JP5158418B2 - 車両用駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用駆動装置に係り、特に、駆動軸を駆動するモータと、駆動軸の下流に設けられたデファレンシャルとが一体化された車両用駆動装置に関する。
特許文献1には、エンジン出力が伝達される駆動軸上に設けられ車輪を駆動するモータと、駆動軸の下流端部に設けられたデファレンシャルとが一体化された車両用駆動装置が開示されている。
また、特許文献2には、ハイブリット電気自動車において車輪を駆動するモータを冷却するための冷却装置が開示されている。
特表平07−505591号公報 特開2002−004860号公報
ここで、上述した特許文献1に記載された駆動装置では、例えば高速走行などにおいてデファレンシャルが発熱して高温になったとき、そのようなデファレンシャルと一体にハウジングに収容されたモータにデファレンシャルの熱が伝達されて、モータの出力効率が低下することがあった。一方、モータは適度な温度下において効率良く作動するため、エンジン始動直後などの冷機時にはモータの出力効率が低下する。これらのような問題は、上述した特許文献2に記載された冷却装置では解決出来ないものであり、現在、モータ高温時にはモータの温度を効率よく低下させ、モータ低温時にはモータの温度の上昇を妨げないようなモータ冷却系の要望がなされている。
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、デファレンシャルとモータが一体となった駆動装置においてモータの出力効率を高めることが出来る車両用駆動装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明によれば、駆動軸上に設けられこの駆動軸を介して車輪を駆動するモータと、駆動軸の下流端部に設けられたデファレンシャルと、を有し、モータ及びデファレンシャルが一体化された車両用駆動装置であって、モータ及びデファレンシャルが一体化するようにそれらを収容するハウジングと、このハウジング内に設けられ冷却水を循環させることで駆動装置を冷却するウォータギャラリと、冷却水を冷却する放熱器と、冷却水を循環させる冷却水ポンプと、この冷却水ポンプを制御する冷却水制御手段と、デファレンシャルの温度を検出するデファレンシャル温度検出手段と、を有し、ウォータギャラリの少なくとも一部はモータとデファレンシャルとの間に設けられ、冷却水制御手段は、デファレンシャル温度検出手段により検出されたデファレンシャルの温度が所定温度より高いとき、冷却水ポンプを作動させて、モータとデファレンシャルとの間に設けられたウォータギャラリに冷却水が流れるように冷却制御することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、ウォータギャラリの少なくとも一部がモータとデファレンシャルとの間に設けられており、デファレンシャルの温度が所定温度より高いとき、そのウォータギャラリに冷却水が流れるようにしているので、デファレンシャルの温度が高いとき、そのデファレンシャルの温度を低下させると共に、デファレンシャルからモータへの熱の伝達を妨げることが出来る。その結果、モータの昇温を防止して、モータの出力効率を高めることが出来る。
また、本発明において、好ましくは、さらに、モータの温度を検出するモータ温度検出手段を有し、冷却水制御手段は、デファレンシャル温度検出手段により検出されるデファレンシャルの温度がモータ温度検出手段により検出されるモータの温度より高いとき、冷却制御を行う。
このように構成された本発明においては、本来であればデファレンシャルからモータへと大きく熱が伝達されてしまう温度差が大きいとき、即ち、デファレンシャルの温度がモータ温度より高いときに、モータとデファレンシャルとの間に設けられたウォータギャラリに冷却水を流すので、より確実にデファレンシャルからモータへの熱の伝達を抑制して、モータの昇温を防止することが出来る。
