JP5158010B2 - 電界効果型トランジスタの製造方法 - Google Patents

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本発明は、電界効果型トランジスタの製造方法に関する。
半導体装置において、金(Au)や白金(Pt)等(以下、金属層と呼ぶ場合がある)から成る配線や電極を、直接、SiO2から成る絶縁膜上に形成することは、絶縁膜と金属層との間の密着力が低いため、困難である。従って、通常、絶縁膜と金属層との間に、チタン(Ti)やクロム(Cr)から成る密着層を形成し、金属層が絶縁膜から剥離することを防止している。
しかしながら、このような金属層と密着層との多層構造にあっては、エッチング条件の相違に起因して、金属層及び密着層のパターニングの制御性が低下する場合がある。また、密着層を形成するが故に、原材料費の増加、製造プロセスの増加といった半導体装置の製造コストの増加を招く。更には、半導体装置を構成するチャネル形成領域が、金(Au)から成るソース/ドレイン電極及びチタン(Ti)から成る密着層の両者と接触している場合、チタン(Ti)とチャネルとの間の電荷の移動に起因して、トランジスタ全体としてのチャネル移動度が低下するといった現象が認められている。
従って、本発明の目的は、例えばSiO2から成る基体上に密着性良好な金属単層膜を確実に形成し得る金属単層膜形成方法、例えばSiO2から成る基体上に密着性良好な配線を確実に形成し得る配線形成方法、及び、ゲート絶縁膜や基材上に密着性良好な金属単層膜から成るソース/ドレイン電極を確実に形成し得る電界効果型トランジスタの製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の金属単層膜形成方法は、基体の表面に金属単層膜を形成する方法であって、金属単層膜を形成する前に、基体の表面にシランカップリング処理を施すことを特徴とする。
上記の目的を達成するための本発明の第1の態様に係る配線形成方法は、所謂リフトオフ法に関し、
(A)配線を形成すべき部分が除去されたレジスト層を基体上に形成する工程と、
(B)露出した基体の表面にシランカップリング処理を施す工程と、
(C)レジスト層及び基体上に金属単層膜を形成する工程と、
(D)レジスト層を除去し、以て、金属単層膜から成る配線を基体上に残す工程、
から成ることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するための本発明の第2の態様に係る配線形成方法は、所謂エッチング法に関し、
(A)基体の表面にシランカップリング処理を施す工程と、
(B)シランカップリング処理された基体の表面に金属単層膜を形成する工程と、
(C)エッチング法によって金属単層膜を選択的に除去することで、金属単層膜から成る配線を基体上に形成する工程、
から成ることを特徴とする。
上記の目的を達成するための本発明の第1の態様に係る電界効果型トランジスタの製造方法は、
(A)支持体上にゲート電極を形成する工程と、
(B)ゲート電極上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
(C)ゲート絶縁膜の表面にシランカップリング処理を施す工程と、
(D)シランカップリング処理されたゲート絶縁膜上に、金属単層膜から成るソース/ドレイン電極を形成する工程と、
(E)ソース/ドレイン電極間のゲート絶縁膜上に、半導体材料層から成るチャネル形成領域を形成する工程、
から成ることを特徴とする。
上記の目的を達成するための本発明の第2の態様に係る電界効果型トランジスタの製造方法は、
(A)基材の表面にシランカップリング処理を施す工程と、
(B)シランカップリング処理された基材の表面に、金属単層膜から成るソース/ドレイン電極を形成する工程と、
(C)ソース/ドレイン電極及びその間の基材上に半導体材料層を形成し、以て、ソース/ドレイン電極の間に半導体材料層から成るチャネル形成領域を得る工程と、
(D)半導体材料層上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
(E)ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程、
から成ることを特徴とする。
