JP5155279B2 - 複数監視カメラによる集中監視システムおよび集中監視方法 - Google Patents

複数監視カメラによる集中監視システムおよび集中監視方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5155279B2
JP5155279B2 JP2009248340A JP2009248340A JP5155279B2 JP 5155279 B2 JP5155279 B2 JP 5155279B2 JP 2009248340 A JP2009248340 A JP 2009248340A JP 2009248340 A JP2009248340 A JP 2009248340A JP 5155279 B2 JP5155279 B2 JP 5155279B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monitoring
abnormality
camera
video
degree
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009248340A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011097309A (ja
Inventor
誠人 数井
雅則 三好
雅裕 主税
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2009248340A priority Critical patent/JP5155279B2/ja
Priority to CN201010524898.4A priority patent/CN102055959B/zh
Publication of JP2011097309A publication Critical patent/JP2011097309A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5155279B2 publication Critical patent/JP5155279B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、複数の監視カメラで広域監視をする集中監視システムおよび集中監視方法に関するものである。
複数の監視カメラ映像をセンターの管理室で集中管理する際、複数の監視カメラ映像を一つの画面に配列してモニタリングする。このとき、多数の監視カメラ映像を同時にモニタリングすることは、監視員にとって非常に退屈な作業であり、25台の監視カメラ映像を同時にモニタリングする場合、20分も経つとほとんど集中力が無くなると言われている。さらに、監視領域がエスカレータや動く歩道のように、背景が常に動いているシーンをモニタリングする場合、複数画面の全てが常に動いており、監視員はこれを見るだけで疲労が蓄積する。これらのような状況では複数映像中に事故が生じた場合、その事象を見逃す可能性が高くなる。
従来このような異常事象の発見漏れを防ぐために、例えば従来技術として、監視カメラ映像中に異常が発生した際に、表示の大きさや表示時間を変えることで、異常発生を視覚的に見やすくすることが行われている。
特開平10−187230号公報 特開昭62−86990号公報
複数監視カメラによる集中監視システムにおいて、異常事象を検知して強調表示やポップアップ表示をする機能は従来提案されている。背景が静的な状態では、視覚的な負担は大きくないが、エスカレータステップや動く歩道、歩行者天国の雑踏など、背景が動的に変化しているシーンでは、常に動いている複数画面をモニタリングすることになり、視覚的な負担が大きくなる。
また、複数監視カメラによる集中監視システムの異常事象を検知して強調表示やポップアップ表示をする機能において、複数の異常事象が同時に発生した場合に、異常事象の度合いが分からないと、異常事象の強調表示は発生順に行われることになり、後から発生した重大事象の発見が遅れる危険性が考えられる。
また、発生した異常事象が監視カメラ間の境界領域で発生した場合、異常事象が複数の監視カメラ映像中で時間遅れを伴いながら連続的、あるいは断続的に発生することが考えられる。このため、異常事象が発生している監視カメラ映像が集中監視画面上で離れた位置に配置されている場合、視点の移動が増え、監視員の視覚的負担が増える。
本発明の目的は、複数の監視カメラの映像を並べて表示しながら集中監視する監視システムにおいて、監視者の負担を和らげつつ、異常の発生を見落とす可能性を低減できる集中監視システムを提供することである。
本発明は、複数の監視カメラの映像を並べて表示しながら集中監視する監視システムにおいて、複数監視カメラの映像中の人物動作の異常度をカメラ毎に画像処理によって計算し、この異常度が高いほど該当監視カメラからの映像の表示フレームレートを高くするとともに、前記異常度が所定値を超えた監視カメラの映像と、当該監視カメラに空間的に隣接している他の監視カメラまたは当該監視カメラと共通の視野を有する他の監視カメラの映像とを、監視画面上において連繋線で結ぶことを特徴とする。
本発明の望ましい実施態様によれば、複数の監視カメラの映像を並べて表示しながら集中監視する監視システムにおいて、監視者の負担を和らげつつ、異常の発生を見落とす可能性を低減することができる。
本発明の好適な適用例として、例えばエスカレータでの異常事象モニタリングにおいて、定常時におけるステップの動きや人の流れの表示等を止め静止画像表示にするなど、フレームレートを極限まで小さくすることで、監視員のモニタリング負荷を低減する。異常が検知されると画面が動き出すので、監視員にとって、それがトリガとなり、異常事象の発生と、どの監視カメラの映像上に異常が発生したかを即座に認知できる。このため、異常事象の見逃しの確率を大きく低減でき、異常事象に対する対応を素早く行うことができる。すなわち、オンライン監視時の表示フレームレートを、画像処理によって認知した異常度に基づいて可変にすることで、監視員の負荷を低減できる。