また、本発明において、好ましくは、冷却水制御手段は、デファレンシャル温度検出手段により検出されるデファレンシャルの温度とモータ温度検出手段により検出されるモータの温度との温度差が大きいほど、冷却制御においてモータとデファレンシャルとの間に設けられたウォータギャラリに流れる冷却水が増量するように冷却水ポンプを作動させる。
このように構成された本発明においては、デファレンシャル温度とモータ温度との温度差が大きいほど、モータとデファレンシャルとの間に設けられたウォータギャラリに流れる冷却水を増量させるので、より確実にデファレンシャルからモータへの熱の伝達を抑制して、モータの昇温を防止することが出来る。
また、本発明において、好ましくは、冷却水制御手段は、モータ温度検出手段により検出されるモータの温度が所定温度より低いとき、冷却制御を行わず、モータとデファレンシャルとの間に設けられたウォータギャラリに冷却水が流れないように冷却水ポンプの作動を抑制する。
このように構成された本発明においては、モータの温度が所定温度、例えばモータの出力効率が低下する温度より低いときに、モータとデファレンシャルとの間のウォータギャラリに冷却水を流さないため、デファレンシャルの熱をあえてモータに伝達させてモータを昇温させ、モータの出力効率を高めることが出来る。
また、本発明において、好ましくは、さらに、放熱器を冷却する冷却ファンを有し、冷却水制御手段は、車両が停止しているときに冷却制御を行うと共に冷却ファンを作動させる。
このように構成された本発明においては、走行風が放熱器に当たらない車両の停止時に冷却ファンを作動させて、モータとデファレンシャルとの間のウォータギャラリに流れる冷却水をより確実に冷却して、より確実にデファレンシャルからモータへの熱の伝達を抑制して、モータの昇温を防止することが出来る。
また、本発明において、好ましくは、さらに、駆動軸に接続されこの駆動軸を介して車輪を駆動するエンジンと、モータと駆動軸とを接続或いは非接続させる断続手段と、を有し、冷却水制御手段は、駆動軸にエンジンの出力が伝達され且つ断続手段によりモータと駆動軸とが非接続されているとき、冷却制御を行う。
このように構成された本発明においては、駆動軸にエンジンの出力が伝達され且つモータと駆動軸とが非接続されているとき、即ち、デファレンシャルの温度は上昇し、そのデファレンシャルの温度と、基本的には停止しているモータの温度との差が大きくなるような走行モード時に、より確実にデファレンシャルからモータへの熱の伝達を抑制して、モータの昇温を防止することが出来る。
本発明の車両用駆動装置によれば、デファレンシャルとモータが一体となった駆動装置においてモータの出力効率を高めることが出来る。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の実施形態による車両用駆動装置が適用されるドライブユニットの構成を示す概略図であり、図2は、本発明の実施形態による車両用駆動装置を側方から見た断面図である。
ドライブユニット1は、モータ走行、エンジン走行、モータトルクアシスト走行、減速エネルギ回生の各モードの運転状態を使い分けることが出来るものであり、エンジン2、モータジェネレータ4、トルクコンバータ6、自動変速機8、プロペラシャフト(駆動軸)10、駆動装置12及びリアデファレンシャル装置(差動装置)14を有する。
図2に示すように、駆動装置12は、後述するモータ(30)及びリアデファレンシャル装置14を収容するハウジング(収容室)16を有する。ハウジング16の前方には、後述するプラネタリギヤ(22)及び断続装置(34)を収容する前方ケース17が、ハウジング16の後方には、デファレンシャル装置14を後方から覆うカバー18が、それぞれハウジング16に取り付けられている。カバー18には、冷却用のフィン19が設けられている。
