JP5146003B2 - 指示計器 - Google Patents

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    • G01D11/28Structurally-combined illuminating devices

Description

本発明は、車両におけるインストルメントクラスターの指示計器に関するものであり、より具体的には、視覚的な3次元配置を提供するインストルメントクラスターの指示計器に関するものである。
このセクションにおける記述は、本発明に関連する背景技術についての情報を示すものに過ぎず、公知技術に該当するものではない。
車両におけるインストルメントクラスターは、一般的に、車両の速度、エンジン回転速度、エンジン温度、燃料レベル、及び運転や車両状態に関連した他の情報などの動作情報を表示するための複数のゲージ(指示計器)を含んでいる。それらのゲージは、メーカーや様式の好みに依存して、情報を表示するためアナログ表示又はデジタル表示を行なうものがある。アナログゲージは、通常、数字などの指標を有する面板と、適当な数字を示すように回転する指針とを備える。
インストルメントクラスターと、関連するゲージのための設計において一つの考慮すべきことは、あらゆる運転環境において、車両の運転者がゲージを見やすく、かつ読み取りやすくすることを可能にすることである。特に、夜間の運転は、数字などの指標が素早く容易に認識できるように、いくつかの方法でインストルメントクラスターを照明することが求められる。インストルメントクラスターをより素早くかつ容易に認識できるようにする一つの手法は、3次元のゲージ面を用いることである。
しかしながら、そのような3次元のゲージ面は、問題点も併せ持っている。例えば、図3及び図4には、従来技術の一例として、三次元ゲージが図示されている。しかし、目盛部が鋭いエッジ、コーナーを有しておらず、このため、特に照明されたときに、3次元の外観印象が、かなり著しく減退してしまう。目盛部の、丸められたコーナーは、ゲージ面と目盛部のために採用される1枚のシートを用いたシート成形プロセスによるものである。一般的に、シートを成形した部品に急峻な鋭い角度を付けることは、達成不可能なことである。ゲージの目盛部の急峻な鋭いエッジは、それを観る者に、光をより良く伝え、面板の周りに目盛を伴わせるためのより精密なしるしを発生させることを可能とする。
従って、必要とされるのは、上述した欠点に煩わされることがなく、急峻な鋭いエッジを有する目盛部を備えた3次元ゲージ面を提供し、目盛をはっきりと区別するための光を伝達することが可能な装置である。さらに、そのようなゲージの目盛部を、ゲージの指針盤と同時に、あるいは連続的に容易に成形できるようにすることである。
車両のインストルメントクラスターのゲージ、すなわち指示計器は、内側指針盤と外側指針盤とを有し、それらは集合的に指針盤もしくはゲージ面と呼ばれる。目盛部が、成形プロセスによって指針盤の表面に配列するように形成される。その目盛部は、指針盤の裏面から始まり、単一の連続した成形部として、外側指針盤の外周エッジを回り込んで、表面上に続いている。このようにして、目盛部は、裏面から表面にかけて、外側指針盤の外周エッジを包み込むように形成されている。表面において、目盛部は指針盤面から上方に出っ張っているので、3次元ゲージ面を構成できる。
その他の構成として、例えばスライドコアを使用した、片持ち梁タイプの配置により、目盛部が指針盤の表面上方に突き出ており、指針盤と目盛部との間に隙間が残るように製造されても良い。目盛部は、内側又は外側指針盤において、例えば時速5マイル毎のように、指針盤の周りの種々の位置において、指標の近傍に位置しており、目盛部の中心線は、ゲージの中心を通るよう半径方向に向けられている。目盛部は、目盛部の交差する外壁面によって形成される鋭いエッジを有する構造となっている。
