JP3282022B2 - 防火ユニット用防火枠 - Google Patents

防火ユニット用防火枠

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JP3282022B2 JP13083297A JP13083297A JP3282022B2 JP 3282022 B2 JP3282022 B2 JP 3282022B2 JP 13083297 A JP13083297 A JP 13083297A JP 13083297 A JP13083297 A JP 13083297A JP 3282022 B2 JP3282022 B2 JP 3282022B2
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一郎 高橋
茂博 乾
靖男 小菅
悦男 加藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物躯体に取付ら
れる防火ユニットの防火枠に関する。
【0002】
【従来の技術】防火ユニットとしては、防火枠材を枠組
みして防火枠とし、この防火枠に耐火ガラスを装着した
防火ガラスユニット、防火枠に防火障子を開閉自在に取
付けた防火障子ユニット等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】防火ガラスユニットに
おいては、火災時にガラスが所定の時間以内に防火枠か
ら脱落しないことが要求される。このために、防火枠を
形成する防火枠材をガラス装着用の凹溝を有する形状と
し、その凹溝にガラスを挿入し、耐火シール材でシール
している。
【0004】防火障子ユニットにおいては、火災時に防
火枠と防火障子との間から所定の時間以内に炎、煙り等
が流通しないことが要求される。このために、防火枠を
形成する防火枠材は戸当り部を有する形状とし、この戸
当り部に防火障子を耐火シール材を介して圧接してい
る。
【0005】このようであるから、防火ガラスユニット
の耐火枠材と防火障子ユニットの耐火枠材は別々な形状
となり、互換性がない。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした防火ユニットの防火枠を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、面外方向
一側の面内方向に向う一側板と、 面外方向他側の面内方
向に向う他側板と、この一側板と他側板を連結する面内
方向に向う連結板で断面形状が面内方向外側に向うほぼ
コ字状でこの連結板の面外方向中間部に内向突起部を有
するスチール製の芯材と、 面内方向に向う板と、この板
の面内方向内側端と連続した面外方向に向う板を有し、
その面外方向に向う板には係止突片が一体的に設けら
れ、前記芯材における内向突起部よりも面外方向一側寄
りを被覆するアルミ製の一側カバー材と、 面内方向に向
う板と、この板の面内方向内側端と連続した鉤形状の板
を有し、前記芯材における内向突起部を含む面外方向他
側寄りを被覆するアルミ製の他側カバー材と、 前記芯材
の連結板における内向突起部よりも面外方向一側寄りに
着脱自在に取付けられ、前記内向突起部とによって耐火
ガラス装着用の凹溝を形成するスチール製の押縁と、
内方向に向う第1板と面外方向に向う第2板で鉤形状
で、その第1板の先端部が前記係止突片に係合して前記
押縁を被覆するように着脱自在に取付けられるアルミ製
の押縁カバー材で形成された防火枠材を方形枠組みした
防火ガラスユニット用防火枠である。
【0008】第2の発明は、第1の発明において、上下
・左右のスチール製の芯材を方形枠組みした芯材枠と、
この各芯材の面外方向一側部、面外方向他側部と内向突
起部にそれぞれ取付けたアルミ製の一側カバー材、他側
カバー材と、各芯材の面外方向一側寄りに取付けたスチ
ール製の押縁と、この各押縁に取付けたアルミ製の押縁
カバー材で形成した防火ユニット用防火枠である。
【0009】
【作 用】第1の本発明によれば、スチール製の芯材
の内向突起部とスチール製の押縁とで耐火ガラス装着用
の凹溝を形成しているので、その凹溝に耐火ガラスを装
着することで防火ガラスユニットを形成できるし、火災
時に耐火ガラスが脱落することがない。
【0010】また、押縁と押縁カバー材を外すことで内
向突起部が戸当り部となるから、防火障子を開閉自在に
取付けて防火障子ユニットを形成できるし、火災時に炎
や煙り等が防火枠と防火障子との間を流通しない。