リアデファレンシャル装置14は、プロペラシャフト10の後端部と連結されたピニオン駆動軸(駆動軸)11と、このピニオン駆動軸11の後端部に形成されたピニオンギヤ20と、このピニオンギヤ20により駆動されるリングギヤ22及びリングギヤ22に取り付けられたデフケース24を有する。リアデファレンシャル装置14の側方からは、差動装置の各歯車を介してドライブシャフト26が車輪(図示せず)を駆動するように延びている。
次に、駆動装置12は、モータ(モータジェネレータ)30、プラネタリギヤ32、及び、断続装置(多板ブレーキ)34を有する。
モータ30は、ステータ36及びロータ38を有し、ロータ38は、プラネタリギヤ32のサンギヤ40に連結されている。
遊星歯車として、サンギヤ40の周りには、数個のピニオンギヤ42が設けられ、これらのピニオンギヤ42には、ベアリング44及びピニオンシャフト部46を介してキャリア48が固定されている。キャリア48は、ベアリング44及びピニオンシャフト46によって自転可能となっており、ピニオンギヤ42は公転する。
キャリア48は、駆動軸であるピニオン駆動軸11に連結されており、ロータ38及びサンギヤ40の回転動力を、ピニオンギヤ42により減速して、ピニオン駆動軸11に動力伝達するようになっている。
ピニオンギヤ42の周りには、リングギヤ50が設けられている。このリングギヤ50が固定されると、サンギヤ40の回転がピニオンギヤ42に伝達されてピニオン駆動軸11に動力伝達がなされるが、リングギヤ50が固定されていないと、ピニオンギヤ42及びリングギヤ50が空回りして、ピニオン駆動軸11に動力伝達がなされない。
このように、リングギヤ50を固定或いは非固定するために、リングギヤ50をハウジング16側に係合或いは非係合させるのが断続装置34である。断続装置34は、リングギヤ50の外周に固定され、リングギヤ50と共に回転する2枚の回転プレート52と、ハウジング16側に設けられ、軸方向には移動可能であるが回転方向には回転不可となっている固定プレート54及びリテイニングプレート56と、を有する。これらの固定プレート54及びリテイニングプレート56は、スナップリング(図示せず)及び皿ばね(図示せず)により、軸方向に付勢されている。
固定プレート54には、ピストン60が係合し、固定プレート52は、ピストン60により軸方向に押圧されて軸方向にのみ移動するようになっている。ピストン60と前方ケース17との間には、油圧室62が形成されており、ピストン60は、その油圧によって押圧されるようになっている。また、ピストン60は、リターンスプリング(図示せず)によって、通常は、油圧室62側に付勢されている。
ピストン60が油圧により押圧されると、皿ばねを押圧し、皿ばねは、固定プレート54をリテイニングプレート56側に押圧し、それにより、固定プレート54と、リングギヤ50の回転プレート52とが係合するようになっている。言い換えると、固定プレート54は摩擦プレートの役割をなし、係合時には、リングギヤ50の固定プレート50が回転しないようにする。一方、ピストン60が油圧により押圧されていないときは、固定プレート54と、リングギヤ50の回転プレート52とが非係合となる。
これらの回転プレート52、固定プレート54、リテイニングプレート56、ピストン60及び油圧室62などにより、多板ブレーキ部64が構成されている。
次に、図2及び図3により、本発明の実施形態による、駆動装置12の冷却系統の一部であるウォータギャラリを説明する。図3は、図2のIII-III線に沿って見た断面図である。
図2及び図3に示すように、駆動装置12には、そのハウジング16内に、冷却用の水路が形成されている。詳細には、ハウジング16内のモータ30とデファレンシャル装置14との間に、第1のウォータギャラリ70が形成されており、モータ30の外周側に第2のウォータギャラリ72が形成されている。
より詳細には、第1のウォータギャラリ70は、その入口部70aから冷却水が流入し、出口部70bから、モータ30及びデファレンシャル装置14の熱を奪った冷却水が流出するようになっている。この第1のウォータギャラリ70は、モータ30及びデファレンシャル装置14を収容するハウジング16内のモータ30とデファレンシャル装置14との間に設けられたものであり、デファレンシャル装置14のピニオンギヤ20の周囲に1周するように配設されている。
