JP5141588B2 - ミキシング装置 - Google Patents

ミキシング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5141588B2
JP5141588B2 JP2009033677A JP2009033677A JP5141588B2 JP 5141588 B2 JP5141588 B2 JP 5141588B2 JP 2009033677 A JP2009033677 A JP 2009033677A JP 2009033677 A JP2009033677 A JP 2009033677A JP 5141588 B2 JP5141588 B2 JP 5141588B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel
strip
input
assigned
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009033677A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010193038A (ja
Inventor
啓明 藤田
光太郎 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2009033677A priority Critical patent/JP5141588B2/ja
Publication of JP2010193038A publication Critical patent/JP2010193038A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5141588B2 publication Critical patent/JP5141588B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Description

この発明は、グループ毎に一括してパラメータを操作することができるチャンネルグループを備えるミキシング装置に関する。
従来、多数のマイクロホンあるいは電気・電子楽器などから出力されるオーディオ信号のレベルや周波数特性を調整してミキシングし、パワーアンプに送り出すコンサートホール等で使用されるミキシング装置が知られている。ミキシング装置を操作するオペレータは、楽器の演奏音やボーカルの各オーディオ信号の音量や音色を、ミキシング装置における各種パネル操作子を操作することにより、演奏を最もふさわしく表現していると思われる状態に調整している。ミキシング装置は、入力信号系列として複数の入力チャンネルと該入力チャンネルから出力される信号をミキシングするバスと、ミキシングされた信号を出力する出力系列である出力チャンネルを備えている。各入力チャンネルはそれぞれ入力する信号の周波数特性やミキシングレベル等を制御して各ミキシングバスに出力し、各ミキシングバスはそれぞれ入力する信号をミキシングして対応する出力チャンネルに出力する。出力チャンネルからの出力は増幅されてスピーカ等から放音される。
特開2006−262079号公報
従来のミキシング装置におけるパネルには、入力チャンネルの主要なパラメータを制御することのできる入力チャンネルストリップが多数本設けられていると共に、ディスプレイや各種操作子が設けられている。入力チャンネルおよび出力チャンネルのチャンネル数は、例えば最大48チャンネルまでとされる。入力チャンネルが割り当てられる入力チャンネルストリップは、例えば16本設けられている。各入力チャンネルストリップでは、その入力チャンネルストリップにアサインされた入力チャンネルのボリューム値等のパラメータをチャンネル毎に設定することができる。また、複数の任意の入力チャンネルあるいは出力チャンネルを1グループとするチャンネルグループを作成することができ、チャンネルグループに属している複数のチャンネルのボリューム値等のパラメータを一括して操作することができる機能を有している。このチャンネルグループはDCA(Digital Controlled Amplifire)グループと呼ばれる。パネルにはアサイナブルとされた割当型ストリップ部が設けられており、割当型ストリップ部にDCAグループを割り当てると、割当型ストリップ部における各ストリップに割り当てられたDCAグループに属している複数のチャンネルのボリューム値のパラメータを、ストリップに向けられているフェーダにより一括して操作することができる。割当型ストリップ部はディスプレイの近傍に設けられており、例えば8本のストリップから構成されている。
割当型ストリップ部には、DCAグループ以外にも入力チャンネルを割り当てることができる。割当型ストリップ部に入力チャンネルを割り当てた場合は、ディスプレイに、細かいパラメータを設定する画面が各ストリップに対応して表示されるようになる。これにより、各ストリップに割り当てられた入力チャンネルの細かいパラメータを設定することができるようになる。