本発明の金属単層膜形成方法、本発明の第1の態様若しくは第2の態様に係る配線形成方法における基体、また、本発明の第2の態様係る電界効果型トランジスタの製造方法における基材、更には、本発明の第1の態様係る電界効果型トランジスタの製造方法におけるゲート絶縁膜は、最表面がOH基で終端されていればシランカップリング処理が可能であるので、最表面にOH基を有していれば、本質的にどのような材料から構成されていてもよく、一例として、SiO2系材料を挙げることができる。更には、基体や基材として、その他、ポリメチルメタクリレート(PMMA)やポリビニルフェノール(PVP)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリエチレンにて例示される有機系絶縁材料を挙げることができる。また、金属単層膜を構成する材料として、例えばチオール基(−SH)と反応する金属、具体的には、金(Au)、白金(Pt)、銀(Ag)、パラジウム(Pd)、ルビジウム(Rb)及びロジウム(Rh)から成る群から選択された1種類の金属を例示することができる。
ここで、SiO2系材料として、二酸化シリコン(SiO2)、BPSG、PSG、BSG、AsSG、PbSG、酸化窒化シリコン(SiON)、SOG(スピンオングラス)、低誘電率を有するSiO2系材料(例えば、ポリアリールエーテル、シクロパーフルオロカーボンポリマー及びベンゾシクロブテン、環状フッ素樹脂、ポリテトラフルオロエチレン、フッ化アリールエーテル、フッ化ポリイミド、アモルファスカーボン、有機SOG)を例示することができる。
SiO2系材料から構成された基体や基材、あるいは、ゲート絶縁膜を、真空蒸着法やスパッタリング法に例示される物理的気相成長法(PVD法、Physical Vapor Deposition 法);各種の化学的気相成長法(CVD法);スピンコート法;スクリーン印刷法やインクジェット印刷法といった印刷法;後述する各種コーティング法;浸漬法(ディッピング法);キャスティング法;スプレー法;シリコンの熱酸化によるSiO2の形成等の公知のプロセスによって形成することができる。
あるいは又、ゲート絶縁膜を、ゲート電極の表面を酸化することによって形成することができる。ゲート電極の表面を酸化する方法として、ゲート電極を構成する材料にも依るが、O2プラズマを用いた酸化法、陽極酸化法を例示することができる。更には、例えば、Auからゲート電極を構成する場合、一端をメルカプト基で修飾された直鎖状炭化水素のように、ゲート電極と化学的に結合を形成し得る官能基を有する絶縁性分子によって、浸漬法等の方法で自己組織的にゲート電極表面を被覆することで、ゲート電極の表面にゲート絶縁膜を形成することもできる。
シランカップリング剤は、一般に、X−Si(OR)3で表すことができる。ここで、「X」は、チオール基(メルカプト基)、アミノ基、ビニル基、エポキシ基、クロル基、メタクリル基といった官能基を意味し、「OR」は加水分解可能な基(例えば、メトキシ基、エトキシ基)を意味する。シランカップリング剤として、具体的には、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン[(CH3O)3SiC33SH]を挙げることができる。
シランカップリング処理の方法として、基体や基材あるいはゲート絶縁膜を、シランカップリング剤の蒸気に暴露する方法、シランカップリング剤溶液に浸漬する方法(ディッピング法)、シランカップリング剤溶液を各種のコーティング法にて塗布する方法、各種の印刷法、シランカップリング剤溶液をスピンコートする方法を挙げることができる。ここで、コーティング法として、エアドクタコーター法、ブレードコーター法、ロッドコーター法、ナイフコーター法、スクイズコーター法、リバースロールコーター法、トランスファーロールコーター法、グラビアコーター法、キスコーター法、キャストコーター法、スプレーコーター法、スリットオリフィスコーター法、カレンダーコーター法を例示することができる。
ゲート電極の構成材料として、金(Au)、白金(Pt)、銀(Ag)、パラジウム(Pd)、ルビジウム(Rb)及びロジウム(Rh)から成る群から選択された1種類の金属を例示することができる。あるいは又、ゲート電極の構成材料として、更には、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)、タングステン(W)、タンタル(Ta)、チタン(Ti)、インジウム(In)、錫(Sn)等の金属や、各種の合金、あるいは又、これらの金属から成る導電性粒子、あるいは、これらの金属を含む合金の導電性粒子を挙げることができるし、これらの元素を含む層の積層構造とすることもできる。更には、ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)/ポリスチレンスルホン酸[PEDOT/PSS]といった各種の導電性高分子(後述する)を挙げることもできるし、高濃度ドープされたシリコンを挙げることもできる。