この第1のウォータギャラリ70によれば、デファレンシャル装置14が作動することによる熱がモータ30に伝達されにくくすることが出来、それにより、モータ30が高温になることによる出力効率の低下を抑制することが出来る。さらに、このような第1のウォータギャラリ70によりデファレンシャル装置14自体も冷却することが出来、モータ30の冷却を重視しつつ、モータ30とデファレンシャル装置14が一体化した駆動装置12全体の冷却効率も高めることが出来るものである。
また、第1ウォータギャラリ70が、デファレンシャル装置14のピニオンギヤ20の周囲に配設されており、ピニオンギヤ20は、ほぼモータ30及びデファレンシャル装置14の間にあるので、そのようなピニオンギヤ20の周囲に配設された第1ウォータギャラリ70により、より確実に、駆動装置12を冷却することが出来る。
また、第2のウォータギャラリ72は、その入口部72aから冷却水が流入し、出口部(図示せず)から、モータ30の熱を奪った冷却水が流出するようになっている。この第2ウォータギャラリ72は、モータ30の周囲を1周するように設けられており、モータ30が高温になることによる出力効率の低下を抑制することが出来る。
次に、図4により、本発明の実施形態による冷却系統の構成を説明する。図4は、本発明の実施形態による駆動装置の冷却系統の構成を示す概念図である。
図4に示すように、駆動装置12は、ウォータポンプ(冷却水ポンプ)(W/P)80から冷却水が供給され、この供給された冷却水は、流量制御弁(流量調整弁)82により、第1の流路100を通って第1のウォータギャラリ70に分配され、また、第2の流路102を通って第2のウォータギャラリ72に分配される。第1のウォータギャラリ70及び第2のウォータギャラリ72から流出した熱をもった冷却水は、ラジエータ(放熱器)86に送られて、冷却される。ラジエータ86には、ラジエータ86内の冷却水を冷却する冷却ファン88が取り付けられている。
次に、図5により、本発明の実施形態による流量制御弁の構成を概略図により説明する。図5は、本発明の実施形態による流量制御弁示す概略図である。
先ず、図5に示すように、流量制御弁82は、ソレノイドバルブ90、ロッド92、スプール94、位置決め円筒部96及びスプリング98を備えている。
図5に示すように、ソレノイドバルブ90に電流が流れている付勢位置では、スプール94は、スプリング98側に向けて付勢され、この付勢位置では、スプール94が第1の流路100を開放し、第2の流路102を閉鎖する。従って、この付勢位置では、冷却水がモータ30とデファレンシャル装置14の間へ連通される第1の流路100を通って、モータ・デファレンシャル装置間の第1のウォータギャラリ70に流入するようになっている。
一方、図示しないが、ソレノイドバルブ90に電流が流れていない初期位置では、スプール94は、スプリング98によりソレノイドバルブ90側に向けて付勢され、位置決め円筒部96がソレノイドバルブ90に当接して、位置決めがなされる。この初期位置では、スプール94が第1の流路100を閉鎖し、第2の流路102を開放する。従って、この初期位置では、冷却水がモータ30側へ連通される第2の流路102を通って、モータ30側の第2のウォータギャラリ72に流入するようになっている。
流量制御弁82は、ソレノイドバルブ90の電流値を制御することによって、これらの初期位置及び付勢位置の間の任意の位置に停止させることが出来る。従って、ウォータポンプ80から吐出される冷却水量は、そのスプール94の位置に応じて、第1のウォータギャラリ70に連通する第1の流路100及び第2のウォータギャラリ72に連通する第2の流路102にそれぞれ所定の流量の冷却水を分配することが出来るようになっている。
このように冷却水を任意に分配することが出来るので、走行状態に応じて、モータ30とデファレンシャル装置14との間に設けられた第1ウォータギャラリ70と、モータ30の周囲に設けられた第2ウォータギャラリ72との冷却水の流量配分を調整して、冷却水の流量を走行状態に応じた適切なものにすることが出来る。
