JP5393265B2 - サッシ - Google Patents

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本発明は、枠に断熱対策を施したサッシに関する。
パネルを嵌め込んだ障子と、障子を納める枠体とを備えるサッシにおいて、断熱性を高めるために、枠体の全体を樹脂材料で構成したものがある(特許文献1)。
特開2008−75267号公報
しかしながら、枠体の全体を樹脂材料で構成したサッシは、寒冷地以外の断熱性能をそれほど必要としない地域においては過剰な性能となり、樹脂材料は金属材料に比べて非常に高価であることから、費用対効果の点で問題があった。一方で、寒冷地以外であっても、枠体の全体を金属材料で構成したサッシでは、とくにパネル近傍での結露の発生が問題となるので、当該部分の断熱対策が必要であった。
本発明は、上記事情を鑑みたものであり、費用を抑えつつ必要十分な断熱性能を有するサッシを提供することを目的とする。
本発明は障子と、障子を納める枠体と、網材と、樹脂製の網アタッチメントと、樹脂製のカバー材とを備え、障子は、框を四周框組みした内周にパネルを嵌め込んだものであり、枠体は、金属製の枠を四周枠組みしたものであり、枠の室外側面に気密材を取り付ける気密材ホルダが設けてあり、気密材は、障子の框に当接する気密部と、気密材ホルダの内周側の露出面を覆うカバー部とを有しており、網アタッチメントは、枠の気密材ホルダの室内側内周面に設けた網材取付溝に係合して枠体に網材を張設するものであり、枠の網材取付溝の室内側に、内周側に向けて開口する室内側溝が形成してあり、カバー材は、室内側溝に設けた係合部に係合してあって室内側溝を塞いでいて、室内側溝とカバー材に囲まれた空間を形成してあり、気密材のカバー部と、網アタッチメントと、カバー材とで、枠体の内周側面を連続的に覆ってあることを特徴とする。
本発明によれば、気密材のカバー部により、最も結露が発生しやすい枠のパネル近傍部分(気密材ホルダの内周側の露出面)を覆い、確実に断熱して結露の発生を防ぐことができる。断熱のために新たな部材を要しないことから、取り付けの手間がかからず、費用も抑えられる。また、気密材のカバー部と、網アタッチメントと、カバー材とで、金属製の枠の内周側面を連続的に覆うことで、より断熱性能が向上する。この際、高価な樹脂材料は、気密材、網アタッチメント及びカバー材のみに使用されているから、費用を抑えることができる。また、樹脂材料は着色容易であるから、各部を同一色とすることで、統一感のある外観とすることができる。
図3のA−A線断面図であり、本発明のサッシの縦断面図である。 図3のB−B線断面図であり、本発明のサッシの横断面図である。 サッシの室外側正面図である。 気密材周辺部分の拡大断面図である。 気密材の拡大図である。 枠同士の当接部分の説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。このサッシは、図1、図2及び図3に示すように、障子1と、障子1を納める枠体2とを備える突き出し窓である。障子1は、框11(上框11a、下框11b及び左右の縦框11c、11d)を四周框組みした内周にパネル12を嵌め込んだものである。一方、枠体2は、枠21(上枠21a、下枠21b及び左右の縦枠21c、21d)を四周枠組みして躯体8の開口部に設けたものである。なお、以下において框11と表記する場合には、上框11a、下框11b及び左右の縦框11c、11dの全てに共通する内容を表し、枠21と表記する場合には、上枠21a、下枠21b及び左右の縦枠21c、21dの全てに共通する内容を表す。
障子1と枠体2とは、上框11aと上枠21aに設けたヒンジ6によって回動自在に連結されている。さらに枠体2の下枠21bには開閉連動装置7が設けてあり、開閉連動装置7は、アーム71とハンドル72を備える。アーム71は障子1の下框11bと連結されていて、ハンドル72を操作することで障子1を開閉できる。なお、障子1の框11及び枠体2の枠21は、何れもアルミニウムの押出型材であり、パネル12は複合ガラスである。
そして、枠21の室外側面には、室外側に開口する溝形状の気密材ホルダ22が設けてあり、この気密材ホルダ22には気密材3が取り付けてある。気密材3は、弾性を有する樹脂材料からなり、図4(上枠21aを表した図であるが、下枠及び縦枠についても同様である)及び図5に示すように、内外周方向に延びる見付面33と、見付面33の室内側に形成した挿通部34と、見付面33の内周側端から室外側に延出する気密部31と、見付面33の内周側端から室内側に延出するカバー部32とを有し、挿通部34が気密材ホルダ22に長手方向から挿通してある。気密部31は、室外側方向に延び、途中で屈曲して略外周側方向に延びる形状で、障子1の閉鎖時に、框11の室内側面に当接して気密性を維持するものである。また、カバー部32は、気密材ホルダ22の内周側面に当接しており、その表面(内周側面)は平面状である。