金属単層膜やソース/ドレイン電極、ゲート電極の形成方法として、これらを構成する材料にも依るが、真空蒸着法やスパッタリング法に例示されるPVD法;MOCVD法を含む各種のCVD法;スピンコート法;導電性ペーストや後述する各種の導電性高分子の溶液を用いたスクリーン印刷法やインクジェット印刷法といった印刷法;上述した各種コーティング法;リフトオフ法;シャドウマスク法;電解メッキ法や無電解メッキ法あるいはこれらの組合せといったメッキ法;及び、スプレー法の内のいずれか、あるいは、更には必要に応じてパターニング技術との組合せを挙げることができる。尚、PVD法として、(a)電子ビーム加熱法、抵抗加熱法、フラッシュ蒸着等の各種真空蒸着法、(b)プラズマ蒸着法、(c)2極スパッタリング法、直流スパッタリング法、直流マグネトロンスパッタリング法、高周波スパッタリング法、マグネトロンスパッタリング法、イオンビームスパッタリング法、バイアススパッタリング法等の各種スパッタリング法、(d)DC(direct current)法、RF法、多陰極法、活性化反応法、電界蒸着法、高周波イオンプレーティング法、反応性イオンプレーティング法等の各種イオンプレーティング法を挙げることができる。
半導体材料層を構成する材料として、2,3,6,7−ジベンゾアントラセン(ペンタセンとも呼ばれる);C99(ベンゾ[1,2−c;3,4−c’;5,6−c”]トリス[1,2]ジチオール−1,4,7−トリチオン);C24146(アルファ−セキシチオフェン);銅フタロシアニンで代表されるフタロシアニン;フラーレン(C60);テトラチオテトラセン(C1884);テトラセレノテトラセン(C188Se4);テトラテルルテトラセン(C188Te4);ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)/ポリスチレンスルホン酸[PEDOT/PSS]を挙げることができる。尚、ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)の構造式(1)、ポリスチレンスルホン酸の構造式(2)を図6に示す。
あるいは又、半導体材料層を構成する材料として、例えば、以下に例示する複素環式共役系導電性高分子及び含ヘテロ原子共役系導電性高分子を用いることができる。尚、構造式中、「R」,「R’」はアルキル基(Cn2n+1)を意味する。
[複素環式共役系導電性高分子]
ポリピロール[図6の構造式(3)参照]
ポリフラン[図6の構造式(4)参照]
ポリチオフェン[図6の構造式(5)参照]
ポリセレノフェン[図6の構造式(6)参照]
ポリテルロフェン[図6の構造式(7)参照]
ポリ(3−アルキルチオフェン)[図6の構造式(8)参照]
ポリ(3−チオフェン−β−エタンスルホン酸)[図6の構造式(9)参照]
ポリ(N−アルキルピロール)[図7の構造式(10)参照]
ポリ(3−アルキルピロール)[図7の構造式(11)参照]
ポリ(3,4−ジアルキルピロール)[図7の構造式(12)参照]
ポリ(2,2’−チエニルピロール)[図7の構造式(13)参照]
[含ヘテロ原子共役系導電性高分子]
ポリアニリン[図7の構造式(14)参照]
ポリ(ジベンゾチオフェンスルフィド)[図7の構造式(15)参照]
あるいは又、半導体材料層を構成する材料として、共役結合を有する有機半導体分子であって、分子の両端にチオール基(SH)、アミノ基(−NH2)、イソシアノ基(−NC)、チオアセトキシル基(−SCOCH3)又はカルボキシ基(−COOH)を有するものを挙げることができ、より具体的には、有機半導体分子として、以下の材料を例示することができる。
4,4’−ビフェニルジチオール[図8の構造式(16)参照]
4,4’−ジイソシアノビフェニル[図8の構造式(17)参照]
4,4’−ジイソシアノ−p−テルフェニル[図8の構造式(18)参照]
2,5−ビス(5’−チオアセトキシル−2’−チオフェニル)チオフェン[図8の構造式(19)参照]
更には、半導体材料層を無機半導体材料から構成することもでき、無機半導体材料として、具体的には、Si、Ge、Seを挙げることができる。
半導体材料層を上述した導電性高分子材料から構成する場合、半導体材料層を構成する材料にも依るが、半導体材料層(チャネル形成領域)の形成方法として、真空蒸着法やスパッタリング法に例示されるPVD法;各種のCVD法;スピンコート法;スクリーン印刷法やインクジェット印刷法といった印刷法;上述した各種のコーティング法;浸漬法(ディッピング法);スタンプ法;リフトオフ法;シャドウマスク法;及び、スプレー法の内のいずれかを挙げることができる。半導体材料層を上述した無機半導体材料から構成する場合、半導体材料層(チャネル形成領域)の形成方法として各種のCVD法やPVD法を挙げることができる。