ところで、入力チャンネルからなるDCAグループにおいて、属する入力チャンネルを表示する手段としては、入力チャンネルストリップに設けられている表示部を利用している。例えば、割当型ストリップ部にDCAグループが割り当てられた際に、1つのDCAグループが割り当てられたストリップを選択すると、当該ストリップに割り当てられているDCAグループに属する入力チャンネルが割り当てられている入力チャンネルストリップの表示部に、当該DCAグループに属している旨の表示がされるようになる。この場合、入力チャンネルストリップの総数よりも設定可能な入力チャンネル数が多いことから、レイヤーを切り換えることにより入力チャンネルストリップ数ずつの入力チャンネルを順次入力チャンネルストリップに割り当てるようにして、全ての入力チャンネルについて確認しなければならない。このため、DCAグループに属する入力チャンネルを確認する作業が繁雑になると共にすばやく確認できないという問題点があった。また、各入力チャンネルストリップの表示部に設定可能なDCAグループ数に対応する数の発光ダイオードを設けて、当該入力チャンネルストリップに割り当てられた入力チャンネルが属するDCAグループに対応する発光ダイオードを発光させることが考えられる。しかし、各入力チャンネルストリップの占有面積が限られていることから、複数の発光ダイオードを設ける場合は小さな発光ダイオードしか設けることができず、各DCAグループに属する入力チャンネルを正確に確認することが困難になると云う問題点があった。
そこで、本発明は、チャンネルグループに属するチャンネルをすばやく正確に確認することのできるミキシング装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のミキシング装置は、チャンネルグループを割当型ストリップ部へ割り当てる操作がされた際に、割当型ストリップ部のそれぞれにチャンネルグループを1グループずつ割り当てると共に、チャンネルグループに属するすべてのチャンネルの情報を、割り当てられた割当型ストリップ部に対応付けて表示部に表示し、割当型ストリップ部に設けられている操作子が操作された際に、割り当てられた当該チャンネルグループに属するチャンネルのパラメータが一括して操作されることを最も主要な特徴としている。
本発明によれば、チャンネルグループを割当型ストリップ部へ割り当てる操作がされた際に、割当型ストリップ部のそれぞれにチャンネルグループを1グループずつ割り当てると共に、チャンネルグループに属するすべてのチャンネルの情報を、割り当てられた割当型ストリップ部に対応付けて表示部に表示することから、チャンネルグループに属するチャンネルをすばやく正確に確認することができるようになる。
本発明の実施例にかかるミキシング装置の構成を示すブロック図である。 本発明にかかるミキシング装置の信号処理部で行われるミキシング処理と、該ミキシング処理に接続された波形I/Oの入出力ポートの等価的な機能ブロック図である。 本発明にかかるミキシング装置のパネルの構成を示す図である。 本発明にかかるミキシング装置のパネルにおいて、割当型ストリップ部に入力/出力チャンネルが割り当てられた際の表示器の表示態様を示す図である。 本発明にかかるミキシング装置のパネルにおいて、割当型ストリップ部にDCAグループが割り当てられた際の表示器の表示態様を示す図である。 本発明にかかるミキシング装置における割当型ストリップ部の構成を示す図である。 本発明にかかるミキシング装置の表示器における表示態様の他の例を示す図である。 本発明にかかるミキシング装置においてDCAグループの各グループに属するチャンネルが記録されているテーブルを示す図である。 本発明にかかるミキシング装置において実行されるDCAグループ割当処理のフローチャートである。 本発明にかかるミキシング装置において実行されるチャンネル選択スイッチ処理のフローチャートである。
本発明の実施例にかかるミキシング装置の構成を示すブロック図を図1に示す。
図1に示す本発明の実施例に係るミキシング装置1において、ミキシング装置1の全体の動作を制御すると共に、パネルに設けられている各種操作子の操作に応じた制御信号を生成しているCPU(Central Processing Unit)10と、CPU10が実行するミキシング制御プログラム等の動作ソフトウェアが格納されている書き換え可能な不揮発性のフラッシュメモリ11と、CPU10のワークエリアや各種データ等が記憶されるRAM(Random Access Memory)12を備えている。このように、フラッシュメモリ11に動作ソフトウェアを格納することにより、フラッシュメモリ11内の動作ソフトウェアを書き換えることで、動作ソフトウェアをバージョンアップすることができる。また、ディジタルレコーダ等のその他の機器は、入出力インタフェースであるその他I/O 13を介してミキシング装置1に接続される。
