JP2005155243A - 二重ガラス戸構造 - Google Patents

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健造 松崎
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Abstract

【課題】 断熱性に優れ、しかもプライバシーを保護するとともに衝撃による破損も防止できる二重ガラス戸構造を提供する。
【解決手段】 縦方向の仕切り5aにより6.5mm幅の中空部5bを複数本列設した透明なポリカーボネートからなる中空パネル5を既設のサッシガラス戸1に取付金物10を介して脱着自在に取り付ける。このとき、中空パネル5と同素材の厚さ1.5mmのスペーサ7をサッシガラス3と中空パネル5との間に配置されるように中空パネル5側に横方向へ貼着し、サッシガラス3と中空パネル5との間に1.5mm幅の空気層11をほぼ全面に形成する。しかも、スペーサ7の両端と縦枠6aとの間に約5mm幅の結露口8を形成するとともに、下側の横枠6bの両端と縦枠6aとの間に約5mm幅の結露排出口9を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物などの既設のガラス戸に別体のパネルを脱着自在に取り付けて断熱性を向上させる二重ガラス戸構造に関する。
従来、既設のガラス戸のガラス面に別体のパネルを脱着自在に取り付けて断熱性を向上させる技術は特許文献1,2に開示されている。これらの技術は、ガラス戸のガラス板露出寸法に相当する大きさを有するパネル本体と、パネル本体の一面に配設されガラス板に止着可能な吸盤とを具備し、ガラス戸のガラス板に吸盤を押し付けた後、パネル本体の周縁をガラス戸に封止することで取り付けることを特徴とするものである。
ところで、前記構成の二重ガラス戸構造は、既設のガラス戸のガラス面とパネルとの間の空気層のみで断熱層を形成するから、空気層を確実に密閉しないと断熱効果を十分に発揮できない問題があった。また、後付けのパネルが一枚物の透明な板状であるから、外部から室内が見えてプライバシーの点で問題があり、さらに何らかの衝撃が加わった場合は破損してケガをする恐れがあった。
特開平7−286481号公報 特開2001−164843号公報
本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、断熱性に優れ、しかもプライバシーを保護するとともに衝撃による破損も防止できる二重ガラス戸構造を提供することにある。
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) 既設のガラス戸の室内側全面に縦方向又は横方向に複数に区画された透明又は半透明の中空パネルを脱着自在に取り付け、区画された各中空部の空気層で断熱性を高めるようにした二重ガラス戸構造。
2) 中空パネルを四枠状のフレームに挿着し、中空パネルとフレームとの間にシーリング材を介装して区画された中空部を密閉できるようにした前記1)記載の二重ガラス戸構造
3) 中空パネルとガラス戸のガラス面との間にスペーサを介在させて所定間隔の空気層を形成し、同空気層と中空パネルの各中空部とで二重に断熱できるようにした前記2)記載の二重ガラス戸構造
4) フレームの下部に中空パネルとガラス戸との間に生じた結露水を排水させる排出口を設けた前記3)記載の二重ガラス戸構造
5) 中空パネルがポリカーボネートで構成されたものである前記1)〜4)いずれか記載の二重ガラス戸構造
にある。
本発明によれば、複数の中空部が空気層となり、既設のガラス戸とパネルとの間に形成した従来の空気層と比較して空気を良好に封止して断熱効果が高まる。また、複数の中空部により外光が屈折して外部から見えにくくなりプライバシーを保護できる。さらに、複数の中空部により一枚物の板状と比較して強度が向上し、ひび割れや欠け等の破損を防止できる。
本発明の中空パネルとしては、複数の細長の中空部を縦方向や横方向に列設したものがあり、これに複数本の細かい条溝を形成したりシボを形成して外部からより見えないようにすることができる。また、一般的に透明のものを用いるが、必要に応じて半透明や着色透明のものを用いてもよい。材質はポリカーボネートやアクリル樹脂、塩化ビニル樹脂などがあるが、高強度を有し紫外線を通しにくいポリカーボネートが実用的である。
