JP5151133B2 - 配線形成方法 - Google Patents

配線形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5151133B2
JP5151133B2 JP2006333354A JP2006333354A JP5151133B2 JP 5151133 B2 JP5151133 B2 JP 5151133B2 JP 2006333354 A JP2006333354 A JP 2006333354A JP 2006333354 A JP2006333354 A JP 2006333354A JP 5151133 B2 JP5151133 B2 JP 5151133B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
barrier metal
sample
polishing liquid
triammonium citrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006333354A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008147444A (ja
Inventor
剛司 神吉
孝浩 木村
哲哉 白数
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2006333354A priority Critical patent/JP5151133B2/ja
Publication of JP2008147444A publication Critical patent/JP2008147444A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5151133B2 publication Critical patent/JP5151133B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Description

本発明は、高集積化したLSI配線の配線形成方法に関し、特に、高信頼かつ微細なCu配線、中でも、シングルダマシン法、デュアルダマシン法により形成されたCu配線の配線形成方法に関する。
微細化及び高速化するCMOS LSI用配線材料として、低抵抗で且つエレクトロマイグレーション耐性が高いCu配線が適用されている。Cu配線は従来のAl配線とは異なりドライエッチングによる加工が困難であることから、絶縁膜に開口部(配線用溝(トレンチ)及びビアホール)を形成するダマシン法及びデュアルダマシン法(トレンチとビアホールを一体形成)が開発され、これらの方法によりCu配線が形成される(例えば、特許文献1及び2)。
例えば、最小ビアホール・トレンチ径が90nmの配線構造の配線形成方法について簡単に示す。配線1層部(層間厚)が440nm、最小ビアホール・トレンチ径が90nmの配線構造を、シングルダマシン法、あるいはデュアルダマシン法にて形成する(図1A)。その後、Cuが絶縁膜上に拡散するのを防ぐために、バリアメタルを形成し(図1B)、電極として機能するCuシードをPVD法(スパッタ法)、あるいはCVD法にて形成する(図1C)。バリアメタル厚は約5〜20nm、Cuシードは約40〜120nmとする。その後、硫酸銅めっき液にて電解めっきを行い、膜厚0.4〜2μm程度になるまでCuプレートを成膜してビアホール・トレンチにCuを埋め込む(図1D)。その後、化学機械的研磨(CMP)にて余分な層を研磨する(図1E)。その後、配線層をキャップ膜を用いてキャップし、1つの層を形成する(図1F)。以後はこれを繰り返し、多層構造を作成する。
しかしながら、CMP後にCu配線が腐食して配線高さが変化したり(図2A)、Cu配線の配線表面が腐食して穴が開いてしまう(図2B)等の腐食性欠陥が発生し、歩留まりが低下することがある。なお、斯かる腐食性欠陥は、配線幅が細くなるほど発生しやすくなるという傾向がある(図2C〜F)。
通常、CMP工程では、スラリー液中に混入した防食剤が形成されたCu表面部分は酸化及びケミカル溶出されずに、スラリー液中に混入した砥粒で研削されたCu表面部分のみが酸化及びケミカル溶出されて、研磨のバランスが調整される(図3)。例えば、防食剤としてベンゾトリアゾール(BTA)を用いた場合、Cu表面上に形成されたBTAは、図4に示すように、クラスター分子を形成して層構造となっている。BTAはCuやCuイオンと共に、大きなCu−BTAクラスター分子を形成しやすい物質であるので、Cu−BTAクラスター分子の巨大化による下地Cu層表面へのBTA被覆率の低下(図5A)を引き起こしやすく、また、BTAの二重結合部分で下地Cu層表面に吸着している場合(図5B)は吸着力が高いものの、BTAの二重結合部分がクラスター形成のための結合を担ってしまうと(図5C)、下地Cu層表面に吸着する二重結合部分が少なくなって(図5D)下地Cu層表面への吸着力にムラが発生する等の問題が発生しやすい。Cu表面へのBTA被覆率の低下や、BTAの下地Cu層への吸着力のムラ発生等によって、局部的にBTAが被覆されない部分があると、その部分だけ溶解が進行し、腐食を引き起こしてしまう。
特開2004−63996号公報 特開2004−363464号公報
本発明は、従来における問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、
本発明は、Cuへの防食性を向上して、Cu又はCu合金からなる配線が腐食するのを防止する配線形成方法を提供することを目的とする。
本発明者等は、前記課題に鑑み、鋭意検討を行った結果、以下の知見を得た。即ち、CuイオンがCu2+(CuのHによる酸化でCuOができる)である場合のCu−BTAのクラスター(図6)よりも、Cuである(CuのHによる酸化でCuOができる)場合のCu−BTAのクラスター(図7)の方が、小さくなることを利用して、CuイオンがCuとなりやすい環境(pH=7以上の中性・アルカリ性領域)(図8におけるCuO領域)でCMPを行うと、Cuへの防食性を向上することができるという知見である。