表示器14は、後述する割当型ストリップに割り当てられた各チャンネルのパラメータを設定する設定画面を表示し、割当型ストリップにDCAグループが割り当てられた際には、DCAグループに属するチャンネルを表示するタッチパネルとされた液晶表示器とされている。DCAグループとは、複数の任意の入力チャンネルあるいは出力チャンネルを1グループとするチャンネルグループであり、DCAグループに属する複数のチャンネルのパラメータを一括して設定できるグループとされている。電動フェーダ15は、入力チャンネルの信号あるいは出力チャンネルの信号のレベルを調整するフェーダであり、手動および電動によりレベル調整することができる。操作子16は、パネルに設けられているスイッチやノブ等の各種操作子や、タッチパネルとされている表示器14のタッチスイッチ等である。CPU10は、操作子16を走査することによってスイッチやノブあるいはタッチパネルのイベントを検出して、イベントのあった操作子16に対応するイベントを検出している。ミキシング装置1における全ての入力と全ての出力は波形I/O(波形データインタフェース)17により行われる。この波形I/O17は、アナログ信号が入力される複数のA入力ポートと、アナログ信号が出力される複数のA出力ポートと、外部からディジタル信号を入力すると共に外部へディジタル信号を出力する双方向とされている複数のD入力/D出力ポートとを備えている。
また、信号処理部(DSP)18は多数のDSP(Digital Signal Processor)を用いて構成されており、CPU10の制御の元でミキシング処理やエフェクト処理などを行っている。RAM12は、このミキシング処理やエフェクト処理を制御するための各種パラメータの現在値を記憶しており、CPU10は、操作子16の操作に応じてRAM12に記憶しているパラメータの現在値を変更するとともに、該パラメータの現在値に基づいて、信号処理部18が行うミキシング処理やエフェクト処理の係数やアルゴリズムを制御する。この信号処理部18においてミキシング処理されたミキシング信号をレコーダ19に供給して記録することができると共に、レコーダ19から再生したミキシング信号を信号処理部18へ供給することができる。この場合、レコーダ19においてはミキシング信号を圧縮して記録し、再生したミキシング信号を伸張して出力することができるようにされている。なお、ミキシング装置1の各部はコントロールバス、アドレスバスおよびデータバスからなる通信バス20により相互にデータの授受を行っている。
次に、本発明にかかる図1に示す構成のミキシング装置1の信号処理部18で行われるミキシング処理と、該ミキシング処理に接続された波形I/O17の入出力ポートの等価的な機能ブロック図を図2に示す。
図2において、複数のアナログ入力ポート(A入力)30に入力された複数のアナログ信号は、波形I/O18に内蔵されているAD変換器によりディジタル信号に変換されて入力パッチ32に入力される。また、複数のディジタル入力ポート(D入力)31に入力された複数のディジタル信号は、そのまま入力パッチ32に入力される。入力パッチ32では、信号の入力元である複数の入力ポートの何れか1つの入力ポートを、例えば96チャンネルとされる複数の入力ch部33a,33b,・・・33nの各入力チャンネル毎に選択的にパッチ(結線)することができ、各入力チャンネルには、入力パッチ32でパッチされた入力ポートからの信号が供給される。
入力ch部33a〜33nにおける各入力チャンネルには、アッテネータ、イコライザ、コンプレッサやゲート、フェーダと、ミキシング(MIX)バス34a,34b,・・・34kへの送り出しレベルを調整するセンド調整部が備えられており、これらの入力チャンネルにおいて、周波数バランスやレベル制御およびMIXバス34a〜34kへの送出レベルが調整される。入力ch部33a〜33nから出力される96チャンネルのディジタル信号は、それぞれMIX1〜126の128本のMIXバス34a〜34kの1ないし複数に選択的に出力される。MIXバス34a〜34kにおいては、128本の各バスにおいて、96入力チャンネルのうちの任意の入力チャンネルから選択的に入力された1ないし複数のディジタル信号がミキシングされて、合計96チャンネルのミキシング出力が出力ch部35a,35b,・・・35mに出力される。これにより、96通りにミキシングされた96チャンネルのミキシング出力を得ることができる。
出力ch部35a〜35mにおける各出力チャンネルには、アッテネータ、イコライザ、コンプレッサ、フェーダが備えられており、これらの出力チャンネルにおいて、周波数バランスやレベル調整および出力パッチ36へ送出されるレベルが制御される。出力パッチ36では、信号の入力元である出力ch部35a〜35mからの96チャンネルのミキシング信号の何れか1つの出力チャンネルを、アナログ出力ポート部(A出力)37やディジタル出力ポート部(D出力)38の各出力ポート毎に選択的にパッチ(結線)することができ、各出力ポートには、出力パッチ36でパッチされた出力チャンネルからの信号が供給される。