また、人物動作の異常度に応じて、監視画面上における複数監視カメラ映像の配置を変更することにより、監視員の視線移動を減らし、モニタリングの負荷をさらに低減できる。これにより、一度に監視できる監視カメラ台数を増やし、監視効率を向上できる。
一度計算した人物異常度は画像検索のためのメタデータとしても、用いることができる。すなわち、異常度が低いシーンは早送りし、異常度が高いシーンはゆっくり再生することで、詳しく異常事象の解析を行うことができる。これにより、詳細解析が必要なシーンの選択を半自動で行うことができ、例えば、大量映像データから犯罪捜査支援につながるシーンを取り出す作業の負荷を大幅に低減できる。この場合、あくまで人間による目視確認により解析を行うことを想定しており、異常度計算に誤りがあり、異常事象であるにも関わらず異常度が低くでてしまった場合においても、人間が確認することで、異常度の計算エラーによる見逃しを低減できる。すなわち、オフライン監視時において、動作異常度に基づいて表示速度を可変にすることで、オフライン監視の効率を上げることができる。
本発明の好適な実施例としての監視カメラ付き保護板を備えたエスカレータ集中監視システムの全体構成図である。 同じく監視カメラ付き保護板を備えるエスカレータ画像監視装置の構成図である。 本発明の実施例による複数の監視カメラ映像を一画面上で集中モニタリングする表示画面例図である。 本発明の実施例による複数の監視カメラ映像を人物動作の異常度に応じて表示変更するための制御処理フローチャートである。 本発明の実施例による複数の監視カメラ映像を人物動作の異常度に応じてフレームレートを調整して表示する動作説明図である 本発明の実施例による複数監視カメラ映像を人物動作の異常度に応じて表示変更する際のバリエーションを説明する図その1である。 本発明の実施例による複数監視カメラ映像を人物動作の異常度に応じて表示変更する際のバリエーションを説明する図その2である。 本発明の実施例による異常事象が生じる際に複数監視カメラ映像を連結して表示する機能その1を説明する図である。 本発明の実施例による異常事象が生じる際に複数監視カメラ映像を連結して表示する機能その2を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
本発明の実施形態を、オフィスビルまたは店舗ビルにおけるエスカレータに取り付けた監視カメラを備えた集中監視システム図を用いて説明する。
図1は、エスカレータの狭角部に取り付けた監視カメラ付き保護板を備えたエスカレータに適用した本発明の実施例による集中監視システムの全体構成図である。図1において、101は監視カメラ付き可動式保護板、102はエスカレータのハンドレールである。オフィスビルや店舗ビルでは、各階に監視カメラを取り付ける必要がある(103、104)。これらの監視カメラは同軸ケーブル、またはイーサネット(登録商標)・ケーブル105でハードディスクレコーダ107へ接続される。同軸ケーブルで接続するか、イーサネット・ケーブルで接続するかは、使用する監視カメラがアナログカメラかディジタルIPカメラかによって変わる。ケーブル105はハードディスクレコーダ107に直接接続してもよいが、一旦ルータを経由してレコーダ107へ接続してもよい。また、監視カメラがディジタルIPカメラを使用する場合においては、ケーブル105の代わりに無線LANを使用できる。画像処理装置108は、ハードディスクレコーダ107で記録した映像を画像処理し、映像中の人物の動作を解析する。例えば、特願2008−226102号に記載の時空間情報による例外行動検知装置を用いると、エスカレータのようにステップが常に動く動的背景シーン中の人物の転倒事象を検知できる。このとき、人物動作の異常度が画像処理装置108で計算され、異常動作の検知結果と異常度の時間変化のチャートがモニタ109に表示される。モニタ109では、複数の監視カメラ映像が同時に表示される。画像処理装置108は、PCまたは組み込み機器で構成される。PC110は、画像処理装置108のパラメータを変更したり、画像処理装置108からの出力結果を保存したりするための保守用PCである。画像処理装置108からの検知結果は、接点出力111を通して警告灯やスピーカーなどの外部機器112に送られ、人物動作の異常度に応じた発報を行う。ハードディスクレコーダ107から外部機器112までは、集中監視センター106に設置され、監視員は一台のモニタ109で、複数の監視カメラの映像をモニタリングする。
図2は、特願2008−238260号に記載した監視カメラ付き可動式保護板を用いたローカルの監視カメラ構成部に焦点を当てたエスカレータの斜視図である。図2において、201はエスカレータのステップ、202はエスカレータのハンドレールである。203は映像監視用のカメラであり、ステップ上の乗客の搭乗状態を監視する。204は注意喚起放送用のスピーカーであり、乗客が異常搭乗、または危険搭乗をしている場合に注意喚起を行い、乗客に危険を認知させる。205は可動式保護板の取付具、206は乗客の衝突防止用の可動式保護板であり、乗客が衝突すると揺れる構造になっている。207は画像認識装置であり、監視カメラ203で撮影された画像を処理して、異常搭乗や危険搭乗を検知する。208は映像録画装置であり、常時録画したり、画像認識装置207で検知した異常事象をトリガ信号として、異常事象前後のみに映像を録画したりする。画像認識装置207から出力されるトリガ信号はエスカレータ制御装置(図示せず)につながっており、異常事象発生時にエスカレータを停止、または緩停止させることができる。また、画像認識装置207から出たトリガ信号は有線または無線のネットワーク105を経由して集中監視センター106へアラーム信号として送られ(図1)、監視員の監視効率を高めるために用いられる。また、このような異常度または異常度に基づくトリガ信号、アラーム信号を、メタデータとして動画ファイルのヘッダー領域または動画像データ中に直接格納するメタデータ格納部を備えることができる。このようにして、映像データ中に埋め込まれたり、映像データにメタデータとして別ファイルで付加されたりして、事故検証のためにオフラインで事後的に映像検索する場合に用いることができる。なお、209は異常搭乗中の乗客、210は上階の床面または天井である。