別の構成として、目盛部は、近接する指針盤、またはプリント基板に対して急峻な角度で形成されることが好ましい。目盛部は、凸状であって、外側指針盤の表面に配置され、上述した例と同様に、目盛部は、外側指針盤の裏面から始まり、外側指針盤の外周エッジ周りを放射状に包み込み、表面に至る。全ての構成において、目盛部の半径方向の中心線が、ゲージの幾何学上の中心を通ることが好ましい。
発光ダイオード又はその他の光源が、指針盤表面に置かれた指標及び目盛部を照明するために、半透明、透明、あるいは不透明である指針盤を通るように光を照射する。目盛部は、指針盤の表面に3次元状に形成され、かつ指針盤の裏面から指針盤の表面までを包み込んでいる。
もしくは、指針盤の表面に3次元状に形成され、かつ指針盤の裏面から指針盤の表面までを包み込んでいる目盛部、あるいは、3次元状に形成され、指針盤の上方で片持ち支持された目盛部が、指針盤の裏面に位置する目盛部の部分に光を照射する発光ダイオードによって照射されても良い。照射された光は、裏面の目盛部の部分を通じて、表面側の目盛部の部分に伝えられ、いずれか適用された、指針盤表面の目盛部、又は目盛部の片持ちされた部分を照明する。本発明による全ての3次元目盛部により、90度又は約90度で交差する外壁面によって形成される、鋭い目盛部エッジを達成可能である。
本発明のさらなる適用範囲は、以下に与えられる詳細な説明から明らかとなる。ただし、その詳細な説明及び特定の例は、説明のみを目的とすることが意図され、本発明の範囲を制限することは何ら意図されないことが理解されるべきである。また、図面は、本発明の教示内容を図示することを目的とするものであって、いかなる場合も、本発明の範囲を制限することを意図するものではない。
以下の説明は、実際のところ、単なる例示にすぎず、本発明、その適用や使用を制限することを何ら意図するものではない。また、図面全体を通じて、対応する参照番号は、同様の又は対応する部品や特徴部分を示すことが理解されるべきである。
まず図1を参照すると、自動車のような車両10が図示され、その車両10は、ダッシュボード12及びインストルメントクラスター14を有し、それら両方とも、車両10の車室18内の、運転席16の前に据えられている。インストルメントクラスター14の一部として、例えば速度計のようなゲージすなわち指示計器によって例示される、被視認部品20が図示されている。なお、被視認部品20は、限定されるものではないが、エンジン回転速度計、燃料計、温度計、オイル圧力計などの他のゲージ、指針盤、もしくは計器としても例示可能であることが理解されるべきである。以下の説明において、被視認部品20は、速度計と呼ばれる。
さて、図2を参照すると、速度計20は、主に、内側指針盤22と、外側指針盤24と、指針28と、外部ケーシングつまりハウジング52とを含んでいる。内側指針盤22と外側指針盤24とは、集合的に及び一般に指針盤26、ゲージ面、或いは面板と呼ばれる。一例として、内側指針盤22が、付随する内側指標(目盛数字)32と内側目盛部34とともに、時速をキロメートルで示し(Km/h)、その一方で、外側指針盤24が、付随する外側指標36と外側目盛部38を用いて、時速をマイルで示している(mph)。指針28が指針盤26の周りを回転したとき、指針28によって、対応する内側指針盤22のキロメートル速度及び外側指針盤24のマイル速度が、指し示される。
図1−2及び5−7を参照して、観る者に対してゲージ面の見易さ及び読み取りやすさを与える、3次元の視認面を有する本実施形態の速度計20について説明する。図5は、指針盤26の構造40を示す側面図である。指針盤構造40は、ポリカーボネイトからなる指針盤プレート42、モールドされた樹脂層44、及びグラフィック印刷層46を有する。図5に示すように、モールドされた樹脂層44は複数のセクションを有し、それらの各々が説明の分かり易さのため個別に言及される。例えば、モールドされた樹脂層44は、裏面(つまり下部)目盛部48と、ゲージの外部ケーシングつまりハウジング52に近接した、表面(つまり上部)目盛部50を有するものとして説明される。