また、複数のアナログ出力ポートを備えるアナログ出力ポート部(A出力)37へ供給されたディジタル出力信号は、波形I/O17に内蔵されているDA変換器によりアナログ出力信号に変換されてアナログ出力ポートから出力される。そして、アナログ出力ポート部(A出力)37から出力されるアナログ出力信号は、増幅されてメインのスピーカから放音される。さらに、このアナログ出力信号は出演者が耳に装着するインイヤーモニタに供給されたり、その出演者の近傍に置かれたステージモニタスピーカで再生される。また、複数のディジタル出力ポートを備えるディジタル出力ポート部(D出力)38から出力されるディジタルオーディオ信号は、レコーダや外部接続されたDAT等に供給されてディジタル録音することができるようにされている。
本発明にかかるミキシング装置1におけるパネルの構成を図3に示す。
図3に示すミキシング装置1のパネルには、右側の上部にタッチパネルとされている表示器14が設けられ、表示器14の下に選択チャンネル操作部50が設けられ、表示器14の下であると共に表示器14の近傍に割当型ストリップ部51が設けられている。割当型ストリップ部51の右側には割当選択部52が設けられている。また、パネルの左半分の上側にはチャンネルストリップ部(上段)53が設けられ、その下側にチャンネルストリップ部(下段)54が設けられている。チャンネルストリップ部(上段)53とチャンネルストリップ部(下段)54とは、例えばそれぞれ32本ずつチャンネルストリップが設けられており、図示しないレイヤースイッチで選択された入力チャンネルが32チャンネルずつ割り当てられる。チャンネルストリップ部(上段)53とチャンネルストリップ部(下段)54における各チャンネルストリップには、当該チャンネルストリップに割り当てられた入力チャンネルのボリュームを設定できるフェーダと、チャンネル番号やチャンネル名が表示される表示部と、その入力チャンネルを選択するSELスイッチおよびチャンネルをオン/オフするONスイッチとが設けられている。
割当型ストリップ部51は、横一列に並べて配置された主要なパラメータを制御することのできる16本のストリップ部からなり、割当型ストリップ部51には、入力チャンネルが16チャンネルを割当単位として割り当てることができると共に、最大16グループとされるDCAグループを割り当てることができるようにされている。表示器14はタッチパネルとされており、ストリップ表示部102等が表示される。図3において表示器14に表示されているストリップ表示部102の表示態様は、割当型ストリップ部51にDCAグループが割り当てられた場合の表示態様とされており、割当型ストリップ部51における縦に細長い各ストリップ部が延伸した態様となるようにストリップ表示部102に表示されている。ストリップ表示部102の各ストリップには、その直下のストリップ部に割り当てられているDCAグループに属するチャンネル情報のアイコンが表示されている。その詳細については後述する。割当型ストリップ部51における各ストリップ部には割り当てられた入力チャンネルあるいはDCAグループのボリュームを設定できるフェーダと、チャンネル/グループ番号やチャンネル/グループ名が表示される表示部と、割り当てられたチャンネルあるいはDCAグループを選択するSELスイッチおよびオン/オフするONスイッチとパラメータを設定するノブとが設けられている。割当型ストリップ部51への割り当ては割当選択部52により行える。図示する例では、第1入力チャンネルないし第96入力チャンネルを16チャンネルずつに分割して割り当てるスイッチ(1−16,17−32,33−48,49−64,65−80,81−96)と、最大16グループとされたDCAグループを割り当てるDCAスイッチとが、割当選択部52に設けられている。
ここで、割当選択部52におけるスイッチ(1−16)を操作して第1入力チャンネルないし第16入力チャンネルを割当型ストリップ部51に割り当てた際の表示態様とされたストリップ表示部102を含むパネルの左半分の構成を図4に示す。
図4に示す例では、第1入力チャンネル(CH1)ないし第16入力チャンネル(CH16)が、割当型ストリップ部51における16本の各ストリップ部51−1,51−2,・・・・51−16にそれぞれ割り当てられ、各ストリップ部51−1〜51−16における表示部64には、割り当てられた入力チャンネルの番号が表示される。16本のストリップ部51−1〜51−16の構成は同様とされており、ストリップ部51−1の構成を例に上げて図6を参照しながら説明する。図6には代表とするストリップ部51−1の構成が示されており、ストリップ部51−1にはパラメータの値を設定する調整ノブ61と、ストリップ部51−1に割り当てられた入力チャンネルをオン/オフするONスイッチ62と、割り当てられた入力チャンネルを選択するSELスイッチと、チャンネル番号やチャンネル名が表示される表示部64と、割り当てられた入力チャンネルのボリュームを設定できるフェーダ摘み65aを備えるフェーダ65とが設けられている。調整ノブ61で設定するパラメータはストリップ表示部102において選択することができる。