【0011】このようであるから、防火ガラスユニット
用と防火障子用とに兼用できる防火枠となる。
【0012】また、スチール製の芯材はアルミ製の一側
カバー材、他側カバー材で被覆されるし、スチール製の
押縁はアルミ製の押縁カバー材で被覆されるから、防火
枠の見栄えが優れたものとなる。しかも、押縁を取付け
ない時には押縁カバー材を外すことができるから、防火
障子ユニット用の防火枠とする時に押縁、押縁カバー材
をそれぞれ簡単に外すことができる。
【0013】また、防火枠材はスチール製の芯材と押
縁、アルミ製の一側カバー材、他側カバー材、押縁カバ
ー材で形成されているから、防火枠材の部品点数が少な
いし、形状が簡単となるので、簡単に組立できると共
に、安価な防火枠材となる。また、押縁カバー材は、第
1板の先端部を一側カバー材の係止突片に係止し、その
係止部を支点として回動することで取付けできる。
【0014】第2の発明によれば、枠組みした芯材枠に
一側カバー材、他側カバー材を取付け、その後に押縁と
押縁カバー材を取付けて防火枠を組立てるので、押縁と
押縁カバー材を外したり、取付けたりすることが容易で
あるから、防火ガラスユニット用の防火枠と防火障子用
の防火枠とを簡単に組立てできる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1に示すように、上横防火枠材
1と下横防火枠材2と左右の縦防火枠材3を方形枠組み
して防火枠4としてある。図1においては、上横防火枠
材1と下横防火枠材2とに亘って複数の防火方立5が連
結されて複数の開口部6を形成し、各開口部6耐火ガ
ラス7が装着されて防火ガラスユニットを形成してい
る。
【0016】前記上横防火枠材1、下横防火枠材2、縦
防火枠材3は、図2と図3と図4に示すように、スチー
ル製の芯材10と、アルミ製の一側カバー材20と、ア
ルミ製の他側カバー材30と、スチール製の押縁40
と、アルミ製の押縁カバー材50で形成している。
【0017】前記スチール製の芯材10は、面外方向一
側の面内方向に向う一側板11と、面外方向他側の面内
方向に向う他側板12と、この一側板11と他側板12
を連結する面内方向に向う連結板13で断面形状が面内
方向外側に向うほぼコ字状の長尺材である。前記一側板
11、他側板12の面内方向外側端部には一側取付片1
4、他側取付片15が面内方向に向けて一体的に設けて
ある。
【0018】前記連結板13の面外方向中間部は面内方
向内側に向けてコ字状に折曲して内向突起部16として
ある。この内向突起部16が戸当り部を形成する。上横
防火枠材1の連結板13は、内向突起部16と連続した
部分が外向コ字状に折り曲げてあり、その折り曲げ部分
に内向凹部17を形成している。
【0019】前記アルミ製の一側カバー材20は、面内
方向に向う第1板21と、この第1板21の面内方向外
側端と連続した面外方向に向う第2板22と、第1板2
1の面内方向内側端と連続した面外方向に向う第3板2
3で断面ほぼコ字状としてある。この一側カバー材20
は、芯材10における内向突起部16よりも面外方向一
側寄りに面外方向からスライドして嵌合される。第2板
22が芯材10の一側取付片14にビス24で固着され
る。第3板23は芯材10の内向凹部17の若干手前ま
で突出し、その第3板23には係止突片25が長手方向
に連続して一体的に設けてある。この第3板23はビス
26で連結板13に固着される。
【0020】前記アルミ製の他側カバー材30は、面内
方向に向う第1板31と、この第1板31の面内方向外
側端と連続した面外方向に向う第2板32と、第1板3
1の面内方向内側端と連続した面外方向に向う第3板3
3で断面ほぼコ字状としてある。第3板33は芯材10
の連結板13の面外方向他側部の形状に合せて鉤形状と
なっている。この他側カバー材30は、芯材10におけ
る内向突起部16を含む面外方向他側寄りに面外方向か
らスライドして嵌合される。第2板32が芯材10の他
側取付片15にビス34で固着される。第3板33は内
向突起部16にビス35で固着される。
【0021】前記スチール製の押縁40は、一側片41
と他側片42と連結片43でコ字状となっている。その
連結片43からビス44を芯材10の連結板13に螺合
して押縁40は内向突起部16と面外方向に離隔して取
付けられる。この内向突起部16と押縁40とでガラス
装着用の凹溝45を形成している。
【0022】なお、上横防火枠材1の押縁40の他側片
42は、芯材10の連結板13に形成した内向凹部17