また、中性・アルカリ性領域の研磨液を使用する場合よりも、酸性領域の研磨液を使用した場合の方が、配線凹部(トレンチ)を電解めっきで埋め込む場合に発生する段差(オーバープレートやアンダープレート、図12)を研磨にて平坦化する性能が高く、研磨レートが高いためにスループットの面でも有利であることを利用して、CMPの初期段階では、酸性領域の研磨液を使用し、その後、段階的にpHを上げながら変化させ、バリアメタルが表出する直前のCMP段階では、中性・アルカリ性領域の研磨液でCMPを行うことが好ましいことを見出し、本発明を完成させるに至った。
本発明は、本発明者等の前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、後述する付記に列挙した通りである。
本発明の配線形成方法は、開口部が形成された絶縁膜上にバリアメタルを堆積するバリアメタル堆積工程と、前記堆積されたバリアメタル上にCu及びCu合金のいずれかからなる配線材料を堆積する配線材料堆積工程と、前記堆積された配線材料を研磨液を用いて化学機械的研磨して平坦化する平坦化工程と、前記平坦化された配線材料を、防食剤を含むpHが7以上の研磨液を用いて化学機械的研磨して前記堆積されたバリアメタルを表出させるバリアメタル表出工程とを含むことを特徴とする。
該配線形成方法においては、開口部が形成された絶縁膜上にバリアメタルが堆積されるので、Cu又はCu合金からなる配線材料が絶縁膜上に拡散されるのを防止することができる。また、堆積されたバリアメタル上にCu及びCu合金のいずれかからなる配線材料が堆積されるので、絶縁膜に形成された開口部に配線材料を埋め込むことができる。また、堆積された配線材料が研磨液を用いて化学機械的研磨されて平坦化されるので、堆積された配線材料のうち不要部分を除去することができる。また、平坦化された配線材料が防食剤を含むpHが7以上の研磨液を用いて化学機械的研磨されて堆積されたバリアメタルが表出するので、Cu又はCu合金からなる配線が腐食するのを防止することができる。
本発明によると、従来における問題を解決することができ、Cuへの防食性を向上して、Cu又はCu合金からなる配線が腐食するのを防止する配線形成方法を提供することができる。
(配線形成方法)
本発明の配線形成方法は、開口部が形成された絶縁膜上にバリアメタルを堆積するバリアメタル堆積工程と、前記堆積されたバリアメタル上にCu及びCu合金のいずれかからなる配線材料を堆積する配線材料堆積工程と、前記堆積された配線材料を研磨液を用いて化学機械的研磨して平坦化する平坦化工程と、前記平坦化された配線材料を、防食剤を含むpHが7以上の研磨液を用いて化学機械的研磨して前記堆積されたバリアメタルを表出させるバリアメタル表出工程とを含み、更に必要に応じて適宜選択したその他の工程を含む。
−バリアメタル堆積工程−
前記バリアメタル堆積工程としては、開口部が形成された絶縁膜上にバリアメタルを堆積すること以外には特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記絶縁膜としては、その形状、構造、大きさ、材質等については、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。前記絶縁膜の材料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、SiO、SiOF、Si−H含有SiO、多孔質シリカ膜、カーボン含有SiO膜(SiOC)、メチル基含有SiO(MSQ)、多孔質MSQ、高分子膜(ポリイミド系膜、パリレン系膜、テフロン(登録商標)系膜等)、アモルファスカーボン(Fドープ)等の低誘電率(Low−K)材料が挙げられる。
前記バリアメタルとしては、その形状、構造、大きさ、材質等については、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。前記バリアメタルの材料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、Ta、Ti、W、Zr等あるいはそれらの窒化物等が挙げられる。
−配線材料堆積工程−
前記配線材料堆積工程としては、堆積されたバリアメタル上にCu及びCu合金のいずれかからなる配線材料を堆積すること以外には特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記配線材料としては、その形状、構造、大きさ等については、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
−平坦化工程−
前記平坦化工程(図9)としては、堆積された配線材料を研磨液を用いて化学機械的研磨して平坦化すること以外には特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、複数の平坦化工程からなり、各平坦化工程で用いる研磨液のpH及び組成等を異なるようにしてもよい。複数の平坦化工程を有する場合、図10に示すように、同一のプラテンでスラリーを変えることにより各平坦化工程を行ってもよく、また、図11に示すように、各プラテンにおけるスラリーの数を1つとして、複数のプラテンで各平坦化工程を行ってもよい。また、各スラリー液は、pHのみが異なっていてもよく、組成(スラリー液中に含まれる物質の種類及び量)が異なっていてもよい。
