JP5095489B2 - 演出画像作成装置、演出画像作成方法、演出画像作成プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Description
また、ページ内の画像の特定位置をポインティングデバイス等で指示することで、画面に変化が起きたり、効果音などを発したりするシークレット演出が施された電子絵本表示装置も存在する。
また、電子絵本表示装置においてシークレット演出をさせる場合、初めて絵本を観る時には、変化を起こす場所が解らず期待するが、その場所が解ってしまうと面白味が持続しないという問題点があった。
図1は、本発明の一実施形態に係る演出画像作成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。演出画像作成装置は、ページ毎に取り込む複数の画像を電子情報として記憶し、記憶した画像に対して各種の演出効果を設定した演出画像を作成し、作成した演出画像をページ毎に再生可能とする装置である。
CPU1は、上記の手順によりインストール等された所定の制御プログラム(演出画像作成プログラム)に従って各種処理(各ステップ)を実行し、装置全体を制御するものであり、画像記憶手段11、演出領域設定手段12、演出効果設定手段13、演出再生手段14を要部機能として備えることで、ページ毎に取り込む複数の画像を電子情報として記憶し、記憶した画像をページ毎に表示装置7に表示可能とする。
RAM3は、CPU1での処理に使用される情報を一時記憶するものである。
音源装置4には、D/A変換器、アンプ、スピーカを含むサウンドシステム4aが接続される。
すなわち、表示装置7では、画像作成モード(読取モード)において、読み取った画像が表示され、演出設定モード(編集モード)において、演出画像作成を行うに際しての画像作成画面が表示され、演出画像再生モード(鑑賞モード)において、演出が施された演出設定済画像が再生される。
入力装置6のポインティングデバイスにおいては、X・Y方向の移動量が検出され、RAM3上のカーソルポイントレジスタのカーソル座標データに加算されることで、この座標データに基づいて表示装置7上でのカーソルの位置が決定される。そして、表示装置7に表示された各ページ画像において演出領域として指定された位置の座標データに対応した再生時期データが生成され、演出領域設定手段12に記憶される。
演出効果としては、音声、サウンド(効果音)、BGM等の音源データによる演出の他、画像の拡大・変形処理等の画像変化を伴う演出が考えられる。
演出領域に対する演出効果の選択は、各演出領域に対して行われるが、演出領域設定手段12に記憶されている各演出領域の座標データに対応した再生時期データによりページ画像内における各演出効果の再生順序が振り分けられるようになっている。また、各演出効果の選択は、演出種類の内容に対応したキーワードで検索し選択可能とすることで、必要な演出効果を容易に選択可能にしている。
また、後述するシークレット演出の場合は、ページ画像内における演出領域が入力装置6を構成するマウス等のポインティングデバイスで選択された際に、演出効果設定手段13で指定された演出効果を再生するものである。
絵本の各ページにおける演出画像の作成とは、絵本のストーリーに沿って演出する「ストーリー演出」と、ページ画像内の任意の部分において予期しない画像変化や音発生を伴う「シークレット演出」に分けられ、「ストーリー演出」及び「シークレット演出」における具体的な演出は、ページ画像内のキャラクター等に効果音を付与する「サウンド演出」、ページ画像内のキャラクター等に動きを与える「アニメ演出」、ページ画像が表示される際に音楽が流れる「BGM演出」、ページ画像内に書かれた文章の朗読音声を付与する「音声演出」等を各ページ画像に対して行うものである。
各ページ画像における演出は、上記した各演出が単独若しくは組み合わせて設定されている。
続いて、紙を綴じて構成された絵本をページ毎にスキャナ装置5で読み取る(ステップ102)。読み取られた画像は表示装置7に表示され、必要により画面の回転、トリミング、色調補正等の補正処理を行って(ステップ103)、各ページ画像を電子情報として画像記憶手段11に記憶する。各ページ画像を繰り返して全て読み取ることで画像読み取りが完了する(ステップ104)。
画像記憶手段11に記憶された各ページ画像は、画像再生手段14により入力装置6のキーボードにおける「→」(次の頁に進む場合)「←」(前の頁に戻る場合)のキーをタッチすることで表示装置7においてページを1枚ずつめくって(本を読むような状態に表示して)再生可能になっている。
