JP5152818B2 - 異物検査方法及びその異物検査方法を用いた異物検査装置 - Google Patents
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Description
以下に、本発明を適用可能な実施の形態が説明される。以下の説明は、本発明の実施形態を説明するものであり、本発明が以下の実施形態に限定されるものではない。説明の明確化のため、以下の記載は、適宜、省略及び簡略化がなされている。又、当業者であれば、以下の実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加、変換することが可能である。本実施の形態においては、フォトマスク上の異物の検査を行う異物検査方法及びその異物検査方法を用いた異物検査装置を例として説明する。
第2の実施の形態においては、スキャッタリングバーにおける輝度とパターンエッジ部における輝度とが略同じで区別することができないハーフトーンOPCマスクにおける異物の検査を行う異物検査方法及びその異物検査方法を用いた異物検査装置についてである。以下の説明は、本発明の実施形態を説明するものであり、本発明が以下の実施形態に限定されるものではない。説明の明確化のため、以下の記載は、適宜、省略及び簡略化がなされている。又、当業者であれば、以下の実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加、変換することが可能である。また、構成要素や動作原理で実施の形態1と同様のものは省略する。
15 対物レンズ 16 ステージ
21 落射照明光源 22 落射側フィルタ 23 駆動モータ
24 ビームスプリッタ 25 対物レンズ
30 フォトマスク 31 遮光パターン 32 透過パターン
41 レンズ 42 検出器
50 処理装置 51a 閾値設定部 51b 領域設定部 52 比較部
53 異物判定部 54 走査制御部 55 光量調整部 56 試料マスク部
100 フォトマスク 101 メインパターン部 102 パターンエッジ部
103 パターン開口部 104 スキャッタリングバー 105〜110 異物
111a、111b、112a、112b、113a、113b マスク領域
200 空間フィルタ 201 中心領域 202 周辺領域 203 外側領域
300 フォトマスク 301 メインパターン部 302 パターンエッジ部
303 パターン開口部 304 スキャッタリングバー
90 マスク 92 メインパターンエッジ部
900 マスク 901 メインパターン 902 メインパターンエッジ部
903 パターン開口部 904 異物
910 マスク 911 メインパターン 912 メインパターンエッジ部
913 パターン開口部 914 異物 915 OPCパターン
Claims (8)
- 試料の像の輝度が異物検出閾値よりも低い箇所を異物として検出する異物検出方法であって、
透過率及び反射率が異なる複数の領域を有する試料に対して、落射照明光と透過照明光とを照射する照射ステップと、
前記試料で反射した反射光と、前記試料を透過した透過光とを受光して、前記試料の像を撮像する撮像ステップと、
最も輝度の低い領域のレベルに応じた異物検出閾値を用いて異物を検出する異物検出ステップと、
異物検出閾値よりも高い領域抽出閾値によって、前記最も輝度の低い領域と、前記異物検出ステップで検出された異物とを含む領域を抽出する領域抽出ステップと、
抽出された領域をマスクした像に対して、前記異物検出ステップと前記領域抽出ステップとを繰り返し行うステップとを備える異物検出方法。 - 光を透過する透過パターンと光を反射する反射パターンと前記透過パターンと前記反射パターンとの境界に位置するパターンエッジ部とを有する試料の異物を検出して検査を行う異物検出方法であって、
前記試料に落射照明光と透過照明光とを照射し、前記試料の像を撮像するステップと、
前記像において、パターンエッジの輝度に対応したパターンエッジ部検出用閾値を用いて、前記パターンエッジ部及び第1の異物を検出するパターンエッジ部検出ステップと、
前記像において、前記パターンエッジ部検出用閾値よりも低い第1の異物検出用閾値を用いて前記第1の異物を検出する第1異物検出ステップと、
前記第1の異物と前記パターンエッジ部とをマスクする第1マスクステップと、
前記第1マスクステップでマスクされた像において、前記透過パターン又は前記反射パターンの低い輝度を有するパターンに対応した低輝度パターン検出用閾値を用いて、前記低い輝度を有するパターン及び第2の異物を検出するパターン検出ステップと、
前記第1マスクステップでマスクされた像において、前記低輝度パターン検出用閾値よりも低い第2の異物検出用閾値を用いて前記第2の異物を検出する第2異物検出ステップと、
前記第2の異物と前記低い輝度を有するパターンとをマスクする第2マスクステップと、