前記研磨液としては、堆積された配線材料を化学機械的研磨して平坦化できれば、pH及び組成等については、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、酸化剤としての過酸化水素(H)、溶解剤(錯化剤)としてのクエン酸三アンモニウム又はリンゴ酸、界面活性剤、防食剤としてのベンゾトリアゾール(BTA)又はベンゾイミダゾール、及び砥粒等を含む。また、堆積された配線材料を化学機械的研磨して平坦化する能力(スループット)や、配線群の上方に形成される段差(オーバープレート及びアンダープレート、図12)の平坦化の観点から、研磨液が酸性であることが好ましく、研磨液のpHが4以下であることがより好ましい。
−バリアメタル表出工程−
前記バリアメタル表出工程(図9)としては、平坦化された配線材料を、防食剤を含むpHが7以上の研磨液を用いて化学機械的研磨して前記堆積されたバリアメタルを表出させること以外には特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。前記研磨液としては、平坦化された配線材料を化学機械的研磨して堆積されたバリアメタルを表出できれば、組成等については、特に制限なく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、酸化剤としての過酸化水素(H)、溶解剤(錯化剤)としてのクエン酸三アンモニウム又はリンゴ酸、界面活性剤、防食剤としてのベンゾトリアゾール又はベンゾイミダゾール、及び砥粒等を含む。また、後述する図15Bに示すように中性・アルカリ性領域ではpH10付近でCu溶解レートが極大値を示すこと、及び、研磨液のpH調整に添加する調整剤はできるだけ少ない方が好ましいという観点から、研磨液のpHが7以上10以下であることが好ましい。なお、バリアメタル表出工程が終了したか否かは光の反射強度を測定することによって検知する。
なお、図10に示すように、バリアメタル表出工程と平坦化工程とを同一のプラテンでスラリーを変えることにより行ってもよく、図11に示すように、バリアメタル表出工程と平坦化工程とを異なるプラテンで行ってもよい。また、各スラリー液は、pHのみが異なっていてもよく、組成(スラリー液中に含まれる物質の種類及び量)が異なっていてもよい。
−その他の工程−
前記その他の工程としては、本発明の効果を害しない限り特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、絶縁膜上に開口部(トレンチ及びビアホール)を形成する開口部形成工程(図1A)や、電極として機能するCuシードをPVD法(スパッタ法)、あるいはCVD法にて形成するCuシード形成工程(図1C)や、バリアメタルを表出させた後に絶縁膜やバリアメタルを除去する除去工程(図9)や、絶縁膜やバリアメタルを除去した後に洗浄する洗浄工程(図9)や、配線層をキャップ膜を用いてキャップするキャップ膜形成工程(図1F)などが挙げられる。
前記キャップ膜としては、その形状、構造、大きさ、材質等については、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。前記キャップ膜の材料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、SiC、SiO、SiOC、SiO+SiC、SiN等が挙げられる。
以下、本発明の実施例について説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
(実験例1)
−Cu防食効果のpH依存性評価−
クエン酸三アンモニウム(関東化学株式会社製、特級)を水に溶解させたクエン酸三アンモニウム水溶液(30g/L)にBTA(0.1wt%)及び過酸化水素(6wt%)を添加したサンプル液1、クエン酸三アンモニウム(関東化学株式会社製、特級)を水に溶解させたクエン酸三アンモニウム水溶液(3g/L)にBTA(0.1wt%)及び過酸化水素(6wt%)を添加したサンプル液2、リンゴ酸(関東化学株式会社製、特級)を水に溶解させたリンゴ酸水溶液(30g/L)にBTA(0.1wt%)及び過酸化水素(6wt%)を添加したサンプル液3を準備し、これらのサンプル液1〜3をHSO及びKOHでpH調整した。このpH調整したサンプル液1〜3中に、積層体(SiO層、Ta層、及びPVD法により成膜した不純物の少ないCu層の3層構造)を約10分間浸漬し(図13)、浸漬後の積層体を走査型電子顕微鏡(SEM)(日立製作所製、S−5200)で観察し、Cu層の溶解量を段差測定(図14A及び図14B)することによりCu防食効果のpH依存性を評価した。その結果を、縦軸がCuの溶解レートであり、横軸がpHである図15A及び図15B(図15Aの拡大図)に示す。
図15A及び図15Bより、pH<3の強酸領域では、BTAのCu防食効果に乏しく、Cuの溶解レートが高いことが分かる。また、pH>10のアルカリ領域では、pH=10の場合と比較して、Cuの溶解レートが低いことが分かる。
(実験例2)
−Cu防食効果のpH及び防食剤濃度依存性評価−
クエン酸三アンモニウム(関東化学株式会社製、特級)を水に溶解させたクエン酸三アンモニウム水溶液(30g/L)に防食剤としてのベンゾイミダゾール(添加なし(0wt%)、0.01wt%、0.1wt%)及び過酸化水素(6wt%)を添加し、HSO及びKOHでpH=3及びpH=10に調整したサンプル液4〜9(サンプル液4〜6がpH=3、サンプル液7〜9がpH=10)、クエン酸三アンモニウム(関東化学株式会社製、特級)を水に溶解させたクエン酸三アンモニウム水溶液(3g/L)にベンゾイミダゾール(添加なし(0wt%)、0.01wt%、0.1wt%)及び過酸化水素(6wt%)を添加し、HSO及びKOHでpH=3及びpH=10に調整したサンプル液10〜15(サンプル液10〜12がpH=3、サンプル液13〜15がpH=10)、リンゴ酸(関東化学株式会社製、特級)を水に溶解させたリンゴ酸水溶液(30g/L)にベンゾイミダゾール(添加なし(0wt%)、0.01wt%、0.1wt%)及び過酸化水素(6wt%)を添加し、HSO及びKOHでpH=3及びpH=10に調整したサンプル液16〜21(サンプル液16〜18がpH=3、サンプル液19〜21がpH=10)を電解質溶液として準備した。このサンプル液4〜21(300mL)を500mLビーカーに入れて、電気化学測定システム(北斗電工株式会社製、HZ3000)で液温25℃で電気化学測定を行った(図16)。その結果を図17〜22に示す。なお、対極(CE)としてPt、作用極(WE)としてPVD法により成膜したCu、参照電極(RE)として銀−塩化銀電極(Ag−AgCl)を使用し、電位の走査速度を10mV/secとし、浸漬電位から電位を走査して電流値を測定した。