各ページ画像に対する演出設定が全て設定されることにより演出設定が終了する(ステップ106)。
演出画像再生モードにおいて、絵本の各ページを自動的に捲って順次再生する「自動めくり」が選択されている否かを判断し(ステップ108)、「自動めくり」が選択されていない場合は、当該ページ画像に設定された演出効果の再生のみで終了し、「自動めくり」が選択されている場合はページ画像に設定された演出効果が最終ページまで再生されるように(ステップ109)、自動的にページがめくられ再生を繰り返す(ステップ110)。
各ページ画像における演出効果の再生は、演出領域の座標データを基礎として作成された再生時期データに基づいて振り分けられた順序で行われる。
また、「自動めくり」の場合、前ページの再生終了時からページが捲られ次ページが表示されるまでの期間は、予め設定された期間であるインターバル時間として管理されている。
操作キー窓30の各ボタンについて、マウス(入力装置6)のボタン(ポインティングデバイスで表示されたカーソル先端部)を合わせてクリックすることで再生等が行われ、「ストーリー演出」において左頁21及び右頁22に設定された演出効果をページ画面毎に確認できるようになっている。
また、タイムライン40の時間軸45の左端には、ページ再生時間を編集するための設定値増減用の再生時間編集ボタン48a,48bが設けられている。
先ず、絵本の見開きページ(左頁21及び右頁22)に記載されている全ての文章に対する「音声演出」を設定する。「音声演出」は、演出領域に対して朗読音を付与するものである。この場合、演出画像作成プログラムを立ち上げた後、演出設定モード(編集モード)を選択し、演出画像設定ページの切替窓47で「ストーリー属性」が選択されている。
演出画像設定ページ20で表示されているタイムライン40の音声窓41aにマウスボタン(ポインティングデバイスで表示された先端部)を合わせてクリックして設定画面とし、ページ画像内において音声演出を行いたい領域をマウスボタンでドラッグすることで任意面積の領域を矩形表示させる。
例えば、マウスボタンでドラッグして文章部分54を囲んで矩形表示された領域が「音声演出設定領域」57となる。「音声演出設定領域」57は、その大きさが編集画面上で確認できるように、その周囲に領域境界線57aが表示されている。この例では、領域境界線57aが表示されるようにしたが、四隅にマークが表示されたり、領域内を色分けする等、矩形領域の判別が可能な態様であればよい。
そして、「音声演出設定領域」57内でクリックを行うことで、図4に示されるような音声演出設定窓(ダイアログボックス等)200が開き、演出内容を設定する。すなわち、音声演出設定窓200の録音ボタン201をクリックすることで、文章部分54を読み上げる音声がマイクロフォン10から入力され、A/D変換器9を介して朗読時間に対応した長さの音声演出データとして記憶する。音声演出設定窓200においては、記憶した音声にパン変化処理(登場人物の位置と台詞の関係によりステレオ効果を演出)、音量変化処理(音量変化を演出)、エコー処理(山彦効果を演出)、リバーブ処理(風呂、洞窟、トンネル内での音を演出)、ピッチシフト処理(声の高さの変更)、タイムストレッチ処理(読む速さの変更)、メカナイズ処理(ロボット、宇宙人の声に演出)等を加えることで、変化に富んだ音声演出効果を付与して編集することができる。
また、既に録音されている音声データファイルの中から選択することで、記憶するようにしてもよい。
すなわち、長方形部41aにおける左右方向の長さは各音声データの持続時間に該当し、両端位置はページ切替完了時間からの発音の開始と終了のタイミングを示している。長方形部41aの両端位置をドラッグ移動することで、発音タイミングを編集できるようになっている。また、長方形部41aの左右方向の長さ(時間領域)を伸縮させることで、タイムストレッチ処理を行うようにしてもよい。
同様にして、文章部分55,56をそれぞれ囲む「音声演出設定領域」57を作成し、それぞれの音声演出設定窓200で演出内容を設定した後に音声演出設定窓200を閉じることで、各再生時期データ及び全体の朗読時間より長い時間となるページ再生時間が順次更新され、タイムライン40に複数の長方形部41bが表示される。すなわち、複数の「音声演出設定領域」57を作成して更新される毎に、朗読時間の全体の長さに応じてページ再生時間が自動的に長く設定されるようになっている。
また、全体のページ再生時間を変更したい場合には、タイムライン40の設定値増減用の再生時間編集ボタン48aを押すことで長くすることができる。
