JP4741406B2 - ノンリニア編集装置およびそのプログラム - Google Patents
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このノンリニア編集を行うノンリニア編集システムは、記憶装置に記憶してある映像等を、コンピュータ端末のGUI(Graphical User Interface)上で、操作者が「コピー」、「カット」、「ペースト」等の操作を行うことで、映像等の開始点・終了点からなる編集データを作成する。そして、ノンリニア編集システムは、編集した映像等を再生する際には、この編集データに基づいて、記憶装置から所望の開始点・終了点間の映像等を読み出して出力する。これによって、ノンリニア編集は、リニア編集に比べ、編集にかかる時間を削減することができる。
しかし、ノンリニア編集であっても、編集段階や、編集内容を確認する段階においては、操作者が映像等を再生する必要があるため、編集に多大な時間を要しているのが現状である。
これによって、操作者は、情報量が多く編集が困難な映像自体を編集することがなく、情報量の少ないテキストデータを編集することで、簡易に映像の編集を行うことができる。
また、従来の技術では、1つのセンテンスに複数の映像のフレームが対応付けられるため、映像の編集単位がセンテンス単位となり、細かい映像の編集を行うことができないという問題があった。
また、ノンリニア編集装置は、表示手段によって、テキストデータを表示するテキスト表示領域と、映像を表示する映像表示領域とに表示領域を区分して、時間情報に対応付けてテキストデータと映像とを表示装置に表示する。これによって、映像に対応する音声は、映像の表示(再生)に連動して、テキストデータとして表示されることになる。
このとき、編集データ生成手段は、テキストデータ内に固有の制御文字により識別された文字スーパー文字列を記述されることにより、文字スーパー文字列を認識し、当該文字スーパー文字列の挿入位置に対応する時間情報に基づいて、編集データ内に文字スーパー文字列の再生情報を付加する。
なお、テキストデータと映像とは、時間情報で対応付けられているため、映像を編集することで、テキストデータを編集することも可能である。
そして、ノンリニア編集装置は、テキスト編集手段によって、単語単位でテキストデータを編集する。このように、編集の最小単位を単語単位とすることで、音声として意味を持たない単語の途中で音声を編集することがなくなる。
そして、ノンリニア編集装置は、テキスト対応付け手段によって、テキストデータ入力手段で入力されたテキストデータに、操作者の指示に基づいて、単語の切れ目ごとに映像に付加された時間情報を対応付ける。
また、ノンリニア編集装置は、表示手段によって、テキストデータを表示するテキスト表示領域と、映像を表示する映像表示領域とに表示領域を区分して、時間情報に対応付けてテキストデータと映像とを表示装置に表示する。
このとき、編集データ生成手段は、テキストデータ内に固有の制御文字により識別された文字スーパー文字列を記述されることにより、文字スーパー文字列を認識し、当該文字スーパー文字列の挿入位置に対応する時間情報に基づいて、編集データ内に文字スーパー文字列の再生情報を付加する。
そして、編集データ生成手段が、その開始点および終了点の時間を映像や音声のカット点とした編集データを生成する。
また、ノンリニア編集プログラムは、表示手段によって、テキストデータを表示するテキスト表示領域と、映像を表示する映像表示領域とに表示領域を区分して、時間情報に対応付けてテキストデータと映像とを表示装置に表示する。これによって、映像に対応する音声は、映像の表示(再生)に連動して、テキストデータとして表示されることになる。
そして、ノンリニア編集プログラムは、テキスト編集手段によって、テキストデータを操作者の操作に基づいて編集する。
そして、ノンリニア編集プログラムは、編集データ生成手段によって、テキスト編集手段で編集されたテキストデータに対応する時間情報に基づいて、編集データを生成する。
このとき、編集データ生成手段は、テキストデータ内に固有の制御文字により識別された文字スーパー文字列を記述されることにより、文字スーパー文字列を認識し、当該文字スーパー文字列の挿入位置に対応する時間情報に基づいて、編集データ内に文字スーパー文字列の再生情報を付加する。