次に、図6乃至図9により、本発明の実施形態による流量制御弁の制御内容を説明する。図6は、本発明の実施形態による流量制御弁の制御内容を示すフローチャートであり、図7は、モータの外周にある第2ウォータギャラリに流す冷却水量をモータ温度に応じて決定するためのマップであり、図8は、モータ・デファレンシャル間の第1ウォータギャラリに流す冷却水量をモータ温度とデファレンシャル油温との差に応じて決定するためのマップであり、図9は、ウォータポンプの回転数をウォータポンプの冷却水量に応じて決定するためのマップである。図6において、Sは、各ステップを表す。
先ず、図6のS1において、車速、モータ温度Tm、デファレンシャル油温Tdを検出する。次に、S2において、図7に示すMap1により、S1で検出したモータ温度Tmに応じたモータ30の周囲に設けられた第2ウォータギャラリ72への冷却水の流量Qmを決定し、読み込む。
次に、S3において、デファレンシャル14の油温Tdが、所定温度Td0以上であるか否かを検出する。油温Tdが所定温度Td0以上ではない場合には、S4に進み、デファレンシャル14を冷却する必要がないものとして、モータ30とデファレンシャル装置14との間に設けられた第1ウォータギャラリ70に流す冷却水量Qmdを0に設定する。
S3において、油温Tdが所定温度Td0以上である場合には、S5に進み、デファレンシャル14の油温Tdとモータ温度Tmとの差(Td−Tm)が所定値Tmd1以上であるか否か(デファレンシャル14の油温Tdがモータ温度Tmより大きい場合)、或いは、デファレンシャル14の油温Tdとモータ温度Tmとの差(Td−Tm)が所定値Tmd2以下であるか否か(デファレンシャル14の油温Tdがモータ温度Tmより小さい場合)を判定する。差がTmd1以上でなく、Tmd2以下でもない場合には、デファレンシャル14の油温Tdとモータ温度Tmとの差が小さいので、デファレンシャル14からモータ30へ、或いは、モータ30からデファレンシャル14へ、と伝達される熱量が少ないものとして、S4に進み、モータ30とデファレンシャル装置14との間に設けられた第1ウォータギャラリ70に流す冷却水量Qmdを0に設定する。
S5において、差がTmd1以上であるか、或いは、差がTmd2以下である場合には、S6に進み、モータ温度Tmが、所定温度Tm0以下であるか否かを判定する。モータ温度Tmが所定温度Tm0以下である場合には、S4に進み、モータ30とデファレンシャル装置14との間に設けられた第1ウォータギャラリ70に流す冷却水量Qmdを0に設定する。これは、デファレンシャル14からモータ30への熱の伝達が抑制されないようにするためであり、即ち、あえてデファレンシャル14の熱をモータ30に伝達するようにして、モータ30が、その効率が高まる温度まで上昇するようにしているのである。
S6に進み、モータ温度Tmが所定温度Tm0以下でない場合には、S7に進み、エンジン2によりプロペラシャフト10が駆動され且つ断続装置34がOFFとなっているか否かを判定する。エンジン2によりプロペラシャフト10が駆動され且つ断続装置34がOFFとなっていない場合には、デファレンシャル14とモータ30との間の温度差が大きくなりにくい状態であり、デファレンシャル14からモータ30へ、或いは、モータ30からデファレンシャル14への熱の伝達を防ぐ必要がないものとして、S4に進み、モータ30とデファレンシャル装置14との間に設けられた第1ウォータギャラリ70に流す冷却水量Qmdを0に設定する。