さらに、枠21の内周側面には、網材取付溝23及び室内側溝25が形成してある。網材取付溝23は、内周側に開口しており、気密材ホルダ22の底面と網材取付溝23の室外側壁面とが共通している。一方、室内側溝25は、網材取付溝23の室内側に位置していて、内周側に開口しており、室内側溝25には係合部24を形成してあって、係合部24は、網材取付溝23の室内側壁面の室内側に形成した係合片24pと、枠21の室内側端に形成した係合片24qからなる。そして網材取付溝23には、枠体2に網材41を張設するための網アタッチメント4が挿入してある。より詳しくは、網アタッチメント4は、樹脂製で外周側に開口する挿入溝42を有しており、網材41は矩形で、その上下辺には肉厚の膨大部43を有する。この膨大部43を網アタッチメント4の挿入溝42に挿入することで、網材41の上下辺に網アタッチメント4が取り付けてある。そしてこれらの網アタッチメント4を上枠21a及び下枠21bの網材取付溝23に挿入して網材41を張設し、さらに左右の縦枠21c、21dの網材取付溝23にも網アタッチメント4を挿入し、網材取付溝23の室外側壁面と網アタッチメント4とで網材41を挟み込んで、網材41の左右辺を縦枠21c、21dに固定してある。また、係合部24には、カバー材5が取り付けてあり、カバー材5が室内側溝25を塞いでいて、室内側溝25とカバー材5に囲まれた空間を形成してある。カバー材5は、樹脂製であって、室内外方向に延びる平板部51と、平板部51の外周側に形成した二つの被係合片52p、52qとを有し、枠21の係合片24p、24qにカバー材5の被係合片52p、52qが係合している。なお、気密材3、網アタッチメント4及びカバー材5は、全て同一の色に着色してあり、また、気密材3のカバー部32、網アタッチメント4及びカバー材5のそれぞれの内周側面が略面一となるように形成してある。
このように形成したサッシにおいては、最も結露が発生しやすい枠のパネル近傍部分(気密材ホルダの内周側の露出面)が、気密材のカバー部により覆われているので、確実に断熱して結露の発生を防ぐことができる。この際、断熱のために新たな部材を要しないことから、取り付けの手間がかからず、費用も抑えられる。また、気密材のカバー部と、樹脂製の網アタッチメントと、樹脂製のカバー材とで、金属製の枠の内周側面が連続的に覆われているので、特に断熱性能が高い。この際、高価な樹脂材料は、気密材、網アタッチメント及びカバー材のみに使用されているから、費用を抑えることができる。また、特に網アタッチメントについて、枠も樹脂製とすると、樹脂製部材同士の嵌合となり嵌合力が弱くなってしまうが、本発明のサッシは金属製の枠の網材取付溝に樹脂製の網アタッチメントを挿入しているので、嵌合力が強い。さらに、気密材、網アタッチメント及びカバー材が同一色であり、またそれぞれの内周側面が略面一であるから、外観に統一感がある。
また、上下枠21a、21bと左右の縦枠21c、21dとの接合部分について、図6に示すように、上枠21aの気密材3の端面Eは縦枠21dの内周側面Fに当接しており、縦枠21dの気密材3の端面Gが上枠21aの気密材3の内周側面H(カバー部32)に当接しており(他の三か所の接合部分についても同様である)、各枠の端部が気密材3によりシールされる構造となっている。この際、上下枠21a、21b及び左右の縦枠21c、21dの何れの気密材3についても、端面は長手方向に対して垂直に切断したものでよく、加工が容易であるから、安価に止水性能の高いサッシを得ることができる。
本発明は、上記の実施形態に限定されない。例えば、窓種は突き出し窓のほか、障子と枠体とを備えて気密材によりシールする窓であれば同様の構成が適用され得る。また、気密材の気密部の形状は、障子の閉鎖時に気密性を保つことができるものであればよく、カバー部の形状は、気密材ホルダの内周側面を覆って断熱するものであればよく、上記実施形態の形状に限定されない。さらに、枠に対する網アタッチメント及びカバー材の取り付け構造についても、確実に固定できればどのようなものでも構わない。また、特に高い断熱性能を必要としない場合には、カバー材を金属製としてもよい。
1 障子
2 枠体
3 気密材
4 網アタッチメント
5 カバー材
11 框
12 パネル
21 枠
22 気密材ホルダ
23 網材取付溝
24 係合部
25 室内側溝
31 気密部
32 カバー部
41 網材

Claims (1)

  1. 障子と、障子を納める枠体と、網材と、樹脂製の網アタッチメントと、樹脂製のカバー材とを備え、障子は、框を四周框組みした内周にパネルを嵌め込んだものであり、枠体は、金属製の枠を四周枠組みしたものであり、枠の室外側面に気密材を取り付ける気密材ホルダが設けてあり、気密材は、障子の框に当接する気密部と、気密材ホルダの内周側の露出面を覆うカバー部とを有しており、網アタッチメントは、枠の気密材ホルダの室内側内周面に設けた網材取付溝に係合して枠体に網材を張設するものであり、枠の網材取付溝の室内側に、内周側に向けて開口する室内側溝が形成してあり、カバー材は、室内側溝に設けた係合部に係合してあって室内側溝を塞いでいて、室内側溝とカバー材に囲まれた空間を形成してあり、気密材のカバー部と、網アタッチメントと、カバー材とで、枠体の内周側面を連続的に覆ってあることを特徴とするサッシ。
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