JP5146244B2 - 玄関ドア - Google Patents

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本発明は、観音開きになった親子ドアからなる玄関ドアに関するものである。
従来より、親ドアおよび子ドアのそれぞれが観音開きに開閉できるようになされた玄関ドアは知られている(例えば、特許文献1参照) 。
このような玄関ドアにおいて、採光を確保するために開口を設けてガラス板を嵌め込むことが行われている。
特開平9−2287576号公報
しかし、子ドアにガラス板を嵌め込んだ場合、子ドアは、親ドアと比較して幅自体が狭いので、スリット状のガラス板を嵌め込むことに限定されることとなり、デザイン的な自由度に欠けることとなる。そのため、子ドアの枠組みを細くしてガラスの開口面を大きくすることが考えられるが、この場合、枠組みの強度を確保することが困難となるため、開閉式の子ドアを構成することができず、固定式に限定されてしまう。また、仮に開閉式の子ドアを構成できたとしても、開口面が大きすぎると、内部を見通されやすくなるので、防犯性に欠けることとなってしまう。
本発明は係る実情に鑑みてなされたものであって、室外からは全面ガラス貼りのような解放感のある外観を得ることができ、しかも優れた防犯性を発揮することができる玄関ドアを提供することを目的としている。
上記課題を解決するための本発明の玄関ドアは、枠体に設けられた親ドアと子ドアとが枠体に対してそれぞれ開閉するように取り付けられた観音開きになった親子ドアからなる玄関ドアであって、子ドアは、開口部を形成するように矩形に枠組みされた枠体の室外面に、開口部よりも大きく略枠体の大きさに合致するガラス板が当接され、このガラス板が、枠体の室外外周縁に沿って設けられた固定枠によって縁取られ、全面ガラス板のように見える子ドアの外観を形成するものである。
また、上記玄関ドアにおいて、ガラス板は、このガラス板を介して透視可能な透明部と、透視不可能な不透明部とが水平方向に沿って交互に設けられたものである。
また、上記ガラス板は、二重ガラスとなされ、それぞれのガラス板に透明部と不透明部とが形成され、対向するガラス板間の透明部同士および不透明部同士が互いに上下方向にずれるようになされたものである。
以上述べたように、本発明によると、枠体の室外面に当接したガラス板を、この枠体の室外外周縁に沿って設けた固定枠によって開口部よりも大きなガラス面を形成するように固定しているので、室外からの子ドアの外観は、固定枠で縁取られた全面ガラス板のように見えることとなり、全面ガラス貼りのような解放感のある外観を得ることができる。
また、ガラス板に透明部と不透明部とを設けた場合は、解放感を確保しながら、室内が見通されるのを防止して優れた防犯性を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は玄関ドア1の全体構成の概略を示し、図2および図3は同玄関ドア1の子ドア2を示している。
すなわち、この玄関ドア1は、枠体11に設けられた親ドア6と子ドア2とが観音開きになっており、子ドア2は、開口部30を形成するように矩形に枠組みされた枠体3の室外面3 aにガラス板4が当接され、このガラス板4が、枠体3の室外外周縁に沿って設けられた固定枠5によって固定されてなるものである。
なお、親ドア6は、一般の玄関ドア1に使用されるものと同じものを用いることができる。この親ドア6の大きさについては、特に限定されるものではなく、各種サイズのものを用いることができる。
子ドア2は、親ドア6と同様に枠体11に対して開閉するように取り付けられている。この取付構造については親ドア6と同様に一般の玄関ドア1に採用されている構造と同じである。
枠体3は、幅約370mm、高さ約2380mmの矩形状に枠組みされており、この枠体3には、幅約207mm、高さ約2207mmに開口された開口部30が形成されている。この枠体3の室外面3aには、略枠体3の大きさに合致する幅約319mm、高さ約2219mmの大きさとなされたガラス板4が当接される。
ガラス板4は、図4に示すように、水平方向に沿って幅10mmの帯状にブラスト処理されて不透明となった不透明部41が、ブラスト処理されていない幅8mmの帯状の透明部42と交互に設けられている。また、ガラス板4は、枠体3に当接される部分もブラスト処理されて不透明部41を形成するようになされている。このガラス板4は、シール材43を介して間隙を存した状態の二重ガラス構造で設けられる。この状態で、対向するガラス板4,4間の透明部42,42同士および不透明部41,41同士は、互いに上下方向にずれるようになされている。なお、不透明部41および透明部42の幅としては、特に10mmや8mmに限定されるものではなく、自由に設定することができる。その中だも、4〜20mmの範囲で適宜決定したものが好適である。また、この4〜20mmの範囲内であれば、不透明部41の幅と透明部42との幅が異なっていてもよい。
固定枠5は、枠体3の室外外周縁に沿って設けられ、ガラス板4,4の外周縁を枠体3側に当接固定することができるようになされている。枠体3の室外面3aとガラス板4との間、およびガラス板4と固定枠5との間は、それぞれシート状の緩衝材44を介して固定される。
