JP5141710B2 - カラオケ装置、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、カラオケ演奏を行いながら、カラオケの歌詞を示す歌詞テロップとカラオケの背景映像とをモニタ画面に表示する技術に関する。
現在の通信カラオケ装置においては、これまでに製作された数十万にも及ぶ楽曲データの資産がある。なお、これらの楽曲データは、MIDI演奏データと、これに同期したテロップデータによって構成される。
このうちのテロップデータは、基本となる文字列データに加え、画面上の座標データと、表示/消去のタイミングデータと、色変化のタイミングデータとで構成される。これらがひとまとまりになった「ブロック」を多数収録することでテロップデータが構成されているのである。なお、このタイミングデータはMIDI演奏のステップ値を基準としており、プログラムによって両データが読み込まれ、カラオケ演奏音と歌詞テロップとが一体となって再生される。
一方で、現在の通信カラオケ装置においては、カラオケ演奏および歌唱を行う基本的な遊戯形態のみならず、カラオケを応用した様々なアプリケーションを提供するのが一般的になっている。
例えば、同じ楽曲について二人が同時に歌唱し、得点を競い合う「対決アプリケーション」があると仮定する。こうしたアプリケーションにおいては、歌唱者を擬人化したキャラクター等の、様々なグラフィックスを表示することで画面上の演出を図るために、例えば画面のおよそ半分をこうした「アプリケーションの演出表示」に、画面の残りの半分を従来の「テロップ」に割り当てようとする。
しかしながら、通信カラオケ装置の黎明期に製作された多数の楽曲データは、こうした用途を想定しておらず、画面全域にわたってテロップを表示するように作られた「旧データ」が多数存在する。
つまり、現在の通信カラオケ装置は、元々は、レーザーディスク等の映像メディアに収録された「映像上の字幕」を、通信システム上で模倣することに発端があったために、現在のような、複雑なアプリケーションから二次利用されることを想定していなかったのである。
なお、比較的新しい楽曲データについては、新式のアプリケーションから二次利用されることを想定して作成できるものの、楽曲資産の数が膨大であるために、すべてを作り直すようなことは非現実的になっている。
その一方で、こうした旧データを、新式のアプリケーションからも利用したいというニーズは高く、これはカラオケ事業者の課題となっている。
こうした事情は、例えばインターネットを通じて遠隔地の歌唱者とデュエットする、などというアプリケーションにおいても同様である。
かつてのカラオケが、現在では単に演奏・歌唱されるものではなくなったことが上記課題の背景にあるのである。
そこで、上記課題を解決するために様々な工夫がなされている。
例えば、特許文献1には、再生するアプリケーションの表示領域に応じて、テロップの表示位置を変更する技術が開示されている。
また、特許文献2には、再生中のアプリケーションの表示領域とテロップの表示領域とが重なり合う場合、その重複領域のテロップのサイズを変更する技術が開示されている。
特開平09−307812号公報(第3,4頁、図3〜6) 特開平10−240281号公報(第5頁、図3)
しかし、特許文献1に開示される技術では、テロップの移動先に他のテロップが表示される場合があり、そこでテロップ同士が重複表示されるおそれがあった。
また、特許文献2に開示される技術では、テロップのサイズは通常小さくなるため、テロップが見づらくなる。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、カラオケ演奏に伴ってテロップ表示を行う場合にアプリケーション再生も同時に行う場合であっても、テロップの視認性を確保しながら、アプリケーション表示とテロップ表示とが重なり合うことを回避する技術を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた請求項1に係るカラオケ装置は、「アプリケーションの表示領域と重複するために移動させたテロップの表示領域と他のテロップの表示領域とが重複する場合には、先に表示が開始されるテロップを後に表示が開始されるテロップの表示開始時期までに消去する」ことを特徴とする。
具体的には、楽曲データ記憶手段が、MIDI演奏データと歌詞テロップを示すテロップデータを含む楽曲データとを記憶しており、カラオケ演奏手段が、ユーザに選曲された楽曲に対応する楽曲データを楽曲データ記憶手段から読み出し、読み出した楽曲データに基づきカラオケ演奏を行う。