S7において、エンジン2によりプロペラシャフト10が駆動され且つ断続装置34がOFFとなっている場合には、デファレンシャル14の温度がモータ30の温度より大きくなり、それらの間の温度差が大きくなるような状態であるものとして、S8に進む。S8では、図8に示すMap2により、モータ温度Tmとデファレンシャル油温Tdとの差に応じて、モータ30とデファレンシャル装置14との間に設けられた第1ウォータギャラリ70に流す冷却水量Qmdを決定し、読み込む。Map2では、モータ温度Tmとデファレンシャル油温Tdとの温度差が大きいほど、第1ウォータギャラリ70に流す冷却水量Qmdが大きくなるようにしているので、温度差が大きくても、デファレンシャル14からモータ30への熱の伝達、或いは、モータ30からデファレンシャル14への熱の伝達をより確実に抑制することが出来る。
次に、S9に進み、S2で読み込んだ、モータ30の周囲に設けられた第2ウォータギャラリ72への冷却水の流量Qmと、S8で読み込んだモータ30とデファレンシャル装置14との間に設けられた第1ウォータギャラリ70に流す冷却水量Qmdとを足し合わせ、ウォータポンプ80により流す冷却水の総量Qw/pを決定する。
次に、S10に進み、S9で決定したウォータポンプ80により流す冷却水の総量Qw/pを得るためのウォータポンプ80の回転数Nw/pを読み込み、次に、S11において、S9で読み込んだウォータポンプ80の回転数Nw/pとなるように、ウォータポンプ80を制御する。
次に、S12に進み、S1で検出した車速から、車両が停止しているか否かを判定する。車両が停止している場合には、S13に進み、ウォータポンプ80の冷却水温度Twが、所定温度Tw0以上であるか否かを判定する。
S12及びS13において、車両が停止し且つウォータポンプ80の冷却水温度Twが、所定温度Tw0以上である場合には、ウォータポンプ80の冷却水をさらに冷却するために、S14に進み、冷却ファン88を作動させて、ラジエータ86内の冷却水を冷却する。
一方、S12において、車両が停止していない、即ち、走行している場合にはラジエータ86に走行風が当たるため、特に冷却ファン88を作動させる必要がないものとして、S13乃至14を飛ばして、S15に進む。また、S13において、ウォータポンプ80の冷却水温度Twが所定温度Tw0以上でない場合にも、冷却水温度Twが小さいので、特に冷却ファン88を作動させる必要がないものとして、S14を飛ばして、S15に進む。
次に、S15においては、モータ30の周囲に設けられた第2ウォータギャラリ72への冷却水の流量Qmと、S8で読み込んだモータ30とデファレンシャル装置14との間に設けられた第1ウォータギャラリ70に流す冷却水量Qmdとがそれぞれ得られるように、流量制御弁82を制御する。
次に、図10により、上述した実施形態の作用効果を説明する。図10は、本発明の実施形態による主にモータ温度及びデファレンシャル温度の変化を従来技術と共に示す線図である。
図10に示すように、符号Aで示す部分では、モータ30とデファレンシャル装置14との間に設けられた第1ウォータギャラリ70に冷却水量Qmdが流されるので、モータ30からデファレンシャル14に熱が伝達されるのを抑制して、デファレンシャル14の温度が従来技術よりも低くすることが出来る。
符号Bで示す部分では、モータ30とデファレンシャル装置14との間に設けられた第1ウォータギャラリ70に冷却水量Qmdが流されるので、デファレンシャル14からモータ30に熱が伝達されるのを抑制して、モータ30の温度を低下させることが出来る。一方、デファレンシャル14の温度も、そのような水量Qmdにより、従来技術よりも低くすることが出来る。そして、符号Bのような領域では、モータ側の第2ウォータギャラリ72に流される冷却水を0としても、モータ30の温度を十分に下げることが出来ることが分かる。
符号Cで示す部分では、従来技術ではモータの温度が高くなってしまい、モータによる十分なエネルギ回生が得られないが、本実施形態では、モータ30とデファレンシャル装置14との間に設けられた第1ウォータギャラリ70に冷却水量Qmdを流すことにより、デファレンシャル14の熱がモータ30に伝達されるのを防いでモータ30の温度を低く保つことが出来るため、十分なエネルギ回生が可能である。