請求項1、7に記載の発明によれば、映像や音声とテキストデータとを、人手を介さず対応付けるとともに、テキストデータの任意の位置で映像や音声を編集することが可能になる。これによって、映像や音声を視聴することなく、文字によって、編集結果を確認することができるため、映像や音声の編集時間を短くすることができる。
[ノンリニア編集装置の概要]
最初に、図1を参照して、本発明に係るノンリニア編集装置について、その概要を説明する。図1は、本発明に係るノンリニア編集装置の概要を説明するための図であって、ノンリニア編集装置が表示する表示画面を示している。
ノンリニア編集装置1は、映像に対応したタイムコード(時間情報)が付加された音声に基づいて、映像や音声を編集するための編集データを生成するものである。
このノンリニア編集装置1は、タイムコードで対応付けられた映像および音声を入力し、入力された音声を音声認識したテキストデータを表示画面Dのテキスト表示領域Tに表示する。また、ノンリニア編集装置1は、入力された映像を表示画面Dの映像表示領域Mに表示する。
このように、ノンリニア編集装置1は、テキストデータと、映像および音声とを同一のタイムコードで対応付けるため、ノンリニア編集を、テキストデータの編集により行うことを可能にしている。
以下、本発明に係るノンリニア編集装置の構成および動作について説明を行う。
[ノンリニア編集装置の構成]
まず、図2を参照して、本発明の第1実施形態に係るノンリニア編集装置の構成について説明する。図2は、本発明の第1実施形態に係るノンリニア編集装置の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、ノンリニア編集装置1は、時間情報が付加された映像および音声に基づいて、当該映像および音声を編集するための編集データを生成するものである。
ここでは、ノンリニア編集装置1は、制御手段10と、記憶手段20と、入力手段30と、編集手段40と、表示手段50と、出力手段60とを備えている。
言語モデルは、大量の音声データから学習した出力系列(単語、形態素、音素等)の出現頻度や接続確率等をモデル化したものである。この言語モデルには、例えば、一般的な「Nグラム言語モデル」を用いることができる。
音響モデルは、大量の音声データから予め学習した音素ごとの特徴量を「隠れマルコフモデル」によってモデル化したものである。この音響モデルは、単一の音響モデルを用いてもよいし、音響の種別(例えば、人物別)ごとに複数のモデルを用いてもよい。
ここでは、記憶手段20を、音声認識用データ記憶手段21と、編集データ記憶手段22とを別のハードディスク等によって構成しているが、同一のハードディスク等で構成してもよい。
このように音声認識手段321を構成することで、音声認識されたテキストデータは、図3に示すように、各単語に映像のフレームごとに対応したタイムコードが付加されることになる。このテキストデータは、表示手段50によって、図示を省略した表示装置に出力される。
すなわち、テキスト編集手段41は、操作者が「コピー」、「カット」、「ペースト」の操作を行うことで、テキストデータの部分入れ替えや、削除等を行う。なお、テキスト編集手段41は、テキストデータの編集を単語単位で行うこととする。これによって、テキストデータに対応付けられたタイムコード単位で、編集が行われることになる。
このとき、編集点において、さらに、演出効果を特定する予め定めた固有の制御文字(効果識別文字)を付加することとしてもよい。すなわち、映像の演出効果として、「フェード」、「ワイプ」、「ディゾルブ」等を識別する文字と、その時間を付加する。例えば、「フェード」を特定するための文字(例えば、“FO”)と、その時間を示す数字(例えば、“3”)とを、効果識別文字(例えば“《”、“》”)で囲むことで、テキストデータ内に、編集点における映像の演出効果を文字列(例えば、“/《FO3》”)として設定する。図4の例では、終了点において、3秒でフェードアウトすることを示している。
なお、「ワイプ」、「ディゾルブ」等については、他の制御文字を予め定めておくことで、設定を行うことが可能である。