演出効果が設定されたページ画像が演出画像再生モードで再生される場合に表示装置7に表示される画面は、図5に示したページ画像再生画面70のようになる。音声演出の演出画像設定を行う際に演出画像設定ページ20に表示されていた各領域境界線57aは、絵本本来の画像を邪魔しないため、及びシークレット演出を秘密にしておくために非表示となる。
音声データの再生に際しては、各ページ画像が表示されている状態で、タイムライン40の音声部41で設定された発音タイミングで再生される。発音タイミングは、上述したように、演出領域の再生時期データにより演出効果の再生時期が振り分けられている。すなわち、ページ画像再生画面70においては、各音声演出設定領域57、57,57に対して文章部分55,文章部分54,文章部分56の順で再生される。
その場合、ページの表示切替完了時に、見開きページ内に存在する複数の音声演出領域の各座標データから領域開始点(例えば、文章が横書きの場合には、座標データの左上位置座標。文章が縦書きの場合には、右上位置座標)を検索し、これらの領域開始点についてページ先頭位置からページ末尾位置に向かって走査し、先頭の音声演出領域に登録された音声データから順次再生する。
例えば、ページ画像内に記載された文章が横書きの場合には、図6(a)に示すように、上から下へ横方向には左から右へ領域開始点を走査し左位置を優先して音声データを再生し、縦書きの場合には、図6(b)に示すように、右から左へ縦方向には上から下へ領域開始点を走査し右位置を優先して音声データを再生する。
「BGM演出」は、ストーリーを展開していく上で場面変化に対応するものであり、場面変化は文章部分54,55,56に対応していると考えられるので、例えば各演出領域に対してBGM演出を設定する。
演出画像設定ページ20で表示されているタイムライン40のBGM窓42aにマウスボタン(ポインティングデバイスで表示された先端部)を合わせてクリックして設定画面とし、音声演出を付与した領域内(左頁21の文章部55を囲む領域)をマウスボタンでクリックすることで「BGM演出設定領域」57とする。
「BGM演出設定領域」57は、編集画面上で確認できるように、その周囲に領域境界線57aが表示されている。
BGM設定画面90では、BGMにより設定したい状況を示す「キーワード」91、雰囲気を示す「種類」92、楽曲を示す「BGM」93の窓が表示され、各窓に複数の選択枝が表示される。「キーワード」91の窓では、選択肢として設定したい状況に関連する季節・テンポ・気持ち等の語句をキーワードで表示し、「種類」92の窓では、「キーワード」91で選択された語句に対する下層の選択肢を表示し、「楽曲」93の窓では、「種類」で選択された語句に対する下層の選択肢を表示することで、キーワードを使用してBGM音の種別を選択し易くしている。
例えば、BGMで気持ちを表現したい場合、「キーワード」91で「気持ち」を選択すると、「種類」92の窓では「嬉しい」「悲しい」「静かな」等の語句が選択肢として表示され、「種類」で一つ若しくは複数の語句を選択することで、その雰囲気に応じたBGMを検索し、「BGM」93の窓に具体的な楽曲「テーマ〜」数曲が表示される。
BGM設定画面90には、各BGMを視聴するための視聴キー95と、音量設定のためのボリューム96が表示されている。
更に、MIDIやWaveファイル等の既存の音楽データを選択して記憶するものであってもよい。
BGM演出データの再生は、タイムライン40上の発音タイミングによって順次BGM演出データが再生される。
この場合、マウス等によるポインティングデバイス先端を長方形部42b上の右端又は左端に位置させて左右方向にドラッグすることで、長方形部42bの長さを変化させ、始期、終期及び演出時間の長さをページ画像全体に対応する幅に調整して変更することで対処してもよいし、ページ内の任意の領域を新たにBGM演出用に設定してもよい。
ページ画像全体に一つのBGMが選曲されている場合は、新たなページの切替処理や次に再生されるBGMが始まる前までは、現在のBGMを延々とループ再生してもよいし、ループさせないでフェードアウトさせてもよい。
演出画像設定ページ20の下方に表示されたタイムライン40のサウンド窓44aにマウスボタン(ポインティングデバイスで表示されたカーソル先端部)を合わせてクリックして設定画面とし、ページ画像内においてシークレット演出を行いたい領域をマウスボタンでドラッグすることでページ画像内に任意面積の領域を矩形表示させる。
例えば、太陽の絵50を囲んで矩形表示された領域を「シークレット演出設定領域」51とする。