表面目盛部50を備えた指針盤プレート42の面が、表側の面であり、一方、指針盤プレート42の反対側の面が、裏側の面となる。ハウジング52は、いずれの外部光もゲージ面に侵入することを防止するための、マスク又は遮蔽物として機能する。外部光が侵入して、内側、外側の指標32、36が照らされると、指針盤26の視認者が、その照らされた指標32,36を視認し難くなってしまうためである。換言すると、薄明かりや薄暗がり時の照明の状況として、指標32,36が最初に照明された、すなわち照明がオンされたとき、ハウジング52は、太陽光やその他の周囲光のような外部光をブロックする遮蔽物として機能する。そうしないと、照明された指標32,36がほとんど照明されていないように見えてしまうためである。ケーシングとして機能するハウジング52は、従って、見難くなく、視認者が素早くかつ容易にその視線の焦点を合わせることができ、容易に認識可能な指針盤面を提供する上でも役立つ。
引き続き図5を参照すると、樹脂層44は、裏面目盛部48と表面目盛部50との中間にエッジ目盛部54を有し、そのエッジ目盛部54は、指針盤プレート42の周縁部(外縁部、外周エッジとも言う)56つまりエッジの周りを覆っている。換言すると、樹脂層44は単一のモールド部品であり、エッジ目盛部54は、指針盤プレート42の周縁部56に位置して、裏面目盛部48と表面目盛部50とを接合している。従って、エッジ目盛部54は、表面目盛部50と裏面目盛部48とが出会うところにある。
指針盤26の製造は、指針盤プレート42に樹脂層44を樹脂モールドすることによってある程度達成される。製造工程の一例において、樹脂が、樹脂層44を形成するよう所望の形状で指針盤プレート42上にモールドされることで、モールド樹脂が指針盤プレート42の周りに設置される。樹脂層44の利点は、限定されるものではないが、90度の角度で出会う面によって形成されるような鋭いエッジ及び鋭いコーナーが表面目盛部50に成形されることである。それにより、表面目盛部50をより観やすくし、付随する指標36をはっきり区別できる、エッジやコーナーを備えた表面目盛部50を形成できる。
さらに、表面目盛部50は指針盤プレート42の表面から離れた、かさ上げされた高位表面を有しているので、指針盤プレート42とともに3次元表面を形成している。つまり、表面目盛部50の上面つまり正面は、表面目盛部50の厚さの程度だけ、指針盤プレート42の表面から僅かに離れて配置されている。表面目盛部50の鋭いエッジは、表面目盛部50が照明されているか否かに係らず、素早く容易に視認可能な指針盤26を構成することができる。つまり、照明とは無関係に、表面目盛部50によって3次元表面が提供される。図5を参照すると、表面目盛部50が指針盤プレート42の表面から出っ張っているように図示されている。
さらに図5を参照すると、プリント回路基板64に実装された発光ダイオード(“LED”)60,62により与えられる光が、従来のゲージ面と同様に、指針盤プレート42に置かれた指標32,36及び目盛部34,38を照明するために指針盤プレート42を通過する。図示されるように、LED60からの光66は、樹脂層44及び指針盤プレート42を通過して、指標36のような、グラフィック印刷層46における項目を照明する。また、LED62からの光68は、表面目盛部50を照明するために、一例として、グラフィック印刷層46がないことが明らかな領域70において、樹脂層44などを通過する。そのような光68に加えて、樹脂層44は、裏面目盛部48、エッジ目盛部54、及び最終的に表面目盛部50内に光72を伝えるように構成されている。表面目盛部50がどのように照明されているかに係らず、観る者は、裏面目盛部48、エッジ目盛部54及び表面目盛部50による包み込み構造によって照明された、張り出された3次元表面として、表面目盛部50を観る。
樹脂層44を伝わる光を反射するために、エッジ目盛部54に、反射面76及び78が着色、熱間スタンプ、テープ貼り付け、もしくは反射材料の塗布などにより形成される。これにより、樹脂層44内の光を、指針盤プレート42の外縁部56の周りにおいて、効率的にガイドすることができる。図2及び図5に示されるように、外側指針盤24の一部の表面74は、内側指針盤22に対して僅かに傾けられている。この外側指針盤24(の一部)と内側指針盤22との角度は、3次元構造の効果を高めるため、20度以上であることが好ましい。
樹脂層44の別の利点は、それが射出成形されるものであるため、打型構造を用いたシート成形プロセスとは異なり、例えば樹脂の鋭い角度が達成可能なことである。従来のシート成形においても、90度の角度を持つ表面によって形成されたエッジを備えた打型で加工していたが、結果的に形成されたシート構造では、概ね丸められたエッジしか得られなかった。
さて、図6を参照すると、他の実施形態による指針盤構造80が図示されている。そのような指針盤構造80において、外側指針盤24の表面74は、同様に外側指針盤24の一部である表面82に対して、非常に大きく、角度が付けられている。表面74は、図5の指針盤構造40に比べて、より顕著な3次元指針盤構造を与える。このような指針盤構造80において、高位表面84を有する表面目盛部50は、指針盤プレート42の外周縁部の周りまで延びている。さらに、樹脂層44がモールドされる指針盤プレート42において、表面82に対して、急峻な角度で樹脂がモールドされている。
図6に示すような指針盤構造80において、LED60からの光86は、樹脂層44に入り込み、樹脂層44のエッジ目盛部である外側面94に向かって進む。樹脂層44の裏面目盛部98から表面目盛部50へと折り返すために、光90は、表面目盛部50へ進入する前に、表面90、次に表面92で反射する。また、表面目盛部50では、観る者が照明され湾曲された3次元表面目盛部50を観ることができるように、光が表面84の複数個所で一部が反射され、一部が放射される。同様に、LED62は、光88を発する。光88は、最終的に表面目盛部50を照明するために、樹脂層44に入り込む。
ハウジング52は、図6に示されるように、樹脂層44上に置かれ、あるいは樹脂層44の僅かに上方に配置され、いずれのポジションにおいても、樹脂層44を外部光からシールドする。より詳細には、表面目盛部50を、表面目盛部50の照明効果を減退させる外部光との干渉からシールドする。このような状況は、感知可能な周囲光が存在している際に、LED60,62が、樹脂層44及び表面目盛部50を照明するためにオンされる、薄明かりや薄暗がりのときに生じる。
引き続き、図6の実施形態について説明すると、近傍のプリント回路基板64又は内側指針盤22(図1参照)に対して急峻な角度を持つ3次元ゲージ面が、3次元の表面目盛部50により達成される。具体的には、内側指針盤22に対する外側指針盤24の角度、つまり、表面82に対する表面74の角度により、光86,88が、単一の、裏面目盛部98のような裏面側構造を通じて、表面目盛部50のような表面側構造へと向けられるようになる。前述の実施形態と同じように、プリント回路基板64に実装されたLED60,62は、光を発する。光を伝達する樹脂層44の角度が、LED60,62が実装されたプリント回路基板64に対して、最大90度までである。図6に示されるように、樹脂層44はプリント回路基板64とおおよそ80度の角度を形成する。図5の実施形態と同様に、図6の実施形態でも、樹脂層44が急峻な角度で、及び/又は湾曲して形成されていても、光86,88が樹脂層44内を通ることが示されている。図5と同様に、図6の表面目盛部50は、3次元の照明された目盛部をなすべく、指針盤プレート42の上面(表面)から張り出ているように描かれている。
さて、図7を参照すると、その他の実施形態による指針盤構造100が図示されている。その指針盤構造100では、外側指針盤24が、内側指針盤22に対して角度が付けられている。より詳細には、表面目盛部102が、少なくとも外側指針盤24の一部に対して上にかかる部分、つまり片持ち部であり、表面目盛部102と外側指針盤24の表面74との間に隙間があるという点で、目盛部38など(図2参照)が描かれたりする表面74が、図5の指針盤構造40に対し、3次元ゲージ面の追加的な特徴を与えている。
指針盤構造100について説明を続けると、LED60,62は、それぞれの一例として、従来の指標及び目盛部の場合と同じ様に、表面74の指標及び目盛部を照明するために光104,106,108を発する。具体的には、LED60は、外側指針盤24の表面74に置かれた指標36を照明するために、指針盤プレート42及び樹脂層44を通過する光104を発する。
一方、他の照明の例として、LED62は樹脂層44に入り込んで、樹脂層44を進み、片持ちされる表面目盛部102に到る光106,108を発する。図7は、表面目盛部102が指針盤プレート42の表面から離れて、突き出るように描かれているという点で、図5及び図6に描かれたものとは異なる構造を示している。その結果、表面目盛部102は、外側指針盤24、より一般的には、指針盤プレート42に対して、上にかかる部分となる。
図7の参照を続けると、表面目盛部102の照明は、指針盤プレート42の径方向端部110、すなわち外周縁部110の周りを進む光によって達成される。より具体的には、LED60が樹脂層44に入る光112を発すると、その光112は、コーティング、着色、テープの貼り付けや、熱間スタンプにより塗布されるアルミニウムなどの金属ベース箔などの反射材料を利用することで、指針盤プレート42の裏面と樹脂層44の外部境界表面で反射する。樹脂層44の下部つまり裏面目盛部114を光が進む際、光112によって示されるような経路に従う。その後、光112が指針盤プレート42の外周縁部110に近づいたとき、光112は、図示されるように、表面116及び表面118などの複数の表面で反射される。選択的に、表面116,118,120のような外部対向表面に反射材料を適用することにより、樹脂層44を通じて向けられた方向に係らず、光は、指針盤プレート42の外周エッジの周りをガイドされ、表面目盛部102に入り込んで、表面目盛部102内を進む。これにより、表面目盛部102を照明することができる。
指針盤構造100における光の進行について説明を続けると、LED62は光106,108を発し、それらの光106,108が、表面目盛部102への途中で、樹脂層44内部に侵入させられる。より詳細には、光106は樹脂層44に入り込み、指針盤プレート42の表面(裏面)122と、指針盤プレート42の外周縁部110の周りで反射され、表面目盛部102に到る。他の例では、光108が樹脂層44に入り、指針盤プレート42の外周縁部110の周りで反射され、表面目盛部102に到る。表面目盛部102、それ自体が照明されるが、指針盤プレート42の表面74の上に片持ち支持されているので、表面目盛部102は表面74上にも光を発射する。
図5及び図6の表面目盛部50を含む、樹脂層44を製造するために射出成形が用いられたが、図7の表面目盛部102を製造するために、スライドコア工具が用いられても良い。より詳しくは、工具124が表面目盛部102の裏面128及び外側指針盤24の表面126と接触するように、工具(コア)124が表面目盛部102の下方であって、かつ表面126の上方でスライドされる。表面目盛部102の成形の完了後に、工具124が、矢印130に従ってスライドにより移動され、指針盤プレート42の外周エッジ、つまり半径方向の端部110から遠ざけられる。
上述した構造において、指針盤プレート42と樹脂層44は、例えばポリカーボネイトとアクリルなど、光を通過させたり、内部を伝播させることができる適切な材料であれば、いずれの材料によって構成されても良い。これは、材料が半透明、透明、不透明あるいはそれらのコンビネーションであっても良いことを意味する。最後に、光が、指針盤プレートの裏面から指針盤プレートの外周エッジの周りを介して、表面目盛部へと樹脂層内を進むことができる、図面に示されつつ説明された反射特性を達成するように、各々の材料が、個別の反射材料を備えていても良い。
ゲージの位置を示す、車両の内部ダッシュボードの斜視図である。 実施形態によるゲージの正面図である。 従来技術による目盛部の位置を示すゲージ面の斜視図である。 従来技術による指針盤構造の側面図である。 実施形態による指針盤構造の側面図である。 他の実施形態による指針盤構造の側面図である。 その他の実施形態による指針盤構造の側面図である。
符号の説明
20 ゲージ(速度計)、22 内側指針盤、24 外側指針盤、26 指針盤、32,36 指標(目盛数字)、34,38 目盛部、40 指針盤構造、42 指針盤プレート、44 樹脂層、48 裏面目盛部、54 エッジ目盛部、50 表面目盛部、52 ハウジング、60,62 LED、64 プリント回路基板

Claims (20)

  1. 車両のインストルメントクラスターに設けられる指示計器であって、
    指針盤と、
    前記指針盤の表面に配置された目盛部と、を備え、
    前記目盛部は、前記指針盤の裏面から始まり、前記指針盤の外周エッジ周りを包み込み、前記指針盤の表面まで延びることを特徴とする指示計器。
  2. 前記指針盤は内側指針盤と外側指針盤とからなり、
    前記目盛部は、前記外側指針盤の表面から上方に出っ張っていることを特徴とする請求項1に記載の指示計器。
  3. 前記目盛部の中心線は、前記指針盤の中心を通るよう半径方向に向けられていることを特徴とする請求項1に記載の指示計器。
  4. 前記目盛部は、略90度の鋭いエッジを有することを特徴とする請求項1に記載の指示計器。
  5. 前記指針盤は内側指針盤と外側指針盤とからなり、
    前記目盛部は、前記指針盤の外周エッジから前記外側指針盤の表面上方に向けて片持ち支持されていることを特徴とする請求項1に記載の指示計器。
  6. 車両のインストルメントクラスターに設けられる指示計器であって、
    内側指針盤と外側指針盤とを有する指針盤と、
    前記外側指針盤の表面に配置された凸状の目盛部と、を備え、
    前記目盛部は、前記指針盤の裏面から始まり、前記指針盤の外周エッジ周りを包み込み、前記指針盤の表面まで延びることを特徴とする指示計器。
  7. 前記目盛部は、前記外側指針盤の表面から上方に出っ張っていることを特徴とする請求項6に記載の指示計器。
  8. 前記目盛部の中心線は、前記指針盤の中心を通るよう半径方向に向けられていることを特徴とする請求項6に記載の指示計器。
  9. 前記目盛部は、略90度の鋭いエッジを有することを特徴とする請求項6に記載の指示計器。
  10. 前記目盛部は、前記指針盤の外周エッジから前記外側指針盤の表面上方に向けて片持ち支持されていることを特徴とする請求項6に記載の指示計器。
  11. 車両のインストルメントクラスターに設けられる指示計器であって、
    内側指針盤領域、外側指針盤領域、及び外周エッジを有する指針盤と、
    前記指針盤の表面から上方に張り出した表面目盛部と、
    前記指針盤の裏面に配置された裏面目盛部と、
    前記指示計器を照明するための発光ダイオードと、を備え
    前記表面目盛部と前記裏面目盛部とが、前記指針盤の外周エッジにて結合することを特徴とする指示計器。
  12. 前記表面目盛部は、前記外側指針盤領域上に置かれることを特徴とする請求項11に記載の指示計器。
  13. 前記表面目盛部は、観察者の見え方において、凸状であることを特徴とする請求項12に記載の指示計器。
  14. 前記表面目盛部は、前記指針盤の外周エッジから前記外側指針盤領域の表面上方に向けて片持ち指示されていることを特徴とする請求項11に記載の指示計器。
  15. 前記表面目盛部は、光を伝達することを特徴とする請求項14に記載の指示計器。
  16. 前記表面目盛部の面同士が、90度の角度で出会うことを特徴とする請求項11に記載の指示計器。
  17. 前記発光ダイオードからの光は、前記裏面目盛部及び前記指針盤を通過して、前記表面目盛部に到ることを特徴とする請求項11に記載の指示計器。
  18. 前記発光ダイオードからの光は、前記裏面目盛部に入り、前記指針盤の外周エッジ周りを介して、前記表面目盛部に到ることを特徴とする請求項11に記載の指示計器。
  19. 前記外側指針盤領域は、内側指針盤領域に対して20度よりも大きな角度を持つ位置に置かれていることを特徴とする請求項11に記載の指示計器。
  20. 前記表面目盛部と前記裏面目盛部とは一体物であることを特徴とする請求項11に記載の指示計器。
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