また、例えば、テキストデータの任意の文字列を領域指定(映像・音声分離指定)することで、この領域の区間においては、映像と音声とを分離させ、編集時には映像のみを使用することを設定することとしてもよい。
図2に戻って、テキスト編集手段41について、説明を続ける。
時間表示手段411は、テキストデータに対応付けられたタイムコードを視覚化するものである。例えば、時間表示手段411は、図示を省略したマウス等の入力装置を介してテキストデータの任意の位置を指示されることで、当該位置に対応するタイムコードを表示する。なお、このとき、時間表示手段411は、タイムコードとして、編集対象となる映像、音声の素材データのタイムコードと、編集後の映像、音声に対応するタイムコードとを表示することとしてもよい。
これによって、操作者は、映像や音声を実際に再生して編集したい箇所を探索しなくても、キーワードを入力することで、編集したい箇所を探索することができる。
なお、操作者が所望する映像のシーンを表示させる場合、タイムコードに対応付けたタイムライン上のカーソルを操作者が移動させることで、シーンを表示させることとしてもよい。
すなわち、編集データ生成手段44は、図4で説明した各種の制御文字等を探索することで、各制御文字に対応する編集内容を編集データとして生成する。
また、編集データ生成手段44は、テキストデータに文字スーパー区間識別文字が含まれている場合は、第1の文字スーパー区間識別文字の直後の単語に設定されているタイムコードを、文字スーパー開始点のタイムコードとする。また、編集データ生成手段44は、第2の文字スーパー区間識別文字の直後の単語に設定されているタイムコードの直前の映像のフレームに対応するタイムコードを、文字スーパー終了点のタイムコードとする。そして、編集データ生成手段44は、文字スーパー区間識別文字間の文字スーパー識別文字で囲まれている文字列を文字スーパーの文字列とする。
なお、生成された編集データは、編集データ記憶手段22に記憶される。
また、「編集対象」は、編集の対象を特定するための情報である。ここでは、編集対象が映像および音声の両方である場合を「VA」、映像のみである場合を「V」で示している。また、「編集内容」は、編集対象に対する編集の内容を特定する情報である。ここでは、編集点の開始点および終了点の映像を抽出(カット)する操作内容を「C」で示している。さらに、他の操作として、フェードアウトを「FO」で示している。また、開始点および終了点は、編集対象の開始および終了のタイムコードを示している。
このように、編集データ生成手段44は、操作者によって、編集されたテキストデータのみから、図5に示した編集データを生成することができる。
図2に戻って、ノンリニア編集装置1の構成について説明を続ける。
また、映像・音声表示手段52は、映像のタイムコードに対応付けたタイムラインを表示し、現在表示している映像のタイムコードに対応するシーン(フレーム)に対応する時間軸にカーソルCM(図1参照)を表示する。
また、編集時間軸表示手段53は、現在表示している映像のタイムコードに対応するシーン(フレーム)に対応する時間軸にカーソルCL(図1参照)を表示することとする。
なお、このテキストデータは、映像や音声に対するメタデータや字幕データとして、他の用途として使用することも可能である。
なお、ノンリニア編集装置1は、一般的なコンピュータを前記した各手段として機能させるノンリニア編集プログラムによって動作させることができる。
次に、図6〜図8を参照して、ノンリニア編集装置1の動作について説明する。なお、ここでは、ノンリニア編集装置1の動作を、映像・音声の入力動作と、編集動作と、出力動作の3つに分けて説明する。図6は、ノンリニア編集装置の映像・音声の入力動作を示すフローチャートである。図7は、ノンリニア編集装置の編集動作を示すフローチャートである。図8は、ノンリニア編集装置の出力動作を示すフローチャートである。
最初に、図6を参照(適宜図2参照)して、ノンリニア編集装置1の入力動作について説明する。
まず、ノンリニア編集装置1は、入力手段30の映像音声入力手段31によって、外部から、編集対象となる映像および音声を入力し、編集データ記憶手段22に記憶する(ステップS1)。