前記第1マスクステップと前記第2マスクステップとでマスクされた像において、前記透過パターン又は前記反射パターンの高い輝度を有するパターンの輝度に対応した第3の異物検出用閾値を用いて第3の異物を検出する第3異物検出ステップとを有する異物検出方法。 - 結像面に転写される主パターンと、前記主パターンに対して近接効果補正を行うOPCパターンと、前記主パターンと前記OPCパターン以外の領域であるパターン開口部と、前記主パターンと前記パターン開口部の境界に位置するパターンエッジ部とを有する試料の異物を検出して検査を行う異物検出方法であって、
前記試料に落射照明光と透過照明光とを照射し、前記試料の像を撮像する撮像ステップと、
前記像において、前記OPCパターンの輝度に対応したOPCパターン検出用閾値を用いて、第1の異物及びOPCパターンを検出する第1異物検出ステップと、
前記像において、前記OPCパターンと前記第1の異物とをマスクする第1マスクステップと、
前記第1マスクステップでマスクされた像において、パターンエッジ部検出用閾値を用いて、前記パターンエッジ部及び第2の異物を検出するパターンエッジ部抽出ステップと、
前記第1マスクステップでマスクされた像において、前記パターンエッジ部検出用閾値よりも低い第2の異物検出用閾値を用いて前記第2の異物を検出する第2異物検出ステップと、
前記第2の異物と前記パターンエッジ部とをマスクする第2マスクステップと、
前記第1マスクステップと前記第2マスクステップとでマスクされた像において、パターン開口部検出用閾値を用いて、前記パターン開口部及び第3の異物を検出するパターン開口部抽出ステップと、
前記第1マスクステップと前記第2マスクステップとでマスクされた像において、前記パターン開口部検出用閾値よりも低い第3の異物検出用閾値を用いて前記第3の異物を検出する第3異物検出ステップと、
前記第3の異物と前記パターン開口部とをマスクする第3マスクステップと、
前記第1マスクステップと前記第2マスクステップと前記第3マスクステップとでマスクされた像において、前記主パターンの輝度に対応した第4の異物検出用閾値を用いて第4の異物を検出する第4異物検出ステップとを有する異物検出方法。 - 前記OPCパターンと前記パターンエッジ部との輝度が略等しい際に、空間フィルタを用いて、前記OPCパターンと前記パターンエッジ部とを区別するステップとをさらに有することを特徴とする請求項3に記載の異物検出方法。
- 前記試料で反射された反射光の光量が、前記試料で透過された透過光の光量の1.5倍以上となるよう、前記透過照明光源及び前記落射照明光源の少なくとも一方の光量を調整するステップとをさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の異物検出方法。
- 前記異物検出ステップにおいて、前記撮像ステップにおいて得られた像において、前記パターンの暗部における2次元的な拡がりを検出する空間フィルタを用いることによって、異物検出を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の異物検出方法。
- 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の異物検出方法を用いたパターン基板の製造方法。
- 試料に落射照明光と透過照明光を照射して得られた前記試料の像を用いて、前記試料上の異物を検出する異物検査装置であって、
透過照明光源からの光を集光して前記試料に照射する透過照明光学系と、
落射照明光源からの光を集光して前記試料に照射する落射照明光源系と、
前記試料の像を撮像するため、前記透過照明光学系から前記試料に出射された光のうち前記試料を透過した透過光と前記落射照明光学系から前記試料に出射された光のうち前記試料を反射した反射光とを合わせた輝度を検出する検出器と、
前記検出器によって検出された輝度に応じて分割された複数の領域において、前記複数の領域それぞれが有するパターンの輝度に応じて閾値を設定する閾値設定部と、
前記閾値設定部によって設定された前記閾値と前記検出器によって検出された前記透過光と前記反射光とを合わせた輝度とを比較する比較部と、
前記比較部によって比較された比較結果に基づいて、前記試料の異物を検出する異物検出部と、
前記比較部によって比較された比較結果に基づいて、前記試料の一部をマスクする試料マスク部とを有し、
最も輝度の低い領域のレベルに応じた異物検出閾値との比較結果に基づいて前記異物検出部が異物を検出し、
前記異物検出閾値よりも高い領域抽出閾値との比較結果に基づいて、前記試料マスク部が、前記最も輝度の低い領域と、前記異物部検出部が検出した異物とを含む領域をマスクし、
前記試料マスク部がマスクした像に対して、さらに、前記異物検出部による異物検出と、前記試料マスク部によるマスクを行う異物検査装置。
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