図17〜22より、pH=3の酸領域では、ベンゾイミダゾールの濃度が0.01wt%のとき電流密度が大きく、低いCu防食性しか得られていないのに対して(図17、図19、及び図21)、pH=10のアルカリ領域では、ベンゾイミダゾールの濃度が0.01wt%のときでも電流密度が小さくなり(図18、図20、及び図22)、高いCu防食性が得られることが分かった。
また、ベンゾイミダゾール(0.1wt%)を添加し、pH=3又はpH=10に調整したサンプル液6及びサンプル液9を電解質溶液として用いて電気化学測定した後のCu作用極(WE)の表面を、走査型電子顕微鏡(SEM)(日立製作所製、S−5200)で観察した。その結果を図23A〜図23Fに示す。
なお、図23Aは、pH=3のサンプル液6を電解質溶液として用いた場合で、チップの真上から10,000倍で撮影したSEM画像であり、図23Bは、pH=10のサンプル液9を電解質溶液として用いた場合で、チップの真上から10,000倍で撮影したSEM画像であり、図23Cは、pH=3のサンプル液6を電解質溶液として用いた場合で、チップの真上から50,000倍で撮影したSEM画像であり、図23Dは、pH=10のサンプル液9を電解質溶液として用いた場合で、チップの真上から50,000倍で撮影したSEM画像であり、図23Eは、pH=3のサンプル液6を電解質溶液として用いた場合で、チップの斜めから50,000倍で撮影したSEM画像であり、図23Fは、pH=10のサンプル液9を電解質溶液として用いた場合で、チップの斜めから50,000倍で撮影したSEM画像である。
上述した電気化学測定では、ベンゾイミダゾール(0.1wt%)を添加したサンプル液6及びサンプル液9でのpHの違いによるベンゾイミダゾールのCu防食性(電流密度)には、殆ど差は無いが、図23A〜図23Fに示すように、Cu作用極(WE)の表面にできたクラスター分子の大きさは、pH=3の方がpH=10よりも大きなものができており、局所防食性が低いことが予想される。
(実験例3)
−Cu防食効果のpH及び配線幅依存性評価−
クエン酸三アンモニウム(関東化学株式会社製、特級)を水に溶解させたクエン酸三アンモニウム水溶液(30g/L)にBTA(0.1wt%)及び過酸化水素(6wt%)を添加し、HSO及びKOHでpHをpH=5、pH=7、pH=7.5、pH=10に調整したサンプル液22〜25と、クエン酸三アンモニウム(関東化学株式会社製、特級)を水に溶解させたクエン酸三アンモニウム水溶液(30g/L)に過酸化水素(6wt%)のみを添加し、HSO及びKOHでpHをpH=5、pH=7、pH=7.5、pH=10に調整したサンプル液26〜29を準備し、これらのサンプル液22〜29に、高さ約200μm、配線幅が0.09〜3.0μmの配線が形成された配線構造体サンプルを約10分間浸漬し、浸漬前後の各配線部分の段差(トレンチの深さ方向のCu溶解量)を走査型電子顕微鏡(SEM)(日立製作所製、S−5200)での観察結果から測定し、下記(1)式を用いて防食率を算出して、Cu防食効果のpH及び配線幅依存性を評価した。その結果を図24に示す。
防食率(%)=((BTAを含有しないサンプル液でのCu溶解量)−(BTAを含有するサンプル液でのCu溶解量))/(BTAを含有しないサンプル液でのCu溶解量) ・・・・(1)
図24より、研磨液のpHが7〜10、好ましくは、7.5〜10であると、配線が微細化してもCu防食効果が低減する傾向を和らげることができることが分かった。
図25Aは、高さ約200μm、配線幅0.09μmの配線が形成された配線構造体サンプルを、クエン酸三アンモニウム(関東化学株式会社製、特級)を水に溶解させたクエン酸三アンモニウム水溶液(30g/L)にBTA(0.1wt%)及び過酸化水素(6wt%)を添加したpH=3のサンプル液に、Cu配線がBlanket膜で15nm程度溶解する時間だけ浸漬して、浸漬した配線構造体サンプルを走査型電子顕微鏡(SEM)(日立製作所製、S−5200)で観察した結果を示し、図25Bは、pH=10のサンプル液に浸漬した以外は図25Aと同様な条件で浸漬した配線構造体サンプルの観察結果を示し、図25Cは、高さ約200μm、配線幅0.12μmの配線が形成された配線構造体サンプルを、図25Aと同様な条件で浸漬した配線構造体サンプルの観察結果を示し、図25Dは、pH=10のサンプル液に浸漬した以外は図25Cと同様な条件で浸漬した配線構造体サンプルの観察結果を示し、図25Eは、高さ約200μm、配線幅0.20μmの配線が形成された配線構造体サンプルを、図25Aと同様な条件で浸漬した配線構造体サンプルの観察結果を示し、図25Fは、pH=10のサンプル液に浸漬した以外は図25Eと同様な条件で浸漬した配線構造体サンプルの観察結果を示す。
図25A〜図25Fから、pH=3のサンプル液に浸漬した配線構造体サンプルにおいては配線内部の腐食を伴う溶解が起こっているのに対し、pH=10のサンプル液に浸漬した配線構造体サンプルにおいては配線表面が軽くエッチングされているだけであることが分かる。