図示するように縦に細長く形成されている16本のストリップ部51−1〜51−16を延伸するように、ストリップ表示部102に16本の対応するストリップ102−1,102−2,・・・102−16が表示される。各ストリップ102−1〜102−16の1本ずつに、対応する各ストリップ部51−1〜51−16の1本ずつに割り当てられた1つの入力チャンネルが割り当てられて、当該入力チャンネルの情報を表示あるいは当該入力チャンネルのパラメータを制御できる状態とされる。図示する場合は、ストリップ102−1〜102−16における各ストリップにはイコライザのパラメータを設定するEQ部103を構成するノブのアイコンが複数表示されている。このEQ部103は、選択チャンネル操作部50に設けられているEQノブ50aと同様の機能のノブ構成とされており、EQノブ50aにはHIGHバンドとHIGH MIDバンドとLOW MIDバンドとLOWバンドの4つの周波数帯域に分割した各バンドの選択度(Q)とゲイン(G)とをそれぞれ設定するノブが合計8個設けられており、ストリップ102−1〜102−16には対応するノブのアイコンが表示されている。この場合、タッチパネルとされているストリップ102−1〜102−16において、設定したいパラメータのノブアイコンにタッチするとそのパラメータが選択されて、当該ストリップの直下に設けられているストリップ部51−1〜51−16における調整ノブ61により当該選択されたパラメータを操作できるようになる。
例えば、図4においてストリップ102−1においてはHIGHバンドのQのパラメータを設定するノブが選択されており、ストリップ部51−1における調整ノブ61によりHIGHバンドの選択度Qのパラメータを操作することができる。同様に、ストリップ部51−2における調整ノブ61によりHIGH MIDバンドのゲインGのパラメータを操作することができ、ストリップ部51−4における調整ノブ61によりLOW MIDバンドの選択度Qのパラメータを操作することができる。また、ストリップ部51−1〜51−16におけるSELスイッチ63のいずれかを操作すると、操作されたSELスイッチ63が設けられているストリップ部51−1〜51−16に割り当てられている入力チャンネルが選択チャンネル操作部50に割り当てられて、その入力チャンネルのイコライザのパラメータを8個のEQノブ50aにより設定できると共に、4個のエフェクトノブ50bによりコンプレッサやディレイのパラメータを設定できるようになる。さらに、ストリップ部51−1〜51−16におけるONスイッチ62のいずれかを操作してオフすると、操作されたONスイッチ62が設けられているストリップ部51−1〜51−16に割り当てられている入力チャンネルからMIX バス34a〜34kには一切信号が送られなくなる。さらにまた、フェーダ65におけるフェーダ摘み65aを上下に操作すると、操作に応じて当該フェーダ65が設けられているストリップ部51−1〜51−16に割り当てられている入力チャンネルのボリューム値が操作される。
次に、割当選択部52におけるDCAスイッチを操作してDCAグループの第1DCAグループないし第16DCAグループを割当型ストリップ部51に割り当てた際の表示態様とされたストリップ表示部102を含むパネルの左半分の構成を図5に示す。
DCAグループを割り当てた場合には、図5に示すようにストリップ表示部102の表示態様がDCAグループに適合するように変更される。すなわち、第1DCAグループ(DCA1)ないし第16DCAグループ(DCA16)の1グループずつが、割当型ストリップ部51の各ストリップ部51−1〜51−16の1本ずつにそれぞれ割り当てられて、各ストリップ部51−1〜51−16には割り当てられたDCAグループの情報を表示あるいは割り当てられたDCAグループのパラメータを制御できる状態とされる。図示する場合は、各ストリップ部51−1〜51−16における表示部64に割り当てられたDCAグループの番号が表示される。縦に細長く形成されている16本のストリップ部51−1〜51−16を延伸するように、ストリップ表示部102に16本の対応するストリップ102−1,102−2,・・・102−16が表示される。ストリップ102−1〜102−16における各ストリップには、当該ストリップの直下に位置するストリップ部51−1〜51−16に割り当てられているDCAグループに属するチャンネルのチャンネル情報104が表示されるようになる。このチャンネル情報104は、DCAグループに属するチャンネルのチャンネル番号のアイコンで構成される。
任意の複数の入力チャンネルあるいは出力チャンネルからDCAグループを作成することができ、作成されたDCAグループは登録される。登録されると、DCAグループを特定するDCA番号と、当該DCAグループに属するチャンネルを特定するチャンネル番号からなるテーブルがRAM12上に記録される。入力チャンネルからなるテーブルの一例が図8に示されており、DCAグループのグループ番号「1」に属する入力チャンネルのチャンネル番号は「1,2,3,4,5,6」とされ、DCAグループのグループ番号「2」に属する入力チャンネルのチャンネル番号は「7,8,9,10,11,12」とされ、DCAグループのグループ番号「3」に属する入力チャンネルのチャンネル番号は「13,15,17,19,21,23」とされ、DCAグループのグループ番号「4」は設定されておらず、DCAグループのグループ番号「5」に属するチャンネルのチャンネル番号は「31,32」とされ、DCAグループのグループ番号「16」に属するチャンネルのチャンネル番号は「41,47,53,59,65,71」とされている。このように、DCAグループには入力チャンネルを重複して属させることができないようにされている。また、DCAグループが出力チャンネルからなる場合においても、出力チャンネルを重複してDCAグループに属させることはできない。