次に、図3を用いて表示モニタ109で表示される複数の監視カメラ映像の一括表示について説明する。図3において、301はモニタ画面である。302、303は複数画面の表示形態を変更するパラメータボタンを有するGUI(Graphical User Interface)である。304がローカルに点在配置した複数の監視カメラからの映像である。
図1のハードディスクレコーダ107は、マルチチャネルの映像を同時に表示・録画でき、画像処理装置108は、それらのマルチチャネル映像を同時に画像処理できる。モニタ109は、マルチチャネル映像、およびそれらを同時に画像処理した結果を表示することができる。
この図では、多数のエスカレータを、すべて同一方向、同一角度から見た映像となっているが、すべての監視カメラをそのように配置することは困難である。そこで、この実施例においては、画像処理装置108は、同一の形状の別物を背景にもつ複数の監視カメラの映像を、ほぼ同じ位置でほぼ同じ角度に設置された監視カメラの映像に見えるように、監視カメラの映像を画像処理によって補正する補正部を備えている。この補正部は、ソフトウェアまたは画像処理回路によって実現可能である。
図4は、本発明の実施例による複数の監視カメラ映像を人物動作の異常度に応じて表示変更するための制御処理フローチャートである。図4を用いて、表示モニタ109の表示形態を画像処理装置108が出力する人物の動作異常度に応じて変更するフローについて説明する。ステップ401では、画像処理装置108に映像を入力する。ステップ402では、乗客の乗車の異常度を計算する。例えば特願2008−226102号に記載した時空間情報から計算される連続ランク増分値を計算する。連続ランク増分とは、ある領域内における動きの定常・非定常性を評価する値であり、この値が小さいときは領域内の動きがコヒーレントであり、動きの複雑さが小さいことを示す。例えば、乗客がいない状態のエスカレータステップの動きである。逆に、連続ランク増分の値が大きいと領域内の動きが複雑なことを示し、例えばエスカレータステップ上の人物が転倒したり、駆け上がったりした場合に連続ランク増分の値が大きくなる。
さて、ステップ403で、異常度の値がしきい値より大きいか否かを判断する。もし、異常度(連続ランク増分の値)がしきい値より小さければ、ステップ404にて、画面の表示形態を変更しないか、前のフレームで表示形態を変えていれば表示形態を元に戻し、再び異常度の計算ステップ402に戻る。異常度がしきい値より大きければ、ステップ405にて、その異常度に応じてモニタ109の画面表示形態を変更する。
異常画面の表示形態の変更の仕方には複数の手法があり、これらは後ほど図5−9を用いて説明する。
異常画面の表示形態が変更された後、ステップ406では、隣接監視カメラ映像の連結表示フラグの状態を確認する。連結フラグがオンになっていれば、ステップ407では、少なくとも2台以上の監視カメラ映像を連結して表示する。この詳細は後ほど図8−9を用いて説明する。
ステップ405による異常表示形態の変更と、ステップ407による隣接監視カメラ映像の連結が行われた後、ステップ408では、ステップ402で計算された異常度を、メタデータとして外部記録媒体に保存する。これは、ハードディスクレコーダ107に録画された映像をオフラインで再生するとき、ステップ401から407までの処理を、画像処理を行わずに効率的に映像再生するために行う。例えば、長時間録画した映像データから犯罪捜査支援のために使えそうなシーンを切り出すとき、人物の動作特徴の異常度を用いて映像再生をする。すなわち、異常度が小さなシーンは人物の動きが複雑ではなく、異常が生じていないとして再生速度を上げて短時間で調査し、逆に異常度が大きなシーンは人物動作が複雑であり、何らかの異常が生じているとして再生速度を遅くして、詳細に調査できるようにする。
図5は、本発明の一実施例による集中監視システムにおける表示速度(フレームレート)変更の説明図である。
監視カメラの映像から画像処理によって計算した異常度に基づいて、画面表示の速度(フレームレート)を変更できる。これには2つの場合があり、1つは、図5の左側に示すように、撮影映像をオンライン表示する場合であり、もう1つは、図5の右側に示すように、録画した映像を後からオフラインで再生表示する場合である。
まず、図5の左側に示すオンライン表示の場合、通常時(異常が発生していない場合)は、図5の左下段に示すように、表示する映像のフレームレートを下げる。この場合、映像は間欠的にのみ変化する状態で十分であり、極端な場合には、映像中に人物が存在せず、画面の変化が全く無い場合にフレームレートを0、すなわち表示を止めてしまうこともできる。
一方、異常が発生した場合は、図5の左上段に示すように、画像処理によって計算された異常度に応じて表示フレームレートを連続的、または一定レート幅ずつ上げる。このとき、最大で30fps、すなわち通常のフレームレートで表示させる。
すなわち、複数の監視カメラの映像を並べて表示しながら集中監視する監視システムにおいて、複数の監視カメラの映像中の人物動作の異常度を監視カメラ毎に画像処理によって計算する異常度計算部と、この異常度が高いほど該当監視カメラからの映像の表示フレームレートを高くするフレームレート調整部とを備えている。異常度計算部およびフレームレート調整部は、画像処理装置108に設けられ、ソフトウェアまたは画像処理回路で実現可能である。尚、異常度計算部を画像認識装置207に設け、映像と共に画像処理装置108に入力するようにしても良い。
次に、図5の右側に示すオフライン表示の場合、通常時は、図5の右下段に示すように、「早送り」再生を行う。極端な場合では、もし、画面に全く変化が無い場合は、次に異常が発生したフレームまで再生スキップすることもできる。
図5の右上段に示す異常が発生したシーンでは、画像処理によって計算された異常度に応じて「スロー再生」の速度を連続的、または一定速度幅ずつ下げていく。このとき、通常の再生速度(等倍速:1.0倍)まで下げる。ただし、そのシーンをより詳細に観たい場合は、さらに再生速度を下げる(1.0倍未満にする)ようにしても良い。
すなわち、複数の監視カメラの映像を録画し、これら複数の監視カメラの映像を並べて同時に再生しながら集中監視する監視システムにおいて、複数の監視カメラの映像中の人物動作の異常度を監視カメラ毎に画像処理によって計算する異常度計算部と、この異常度が低いほど、該当監視カメラによる録画映像の再生速度を上げる再生速度調整部とを備えている。異常度計算部および再生速度調整部は、画像処理装置108に設けられ、ソフトウェアまたは画像処理回路で実現可能である。異常度計算部が異常度を得る方法として、動画ファイルのヘッダー領域または動画像データ中に直接格納されたメタデータを利用しても良い。あるいは、次回再生するときのために、異常度をメタデータとして動画ファイルのヘッダー領域または動画像データ中に直接格納するメタデータ格納部を備えていても良い。メタデータ格納部についても、ソフトウェアまたは画像処理回路で実現可能である。
次に、本発明の実施例による具体的なモニター画面の表示例について説明する。
図6は、フレームレートの調整、ポップアップ表示、および異常度の遷移表示による監視支援画面の説明図である。図6(a)では、異常が生じた監視カメラ映像を一旦メモリバッファに保存しておき、その監視カメラ映像を監視画面上でポップアップ表示させる。この例は、監視カメラ7からの映像を画像処理して得られた異常度がしきい値を越えている場合で、監視カメラ7からの映像を画面中央にポップアップ表示601している様子を表している。このときのポップアップ表示601の映像は、オンライン監視中であれば高いフレームレートで表示させ、オフラインで再生監視する場合には、スロー再生させる。このように、異常度が所定値を超えた監視カメラの映像を表示画面の中央に拡大表示する拡大表示部は、画像処理装置108に設けられ、ソフトウェアまたは画像処理回路で実現可能である。
図6(b)の表示形態は、図3で説明したように、全16台の監視カメラの映像を一括表示するモニター画面の例である。この例は、オンライン映像監視、またはオフライン録画後の再生監視のいずれにも適用できるが、図6(b)には、オフライン再生時の再生速度の調整例として図示し、図6(c)に、オンライン監視時のフレームレートの調整例として図示している。
図6(b)で、ステップ402(図4)で計算した異常度の大きさに応じて、各監視カメラ映像の動画のオフライン再生速度を変える場合、連続ランク増分の値は0から1の間の値をとるため、次式を用いることにより、所望の機能を実現できる。
「補正再生速度」=「標準再生速度」×α×(1.0−「連続ランク増分値」)
ここで、αは1より大きい正の定数である。監視領域内の人物の動作が定常的、または監視領域に人物が存在していない場合、連続ランク増分の値は、例えばエスカレータのステップが動いている状態でも低い値をとる。よって上式を用いると、乗客がいない場合、または、乗客がいても動作が複雑ではない場合は、例えば602に示すように、監視カメラ11からの録画映像を2.0倍速で再生するように表示の再生速度を上げる。このように、変化の無いシーンを飛ばしながら再生するため、オフラインで映像調査をする際の監視員の視覚的な疲労が減る。
逆に、連続ランク増分の値が大きい場合は乗客の動作が複雑であることを示し、この場合は、詳細に見る必要がある。そこで、例えば603に示すように、監視カメラ12からの録画映像を0.2倍速でゆっくりと再生し、再生時のコマ落ち無しで異常事象を詳細に見ることができる。このような表示は、前述したフレームレート調整部により実現できる。
図6(c)は、オンライン集中監視時に、連続ランク増分を用いて表示フレームレートを可変にする監視画面の例である。すなわち、連続ランク増分が0から1の間の値をとるとする時、標準の表示フレームレートである30[fps]に連続ランク増分値をかけた値を表示フレームレートとする。もし、連続ランク増分の値が1.0に近い場合、表示フレームレートは高くなり、例えば、604で示すカメラ11からの映像のように、コマ落ちが無いフレームレート30[fps]に近い状態で、異常動作状態を観察できる。
逆に、連続ランク増分が0に近い場合、表示フレームレートを低下させる。例えば、605に示すカメラ1からの映像のように、表示フレームレートの値は0に近く、定常状態の映像を見続ける際の監視員の視覚的な疲労を低減できる。
このような表示フレームレートの調整には、別の効果も期待できる。すなわち、表示フレームレートが低い映像は、連続ランク増分の定義から異常度が小さい映像である。一方、異常度が高くなると表示フレームレートが上がり、どの監視カメラ映像を見ればよいか、視覚的に強調される。このため、異常事象を素早く察知できることや、異常事象の見逃しを低減できることが期待できる。このような表示は、前述した再生速度調整部により実現できる。