以上より、酸化剤として過酸化水素を用いた場合は、Cu溶解レートの観点から(図15A及び図15B)、平坦化工程をpH4以下の研磨液を用いて行うことが好ましい(但し、酸化剤に過硫酸アンモニウムを使用した場合は研磨液のpHが4より大きくてもよい)。平坦化工程をpHが4より大きい研磨液を用いて行うと、Cu溶解レートが60nm/min以下となって、pH3の研磨液を用いた場合のCu溶解レート120nm/minと比較して、2倍以上(約3倍)の時間を要することとなる。ここで、研磨するCuの厚さが500nmであったとしても、平坦化工程をpHが4より大きい研磨液を用いて行うと、約10分間の研磨を要し、実用性がない(実際のCMP工程では、機械的(メカニカル)研磨も含まれるので、研磨レートはCu溶解レートよりも大きくなるが、基本的にかかる時間比率は、Cu溶解レートとほとんど変わらない)。
また、バリアメタル表出工程をpH7以上pH10以下の研磨液を用いて行うことが好ましい(図24よりpHが10に近い方が好ましい)。バリアメタル表出工程をpH4以下の研磨液を用いて行うとCu配線が腐食し(図25A〜図25F)、バリアメタル表出工程をpHが10より大きい研磨液を用いて行うと、Cu配線の表面に析出したCuの酸化物(Cu(OH))がクエン酸三アンモニウムでは溶解しにくくなるからである(図26A及び図26B)。
なお、本願の実施例は、CMP工程における化学的研磨のみについて検証しているが、この化学的研磨について検証で得られた結果は、化学的研磨に機械的研磨を単に加算した化学機械的研磨(CMP)についても適用可能と考えられる。
ここで、本発明の好ましい態様を付記すると、以下の通りである。
(付記1) 開口部が形成された絶縁膜上にバリアメタルを堆積するバリアメタル堆積工程と、前記堆積されたバリアメタル上にCu及びCu合金のいずれかからなる配線材料を堆積する配線材料堆積工程と、前記堆積された配線材料を研磨液を用いて化学機械的研磨して平坦化する平坦化工程と、前記平坦化された配線材料を、防食剤を含むpHが7以上の研磨液を用いて化学機械的研磨して前記堆積されたバリアメタルを表出させるバリアメタル表出工程とを含むことを特徴とする配線形成方法。
(付記2) バリアメタル表出工程において、pHが7以上10以下の研磨液を用いる付記1に記載の配線形成方法。
(付記3) 平坦化工程において、酸性の研磨液を用いる付記1から2のいずれかに記載の配線形成方法。
(付記4) 酸性の研磨液は、pHが4以下の研磨液を用いる付記3に記載の配線形成方法。
(付記5) 防食剤は、ベンゾトリアゾール及びベンゾイミダゾールの少なくとも一方を含む付記1から4のいずれかに記載の配線形成方法。
(付記6) 平坦化工程及びバリアメタル表出工程を同一のプラテンで行う付記1から5のいずれかに記載の配線形成方法。
(付記7) 平坦化工程及びバリアメタル表出工程を異なるプラテンで行う付記1から5のいずれかに記載の配線形成方法。
(付記8) バリアメタル表出工程において用いた研磨液は、平坦化工程において用いた研磨液とpHのみが異なる付記1から7のいずれかに記載の配線形成方法。
(付記9) バリアメタル表出工程において用いた研磨液は、平坦化工程において用いた研磨液と異なる組成である付記1から7のいずれかに記載の配線形成方法。
(付記10) 配線は、線幅が1.0μm以下である付記1から9のいずれかに記載の配線形成方法。
(付記11) 付記1から10のいずれかに記載の配線形成方法により配線が形成されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記12) 付記11に記載の半導体装置の製造方法により製造されることを特徴とする半導体装置。
本発明の配線形成方法は、微細配線(線幅が1.0μm以下)を形成するのに好適に用いることができ、微細化及び高速化するCMOS−LSI用配線を形成するのに特に好適に用いることができる。
本発明の配線形成方法は、フラッシュメモリ、DRAM、FRAM、等を初めとする各種半導体装置の製造に好適に用いることができる。
図1Aは、絶縁膜に開口部を形成する開口部形成工程の説明図である。 図1Bは、バリアメタルを形成するバリアメタル形成工程の説明図である。 図1Cは、Cuシードを形成するCuシード形成工程の説明図である。 図1Dは、CuをめっきするCuめっき工程の説明図である。 図1Eは、化学機械的研磨(CMP)にて配線に余分なCu層を研磨するCMP工程の説明図である。 図1Fは、Cu配線層をキャップ膜を用いてキャップするキャップ工程の説明図である。 図2Aは、従来のCMP後のCu配線の断面構造を示す図である。 図2Bは、従来のCMP後のCu配線の表面構造を示す図である。 図2Cは、従来のCMP後のCu配線(線幅0.40μm)の表面構造を示す図である。 図2Dは、従来のCMP後のCu配線(線幅0.20μm)の表面構造を示す図である。 図2Eは、従来のCMP後のCu配線(線幅0.12μm)の表面構造を示す図である。 図2Fは、従来のCMP後のCu配線(線幅0.09μm)の表面構造を示す図である。 図3は、CMP工程における化学機械的研磨の説明図である。 図4は、Cu表面上に形成されたBTAがクラスター分子を形成していることを示す図である。 図5Aは、BTAが大きなクラスター分子を形成して、下地Cu層のBTA被覆率が低下することを説明する説明図である。 図5Bは、BTAの二重結合部分で下地Cu層表面に吸着していることを説明する説明図である。 図5Cは、BTAの二重結合部分がクラスター形成のための結合を担うことを説明する説明図である。 図5Dは、BTAが二重結合部分以外の部分で下地Cu層表面に吸着していることを説明する説明図である。 図6は、Cu2+とBTAとの錯体の説明図である。 図7は、CuとBTAとの錯体の説明図である。 図8は、Cu−HO系の電位−pH図(Pourbaix diagram)である。 図9は、CMP工程における各工程を説明する説明図である。 図10は、CMP工程を1つのプラテンで行うことを説明する説明図である。 図11は、CMP工程を複数のプラテンで行うことを説明する説明図である。 図12は、Cuめっき後の配線埋め込み状態の説明図である。 図13は、Cu防食効果のpH依存性評価(実験例1)における積層体のサンプル液への浸漬を説明する説明図である。 