JP5110143B2 - 電界効果型トランジスタ - Google Patents

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Description

本発明は、電界効果型トランジスタ(FET)、詳しくは、チャネル領域が有機半導体材料層から構成された電界効果型トランジスタ、更に詳しくは、チャネル領域が有機半導体材料層から構成された薄膜トランジスタ(TFT)に関する。
従来の電界効果型トランジスタ(FET)の一種である薄膜トランジスタ(TFT)においては、チャネル領域を構成する半導体層としてSiやGaAs、InGaAs等の無機半導体材料が用いられているが、これらの無機半導体材料を用いたTFTの製造工程では400゜C以上の高温のプロセスが必要とされる。そのため、無機半導体材料を用いたTFTをプラスチックス等の柔らかく、割れ難く、軽い支持体(基板)上に作製することは極めて困難である。
一方、チャネル領域を有機半導体材料層から構成するTFT(以下、有機TFTと呼ぶ)は、プラスチックスの耐熱温度よりも低い温度で製造が可能である。また、塗布可能な材料に基づき製造可能であることから、低コスト、大面積に向いた半導体素子として期待されている。
ところで、従来の有機TFTでは、有機半導体材料層と良好なオーミック・コンタクトを形成するために、ソース/ドレイン電極は、金(Au)、白金(Pt)、パラジウム(Pd)といった金属材料から構成されており、あるいは又、ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)/ポリスチレンスルホン酸[PEDOT/PSS]やドーピング材料をドーピングしたポリアニリン、あるいは又、カーボンナノチューブから構成されている。
特開2003−229579 特開2004−103905
p型有機半導体材料層と良好なオーミック・コンタクトを形成し得る金属材料である金、白金、パラジウムは高価であり、それらを蒸着してソース/ドレイン電極や配線を形成することは有機TFTの低コスト化には不向きである。一方、有機伝導体材料であって有機半導体材料と良好なオーミック・コンタクトを形成し得るものがあっても、その比抵抗は金属材料の比抵抗と比較すると大きく、ソース/ドレイン電極や配線までも構成する材料として満足すべき材料であるとは云い難い。
金属材料から成るソース/ドレイン電極と、チャネル領域を構成する有機半導体材料層とが、直接、接触していない構造を有する有機TFTが、例えば、特開2003−229579や特開2004−103905から公知である。
特開2003−229579に開示された技術にあっては、ソース/ドレイン電極は、金属から成る部分と、チャネル領域を構成する有機伝導性化合物層と接触する金属化合物の部分から構成されている。ここで、金属化合物として、例えば、周期律表第6族から11族の金属原子を含有する化合物が挙げられ、この中でもイリジウム、ロジウム、ルテニウム、白金、金、銀、サマリウム、オスミウム、パラジウム、ニッケル、コバルト、ユーロピウム等の金属化合物が好ましく、あるいは又、これらの金属の塩が好ましいとされ、あるいは又、これらの金属の錯体から選択することができるとされている(特開2003−229579の段落番号[0023]参照)。
また、特開2004−103905に開示された技術にあっては、ソース/ドレイン電極と、チャネル領域を構成する有機半導体層との間に、ITOやIZO、酸化錫、酸化亜鉛等の金属の酸化物や窒化物や酸化物、金属や合金、有機化合物から成るバッファ層が形成されている(特開2004−103905の段落番号[0012]参照)。
しかしながら、これらの特許公開公報に開示された金属化合物やバッファ層にあっては、その導電型(n型であるかp型であるか)や抵抗値等に基づいた材料の選択幅が十分に広いとは云い難い。即ち、有機TFTにおけるソース/ドレイン電極を構成する材料に関する設計自由度が低い。
従って、本発明の目的は、チャネル領域を構成する有機半導体材料層と良好なオーミック・コンタクトを形成することができ、しかも、金、白金、パラジウムといった高価な材料から構成する必要が無く、更には、導電型や抵抗値等に基づいた材料の選択幅が十分に広い(即ち、設計自由度が十分に高い)ところのソース/ドレイン電極を備えた電界効果型トランジスタを提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の第1の態様に係る電界効果型トランジスタは、ゲート電極と、ゲート絶縁層と、ソース/ドレイン電極と、チャネル領域を構成する有機半導体材料層とを備えた電界効果型トランジスタであって、
ソース/ドレイン電極は、
(a)金属から成る導体部、及び、
(b)導体部を少なくとも部分的に被覆し、ドーピング材料がドーピングされた有機導電材料層、
から成り、
チャネル領域は、ソース/ドレイン電極とソース/ドレイン電極との間に位置する有機半導体材料層の部分から成り、
有機導電材料層を介して、チャネル領域と導体部との間の電気的接続が形成されることを特徴とする。
上記の目的を達成するための本発明の第2の態様に係る電界効果型トランジスタは、所謂トップゲート/ボトムコンタクト型の薄膜トランジスタであり、
(A)支持体上に形成されたソース/ドレイン電極、
(B)ソース/ドレイン電極とソース/ドレイン電極との間に位置する支持体の部分の上及びソース/ドレイン電極の上に形成された有機半導体材料層、
(C)有機半導体材料層上に形成されたゲート絶縁層、並びに、
(D)ゲート絶縁層上に形成されたゲート電極、
から成る電界効果型トランジスタであって、
ソース/ドレイン電極は、
(a)金属から成る導体部、及び、
(b)ドーピング材料がドーピングされた有機導電材料層、
から成り、
有機導電材料層は、少なくとも、導体部の底面、もう一方のソース/ドレイン電極を構成する導体部の側面と対向する導体部の側面、及び、導体部の頂面のいずれかを、少なくとも部分的に、被覆していることを特徴とする。
本発明の第2の態様に係る電界効果型トランジスタにあっては、有機導電材料層の形成形態として、
(1)導体部の底面に形成されている形態、
(2)もう一方のソース/ドレイン電極を構成する導体部の側面と対向する導体部の側面(対向側面と呼ぶ)に形成されている形態、
(3)導体部の頂面に形成されている形態、
(4)導体部の底面及び対向側面に形成されている形態、
(5)導体部の底面及び頂面に形成されている形態、
(6)導体部の頂面及び対向側面に形成されている形態、
(7)導体部の頂面、対向側面及び底面に形成されている形態、