また、符号Dで示す部分では、従来技術ではモータの温度が高くなってしまい、モータによる十分な加速力が得られないが、本実施形態では、モータ30とデファレンシャル装置14との間に設けられた第1ウォータギャラリ70に冷却水量Qmdを流すことにより、デファレンシャル14の熱がモータ30に伝達されるのを防いでモータ30の温度を低く保つことが出来るため、モータ30による十分な加速力を得ることが出来る。
以上説明したように、本発明の実施形態では、ウォータギャラリ70がモータ30とデファレンシャル14との間に設けられており、デファレンシャル14の温度が所定温度より高いとき、そのウォータギャラリ70に冷却水が流れるようにしているので、そのデファレンシャル14の温度を低下させると共に、デファレンシャル14からモータ30への熱の伝達を妨げることが出来る。その結果、モータ30の昇温を防止して、モータ30の出力効率を高めることが出来る。
また、本実施形態では、本来であればデファレンシャル14からモータ30へと大きく熱が伝達されてしまう温度差が大きいとき、即ち、デファレンシャル14の温度がモータ30の温度より高いときに、モータ30とデファレンシャル14との間に設けられたウォータギャラリ70に冷却水を流すので、より確実にデファレンシャル14からモータ30への熱の伝達を抑制して、モータ30の昇温を防止することが出来る。
逆に、本実施形態では、本来であればモータ30からデファレンシャル14へと大きく熱が伝達されてしまう温度差が大きいとき、即ち、モータ30の温度がデファレンシャル14の温度より高いときに、モータ30とデファレンシャル14との間に設けられたウォータギャラリ70に冷却水を流すので、より確実にモータ30からデファレンシャル14への熱の伝達を抑制して、デファレンシャル14の昇温を防止することが出来る。
さらに、本実施形態では、デファレンシャル14の温度とモータ30の温度との温度差が大きいほど、モータ30とデファレンシャル14との間に設けられたウォータギャラリ70に流れる冷却水を増量させるので、より確実にデファレンシャル14からモータ30への熱の伝達を抑制して、モータ30の昇温を防止することが出来る。
逆に、本実施形態では、モータ30とデファレンシャル14の温度の温度との温度差が大きいほど、モータ30とデファレンシャル14との間に設けられたウォータギャラリ70に流れる冷却水を増量させるので、より確実にモータ30からデファレンシャル14への熱の伝達を抑制して、デファレンシャル14の昇温を防止することが出来る。
さらに、本実施形態では、モータ30の温度が所定温度、例えばモータ30の出力効率が低下する温度より低いときに、モータ30とデファレンシャル14との間のウォータギャラリ70に冷却水を流さないため、デファレンシャル14の熱をあえてモータ30に伝達させてモータ30を昇温させ、モータの出力効率を高めることが出来る。
さらに、本発明の実施形態では、走行風が放熱器に当たらない車両の停止時に冷却ファン88を作動させて、モータ30とデファレンシャル14との間のウォータギャラリ70に流れる冷却水をより確実に冷却して、より確実にデファレンシャル14からモータ30への熱の伝達を抑制して、モータ30の昇温を防止することが出来る。
さらに、本発明の実施形態では、プロペラシャフト(駆動軸)10にエンジン2の出力が伝達され且つモータ30とプロペラシャフト(駆動軸)10とが非接続されているとき、即ち、デファレンシャル14の温度は上昇し、そのデファレンシャル14の温度と、基本的には停止しているモータ30の温度との差が大きくなるような走行モード時に、より確実にデファレンシャル14からモータ30への熱の伝達を抑制して、モータ30の昇温を防止することが出来る。