枠体3の下框31および上框32に設けられる固定枠51,52は、それぞれ断面略コ字状に形成された基材51a、52aと、断面略L字状に形成された押え材51b、52bとによって構成されている。この固定枠51,52は、基材51a、51aを下框31および上框32にビス50で固定した後、ガラス板4,4を配置し、押さえ材51b、52bでガラス板4を押えた状態で、この押さ材51b、52bを基材51a、52aにビス50で固定することによって取り付けられる。この際、ビス50を外されないようにするため、下框31に設けられる固定枠51は下側から押さ材51bを基材51aにビス50で固定し、上框32に設けられる固定枠52は上側から押さ材52bを基材52aにビス50で固定する。
また、縦框33に設けられる固定枠53は、固定面53aと押え面53bとを有する階段状に屈曲形成されている。この固定枠53は、枠体3の室外面3aにガラス板4を配置し、押さ面53でガラス板4を押えた状態で、固定面53aを縦框53にビス50で固定することによって固定される。
この固定状態で、固定枠5は、枠体3を構成する下框31、上框32および縦框33の各外周端縁から、枠体3の幅の約半分の約43mmの幅で設けられる。これにより、枠体3の室外面3aに当接固定されたガラス板4,4は、枠体3の開口部30の大きさよりも約4割以上ガラス板4の面が大きくなり、室外からの子ドア2の外観は、固定枠5によって縁取られた全面ガラス板4のように見えることとなり、全面ガラス貼りのような解放感のある外観を得ることができる。また、全面ガラス貼りのように見せているのとは逆に、開口部30は小さいので、ガラス板4を割られたとしても、この開口部30から侵入することは出来ず、優れた防犯性を発揮することができる。この開口部30が本実施の形態よりも大きくなるような子ドア2の場合には、開口部30に侵入防止の桟(図示省略)などを設けておくことが好ましい。
また、ガラス板4に設けた透明部42と不透明部41とは、解放感を確保しながら、室内が見通されるのを防止して優れた防犯性を得ることができる。特に、本願発明では、対向するガラス板4,4間の透明部42,42同士および不透明部41,41同士は、互いに上下方向にずれるようになされているので、屋外正面からは、全体が不透明41のガラス板4のように見せて室内が見通されるのを防止しながら採光を確保することができる。
なお、このガラス板4の不透明部41は、ガラス板4をブラスト処理して構成しているが、特にこのようなブラスト処理による不透明部41に限定されるものではなく、例えば、光透過率を低下させたフィルムを貼って不透明部41とするものであっても良いし、塗装により光透過率を低下させて不透明部41とするものであってもよい。また、不透明部41は、完全に光を遮断する構成であってもよい。さらに、不透明部41は、ミラーレンズのように、室外からは室内を見通すことが出来ず、室内からは室外を見通すことができるようになされたものであってもよい。
また、ガラス板4による採光性を確保して解放感を得ることができるのであれば、ガラス板4の全体が上記したような各種の不透明部41となされたものであってもよい。
さらに、本実施の形態では、ガラス板4は、二枚のガラス板4,4による二重ガラス構造となされているが、一枚のガラス板4による単板ガラス構造であってもよいし、図5に示すように、枠体3の開口部30に耐熱強化ガラス板40を設けて防火仕様にした構造であってもよい。
本発明に係る玄関ドアは、住宅建物の玄関に使用される。
本発明に係る玄関ドアの全体構成の概略を示す正面図である。 本発明に係る玄関ドアの子ドアを示す部分省略垂直断面図である。 本発明に係る玄関ドアの子ドアを示す部分省略水平断面図である。 ガラス板を示す正面図である。 (a)および(b)は、本発明に係る玄関ドアの子ドアの他の実施の形態を示す部分垂直断面図および部分水平断面図である。
符号の説明
1 玄関ドア
2 子ドア
3 枠体
30 開口部
4 ガラス板
41 不透明部
42 透明部
5 固定枠
6 親ドア

Claims (3)

  1. 枠体に設けられた親ドアと子ドアとが枠体に対してそれぞれ開閉するように取り付けられた観音開きになった親子ドアからなる玄関ドアであって、
    子ドアは、開口部を形成するように矩形に枠組みされた枠体の室外面に、開口部よりも大きく略枠体の大きさに合致するガラス板が当接され、このガラス板が、枠体の室外外周縁に沿って設けられた固定枠によって縁取られ、全面ガラス板のように見える子ドアの外観を形成することを特徴とする玄関ドア。
  2. ガラス板は、このガラス板を介して透視可能な透明部と、透視不可能な不透明部とが水平方向に沿って交互に設けられた請求項1記載の玄関ドア。
  3. ガラス板は、二重ガラスとなされ、それぞれのガラス板に透明部と不透明部とが形成され、対向するガラス板間の透明部同士および不透明部同士が互いに上下方向にずれるようになされた請求項2記載の玄関ドア。
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