帯端末16からのサーチを待ち受ける登録待受モード(単に、待受モードともいう。)に移行する。
なお、ステップS7において携帯端末16を選択しなかったとき(ステップS7:否定)とは、ユーザが所持している所望の携帯端末16をサーチできなかったときも含み、「Phone not Found?(携帯端末は見つかりませんでしたか。)」を選択したときが該当する。
このとき、車載端末12では、図3Eに示す携帯端末16のパスキー「0000」の入力を促す画面110の表示に切り替わる。
ステップS9の待受モードにおいて、ユーザが携帯端末16でBluetooth機能を選択し、接続機器の検索(サーチ)に係わる操作を行うことで、携帯端末16からのサーチが開始される。そして、そのステップS9において、携帯端末16は、車載端末12のBDアドレスを発見する(車載端末12を発見する)ために、問い合わせメッセージを繰り返して送信する。
この問い合わせメッセージを受信して応答した車載端末12からBDアドレス等を入手した携帯端末16は、当該携帯端末16のBDアドレス及びBDネーム(当該携帯端末16のBDネームは、「Pie P1」とする。)等を車載端末12に送信する。そして、さらに、携帯端末16において、認証として、パスキー「0000」の入力操作がなされると、車載端末12において、BDネーム「Pie P1」の携帯端末16のBDアドレスと入力された前記パスキーとからリンクキーが生成され、当該携帯端末16に送信されるとともに、車載端末12の機器登録テーブル27に記憶される。すなわち、パスキーの入力によりリンクキーが生成交換されてペアリング(登録)が完了する。
そして、図3Fに示す画面112のように、ペアリング処理が成功裏に終了する。
この画面112では、ペアリング処理が成功裏に終了したことを表す「Complete(成功)」と、「Now“Pie P1 Phone”has been added.(BDネーム「Pie P1」の携帯電話が追加登録されました。)」との表示がなされる。
このようにして、ステップS3において、上記したのと同様にBDネーム「Pie P1」の携帯端末16を車載端末12のハンズフリー通信端末として利用に供することができる。
以上説明したように上述した実施形態によれば、携帯端末16との間で近距離無線通信のペアリングを行う車載端末12でのペアリング方法であって、車載端末12が、ペアリング処理開始のトリガを検出するステップ(ステップS2:否定)と、ペアリング処理開始のトリガを検出すると携帯端末16のサーチを行うサーチモード(機器登録モード:アクティブペアリングモード)を開始するステップ(ステップS4)と、このサーチモードにて携帯端末16が検出できなかった場合に、携帯端末16からのサーチを待ち受ける待受モード(パッシブペアリングモード)に移行するステップ(ステップS9)と、を有する。
このように、車載ハンズフリーシステム10の携帯端末16をペアリング(登録)する際に、車載端末12は、ペアリング処理開始のトリガを検出すると、サーチモード[{車載端末12(いわゆるハンズフリー通信端末)}から周辺機器(BT phone)のサーチを行うアクティブペアリングモード]を開始し、このサーチモードで周辺機器が検出できなかった場合、車載端末12は、周辺機器(BT Phone)である携帯端末16からのサーチを待ち受ける待受モード(パッシブペアリングモード)に移行するように構成されている。
すなわち、最初には、車載端末12からサーチを行い、携帯端末16が検出できなかった場合には、車載端末12が待受モードに移行するようにしたので、ユーザの操作を極力低減しつつ、ペアリング処理が成功裏に終了する可能性を高くすることができる。
10…車載ハンズフリーシステム 12…車載端末
14…入出力インタフェース装置 16…携帯端末
20…制御装置 22…通信モジュール
24…通話モジュール 26…記憶装置
27…機器登録テーブル 30…入力装置
32…Phoneボタン 34…オフフックボタン
36…表示装置 40…マイクロホン
42…スピーカ

Claims (2)

  1. 車両内から移動通信網を介して車両外部の通信機器に通信可能な携帯端末との間で近距離無線通信のペアリングを行って、ハンズフリー通話を可能とする車載端末であって、
    ペアリング処理開始のトリガを検出すると、前記携帯端末のサーチを行うサーチモードであるアクティブペアリングモードを開始し、前記アクティブペアリングモードにて前記携帯端末が検出できなかった場合に、前記携帯端末からのサーチを待ち受ける待受モードであるパッシブペアリングモードに移行し、前記携帯端末でのパスキーの入力操作を促す画面を表示する
    ことを特徴とする車載端末。
  2. 車両内から移動通信網を介して車両外部の通信機器に通信可能な携帯端末との間で近距離無線通信のペアリングを行って、ハンズフリー通話を可能とする車載端末でのペアリング方法であって、
    前記車載端末が、
    ペアリング処理開始のトリガを検出するステップと、
    前記ペアリング処理開始のトリガを検出すると、前記携帯端末のサーチを行うサーチモードであるアクティブペアリングモードを開始するステップと、
    前記アクティブペアリングモードにて前記携帯端末が検出できなかった場合に、前記携帯端末からのサーチを待ち受ける待受モードであるパッシブペアリングモードに移行し、前記携帯端末でのパスキーの入力操作を促す画面を表示するステップと、を
    有することを特徴とする車載端末でのペアリング方法。
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