図6(d)は、上記のような監視カメラ映像のフレームレートの調整に対して、異常度そのものの時間遷移を、グラフやチャートを各監視カメラ映像に重畳して表示するものである。例えば、606として、カメラ4からの画像に重畳して異常度の時間遷移を折れ線グラフ表示している。これにより、エスカレータステップ上の転倒のような瞬間的な異常ではなく、ある程度長時間に亘って変化する異常、例えば人流の混雑度を視覚的に見ることができる。このように、各監視カメラの映像毎に、異常度の時間遷移を示すグラフまたはチャートを、各監視カメラの映像に重畳して表示する拡大表示部は、画像処理装置108に設けられ、ソフトウェアまたは画像処理回路で実現可能である。
次に、図7を用いて、異常画面の表示形態の他の変更例のバリエーションについて説明する。図7(a)はどの監視カメラ映像にも異常が生じていない、定常状態を表している。このとき、監視カメラ配置は設置順に左上から右下に向けて並んでいる。図7(b)は人物動作異常度の大きさに応じて、映像の輝度値を変えた表示例である。上記の連続ランク増分は0から1の間の値をとるので、画面上で表示できる最高輝度値に連続ランク増分値を乗算するだけで、所望の機能を実現できる。図7(b)では、701で示すカメラ6,7および10からの映像のように、異常度が大きい監視カメラ映像が、明るく表示される。一方、定常状態の監視カメラ映像は暗くなる。図示の例では、カメラ1−5および13−16が異常度が最も小さいので、最も暗く、カメラ8,9,11および12の異常度が中程度であるため、薄暗く表示されている。すなわち、異常度に応じて、複数の監視カメラの映像を、複数段階の輝度レベルに分けて表示する輝度調整表示部を備えている。輝度調整表示部は、画像処理装置108に設けられ、ソフトウェアまたは画像処理回路で実現可能である。この機能により、監視員は優先的に見るモニタを視覚的に把握できるため、全ての監視カメラを同じ重みで見るより、監視による疲労を低減できる。
図7(c)では、異常が検出された監視カメラの映像を他の監視カメラの映像よりも暗く表示している。いずれを、相対的に明るく表示するかについては、適宜に選択できる。ここで、異常が検出された監視カメラの映像702に加えて、その監視カメラの近傍に設置されている監視カメラ、または視野が重複、あるいは視野が近い監視カメラ映像703も同じように輝度補正して、この例では、暗く見せる表示例である。すなわち、異常度が大きな第1の監視カメラの映像と、この第1の監視カメラの映像に関連する映像をもつ第2の監視カメラの映像とを、その他の監視カメラの映像と区別して表示する関連映像表示部を備えている。関連映像表示部は、画像処理装置108に設けられ、ソフトウェアまたは画像処理回路で実現可能である。
これは、発生した異常事象が監視カメラ間の境界領域で発生した場合、異常事象が複数の監視カメラ映像中で時間遅れを伴いながら連続的、あるいは断続的に発生することが考えられるためである。異常事象が発生している監視カメラ映像が集中監視画面上で離れた位置に配置されている場合、視点の移動が増え、監視員の視覚的負担が増える。
本実施例の機能によって、異常事象が発生している監視カメラ映像に加え、その監視カメラに近接している、または視野が近いなどの関連を持つ監視カメラ映像の画面上における場所を視覚的に把握できるため、監視員の視線の移動量が減り、疲労低減につながる。
図7(d)は、図7(b)の機能を拡張してさらに視線の移動量を減らした表示例を示す。図7(d)では、異常度の大きさに応じて、監視カメラ映像の配置を動的に変えている。この表示例では、異常度の大きな監視カメラ映像が左上に配置されるため、監視員は左上の監視カメラ映像に重みをおいて集中的にモニタリングできる。このように、一画面内に配列された複数の監視カメラの映像を、異常度に応じて並べ替えを行う並べ替え表示は、画像処理装置108に設けられ、ソフトウェアまたは画像処理回路で実現可能である。
以上は、画面表示の明るさと監視カメラ配置の変更に関する監視支援機能であるが、この実施例においても、監視カメラ毎に、異常度に応じた表示フレームレートあるいは再生速度の調整を併用すれば、より効果は大きい。
次に、図8および図9を用いて、異常状態映像の連結表示機能について説明する。オフィスビルや店舗ビルのエスカレータを監視する場合において、監視カメラはエスカレータ毎に設置されるものとする。このような場合、エスカレータは常に動いているため、エスカレータステップ上での乗客の転倒が生じた場合、ある監視カメラ視野で生じた転倒事象はエスカレータステップの移動に伴い、別の監視カメラでも見えることになる。
図8(a)は、図7(c)と同じ表示画面(但し、702,703はそれぞれ801,802となっている)であり、このような事象を視覚的に見やすくするために異常が発生した監視カメラ映像に加えて、その監視カメラに隣接する監視カメラの映像も強調表示するものである。
図8(b)では、この機能をさらに拡張して、異常事象が発生した際に、隣接監視カメラ映像同士803(カメラ6に対応)と804(カメラ16に対応)を線805と806で結び、または図9(a)では、ビデオモザイキングにより、隣接監視カメラ映像同士901(カメラ6に対応)と902(カメラ16に対応)を直接連結して表示させている。
具体的には、まず、図8(a)において、異常が発生した監視カメラ映像801(カメラ6に対応)とその隣接監視カメラの映像802(カメラ16に対応)がそれぞれ異常度計算ステップ402(図4)の結果に応じて強調表示されている。引き続いて、図8(b)または図9(a)のように、隣接監視カメラ映像が線で結ばれたり、あるいは、モザイキングされたりする。
図8(b)では、ステップの移動方向が揃うように線表示805,806で結ばれ、人物が画像間でどこからどこへ移動するかが視覚的に分かるようにしている。これにより、監視員の視線移動のガイダンスをすることができ、監視に伴う疲労を低減できる。
すなわち、異常度が所定値を超えた監視カメラの映像と、当該監視カメラに空間的に隣接している他の監視カメラまたは当該監視カメラと共通の視野を有する他の監視カメラの映像とを、監視画面上において連繋線で結ぶ連繋表示部を備えている。連繋表示部は、画像処理装置108に設けられ、ソフトウェアまたは画像処理回路で実現可能である。