の7つの形態を挙げることができる。有機導電材料層は、導体部の各面の全面に形成されていてもよいし、各面の一部分に形成されていてもよいし、各面において島状に形成されていてもよい。
上記の目的を達成するための本発明の第3の態様に係る電界効果型トランジスタは、所謂トップゲート/トップコンタクト型の薄膜トランジスタであり、
(A)支持体上に形成された有機半導体材料層、
(B)有機半導体材料層上に形成されたソース/ドレイン電極、
(C)ソース/ドレイン電極とソース/ドレイン電極との間に位置する有機半導体材料層の部分の上及びソース/ドレイン電極の上に形成されたゲート絶縁層、並びに、
(D)ゲート絶縁層上に形成されたゲート電極、
から成る電界効果型トランジスタであって、
ソース/ドレイン電極は、
(a)金属から成る導体部、及び、
(b)ドーピング材料がドーピングされた有機導電材料層、
から成り、
有機導電材料層は、少なくとも、導体部の底面、及び、もう一方のソース/ドレイン電極を構成する導体部の側面と対向する導体部の側面のいずれかを、少なくとも部分的に、被覆していることを特徴とする。
本発明の第3の態様に係る電界効果型トランジスタにあっては、有機導電材料層の形成形態として、
(1)導体部の底面に形成されている形態、
(2)導体部の対向側面に形成されている形態、
(3)導体部の底面及び対向側面に形成されている形態、
(4)導体部の頂面及び対向側面に形成されている形態、
(5)導体部の頂面、対向側面及び底面に形成されている形態、
の5つの形態を挙げることができる。有機導電材料層は、導体部の各面の全面に形成されていてもよいし、各面の一部分に形成されていてもよいし、各面において島状に形成されていてもよい。
上記の目的を達成するための本発明の第4の態様に係る電界効果型トランジスタは、所謂ボトムゲート/ボトムコンタクト型の薄膜トランジスタであり、
(A)支持体上に形成されたゲート電極、
(B)ゲート電極の上及び支持体の上に形成されたゲート絶縁層、
(C)ゲート絶縁層上に形成されたソース/ドレイン電極、並びに、
(D)ソース/ドレイン電極とソース/ドレイン電極との間に位置するゲート絶縁層の部分の上及びソース/ドレイン電極の上に形成された有機半導体材料層、
から成る電界効果型トランジスタであって、
ソース/ドレイン電極は、
(a)金属から成る導体部、及び、
(b)ドーピング材料がドーピングされた有機導電材料層、
から成り、
有機導電材料層は、少なくとも、導体部の底面、もう一方のソース/ドレイン電極を構成する導体部の側面と対向する導体部の側面、及び、導体部の頂面のいずれかを、少なくとも部分的に、被覆していることを特徴とする。
本発明の第4の態様に係る電界効果型トランジスタにあっては、有機導電材料層の形成形態として、
(1)導体部の底面に形成されている形態、
(2)導体部の対向側面に形成されている形態、
(3)導体部の頂面に形成されている形態、
(4)導体部の底面及び対向側面に形成されている形態、
(5)導体部の底面及び頂面に形成されている形態、
(6)導体部の頂面及び対向側面に形成されている形態、
(7)導体部の頂面、対向側面及び底面に形成されている形態、
の7つの形態を挙げることができる。有機導電材料層は、導体部の各面の全面に形成されていてもよいし、各面の一部分に形成されていてもよいし、各面において島状に形成されていてもよい。
上記の目的を達成するための本発明の第5の態様に係る電界効果型トランジスタは、所謂ボトムゲート/トップコンタクト型の薄膜トランジスタであり、
(A)支持体上に形成されたゲート電極、
(B)ゲート電極の上及び支持体の上に形成されたゲート絶縁層、
(C)ゲート絶縁層上に形成された有機半導体材料層、並びに、
(D)有機半導体材料層上に形成されたソース/ドレイン電極、
から成る電界効果型トランジスタであって、
ソース/ドレイン電極は、
(a)金属から成る導体部、及び、
(b)ドーピング材料がドーピングされた有機導電材料層、
から成り、
有機導電材料層は、少なくとも、導体部の底面、及び、もう一方のソース/ドレイン電極を構成する導体部の側面と対向する導体部の側面のいずれかを、少なくとも部分的に、被覆していることを特徴とする。
本発明の第5の態様に係る電界効果型トランジスタにあっては、有機導電材料層の形成形態として、
(1)導体部の底面に形成されている形態、
(2)導体部の対向側面に形成されている形態、
(3)導体部の底面及び対向側面に形成されている形態、
(4)導体部の頂面及び対向側面に形成されている形態、
(5)導体部の頂面、対向側面及び底面に形成されている形態、
の5つの形態を挙げることができる。有機導電材料層は、導体部の各面の全面に形成されていてもよいし、各面の一部分に形成されていてもよいし、各面において島状に形成されていてもよい。
本発明の第2の態様〜第5の態様に係る電界効果型トランジスタにあっては、
チャネル領域は、ソース/ドレイン電極とソース/ドレイン電極との間に位置する有機半導体材料層の部分から成り、
有機導電材料層を介して、チャネル領域と導体部との間の電気的接続が形成される構成とすることが好ましい。
上述した好ましい構成、形態を含む本発明の第1の態様〜第5の態様に係る電界効果型トランジスタ(以下、これらを総称して、単に、本発明の電界効果型トランジスタと呼ぶ場合がある)において、有機導電材料層を構成する材料は、ポリチオフェン、ポリピロール、ポリアニリン、ポリアセチレン、ポリフェニレン、ポリフラン、ポリセレノフェン、ポリイソチアナフテン、ポリフェニレンスルフィド、ポリフェニレンビニレン、ポリチエニレンビニレン、ポリナフタレン、ポリアントラセン、ポリピレン、ポリアズレン、フタロシアニン、ペンタセン、メロシアニン、及び、ポリエチレンジオキシチオフェンから成る群から選択された少なくとも1種類の有機材料に、ヨウ素、過塩素酸、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸、4フッ化硼酸、5フッ化ヒ素、6フッ化リン酸、アルキルスルホン酸、パーフルオアルキルスルホン酸、ポリアクリル酸、ポリスチレンスルホン酸、及び、ドデシルベンゼンスルホン酸から成る群から選択された少なくとも1種類のドーピング材料(ドーパント)をドーピングして得られた材料であることが望ましい。尚、有機導電材料層を構成する材料として、有機材料として上述した19種類の材料とドーピング材料(ドーパント)として上述した14種類の材料との266通りの組合せから1つを選択すればよいが、中でも、有機半導体材料層を構成する材料の具体例は後述するが、(有機半導体材料層を構成する材料,有機材料,ドーピング材料)の好ましい組合せとして、(ペンタセン,ポリエチレンジオキシチオフェン,ポリスチレンスルホン酸)、(ポリチオフェン,ポリエチレンジオキシチオフェン,ポリスチレンスルホン酸)、(ポリフルオレン,ポリエチレンジオキシチオフェン,ポリスチレンスルホン酸)、(ペンタセン,ポリアニリン,ドデシルベンゼンスルホン酸)、(ポリチオフェン,ポリアニリン,ドデシルベンゼンスルホン酸)、(ポリフルオレン,ポリアニリン,ドデシルベンゼンスルホン酸)を挙げることができる。更には、この場合、有機導電材料層を構成する材料には、カーボンナノチューブ及び/又はフラーレンが混入されている形態とすることもできる。
尚、有機半導体材料層の導電型と有機導電材料層の導電型は、同じであることが好ましい。即ち、有機半導体材料層の導電型がn型の場合、有機導電材料層の導電型はn型であり、また、有機半導体材料層の導電型がp型の場合、有機導電材料層の導電型はp型であることが好ましい。
また、有機導電材料層を構成する材料へのドーピング材料のドーピングは、例えば、有機導電材料層を構成する材料の合成時、有機導電材料層を構成する材料の原料にドーピング材料を添加することによって、達成することができる。あるいは又、有機導電材料層を構成する材料へのドーピング材料のドーピングは、有機導電材料層を構成する材料とドーピング材料との反応によって、達成することもできる。あるいは又、有機導電材料層を構成する材料へのドーピング材料のドーピングは、有機導電材料層を構成する材料を電解質溶液に浸漬して電気化学的に電解質イオン(ドーピング材料,ドーパント)をドーピングするエレクトロ・ケミカル・ドーピング法によって、達成することもできる。
以上に説明した各種の好ましい構成を含む本発明において、導体部を構成する材料は、銅(Cu)、銀(Ag)、アルミニウム(Al)、クロム(Cr)、ニッケル(Ni)、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)、ネオジム(Nd)、ルビジウム(Rb)、ロジウム(Rh)、タンタル(Ta)、タングステン(W)、チタン(Ti)、インジウム(In)、又は、錫(Sn)等の金属、あるいは、これらの金属元素を含む合金、錫酸化物、酸化インジウム、インジウム・錫酸化物(ITO)、グラファイト、金微粒子、白金微粒子、パラジウム微粒子、銀微粒子、銅微粒子、これら複数を含む層であることが望ましい。ここで、導体部は、これらの金属や合金から成る薄膜から構成されていてもよいし、これらの金属や合金から成る微粒子から構成されていてもよい。
本発明において、有機導電材料層の形成方法として、有機導電材料層を構成する材料にも依るが、真空蒸着法やスパッタリング法に例示される物理的気相成長法(PVD法);各種の化学的気相成長法(CVD法);スピンコート法;スクリーン印刷法やインクジェット印刷法、オフセット印刷法、グラビア印刷法といった各種印刷法;エアドクタコーター法、ブレードコーター法、ロッドコーター法、ナイフコーター法、スクイズコーター法、リバースロールコーター法、トランスファーロールコーター法、グラビアコーター法、キスコーター法、キャストコーター法、スプレーコーター法、スリットオリフィスコーター法、カレンダーコーター法、浸漬法といった各種コーティング法;及びスプレー法の内のいずれかを挙げることができる。
また、導体部の形成方法として、導体部を構成する材料にも依るが、真空蒸着法やスパッタリング法に例示されるPVD法;MOCVD法を含む各種のCVD法;スピンコート法;各種導電性ペーストを用いた上述の各種印刷法;上述した各種コーティング法;リフトオフ法;シャドウマスク法;及び、電解メッキ法や無電解メッキ法あるいはこれらの組合せといったメッキ法の内のいずれか、あるいは、更には必要に応じてパターニング技術との組合せを挙げることができる。尚、PVD法として、(a)電子ビーム加熱法、抵抗加熱法、フラッシュ蒸着等の各種真空蒸着法、(b)プラズマ蒸着法、(c)2極スパッタリング法、直流スパッタリング法、直流マグネトロンスパッタリング法、高周波スパッタリング法、マグネトロンスパッタリング法、イオンビームスパッタリング法、バイアススパッタリング法等の各種スパッタリング法、(d)DC(direct current)法、RF法、多陰極法、活性化反応法、電界蒸着法、高周波イオンプレーティング法、反応性イオンプレーティング法等の各種イオンプレーティング法を挙げることができる。
更には、導体部と有機導電材料層とをリフトオフ法によって同時に形成することもできる。即ち、電界効果型トランジスタの構造に依るが、支持体や有機半導体材料層、ゲート絶縁層(便宜上、これらを総称して下地層と呼ぶ)上に、ソース/ドレイン電極を形成すべき部分に開口が設けられたレジスト材料層を形成した後、導体部を構成する層と有機導電材料層とを下地層及びレジスト材料層上に順次形成し、次いで、レジスト材料層、並びに、その上の導体部を構成する層及び有機導電材料層を除去することで、導体部と有機導電材料層とから成るソース/ドレイン電極を得ることができる。ここで、ソース/ドレイン電極を形成すべき部分に開口が設けられたレジスト材料層を下地層上に形成した後にレジスト材料層の表面処理を行い、あるいは又、レジスト材料層を2層構成とし、あるいは又、ネガ型レジスト材料から成るレジスト材料層を形成することで、レジスト材料層に設けられた開口の上方の部分の大きさよりも、開口の下方の部分の大きさを大きくすることができ、導体部を構成する層の形成条件と有機導電材料層の形成条件とを最適化することで、リフトオフ法によっても、導体部の対向側面に有機導電材料層を形成することができる。
本発明において、有機半導体材料層を構成する材料として、具体的には、2,3,6,7−ジベンゾアントラセン(ペンタセンとも呼ばれる)、C99(ベンゾ[1,2−c;3,4−c’;5,6−c”]トリス[1,2]ジチオール−1,4,7−トリチオン)、C24146(アルファ−セキシチオフェン)、銅フタロシアニンで代表されるフタロシアニン、フラーレン(C60)、テトラチオテトラセン(C1884)、テトラセレノテトラセン(C188Se4)、テトラテルルテトラセン(C188Te4)、ポリ(3−ヘキシルチオフェン)、ポリフルオレン(C1310)、ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)/ポリスチレンスルホン酸[PEDOT/PSS]を挙げることができる。尚、ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)の構造式(1)、ポリスチレンスルホン酸の構造式(2)を図7に示す。
あるいは又、有機半導体材料層として、例えば、以下に例示する複素環式共役系導電性高分子及び含ヘテロ原子共役系導電性高分子を用いることができる。尚、構造式中、「R」,「R’」はアルキル基(Cn2n+1)を意味する。
[複素環式共役系導電性高分子]
ポリピロール[図7の構造式(3)参照]
ポリフラン[図7の構造式(4)参照]
ポリチオフェン[図7の構造式(5)参照]
ポリセレノフェン[図7の構造式(6)参照]
ポリテルロフェン[図7の構造式(7)参照]
ポリ(3−アルキルチオフェン)[図7の構造式(8)参照]
ポリ(3−チオフェン−β−エタンスルホン酸)[図7の構造式(9)参照]
ポリ(N−アルキルピロール)[図8の構造式(10)参照]
ポリ(3−アルキルピロール)[図8の構造式(11)参照]
ポリ(3,4−ジアルキルピロール)[図8の構造式(12)参照]
ポリ(2,2’−チエニルピロール)[図8の構造式(13)参照]
[含ヘテロ原子共役系導電性高分子]
ポリアニリン[図8の構造式(14)参照]
ポリ(ジベンゾチオフェンスルフィド)[図8の構造式(15)参照]
あるいは又、有機半導体材料層を構成する有機半導体分子は、共役結合を有する有機半導体分子であって、分子の両端にチオール基(SH)、アミノ基(−NH2)、イソシアノ基(−NC)、チオアセチル基(−SCOCH3)又はカルボキシ基(−COOH)を有することが望ましく、より具体的には、有機半導体分子として、以下の材料を例示することができる。
4,4’−ビフェニルジチオール[図9の構造式(16)参照]
4,4’−ジイソシアノビフェニル[図9の構造式(17)参照]
4,4’−ジイソシアノ−p−テルフェニル[図9の構造式(18)参照]
2,5−ビス(5’−チオアセチル−2’−チオフェニル)チオフェン[図9の構造式(19)参照]

有機半導体材料層の形成方法として、有機半導体材料層を構成する材料にも依るが、上述した有機導電材料層の形成方法において説明したと同じ形成方法を挙げることができる。
ゲート電極を構成する材料として、クロム(Cr)、ニッケル(Ni)、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)、ネオジム(Nd)、ルビジウム(Rb)、ロジウム(Rh)、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、タンタル(Ta)、タングステン(W)、チタン(Ti)、銅(Cu)、インジウム(In)、錫(Sn)等の金属、あるいは、これらの金属元素を含む合金、これらの金属から成る導電性粒子、これらの金属を含む合金の導電性粒子、錫酸化物、酸化インジウム、インジウム・錫酸化物(ITO)を挙げることができるし、これらの元素を含む層の積層構造とすることもできる。更には、ゲート電極を構成する材料として、ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)/ポリスチレンスルホン酸[PEDOT/PSS]といった有機材料を挙げることもできる。
ゲート電極の形成方法として、ゲート電極を構成する材料にも依るが、導体部の形成方法において説明したと同じ形成方法やスプレー法を挙げることができる。
ゲート絶縁層を構成する材料として、酸化ケイ素系材料、窒化ケイ素(SiNY)、Al23、HfO2、金属酸化物高誘電絶縁膜にて例示される無機系絶縁材料だけでなく、ポリメチルメタクリレート(PMMA)やポリビニルフェノール(PVP)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリオキシメチレン(POM)、ポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリスルホン、ポリカーボネート(PC)、ポリイミドにて例示される有機系絶縁材料を挙げることができるし、これらの組み合わせを用いることもできる。尚、酸化ケイ素系材料として、二酸化シリコン(SiOX)、BPSG、PSG、BSG、AsSG、PbSG、酸化窒化シリコン(SiON)、SOG(スピンオングラス)、低誘電率SiO2系材料(例えば、ポリアリールエーテル、シクロパーフルオロカーボンポリマー及びベンゾシクロブテン、環状フッ素樹脂、ポリテトラフルオロエチレン、フッ化アリールエーテル、フッ化ポリイミド、アモルファスカーボン、有機SOG)を例示することができる。ゲート絶縁層の形成方法として、真空蒸着法やスパッタリング法に例示されるPVD法;各種のCVD法;スピンコート法;上述した各種印刷法;上述した各種コーティング法;浸漬法;キャスティング法;及びスプレー法の内のいずれかを挙げることができる。
支持体として、各種のガラス基板や、表面に絶縁層が形成された各種ガラス基板、石英基板、表面に絶縁層が形成された石英基板、表面に絶縁層が形成されたシリコン基板を挙げることができる。更には、支持体として、ポリエーテルスルホン(PES)やポリイミド、ポリカーボネート(PC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリメチルメタクリレート(ポリメタクリル酸メチル,PMMA)やポリビニルアルコール(PVA)、ポリビニルフェノール(PVP)に例示される高分子材料から構成されたプラスチック・フィルムやプラスチック・シート、プラスチック基板を挙げることができ、このような可撓性を有する高分子材料から構成された支持体を使用すれば、例えば曲面形状を有するディスプレイ装置や電子機器への電界効果型トランジスタの組込みあるいは一体化が可能となる。支持体として、その他、導電性基板(金等の金属、高配向性グラファイトから成る基板)を挙げることができる。また、電界効果型トランジスタの構成、構造によっては、電界効果型トランジスタが支持部材上に設けられているが、この支持部材も上述した材料から構成することができる。電子装置や電界効果型トランジスタを樹脂にて封止してもよい。
本発明の電界効果型トランジスタを、ディスプレイ装置や各種の電子機器に適用、使用する場合、支持体に多数の電界効果型トランジスタを集積したモノリシック集積回路としてもよいし、各電界効果型トランジスタを切断して個別化し、ディスクリート部品として使用してもよい。また、電界効果型トランジスタを樹脂にて封止してもよい。