図14Aは、Cu防食効果のpH依存性評価(実験例1)における段差測定を説明する説明図であり、Cu層溶解前を示す。 図14Bは、Cu防食効果のpH依存性評価(実験例1)における段差測定の説明図であり、Cu層溶解後を示す。 図15Aは、Cu防食効果のpH依存性評価(実験例1)の結果を示すグラフである。 図15Bは、図15Aを拡大したグラフである。 図16は、Cu防食効果のpH及び防食剤濃度依存性評価(実験例2)における電気化学測定の説明図である。 図17は、Cu防食効果のpH及び防食剤濃度依存性評価(実験例2)の結果を示すグラフであり、クエン酸三アンモニウム(30g/L)、pH=3の場合を示す。 図18は、Cu防食効果のpH及び防食剤濃度依存性評価(実験例2)の結果を示すグラフであり、クエン酸三アンモニウム(30g/L)、pH=10の場合を示す。 図19は、Cu防食効果のpH及び防食剤濃度依存性評価(実験例2)の結果を示すグラフであり、クエン酸三アンモニウム(3g/L)、pH=3の場合を示す。 図20は、Cu防食効果のpH及び防食剤濃度依存性評価(実験例2)の結果を示すグラフであり、クエン酸三アンモニウム(3g/L)、pH=10の場合を示す。 図21は、Cu防食効果のpH及び防食剤濃度依存性評価(実験例2)の結果を示すグラフであり、リンゴ酸(30g/L)、pH=3の場合を示す。 図22は、Cu防食効果のpH及び防食剤濃度依存性評価(実験例2)の結果を示すグラフであり、リンゴ酸(30g/L)、pH=10の場合を示す。 図23Aは、クエン酸三アンモニウム(30g/L)、pH=3、ベンゾイミダゾール0.1wt%の電解質溶液を用いた場合で、チップの真上から10,000倍で撮影したSEM画像である。 図23Bは、クエン酸三アンモニウム(30g/L)、pH=10、ベンゾイミダゾール0.1wt%の電解質溶液を用いた場合で、チップの真上から10,000倍で撮影したSEM画像である。 図23Cは、クエン酸三アンモニウム(30g/L)、pH=3、ベンゾイミダゾール0.1wt%の電解質溶液を用いた場合で、チップの真上から50,000倍で撮影したSEM画像である。 図23Dは、クエン酸三アンモニウム(30g/L)、pH=10、ベンゾイミダゾール0.1wt%の電解質溶液を用いた場合で、チップの真上から50,000倍で撮影したSEM画像である。 図23Eは、クエン酸三アンモニウム(30g/L)、pH=3、ベンゾイミダゾール0.1wt%の電解質溶液を用いた場合で、チップの斜めから50,000倍で撮影したSEM画像である。 図23Fは、クエン酸三アンモニウム(30g/L)、pH=10、ベンゾイミダゾール0.1wt%の電解質溶液を用いた場合で、チップの斜めから50,000倍で撮影したSEM画像である。 図24は、Cu防食効果のpH及び配線幅依存性評価(実験例3)の結果を示すグラフである。 図25Aは、高さ約200μm、配線幅0.09μmの配線が形成された配線構造体サンプルを、クエン酸三アンモニウムを水に溶解させたクエン酸三アンモニウム水溶液(30g/L)にBTA(0.1wt%)及び過酸化水素(6wt%)を添加したpH=3のサンプル液に、Cu配線がBlanket膜で15nm程度溶解する時間だけ浸漬して、浸漬した配線構造体サンプルを観察した結果を示すSEM画像である。 図25Bは、高さ約200μm、配線幅0.09μmの配線が形成された配線構造体サンプルを、クエン酸三アンモニウムを水に溶解させたクエン酸三アンモニウム水溶液(30g/L)にBTA(0.1wt%)及び過酸化水素(6wt%)を添加したpH=10のサンプル液に、Cu配線がBlanket膜で15nm程度溶解する時間だけ浸漬して、浸漬した配線構造体サンプルを観察した結果を示すSEM画像である。 図25Cは、高さ約200μm、配線幅0.12μmの配線が形成された配線構造体サンプルを、クエン酸三アンモニウムを水に溶解させたクエン酸三アンモニウム水溶液(30g/L)にBTA(0.1wt%)及び過酸化水素(6wt%)を添加したpH=3のサンプル液に、Cu配線がBlanket膜で15nm程度溶解する時間だけ浸漬して、浸漬した配線構造体サンプルを観察した結果を示すSEM画像である。 図25Dは、高さ約200μm、配線幅0.12μmの配線が形成された配線構造体サンプルを、クエン酸三アンモニウムを水に溶解させたクエン酸三アンモニウム水溶液(30g/L)にBTA(0.1wt%)及び過酸化水素(6wt%)を添加したpH=10のサンプル液に、Cu配線がBlanket膜で15nm程度溶解する時間だけ浸漬して、浸漬した配線構造体サンプルを観察した結果を示すSEM画像である。 図25Eは、高さ約200μm、配線幅0.20μmの配線が形成された配線構造体サンプルを、クエン酸三アンモニウムを水に溶解させたクエン酸三アンモニウム水溶液(30g/L)にBTA(0.1wt%)及び過酸化水素(6wt%)を添加したpH=3のサンプル液に、Cu配線がBlanket膜で15nm程度溶解する時間だけ浸漬して、浸漬した配線構造体サンプルを観察した結果を示すSEM画像である。 図25Fは、高さ約200μm、配線幅0.20μmの配線が形成された配線構造体サンプルを、クエン酸三アンモニウムを水に溶解させたクエン酸三アンモニウム水溶液(30g/L)にBTA(0.1wt%)及び過酸化水素(6wt%)を添加したpH=10のサンプル液に、Cu配線がBlanket膜で15nm程度溶解する時間だけ浸漬して、浸漬した配線構造体サンプルを観察した結果を示すSEM画像である。 図26Aは、クエン酸三アンモニウム(30g/L)、pH≦10、ベンゾイミダゾール0.1wt%の電解質溶液を用いた場合で、チップの斜めから10万(100K)倍で撮影したCu表面のSEM画像である。 図26Bは、クエン酸三アンモニウム(30g/L)、pH>10、ベンゾイミダゾール0.1wt%の電解質溶液を用いた場合で、チップの斜めから10万(100K)倍で撮影したCu表面のSEM画像である。