この機能をさらに拡張したものが図9(a)である。図9(a)では、ステップの移動先が連続してつながるように、監視カメラ6の映像901に対して、監視カメラ16の映像902の上下方向を反転させて、貼り合わせている。このように監視カメラ映像をビデオモザイキングし、監視カメラ間の視線移動を最小にできる監視を実現している。
すなわち、異常度が所定値を超えた監視カメラの映像と、当該監視カメラに空間的に隣接している他の監視カメラまたは当該監視カメラと共通の視野を有する他の監視カメラの映像とを、映像同士が繋がりをもつように監視画面上においてそれらの監視カメラ映像を貼り合わせて表示する貼り合わせ表示部を備えている。あるいは、前記複数の映像を、連続した映像に見えるように画像処理して表示する連続映像表示部を備えている。貼り合わせ表示部あるいは連続映像表示部は、画像処理装置108に設けられ、ソフトウェアまたは画像処理回路で実現可能である。
図8(b)または図9(a)の拡張処理結果は、図9(b)のように、監視画面上にポップアップして連結映像903として表示される。
以上は、複数の監視カメラからの異常状態映像の連結表示機能であるが、この実施例においても、監視カメラ毎に、異常度に応じた表示フレームレートあるいは再生速度の調整を併用すれば、より効果は大きい。
すなわち、図5〜図9で説明した表示のバリエーションは、互いに矛盾しない限り組み合わせて適用しても良い。
101…監視カメラ付き可動式保護板、102…エスカレータのハンドレール、103…監視カメラ付き可動式保護板、104…監視カメラ付き可動式保護板、105…アナログ同軸ケーブルまたはイーサネット・ケーブル、106…集中監視センター、107…ハードディスクレコーダ、108…画像処理装置、109…表示用モニタ、110…調整用PC、111…接点出力、112…警告灯またはスピーカー、201…エスカレータのステップ、202…エスカレータのハンドレール、203…監視カメラ、204…スピーカー、206…衝突防止保護板、207…画像認識装置部、208…映像録画装置部、209…乗客、210…天井、301…監視画面、302,303…表示形態変更用GUI、304…監視カメラ映像、601…ポップアップ監視カメラ映像、602…再生速度を上げた監視カメラ映像、603…再生速度を下げた監視カメラ映像、604…フレームレートを上げた監視カメラ映像、605…フレームレートを下げた監視カメラ映像、606…カメラ画像に重畳して異常度の時間遷移を折れ線グラフ表示した画面、701,702,801…高異常度監視カメラの高輝度映像、703,802…高異常度監視カメラに隣接した監視カメラの高輝度映像、803,901…高異常度監視カメラ映像、804…高異常度監視カメラに隣接した監視カメラの映像、805,806…画像間連結線、902…高異常度監視カメラに隣接した監視カメラからの反転・変形した画像、903…連結画像のポップアップ表示。

Claims (5)

  1. 複数の監視カメラの映像を並べて表示しながら集中監視する監視システムにおいて、
    複数の監視カメラの映像中の人物動作の異常度を監視カメラ毎に画像処理によって計算する異常度計算部と、
    前記異常度が高いほど該当監視カメラからの映像の表示フレームレートを高くするフレームレート調整部と、
    前記異常度が所定値を超えた監視カメラの映像と、当該監視カメラに空間的に隣接している他の監視カメラまたは当該監視カメラと共通の視野を有する他の監視カメラの映像とを、監視画面上において連繋線で結ぶ連繋表示部
    を備えたことを特徴とする複数監視カメラによる集中監視システム。
  2. 請求項1において、前記異常度が所定値を超えた監視カメラの映像を表示画面の中央に拡大表示する拡大表示部を備えたことを特徴とする複数監視カメラによる集中監視システム。
  3. 請求項1または2において、同一の形状の別物を背景にもつ複数の監視カメラの映像を、ほぼ同じ位置でほぼ同じ角度に設置された監視カメラの映像に見えるように、監視カメラの映像を画像処理によって補正する補正部を備えたことを特徴とする複数監視カメラによる集中監視システム。
  4. 請求項1〜のいずれかにおいて、前記異常度に応じて、複数の監視カメラの映像を、複数段階の輝度レベルに分けて表示する輝度調整表示部を備えたことを特徴とする複数監視カメラによる集中監視システム。
  5. 複数の監視カメラの映像を並べて表示しながら集中監視する監視方法において、
    前記複数の監視カメラの映像中の人物動作の異常度を監視カメラ毎に画像処理によって計算する異常度計算ステップと、
    前記異常度が高いほど該当監視カメラからの映像の表示フレームレートを高くするフレームレート調整ステップと
    前記異常度が所定値を超えた監視カメラの映像と、当該監視カメラに空間的に隣接している他の監視カメラまたは当該監視カメラと共通の視野を有する他の監視カメラの映像とを、監視画面上において連繋線で結ぶ連繋表示ステップ
    を備えたことを特徴とする複数監視カメラによる集中監視方法。
JP2009248340A 2009-10-29 2009-10-29 複数監視カメラによる集中監視システムおよび集中監視方法 Active JP5155279B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009248340A JP5155279B2 (ja) 2009-10-29 2009-10-29 複数監視カメラによる集中監視システムおよび集中監視方法