の面外方向一側内面17aと面一となり、凹溝45と内
向凹部17が連続する。
【0023】前記一側カバー材20の第3板23の先端
縁には、図5に示すように切欠き27が形成してある。
押縁40の一側片41の先端縁にも切欠き46が形成し
てあり、その切欠き46間の残存した部分41aが第3
板23の切欠き27から連結板13に接している。
【0024】前記アルミ製の押縁カバー50は、面内方
向に向う第1板51と面外方向に向う第2板52で鉤形
となっている。第1板51の先端部が係止突片25に係
合され、第2板52が押縁40の連結板43にビス53
で固着してある。
【0025】耐火ガラス7の周縁部には押え金具60が
それぞれ取付けてある。この押え金具60は図6に示す
ように一側板61と他側板62と連結板63でコ字状と
なり、その一側板61、他側板62の開口縁部は折り曲
げられて一側ガラス支持片64、他側ガラス支持片65
としてある。
【0026】押え金具60は一側ガラス支持片64と他
側ガラス支持片65を耐火ガラス7の両側面に押し込ん
で挟持することで取付けられる。
【0027】上横防火枠材1、下横防火枠材2、縦防火
枠材3は前述のように、スチール製の芯材10の内向突
起部16とスチール製の押縁40で耐火ガラス7を支持
するので、火災時に耐火ガラス7が脱落することがな
い。
【0028】また、スチール製の芯材10は一体形状で
あるし、一側取付片14、他側取付片15を利用して建
物躯体に固着できるから、建物躯体に強固に取付けでき
るし、熱の逃げが良い。
【0029】また、スチール製の芯材10、押縁40は
アルミ製の一側カバー材20、他側カバー材30、押縁
カバー材50でそれぞれ被覆されているので、見栄えが
良い。
【0030】また、芯材10、押縁40はスチール板を
折り曲げて加工できるし、アルミ製の一側カバー材2
0、他側カバー材30、押縁カバー材50はアルミ材の
押出し成形であるから、加工性が向上するし、それらを
ビス止めで組立してあるから組立性も向上する。しか
も、安価となる。
【0031】次に防火ガラスユニットの組立てについて
説明する。上下・左右の芯材10を方形状に枠組み連結
することで方形枠状の芯材枠とする。各芯材10に一側
カバー材20、他側カバー材30を面外方向からスライ
ドしてそれぞれ嵌合し、ビス24,26,34,35で
それぞれ固定する。
【0032】耐火ガラス7の上下・左右端縁に押え金具
60をそれぞれ取付け、この耐火ガラス7を各芯材10
の内向突起部16に当接する。この時、下の芯材10に
けい酸カルシウム板等の耐火材製のセッティングブロッ
ク66を設けて耐火ガラス7を上方に移動し、その耐火
ガラス7の上端縁に取付けた押え金具60を上の芯材1
0の内向凹部17に嵌合することで耐火ガラス7を位置
決め、仮保持する。67はクロロブレンゴム等の弾性材
製のガラスライナーである。
【0033】各芯材10に押縁40をビス44でそれぞ
れ取付ける。この時、縦の芯材10に取付けた押縁40
の連結板43に横の芯材10に取付けた押縁40の端面
が接する。
【0034】押縁カバー材50をビス53でそれぞれ取
付ける。耐火ガラス7の両側面と押え金具60の一側、
他側ガラス支持片64,65との間に耐火シール材68
をそれぞれ装着する。
【0035】前述のように、芯材10を方形枠組みした
後に一側カバー材20、他側カバー材30を面外方向か
らスライドして嵌合し、ビス止めで固着できるし、その
後に押縁40、押縁カバー材50を取付けできるので、
防火枠4を簡単に組立てできる。
【0036】芯材10の面外方向他側部の内面は内向突
起部16で鉤形状となっているし、他側カバー材30の
第3板33も鉤形状となっているので、次のようにして
芯材10の縦・横コーナー部を隙間なく他側カバー材3
0で被覆している。
【0037】具体的には、図7に示すように横の芯材1
0の内向突起部16の長手方向両端寄りをそれぞれ切欠
きし、その切欠きした端面16aを縦の芯材10の内向
突起部16に突き当てると共に、横の芯材10の他の部
分の長手方向両端面10aを縦の芯材10の内向突起部
16以外の内面に突き当てることで横の芯材10と縦の
芯材10を連結する。
【0038】横の他側カバー材30の第3板33におけ
る内向突起部16と対向したL字状部分33aの長手方
向両側部を切り欠き、その切り欠き端面33bを図8に
示すように縦の芯材10の内向突起部16に突き当てる
と共に、他の部分の長手方向端面30aを縦の芯材10
の内面に突き当てることで横の芯材10に他側カバー体
30を取付ける。