すなわち、ノンリニア編集装置1は、分析手段321aによって、編集データ記憶手段22に記憶されている音声の音声波形に窓関数をかけることで、フレーム化された波形を抽出し、その波形を周波数分析することで特徴量を抽出する(ステップS2)。さらに、分析手段321aは、特徴量を抽出した時点における音声に付加されているタイムコードを、当該特徴量に付加することで、特徴量をタイムコードとを対応付ける(ステップS3)。
以上の動作によって、ノンリニア編集装置1は、映像・音声のタイムコードに単語ごとに対応したテキストデータを生成する。
次に、図7を参照(適宜図1、図2参照)して、ノンリニア編集装置1の編集動作について説明する。なお、ここでは、操作者が、テキスト表示領域Tにおいて、テキストデータを編集する動作について説明する。
このとき、ノンリニア編集装置1は、テキスト編集手段41によって、移動したカーソルCTの位置に対応するテキストデータのタイムコードを、編集データ記憶手段22から読み出し、映像編集手段42が、映像表示領域Mに表示させる映像を当該タイムコードに対応するシーンに移動させる。また、編集時間軸表示手段53が、編集時間軸表示領域Lに表示するカーソルCLを、当該タイムコードに対応するシーン(フレーム)の位置に移動させる。
このとき、ノンリニア編集装置1は、テキスト編集手段41によって、編集されたテキストデータのタイムコードを編集データ記憶手段22から読み出し、映像編集手段42が、テキストデータのタイムコードに対応して映像を編集したのちに、映像表示領域Mに編集後の映像を表示させる。また、音声編集手段43が、テキストデータのタイムコードに対応して音声を編集する。そして、編集データ生成手段44が、テキストデータ内に挿入されている編集識別文字が挿入されている位置に対応するタイムコードを、編集点(開始点、終了点)として、編集データに付加する。
このとき、ノンリニア編集装置1は、テキスト編集手段41において、テキストデータに映像の演出効果を示す文字(効果識別文字)が入力されたとき、編集データ生成手段44によって、その効果識別文字が挿入されている位置に対応するタイムコードの時点から、指定された演出効果を行う旨のコードを編集コードに付加する。
このとき、ノンリニア編集装置1は、テキスト編集手段41において、テキストデータに文字スーパー識別文字で挟まれた文字スーパー文字列を入力されたとき、編集データ生成手段44によって、文字スーパー識別文字が挿入されている2箇所の位置に対応するタイムコードで示される時間区間に文字スーパー文字列を表示する旨のコードを編集コードに付加する。
このとき、ノンリニア編集装置1は、時間表示手段411によって、マウス等の入力装置を介してテキストデータの任意の位置を指示されることで、当該位置に対応するタイムコードを表示画面に表示する。あるいは、時間表示手段411は、テキストデータの任意の文字列をマウス等によってドラッグされることで、そのドラッグ領域の文字列に対応する時間を、テキストデータに対応付けられたタイムコードから算出し、その算出時間、すなわち再生時間を表示画面に表示する。
このとき、ノンリニア編集装置1は、キーワード検索手段412によって、編集データ記憶手段22に記憶されているテキストデータから、キーワードを検索する。
ここで、キーワードの検索に成功した場合(ステップS24でYes)、キーワード検索手段412は、カーソルCTの移動位置を、検索結果であるキーワードの位置に設定し、ステップS12に戻ることで、キーワードが表示画面Dのテキスト表示領域T内に表示される。
なお、ここでは、テキストデータに連動させて、編集データを生成する動作について説明したが、タイムコードによって、映像・音声とテキストデータとが対応付けられているため、映像・音声を編集することで、それにあわせてテキストデータを編集し、編集データを生成する。
次に、図8を参照(適宜図2参照)して、ノンリニア編集装置1の出力動作について説明する。なお、ここでは、制御手段10が図示を省略したメニュー画面を表示し、操作者が、所望するデータを選択することとする。
ここで、操作者が選択した指示内容が、編集データの出力である場合(ステップS32でYes)、ノンリニア編集装置1は、編集データ出力手段61によって、編集データ記憶手段22に記憶されている編集データを読み出し、出力する(ステップS33)。