CN201010524898.4A CN102055959B (zh) 2009-10-29 2010-10-29 基于多个监视照相机的集中监视系统以及集中监视方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009248340A JP5155279B2 (ja) 2009-10-29 2009-10-29 複数監視カメラによる集中監視システムおよび集中監視方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011097309A JP2011097309A (ja) 2011-05-12
JP5155279B2 true JP5155279B2 (ja) 2013-03-06

Family

ID=43959828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009248340A Active JP5155279B2 (ja) 2009-10-29 2009-10-29 複数監視カメラによる集中監視システムおよび集中監視方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5155279B2 (ja)
CN (1) CN102055959B (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5762145B2 (ja) * 2011-06-02 2015-08-12 キヤノン株式会社 再生システム及びその処理方法及びプログラム
JP5556758B2 (ja) * 2011-07-22 2014-07-23 日本電気株式会社 情報表示装置、情報表示方法およびプログラム
WO2013150734A1 (ja) * 2012-04-05 2013-10-10 日本電気株式会社 解析システム
JP6466638B2 (ja) * 2013-12-18 2019-02-06 Kddi株式会社 動き変化量に応じて撮影動画像のフレームを間引く端末、システム、プログラム及び方法
CN104735394B (zh) * 2013-12-19 2019-03-05 广州地铁集团有限公司 一种用于城轨列车的视频点播方法和系统
CN104486581B (zh) * 2014-12-04 2018-02-06 广州中国科学院先进技术研究所 一种多仿生眼监控区域画面实时动态显示方法及系统
CN104580974B (zh) * 2015-01-30 2018-12-21 成都华迈通信技术有限公司 一种智能监控录像回放的方法
JP6569261B2 (ja) * 2015-03-23 2019-09-04 カシオ計算機株式会社 操作装置、操作方法とプログラム、操作システム
TWI575956B (zh) * 2015-04-21 2017-03-21 神達電腦股份有限公司 動態調整畫面幀率的影片記錄方法及其錄影裝置
JP6173418B2 (ja) * 2015-12-15 2017-08-02 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 監視システムシミュレータ
JP6292363B2 (ja) * 2016-02-24 2018-03-14 コニカミノルタ株式会社 端末装置および端末装置の表示方法ならびに被監視者監視システム
JP6631350B2 (ja) * 2016-03-22 2020-01-15 株式会社デンソー ドライブレコーダ
CN105898158B (zh) * 2016-04-27 2019-08-16 努比亚技术有限公司 一种数据处理方法及电子设备
CN107662867B (zh) 2016-07-29 2021-03-30 奥的斯电梯公司 乘客运输机的梯级滚轮监测和维修操作人员监测
JP6252921B1 (ja) * 2016-08-31 2017-12-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 監視カメラシステム及び再生方法
KR101891278B1 (ko) * 2017-02-08 2018-08-24 이정무 다중 영상 표시 방법 및 이를 위한 다중 영상 관리 서버, 다중 영상 표시 시스템, 컴퓨터 프로그램, 그 기록매체
CN107085902A (zh) * 2017-04-26 2017-08-22 深圳先进技术研究院 一种智能视频多点监控方法和系统
JP7122729B2 (ja) * 2017-05-19 2022-08-22 株式会社ユピテル ドライブレコーダー、ドライブレコーダー用表示装置及びプログラム
KR102119215B1 (ko) * 2017-09-04 2020-06-04 이정무 영상 표시 방법 및 컴퓨터 프로그램, 그 기록매체
CN108134926A (zh) * 2018-02-14 2018-06-08 中科系整有限公司 物件导向的监视系统以及方法
CN110203803A (zh) * 2019-06-06 2019-09-06 快意电梯股份有限公司 基于ai智能监控的自动扶梯安全保护方法及装置
CN112150667A (zh) * 2020-09-22 2020-12-29 杭州海康威视数字技术股份有限公司 信息处理方法、装置和信息记录仪
CN112560723B (zh) * 2020-12-22 2023-10-17 中电海康集团有限公司 一种基于形态识别与速度估计的跌倒检测方法及系统
CN112507984B (zh) * 2021-02-03 2021-05-11 苏州澳昆智能机器人技术有限公司 一种基于图像识别的输送物料异常识别方法、装置及系统
CN113395449B (zh) * 2021-06-16 2022-06-24 国网山东省电力公司武城县供电公司 资源自适应调整的异常监控系统

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3085095B2 (ja) * 1994-07-25 2000-09-04 株式会社日立製作所 プラント監視装置および監視方法