【0039】図7に示すように、縦の他側カバー材30
の第3板33の長手方向両端部を階段形状に切り欠き
し、その切り欠き端面33cを図9に示すように横の他
側カバー材30の内面(第3板33)に当接すると共
に、縦の芯材10の他側板12、内向突起部16を被覆
して取付ける。
【0040】このようであるから、横の他側カバー材3
0と縦の他側カバー材30とがコーナー部で重なり合う
ので、隙間が生じることがない。
【0041】また、図10に示すように横の一側カバー
材20の係止突片25の長手方向両端寄りを切り欠きす
る。縦の押縁カバー材50の第2板52における長手方
向両端部を切り欠きする。縦の押縁カバー材50の第1
板51の先端部を縦の一側カバー材20の係止突片25
に係止し、その係止部を支点として図11に示すように
回動させ、第2板52を縦の押縁40の連結板43に当
接すると共に、第2板52の切り欠き端面52aを横の
一側カバー材20の係止突片25、横の押縁40の連結
板43に当接し、第1板51の端面を横の一側カバー材
20の第3板23に当接する。
【0042】横の押縁カバー材50は図9に示すよう
に、長手方向両端面50aを縦の押縁カバー材50の第
2板53(内面)に接して取付ける。
【0043】これによって、縦・横の押縁カバー材5
0,50のコーナー部において隙間が生じることがな
い。
【0044】防火方立5は図3、図4に示すように形成
してある。芯材10は、一対のコ字状材を固着した断面
ほぼH字状のスチール製の芯金70、複数のけい酸カル
シウム板71、一対のスチール製のカバー材72、各カ
バー材72に固着したスチール製のコ字状材73で形成
してある。アルミ製の一側カバー材20は第2板22と
第3板23がカバー材72にビスで固着してある。アル
ミ製の他側カバー材30は第2板32、第3板33がコ
字状材73にビスで固着してある。スチール製の押縁4
0、アルミ製の押縁カバー材50は前述と同様に取付け
られる。
【0045】また、押縁40と押縁カバー材50を外す
ことで防火枠とすれば、芯材10の内向突起部16を戸
当りとして耐火障子を取付けできる。例えば、図12と
図13に示すように、上横防火枠材1のスチール製の芯
材10、下横防火枠材2のスチール製の芯材10と防火
障子80の上框81、下框82を形成するスチール製の
チャンネル材83,83にヒンジ84をそれぞれ取付け
て防火障子80を防火枠4に開閉自在に取付ける。
【0046】図12と図13では耐火障子80が外開き
であるから、防火枠材4が図2、図3、図4に示す場合
に対して面外方向に反対向きとしてある。また、一側カ
バー材20の第3板23は芯材10の内向突起部16ま
での長さとしてあるし、他側カバー材30の第3板33
は内向突起部16よりも若干突出する長さとしてある。
なお、それらは図2、図3、図4と同一としても良い。
【0047】また、芯材10の内向突起部16にはクロ
ロプレンゴム製の戸当り材85が装着してある。この戸
当り材85はヒレ部86と戸当り部87を有し、火災時
にヒレ部86で炎の通過を防止する。88は縦框であ
る。
【0048】
【発明の効果】第1の発明によれば、スチール製の芯材
の内向突起部とスチール製の押縁とで耐火ガラス装着用
の凹溝を形成しているので、その凹溝に耐火ガラスを装
着することで防火ガラスユニットを形成できるし、火災
時に耐火ガラスが脱落することがない。
【0049】また、押縁と押縁カバー材を外すことで内
向突起部が戸当り部となるから、防火障子を開閉自在に
取付けて防火障子ユニットを形成できるし、火災時に炎
や煙り等が防火枠と防火障子との間を流通しない。
【0050】このようであるから、防火ガラスユニット
用と防火障子用とに兼用できる防火枠となる。
【0051】また、スチール製の芯材はアルミ製の一側
カバー材、他側カバー材で被覆されるし、スチール製の
押縁はアルミ製の押縁カバー材で被覆されるから、防火
枠の見栄えが優れたものとなる。しかも、押縁を取付け
ない時には押縁カバー材を外すことができるから、防火
障子ユニット用の防火枠とする時に押縁、押縁カバー材
をそれぞれ簡単に外すことができる。
【0052】また、防火枠材はスチール製の芯材と押
縁、アルミ製の一側カバー材、他側カバー材、押縁カバ
ー材で形成されているから、防火枠材の部品点数が少な
いし、形状が簡単となるので、簡単に組立できると共
に、安価な防火枠材となる。また、押縁カバー材は、第
1板の先端部を一側カバー材の係止突片に係止し、その
係止部を支点として回動することで取付けできる。