また、操作者が選択した指示内容が、時間情報が付加されたテキストデータの出力である場合(ステップS36でYes)、ノンリニア編集装置1は、テキストデータ出力手段62によって、編集データ記憶手段22に記憶されているテキストデータをそのまま読み出し、出力する(ステップS37)。
以上、ノンリニア編集装置1の構成および動作について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。以下に、他のノンリニア編集装置の構成について説明する。
図9を参照して、本発明の第2実施形態に係るノンリニア編集装置の構成について説明する。図9は、本発明の第2実施形態に係るノンリニア編集装置の構成を示すブロック図である。
図2で説明したノンリニア編集装置1は、映像・音声を入力し、音声認識を行う際に、タイムコードを付加したテキストデータを生成することとしたが、ノンリニア編集装置1Bは、音声認識によりテキストデータを生成した後に、タイムコードを設定する構成としている。
すなわち、ノンリニア編集装置1Bは、入力手段30Bが、図2で説明したノンリニア編集装置1の入力手段30と異なっており、他の構成は同一のものである。そこで、入力手段30B以外の構成については、図2で説明したノンリニア編集装置1と同一の符号を付し、説明を省略する。
ここで、時間割付手段322は、テキストデータの指定位置とタイムコードとを入力されることで、指定位置にタイムコードを設定する。図10の例では、図10(a)のテキストデータで「花」と「の」との間(T1)に、1箇所目のタイムコードが設定されることで、時間割付手段322は、図10(b)に示すように、T1の位置にタイムコード(TA)を付加する。
このとき、時間割付手段322は、T1およびT3に設定されたタイムコード(TAおよびTB)に基づいて、他の単語間の位置(T2、T4およびT5)に、タイムコード(TC、TDおよびTE)を付加(自動割付)する。例えば、時間割付手段322は、すでに設定されているタイムコード(TAおよびTB)を線形補間することにより、タイムコード(TC、TDおよびTE)を設定することとする。
なお、時間割付手段322は、すでにタイムコードが設定されている位置に再度タイムコードが設定された場合は、タイムコードの再割付を行う。これによって、タイムコードの精度を高めることができる。
次に、図11を参照して、本発明の第3実施形態に係るノンリニア編集装置の構成について説明する。図11は、本発明の第3実施形態に係るノンリニア編集装置の構成を示すブロック図である。
ノンリニア編集装置1(図2参照)や、ノンリニア編集装置1B(図9参照)では、テキストデータを、入力された音声を音声認識することで生成することとしたが、予め電子化された原稿等を入力することとしてもよい。
すなわち、ノンリニア編集装置1Cは、入力手段30Cが、図2や図9で説明したノンリニア編集装置1,1Bの入力手段30,30Bと異なっており、他の構成は同一のものである。そこで、入力手段30C以外の構成については、図2や図9で説明したノンリニア編集装置1,1Bと同一の符号を付し、説明を省略する。
テキスト対応付け手段32Cは、テキストデータ入力手段33で入力されたテキストデータに対して、タイムコードを設定することで、映像とテキストデータとを対応付けるものである。ここでは、テキスト対応付け手段32Cは、時間割付手段322を備えている。なお、この時間割付手段322については、すでに図9で説明したものと同一であるため、説明を省略する。
このようにノンリニア編集装置1Cを構成することで、音声認識を行わない安価な構成とすることもできる。
10 制御手段
20 記憶手段
30 入力手段
31 映像音声入力手段
32 テキスト対応付け手段
321 音声認識手段
33 テキストデータ入力手段
40 編集手段
41 テキスト編集手段
42 映像編集手段
43 音声編集手段
44 編集データ生成手段
50 表示手段
60 出力手段
Claims (6)
- 時間情報が付加された映像および音声に基づいて、前記映像および音声を編集するための編集データを生成するノンリニア編集装置であって、
前記音声を音声認識して、前記時間情報に対応付けたテキストデータを生成するテキスト対応付け手段と、