例えば、ストリップ部51−1にはDCAグループのDCA1(グループ番号「1」)が割り当てられており、これに対応するストリップ102−1にはDCA1に属する「CH1」「CH2」「CH3」「CH4」「CH5」「CH6」のチャンネル番号のアイコンが表示される。また、ストリップ部51−2にはDCAグループのDCA2(グループ番号「2」)が割り当てられており、これに対応するストリップ102−2にはDCA2に属する「CH7」「CH8」「CH9」「CH10」「CH11」「CH12」のチャンネル番号のアイコンが表示される。ストリップ部51−3〜51−16に対応するストリップ102−3〜102−16においても同様に割り当てられたDCAグループに属する全チャンネル番号のアイコンが表示される。なお、DCA4のDCAグループは設定されていないため、対応するストリップにはチャンネル番号のアイコンは表示されない。
このように、割当型ストリップ部51にDCAグループが割り当てられた場合は、割当型ストリップ部51における各ストリップ部51−1〜51−16に1つずつDCAグループが割り当てられ、各ストリップ部51−1〜51−16を縦に延伸したストリップ102−1〜102−16がストリップ表示部102に表示され、それぞれのストリップ102−1〜102−16に対応するストリップ部51−1〜51−16に割り当てられているDCAグループに属する全チャンネル番号のアイコンが表示される。これにより、割当型ストリップ部51にDCAグループが割り当てられた際に、ストリップ102−1〜102−16を見ることにより、各DCAグループに属しているチャンネルをすばやく正確に確認することができるようになる。
例えば、図5に示す例ではDCA2が割り当てられているストリップ102−2におけるチャンネル番号「CH10」のアイコンがタッチされて選択されており、第10入力チャンネルが選択チャンネル操作部50に割り当てられて、第10入力チャンネルのパラメータが上記したように選択チャンネル操作部50により設定可能とされる。また、ストリップ部51−1〜51−16におけるSELスイッチ63のいずれかを操作すると、操作されたSELスイッチ63が設けられているストリップ部51−1〜51−16に割り当てられているDCAグループに属する入力チャンネルが、チャンネルストリップ部53,54に表示されるようになる。この表示は、DCAグループに属する入力チャンネルが割り当てられているチャンネルストリップ部53,54の全ての各チャンネルストリップにおけるSELスイッチが点灯することにより表示される。さらに、ストリップ部51−1〜51−16におけるONスイッチ62のいずれかを操作してオフすると、操作されたONスイッチ62が設けられているストリップ部51−1〜51−16に割り当てられているDCAグループに属している全ての入力チャンネルからMIX バス34a〜34kには一切信号が送られなくなる。
ストリップ部51−1〜51−16に1グループずつ割り当てられたDCAグループに属するチャンネルを表示する図5に示す表示態様においては、属するチャンネルのチャンネル情報104とされるチャンネル番号のアイコンを対応するストリップ102−1〜102−16に表示することにより行っていた。この表示態様に替えて、図7に示す表示態様としてもよい。図7に示す表示態様では、DCAグループに属させることが可能な入力チャンネルの全てがストリップ102−1〜102−16に表示され、割り当てられたDCAグループに属する入力チャンネルの表示色を変えて表示することにより、割り当てられたDCAグループに属するチャンネルをすばやく正確に確認することができるようにしている。なお、図7にはストリップ102−1〜102−16の内のストリップ102−2を代表として示しており、ストリップ部51−2に割り当てられているDCAグループのDCA2(グループ番号「2」)に属する「CH7」「CH8」「CH9」「CH10」「CH11」「CH12」のチャンネル番号の表示色が異なるように表示されている。なお、DCAグループに属させることが可能なチャンネル数が多くて、ストリップ102−1〜102−16の長さが長くなりすぎる場合は、スクロールしてチャンネルを表示するようにしてもよい。
次に、ミキシング装置1の制御部とされるCPU10が実行するDCAグループ割当処理のフローチャートを図9に示す。