なお、テロップデータは、歌詞テロップとしての文字列を示す文字列データと、前記文字列を表示手段の表示領域上に表示させる位置を示す座標データと、前記文字列を表示手段の表示領域に表示するタイミングを示す表示タイミングデータと、表示手段の表示領域に表示中の前記文字列を画面から消去するタイミングを示す消去タイミングデータと、表示手段の表示領域に表示中の前記文字列の色を変化させるタイミングを示す色変化タイミングデータとからなる複数の小データ群を時系列に並べた構成を有している。
また、表示制御手段は、表示処理およびレイアウト変更処理を実行する。
なお、表示処理とは、カラオケ演奏手段によるカラオケ演奏に合わせて楽曲データに含まれるテロップデータを再生して歌詞テロップを表示手段の表示領域に表示させるとともに、アプリケーションを再生し、アプリケーションが再生される結果であるアプリケーション画像を表示手段の表示領域に表示させる処理である。
また、レイアウト変更処理とは、次の各ステップからなる処理である。
(1)各小データ群に含まれる座標データ、表示タイミングデータおよび消去タイミングデータを参照して、各小データ群の文字列が表示手段の表示領域中に表示される領域(
文字列表示領域)を特定するとともにアプリケーション画像が表示手段の表示領域中に表示される領域(アプリ表示領域)を特定し、文字列表示領域とアプリ表示領域とが重複するか否かを判断する。
(2)文字列表示領域とアプリ表示領域とが重複すると判断する場合には、表示制御手段は、アプリ表示領域と重複する文字列を表示手段の表示領域内で移動させる。そして、表示制御手段は、移動後の文字列が表示手段の表示領域中に表示される領域(移動後文字列表示領域)を特定し、移動後文字列表示領域と他の文字列が表示手段の表示領域中に表示される領域(他文字列表示領域)とが重複するか否かを判断する。
(3)移動後文字列表示領域と他文字列表示領域とが重複すると判断する場合には、表示制御手段は、移動後の文字列に対応する小データに含まれる表示タイミングデータおよび消去タイミングデータと他の文字列に対応する小データに含まれる表示タイミングデータおよび消去タイミングデータとを参照して、移動後の文字列または他の文字列のうち先に表示が開始される文字列(先発文字列)と後に表示が開始される文字列(後発文字列)とを特定し、後発文字列が表示手段の表示領域に表示されるタイミングまでに先発文字列を表示手段の表示領域から消去させるようにする。
このように構成された本発明のカラオケ装置によれば、上述の特許文献1に開示される技術のようにテロップの移動先に他のテロップが存在する場合にそこでテロップ同士が重複表示されることがなく、また、特許文献2に開示される技術のように、テロップのサイズが小さくならず、テロップが見づらくなることがない。
したがって、カラオケ演奏に伴ってテロップ表示を行う場合にアプリケーション再生も同時に行う場合であっても、テロップの視認性を確保しながら、アプリケーション表示とテロップ表示とが重なり合うことを回避することができる。
なお、上述のように、後発文字列が表示手段の表示領域に表示されるタイミングまでに先発文字列を表示手段の表示領域から消去させるようにするには、次のような手法が考えられる。
(イ)表示タイミングデータに基づいて後発文字列が表示手段の表示領域に表示されるタイミング以前に、先発文字列が表示手段の表示領域から消去されるタイミングを早める(請求項2)。
(ロ)消去タイミングデータに基づいて表示中の先発文字列が消去されるタイミング以後に、後発文字列が表示タイミングデータに基づき表示手段の表示領域に表示されるタイミングを遅らせる(請求項3)。
(ハ)色変化タイミングデータに基づいて先発文字列の色変化が終了するタイミング以後に、後発文字列が表示手段の表示領域に表示されるタイミングを遅らせる(請求項4)。
また、請求項5に記載のように、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のカラオケ装置における表示制御手段として機能させるプログラムを、カラオケ装置が内蔵するコンピュータに実行させるようになっていてもよい。このようになっていれば、例えば、CD−ROM等の記録媒体にプログラムを記録して配布できる。また、レイアウト変更処理をアプリケーションの一部として配信したり、レイアウト変更処理を実行するためのプログラム自体を配信したりできる。そのプログラムをコンピュータにロードして起動することによりコンピュータをカラオケ装置の表示制御手段として機能させることができる。
カラオケ装置1の構成を示すブロック図 メイン処理を説明する説明図 メイン処理を示すフローチャート サブルーチンの再レイアウト処理を示すフローチャート(1) サブルーチンの再レイアウト処理を示すフローチャート(2) (a)データ構造を示す説明図(1)、(b)データ構造を示す説明図(2)