Claims (4)

  1. 開口部が形成された絶縁膜上にバリアメタルを堆積するバリアメタル堆積工程と、前記堆積されたバリアメタル上にCu及びCu合金のいずれかからなる配線材料を堆積する配線材料堆積工程と、前記堆積された配線材料を研磨液を用いて化学機械的研磨して平坦化する平坦化工程と、前記平坦化された配線材料を、ベンゾトリアゾール及びベンゾイミダゾールの少なくとも一方を含む防食剤と、過酸化水素と、クエン酸三アンモニウム及びリンゴ酸の少なくともいずれかとを含むpHが7以上10以下の研磨液を用いて化学機械的研磨して前記堆積されたバリアメタルを表出させるバリアメタル表出工程と、前記表出されたバリアメタルを除去するバリアメタル除去工程とを含むことを特徴とする配線形成方法。
  2. 平坦化工程における研磨液が、防食剤と、過酸化水素と、クエン酸三アンモニウム及びリンゴ酸の少なくともいずれかとを含む請求項1に記載の配線形成方法。
  3. 平坦化工程において、酸性の研磨液を用いる請求項1から2のいずれかに記載の配線形成方法。
  4. 酸性の研磨液は、pHが4以下である請求項3に記載の配線形成方法。
JP2006333354A 2006-12-11 2006-12-11 配線形成方法 Expired - Fee Related JP5151133B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006333354A JP5151133B2 (ja) 2006-12-11 2006-12-11 配線形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006333354A JP5151133B2 (ja) 2006-12-11 2006-12-11 配線形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008147444A JP2008147444A (ja) 2008-06-26
JP5151133B2 true JP5151133B2 (ja) 2013-02-27