本発明の第1の態様に係る電界効果型トランジスタの製造方法によって製造される電界効果型トランジスタは、支持体の上に形成されるが、支持体として、各種ガラス基板や、表面に絶縁層が形成された各種ガラス基板、石英基板、表面に絶縁層が形成された石英基板、表面に絶縁層が形成されたシリコン基板を挙げることができる。更には、支持体として、ポリエーテルスルホン(PES)やポリイミド、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート(PET)に例示される高分子材料から構成されたプラスチック・フィルムやプラスチック・シート、プラスチック基板を挙げることができ、このような可撓性を有する高分子材料から構成された支持体を使用すれば、例えば曲面形状を有するディスプレイ装置や電子機器への電界効果型トランジスタの組込みあるいは一体化が可能となる。また、電界効果型トランジスタを樹脂にて封止してもよい。本発明の第2の態様に係る電界効果型トランジスタの製造方法によって製造される電界効果型トランジスタにおいても、基材は支持体によって支持されていることが好ましく、係る支持体として上述の材料を挙げることができる。
本発明によれば、基体や基材、ゲート絶縁膜の表面をシランカップリング処理することで、基体や基材、ゲート絶縁膜の最表面を例えばチオール基といった官能基で終端させる。次いで、基体や基材、ゲート絶縁膜の上に金属単層膜を成膜すれば、係る官能基が基体や基材、ゲート絶縁膜と金属単層膜との間の密着性を高める接着剤としての機能を果たす。そして、金属単層膜を基体や基材、ゲート絶縁膜上に形成できるが故に、エッチング制御性の向上、原材料費の削減、電界効果型トランジスタ等の製造プロセスの簡素化、製造コストの削減を達成することができる。また、電界効果型トランジスタのソース/ドレイン電極を金属単層膜から構成することによって、密着層とチャネルとの間の電荷の移動が無くなり、金属単層膜から成るソース/ドレイン電極とチャネルとの間の電荷の移動がスムーズに行われ、チャネル移動度の向上といった電界効果型トランジスタの特性向上を達成することができる。
図1の(A)〜(D)は、実施例1の電界効果型トランジスタの製造方法を説明するための支持体等の模式的な一部断面図である。 図2の(A)〜(C)は、図1の(D)に引き続き、実施例1の電界効果型トランジスタの製造方法を説明するための支持体等の模式的な一部断面図である。 図3は、図2の(C)に引き続き、実施例1の電界効果型トランジスタの製造方法を説明するための支持体等の模式的な一部断面図である。 図4の(A)〜(D)は、実施例2の電界効果型トランジスタの製造方法を説明するための支持体等の模式的な一部断面図である。 図5は、図4の(D)に引き続き、実施例2の電界効果型トランジスタの製造方法を説明するための支持体等の模式的な一部断面図である。 図6は、本発明における使用に適した半導体材料層を構成する導電性高分子材料の構造式を例示したものである。 図7は、本発明における使用に適した半導体材料層を構成する導電性高分子材料の構造式を例示したものである。 図8は、本発明における使用に適した半導体材料層を構成する導電性高分子材料の構造式を例示したものである。
以下、図面を参照して、実施例に基づき本発明を説明するが、従来の電界効果型トランジスタの構成や配線の構成を何ら変更することなく、製造工程を若干追加することで、密着性に優れたソース/ドレイン電極や配線等を得ることができる。
実施例1は、本発明の第1の態様に係る電界効果型トランジスタの製造方法、本発明の第1の態様及び第2の態様に係る配線形成方法、並びに、本発明の金属単層膜形成方法に関する。ゲート電極の延びる方向と直角の仮想垂直面で実施例1の電界効果型トランジスタの製造方法によって得られた電界効果型トランジスタ(より具体的には、薄膜トランジスタ,TFT)を切断したときの模式的な一部断面図を図3に示す。
実施例1における電界効果型トランジスタは、具体的には、所謂ボトムゲート型であり、且つ、ボトムコンタクト型のTFTであり、
(A)支持体上に形成されたゲート電極12、
(B)ゲート電極12上に形成されたゲート絶縁膜13、
(C)ゲート絶縁膜13上に形成されたソース/ドレイン電極14、並びに、
(D)ソース/ドレイン電極14の間であってゲート絶縁膜13上に形成された、半導体材料層から成るチャネル形成領域15、
を備えている。
更には、全面にSiO2から成る層間絶縁層20が形成されており、層間絶縁層20上には配線21が形成されている。また、ゲート電極12から延在したワード線及びソース/ドレイン電極14の上方の層間絶縁層20の部分には開口部が形成され、これらの開口部内にも配線21が延在し、ワード線及びソース/ドレイン電極14に接続されている。
ここで、図3に示したTFTを本発明の第1の態様に係る電界効果型トランジスタの製造方法で製造するだけでなく、ワード線としても機能するゲート電極12を配線とみなして、ゲート電極12(配線)を本発明の第1の態様に係る配線形成方法によって形成し、層間絶縁層20上の配線21を本発明の第2の態様に係る配線形成方法によって形成する。
実施例1においては、チャネル形成領域15を構成する半導体材料層としてペンタセンを用いた。また、支持体を、表面にSiO2から成る絶縁層11がスパッタリング法にて形成されたガラス基板10から構成した。更には、ゲート電極12、ソース/ドレイン電極14、及び、配線21を、金(Au)から成る金属単層膜から構成し、ゲート絶縁膜13をSiO2から構成した。また、層間絶縁層20をSiO2から構成した。即ち、絶縁層11が、本発明の第1の態様に係る配線形成方法における基体に相当し、層間絶縁層20が、本発明の第2の態様に係る配線形成方法における基体に相当し、絶縁層11、ゲート絶縁膜13あるいは層間絶縁層20が、本発明の金属単層膜形成方法における基体に相当する。
以下、支持体等の模式的な一部断面図である図1の(A)〜(D)、図2の(A)〜(C)、並びに、図3を参照して、実施例1の電界効果型トランジスタの製造方法の概要を説明する。
[工程−100]
先ず、支持体上にゲート電極12を形成する。具体的には、ガラス基板10の表面に形成されたSiO2から成る絶縁層11(基体)上に、配線(ゲート電極12)を形成すべき部分が除去されたレジスト層31を、リソグラフィ技術に基づき形成する(図1の(A)参照)。尚、レジスト層31の形成後、レジスト層の残渣を除去するために、酸素プラズマによるアッシング処理を行うことが好ましい。
そして、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン[(CH3O)3SiC33SH]溶液(溶媒:エタノール)の蒸気に暴露し、乾燥させることで、露出した基体(絶縁層11)の表面にシランカップリング処理を施すことができる。
次いで、レジスト層31及び基体(絶縁層11)上に真空蒸着法にて金(Au)から成る金属単層膜を形成することで、図1の(B)に示すように、金(Au)から成る金属単層膜から構成されたゲート電極12を得ることができる。その後、リフトオフ法によりレジスト層31を除去し、以て、金属単層膜から成る配線(ゲート電極12)を基体(絶縁層11)上に残す。こうして、配線に相当するゲート電極12を基体(絶縁層11)上に形成することができる(図1の(C)参照)。
以上の[工程−100]の実行によって、本発明の金属単層膜形成方法、及び、本発明の第1の態様に係る配線形成方法が実施されたことになる。
[工程−110]
次に、ゲート電極12上を含む支持体(より具体的には絶縁層11)上にゲート絶縁膜13を形成する。具体的には、SiO2から成るゲート絶縁膜13を、スパッタリング法に基づきゲート電極12及び絶縁層11上に形成する。ゲート絶縁膜13の成膜を行う際、ゲート電極12の一部をハードマスクで覆うことによって、ゲート電極12の取出部(図示せず)をフォトリソグラフィ・プロセス無しで形成することができる。
[工程−120]
次に、ゲート絶縁膜13の表面にシランカップリング処理を施した後、シランカップリング処理されたゲート絶縁膜13上に、金(Au)から成る金属単層膜から構成されたソース/ドレイン電極14を形成する。
具体的には、ゲート絶縁膜13上に、ソース/ドレイン電極14を形成すべき部分が除去されたレジスト層32をリソグラフィ技術に基づき形成する(図1の(D)参照)。尚、レジスト層32の形成後、レジスト層の残渣を除去するために、酸素プラズマによるアッシング処理を行うことが好ましい。そして、[工程−100]と同様にして、露出したゲート絶縁膜13の表面にシランカップリング処理を施す。次いで、レジスト層32及びゲート絶縁膜13上に、真空蒸着法にて、金(Au)から成る金属単層膜を形成することで、図2の(A)に示すように、金(Au)から成る金属単層膜から構成されたソース/ドレイン電極14を得ることができる。その後、リフトオフ法によりレジスト層32を除去し、以て、金属単層膜から成るソース/ドレイン電極14をゲート絶縁膜13上に残す。こうして、ソース/ドレイン電極14をゲート絶縁膜13上に形成することができる(図2の(B)参照)。