【0053】第2の発明によれば、枠組みした芯材枠に
一側カバー材、他側カバー材を取付け、その後に押縁と
押縁カバー材を取付けて防火枠を組立てるので、押縁と
押縁カバー材を外したり、取付けたりすることが容易で
あるから、防火ガラスユニット用の防火枠と防火障子用
の防火枠とを簡単に組立てできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す防火ガラスユニット
の正面図である
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】図1のC−C断面図である。
【図5】押縁取付部の分解斜視図である。
【図6】耐火ガラスと押え金具の分解斜視図である。
【図7】縦・横の他側カバー材を外した状態の斜視図で
ある。
【図8】横の他側カバー材を取付けた状態の斜視図であ
る。
【図9】縦・横の他側カバー材を取付けた状態の斜視図
である。
【図10】横の押縁カバー材を外した状態の斜視図であ
る。
【図11】縦の押縁カバー材の取付け動作説明用の平面
図である。
【図12】耐火障子を取付けた状態の縦断面図である。
【図13】耐火障子を取付けた状態の左右一側部の横断
面図である。
【符号の説明】
1…上横防火枠材 2…下横防火枠材 3…縦横防火枠材 4…防火枠 5…防火方立 7…耐火ガラス 10…芯材 16…内向突起部 17…内向凹部 20…一側カバー材 25…係止突片 30…他側カバー材 40…押縁 45…凹溝 50…押縁カバー材 60…押え金具 80…防火障子 81…上框 82…下框 84…ヒンジ 85…戸当り材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小菅 靖男 東京都渋谷区千駄ケ谷4−6−15 株式 会社フジタ内 (72)発明者 加藤 悦男 富山県魚津市中央通り1丁目7番11号 (72)発明者 渡辺 亮太 富山県富山市曙町5−13 (72)発明者 横谷 功 埼玉県浦和市根岸3−8−1 (56)参考文献 特開 平8−333964(JP,A) 実開 昭55−65393(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 5/16 E06B 1/14 E06B 3/54 - 3/60

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 面外方向一側の面内方向に向う一側板
    と、 面外方向他側の面内方向に向う他側板と、この一側板と
    他側板を連結する面内方向に向う連結板で断面形状が面
    内方向外側に向うほぼコ字状でこの連結板の面外方向中
    間部に内向突起部を有するスチール製の芯材と、 面内方向に向う板と、この板の面内方向内側端と連続し
    た面外方向に向う板を有し、その面外方向に向う板には
    係止突片が一体的に設けられ、前記芯材における内向突
    起部よりも面外方向一側寄りを被覆するアルミ製の一側
    カバー材と、 面内方向に向う板と、この板の面内方向内側端と連続し
    た鉤形状の板を有し、前記芯材における内向突起部を含
    む面外方向他側寄りを被覆するアルミ製の他側カバー材
    と、 前記芯材の連結板における内向突起部よりも面外方向一
    側寄りに着脱自在に取付けられ、前記内向突起部とによ
    って耐火ガラス装着用の凹溝を形成するスチール製の押
    縁と、 面内方向に向う第1板と面外方向に向う第2板で鉤形状
    で、その第1板の先端部が前記係止突片に係合して前記
    押縁を被覆するように着脱自在に取付けられるアルミ製
    の押縁カバー材で形成された防火枠材を方形枠組みした
    防火ガラスユニット用防火枠。
  2. 【請求項2】 上下・左右のスチール製の芯材を方形枠
    組みした芯材枠と、この各芯材の面外方向一側部、面外
    方向他側部と内向突起部にそれぞれ取付けたアルミ製の
    一側カバー材、他側カバー材と、各芯材の面外方向一側
    寄りに取付けたスチール製の押縁と、この各押縁に取付
    けたアルミ製の押縁カバー材で形成した請求項1記載の
    防火ユニット用防火枠。
JP13083297A 1997-05-21 1997-05-21 防火ユニット用防火枠 Expired - Fee Related JP3282022B2 (ja)

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