本発明の実施形態による車両用駆動装置が適用されるドライブユニットの構成を示す概略図である。 本発明の実施形態による車両用駆動装置を側方から見た断面図である。 図2のIII-III線に沿って見た断面図である。 本発明の実施形態による駆動装置の冷却系統の構成を示す概念図である。 本発明の実施形態による流量制御弁示す概略図である。 本発明の実施形態による流量制御弁の制御内容を示すフローチャートである。 モータの外周にある第2ウォータギャラリに流す冷却水量をモータ温度に応じて決定するためのマップである。 モータ・デファレンシャル間の第1ウォータギャラリに流す冷却水量をモータ温度とデファレンシャル油温との差に応じて決定するためのマップである。 ウォータポンプの回転数をウォータポンプの冷却水量に応じて決定するためのマップである。 本発明の実施形態による主にモータ温度及びデファレンシャル温度の変化を従来技術と共に示す線図である。
符号の説明
10 プロペラシャフト(駆動軸)
12 駆動装置
14 リアデファレンシャル装置
16 ハウジング
30 モータ
34 断続装置
70 第1ウォータギャラリ
72 第2ウォータギャラリ
80 ウォータポンプ
82 流量制御弁
86 ラジエータ
88 冷却ファン

Claims (6)

  1. 駆動軸上に設けられこの駆動軸を介して車輪を駆動するモータと、上記駆動軸の下流端部に設けられたデファレンシャルと、を有し、上記モータ及び上記デファレンシャルが一体化された車両用駆動装置であって、
    上記モータ及び上記デファレンシャルが一体化するようにそれらを収容するハウジングと、
    このハウジング内に設けられ冷却水を循環させることで上記駆動装置を冷却するウォータギャラリと、
    冷却水を冷却する放熱器と、
    冷却水を循環させる冷却水ポンプと、
    この冷却水ポンプを制御する冷却水制御手段と、
    上記デファレンシャルの温度を検出するデファレンシャル温度検出手段と、を有し、
    上記ウォータギャラリの少なくとも一部は上記モータと上記デファレンシャルとの間に設けられ、
    上記冷却水制御手段は、上記デファレンシャル温度検出手段により検出された上記デファレンシャルの温度が所定温度より高いとき、上記冷却水ポンプを作動させて、上記モータと上記デファレンシャルとの間に設けられたウォータギャラリに冷却水が流れるように冷却制御することを特徴とする車両用駆動装置。
  2. さらに、上記モータの温度を検出するモータ温度検出手段を有し、
    上記冷却水制御手段は、上記デファレンシャル温度検出手段により検出される上記デファレンシャルの温度が上記モータ温度検出手段により検出される上記モータの温度より高いとき、上記冷却制御を行う請求項1に記載の車両用駆動装置。
  3. 上記冷却水制御手段は、上記デファレンシャル温度検出手段により検出される上記デファレンシャルの温度と上記モータ温度検出手段により検出される上記モータの温度との温度差が大きいほど、上記冷却制御において上記モータと上記デファレンシャルとの間に設けられたウォータギャラリに流れる冷却水が増量するように上記冷却水ポンプを作動させる請求項2に記載の車両用駆動装置。
  4. 上記冷却水制御手段は、上記モータ温度検出手段により検出される上記モータの温度が所定温度より低いとき、上記冷却制御を行わず、上記モータと上記デファレンシャルとの間に設けられたウォータギャラリに冷却水が流れないように上記冷却水ポンプの作動を抑制する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用駆動装置。
  5. さらに、上記放熱器を冷却する冷却ファンを有し、
    上記冷却水制御手段は、車両が停止しているときに上記冷却制御を行うと共に上記冷却ファンを作動させる請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両用駆動装置。
  6. さらに、上記駆動軸に接続されこの駆動軸を介して車輪を駆動するエンジンと、上記モータと上記駆動軸とを接続或いは非接続させる断続手段と、を有し、
    上記冷却水制御手段は、上記駆動軸に上記エンジンの出力が伝達され且つ上記断続手段により上記モータと上記駆動軸とが非接続されているとき、上記冷却制御を行う請求項1乃至5のいずれか1項に記載の車両用駆動装置。
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