前記テキストデータを表示するテキスト表示領域と、前記映像を表示する映像表示領域とに表示領域を区分して、前記時間情報に対応付けて前記テキストデータと前記映像とを表示装置に表示する表示手段と、
操作者の指示に基づいて、前記テキストデータを編集するテキスト編集手段と、
このテキスト編集手段で編集されたテキストデータに対応する時間情報に基づいて、前記編集データを生成する編集データ生成手段と、を備え、
前記編集データ生成手段は、
前記テキストデータ内に固有の制御文字により識別された文字スーパー文字列を記述されることにより、前記文字スーパー文字列を認識し、当該文字スーパー文字列の挿入位置に対応する時間情報に基づいて、前記編集データ内に前記文字スーパー文字列の再生情報を付加することを特徴とするノンリニア編集装置。 - 前記テキスト対応付け手段は、音声認識により認識された単語の切れ目ごとに前記時間情報を対応付けることで前記テキストデータを生成し、
前記テキスト編集手段は、前記単語単位で前記テキストデータを編集することを特徴とする請求項1に記載のノンリニア編集装置。 - 時間情報が付加された映像に基づいて、前記映像を編集するための編集データを生成するノンリニア編集装置であって、
前記映像に対応するテキストデータを入力するテキストデータ入力手段と、
このテキストデータ入力手段で入力されたテキストデータに、操作者の指示に基づいて、単語の切れ目ごとに前記時間情報を対応付けるテキスト対応付け手段と、
前記テキストデータを表示するテキスト表示領域と、前記映像を表示する映像表示領域とに表示領域を区分して、前記時間情報に対応付けて前記テキストデータと前記映像とを表示装置に表示する表示手段と、
前記操作者の指示に基づいて、前記テキストデータを編集するテキスト編集手段と、
このテキスト編集手段で編集されたテキストデータに対応する時間情報に基づいて、前記編集データを生成する編集データ生成手段と、を備え、
前記編集データ生成手段は、
前記テキストデータ内に固有の制御文字により識別された文字スーパー文字列を記述されることにより、前記文字スーパー文字列を認識し、当該文字スーパー文字列の挿入位置に対応する時間情報に基づいて、前記編集データ内に前記文字スーパー文字列の再生情報を付加することを特徴とするノンリニア編集装置。 - 前記編集データ生成手段は、
前記テキストデータ内に固有の制御文字により識別された編集の開始点および終了点を記述されることにより、前記開始点および終了点を認識し、当該開始点および終了点に対応する時間情報に基づいて、前記編集データを生成することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のノンリニア編集装置。 - 前記映像を編集する映像編集手段を備え、
前記テキスト編集手段は、前記映像編集手段で編集された映像に対応する時間情報に基づいて、前記テキストデータおよび当該テキストデータに対応付けられた時間情報を編集することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のノンリニア編集装置。 - 時間情報が付加された映像および音声に基づいて、前記映像および音声を編集するための編集データを生成するために、コンピュータを、
前記音声を音声認識して、前記時間情報に対応付けたテキストデータを生成するテキスト対応付け手段、
前記テキストデータを表示するテキスト表示領域と、前記映像を表示する映像表示領域とに表示領域を区分して、前記時間情報に対応付けて前記テキストデータと前記映像とを表示装置に表示する表示手段、
操作者の指示に基づいて、前記テキストデータを編集するテキスト編集手段、
このテキスト編集手段で編集されたテキストデータに対応する時間情報に基づいて、前記映像を編集するための編集データを生成する編集データ生成手段、として機能させ、
前記編集データ生成手段は、
前記テキストデータ内に固有の制御文字により識別された文字スーパー文字列を記述されることにより、前記文字スーパー文字列を認識し、当該文字スーパー文字列の挿入位置に対応する時間情報に基づいて、前記編集データ内に前記文字スーパー文字列の再生情報を付加することを特徴とするノンリニア編集プログラム。
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