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。なお、本発明は本実施形態に限定されるものではなく、様々な態様にて実施することが可能である。
[1.カラオケ装置1の構成の説明]
図1に示すように、カラオケ装置1は、カラオケ装置1全体の制御を司る制御手段としてのCPU14、及びこのCPU14に接続された以下の各部、すなわちカラオケ曲及びドラマや映画などのコンテンツの予約操作などを行うための操作パネル10、画像情報等を映像化するためのグラフィックスエンジン11、MPEG映像データを再生するMPEGデコーダ12、楽曲データなどの各種データを記憶する楽曲データ記憶手段としてのハードディスク(HDD)13、システムプログラムや各種の設定に必要な設定データなどを記憶しておくメモリ15、LAN端子に接続されたルーターを用いて配信サーバーとのデータのやり取りをインターネットを介して行うためのLANインターフェース16、時刻管理を行うRTC(Real Time Clock )17、MIDI演奏データに基づく演奏再生を行うカラオケ演奏手段としてのMIDI音源部18、MIDI音源部18による再生音とオーディオ入力端子に接続されるマイクロフォン(図示省略)から入力される利用者(歌唱者)の歌声とをミキシングする等して適宜音声処理を施すミキシング回路19を備えている。なお、ミキシング回路19によって音声処理された再生音は、オーディオ出力端子に接続されたアンプ(図示省略)で増幅された後にスピーカ(図示省略)から放音される。また、グラフィックスエンジン11によって映像化された画像情報等は、ビデオ出力端子に接続された表示手段としてのディスプレイ(図示省略)に表示される。
HDD13が記憶する楽曲データは、曲名、作曲者名および曲番号が登録されたメタデータ、MIDI演奏をするためのMIDIデータ(MIDI演奏データ)および歌詞テロップを表示するためのテロップデータから構成される(図6(a)参照)。
なお、テロップデータは、表示データと属性データとからなる複数の小データ群(ブロックデータB01〜Bnn)を時系列に並べた構成を有している(図6(b)参照)。このうちの表示データは、歌詞テロップとしての文字列(文字列データに相当)、文字列をディスプレイの表示領域上に表示させる位置を示す座標(座標データに相当)、文字列のフォントサイズを規定する。また、属性データは、文字列をディスプレイの表示領域に表示するタイミングを示す表示ステップ(表示タイミングデータに相当)、ディスプレイの表示領域に表示中の文字列を画面から消去するタイミングを示す消去ステップ(消去タイミングデータに相当)、ディスプレイの表示領域に表示中の文字列の色を変化させるタイミングを示す色変化ステップ(色変化タイミングデータに相当)、ディスプレイの表示領域に表示中の文字列の色を変化させる速度を示す色変化速度を規定する。
なお、カラオケ装置1のその他の構成については公知技術に従っているのでここではその詳細な説明は省略する。
[2.メイン処理の説明]
次に、カラオケ装置1のCPU14が実行するメイン処理について図3のフローチャートおよび図2を参照して説明する。
本処理はカラオケ装置1の電源がオンになった場合に起動される。
まず、選曲操作があったか否かを判断する(S105)。
選曲操作がなかったと判断する場合には(S105:NO)、定時処理を行う時刻であるか否かを判断し(S140)、定時処理を行う時刻ではない場合には(S140:NO)、本処理の最初に戻るが、定時処理を行う時刻である場合には(S140:YES)、通信処理を開始して楽曲更新通信およびプログラム更新通信を実行し(S145〜S160)、通信処理を終了したら(S160)、本処理の最初に戻る。
一方、選曲操作があったと判断する場合には(S105:YES)、選曲操作された選曲番号の入力を受け付け(S110)、アプリケーション操作の入力を受け付ける(S115)。
続いて、選曲番号に基づきカラオケ演奏を開始し(S120)、楽曲データファイルを読み出す(S125)。
続いて、アプリケーションが使用されるか否かを判断する(S130)。
アプリケーションが使用されないと判断する場合には(S130:NO)、読み出した楽曲データファイルを用いてカラオケ演奏処理を実行し(S135)、カラオケ演奏が終了したら(S195)、本処理の最初に戻る。
一方、アプリケーションが使用されると判断する場合には(S130:YES)、カラオケ演奏処理とアプリケーション実行とを開始する前の、演奏前処理として、アプリケーションプログラムを読み出し(S165)、再レイアウト処理(レイアウト変更処理)を実行する(S170)。なお、再レイアウト処理の詳細については後述する。また、アプリケーションプログラムには、再レイアウト処理を実行するためのプログラムが含まれている(図2(1)参照)。
そして、並行処理を開始してカラオケ演奏処理とアプリケーション実行処理とを並行して実行し(S175〜S185、図2(6)参照)、並行処理が終了したら(S190)、本処理の最初に戻る。
[3.再レイアウト処理の説明]
次に、カラオケ装置1のCPU14が実行する再レイアウト処理について図4,5のフローチャートおよび図2を参照して説明する。
本処理は、メイン処理の実行中にS170に移行した場合にサブルーチンとして起動される。
まず、アプリケーション実行前の楽曲データ(古い楽曲データ)に含まれたテロップデータの各ブロックデータで示された文字列のディスプレイ上での表示領域に対して、ブロック座標移動ループを開始する(S205)。具体的には、S210〜S220の処理をブロック座標B01〜Bnnに対して順に実行する。
このブロック座標移動ループでは、ブロック座標B01のブロックデータをロードし、ブロック表示領域を計算する(S210)。この計算では、ブロックデータ内の表示データで示されたブロックの表示座標とフォントサイズと文字数とから左上のXY座標および右下のXY座標からなる表示領域が得られる。この表示領域が、アプリの要求する座標と、重なる数値であればブロックが範囲外であれば、後述する移動処理を行う必要がある。
続いて、範囲外判定を行い、ブロックが範囲外に存在するか否かを判断する(S215
)。
ブロックが範囲外に存在しないと判断する場合には(S215:NO)、当該ブロックを移動させる必要はないため、後述するS225に移行する。
一方、ブロックが範囲外に存在すると判断する場合には(S215:YES)、ブロック移動先の座標を計算してブロックデータをリライトし(S220)、後述するS225に移行する。
なお、ブロック移動先の座標については、全画面の座標中の相対位置を、アプリ要求座標の相対位置に置き換えた座標に設定する。例えば、ディスプレイの全画面範囲が480ドットであり、アプリ要求範囲が240ドットである場合には、アプリ要求範囲が全画面範囲に占める割合が0.5となり、移動後の新しい座標は、アプリ要求範囲である数値「240」に、旧座標に上記のアプリ要求範囲が全画面範囲に占める割合である数値「0.5」を掛け合わせた値となる。
そして、S210〜S220の処理をブロック座標B01〜Bnnに対して実行し終わっていない場合には、S205に戻り、S210〜S220の処理をブロック座標B01〜Bnnに対して実行したら、ブロック座標移動ループを終了する(S225)。
続いて、衝突ペアブロックα時間移動ループを開始する(S305)。具体的には、S310〜S365の処理をブロック座標B01〜Bnnに対して順に実行する。
続いて、ブロックデータαをリードし、ブロックαの表示領域を計算する(S310)。
続いて、衝突ペアブロックβ時間移動ループを開始する(S315)。具体的には、S320〜S360の処理をブロック座標B01〜Bnnに対して順に実行する。
続いて、ブロックデータβをリードし、ブロックβの表示領域を計算する(S320)。
続いて、ブロックαの表示座標とブロックβの表示座標とが衝突するか否かを判断する(S325、図2(2)参照)。
ブロックαの表示座標とブロックβの表示座標とが衝突しないと判断する場合には(S325:NO)、ブロックαとブロックβとを同時に表示しても問題ないと判断して、後述するS365に移行する。
一方、ブロックαの表示座標とブロックβの表示座標とが衝突すると判断する場合には(S325:YES)、ブロックαの表示時間とブロックβの表示時間とが衝突するか否かを判断する(S330)。
例えばブロックαの表示時間とは、図6(b)で示される曲の演奏開始を初期値(時間:00000)に対してMIDI楽曲演奏の進行に応じて所定の発音ステップ値を順次インクリメントして得られる値(インクリメント値)と、ブロックデータの属性データに含まれた表示ステップ値と消去ステップ値とを比較して決定される、ブロックデータαに含まれた文字列の表示開始するステップ値から表示消去するステップ値で示された時間である。
ブロックαの表示時間とブロックβの表示時間とが衝突しないと判断する場合には(S330:NO)、ブロックαの表示時間とブロックβの表示時間とがずれるために両者をそのまま表示しても問題ないと判断して、後述するS365に移行する。
一方、ブロックαの表示時間とブロックβの表示時間とが衝突すると判断する場合には(S330:YES)、ブロックαの色変化時間とブロックβの色変化時間とが衝突するか否かを判断する(S335)。
ブロックαの色変化時間とブロックβの色変化時間とが衝突しないと判断する場合には(S335:NO)、ブロックβの表示ステップとブロックαの消去ステップとの平均値を計算し(S340)、ブロックαの消去ステップに計算した値を入力して、ブロックデータαをリライトする(S345)。続いて、ブロックβの表示ステップに計算した値を入力し、ブロックデータβをリライトする(S350)。そして、S365に移行する。なお、色変化時間とは、例えばブロックデータαに含まれた文字列(文字列α)の表示が、ブロックαの表示ステップ値によって開始され、かつ、インクリメント値がブロックαの属性データの色変化ステップ値に到達して文字列αの色換えが開始されてから、ブロックαの消去ステップ値によって文字列αが消去されるまでの時間である。
一方、ブロックαの色変化時間とブロックβの色変化時間とが衝突すると判断する場合には(S335:YES)、ブロックαの消去ステップにブロックβの色変化ステップの値を入力するとともに(S355、図2(4)参照)、ブロックβの表示ステップにブロックβの色変化ステップの値を入力する(S360、図2(3)参照)。そして、S365に移行する。
こうすることによって、ブロックβに含まれた文字列(文字列β)の色換えは、ブロックαに含まれた文字列(文字列α)が消去されてから開始される。
そして、S320〜S360の処理をブロック座標B01〜Bnnに対して実行し終わっていない場合には、S315に戻り、S320〜S360の処理をブロック座標B01〜Bnnに対して実行したら、衝突ペアブロックβ時間移動ループを終了する(S365)。
また、S310〜S365の処理をブロック座標B01〜Bnnに対して実行し終わっていない場合には、S305に戻り、S310〜S365の処理をブロック座標B01〜Bnnに対して実行したら、衝突ペアブロックα時間移動ループを終了する(S370、図2(5)参照)。
そして、本サブルーチンを終了してメイン処理のS170の直後に移行する。
[3.実施形態の効果]
このように本実施形態のカラオケ装置1によれば、上述の特許文献1に開示される技術のようにテロップの移動先に他のテロップが存在する場合にそこでテロップ同士が重複表示されることがなく、また、特許文献2に開示される技術のように、テロップのサイズが小さくならず、テロップが見づらくなることがない。
したがって、カラオケ演奏に伴ってテロップ表示を行う場合にアプリケーション再生も同時に行う場合であっても、テロップの視認性を確保しながら、アプリケーション表示とテロップ表示とが重なり合うことを回避することができる。
1…カラオケ装置、10…操作パネル、11…グラフィックスエンジン、12…MPEGデコーダ、13…HDD、14…CPU、15…メモリ、16…LANインターフェース、17…RTC、18…MIDI音源部、19…ミキシング回路

Claims (5)

  1. MIDI演奏データと歌詞テロップを示すテロップデータとを含む楽曲データを記憶する楽曲データ記憶手段と、
    ユーザに選曲された楽曲に対応する楽曲データを前記楽曲データ記憶手段から読み出し、読み出した楽曲データに基づきカラオケ演奏を行うカラオケ演奏手段と、
    前記カラオケ演奏手段によるカラオケ演奏に合わせて前記楽曲データに含まれるテロップデータを再生して歌詞テロップを表示手段の表示領域に表示させるとともに、ユーザに選択されたアプリケーションを再生し、前記アプリケーションが再生される結果であるアプリケーション画像を前記表示手段の前記表示領域に表示させる表示処理を実行する表示制御手段と、
    を備えるカラオケ装置であって、
    前記テロップデータは、歌詞テロップとしての文字列を示す文字列データと、前記文字列を前記表示手段の前記表示領域上に表示させる位置を示す座標データと、前記文字列を前記表示手段の前記表示領域に表示するタイミングを示す表示タイミングデータと、前記表示手段の前記表示領域に表示中の前記文字列を前記表示手段の前記表示領域から消去するタイミングを示す消去タイミングデータと、前記表示手段の前記表示領域に表示中の前記文字列の色を変化させるタイミングを示す色変化タイミングデータとからなる複数の小データ群を時系列に並べた構成を有し、
    前記表示制御手段は、前記表示処理とともに、次の各ステップからなるレイアウト変更処理を実行することを特徴とするカラオケ装置。
    (1)前記各小データ群に含まれる前記座標データ、前記表示タイミングデータおよび前記消去タイミングデータを参照して、前記各小データ群の前記文字列が前記表示手段の前記表示領域中に表示される領域である文字列表示領域を特定するとともに前記アプリケーション画像が前記表示手段の前記表示領域中に表示される領域であるアプリ表示領域を特定し、前記文字列表示領域と前記アプリ表示領域とが重複するか否かを判断する。
    (2)前記文字列表示領域と前記アプリ表示領域とが重複すると判断する場合には、前記アプリ表示領域と重複する前記文字列を前記表示手段の前記表示領域内で移動させて、移動後の前記文字列が前記表示手段の前記表示領域中に表示される領域である移動後文字列表示領域を特定し、前記移動後文字列表示領域と他の前記文字列が前記表示手段の前記表示領域中に表示される領域である他文字列表示領域とが重複するか否かを判断する。
    (3)前記移動後文字列表示領域と前記他文字列表示領域とが重複すると判断する場合には、前記移動後の文字列に対応する前記小データに含まれる前記表示タイミングデータおよび前記消去タイミングデータと前記他の文字列に対応する前記小データに含まれる前記表示タイミングデータおよび前記消去タイミングデータとを参照して、前記移動後の文字列または前記他の文字列のうち先に表示が開始される文字列である先発文字列と後に表示が開始される文字列である後発文字列とを特定し、前記後発文字列が前記表示手段の前記表示領域に表示されるタイミングまでに前記先発文字列を前記表示手段の前記表示領域から消去させる。
  2. 請求項1に記載のカラオケ装置において、
    前記表示制御手段は、前記レイアウト変更処理の実行時には、前記表示タイミングデータに基づいて前記後発文字列が前記表示手段の前記表示領域に表示されるタイミング以前に、前記先発文字列が前記表示手段の前記表示領域から消去されるタイミングを早めることを特徴とするカラオケ装置。
  3. 請求項1または請求項2の何れか1項に記載のカラオケ装置において、
    前記表示制御手段は、前記レイアウト変更処理の実行時には、前記消去タイミングデータに基づいて表示中の前記先発文字列が消去されるタイミング以後に、前記後発文字列が前記表示タイミングデータに基づき前記表示手段の前記表示領域に表示されるタイミング
    を遅らせることを特徴とするカラオケ装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のカラオケ装置において、
    前記表示制御手段は、前記レイアウト変更処理の実行時には、前記色変化タイミングデータに基づいて前記先発文字列の色変化が終了するタイミング以後に、前記後発文字列が前記表示手段の前記表示領域に表示されるタイミングを遅らせることを特徴とするカラオケ装置。
  5. コンピュータを、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のカラオケ装置における、前記表示処理とともに次の各ステップからなるレイアウト変更処理を実行する前記表示制御手段として機能させるためのプログラム。
    (1)前記各小データ群に含まれる前記座標データ、前記表示タイミングデータおよび前記消去タイミングデータを参照して、前記各小データ群の前記文字列が前記表示手段の前記表示領域中に表示される領域である文字列表示領域を特定するとともに前記アプリケーション画像が前記表示手段の前記表示領域中に表示される領域であるアプリ表示領域を特定し、前記文字列表示領域と前記アプリ表示領域とが重複するか否かを判断する。
    (2)前記文字列表示領域と前記アプリ表示領域とが重複すると判断する場合には、前記アプリ表示領域と重複する前記文字列を前記表示手段の前記表示領域内で移動させて、移動後の前記文字列が前記表示手段の前記表示領域中に表示される領域である移動後文字列表示領域を特定し、前記移動後文字列表示領域と他の前記文字列が前記表示手段の前記表示領域中に表示される領域である他文字列表示領域とが重複するか否かを判断する。
    (3)前記移動後文字列表示領域と前記他文字列表示領域とが重複すると判断する場合には、前記移動後の文字列に対応する前記小データに含まれる前記表示タイミングデータおよび前記消去タイミングデータと前記他の文字列に対応する前記小データに含まれる前記表示タイミングデータおよび前記消去タイミングデータとを参照して、前記移動後の文字列または前記他の文字列のうち先に表示が開始される文字列である先発文字列と後に表示が開始される文字列である後発文字列とを特定し、前記後発文字列が前記表示手段の前記表示領域に表示されるタイミングまでに前記先発文字列を前記表示手段の前記表示領域から消去させる。
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