JP3484531B2 (ja) * 1997-04-16 2004-01-06 オムロン株式会社 画像出力制御装置、監視用システム、画像出力制御方法および記憶媒体
JP2004165804A (ja) * 2002-11-11 2004-06-10 Fuji Photo Film Co Ltd カメラ監視システム
JP2004200989A (ja) * 2002-12-18 2004-07-15 Fuji Photo Film Co Ltd 撮影装置及び監視システム
CN1291602C (zh) * 2003-07-25 2006-12-20 株式会社日立制作所 监视信息提供装置及监视信息提供方法
JP4444603B2 (ja) * 2003-09-03 2010-03-31 キヤノン株式会社 表示装置、システム、画像表示システム、画像処理方法、表示方法、及びプログラム
JP2006197226A (ja) * 2005-01-13 2006-07-27 Kanshi Kakumei:Kk 監視カメラシステム
JP4722537B2 (ja) * 2005-04-21 2011-07-13 パナソニック株式会社 監視装置
JP2007214831A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Hitachi Kokusai Electric Inc 映像処理システム
JP4701100B2 (ja) * 2006-02-17 2011-06-15 株式会社日立製作所 異常行動検知装置
EP2090106A4 (en) * 2006-12-05 2010-10-27 Fujifilm Corp OUTPUT DEVICE, OUTPUT METHOD AND PROGRAM
JP4349412B2 (ja) * 2006-12-12 2009-10-21 ソニー株式会社 監視装置及び監視方法
JP4975473B2 (ja) * 2007-02-15 2012-07-11 三菱電機株式会社 映像監視装置
JP5065861B2 (ja) * 2007-11-15 2012-11-07 株式会社日立製作所 エスカレータ制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN102055959B (zh) 2015-07-22
CN102055959A (zh) 2011-05-11
JP2011097309A (ja) 2011-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5155279B2 (ja) 複数監視カメラによる集中監視システムおよび集中監視方法
US20190037178A1 (en) Autonomous video management system
CA2638072C (en) Custom video composites for surveillance applications
US8284992B2 (en) Monitoring system, monitoring method and program
US8159538B2 (en) Monitoring apparatus, filter calibration method, and filter calibration program
JP6240968B2 (ja) ビデオ監視方法、ビデオ監視装置、およびビデオ監視システム
KR101218360B1 (ko) 감시시스템 및 그 제어방법
JP2007243699A (ja) 映像記録再生方法及び映像記録再生装置
JP2008035095A (ja) 監視装置、監視システム、監視方法及びプログラム
KR20070060612A (ko) 디지털 비디오 레코더에서의 감시영상 출력방법
KR20090026937A (ko) 복수의 이벤트 영상을 표시하는 통합 감시 시스템 및 이를이용한 복수의 이벤트 영상 표시 방법
KR20110093040A (ko) 피사체 감시 장치 및 방법
KR20090076485A (ko) 터널에서의 사고감시 시스템 및 방법
KR20080030304A (ko) 감시 카메라의 이벤트 검출 촬영시스템
KR102119215B1 (ko) 영상 표시 방법 및 컴퓨터 프로그램, 그 기록매체
EP3836538A1 (en) Displaying a video stream
JPH11252534A (ja) カメラシステム
KR20120050546A (ko) 팬 틸트 줌 카메라를 이용한 원격 설비 제어 시스템
JP2012124659A (ja) 監視システムおよび監視方法
JP2006129218A (ja) 監視システム
KR101666812B1 (ko) 가상라인을 이용하여 방향별 발생 이벤트를 감지할 수 있는 cctv모니터링 시스템 및 그 방법
US11172159B2 (en) Monitoring camera system and reproduction method
JP2012124773A (ja) 監視システム
KR101445361B1 (ko) 현장 모니터링 장치
JP2006339982A (ja) 監視映像記録装置及び監視映像記録システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120925

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121206

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5155279

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150