本発明にあっては、ソース/ドレイン電極は、金属から成る導体部及びドーピング材料がドーピングされた有機導電材料層から構成されており、有機導電材料層を構成する材料を適切に選択することで、有機半導体材料層から構成されたチャネル領域とソース/ドレイン電極との間で、良好なオーミック・コンタクトを形成することが可能となる。そして、導体部を、金、白金、パラジウムといった高価な金属から構成する必要が無くなるので、電界効果型トランジスタの製造コストの低減を図ることができる。しかも、導体部を金属から構成するので、高い電気伝導度を得ることができるし、有機導電材料層は、ドーピング材料がドーピングされているので、高い電気伝導度を得ることができるし、更には、有機導電材料層と導体部との間の抵抗値も低減させることができる。
図1の(A)及び(B)は、実施例1及びその変形例の電界効果型トランジスタの模式的な一部断面図である。 図2の(A)及び(B)は、実施例1の別の変形例の電界効果型トランジスタの模式的な一部断面図である。 図3の(A)、(B)及び(C)は、実施例2及びその変形例の電界効果型トランジスタの模式的な一部断面図である。 図4の(A)及び(B)は、実施例3及びその変形例の電界効果型トランジスタの模式的な一部断面図である。 図5の(A)及び(B)は、実施例3の別の変形例の電界効果型トランジスタの模式的な一部断面図である。 図6の(A)、(B)及び(C)は、実施例4及びその変形例の電界効果型トランジスタの模式的な一部断面図である。 図7は、本発明における使用に適した有機半導体材料の構造式を例示したものである。 図8は、本発明における使用に適した有機半導体材料の構造式を例示したものである。 図9は、本発明における使用に適した有機半導体材料の構造式を例示したものである。
以下、図面を参照して、実施例に基づき本発明を説明する。
実施例1は、本発明の第1の態様及び第2の態様に係る電界効果型トランジスタに関する。
図1の(A)に模式的な一部断面図を示す実施例1の電界効果型トランジスタは、ゲート電極12と、ゲート絶縁層13と、ソース/ドレイン電極21と、チャネル領域15を構成する有機半導体材料層14とを備えている。そして、ソース/ドレイン電極21は、金属から成る導体部22、及び、導体部22を少なくとも部分的に被覆し、ドーピング材料がドーピングされた有機導電材料層23から成る。
チャネル領域15は、ソース/ドレイン電極21とソース/ドレイン電極21との間に位置する有機半導体材料層14の部分から成る。そして、有機導電材料層23を介して、チャネル領域15と導体部22との間の電気的接続が形成される。
あるいは又、実施例1の電界効果型トランジスタは、所謂トップゲート/ボトムコンタクト型のTFTであり、
(A)支持体11上に形成されたソース/ドレイン電極21、
(B)ソース/ドレイン電極21とソース/ドレイン電極21との間に位置する支持体11の部分の上及びソース/ドレイン電極21の上に形成された有機半導体材料層14、
(C)有機半導体材料層14上に形成されたゲート絶縁層13、並びに、
(D)ゲート絶縁層13上に形成されたゲート電極12、
から成る。
そして、ソース/ドレイン電極21は、
(a)金属から成る導体部22、及び、
(b)ドーピング材料がドーピングされた有機導電材料層23、
から成り、
有機導電材料層23は、少なくとも、導体部の底面、もう一方のソース/ドレイン電極を構成する導体部の側面と対向する導体部の側面、及び、導体部の頂面のいずれかを、少なくとも部分的に、被覆している。具体的には、実施例1において、有機導電材料層23は、導体部22の底面以外の面に形成されている。即ち、有機導電材料層23は、導体部22の頂面及び対向側面に形成されている。
実施例1において、支持体11は、表面にSiO2層(図示せず)が形成されたガラス基板から成る。また、ゲート電極12は銅(より具体的には、銅微粒子の集合体)から成り、ゲート絶縁層13はSiO2から成り、更には、有機半導体材料層14はペンタセンから成る。導体部22を構成する金属は、銅(より具体的には、銅微粒子の集合体)である。更には、有機導電材料層23を構成する材料は、ポリエチレンジオキシチオフェン[より正確には、ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン),PEDOT]といった有機材料に、ポリスチレンスルホン酸[PSS]といったドーピング材料(ドーパント)をドーピングして得られた材料である。
以下、実施例1のトップゲート/ボトムコンタクト型のTFTの製造方法の概略を説明する。
[工程−100]
先ず、表面にSiO2層(図示せず)が形成されたガラス基板から成る支持体11上に、銅ペーストを用いたスクリーン印刷法に基づき、ソース/ドレイン電極21を構成する導体部22を形成する。
[工程−110]
次に、ポリエチレンジオキシチオフェンにポリスチレンスルホン酸をドーピングして得られた材料を、スクリーン印刷法に基づき、導体部22を覆うように印刷することで、有機導電材料層23を形成することができる。尚、有機導電材料層23は、導体部22の全面を覆うように形成されている。
あるいは又、有機導電材料層23を構成する材料を、ポリアニリンにドデシルベンゼンスルホン酸をドーピングして得られた材料とすることもできる。あるいは又、有機導電材料層23を構成する材料には、カーボンナノチューブが混入されていてもよいし、フラーレンが混入されていてもよいし、カーボンナノチューブとフラーレンとが混入されていてもよい。有機導電材料層23を構成する材料を100重量部としたとき、カーボンナノチューブ及び/又はフラーレンの混入割合を、10重量部とすることが好ましい。
[工程−120]
その後、全面に、有機半導体材料層14を形成する。具体的には、ペンタセンから成る有機半導体材料層14を以下の表1に例示する真空蒸着法に基づき、ソース/ドレイン電極21の上(より具体的には、有機導電材料層23の上)及び支持体11の上に形成する。有機半導体材料層14の成膜を行う際、ソース/ドレイン電極21及び支持体11の一部をハードマスクで覆うことによって、フォトリソグラフィ・プロセス無しで有機半導体材料層14を形成することができる。
[表1]
支持体温度:60゜C
成膜速度 :3nm/分
圧力 :5×10-4Pa
あるいは又、例えば、ポリチオフェンやポリフルオレンから成る有機半導体材料層14を、スクリーン印刷法やスピンコート法に基づき、ソース/ドレイン電極21の上(より具体的には、有機導電材料層23の上)及び支持体11の上に形成することもできる。
[工程−130]
次に、全面にゲート絶縁層13を形成する。具体的には、SiO2から成るゲート絶縁層13を、スパッタリング法に基づき全面に(具体的には、有機半導体材料層14の上に)形成する。
[工程−140]
その後、銅ペーストを用いたスクリーン印刷法に基づき、ゲート絶縁層13上にゲート電極12を形成する。
[工程−150]
最後に、全面にパッシベーション膜である絶縁層(図示せず)を形成し、ソース/ドレイン電極21の上方の絶縁層に開口部を形成し、開口部内を含む全面に配線材料層を形成した後、配線材料層をパターニングすることによって、ソース/ドレイン電極21に接続された配線(図示せず)が絶縁層上に形成された実施例1の電界効果型トランジスタを完成させることができる。
図1の(B)、図2の(A)、(B)に、実施例1の電界効果型トランジスタ(トップゲート/ボトムコンタクト型のTFT)の変形例の模式的な一部断面図を示す。ここで、図1の(B)に示す変形例にあっては、有機導電材料層23は、もう一方のソース/ドレイン電極21を構成する導体部22の側面と対向する導体部22の側面(対向側面)に形成されている。また、図2の(A)に示す変形例にあっては、有機導電材料層23は、導体部22の頂面に形成されている。更には、図2の(B)に示す変形例にあっては、有機導電材料層23は、導体部22の底面に形成されている。尚、図示しないが、有機導電材料層23は、導体部22の底面及び対向側面に形成されていてもよいし、導体部22の底面及び頂面に形成されていてもよいし、導体部22の頂面、対向側面及び底面に形成されていてもよい。更には、有機導電材料層23は、導体部22の各面の全面に形成されていてもよいし、各面の一部分に形成されていてもよいし、各面において島状に形成されていてもよい。
実施例2は、本発明の第1の態様及び第3の態様に係る電界効果型トランジスタに関する。
図3の(A)に模式的な一部断面図を示す実施例2の電界効果型トランジスタは、ゲート電極12と、ゲート絶縁層13と、ソース/ドレイン電極21と、チャネル領域15を構成する有機半導体材料層14とを備えている。そして、ソース/ドレイン電極21は、金属から成る導体部22、及び、導体部22を少なくとも部分的に被覆し、ドーピング材料がドーピングされた有機導電材料層23から成る。
チャネル領域15は、ソース/ドレイン電極21とソース/ドレイン電極21との間に位置する有機半導体材料層14の部分から成る。そして、有機導電材料層23を介して、チャネル領域15と導体部22との間の電気的接続が形成される。
あるいは又、実施例2の電界効果型トランジスタは、所謂トップゲート/トップコンタクト型のTFTであり、
(A)支持体11上に形成された有機半導体材料層14、
(B)有機半導体材料層14上に形成されたソース/ドレイン電極21、
(C)ソース/ドレイン電極21とソース/ドレイン電極21との間に位置する有機半導体材料層14の部分の上及びソース/ドレイン電極21の上に形成されたゲート絶縁層13、並びに、
(D)ゲート絶縁層13上に形成されたゲート電極12、
から成る。
そして、ソース/ドレイン電極21は、
(a)金属から成る導体部22、及び、
(b)ドーピング材料がドーピングされた有機導電材料層23、
から成り、
有機導電材料層23は、少なくとも、導体部22の底面、及び、もう一方のソース/ドレイン電極21を構成する導体部22の側面と対向する導体部22の側面のいずれかを、少なくとも部分的に、被覆している。具体的には、実施例2において、有機導電材料層23は、導体部22の底面以外の面に形成されている。即ち、有機導電材料層23は、導体部22の対向側面及び頂面に形成されている。
実施例2において、支持体11、ゲート電極12、ゲート絶縁層13、有機半導体材料層14、導体部22を構成する金属、有機導電材料層23を構成する材料は、実施例1と同じ材料から成る。
以下、実施例2のトップゲート/トップコンタクト型のTFTの製造方法の概略を説明する。
[工程−200]
先ず、表面にSiO2層(図示せず)が形成されたガラス基板から成る支持体11上に、実施例1の[工程−120]と同様にして、有機半導体材料層14を形成する。
[工程−210]
次いで、実施例1の[工程−100]と同様にして、銅ペーストを用いたスクリーン印刷法に基づき、ソース/ドレイン電極21を構成する導体部22を有機半導体材料層14上に形成する。
[工程−220]
次に、実施例1の[工程−110]と同様にして、有機材料にドーピング材料をドーピングして得られた材料を、スクリーン印刷法に基づき、導体部22を覆うように印刷することで、有機導電材料層23を形成することができる。尚、有機導電材料層23は、導体部22の全面を覆うように形成されている。
[工程−230]
その後、実施例1の[工程−130]と同様にして、全面に(具体的には、有機半導体材料層14の上及びソース/ドレイン電極21の上に)、SiO2から成るゲート絶縁層13をスパッタリング法に基づき形成する。
[工程−240]
その後、銅ペーストを用いたスクリーン印刷法に基づき、ゲート絶縁層13上にゲート電極12を形成する。
[工程−250]
最後に、実施例1の[工程−150]と同様の工程を実行することで、実施例2の電界効果型トランジスタを完成させることができる。
図3の(B)、(C)に、実施例2の電界効果型トランジスタ(トップゲート/トップコンタクト型のTFT)の変形例の模式的な一部断面図を示す。ここで、図3の(B)に示す変形例にあっては、有機導電材料層23は、もう一方のソース/ドレイン電極21を構成する導体部22の側面と対向する導体部22の側面(対向側面)に形成されている。また、図3の(C)に示す変形例にあっては、有機導電材料層23は、導体部22の底面に形成されている。尚、図示しないが、有機導電材料層23は、導体部22の底面及び対向側面に形成されていてもよいし、導体部22の頂面、対向側面及び底面に形成されていてもよい。更には、有機導電材料層23は、導体部22の各面の全面に形成されていてもよいし、各面の一部分に形成されていてもよいし、各面において島状に形成されていてもよい。
実施例3は、本発明の第1の態様及び第4の態様に係る電界効果型トランジスタに関する。
図4の(A)に模式的な一部断面図を示す実施例3の電界効果型トランジスタは、ゲート電極12と、ゲート絶縁層13と、ソース/ドレイン電極21と、チャネル領域15を構成する有機半導体材料層14とを備えている。そして、ソース/ドレイン電極21は、金属から成る導体部22、及び、導体部22を少なくとも部分的に被覆し、ドーピング材料がドーピングされた有機導電材料層23から成る。
チャネル領域15は、ソース/ドレイン電極21とソース/ドレイン電極21との間に位置する有機半導体材料層14の部分から成る。そして、有機導電材料層23を介して、チャネル領域15と導体部22との間の電気的接続が形成される。
あるいは又、実施例3の電界効果型トランジスタは、所謂ボトムゲート/ボトムコンタクト型のTFTであり、
(A)支持体11上に形成されたゲート電極12、
(B)ゲート電極12の上及び支持体11の上に形成されたゲート絶縁層13、
(C)ゲート絶縁層13上に形成されたソース/ドレイン電極21、並びに、
(D)ソース/ドレイン電極21とソース/ドレイン電極21との間に位置するゲート絶縁層13の部分の上及びソース/ドレイン電極21の上に形成された有機半導体材料層14、
から成る。
そして、ソース/ドレイン電極21は、
(a)金属から成る導体部22、及び、
(b)ドーピング材料がドーピングされた有機導電材料層23、
から成り、
有機導電材料層23は、少なくとも、導体部22の底面、もう一方のソース/ドレイン電極21を構成する導体部22の側面と対向する導体部22の側面、及び、導体部22の頂面のいずれかを、少なくとも部分的に、被覆している。具体的には、実施例3において、有機導電材料層23は、導体部22の底面以外の面に形成されている。即ち、有機導電材料層23は、導体部22の頂面及び対向側面に形成されている。
実施例3において、支持体11、ゲート電極12、ゲート絶縁層13、有機半導体材料層14、導体部22を構成する金属、有機導電材料層23を構成する材料は、実施例1と同じ材料から成る。
以下、実施例3のボトムゲート/ボトムコンタクト型のTFTの製造方法の概略を説明する。
[工程−300]
先ず、表面にSiO2層(図示せず)が形成されたガラス基板から成る支持体11上に、銅ペーストを用いたスクリーン印刷法に基づきゲート電極12を形成する。
[工程−310]
次いで、ゲート電極12の上及び支持体11の上に、SiO2から成るゲート絶縁層13をスパッタリング法に基づき形成する。
[工程−320]
その後、実施例1の[工程−100]と同様にして、銅ペーストを用いたスクリーン印刷法に基づき、ソース/ドレイン電極21を構成する導体部22をゲート絶縁層13上に形成する。
[工程−330]
次に、実施例1の[工程−110]と同様にして、有機材料にドーピング材料をドーピングして得られた材料を、スクリーン印刷法に基づき、導体部22を覆うように印刷することで、有機導電材料層23を形成することができる。尚、有機導電材料層23は、導体部22の全面を覆うように形成されている。
[工程−340]
その後、実施例1の[工程−120]と同様にして、全面に(具体的には、ソース/ドレイン電極21の上及びゲート絶縁層13の上に)、有機半導体材料層14を形成する。
[工程−350]
最後に、実施例1の[工程−150]と同様の工程を実行することで、実施例3の電界効果型トランジスタを完成させることができる。
図4の(B)、図5の(A)、(B)に、実施例3の電界効果型トランジスタ(ボトムゲート/ボトムコンタクト型のTFT)の変形例の模式的な一部断面図を示す。ここで、図4の(B)に示す変形例にあっては、有機導電材料層23は、もう一方のソース/ドレイン電極21を構成する導体部22の側面と対向する導体部22の側面(対向側面)に形成されている。また、図5の(A)に示す変形例にあっては、有機導電材料層23は、導体部22の頂面に形成されている。更には、図5の(B)に示す変形例にあっては、有機導電材料層23は、導体部22の底面に形成されている。尚、図示しないが、有機導電材料層23は、導体部22の底面及び対向側面に形成されていてもよいし、導体部22の底面及び頂面に形成されていてもよいし、導体部22の頂面、対向側面及び底面に形成されていてもよい。更には、有機導電材料層23は、導体部22の各面の全面に形成されていてもよいし、各面の一部分に形成されていてもよいし、各面において島状に形成されていてもよい。
実施例4は、本発明の第1の態様及び第5の態様に係る電界効果型トランジスタに関する。
図6の(A)に模式的な一部断面図を示す実施例4の電界効果型トランジスタは、ゲート電極12と、ゲート絶縁層13と、ソース/ドレイン電極21と、チャネル領域15を構成する有機半導体材料層14とを備えている。そして、ソース/ドレイン電極21は、金属から成る導体部22、及び、導体部22を少なくとも部分的に被覆し、ドーピング材料がドーピングされた有機導電材料層23から成る。
チャネル領域15は、ソース/ドレイン電極21とソース/ドレイン電極21との間に位置する有機半導体材料層14の部分から成る。そして、有機導電材料層23を介して、チャネル領域15と導体部22との間の電気的接続が形成される。
あるいは又、実施例4の電界効果型トランジスタは、所謂ボトムゲート/トップコンタクト型のTFTであり、
(A)支持体11上に形成されたゲート電極12、
(B)ゲート電極12の上及び支持体11の上に形成されたゲート絶縁層13、
(C)ゲート絶縁層13上に形成された有機半導体材料層14、並びに、
(D)有機半導体材料層14上に形成されたソース/ドレイン電極21、
から成る。
そして、ソース/ドレイン電極21は、
(a)金属から成る導体部22、及び、
(b)ドーピング材料がドーピングされた有機導電材料層23、
から成り、
有機導電材料層23は、少なくとも、導体部22の底面、及び、もう一方のソース/ドレイン電極21を構成する導体部22の側面と対向する導体部22の側面のいずれかを、少なくとも部分的に、被覆している。具体的には、実施例4において、有機導電材料層23は、導体部22の底面以外の面に形成されている。即ち、有機導電材料層23は、導体部22の対向側面及び頂面に形成されている。
実施例4において、支持体11、ゲート電極12、ゲート絶縁層13、有機半導体材料層14、導体部22を構成する金属、有機導電材料層23を構成する材料は、実施例1と同じ材料から成る。
以下、実施例4のボトムゲート/トップコンタクト型のTFTの製造方法の概略を説明する。
[工程−400]
先ず、表面にSiO2層(図示せず)が形成されたガラス基板から成る支持体11上に銅ペーストを用いたスクリーン印刷法に基づきゲート電極12を形成する。
[工程−410]
次いで、ゲート電極12の上及び支持体11の上に、SiO2から成るゲート絶縁層13をスパッタリング法に基づき形成する。
[工程−420]
その後、実施例1の[工程−120]と同様にして、全面に(具体的には、ゲート絶縁層13の上に)、有機半導体材料層14を形成する。
[工程−430]
次いで、実施例1の[工程−100]と同様にして、銅ペーストを用いたスクリーン印刷法に基づき、ソース/ドレイン電極21を構成する導体部22を有機半導体材料層14上に形成する。
[工程−440]
次に、実施例1の[工程−110]と同様にして、有機材料にドーピング材料をドーピングして得られた材料を、スクリーン印刷法に基づき、導体部22を覆うように印刷することで、有機導電材料層23を形成することができる。尚、有機導電材料層23は、導体部22の全面を覆うように形成されている。
[工程−450]
最後に、実施例1の[工程−150]と同様の工程を実行することで、実施例4の電界効果型トランジスタを完成させることができる。
図6の(B)、(C)に、実施例4の電界効果型トランジスタ(ボトムゲート/トップコンタクト型のTFT)の変形例の模式的な一部断面図を示す。ここで、図6の(B)に示す変形例にあっては、有機導電材料層23は、もう一方のソース/ドレイン電極21を構成する導体部22の側面と対向する導体部22の側面(対向側面)に形成されている。また、図6の(C)に示す変形例にあっては、有機導電材料層23は、導体部22の底面に形成されている。尚、図示しないが、有機導電材料層23は、導体部22の底面及び対向側面に形成されていてもよいし、導体部22の頂面、対向側面及び底面に形成されていてもよい。更には、有機導電材料層23は、導体部22の各面の全面に形成されていてもよいし、各面の一部分に形成されていてもよいし、各面において島状に形成されていてもよい。
以上、本発明を好ましい実施例に基づき説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。電界効果型トランジスタの構造や構成、製造条件、使用した材料は例示であり、適宜変更することができる。本発明によって得られた電界効果型トランジスタ(TFT)を、ディスプレイ装置や各種の電子機器に適用、使用する場合、支持体や支持部材に多数のTFTを集積したモノリシック集積回路としてもよいし、各TFTを切断して個別化し、ディスクリート部品として使用してもよい。
11・・・支持体、12・・・ゲート電極、13・・・ゲート絶縁層、14・・・有機半導体材料層、15・・・チャネル領域、21・・・ソース/ドレイン電極、22・・・導体部、23・・・有機導電材料層

Claims (6)

  1. (A)支持体上に形成されたソース/ドレイン電極、
    (B)ソース/ドレイン電極とソース/ドレイン電極との間に位置する支持体の部分の上及びソース/ドレイン電極の上に形成された有機半導体材料層、
    (C)有機半導体材料層上に形成されたゲート絶縁層、並びに、
    (D)ゲート絶縁層上に形成されたゲート電極、
    から成る電界効果型トランジスタであって、
    ソース/ドレイン電極は、
    (a)金属から成る導体部、及び、
    (b)ドーピング材料がドーピングされた有機導電材料層、
    から成り、
    有機導電材料層は、
    もう一方のソース/ドレイン電極を構成する導体部の側面と対向する導体部の側面である対向側面に形成されており、又は、
    導体部の底面及び対向側面に形成されており、又は、
    導体部の底面及び頂面に形成されており、又は、
    導体部の頂面、対向側面及び底面に形成されている電界効果型トランジスタ。
  2. (A)支持体上に形成された有機半導体材料層、
    (B)有機半導体材料層上に形成されたソース/ドレイン電極、
    (C)ソース/ドレイン電極とソース/ドレイン電極との間に位置する有機半導体材料層の部分の上及びソース/ドレイン電極の上に形成されたゲート絶縁層、並びに、
    (D)ゲート絶縁層上に形成されたゲート電極、
    から成る電界効果型トランジスタであって、
    ソース/ドレイン電極は、
    (a)金属から成る導体部、及び、
    (b)ドーピング材料がドーピングされた有機導電材料層、
    から成り、
    有機導電材料層は、
    もう一方のソース/ドレイン電極を構成する導体部の側面と対向する導体部の側面である対向側面に形成されており、又は、
    導体部の底面及び対向側面に形成されており、又は、
    導体部の頂面及び対向側面に形成されており、又は、
    導体部の頂面、対向側面及び底面に形成されている電界効果型トランジスタ。
  3. (A)支持体上に形成されたゲート電極、
    (B)ゲート電極の上及び支持体の上に形成されたゲート絶縁層、
    (C)ゲート絶縁層上に形成された有機半導体材料層、並びに、
    (D)有機半導体材料層上に形成されたソース/ドレイン電極、
    から成る電界効果型トランジスタであって、
    ソース/ドレイン電極は、
    (a)金属から成る導体部、及び、
    (b)ドーピング材料がドーピングされた有機導電材料層、
    から成り、
    有機導電材料層は、
    もう一方のソース/ドレイン電極を構成する導体部の側面と対向する導体部の側面である対向側面に形成されており、又は、
    導体部の底面及び対向側面に形成されており、又は、
    導体部の頂面、対向側面及び底面に形成されている電界効果型トランジスタ。
  4. 有機導電材料層を構成する材料は、ポリチオフェン、ポリピロール、ポリアニリン、ポリアセチレン、ポリフェニレン、ポリフラン、ポリセレノフェン、ポリイソチアナフテン、ポリフェニレンスルフィド、ポリフェニレンビニレン、ポリチエニレンビニレン、ポリナフタレン、ポリアントラセン、ポリピレン、ポリアズレン、フタロシアニン、ペンタセン、メロシアニン、及び、ポリエチレンジオキシチオフェンから成る群から選択された少なくとも1種類の有機材料に、ヨウ素、過塩素酸、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸、4フッ化硼酸、5フッ化ヒ素、6フッ化リン酸、アルキルスルホン酸、パーフルオアルキルスルホン酸、ポリアクリル酸、ポリスチレンスルホン酸、及び、ドデシルベンゼンスルホン酸から成る群から選択された少なくとも1種類のドーピング材料をドーピングして得られた材料である請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電界効果型トランジスタ。
  5. 有機導電材料層を構成する材料には、カーボンナノチューブ及び/又はフラーレンが混入されている請求項4に記載の電界効果型トランジスタ。
  6. 導体部を構成する材料は、銅、銀、アルミニウム、金微粒子、白金微粒子、又は、パラジウム微粒子である請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電界効果型トランジスタ。
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