割当選択部52におけるDCAスイッチが操作されると、操作されたことがCPU10において検出されて、図9に示すDCAグループ割当処理が起動される。なお、割当選択部52に設けられている7つのスイッチは操作子16の一種とされている。DCAグループ割当処理が起動されるとステップS10にて、割当型ストリップ部51におけるそれぞれのストリップ部51−1〜51−16にDCAグループが順に割り当てられる。この場合、16本のストリップ部51−1〜51−16とされていた場合はDCA1〜DCA16のDCAグループが順番にストリップ部51−1〜51−16に1グループずつ割り当てられる。次いで、ステップS11にてストリップ表示部102におけるストリップ102−1〜102−16に、直下とされて対応付けられているストリップ部51−1〜51−16に割り当てられているDCAグループに属する全チャンネルのチャンネル番号とされるチャンネル情報104を表示して、DCAグループ割当処理は終了する。なお、チャンネル情報としてはチャンネル番号に限らずチャンネル名等のチャンネルを特定できる情報であればどのような情報でもよい。
次に、ミキシング装置1の制御部とされるCPU10が実行するチャンネル選択スイッチ処理のフローチャートを図10に示す。
ストリップ表示部102におけるストリップ102−1〜102−16の何れかに表示されているチャンネル情報104におけるチャンネル番号のアイコンのいずれかにタッチすると、タッチされたことがCPU10にて検出されて図10に示すチャンネル選択スイッチ処理が起動される。なお、タッチパネルとされている表示器14のタッチスイッチは操作子16の一種とされている。チャンネル選択スイッチ処理が起動されるとステップS20にて、操作されたアイコンに対応するチャンネルが当該アイコンが特定されることにより検出される。次いで、検出されたチャンネルが選択チャンネル操作部50にステップS21にて割り当てられて、チャンネル選択スイッチ処理は終了する。これにより、選択チャンネル操作部50に設けられている8個のEQノブ50aにより当該チャンネルのイコライザのパラメータを設定できると共に、4個のエフェクトノブ50bにより当該チャンネルのコンプレッサやディレイのパラメータを設定できるようになる。
以上説明した本発明のミキシング装置において、チャンネルストリップ部には、入力チャンネルを割り当てるようにしたが、出力チャンネルも同様にして32チャンネルずつ割り当てることができる。また、割当型ストリップ部には入力チャンネルおよびDCAグループを割り当てられるようにしたが、これに加えて出力チャンネルも16チャンネルを割当単位として割り当てることができるようにしても良い。出力チャンネルを、チャンネルストリップ部あるいは割当型ストリップ部に割り当てた場合は、入力チャンネルに行えた操作と同様の操作を出力チャンネルに対して行えるようになる。
また、チャンネルストリップ部は32本ずつのチャンネルストリップを2段に設けていたが、任意の本数のチャンネルストリップを2段に設けるようにしても良い。また、割当型ストリップ部に設けられているストリップ部の本数も任意の本数とすることができる。この場合、DCAグループの設定可能な最大グループ数は、設けられたストリップ部の本数と同じとされる。
1 ミキシング装置、10 CPU、11 フラッシュメモリ、12 RAM、13 その他I/O、14 表示器、15 電動フェーダ、16 操作子、17 波形I/O、18 信号処理部、19 レコーダ、20 通信バス、30 アナログ入力ポート、31 ディジタル入力ポート、32 入力パッチ、33a〜33n 入力ch部、34a〜34k MIXバス、35a〜35m 出力ch部、36 出力パッチ、37 アナログ出力ポート部、38 ディジタル出力ポート部、50 選択チャンネル操作部、50a EQノブ、50b エフェクトノブ、51 割当型ストリップ部、51−1〜51−16 ストリップ部、52 割当選択部、53 チャンネルストリップ部(上段)、54 チャンネルストリップ部(下段)、61 調整ノブ、62 ONスイッチ、63 SELスイッチ、64 表示部、65 フェーダ、65a フェーダ摘み、102 ストリップ表示部、102−1〜102−16 ストリップ、103 EQ部、104 チャンネル情報

Claims (2)

  1. 複数の入力チャンネルにおける入力信号にミキシング処理を行って出力チャンネルからミキシング信号を出力するミキシング手段を備えるミキシング装置であって、
    パネルと、
    該パネルに複数ならべて配置され、パラメータを設定する操作子を有する割当型ストリップ部と、
    前記パネルにおける前記割当型ストリップ部の近傍に配置された表示部と、
    制御部とを備え、
    前記制御部は、チャンネルグループを前記割当型ストリップ部へ割り当てる操作がされた際に、前記割当型ストリップ部のそれぞれに前記チャンネルグループを1グループずつ割り当てると共に、前記チャンネルグループに属するすべてのチャンネルの情報を、割り当てられた前記割当型ストリップ部に対応付けて前記表示部に表示し、前記割当型ストリップ部に設けられている前記操作子が操作された際に、割り当てられた当該チャンネルグループに属するチャンネルのパラメータが一括して操作されることを特徴とするミキシング装置。