サウンド設定画面60は、サウンドの種類を示すキーワード61、効果音62、パン63の窓が表示され、各窓に複数の選択枝が表示される。キーワード61の窓では、選択肢としてサウンドの種類に関連する自然・動作・足音等の語句をキーワードで表示し、効果音62、パン63の窓では、キーワード61で選択された語句に対する下層の選択肢を表示することで、キーワードを使用して音の種別を選択し易くしている。
例えば、自然現象に関する音を演出したい場合、キーワード61で「自然」を選択すると、効果音62の窓では「波」「川」「雷」等のサウンドが選択肢として表示され、パン63の窓では、左右のスピーカからの音の表現方法として、中央・左・右・左→右・右→左が選択肢として表示される。
サウンド設定画面60には各サウンドを視聴するための視聴キー65と、音量設定のためのボリューム66が表示されている。
そして、この状態でサウンド設定画面60を閉じると再生時期データが作成され、演出内容が設定された演出画像設定ページ20のタイムライン40のサウンド部44に演出時間に対応する長さの長方形部44bが表示される。
タイムライン40における長方形部44bの左右方向の長さは、サウンドとして付与されるデータの再生時間に対応する長さで表示されるが、マウス等によるポインティングデバイス先端を長方形部44b上の右端又は左端に位置させて左右方向にドラッグすることで、長方形部44bの長さを変化させ演出時間の長さを調整して変更し、演出タイミングを編集することができる。
また、図5に示す演出画像再生モードの選択時の表示装置7に表示されるページ画像再生画面70においては、「シークレット演出設定領域」51以外の領域にマウスのカーソル(ポインティングデバイスの先端)が位置する場合は矢印図形26が表示されるのに対して(図5(a))、「シークレット演出設定領域」51中にマウスのカーソル(ポインティングデバイスの先端)が位置する場合に、クリック可能なことを示す指形図形25が表示されるので(図5(b))、演出画像再生モード(鑑賞モード)において「シークレット演出設定領域」であることを認識することができる。
そして、ページ画像再生画面70内で、マウスのカーソル(ポインティングデバイスの先端)がクリック可能なことを示す指形図形25で表示されている箇所でクリックして選択した場合、前記したサウンド設定画面60で設定したシークレット演出が再生されるようになっている。
すなわち、演出画像再生モードにおいて「自動めくり」が選択されている場合は、上述したインターバル時間(前ページの再生終了時からページが捲られて次ページが表示されるまでの期間)内に指形図形25が表示される演出領域50内をクリックしてシークレットの演出領域が選択された時にシークレット演出が再生される。
また、演出画像再生モードにおいて「自動めくり」が選択されていない場合は、ページ再生終了後に演出領域50内をクリックしてシークレットの演出領域が選択された時にシークレット演出が再生される。
切替窓47で「シークレット属性」を選択した場合、各ページ画像において「シークレット」の演出再生だけを行うモードとなる。
切替窓47におけるモードは、「ストーリー属性」と「シークレット属性」に加えて、ストーリー属性での再生ながらシークレット演出も再生可能な「ストーリー+シークレット属性」を設定してもよい。
また、上記例では、演出領域として指定される領域を矩形としたが、円形、三角形等、目印となる図形であればその形状は任意でよく、その大きさについては小さいものであってもよい。
例えば、イヌの絵52を囲んで矩形表示された領域を「アニメ演出設定領域」53とする。
アニメ設定画面80では、アニメ動作の種類を示す「スタイル」81、アニメ動作の変化を示す「パターン」82、「変化の大きさ」83、「変化時間」84の窓が表示され、各窓に複数の選択枝が表示される。「スタイル」81の窓では、選択肢としてアニメーションの動作の種類に関連する回転・ズーム・変形等の語句をキーワードで表示し、「パターン」82の窓では、「キーワード」で選択された語句に対する下層の選択肢である「縦に伸びる」「横に伸びる」「丸くなる」等を表示することで、キーワードの動作に対する種類を選択し易くしている。「変化の大きさ」83の窓では、選択肢として小さい・大きい等の変化の程度を示す文言が表示され、「変化時間」84の窓では、選択肢として短い・長い等の時間の長さを示す文言が表示される。
例えば、ページ画像内のアニメを変形させて演出したい場合、「スタイル」81で「変形」を選択すると、「パターン」82の窓では「横に伸びる」「縦に伸びる」「丸くなる」等の変形動作の種類が選択肢として表示される。
アニメ設定画面80を閉じると再生時期データが作成され、タイムライン40のアニメ部43に演出領域(「アニメ演出設定領域」53)に応じた演出時間(例えばアニメが動作する時間)に対応する長さの長方形部43bが表示される。タイムライン40における長方形部43bの左端の位置は、アニメ演出の再生開始時期に対応し、この再生開始時期は、演出領域設定手段12に記憶されている各演出領域(「アニメ演出設定領域」53)の再生時期データにより決められる。
アニメ画像によるアニメ演出を行う場合、アニメ画像が表示される中心位置に十字マークが表示され、この十字マークを基準にしてアニメ画像が回転する等の演出効果が与えられる。この十字マークの位置を画面上で自由に設定できるようにしてもよい。
また、アニメ画像について、絵本の各ページから読み取るのではなく、自分で作成して記憶しておいたオリジナルのキャラクター画像や、演出画像作成プログラムに予め格納された既存のアニメ画像を使用するものであってもよい。
例えば、「ストーリー演出」における一つの演出領域としての「アニメ演出設定領域」53に対して、アニメ演出及びそれに対応するサウンド演出の2種類の演出(例えば、アニメ演出で「イヌが回転」及び、サウンド演出で「イヌの吠える音を発生」)を同じタイミングで設定することにより、画像と音が同期した演出効果を実現することができる。
Claims (10)
- ページ毎に取り込む複数の画像を電子情報として記憶し、前記画像をページ毎に各ページ画像として表示可能とする装置であって、
前記各ページ画像を記憶する画像記憶手段と、
前記各ページ画像の単一平面画像の一部を単独又は複数の演出領域として設定する演出領域設定手段と、
前記演出領域に対応する演出の種類を演出効果として選択する演出効果設定手段と、
前記各ページ画像において前記演出領域が選択された際に前記演出効果を再生する演出再生手段とを備え、
前記演出領域設定手段は、前記演出領域に対して、ストーリー演出、ストーリー進行とは関係ないシークレット演出、又は両演出のいずれかの属性を設定し、前記演出再生手段は、前記各属性に対応する演出再生モードで演出効果の再生を行う
ことを特徴とした演出画像作成装置。 - 前記演出領域設定手段は、ページ画像の一部を演出領域として設定するに際して前記演出領域の座標データを記録し、それに対応して再生時期データを生成する請求項1に記載の演出画像作成装置。
- 前記演出再生手段は、前記再生時期データに対応したタイミングで演出効果を再生する請求項2に記載の演出画像作成装置。
- 前記演出領域設定手段により設定された一つの演出領域に対して、前記演出効果設定手段において複数の演出効果を対応させた請求項1に記載の演出画像作成装置。
- 各演出効果に対する前記再生時期データを、演出効果の種類毎にタイムライン上に表示して編集可能とする請求項2に記載の演出画像作成装置。
- 前記演出効果設定手段による演出効果の選択は、演出種類の内容に対応したキーワードで検索し選択する請求項1に記載の演出画像作成装置。
- 前記演出領域設定手段で設定される演出領域は、ページ画像を表示して演出領域を設定するに際して領域の判別が可能な態様で表示される請求項1に記載の演出画像作成装置。
- ページ毎に取り込む複数の画像を各ページ画像に対応する電子情報としてCPUの画像記憶手段に記憶する画像読取ステップと、
前記ページ画像の単一平面画像の一部を単独又は複数の演出領域としてCPUの演出領域設定手段により設定する演出領域設定ステップと、
前記演出領域に対応する演出の種類を演出効果としてCPUの演出効果設定手段により選択する演出効果設定ステップと、
前記各ページ画像をページ毎に表示装置が表示する画像表示ステップと、
前記各ページ画像において前記演出領域が選択された際にCPUの演出再生手段により前記演出効果を再生する演出再生ステップとを有する一方、
前記演出領域設定ステップは、前記演出領域に対して、ストーリー演出、ストーリー進行とは関係ないシークレット演出、又は両演出のいずれかの属性が設定され、前記演出再生ステップは、前記各属性に対応する演出再生モードで演出効果の再生が行われる
ことを特徴とする演出画像作成方法。 - 請求項8に記載の演出画像作成方法の各ステップをコンピュータにより実行することが可能な演出画像作成プログラム。
- 請求項9に記載の演出画像作成プログラムが格納されたことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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