[工程−130]
次に、ソース/ドレイン電極14間のゲート絶縁膜13上に、半導体材料層から成るチャネル形成領域15を形成する(図2の(C)参照)。具体的には、ペンタセンから成る有機半導体材料層を真空蒸着法に基づき、ソース/ドレイン電極14及びゲート絶縁膜13の上に形成する。有機半導体材料層の成膜を行う際、ゲート絶縁膜13及びソース/ドレイン電極14の一部をハードマスクで覆うことによって、フォトリソグラフィ・プロセス無しでチャネル形成領域15を形成することができる。
以上の[工程−100]〜[工程−130]の実行によって、本発明の第1の態様に係る電界効果型トランジスタの製造方法、及び、本発明の金属単層膜形成方法が実施されたことになる。
[工程−140]
次いで、全面にSiO2から成る層間絶縁層20を形成した後、ゲート電極12から延在したワード線及びソース/ドレイン電極14の上方の層間絶縁層20の部分に開口部を形成する。
そして、層間絶縁層20(基体に相当する)の表面に、実施例1の[工程−100]と同様にして、シランカップリング処理を施す。
次いで、シランカップリング処理された基体(層間絶縁層20)の表面に金属単層膜を形成する。具体的には、これらの開口部内を含む層間絶縁層20上に、金(Au)から成る金属単層膜を真空蒸着法にて形成し、この金属単層膜をエッチング法にて選択的に除去することで(即ち、パターニングすることで)、基体である層間絶縁層20上に、ゲート電極12から延在したワード線に接続された配線(図示せず)、及び、ソース/ドレイン電極14に接続された配線21を形成することができる(図3)。こうして、実施例1のTFTを得ることができる。
この[工程−140]の実行によって、本発明の第2の態様に係る配線形成方法、及び、本発明の金属単層膜形成方法が実施されたことになる。
こうして得られたTFTのチャネル移動度を測定したところ、2.0×10-1cm2/(V・秒)という結果が得られた。一方、[工程−120]の代わりに、チタン(Ti)層を密着層として形成し、次いで、金(Au)から成るソース/ドレイン電極を形成したTFTを比較例として製造し、チャネル移動度を測定したところ、7.1×10-3cm2/(V・秒)という結果しか得られなかった。即ち、本発明の方法で製造されたTFTは、従来の方法にて製造された比較例のTFTと比較して、チャネル移動度が2桁、向上していることが判明した。また、ソース/ドレイン電極14やゲート電極12、配線21の剥離といった現象は、全く認められなかった。
実施例2は、本発明の第2の態様に係る電界効果型トランジスタの製造方法、本発明の第1の態様及び第2の態様に係る配線形成方法、並びに、本発明の金属単層膜形成方法に関する。ゲート電極の延びる方向と直角の仮想垂直面で実施例2の電界効果型トランジスタの製造方法によって得られた電界効果型トランジスタ(より具体的には、TFT)を切断したときの模式的な一部断面図を図5に示す。
実施例2における電界効果型トランジスタは、所謂、トップゲート型であり、且つ、ボトムコンタクト型のTFTであり、
(A)基材上に形成されたソース/ドレイン電極14、
(B)ソース/ドレイン電極14の間であって基材(より具体的には、絶縁層111)上に形成された、半導体材料層から成るチャネル形成領域15、
(C)半導体材料層上に形成されたゲート絶縁膜13、並びに、
(D)ゲート絶縁膜13上に形成されたゲート電極12、
を備えている。
更には、全面にSiO2から成る層間絶縁層20が形成されており、層間絶縁層20上には配線21が形成されている。また、ゲート電極12から延在するワード線及びソース/ドレイン電極14の上方の層間絶縁層20の部分には開口部が形成され、これらの開口部内にも配線21が延在し、ワード線及びソース/ドレイン電極14に接続されている。
ここで、図5に示したTFTを本発明の第2の態様に係る電界効果型トランジスタの製造方法で製造するだけでなく、ワード線としても機能するゲート電極12を配線とみなして、ゲート電極12(配線)を本発明の第1の態様に係る配線形成方法によって形成し、層間絶縁層20上の配線21を本発明の第2の態様に係る配線形成方法によって形成する。
実施例2においても、チャネル形成領域15を構成する半導体材料層として、実施例1と同じ半導体材料層を用いた。また、基材をSiO2から成る絶縁層111とした。尚、絶縁層111は、支持体であるガラス基板10の表面にスパッタリング法にて形成されている。更には、ゲート電極12、ソース/ドレイン電極14、及び、配線21を、金(Au)から成る金属単層膜から構成し、ゲート絶縁膜13をSiO2から構成した。また、層間絶縁層20をSiO2から構成した。即ち、ゲート絶縁膜13が、本発明の第1の態様に係る配線形成方法における基体に相当し、層間絶縁層20が、本発明の第2の態様に係る配線形成方法における基体に相当し、絶縁層111、ゲート絶縁膜13あるいは層間絶縁層20が、本発明の金属単層膜形成方法における基体に相当する。
