JP5157312B2 - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents
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Description
そこで、従来では、二次転写ローラを中間転写ベルトに接離自在に構成し、レジスト補正を行う際には、二次転写ローラを中間転写ベルトから離間させる制御が行われている。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、色ずれ補正をより精度良く実行できる画像形成装置および画像形成方法を提供することを目的としている。
ここで、前記速度変動量算出手段は、基準パターンの検出結果から二次転写ローラと中間転写体が離間した状態の中間転写体の副走査方向における第1の速度を求めると共に、速度変動量検出用パターンの検出結果から二次転写ローラと中間転写体が接触した状態の中間転写体の副走査方向における第2の速度を求め、第1と第2の速度の差分を前記速度変動量とすることを特徴とする。
また、前記基準パターン検出手段は、形成された基準パターンのパターン列の最後尾が二次転写位置を通過した後、二次転写ローラと中間転写体を接触させ、その接触した状態で当該基準パターンを再度検出し、前記速度変動量算出手段は、二次転写ローラと中間転写体が離間した状態の第1の検出結果と、二次転写ローラと中間転写体が接触した状態の第2の検出結果を比較することにより、前記速度変動量を算出することを特徴とする。
ここで、前記速度変動量算出手段は、第1の検出結果から二次転写ローラと中間転写体が離間した状態の中間転写体の副走査方向における第1の速度を求め、第2の検出結果から二次転写ローラと中間転写体が接触した状態の中間転写体の副走査方向における第2の速度を求め、第1と第2の速度の差分を前記速度変動量とすることを特徴とする。
また、前記速度変動量算出手段は、速度変動量の算出を、所定条件を満たした場合に実行することを特徴とする。
このようにすれば、速度変動により各色の画像の位置ずれが生じる蓋然性が高い場合にだけ速度変動量の算出を行うことが可能になる。
このようにすれば、温度および/または湿度の変化が所定量以上に大きくなった場合に速度変動量の算出を行うことができる。
このようにすれば、ローラ回転量を指標する値として、例えばローラ回転の積算量や画像形成回数の値などが所定値以上になって二次転写ローラの磨耗が進んだ場合などに速度変動量の算出を行うことができる。
<第1の実施の形態>
(1)プリンタの全体の構成
図1は、プリンタ10の全体の構成を示す図である。
作像部20Y〜20Kは、感光体ドラム1Y〜1K、その周囲に配設された帯電器2Y〜2K、画像書き込み手段の一例としての露光部3Y〜3K、現像器4Y〜4K、一次転写ローラ5Y〜5K、感光体ドラムを清掃するためのクリーナ6Y〜6Kなどを備えており、感光体ドラム1Y〜1KにY〜K色のトナー像を作像する。露光部3Yは、内部にレーザダイオードと、レーザダイオードから出射されるレーザビームを偏向して感光体ドラム1Yの表面を主走査方向に露光走査させるためのポリゴンミラーや走査レンズ等を備える。この構成は、他の露光部3M〜3Kについて同様である。
給送部12は、記録シートとしての用紙Sを収容する給紙カセット31と、給紙カセット31内の用紙Sを搬送路37上に1枚ずつ繰り出す繰り出しローラ32と、繰り出された用紙Sを搬送する搬送ローラ対33と、二次転写位置351に送り出すタイミングをとるためのタイミングローラ対34と、二次転写位置351において中間転写ベルト21を挟んで駆動ローラ22に接離自在に支持される二次転写ローラ35と、二次転写ローラの接離のためのアクチュエータ39などを備えている。
二次転写ローラ35の支持機構は、ここでは図示していないが、二次転写ローラ35の回転軸を駆動ローラ22の回転軸と平行な状態で、中間転写ベルト21に対し接離方向に移動自在に支持するスライド機構などを用いることができる。
定着部13は、定着ローラと加圧ローラを備え、所定の定着温度で用紙Sを加熱加圧してトナー像を定着させる。