Family

ID=39607275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006333354A Expired - Fee Related JP5151133B2 (ja) 2006-12-11 2006-12-11 配線形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5151133B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5972792A (en) * 1996-10-18 1999-10-26 Micron Technology, Inc. Method for chemical-mechanical planarization of a substrate on a fixed-abrasive polishing pad
JP2000315666A (ja) * 1999-04-28 2000-11-14 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置の製造方法
JP2001230225A (ja) * 2000-02-18 2001-08-24 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法
US6599173B1 (en) * 2000-06-30 2003-07-29 International Business Machines Corporation Method to prevent leaving residual metal in CMP process of metal interconnect
JP4573479B2 (ja) * 2001-09-04 2010-11-04 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置の製造方法
JP2003100676A (ja) * 2001-09-26 2003-04-04 Sumitomo Bakelite Co Ltd 研磨用組成物
FR2833411B1 (fr) * 2001-12-11 2004-02-27 Memscap Procede de fabrication d'un composant electronique incorporant un micro-composant inductif
JP2006120664A (ja) * 2004-10-19 2006-05-11 Nec Electronics Corp 半導体装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008147444A (ja) 2008-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI723710B (zh) Cmp用研磨液及研磨方法
TWI277647B (en) Slurry for CMP, polishing method and method of manufacturing semiconductor device
TWI288175B (en) Post-CMP washing liquid composition
TW200413509A (en) Polishing composition and polishing method thereof
WO2007077886A1 (ja) 金属用研磨液及び被研磨膜の研磨方法
WO2011099313A1 (ja) Cmp研磨液及び研磨方法
JP3904578B2 (ja) 半導体装置の製造方法
TW201510196A (zh) Cmp用硏磨液及使用此硏磨液之硏磨方法(二)
TW201506099A (zh) Cmp用硏磨液及使用此硏磨液之硏磨方法(一)
JP2014007415A (ja) Cmp研磨液
JP4864402B2 (ja) 半導体装置の製造方法
WO2009119485A1 (ja) 金属用研磨液及びこの研磨液を用いた研磨方法
JP2007220891A (ja) ポストcmp処理液、およびこれを用いた半導体装置の製造方法
JP5585220B2 (ja) Cmp研磨液及びこのcmp研磨液を用いた研磨方法
US20070173056A1 (en) Semiconductor device fabrication method and polishing apparatus
JP2008112969A (ja) 研磨液及びこの研磨液を用いた研磨方法
JP5151133B2 (ja) 配線形成方法
JP5369597B2 (ja) Cmp研磨液及び研磨方法
JP4220983B2 (ja) マイクロスクラッチングが少なくて金属酸化物の機械的研磨に適した金属cmpスラリー組成物
JP2010108985A (ja) 研磨方法
Yu et al. Micro-pattern corrosion screening on bimetallic corrosion for microelectronic application
JP5309495B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2004172576A (ja) エッチング液、エッチング方法および半導体装置の製造方法
JP5573234B2 (ja) Cmp研磨液及びこのcmp研磨液を用いた基板の研磨方法
JP5239156B2 (ja) 配線形成方法及び半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120228

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120314

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120501

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120607

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120702

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120911

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121016

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121119

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5151133

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees