JP5156696B2 - 車両用シート - Google Patents

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この発明は、シートバックの傾斜角度を調整するためのリクライニング機構を備えた車両用シートに関するものである。
車両用シートとして、シートバックの傾斜角度を調整するためのリクライニング機構を備えたものが知られている。リクライニング機構は、クッションフレームとシートバックフレームの相対的な回動角度を固定するためのロック機構部と、ロック機構部のロックを解除する解除機構部と、シートバックフレームを前傾方向に付勢するスパイラルスプリングとを備え、クッションフレームとシートバックフレームとの左右の連結部にそれぞれ設置されている。また、左右のリクライニング機構の解除操作部は、シート幅方向に延出する作動ロッドを介して連動可能に相互に連結されている。
また、このようなリクライニング機構を備えた車両用シートにおいて、シートバックフレームの左右の側部フレーム部の下縁部の間に、左右のリクライニング機構を連結する作動ロッドの外周側を囲繞する補強パイプを配置し、車両の側面衝突時にシート側部に入力される荷重を、作動ロッドと補強パイプを介して車体の幅方向中央領域に伝達するものが案出されている(例えば、特許文献1参照)。
なお、特許文献1に記載の車両用シートでは、補強パイプの両端部に、内周面側の摺動抵抗の小さい樹脂製のカラー部材が取り付けられ、作動ロッドの回動時における摺動抵抗の低減が図られている。
特開2006−27542号公報
ところで、上記従来の車両用シートにおいては、左右のリクライニング機構がシートバックフレームの左右の側部フレーム部に固定されるとともに、各リクライニング機構の軸が作動ロッドの両端部に連結されている。このため、作動ロッドの外周側を囲繞する円筒状の補強パイプは、作動ロッドの両端部にリクライニング機構を結合する前の段階で作動ロッドの外周側に嵌装しておかなければならない。
しかし、作動ロッドの端部をリクライニング機構の軸に溶接等によって結合する場合には、補強パイプの軸方向の端部側に充分な作業スペースを確保することが難しいため、作業者が困難な結合作業を強いられることになる。つまり、補強パイプは側面衝突時にシートバックフレームやクッションフレームの左右の側部フレーム部間で速やかに荷重を伝達するためのものであるため、補強パイプの軸方向の端部は側部フレーム部にある程度近接させなければならず、そうすると補強パイプの軸方向の端部側に充分な作業スペースを確保することが難しくなる。
そこでこの発明は、側面衝突時の補強パイプを介した速やかな荷重伝達を犠牲にすることなく、作動ロッドとリクライニング機構の結合作業性を向上させることのできる車両用シートを提供しようとするものである。
上記の課題を解決する請求項1に記載の発明は、シート幅方向の左右両側に側部フレーム部(例えば、後述の実施形態における側部フレーム部13c,13d)を有するシートバックフレーム(例えば、後述の実施形態におけるシートバックフレーム13)と、シートクッションのクッションフレーム(例えば、後述の実施形態におけるクッションフレーム7)に対して前記シートバックフレームを傾動可能に連結するリクライニング機構(例えば、後述の実施形態におけるリクライニング機構40)と、シート幅方向に延出し、前記左右の側部フレーム部間を連結して前記リクライニング機構に連結する作動ロッド(例えば、後述の実施形態における作動ロッド52)と、前記左右の側部フレーム部の間に隙間をもって配置され、前記作動ロッドの周域を囲繞する補強パイプ(例えば、後述の実施形態における補強パイプ15)と、を備えた車両用シートであって、前記作動ロッドの軸方向の両端部に、前記側部フレーム部のシート幅方向内側に突出した軸部材(例えば、後述の実施形態における操作軸51a)に溶接固定される接合部(例えば、後述の実施形態における接合部52a)が設けられ、前記補強パイプの軸方向の両端部に円筒状のカラー部材(例えば、後述の実施形態におけるカラー部材53)がそれぞれ取り付けられ、このカラー部材が、円筒形状を円周方向で分離して成る円筒構成ブロック(例えば、後述の実施形態における円筒構成ブロック20A,20B)を合体させて形成され前記カラー部材は、前記補強パイプの外周面に嵌合される嵌合壁(例えば、後述の実施形態における嵌合壁23)と、この嵌合壁よりも径方向内側に肉厚なカバー壁(例えば、後述の実施形態におけるカバー壁24)と、前記嵌合壁と前記カバー壁の間の段差壁部分にあって前記補強パイプの端面が突き当てられる当接壁(例えば、後述の実施形態における当接壁25)と、を備え、前記カバー壁は、前記作動ロッドの前記接合部の周域を覆い、かつ当該接合部の軸方向の長さと同等長さとされ、前記補強パイプの両端部に前記カラー部材が組み付けられた状態では、前記各カラー部材とそれに対向する前記側部フレーム部の間に所定隙間が設けられ、前記補強パイプは、前記左右の側部フレーム部間の離間幅から、前記接合部の軸方向長さの2倍の長さと前記所定隙間の2倍の長さとを差し引いた長さよりも短く設定されていることを特徴とする。
車両用シートを組み立てるに際しては、作動ロッドの外周側に補強パイプを予め外装しておき、その状態で作動ロッドを左右の側部フレーム部の間に配置して作動ロッドの軸方向の端部に軸部材を結合する。このとき、作動ロッドの軸方向の端部にはカラー部材が取り付けられていないため、作動ロッドの軸方向の端部と側部フレーム部の間には充分なスペースが確保されている。作動ロッドと軸部材の結合作業はこのスペースを利用して行われる。この後、カラー部材の円筒構成ブロックを補強パイプの外周側で合体させることにより、補強パイプの軸方向の端部にカラー部材が装着される。このとき、カラー部材は、嵌合壁が補強パイプの外周面に嵌合されるとともに、当接壁が補強パイプの端面に突き当てられる。これにより、作動ロッドの軸方向の端部と側部フレーム部の間のスペースがカラー部材によって狭められ、車両の側面衝突時には、車幅方向外側の側部フレーム部に入力された荷重がカラー部材を介して補強パイプに速やかに伝達されるようになる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用シートにおいて、前記補強パイプに嵌合される前記嵌合壁の軸方向の長さは、前記所定隙間の2倍の長さよりも長くなるように形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、嵌合壁を補強パイプの外周面に嵌合し、当接壁を補強パイプの軸方向の端面に突き当てた状態でカラー部材を補強パイプの端部に取り付けることにより、側面衝突時にカラー部材と補強パイプを介して荷重を車幅方向内側の側部フレーム部に速やかに伝達することが可能になるとともに、作動ロッドの端部の接合部側部フレーム部側の軸部材溶接固定するときに、カラー部材を非装着にしておくことで充分な結合作業のためのスペースを確保することが可能になる。
また、請求項に記載の発明によれば、カラー部材に、作動ロッドの接合部の周域を覆うカバー壁が設けられているため、作動ロッドの端部と側部フレーム部側の軸部材との結合作業時には充分な作業スペースを確実に確保することができ、しかも、結合後には補強パイプの軸方向の端部の不要な隙間を狭めることができる。
この発明の一実施形態の車両用シートの斜視図である。 この発明の一実施形態の車両用シートの一部を拡大した斜視図である。 この発明の一実施形態の車両用シートの図1のA−A断面に沿う断面図である。 この発明の一実施形態の車両用シートで用いるカラー部材の展開状態を示す側面図(A)と平面図(B)を併せて記載した図である。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、車両用シート1を前部斜め上方側から見た斜視図である。なお、同図中、車両用シート1は骨格部のみが示されている。
車両用シート1は、乗員の臀部と腿部を支持するシートクッション2と、このシートクッション2の後端部に前後方向に傾動可能に連結されて、乗員の腰部と背部を支持するシートバック3と、このシートバック3の上部に支持されて、乗員の頭部と首部を支持する図示しないヘッドレストとを備えている。
シートクッション2は、車体前後方向に沿う左右の側部フレーム部7a,7bの後端部が後部クロスメンバ6を介して連結されたクッションフレーム7を備え、そのクッションフレーム7がシートレール8,8を介して車体フロア9に前後方向にスライド可能に取り付けられている。
シートバック3は、上部フレーム部13aと左右の側部フレーム部13c,13dと下部連結プレート13bとから成る略矩形枠形状のシートバックフレーム13を備え、そのシートバックフレーム13の下端がクッションフレーム7の後端部に傾動可能に結合されている。
クッションフレーム7の左右の側部フレーム部7a,7bの後縁部は、シートバックフレーム13の左右の側部フレーム部13c,13dの下縁部のシート幅方向外側に重ねられ、これらの左右の側部フレーム部7a,13cと7b,13d同士が角度調整可能なリクライニング機構40を介して連結されている。
図2,図3は、クッションフレーム7とシートバックフレーム13のリクライニング機構40を介した一方の連結部を示す斜視図と断面図である。
リクライニング機構40は、クッションフレーム7とシートバックフレーム13の相対的な回動位置を固定するロック機構部50(図3参照)と、このロック機構部50のロックを解除操作する解除機構部51(図3参照)と、シートバックフレーム13をクッションフレーム7に対して前傾方向に付勢するスパイラルスプリング41と、を備え、スパイラルスプリング41の前面側と周囲が樹脂製のカバー44によって覆われている。
ロック機構部50は、爪と溝の係合等によってクッションフレーム7とシートバックフレーム13の相対回動を規制する周知の構造のものが用いられ、解除機構部51は、ロック機構部50のロックを解除するための操作軸51aを有し、その操作軸51aがシートクッション2の側部に配置された解除レバー42によって操作されるようになっている。また、左右のリクライニング機構40の操作軸51aは、シートバックフレーム13の側部フレーム部13c,13dを貫通し、側部フレーム部13c,13d間にシート幅方向に沿って配置される作動ロッド52に結合されている。作動ロッド52は、操作軸51a,51a同士を連結することによって左右のリクライニング機構40の解除機構51を連動させる。また、この作動ロッド52の周域には、軸方向の両端部に樹脂製のカラー部材53を装着した金属製の補強パイプ15が嵌装されている。
なお、車幅方向内側のリクライニング機構40の外側(車幅方向内側部分)の端面は、車体のフロアトンネル上に設置された図示しないコンソールボックスの側面に対向している。
作動ロッド52は、軸方向の両端部に円筒状の接合部52aが設けられている。各接合部52aにはリクライニング機構40の操作軸51aが嵌入され、その状態で接合部52aと操作軸51aが溶接固定されるようになっている。
補強パイプ15は、作動ロッド52の周域を囲繞した状態で左右の側部フレーム部13c,13d間に配置されるが、その軸長は作動ロッド52の軸長よりも短く設定されている。具体的には、補強パイプ15の軸長は、側部フレーム部13c,13d間の離間幅から、作動ロッド52の両側の接合部52aの長さL1×2分と、所定隙間Δw×2を差し引いた長さよりも短く設定されている。
図4(A),(b)は、補強パイプ15の軸方向の両端部に取り付けられるカラー部材53の側面図と平面図である。
カラー部材53は、補強パイプ15に取り付けられた状態において、補強パイプ15よりも一回り外径の大きい円筒形状とされるが、取り付け前の状態では、半円筒状の一対の円筒構成ブロック20A,20Bを円周方向で連結した形状とされ、円筒構成ブロック20A,20B同士を合体させることによって円筒形状が形成されるようになっている。円筒構成ブロック20A,20Bの円周方向の端部には、両者を円筒状に合体させたときに相互に係合される係止爪21と係合溝22が形成されている。
また、カラー部材53には、補強パイプ15の外周面に嵌合される嵌合壁23と、その嵌合壁23よりも径方向内側に肉厚なカバー壁24とが形成され、嵌合壁23とカバー壁24の間の段差壁部分が、補強パイプ15の端面が突き当てられる当接壁25とされている。嵌合壁23は、カラー部材53の一端側から所定長さ範囲に亙って形成されているが、その長さは、側部フレーム部13c(13d)との隙間Δwの2倍の値よりも大きくなるように設定されている。すなわち、嵌合壁23の長さは、カラー部材53と補強パイプ15との軸方向のラップ代となるが、このラップ代を、前述のように側部フレーム部13c(13d)との隙間Δwの2倍の値よりも大きく設定しておけば、補強パイプ15が側部フレーム部13c,13dの一方側に最大に偏って移動しても、カラー部材53が補強パイプ15の端部から脱落するのを防止することができる。
シートバックフレーム13に一対のリクライニング機構40を組み付ける場合には、作動ロッド52の外周に補強パイプ15を予め嵌装しておき、その状態で左右両側のリクライニング機構40を側部フレーム部13c,13dにそれぞれ固定すると同時に、各リクライニング機構40の操作軸51aを作動ロッド52の軸方向の端部(接合部52a)に嵌入する。このとき、補強パイプ15は、作動ロッド52に対して前述のように充分に短く設定されているため、作動ロッド52の端部の接合部52aは補強パイプ15の外側に充分な余裕をもって露出することになる。
この後、接合部52aを補強パイプ15の外側に露出させた状態で、各接合部52aを対応する操作軸51aに対して外側から溶接固定する。
次に、補強パイプ15の両側の端部に対してカラー部材53の円筒構成ブロック20A,20Bを外側から被せ、円筒構成ブロック20A,20Bを係止爪21と係合溝22の係合によって円筒状に一体化する。
これにより、補強パイプ15の端部は、カラー部材53の当接壁25に端面を突き当てた状態でカラー部材53の嵌合壁23に嵌合され、作動ロッド52の端部の接合部52aはカラー部材53のカバー壁24によって周域を覆われることになる。
また、こうして補強パイプ15とカラー部材53が組み付けられると、カラー部材53と側部フレーム部13c,13dの間には所定隙間Δwが確保される。なお、補強パイプ15とカラー部材53は作動ロッド52に対して軸方向に変位が可能であるため、所定隙間Δwとは軸方向の一方側の平均的な隙間を意味するものとする。
以上の構成において、側面衝突時に側方から衝撃荷重を受けて車体側壁が車両用シート1方向に変形すると、車体側壁が車幅方向外側のリクライニング機構40に当接する。車幅方向外側のリクライニング機構40に入力された荷重は、クッションフレーム7とシートバックフレーム13の側部に伝達されるとともに、左右のリクライニング機構40,40を連結する作動ロッド52とその周域を囲繞する補強パイプ15を介して車幅方向内側の側部フレーム部13dとリクライニング機構40に伝達される。このとき、車両用シート1全体が車幅方向内側に移動して車幅方向内側のリクライニング機構40がコンソールボックスに当接すると、コンソールボックスを介して荷重がフロアトンネルに伝達されるようになる。
ところで、上述のように側面衝突時に車幅方向外側のリクライニング機構40に荷重が入力されると、補強パイプ15が側部フレーム部13c,13dから圧縮荷重を受けるまでの間は、両側のリクライニング機構40,40を連結する作動ロッド52が座屈変形を生じ、このとき衝撃荷重の一部が吸収される。そして、作動ロッド52が所定量以上座屈すると、側部フレーム部13cからカラー部材53に荷重が入力されるようになるが、両側のカラー部材53,53は補強パイプ15の軸方向の端面に段差状の当接壁25を介して突き当てられているため、中央の補強パイプ15と一体となって車幅方向内側の側部フレーム部13dに速やかに荷重を伝達するようになる。
以上のように、この車両用シート1においては、カラー部材53に補強パイプ15の外周面に嵌合される嵌合壁23と、補強パイプ15の端面に突き当てられる当接壁25が設けられているため、側面衝突時には、カラー部材53と補強パイプ15との協働によって両側の側部フレーム部13c,13d間に速やかに荷重を伝達することができる。
そして、この車両用シート1においては、カラー部材53が半円筒状の一対の円筒構成ブロック20A,20Bによって構成され、作動ロッド52の端部をリクライニング機構40の操作軸51aに溶接固定した後にカラー部材53を補強パイプ15の端部に外周側から装着できるようになっているため、作動ロッド52と操作軸51aの溶接作業を充分なスペースをもって容易に、かつ確実に行うことができる。
また、この車両用シート1の場合、カラー部材53には、さらに作動ロッド52の接合部52aの周域を覆うカバー壁24が設けられているため、作動ロッド52と操作軸51aの溶接作業時に充分に大きな作業スペースを確保することができるとともに、溶接後には側部フレーム部13c,13dの間の必要以上の隙間を狭めることができる。また、側部フレーム部13c,13dの間の隙間はカラー部材53のカバー壁24の長さを変更することによって容易に調整することができる。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、カラー部材53が円周方向の一端で連結された半円筒状の一対の円筒構成ブロック20A,20Bによって構成されているが、円筒構成ブロックの数は3つ以上であっても良く、また、円筒構成ブロック同士は完全に分割されたものであっても良い。また、上記の実施形態では作動シャフトは左右一対のリクライニング機構を連動可能に連結するものとしたが、例えば左右一対の側部フレーム部のうち一方に設けたリクライニング機構と、他方に設けたフリーピポット機構とを作動シャフトによって連結する構成としても良い。
1…車両用シート
7…クッションフレーム
13…シートバックフレーム
13c,13d…側部フレーム部
15…補強パイプ
20A,20B…円筒構成ブロック
23…嵌合壁
24…カバー壁
25…当接壁
40…リクライニング機構
51a…操作軸(軸部材)
52…作動ロッド
52a…接合部
53…カラー部材

Claims (2)

  1. シート幅方向の左右両側に側部フレーム部を有するシートバックフレームと、
    シートクッションのクッションフレームに対して前記シートバックフレームを傾動可能に連結するリクライニング機構と、
    シート幅方向に延出し、前記左右の側部フレーム部間を連結して前記リクライニング機構に連結する作動ロッドと、
    前記左右の側部フレーム部の間に隙間をもって配置され、前記作動ロッドの周域を囲繞する補強パイプと、を備えた車両用シートであって、
    前記作動ロッドの軸方向の両端部に、前記側部フレーム部のシート幅方向内側に突出した軸部材に溶接固定される接合部が設けられ、
    前記補強パイプの軸方向の両端部に円筒状のカラー部材がそれぞれ取り付けられ、
    このカラー部材が、円筒形状を円周方向で分離して成る円筒構成ブロックを合体させて形成され
    前記カラー部材は、前記補強パイプの外周面に嵌合される嵌合壁と、この嵌合壁よりも径方向内側に肉厚なカバー壁と、前記嵌合壁と前記カバー壁の間の段差壁部分にあって前記補強パイプの端面が突き当てられる当接壁と、を備え、
    前記カバー壁は、前記作動ロッドの前記接合部の周域を覆い、かつ当該接合部の軸方向の長さと同等長さとされ、
    前記補強パイプの両端部に前記カラー部材が組み付けられた状態では、前記各カラー部材とそれに対向する前記側部フレーム部の間に所定隙間が設けられ、
    前記補強パイプは、前記左右の側部フレーム部間の離間幅から、前記接合部の軸方向長さの2倍の長さと前記所定隙間の2倍の長さとを差し引いた長さよりも短く設定されていることを特徴とする車両用シート。
  2. 前記補強パイプに嵌合される前記嵌合壁の軸方向の長さは、前記所定隙間の2倍の長さよりも長くなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
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