中空パネルの周縁部には軟質ゴム等のシーリング材を設けると、空気層を確実に封止してより断熱効果を高めることができる。また、中空パネルとガラス戸のガラス面との間に所定厚みのスペーサを介在させて所定間隔の空気層を形成すると、中空部と二重の空気層が形成されて断熱性がさらに向上する。以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
図1〜3に示す実施例は、戸建住宅のサッシガラス戸に中空パネルを取り付けて二重ガラス戸構造とした例である。図1は実施例の二重ガラス戸の正面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1のB−B断面図である。
図中、1はサッシガラス戸、2aはサッシ横枠、2bはサッシ縦枠、3はサッシガラス、4はガラス押えビート、5は中空パネル、5aは仕切り、5bは中空部、6aは縦枠、6bは横枠、7はスペーサ、8は結露口、9は結露排出口、10は取付金物、11は空気層、12はシーリング材である。
本実施例の中空パネル5は、図2,3に示すように厚さ4mmで縦方向の仕切り5aにより6.5mm幅の中空部5bを複数本列設した透明なポリカーボネート製のパネルである(ツインパネルPC:商品名,宇部日東化成株式会社製)。中空部5bの開放側には軟質ゴム等からなるシーリング材12で封止して中空部5bを密閉し、周縁部に縦枠6aと横枠6bをそれぞれ取り付けている。
この中空パネル5を既設のサッシガラス戸1に略Z字状に折曲した取付金物10を介して脱着自在に取り付ける。取付金物10はこの先端をガラス押えビート4に嵌入させて強固に固定する。このとき、中空パネル5と同素材の厚さ1.5mmのスペーサ7をサッシガラス3と中空パネル5との間に配置されるように中空パネル5側に横方向へ貼着し、サッシガラス3と中空パネル5との間に1.5mm幅の空気層11をほぼ全面に形成する。しかも、スペーサ7の両端と縦枠6aとの間に約5mm幅の結露口8を形成するとともに、下側の横枠6bの両端と縦枠6aとの間に約5mm幅の結露排出口9を形成している。
本実施例はこのように構成したから、複数の中空部5bに空気が良好に封止されて極めて高い断熱効果が得られる。また、中空部5bに結露が生じても、結露口8及び結露排出口9を通じて下方へ排水され、空気層11に結露水及び湿気が滞留することがない。また、複数の中空部5bにより外光が屈折して外部から見えにくくなりフィルム等を貼着して採光を損なうことなくプライバシーを保護でき、同時にポリカーボネートの採用により紫外線カットの効果が発揮されて内装の日焼け及び色褪せを防止できる。また、一方向に列設した中空部5bにより曲げに対する強度が著しく向上し、耐衝撃性に優れた二重ガラス戸構造となった。
本発明の二重ガラス戸構造は、戸建住宅や集合住宅,店舗等の窓・ガラス窓を有するドア,トップライト(屋根採光),パーティション等に利用できる。
実施例の二重ガラス戸の正面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。
符号の説明
1 サッシガラス戸
2a サッシ横枠
2b サッシ縦枠
3 サッシガラス
4 ガラス押えビート
5 中空パネル
5a 仕切り
5b 中空部
6a 縦枠
6b 横枠
7 スペーサ
8 結露口
9 結露排出口
10 取付金物
11 空気層
12 シーリング材

Claims (5)

  1. 既設のガラス戸の室内側全面に縦方向又は横方向に複数に区画された透明又は半透明の中空パネルを脱着自在に取り付け、区画された各中空部の空気層で断熱性を高めるようにした二重ガラス戸構造。
  2. 中空パネルを四枠状のフレームに挿着し、中空パネルとフレームとの間にシーリング材を介装して区画された中空部を密閉できるようにした請求項1記載の二重ガラス戸構造。
  3. 中空パネルとガラス戸のガラス面との間にスペーサを介在させて所定間隔の空気層を形成し、同空気層と中空パネルの各中空部とで二重に断熱できるようにした請求項2記載の二重ガラス戸構造。
  4. フレームの下部に中空パネルとガラス戸との間に生じた結露水を排水させる排出口を設けた請求項3記載の二重ガラス戸構造。
  5. 中空パネルがポリカーボネートで構成されたものである請求項1〜4いずれか記載の二重ガラス戸構造。
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