以下、支持体等の模式的な一部断面図である図4の(A)〜(D)、並びに、図5を参照して、実施例2の電界効果型トランジスタの製造方法の概要を説明する。
[工程−200]
先ず、基材の表面にシランカップリング処理を施した後、シランカップリング処理された基材の表面に金属単層膜から成るソース/ドレイン電極を形成する。具体的には、実施例1の[工程−120]と同様にして、基材であるSiO2から成る絶縁層111上に、ソース/ドレイン電極14を形成すべき部分が除去されたレジスト層131をリソグラフィ技術に基づき形成する(図4の(A)参照)。尚、レジスト層131の形成後、レジスト層の残渣を除去するために、酸素プラズマによるアッシング処理を行うことが好ましい。そして、実施例1の[工程−100]と同様にして、露出した絶縁層111の表面にシランカップリング処理を施す。次いで、レジスト層131及び基材(絶縁層111)上に、真空蒸着法にて、金(Au)から成る金属単層膜を形成することで、図4の(B)に示すように、金(Au)から成る金属単層膜から構成されたソース/ドレイン電極14を得ることができる。その後、リフトオフ法によりレジスト層131を除去し、以て、金属単層膜から成るソース/ドレイン電極14を基材(絶縁層111)上に残す。こうして、ソース/ドレイン電極14を基材(絶縁層111)上に形成することができる(図4の(C)参照)。
[工程−210]
次に、ソース/ドレイン電極14及びその間の基材(絶縁層111)上に半導体材料層を形成し、以て、ソース/ドレイン電極14の間の基材(絶縁層111)上に半導体材料層から成るチャネル形成領域15を得る。具体的には、実施例1の[工程−130]と同様にして、実施例1で使用したと同じ有機半導体材料層を、真空蒸着法に基づきソース/ドレイン電極14及び絶縁層11の上に形成する。
[工程−220]
その後、半導体材料層上にゲート絶縁膜13を形成する。具体的には、実施例1の[工程−110]と同様にして、SiO2から成るゲート絶縁膜13をスパッタリング法に基づき全面に成膜する。
[工程−230]
次いで、ゲート絶縁膜13上にゲート電極12を形成する。具体的には、実施例1の[工程−100]と同様にして、ゲート絶縁膜13(基体に相当する)上に、ゲート電極(12配線に相当する)を形成すべき部分が除去されたレジスト層(図示せず)をリソグラフィ技術に基づき形成する。尚、レジスト層の形成後、レジスト層の残渣を除去するために、酸素プラズマによるアッシング処理を行うことが好ましい。
そして、実施例1の[工程−100]と同様にして、露出した基体(ゲート絶縁膜13)の表面にシランカップリング処理を施す。
次いで、レジスト層及び基体(ゲート絶縁膜13)上に、真空蒸着法にて、金(Au)から成る金属単層膜を形成することで、金(Au)から成る金属単層膜から構成されたゲート電極12を得ることができる。その後、リフトオフ法によりレジスト層を除去し、以て、金属単層膜から成る配線(ゲート電極12)を基体(ゲート絶縁膜13)上に残す。こうして、配線に相当するゲート電極12を基体であるゲート絶縁膜13上に形成することができる(図4の(D)参照)。
以上の[工程−200]〜[工程−230]の実行によって、本発明の第2の態様に係る電界効果型トランジスタの製造方法、及び、本発明の金属単層膜形成方法が実施されたことになる。また、[工程−230]の実行によって、本発明の第1の態様に係る配線形成方法、及び、本発明の金属単層膜形成方法が実施されたことになる。
[工程−240]
次いで、実施例1の[工程−140]と同様にして、全面にSiO2から成る層間絶縁層20を形成した後、ゲート電極12から延在したワード線及びソース/ドレイン電極14の上方の層間絶縁層20の部分に開口部を形成する。そして、層間絶縁層20(基体に相当する)の表面に、実施例1の[工程−100]と同様にして、シランカップリング処理を施す。次いで、シランカップリング処理された基体の表面に金属単層膜を形成する。具体的には、これらの開口部内を含む層間絶縁層20上に、金(Au)から成る金属単層膜を真空蒸着法にて形成し、この金属単層膜をエッチング法にて選択的に除去することで(即ち、パターニングすることで)、基体である層間絶縁層20上に、ゲート電極12から延在したワード線に接続された配線(図示せず)、及び、ソース/ドレイン電極14に接続された配線21を形成することができる(図5)。こうして、実施例2のTFTを得ることができる。得られたTFTにおいて、ソース/ドレイン電極14やゲート電極12、配線21の剥離といった現象は、全く認められなかった。
この[工程−240]の実行によって、本発明の第2の態様に係る配線形成方法、及び、本発明の金属単層膜形成方法が実施されたことになる。
以上、本発明を好ましい実施例に基づき説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。電界効果型トランジスタの構造、製造条件は例示であり、適宜変更することができる。実施例1及び実施例2においては、ゲート電極(配線)を本発明の第2の態様に係る配線形成方法によって形成してもよいし、層間絶縁層20上の配線21を本発明の第1の態様に係る配線形成方法によって形成してもよい。本発明の配線形成方法によって得られる配線の構造も実施例にて説明した配線の構造に限定されない。また、本発明によって得られた電界効果型トランジスタ(TFT)を、ディスプレイ装置や各種の電子機器に適用、使用する場合、支持体や支持部材に多数のTFTを集積したモノリシック集積回路としてもよいし、各TFTを切断して個別化し、ディスクリート部品として使用してもよい。
10・・・ガラス基板、11,111・・・絶縁層、12・・・ゲート電極、13・・・ゲート絶縁膜、14・・・ソース/ドレイン電極、15・・・チャネル形成領域、20・・・層間絶縁層、21・・・配線、31,32,131・・・レジスト層
\\

Claims (2)

  1. (A)最表面がOH基で終端された材料から構成されている基材の表面にシランカップリング処理を施す工程と、
    (B)シランカップリング処理された基材の表面に金属単層膜から成るゲート電極を形成する工程と、
    (C)ゲート電極上に最表面がOH基で終端された材料から構成されているゲート絶縁膜を形成する工程と、
    (D)ゲート絶縁膜の表面にシランカップリング処理を施す工程と、
    (E)シランカップリング処理されたゲート絶縁膜上に、金属単層膜から成るソース/ドレイン電極を形成する工程と、
    (F)ソース/ドレイン電極間のゲート絶縁膜上に、半導体材料層から成るチャネル形成領域を形成する工程、
    から成り、
    工程(A)におけるシランカップリング処理を、基材の表面にチオール基を有するシランカップリング剤溶液を印刷することによって行い、
    工程(D)におけるシランカップリング処理を、ゲート絶縁膜の表面にチオール基を有するシランカップリング剤溶液を印刷することによって行い、
    工程(F)における半導体材料層を、導電性高分子材料を印刷することによって形成し、
    工程(B)におけるゲート電極および工程(E)におけるソース/ドレイン電極を、金、白金、銀、パラジウム、ルビジウム及びロジウムから成る群から選択された1種類の金属を選択して形成する、
    電界効果型トランジスタの製造方法。
  2. (A)最表面がOH基で終端された材料から構成されている基材の表面にシランカップリング処理を施す工程と、
    (B)シランカップリング処理された基材の表面に、金属単層膜から成るソース/ドレイン電極を形成する工程と、
    (C)ソース/ドレイン電極及びその間の基材上に半導体材料層を形成し、以て、ソース/ドレイン電極の間に半導体材料層から成るチャネル形成領域を得る工程と、
    (D)半導体材料層上に最表面がOH基で終端された材料から構成されているゲート絶縁膜を形成する工程と、
    (E)ゲート絶縁膜の表面にシランカップリング処理を施す工程と、
    (F)シランカップリング処理されたゲート絶縁膜の表面に金属単層膜から成るゲート電極を形成する工程、
    から成り、
    工程(A)におけるシランカップリング処理を、基材の表面にチオール基を有するシランカップリング剤溶液を印刷することによって行い、
    工程(E)におけるシランカップリング処理を、ゲート絶縁膜の表面にチオール基を有するシランカップリング剤溶液を印刷することによって行い、
    工程(C)における半導体材料層を、導電性高分子材料を印刷することによって形成し、
    工程(B)におけるソース/ドレイン電極および工程(F)におけるゲート電極を、金、白金、銀、パラジウム、ルビジウム及びロジウムから成る群から1種類の金属を選択して形成する、
    界効果型トランジスタの製造方法。
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