この露光走査を受ける前に、感光体ドラム1Y〜1Kは、帯電器2Y〜2Kにより一様に帯電されており、レーザビームLの露光により、感光体ドラム1Y〜1Kに静電潜像が形成される。
中間転写ベルト21の走行方向(以下、「ベルト走行方向」という。)において、作像部20Kと二次転写位置351の間の位置には、位置ずれ検出センサ25が配設されており、これにより中間転写ベルト21上に一次転写された各色のレジストパターン60Y〜60K(図4参照)の位置ずれ量を検出するようになっている。位置ずれ検出センサ25は、発光部と受光部を有する公知の反射型の光学センサからなり、発光部からの光を中間転写ベルト21に照射し、その反射光を受光部で受光して電気信号に変換し、変換した信号を制御部14に送る。また、機内の温湿度を検出する温湿度検出センサ26が配置されている。温湿度検出センサ26の検出信号は、制御部14に送られる。
図2は、制御部14の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、制御部14は、主な構成要素として、CPU50、通信インターフェース(I/F)部51、画像処理部52、画像メモリ53、位置ずれ補正部54、レーザダイオード駆動部55、ROM56、RAM57、位置ずれ量格納部58およびローラ回転時間積算値格納部59などを備える。
画像処理部52は、通信I/F部51からのプリントジョブのデータをY〜Kの再現色の画像データに変換して、画像メモリ53に出力し、この画像データを再現色ごとに格納させる。
M色 Dk/Vk−〔(Dm/Vm)+(Pm/Vb)〕+Hm(秒)・・(式2)
C色 Dk/Vk−〔(Dc/Vc)+(Pc/Vb)〕+Hc(秒)・・(式3)
ここで、Dk/Vkは、感光体ドラム1K上においてK色の像が露光位置7Kから一次転写位置8Kまで移動するときに要する時間に相当する。Dy/Vyは、感光体ドラム1Y上においてY色の像が露光位置7Yから一次転写位置8Yまで移動するときに要する時間に、Py/Vbは、Y色の像が一次転写位置8YからK色の一次転写位置8Kまで移動するときに要する時間に相当する。他のM、C色についても同様の時間を表わしている。また、位置ずれ量Hy〜Hcは、後述の位置ずれ検出処理により算出されて、位置ずれ量格納部58に格納されているものである。
ROM56には、画像形成動作に関する制御プログラムおよび位置ずれ検出に関する制御プログラムのほか、各色のレジストパターンの印字用データなどが格納されている。RAM57は、CPU50のワークエリアとして用いられる。
ローラ回転時間積算値格納部59は、EEPROMなどの不揮発性メモリからなり、二次転写ローラ35の回転時間の積算値を示すデータが格納される。
CPU30は、位置ずれ検出センサ25や温湿度検出センサ26からの検出信号を受け付けると共に、ROM56から必要なプログラムを読み出して、画像処理部52での画像データの変換処理や、画像メモリ53における画像データの書き込み/読み出し、並びに位置ずれ検出処理において各色の位置ずれ量を算出し、算出したデータを位置ずれ量格納部58に格納させる。また、アクチュエータ39を制御して、プリントジョブによる画像形成時には二次転写ローラ35の位置を圧接位置に移動させ、位置ずれ検出時には、圧接位置と離間位置の一方から他方の位置への移動を所定タイミングで切り換える。
また、二次転写ローラ35の回転動作が行われる毎に、その間の回転時間を内部タイマー(不図示)により計測し、その計測した時間を、現にローラ回転時間積算値格納部59に格納されている値に加算して、新たな積算値として書き換える。また、二次転写ローラ35が温湿度の影響を受けて電気抵抗が変化し易いので、二次転写に適正な電流が二次転写ローラ35に流れるように印加電圧を機内温湿度に応じて調整する。
同図に示すように、基準パターンとしてのレジストパターン60Y〜60Kは、各色毎にベルト走行方向と直交する(主走査方向に平行な)複数の直線部61を備える。このレジストパターン60Y〜60Kを形成するための印字用データは、予めROM56に格納されており、この印字用データに基づき作像部20Y〜20Kにより中間転写ベルト21上に形成される。この際、色ずれが発生していない状態では、レジストパターン60Y〜60Kは、各色ごとに、複数の直線部61を先頭から最後尾に順に番号を付したときのその番号が同じもの同士(同じ位置関係にあるもの同士)の、ベルト走行方向と平行な方向(副走査方向)において相互に距離Gをもって形成されるようになっている。なお、レジストパターン60Y〜60K毎に、副走査方向長さ(間隔W)が駆動ローラ22の1周分以上の長さで同じ値に設定されている。
CPU50は、位置ずれ検出センサ25による検出信号から、K色のレジストパターン60Kの位置を基準にその他の色のレジストパターン60Y〜60Cとの副走査方向の距離を求め、求めた距離と、色ずれが発生していない状態における距離Gとの差分から、副走査方向における位置ずれ量を算出する。ここでは、各色について、同じ位置関係にある直線部61同士の位置ずれ量からその平均をとることが行われるが、位置ずれ量の算出自体は、公知の方法を用いることができる。
温湿度の変化量が所定量以上であると判断すると(ステップS7で「YES」)、位置ずれ量補正処理を実行する(ステップS10)。このように温湿度の変化量が大きい場合に、位置ずれ量補正処理を実行するとしたのは、次の理由による。
そこで、温湿度の変化量が所定量(当該量以上になると色ずれが目に見える程度にまで表れると想定される量)以上に大きくなると、位置ずれ量補正処理を実行して、ベルト速度変動による位置ずれ量を補正して色ずれを防止するものである。なお、所定量は、予め実験等から適正値が求められて、そのデータがROM56等に格納される。
同図に示すように、まず、二次転写ローラ35を圧接位置に移動させる(ステップS21)。そして、中間転写ベルト21上に速度差検出用パターン70Yを形成する(ステップS22)。この形成は、上述のレジストパターン60Yと同じ条件で実行される。
形成された速度差検出用パターン70Yの先頭の直線部71fが位置ずれ検出センサ25の検出領域251(図3)の直前に到達したか否かを判断する(ステップS23)。この判断は、直線部71fの形成開始から、その直線部71fが検出領域251の直前位置に到達するまでに要すると想定される時間を予め求めておき、その時間が経過したか否かを内部タイマーで計測することにより行われる。
そして、計測された時間Tbと、上記ステップS4で計測されてRAM57に一時的に保存されている時間Taとから、速度変動量としてのベルト速度差ΔVbを求める(ステップS26)。このように時間TaとTbからベルト速度差ΔVbを求めるとしているのは、次の理由による。すなわち、レジストパターン60Yは、二次転写ローラ35が離間位置にあるときに形成され、離間位置にあるときに検出される。一方、速度差検出用パターン70Yは、二次転写ローラ35が圧接位置にあるときに形成され、離間位置にあるときに検出される。パターン形成時では圧接と離間の状態が異なり、検出時では同じ状態になるので、検出(計測)結果がパターン形成時の圧接と離間に違いによるベルト速度差を表していることになるからである。この意味で、制御部14は、ステップS26等を実行する際に、二次転写ローラが中間転写体から離間した状態と接触した状態における中間転写体の副走査方向の速度変動量を算出する速度変動量算出手段として機能するものといえる。
ΔVb=(Da/Ta)−Db/〔(Ta+(Ta−Tb)〕・・・(式4)
ここで、Daは、図4に示すレジストパターン60Yの副走査方向長さWに、Dbは、速度差検出用パターン70Yの副走査方向長さWに相当し、印字用データにより予め設定された固定値である。
このずれ量Hyzは、次の(式5)により得られる。
ここで、Vb=Da/Ta、Vb´=Db/〔(Ta+(Ta−Tb)〕である。
上記(式5)をPy、Vb、ΔVb(ΔVb=Vb−Vb´)だけを用いて書き換えると、次の(式6)のようになる。
Hyz=−Py×ΔVb/〔Vb(Vb+ΔVb)〕・・・(式6)
同様に、M、C色について、K色に対するベルト速度差によるずれ量Hmz、Hczは、次の(式7)、(式8)で表わすことができる。
Hcz=−Pc×ΔVb/〔Vb(Vb+ΔVb)〕・・・(式8)
M、C色についてもY色と同様に、現在の位置ずれ量Hm、Hcに、算出されたずれ量Hmz、Hczを加算して、加算した値に書き換える。位置ずれ量Hy〜Hcを補正すると、メインルーチンにリターンし、ステップS9に移る。
図5に戻って、ステップS7において、温湿度の変化量が所定量よりも小さいことを判断すると(ステップS7で「NO」)、二次転写ローラ35の回転時間の積算値が所定時間以上であるか否かを判断する(ステップS8)。回転時間の積算値は、ローラ回転時間積算値格納部59に格納されている値が参照される。
二次転写ローラ35の回転時間の積算値が所定時間よりも短い場合には(ステップS8で「NO」)、ベルト速度変動による色ずれが生じる蓋然性が低いとして、位置ずれ量補正処理を実行せず、ステップS9に移る。
以上説明したように、二次転写ローラ35の中間転写ベルト21への圧接、離間によりベルト速度に微少な変動が生じても、その変動量をキャンセルする(色ずれにならない)ように各色の位置ずれ量を補正するので、二次転写ローラ35の圧接離間に起因する色ずれを防止できる。
図8は、ベルト速度が0.1〔%〕変動したときの、感光体ドラムのピッチと色ずれ量の相関の例を示す図である。ここで、ピッチとは、隣り合う感光体ドラム間の軸間距離(副走査方向における間隔)、色ずれ量とは、異なる色、例えばY色とK色の1画素ずつが本来、中間転写ベルト21上で同じ位置に重ね合わせて形成されるべきところ、ベルト速度変動により、一方の色の画素に対し他方の色の画素が副走査方向にずれた位置に形成されてしまった場合のそのずれ量に相当する。同図は、ピッチの異なる複数の画像プロセス部のモデルについてその色ずれ量をシミュレーションにより解析して示した例である。
上記では、レジストパターン60Yと速度差検出用パターン70Yとを同じ形状のものとしたが、ベルト速度差を検出できるパターン構成であれば、これに限られることはない。例えば、速度差検出用パターン70Yを2本の直線部だけとして、その間隔がレジストパターン60Yと同じ間隔Wになるようなパターン構成とするとしても良い。他の直線部を形成しない分だけ、トナー消費量を低減できる。
上記実施の形態では、位置ずれ量補正処理において、レジストパターン60Y〜60Kとは別の速度差検出用パターン70Yを形成するとしたが、本実施の形態では、速度差検出用パターン70Yを形成せず、レジストパターン60Y〜60Kを利用して位置ずれ量補正処理を実行するとしており、この点が第1の実施の形態と異なっている。以下、説明の重複を避けるため、第1の実施の形態と同じ内容についてはその説明を省略する。
本実施の形態のパターン検出は、次の(a)〜(c)の順に実行される。
同図に示すように、中間転写ベルト21上に形成されたレジストパターン60Y〜60Kの最後尾、ここでは、図4に示す60Kの最後尾に当たる直線部61が二次転写位置351を通過したか否かを判断する(ステップS31)。この判断は、レジストパターン60Kの形成時期から最後尾に当たる直線部61が二次転写位置351を通過するまでの時間を予め求めておき、レジストパターン60Kの形成開始からの経過時間が予め求められた時間に達したか否かにより行われる。
次に、計測された時間TaとTbから、ベルト速度差ΔVbを求める(ステップS34)。ここでは、次の(式9)により算出される。
ここで、Daは、図4に示すレジストパターン60Yの副走査方向長さWに相当する値である。
ステップS35では、位置ずれ量格納部58に格納されている位置ずれ量Hy、Hm、Hcをベルト速度差ΔVbに応じて補正する。この処理は、上記ステップS27と同じである。すなわち、上記(式6)〜(式8)を用いて、現在の位置ずれ量Hy、Hm、Hcに、算出されたずれ量Hyz、Hmz、Hczを加算して、加算した値に書き換えて、メインルーチンにリターンする。
なお、本発明は、画像形成装置に限られず、位置ずれ量を補正する方法であるとしてもよい。さらに、その方法をコンピュータが実行するプログラムであるとしてもよい。また、本発明に係るプログラムは、例えば磁気テープ、フレキシブルディスク等の磁気ディスク、DVD−ROM、DVD−RAM、CD−ROM、CD−R、MO、PDなどの光記録媒体、フラッシュメモリ系記録媒体等、コンピュータ読み取り可能な各種記録媒体に記録することが可能であり、当該記録媒体の形態で生産、譲渡等がなされる場合もあるし、プログラムの形態でインターネットを含む有線、無線の各種ネットワーク、放送、電気通信回線、衛星通信等を介して伝送、供給される場合もある。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施の形態では、レジストパターンや速度差検出用パターンを用いてベルト速度差を求めるとしたが、この方法に限られない。二次転写ローラ35の圧接と離間によるベルト速度の変動量が判れば良く、例えば駆動ローラ22の回転速度を検出するセンサを配置し、二次転写ローラ35の圧接と離間の状態におけるベルト速度の変動量を検出するとしても良い。
例えば、上記ではローラ回転積算時間を、ローラ回転量を指標する値として用いたが、プリント枚数が増えると二次転写ローラ35の磨耗が進むことから、プリント枚数をローラ回転積算時間と同様にローラ回転量を指標する値として用い、プリント(画像形成)回数が所定回数、例えば10000回に達する毎に実行を判断する構成をとることができる。また、経時劣化による硬度変化も想定できるので、この場合には、所定期間、例えば装置使用の有無に関係なく1ヶ月毎に実行するようにしても良い。
(4)上記実施の形態では、位置ずれ検出処理において、その中で温湿度の変動量が所定量以上になったとき等の所定条件を満たした場合に色ずれ量補正処理を実行するとしたが、これに限られない。位置ずれ検出の際に必ず実行したり、位置ずれ検出をある期間をおいて複数回行うときのそのうちの1回だけに実行したりすることもできる。
3Y〜3K 露光部
5Y〜5K 一次転写ローラ
8Y〜8K 一次転写位置
10 プリンタ
14 制御部
20Y〜20K 作像部
21 中間転写ベルト
25、29 位置ずれ検出センサ
26 温湿度検出センサ
35 二次転写ローラ
39 アクチュエータ
54 位置ずれ補正部
58 位置ずれ量格納部
59 ローラ回転時間積算値格納部
60Y〜60K レジストパターン
70Y 速度差検出用パターン
351 二次転写位置
Claims (9)
- 画像書き込み手段によって複数の像担持体のそれぞれに異なる色の画像を書き込み、各色の画像を、回動する中間転写体上に一次転写し、一次転写された各色の画像を、二次転写ローラが中間転写体に接触した状態で、二次転写ローラと中間転写体の間を通過する記録シート上に二次転写するタンデム型の画像形成装置であって、
二次転写ローラと中間転写体を接離させる接離手段と、
二次転写ローラと中間転写体を離間させて、前記画像書き込み手段により中間転写体上に各色の基準パターンを形成し、形成された各色の基準パターンを検出する基準パターン検出手段と、
前記検出結果に基づいて、各色の基準パターンの副走査方向における位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出手段と、
二次転写ローラが中間転写体から離間した状態と接触した状態における中間転写体の副走査方向の速度変動量を算出する速度変動量算出手段と、
前記位置ずれ量を、前記速度変動量に応じて、二次転写ローラが中間転写体に接触した状態で基準パターンが形成されたとした場合に算出されるであろう位置ずれ量に補正する第1補正手段と、
補正後の位置ずれ量に基づいて、前記画像書き込み手段による書き込み位置を補正する第2補正手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 二次転写ローラと中間転写体を接触させて、画像書き込み手段により中間転写体上に少なくとも1色の速度変動量検出用パターンを形成し、形成された速度変動量検出用パターンが二次転写位置に到達する前に二次転写ローラと中間転写体を離間させ、その離間した状態で当該速度変動量検出用パターンを検出する変動量検出用パターン検出手段を備え、
前記速度変動量算出手段は、
基準パターンと速度変動量検出用パターンそれぞれの検出結果を比較することにより、前記速度変動量を算出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記速度変動量算出手段は、
基準パターンの検出結果から二次転写ローラと中間転写体が離間した状態の中間転写体の副走査方向における第1の速度を求めると共に、速度変動量検出用パターンの検出結果から二次転写ローラと中間転写体が接触した状態の中間転写体の副走査方向における第2の速度を求め、第1と第2の速度の差分を前記速度変動量とすることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記基準パターン検出手段は、
形成された基準パターンのパターン列の最後尾が二次転写位置を通過した後、二次転写ローラと中間転写体を接触させ、その接触した状態で当該基準パターンを再度検出し、
前記速度変動量算出手段は、
二次転写ローラと中間転写体が離間した状態の第1の検出結果と、二次転写ローラと中間転写体が接触した状態の第2の検出結果を比較することにより、前記速度変動量を算出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記速度変動量算出手段は、
第1の検出結果から二次転写ローラと中間転写体が離間した状態の中間転写体の副走査方向における第1の速度を求め、第2の検出結果から二次転写ローラと中間転写体が接触した状態の中間転写体の副走査方向における第2の速度を求め、第1と第2の速度の差分を前記速度変動量とすることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 - 前記速度変動量算出手段は、
速度変動量の算出を、所定条件を満たした場合に実行することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 機内および/または装置周辺の温度および/または湿度を検出する温湿度検出手段を備え、
前記所定条件を満たした場合とは、
前記温度および/または湿度の単位時間当たりの変化量が所定量以上になった場合であることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 - 二次転写ローラの回転量を指標する値を検出する回転量検出手段を備え、
前記所定条件を満たした場合とは、
ローラ回転量を指標する値が所定値以上になった場合であることを特徴とする請求項6または7に記載の画像形成装置。 - 画像書き込み手段によって複数の像担持体のそれぞれに異なる色の画像を書き込み、各色の画像を、回動する中間転写体上に一次転写し、一次転写された各色の画像を、二次転写ローラが中間転写体に接触した状態で、二次転写ローラと中間転写体の間を通過する記録シート上に二次転写するタンデム型の画像形成装置における画像形成方法であって、
二次転写ローラと中間転写体を接離させる接離ステップと、
二次転写ローラと中間転写体を離間させて、前記画像書き込み手段により中間転写体上に各色の基準パターンを形成し、形成された各色の基準パターンを検出する基準パターン検出ステップと、
前記検出結果に基づいて、各色の基準パターンの副走査方向における位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出ステップと、
二次転写ローラが中間転写体から離間した状態と接触した状態における中間転写体の副走査方向の速度変動量を算出する速度変動量算出ステップと、
前記位置ずれ量を、前記速度変動量に応じて、二次転写ローラが中間転写体に接触した状態で基準パターンが形成されたとした場合に算出されるであろう位置ずれ量に補正する第1補正ステップと、
補正後の位置ずれ量に基づいて、前記画像書き込み手段による書き込み位置を補正する第2補正ステップと、
を含むステップを実行することを特徴とする画像形成方法。
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