  2. 前記パネルには、チャンネルにおける各種パラメータの値を操作するための選択チャンネル操作部が設けられており、
    前記選択チャンネル操作部には1つのチャンネルのみを割り当てることができるようにされて、前記割当型ストリップに対応付けられて前記表示部に表示されているチャンネルグループにおけるいずれか1つのチャンネルが選択された際に、選択されたチャンネルが前記選択チャンネル操作部へ割り当てられることを特徴とする請求項1記載のミキシング装置。
JP2009033677A 2009-02-17 2009-02-17 ミキシング装置 Expired - Fee Related JP5141588B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009033677A JP5141588B2 (ja) 2009-02-17 2009-02-17 ミキシング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009033677A JP5141588B2 (ja) 2009-02-17 2009-02-17 ミキシング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010193038A JP2010193038A (ja) 2010-09-02
JP5141588B2 true JP5141588B2 (ja) 2013-02-13

Family

ID=42818630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009033677A Expired - Fee Related JP5141588B2 (ja) 2009-02-17 2009-02-17 ミキシング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5141588B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4186228B2 (ja) * 2005-03-17 2008-11-26 ヤマハ株式会社 音響調整卓

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010193038A (ja) 2010-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8098850B2 (en) Digital mixer
JP4321259B2 (ja) ミキサ装置およびミキサ装置の制御方法
JP6693569B2 (ja) ミキサ、ミキサの制御方法およびプログラム
JP5201016B2 (ja) オーディオ信号処理装置
EP2506466A2 (en) Audio signal processing apparatus
US20140286506A1 (en) Digital audio mixing device
US8674942B2 (en) Mixing console with touch panels for managing user-defined keys
JP5434784B2 (ja) ミキシング装置
JP5387472B2 (ja) ミキシング装置
JP4211746B2 (ja) ミキシング装置
US8913763B2 (en) Mixing console
JP5141588B2 (ja) ミキシング装置
JP4289402B2 (ja) 音響信号処理システム
US9326083B2 (en) Audio signal processing system
JP4582109B2 (ja) 音響機器
JP5713042B2 (ja) デジタルオーディオミキシング装置及びプログラム
JP5322032B2 (ja) ディジタルミキサ
JP2011023838A (ja) ディジタルミキサ
JP5633140B2 (ja) 音響パラメータの制御装置
JP5463994B2 (ja) 音響信号処理装置
JP5229633B2 (ja) ディジタルミキサ
JP2016181122A (ja) パラメータ制御装置及びプログラム
JP5765358B2 (ja) デジタルオーディオミキシング装置及びプログラム
JP2010226323A (ja) 音響装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121023

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121105

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151130

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5141588

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees